JPH0515634B2 - - Google Patents

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JPH0515634B2
JPH0515634B2 JP59012986A JP1298684A JPH0515634B2 JP H0515634 B2 JPH0515634 B2 JP H0515634B2 JP 59012986 A JP59012986 A JP 59012986A JP 1298684 A JP1298684 A JP 1298684A JP H0515634 B2 JPH0515634 B2 JP H0515634B2
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JP
Japan
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car
floor
call
signal
destination
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JP59012986A
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Shintaro Tsuji
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Priority to CA000459359A priority patent/CA1243431A/en
Priority to EP84304997A priority patent/EP0132405B1/en
Publication of JPS60157467A publication Critical patent/JPS60157467A/ja
Priority to SG1031/87A priority patent/SG103187G/en
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Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 この発明は乗場に行先階を指定する行先呼びを
発する乗場操作盤が設けられたエレベータの呼び
を登録する装置の改良に関するものである。
〔従来技術〕
従来エレベータは、乗場に設けられた上りボタ
ン及び下りボタンによつて乗場呼びを登録し、こ
の乗場呼びによつてかごを呼び寄せるようになつ
ている。そして、到着したかごに乗り込んだ乗客
は、かご内に設置された行先ボタンによつてかご
呼びを登録し、所望の階へかごを運転する。この
ように、従来のエレベータでは、乗客は乗場とか
ご内とでそれぞれ呼びボタンを操作する必要があ
つた。
しかし、かご室が広い場合、満員になると先に
乗つた人はかご室の奥へ詰め込まれるため、かご
呼びの登録は困難になる。すなわち、通常かご内
の行先ボタンは、かご出入口付近に設置されるた
め、かご室の奥にいる乗客が行先ボタンを押すた
めには、人をかき分けて行かなければならず、か
ご室内が混乱する。また、自分では行先ボタンが
押せない程混んでいる場合には、大声で他の乗客
に頼んで行先ボタンを押してもらうよりなりが、
人によつてはこれをためらうことがあり、自分の
目的とする階へ行けなくなつてしまうことがあ
る。
このような不具合を解消するために、実公昭53
−40843号公報や特公昭54−14382号公報に記載さ
れたものは、階床の乗場にもかご内と同様な行先
ボタンを設け、この行先ボタンによつて行先呼び
が登録されると、それぞれの行先呼びに対して、
それぞれ最適なかごを割り当て、割当かごのみに
上記行先呼びに対応する階のかご呼びを自動的に
登録するようになつている。また、登録された行
先呼びを上り方向と下り方向に分けて、上り呼び
及び下り呼びとして登録し、それぞれに対して1
台ずつかごを割り当て、割当かごが到着すると、
運行方向の上記行先呼びに対応する階のかご呼び
を一括して自動登録するような方式も考えられて
いる。
このようにして、乗客はかご内で行先ボタンを
操作する手間を省くことができる。
しかし、上記行先ボタンを設置した階床におい
て、上記割当かごが到着する前に、非割当かごが
かご呼びに応答して先に到着した場合、乗場の待
客の中には割当かごの到着を待ちきれずに上記非
割当かごに乗車することが考えられる。この結
