JPH0113695Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0113695Y2 JPH0113695Y2 JP4648784U JP4648784U JPH0113695Y2 JP H0113695 Y2 JPH0113695 Y2 JP H0113695Y2 JP 4648784 U JP4648784 U JP 4648784U JP 4648784 U JP4648784 U JP 4648784U JP H0113695 Y2 JPH0113695 Y2 JP H0113695Y2
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- JP
- Japan
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- prevention member
- condensation prevention
- dew condensation
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- shoji
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Landscapes
- Specific Sealing Or Ventilating Devices For Doors And Windows (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は屋根開口部へ取付ける天窓装置に関
し、特に結露防止に関する改良を行なつた天窓装
置に関するものである。
し、特に結露防止に関する改良を行なつた天窓装
置に関するものである。
天窓装置は、換気や採光に好適であり、屋根開
口部に木製部材等で取付部を形成し、そこに天窓
を装着するものである。ところが、天窓を構成す
る枠材、部材等が多くは金属製やガラス製である
ため、天窓装置の内外で温度差が著しい時等に枠
材、部材の表面温度が空気の露点温度以下となり
結露が生じ易い。結露が生じると露滴が室内に滴
下したり、露滴が枠材内に滞留して経年的にゴム
製部材等に悪影響を及ぼす等の問題があつた。
口部に木製部材等で取付部を形成し、そこに天窓
を装着するものである。ところが、天窓を構成す
る枠材、部材等が多くは金属製やガラス製である
ため、天窓装置の内外で温度差が著しい時等に枠
材、部材の表面温度が空気の露点温度以下となり
結露が生じ易い。結露が生じると露滴が室内に滴
下したり、露滴が枠材内に滞留して経年的にゴム
製部材等に悪影響を及ぼす等の問題があつた。
本考案は、上記従来の問題点に鑑みてなしたも
ので、合成樹脂製の結露防止部材を採用すること
により、結露が生ぜぬようにした天窓装置を提供
することを目的としている。
ので、合成樹脂製の結露防止部材を採用すること
により、結露が生ぜぬようにした天窓装置を提供
することを目的としている。
そして、具体的には、金属製の枠材の内面に合
成樹脂製の結露防止部材を取付け、該結露防止部
材で上記枠材の屋内側端部を覆い、且つ結露防止
部材と開口周縁材との間に間隙を設けて合成樹脂
製の化粧枠を挿入して取付けてなる天窓装置を提
供せんとするものである。
成樹脂製の結露防止部材を取付け、該結露防止部
材で上記枠材の屋内側端部を覆い、且つ結露防止
部材と開口周縁材との間に間隙を設けて合成樹脂
製の化粧枠を挿入して取付けてなる天窓装置を提
供せんとするものである。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。第1図は、本考案に係る天窓装置の実施例
の断面図、第2図は、第1図中の矢示A−A方向
から見た断面図、第3図は平面図である。
する。第1図は、本考案に係る天窓装置の実施例
の断面図、第2図は、第1図中の矢示A−A方向
から見た断面図、第3図は平面図である。
図示の例における天窓装置は、主に外枠材1、
いわば内枠材となる結露防止部材2、外障子3及
び内障子4とから構成してある。
いわば内枠材となる結露防止部材2、外障子3及
び内障子4とから構成してある。
図中5は屋根開口部で開口周縁材6にて屋根
〔図示せず〕上面から突出形成してあり、外枠材
1は、この開口周縁材6へビス止め固定するよう
になつている。結露防止部材2は、合成樹脂製
で、外枠材1の屋内側端部7を覆う底部8と、内
障子4を支持するための立上部9と、及び外枠材
1の側部10へ固定するための立上取付部11と
から構成してある。尚、この結露防止部材2は、
合成樹脂の熱伝導率が金属に比べて非常に小さい
ことを利用したものであり、どのような種類のも
のでもよいが、立上部9において内障子4を支持
するため、所定の剛性は必要とされる。
〔図示せず〕上面から突出形成してあり、外枠材
1は、この開口周縁材6へビス止め固定するよう