果、非割当かご(かご呼びの自動登録を行なわな
いかご)に乗車した乗客は、かご内でもう一度行
先ボタンを押すという手間がかけなければならな
いので、乗場に行先ボタンを設けたことによる操
作上の利点は薄れ、また乗客に対して期待を裏切
つたという悪い印象を与えることになる。
さらにまた、乗場に上りボタン及び下りボタン
だけを設けたエレベータにおいて、建物の各階床
の用途やその用途による各階床間の関連に応じ
て、あらかじめかご呼びの登録を予想できる場合
がある。例えば事務所ビル等において、昼食時間
帯になると事務所として使用されている階の上り
ボタン(又は下りボタン)が押されて、上り呼び
(又は下り呼び)が登録され、これにかごが応答
すると、その階よりも上方(又は下方)の食堂の
ある階のかご呼びが必ずといつてよいほど登録さ
れるというような場合である。このような場合、
乗場呼びかごが応答すると自動的にその特定階
(例えば食堂階)のかご呼びを登録するようにす
れば、その階での乗客はかご内で行先ボタンを操
作する手間が省けて便利である。
しかし、この方式においても、非割当かごが割
当かごよりも先に乗場に到着したとき、非割当か
ごに乗車した乗客の内、上記特定階へ行く乗客は
かご内でもう一度行先ボタンを押すという手間を
かけなければならない。
〔発明の概要〕
この発明は上記不具合を改良するもので、乗客
により操作された乗場ボタンに対応する所定階の
かご呼びを割当かごに自動的に登録するようにし
た群管理エレベータににおいて、乗場の待時間又
は乗場の待客数をサービス状態値として演算し、
これが基準値よりも大になると、割当かごよりも
先に到着した非割当かごに対してもかご呼びの自
動登録を可能にすることによつて、割当かご以外
のかごに乗つても、かご内で改めてボタンを押す
ことなく目的の階まで行くことができ、操作の手
間を省くことができるエレベータの呼び登録装置
を提供することを目的とする。
〔発明の実施例〕
以下、第1図〜第7図によつてこの発明の一実
施例を説明する。なお、説明の便宜上、5階建の
建物に2台のエレベータが設置された場合につい
て述べるが、建物の階床数及び設置エレベータ台
数(2台以上)が異なる場合にも、この発明が適
用できることは言うまでもない。
第1図中、X,Yはそれぞれ1号機及び2号機
の乗場の戸、Zは3階の乗場、1A〜5Aはそれ
ぞれ1〜5階に対応する行先呼びを1号機及び2
号機共通に登録する行先ボタンで、これらは3階
の乗場に設置された乗場操作盤10に配列されて
いる。1B〜5Bはそれぞれ1〜5階の行先ボタ
ン1A〜5Aに内蔵されそれぞれ1〜5階の行先
呼びが登録されると点灯する行先ボタン灯、11
DX,11DYはそれぞれ1号機及び2号機の3
階の乗場に設けられた下りホールランタン、11
UX,11UYは同じく上りホールランタンであ
る。
第2図中、13はエレベータの群管理装置で、
13Aは群管理装置13に設けられ各階床の乗場
呼び(上り呼び、下り呼び、行先呼び)の登録を
行う乗場呼び登録回路、13Bは同じく上記乗場
呼びにサービスすべき最良のかごを選択し割り当
てる周知の割当回路で、例えば、各かごが各階の
乗場呼びに応答するまでの時間を予測演算してそ
れが最小となるかごを割り当てるものである。1
3Cは各乗場呼びのサービス状態を予測し、その
結果に応じて割当かご以外の先着かごへの、乗場
操作盤10によるかご呼び登録を有効にしたり無
効にしたりする先着かご登録判定回路、14X,
14Yは1号機及び2号機のかご制御回路で、1
4AX,14AYはそれぞれかご制御装置14X,
14Yに設けられ、各階の乗場呼び打消指令信号
(後述)を出力する乗場呼び打消回路、14BX,
14BYは同じく各かごのかご呼びを登録するか
ご呼び登録回路、14CX,14CYは同じく各か
ごの各階のホールランタンの点灯を制御するホー
ルランタン制御回路、14DX,14DYは同じ
く各かごをかご呼びや割り当てられた乗場呼びに
応答させるためにかごの走行、停止、運転方向等
の基本的動作を制御する周知の運転制御回路、1
4EX,14EYは同じく各かごの戸の開閉を制御
する周知の戸制御回路である。
第3図は乗場呼び登録回路13Aの内3階に対
応する回路を、第4図は1号機の乗場呼び打消回
路14AXの内3階に対応する回路を、第5図は
1号機のかご呼び登録回路14BXの内4階に対
応する回路を、第6図は1号機のホールランタン
制御回路14CXの内3階の上に方向乗場に対応
する回路を、第7図は先着かご登録判定回路13