になつている。結露防止部材2は、合成樹脂製
で、外枠材1の屋内側端部7を覆う底部8と、内
障子4を支持するための立上部9と、及び外枠材
1の側部10へ固定するための立上取付部11と
から構成してある。尚、この結露防止部材2は、
合成樹脂の熱伝導率が金属に比べて非常に小さい
ことを利用したものであり、どのような種類のも
のでもよいが、立上部9において内障子4を支持
するため、所定の剛性は必要とされる。
これら、外枠材1と結露防止部材2とを屋根開
口部5へ取付けるにあたつては、先に両材1,2
を組合せてビス12で固定し、その後に開口周縁
材6へ外枠材1の屋内側端部7と結露防止部材2
の底部8とをビス13で固定する。そして結露防
止部材2の底部8の内周端部14は、開口部5へ
取付けた状態で、開口周縁材6との間に間隙15
を形成する。この間隙15は、美観を高めるため
の化粧枠16を挿入させて固定するためのもの
で、図示の如く合成樹脂製の化粧枠16の突端が
底部8の内周端部14の全周に亘つて挿入された
状態で取付けてある。化粧枠16の取付けは、外
枠材1と結露防止部材2との取付け前に図示の状
態で屋根開口部5を形成する開口周縁材6上に、
載置しておき、その上から上記両材1,2をビス
止めして固定する。このため、結露防止部材2に
対して連続的に取付けることが可能となる。
口部5へ取付けるにあたつては、先に両材1,2
を組合せてビス12で固定し、その後に開口周縁
材6へ外枠材1の屋内側端部7と結露防止部材2
の底部8とをビス13で固定する。そして結露防
止部材2の底部8の内周端部14は、開口部5へ
取付けた状態で、開口周縁材6との間に間隙15
を形成する。この間隙15は、美観を高めるため
の化粧枠16を挿入させて固定するためのもの
で、図示の如く合成樹脂製の化粧枠16の突端が
底部8の内周端部14の全周に亘つて挿入された
状態で取付けてある。化粧枠16の取付けは、外
枠材1と結露防止部材2との取付け前に図示の状
態で屋根開口部5を形成する開口周縁材6上に、
載置しておき、その上から上記両材1,2をビス
止めして固定する。このため、結露防止部材2に
対して連続的に取付けることが可能となる。
内障子4は結露防止部材2の立上部9上に載置
状態で取付け、屋根の傾斜によるずれを結露防止
部材2の立上取付部11に置いたストツパ〔例え
ば木片〕17で防止してある。外障子3は、一方
の縁部3aに設けた係止部18を外枠材1の側部
10上端に設けた係合片19へ引掛け、他方の縁
部3bを外枠材1の側部10上端と係合片19と
の間にビス20をねじ込んで固定してある。図中
21は透光パネル体で、ガラス等を両障子3,4
へ組込んで構成したものとなつている。また外障
子3は、側縁部3c,3dも上記縁部3bと同様
にビス20で外枠材1に固定する。内障子4は、
外障子3によつて結露防止部材2の立上部9に対
して押付けられ、位置決め固定される。
状態で取付け、屋根の傾斜によるずれを結露防止
部材2の立上取付部11に置いたストツパ〔例え
ば木片〕17で防止してある。外障子3は、一方
の縁部3aに設けた係止部18を外枠材1の側部
10上端に設けた係合片19へ引掛け、他方の縁
部3bを外枠材1の側部10上端と係合片19と
の間にビス20をねじ込んで固定してある。図中
21は透光パネル体で、ガラス等を両障子3,4
へ組込んで構成したものとなつている。また外障
子3は、側縁部3c,3dも上記縁部3bと同様
にビス20で外枠材1に固定する。内障子4は、
外障子3によつて結露防止部材2の立上部9に対
して押付けられ、位置決め固定される。
このように構成した天窓装置では、結露が生じ
ることはほとんどない。また、たとえ発生しても
結露防止部材2の立上部9や、内周端部14によ
つて屋根開口部5内へ入りこむことはなく、外枠
材1及び結露防止部材2の双方に設けた水抜開口
22から屋外へと排出される。
ることはほとんどない。また、たとえ発生しても
結露防止部材2の立上部9や、内周端部14によ
つて屋根開口部5内へ入りこむことはなく、外枠
材1及び結露防止部材2の双方に設けた水抜開口
22から屋外へと排出される。
尚、上記外枠材1、外障子3、内障子4は、
夫々主としてアルミニウムの押出型材にて成形し
てある。また図示の例では、外障子3、内障子4
をいわゆる嵌殺の二重固定構造のものとしている
が、適宜の摺動部材を設けて、スライド開閉を可
能にすることもできる。さらに外枠材1の側部1
0は、第2図に示す如く横方向で二つの側部10
が二重構造的状態を呈するものとなつており、空
間部23で断熱を図つているが外枠材1の形状、
構造は、特にこの例に限定されることはない。
夫々主としてアルミニウムの押出型材にて成形し
てある。また図示の例では、外障子3、内障子4
をいわゆる嵌殺の二重固定構造のものとしている
が、適宜の摺動部材を設けて、スライド開閉を可
能にすることもできる。さらに外枠材1の側部1
0は、第2図に示す如く横方向で二つの側部10
が二重構造的状態を呈するものとなつており、空
間部23で断熱を図つているが外枠材1の形状、
構造は、特にこの例に限定されることはない。
本考案に係る天窓装置は、以上説明してきたよ
うに、金属製の枠材の内側に金属に比べて熱伝導
率の小さな合成樹脂製の結露防止部材を取付けて
構成したので、枠材の屋根開口部側には、ほとん
ど結露が生じなくなるという効果が得られる。ま
たこれに加えて化粧枠を結露防止部材に連続させ
て屋根開口部へ取付けることができるという効果
も得られる。
うに、金属製の枠材の内側に金属に比べて熱伝導
率の小さな合成樹脂製の結露防止部材を取付けて
構成したので、枠材の屋根開口部側には、ほとん
ど結露が生じなくなるという効果が得られる。ま
たこれに加えて化粧枠を結露防止部材に連続させ
て屋根開口部へ取付けることができるという効果
も得られる。
第1図は、本考案に係る天窓装置の一実施例を
示す断面図、第2図は第1図中の矢示A−A方向
から見た断面図、第3図は平面図である。 1……外枠材、2……結露防止部材、3……外
障子、4……内障子、5……屋根開口部、6……
開口周縁材、7……外枠材の屋内側端部、15…
…間隙、16……化粧枠。
示す断面図、第2図は第1図中の矢示A−A方向
から見た断面図、第3図は平面図である。 1……外枠材、2……結露防止部材、3……外
障子、4……内障子、5……屋根開口部、6……
開口周縁材、7……外枠材の屋内側端部、15…
…間隙、16……化粧枠。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 金属製の枠材にて形成した下記要件を備えるこ
とを特徴とする天窓装置。 (イ) 金属製の枠材の内面に合成樹脂製の結露防止
部材を取付ける。 (ロ) 結露防止部材によつて金属製の枠材の屋内側
端部を覆う。 (ハ) 結露防止部材の内周端部と開口周縁材との間
に化粧枠を挿入する間隙を設ける。 (ニ) 合成樹脂製の化粧枠を上記間隙に取付ける。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4648784U JPS60159126U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 天窓装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4648784U JPS60159126U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 天窓装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60159126U JPS60159126U (ja) | 1985-10-23 |
JPH0113695Y2 true JPH0113695Y2 (ja) | 1989-04-21 |
Family
ID=30560925
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4648784U Granted JPS60159126U (ja) | 1984-03-30 | 1984-03-30 | 天窓装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60159126U (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010276386A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電圧検出器および電源装置および点灯装置および電力計測システム |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3542959B2 (ja) * | 2000-12-11 | 2004-07-14 | 新日軽株式会社 | 複合サッシの窓枠 |
-
1984
- 1984-03-30 JP JP4648784U patent/JPS60159126U/ja active Granted
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010276386A (ja) * | 2009-05-26 | 2010-12-09 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 電圧検出器および電源装置および点灯装置および電力計測システム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60159126U (ja) | 1985-10-23 |
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