Cの内3階の上り方向乗場に対応する回路を、そ
れぞれ示したもので、他の階床及び他の方向に対
応する回路及び2号機に対応する回路も同様に構
成されている。
第3図〜第7図中、131U〜133U,13
5Dはそれぞれ先着かご登録判定回路13Cの1
〜3階の上り方向乗場及び5階の下り方向乗場に
対応する出力信号で、割当かご以外のかごへの乗
場操作盤によるかご呼び登録を有効にするときの
み「H」となる判定信号、24BXは1号機のか
ご内に設けられた4階の行先ボタン(図示しな
い)が押されると「H」となる4階のかご呼び信
号、24Xは1号機のかご呼びが登録されると
「H」となる4階のかご呼び信号、24LXは1号
機の4階の行先ボタンに内蔵され4階のかご呼び
が登録されると点灯する4階のかご呼びボタン
灯、301〜305は3階の乗場操作盤10によ
つて1〜5階の行先呼びが登録されると「H」に
なる行先呼び信号、104,204,504はそ
れぞれ1階、2階及び5階の乗場操作盤(図示し
ない)による4階の行先呼び信号、33U,33
Dはそれぞれ3階の上り呼び及び下り呼びが登録
されると「H」になる上り呼び信号下り呼び信号
で、乗場呼び登録回路13Aで設定される。31
UX〜33UXは1階〜3階の上り呼びに1号機
が割り当てられると「H」になる上り割当信号、
33DX,35DXは3階及び5階の下り呼びに
1号機が割り当てれると「H」になる下り割当信
号、33UXは3階の上り呼びに2号機が割り当
てられると「H」になる上り割当信号で、それぞ
れ割当回路13Bで設定される。31BL〜35
BLは3階の乗場操作盤10に配列された行先ボ
タン灯1B〜5Bをそれぞれ点灯させるとき
「H」となる行先ボタン灯点灯指令信号、14
BL,24BL,54BLはそれぞれ1階、2階及
び5階の乗場操作盤(図示しない)に配列された
4階用の行先ボタン灯(図示しない)を点灯させ
るとき「H」となる行先ボタン灯点灯指令信号で
それぞれ乗場呼び登録回路13Aで設定される。
43X,44Xはそれぞれ1号機が3階及び4階
にいるとき「H」となるかご位置信号、50Xは
1号機が停止しているとき「H」となる停止中信
号、51UX,51DXは1号機が上り方向及び
下り方向で運行するとき「H」となる上り方向信
号及び下り方向信号で、それぞれ運転制御回路1
4DXで設定される。53UXは3階の乗場操作
盤10の行先ボタン灯1B〜5Bのうち1号機が
3階よりも上方階に対応した行先ボタン灯(すな
わち4階及び5階の行先ボタン灯4B,5B)を
消灯させるとき「H」となる上方行先ボタン灯消
灯指令信号、53DXは同じく1号機が3階より
も下方階に対応した行先ボタン灯(すなわち1階
及び2階の行先ボタン灯1B,2B)を消灯させ
るとき「H」となる下方行先ボタン灯消灯指令信
号、53UY,53DYは同じく2号機の3階に
対応した上方及び下方行先ボタン灯消灯指令信
号、55UX,55DXは1号機が3階の上り呼
び及び下り呼びを打消すとき「H」となる上り呼
び打消指令信号及び下り呼び打消指令信号、55
UY,55DYは同じく2号機の上り呼び打消指
令信号及び下り呼び打消指令信号で、それぞれ乗
場呼び打消回路14AX,14AYで設定される。
54Xは1号機のかごの戸が完全に閉じていると
き「H」となるドアスイツチ信号、59Xは1号
機の戸を閉じるとき「H」となり、開くとき
「L」となる戸開閉指令信号、61Xは1号機が
呼びに応答中(停止決定してから戸開し、再び戸
閉して戸閉完了直前になるまでの期間)のとき
「H」となる呼び応答中信号で、それぞれ戸制御
回路14EXで設定される。356UXは1号機
のホールランタン制御回路14CXに設けられ、
1号機の3階の上りホールランタン11UXの到
着案内表示時期を制御する到着表示時期設定回路
で、1号機が3階で上り方向の到着案内表示を行
うべき時期になると「H」になる上り到着表示指
令信号356UXaを出力する。156UXa,2
56UXaは同じく1階用及び2階用の上り到着
表示指令信号、356UYaは同じく2号機の3
階用の上り到着表示指令信号、556DXaは同
じく5階用の下り到着表示指令信号、57UXは
1号機の3階の上りホールランタン11UXを点
灯させるときに「H」、消灯させるときに「L」
となる上りホールランタン点灯指令信号、58X
は同期パルス発生器で0.5秒毎に「H」,「L」を
繰り返えす同期パルス信号58Xaを出力する。
800Aは先着かご登録判定回路13Cの3階上
り方向回路に設けられた3階上り方向先着かご検
出回路、800Aaは3階上り呼びの割当かごよ
りも先に到着したかごがいるときのみ「H」とな
る3階上り先着かご検出信号、800Bは同じく
3階上り方向サービス状態判定回路、800Ba
は3階上り呼びのサービス状態が基準値よりも悪
いと判定されると「H」となる3階上サービス状
態判定信号、801〜807はR−Sフリツプフ
ロツプからなるメモリで、S点に「H」の信号が
入力されるとメモリで、S点に「H」の信号が入
力されるとメモリの内容を「H」にセツトし、R
点に「H」の信号が入力されるとS点に「H」の
信号が入力されていてもメモリの内容は「L」に
リセツトする。810は入力信号が「H」となつ
てからの継続時間を計数するタイマで、入力信号
が「L」になると零を出力する。810aはタイ
マ810の出力で、3階上り呼びの継続時間を表
す信号、811は20秒を表す一定値信号、812
はX点の入力信号≧Y点の入力信号のときZ点の
出力を「H」とし、X点の入力信号<Y点の入力
信号のときZ点の出力信号を「L」にする比較
器、821〜850,870はANDゲートで、
この内ANDゲート836,838,840,8
42はそれぞれ1階,2階,3階及び5階からそ
れぞれ4階のかご呼びを登録するように指令を出
す補助かご呼び登録指令手段、ANDゲート87
0は先着かごにかご呼びを自動登録する許可を出
す先着かご登録許可手段、851〜864はOR
ゲート、871〜884はNOTゲートである。
次に、この実施例の動作を説明する。
今、1号機は上り方向で2階にいて、2号機は
上り方向で1階にいるとすると、1号機の乗場呼
び打消回路14AXの3階用回路(第4図)では
3階かご位置信号43Xは「L」なのでANDゲ
ート829〜834の出力はいずれも「L」とな
り3階の上り呼び打消指令信号55UX、下り呼
び打消指令信号55DX、上方行先ボタン灯消灯
指令信号53UX及び下方行先ボタン灯消灯指令
信号53DXはいずれも「L」となつている。
3階の乗場に初めて入つて来た乗客が乗場操作
盤10の行先ボタン4Aを押したとすると、OR
ゲート851の出力は「L」なので、行先ボタン
信号4A(「H」)によつてメモリ803の内容は
「H」にセツトされて、4階の行先呼び信号30
4は「H」となる。また、ORゲート854の出
力は「L」でNOTゲート872の出力は「H」
となつているので、ANDゲート826の出力は
「H」となり、ORゲート857を介して4階行
先ボタン点灯指令信号34BLが「H」となり、
3階の乗場操作盤10の4階行先ボタン灯4Bが
点灯して、4階の行先呼びが登録されたことを乗
客に知らせる。また、ORゲート860の出力も
「H」になるため、メモリ806の内容は「H」
にセツトされて3階の上り呼び信号33Uは
「H」となり、3階の上り呼びが登録される。そ
して、割当回路13Bで3階上り呼びに対して最
短時間で応答できると予想される1号機が割り当
てられる。3階上り割当信号33UXが「H」に
なると、1号機のホールランタン制御回路14
CXの3階上り方向乗場用回路(第6図)では、
3階上り到着表示指令信号356UXaは「L」
で、NOTゲート882の出力は「H」となつて
いるので、ANDゲート847の出力は「H」、し
たがつて、ORゲート863によつて3階上りホ
ールランタン点灯指令信号57UXは「H」と出
力されて、1号機の3階の上りホールランタン1
1UXは点灯し、3階の乗客に1号機が割り当て
られたことを知らせる。
1号機が2階を出発し3階に達すると、3階か
ご位置信号43Xは「H」となり、3階の上り呼
びに応答して停止決定すると呼び応答中信号61
Xが「H」となるので、1号機のホールランタン
制御回路14CXの3階上り方向乗場用回路(第
6図)では、3階上り方向乗馬用回路(第6図)
では、3階上り割当信号(33UX)及び上り方
向信号51UXはともに「H」であるので、
ANDゲート845の出力は「H」となり、ORゲ
ート862を介して3階上り到着表示指令信号3
56UXaが「H」となつて、到着案内表示時期
になつてことを検出する。そして、NOTゲート
882の出力によつてANDゲート847の出力
を「L」にして予報案内表示を阻止する。一方、
周期パルス発生器58Xによる周期パルス信号5
8Xaが「H」になる0.5秒間は、ANDゲート8
48の出力は「H」となるので、ORゲート86
3によつて上りホールランタン点灯指令信号57
UXは「H」となる。また、周期パルス信号58
Xaが「L」になると0.5秒間はANDゲート84
8の出力は「L」となるので、ORゲート863
によつて上りホールランタン点灯指令信号57
UXは「L」となる。結局、上りホールランタン
点灯指令信号57UXは1秒周期(0.5秒間「H」、
05秒間「L」)で、「H」,「L」を繰り返す信号と
なり、3階上りホールランタン11UXは0.5秒間
点灯、0.5秒間消灯の点滅を行い、3階の乗客に
1号機が上り方向で到着することを知らせる。
一方、1号機の乗場呼び打消回路14AXの3
階用回路(第4図)では、1号機が3階に到着
(停止決定)すると、3階かご位置信号43X及
び呼び応答中信号61Xはともに「H」になるの
で、ANDゲート834の出力は「H」となり、
上り方向信号51UX及び3階上り割当信号33
UXも「H」であるので、ANDゲート832を
介して上方行先ボタン灯消灯指令信号53UXは
「H」となる。したがつて、乗場呼び登録回路1
3Aの3階用回路(第3図)では、ORゲート8
54の出力は「H」、NOTゲート872の出力は
「L」となるのでANDゲート826の出力は
「H」から「L」に変わる。また、4階行先ボタ
ン信号4Aは「L」であるので、ANDゲート8
25の出力は「L」となつている。したがつて、
ORゲート857によつて4階行先ボタン灯点灯
指令信号34BLは「L」となり、3階の乗場操
作盤10の4階行先ボタン灯4Bは消灯する。5
階の行先ボタン灯5Bの場合も同様にして消灯さ
れる。
また、1号機のかご呼び登録回路14BXの4
階用回路(第5図)では1号機が3階に上り方向
で到着(停止決定)すると、3階上り到着表示指
令信号356UXa、3階上り割当信号33UX及
び4階行先呼び信号304はいずれも「H」なの
で、ANDゲート841の出力は「H」となりOR
ゲート861の出力も「H」となつてメモリ80
7の内容は「H」にセツトされ、4階かご呼び信
号24Xは「H」となる。したがつて、1号機の
かご内では、4階かご呼びボタン灯24LXが点
灯し、4階のかご呼びが自動登録されたことをか
ご内乗客に知らせることになる。したがつて、3
階で4階に行く乗客が1号機のかごに乗り込んだ
ときには、既に4階のかご呼びが1号機に登録さ
れているので、上記乗客はかご内の行先ボタンを
押す必要はない。
このように、ホールランタンを点灯して予報案
内表示を行つていた割当かごが乗場呼びに応答す
ると、それまでに登録されていたかごと同方向の
行先呼びは一括して上記割当かごのかご呼びとし
て自動登録される。
3階において、1号機での乗降が終了して戸開
閉指令信号59Xが「H」となると、かごは戸閉
を開始する。このとき、乗場呼び打消回路14
AXでは戸閉完了直前となり、呼び応答中信号6
1Xが「L」になるとNOTゲート879の出力
は「H」となり、戸閉完了直前ではドアスイツチ
信号54Xは「L」でNOTゲート877の出力
は「H」となるので、ANDゲート829の出力
は「H」となる。1号機の上り方向信号51UX
及び3階上り割当信号33UXはいずれも「H」
なので、ANDゲート830によつて3階の上り
呼び打消指令信号55UXが「L」から「H」に
なつて出力される。
したがつて、乗場呼び登録回路13Aの3階用
回路(第3図)ではORゲート851の出力が
「H」になるので、メモリ803,806の内容
はいずれも「L」にリセツトされ、4階行先呼び
信号304は「L」となつて、4階行先呼びの登
録が解消される。また、3階上り呼び信号33U
も「L」となり3階上り呼びの登録が解消される
と割当回路13Bでは1号機の3階上り割当信号
33UXを「L」にリセツトする。
一方、1号機のかごが戸閉を完了する直前にな
ると、呼び応答中信号61Xが「H」から「L」
となるので、ホールランタン制御回路14CXの
3階用回路(第6図)ではANDゲート845の
出力は「L」、ORゲート862の出力も「L」
となり、到着表示指令信号356UXaが「L」
となるので、ANDゲート848の出力は「L」
となり、ORゲート863の出力、すなわち3階
上りホールランタン点灯指令信号57UXも
「L」と出力され、点滅状態の3階の上りホール
ランタン11UXは消灯する。
1号機のかごが戸閉を完了すると、ドアスイツ
チ信号54Xが「L」から「H」になるので、乗
場呼び打消回路14AXの3階用回路(第4図)
ではNOTゲート877の出力は「L」となり、
ANDゲート829の出力は「L」となる。した
がつて、ANDゲート830の出力も「L」とな
つて、3階の上り呼び打消指令信号55UXは
「L」と出力され、再び3階で上り方向の乗場呼
びの登録が可能になる。
1号機のかごが戸閉を完了して3階を出発し、
4階に達すると3階のかご位置信号43Xは
「L」となり、4階かご位置信号44Xが「H」
となる。1号機が4階のかご呼び24Xに応答し
て停止決定し4階に停止すると、停止中信号50
Xが「H」となるので、かご呼び登録回路14
BXではANDゲート835の出力は「H」とな
り、メモリ807の内容は「L」にリセツトされ
て4階かご呼び信号24Xは「L」と出力され
る。これで、かご内の4階かご呼びボタン灯24
LXは消灯し、かご内乗客に4階のかご呼びに応
答して停止したことを知らせる。
上述は乗場呼びに割当かご(1号機)が応答し
た場合の動作である。
次に、3階上り呼びの割当かごである2号機
が、2階で出発に手間取つている間に、1階にい
た1号機が、3階行きの乗客を乗せて2号機より
も先に3階に上り方向で到着したとする。このと
き、1号機の3階かご位置信号43Xは「H」、
呼び応答中信号61Xは「H」、上り方向信号5
1UXは「H」となるが、3階上り割当信号33
UXは「L」であるため、1号機のホールランタ
ン制御回路14CXの3階上り方向乗場用の回路
(第6図)では、ANDゲート845の出力は
「L」のままである。また、戸開閉指令信号59
Xは「H」なので、NOTゲート881の出力は
「L」であり、ANDゲート846の出力及びOR
ゲート862の出力はいずれも「L」となり、3
階上り到着表示指令信号356UXaは「L」の
ままである。したがつて、3階上りホールランタ
ン11UXは点滅しないし、1号機のかご呼び登
録回路14BXの4階用回路(第5図)において
もANDゲート840,841の出力はいずれも
「L」のままで、4階のかご呼びは1号機には自
動登録されない。
その後、1号機のかごが停止し、戸開閉指令信
号59Xが「H」から「L」になり戸開を開始す
ると、ホールランタン制御回路14CXの3階上
り方向乗場用回路(第6図)では、NOTゲート
880,881の出力が「H」になるのでAND
ゲート846の出力は「H」、ORゲート862
の出力も「H」となり、3階上り到着表示指令信
号356UXaは「L」から「H」となる。した
がつて、1号機が戸開開始すると3階上りホール
ランタン11UXを0.5秒ごとに点滅させ、かごの
到着を乗客に知らせる。
さて、先着かご登録判定回路13Cの3階上り
方向回路(第7図)において、タイマ810によ
つて、3階上り呼びの継続時間信号810aが10
秒と出力されているとすると、比較器812によ
りサービス状態判定信号800Baは「L」とな
るので、ANDゲート870を介して3階上り方
向の判定信号133Uは「L」となつている。
したがつて、1号機のかご呼び登録回路14
BXの4階用回路(第5図)では、1号機が戸開
開始して、3階上り到着表示指令信号356
UXaが「H」になり、4階の行先呼び信号30
4及び4階行先ボタン灯点灯指令信号34BLが
共に「H」であつても、ANDゲート840の出
力は「L」のままであるので、結局1号機には4
階のかご呼びは自動登録されない。
非割当かごである1号機が、3階で戸開状態で
上りホールランタン11UXを点滅中のとき、乗
場に入つて来た5階行きの乗客が5階の行先ボタ
ン5Aを押した場合も同様で、5階の行先呼びが
登録(5階行先呼び信号305=「H」)され、5
階の行先ボタン灯5Bが点灯(5階行先ボタン灯
点灯指令信号35BL=「H」)するが、1号機に
は5階のかご呼びは自動登録されない。
ところが、サービス状態判定回路800Bにお
いて、3階上り呼びの継続時間信号810aが25
秒と出力されているとすると、比較器812によ
つてサービス状態判定信号800Baは「H」と
なる。一方、先着かご検出回路800Aでは割当
かごである2号機はまだ2階にいるので、3階上
り到着表示指令信号356UYaは「L」であり、
NOTゲート883の出力は「H」となる。2号
機の3階上り割当信号33UYも「H」なので、
ANDゲート849の出力は「H」となり、ORゲ
ート864を介して3階上り先着かご検出信号8
00Aaも「H」となる。これで、ANDゲート8
70を介して3階上り方向の判定信号133Uは
「H」となる。
したがつて、この場合には、ANDゲート84
0の出力は「H」、ORゲート861の出力も
「H」となつて、メモリ807の内容は「H」に
セツトされ、結局1号機には4階のかご呼びが自
動登録されることになる。(1号機が3階で戸開
状態のとき、乗場に入つて来た5階行きの乗客が
5階の行先ボタン5Aを押した場合にも、1号機
には5階のかご呼びが自動登録される。) このように、上記実施例では非割当かごが割当
かごよりも先に到着したとき、乗客が待たされて
いる時間が所定時間よりも短く、乗客が割当かご
を待ち切れずに先着かごに乗車する可能性が低い
と考えられる場合は、従来どおり上記先着した非
割当かごには、行先呼びをかご呼びとして自動登
録しない。逆に、乗客が待たされている時間が所
定時間以上で、乗客が先着かごに乗車する可能性
が高いと考えられる場合は、上記先着した非割当
かごにも行先呼びをかご呼びとして自動登録する
ようにしてある。そのため、乗客が割当かごを待
ち切れずに先着かごに乗車しても、自分の行先階
のかご呼びが登録されていることになり、エレベ
ータは一層使いやすくなる。また、乗客が上記先
着かごに乗車しなかつたときに、かご呼びがむだ
に登録されるという不具合は減少する。
なお、非割当かごは、乗客の乗降が終了して戸
閉を開始(戸開閉指令信号59X=「H」)とする
と、3階上り到着表示指令信号356UXaが
「L」となつて、3階上りホールランタン11
UXは消灯する。
第8図は、この発明の他の実施例を示したもの
で、第7図の先着かご登録判定回路13Cに相当
する回路である。
図中、810X,810Yはそれぞれ1号機及
び2号機が現在の位置から3階に上り方向で到着
するまでに要する時間の予測値、すなわち到着予
想時間を演算する周知の到着予想時間演算装置
で、到着予想時間信号810Xa,810Yaをそ
れぞれ出力する。813は比較器812と同様の
比較器、814は10秒を表す一定値信号、865
はORゲート、890,891はANDゲートであ
る。
3階に設けられた乗場操作盤10の4階行先ボ
タン4Aが操作され、4階行先呼びと3階上り呼
びが登録され、これに2階にいる2号機が割り当
てられるといるとする。
2号機の到着予想時間信号810Yaが5秒と
出力されているときには、比較器813のZ点の
出力は「L」であるので、ANDゲート891の
出力は「L」となり、またANDゲート890の
出力も「L」であるので、ORゲート865を介
してサービス状態判定信号800Baは「L」と
なり、結局ANDゲート870を介して3階上り
判定信号133Uも「L」となる。したがつて、
1号機が3階のかご呼びに応答して2号機よりも
先に3階に上り方向で到着しても、非割当かごで
ある1号機には4階のかご呼びは自動登録されな
い。
しかし、2号機の到着予想時間信号810Ya
が15秒と出力されているときは、比較器813の
Z点の出力は「H」となり、ANDゲート891
の出力も「H」となり、ORゲート865を介し
てサービス状態判定信号800Baは「H」とな
る。また、先着かご検出信号800Aaも「H」
なので、結局ANDゲート870を介して3階上
り判定信号133Uは「H」となる。
したがつて、1号機が2号機よりも先に3階に
上り方向で到着した場合には、非割当かごであつ
ても、4階のかご呼びが自動登録されることにな
る。
このように、上記実施例では、非割当かごが割
当かごよりも先に到着したとき、割当かごが所定
時間内に到着すると予測され、乗客が割当かごを
待ち切れずに先着かごに乗車する可能性が低いと
考えられる場合は、従来どおり上記先着した非割
当かごには行先呼びをかご呼びとして自動登録し
ない。逆に、割当かごが所定時間内に到着しない
と予測され、乗客が先着かごに乗車する可能性が
高いと考えられる場合は、上記先着した非割当か
ごにも行先呼びかごをかご呼びとして自動登録す
るようにしてある。そのため、エレベータは一層
使いやすくなると共に、上記先着した非割当かご
にむだにかご呼びが登録される不具合は減少す
る。
第9図も、この発明の他の実施例を示したもの
で、第7図の先着かご登録判定回路13Cに相当
する回路である。
図中、815,816は加算器、815a,8
16aはそれぞれ加算器815,816の出力
で、1号機及び2号機が3階の上り呼びに応答す
るまでの待時間の予測値を表す予測待時間信号、
817は20秒を表す一定値信号である。
この実施例においても、3階で4階行先呼びと
3階上り呼びが登録されていて、これに2階にい
る2号機が割り当てられているとする。
割当かごである2号機の到着予想時間信号81
0Yaが5秒と出力され、3階上り呼びの継続時
間信号810が10秒と出力されているときは、加
算器816によつて、予測待時間信号816aは
5+10=15(秒)と出力されるので、比較器81
3の出力は「L」、ANDゲート891の出力も
「L」となる。一方、1号機の割当信号33UX
「L」でANDゲート890の出力も「L」となる
ので、ORゲート865を介してサービス状態判
定信号800Baは「L」となる。したがつて、
ANDゲート870を介して3階上り判定信号1
33Uも「L」となる。結局、1号機が3階のか
ご呼びに応答して2号機よりも先に3階に上り方
向で到着しても、非割当かごである1号機には、
4階のかご呼びは自動登録されない。
しかし、2号機の到着予想時間信号810Ya
が8秒と出力され、3階上り呼びの継続時間信号
810aが15秒と出力されているときは、予測待
時間信号816aは8+15=23(秒)となるので、
比較器813の出力は「H」となり、割当信号3
3UYは「H」であるので、ANDゲート891
の出力は「H」となり、ORゲート865を介し
てサービス状態判定信号800Baは「H」とな
る。また、先着かご検出信号800Aaは「H」
であるので、ANDゲート870を介して3階上
り判定信号133Uは「H」となる。
したがつて、1号機が2号機よりも先に3階に
上り方向で到着した場合には、非割当かごであつ
ても、4階のかご呼びが自動登録されることにな
る。
このように、上記実施例では非割当かごが割当
かごよりも先に到着したとき、割当かごに応答さ
れるまでの待時間が所定時間内と予測され、乗客
が割当かごを待ち切れずに先着かごに乗車する可
能性が低いと考えられる場合は、従来どおり上記
先着した非割当かごには行先呼びをかご呼びとし
て自動登録しない。逆に、待時間が所定時間以上
になると予測され、乗客が先着かごに乗車する可
能性が高いと考えられる場合は、上記先着した非
割当かごにも行先呼びをかご呼びとして自動登録
するようにしてある。そのため、エレベータは一
層使いやすくなると共に、上記先着した非割当か
ごにむだにかご呼びが登録される不具合は減少す
る。
上記説明では、4階行先ボタン4Aを操作した
場合を例にしたが、3階の乗場操作盤10の他の
行先ボタン1A,2A,5Aを操作した場合も、
上述と同様の動作となる。
上記実施例では、割当かごと非割当かごの到着
案内表示期間を異ならせたが、これはむだかご呼
びの登録を防止するために乗場の乗客を割当かご
に誘導することを目的としたものである。したが
つて、割当かごと非割当かごの到着案内表示期間
を同じにする方式においても、この発明を適用で
きる。
また、割当かごはホールランタンを点滅、割当
かご以外はホールランタンの点灯というように、
到着表示形態を異ならせる方式にもこの発明を適
用できる。
また、上記実施例ではかご呼びの自動登録を行
うとき、乗客がかごへ乗車したかどうかに関わら
ず、必ずかご呼びを自動登録するようにしたが、
光電装置やかご床の秤装置を用いて乗客の乗込み
の有無を判定し、乗込みを検出したときのみかご
呼びを自動登録するという手段と組合せてむだか
ご呼びの登録を防止することも可能である。
更にまた、上記実施例では、割当かごの予報案
内を行う方式(しかも割当かごには必ずかご呼び
が自動登録される方式)について説明したが、適
用できる群管理方式はこれに限るものではない。
例えば割当かごの予報案内を行わずに、単に到着
案内だけを行う方式や、かご位置と方向を表示灯
等で案内する方式においてもこの発明を適用する
ことができる。また、行先呼びごと、又はグルー
プごとに最適なかごを割り当て、行先階表示器に
よつて各行先呼びの割当かごを知らせる方式にお
いても、この発明を適用することも可能である。
この場合、行先階表示器の行先階が見えにくい位
置にいる乗客を考慮した親切なかご呼びの自動登
録を行うことができる。
また、単に上りボタンと下りボタンを乗場に設
け、上記乗場ボタンを操作されるとあらかじめ定
められた階のかご呼びを自動登録する方式にもこ
の発明を適用できる。
また、上記実施例では乗場に行先階ごとの行先
ボタンを設けたが、乗場で行先階を指定する手段
はこれに限るものではない。例えば、ダイヤル式
やテンキー方式の場合についてもこの発明を適用
できる。
更にまた、行先呼びは戸が閉じ終つたときに打
ち消されるものとしたが、この行先呼びが、かご
呼びとして所定の号機に登録されたならば、次に
出発するまでに打ち消せばよい。また、行先呼び
を割当かごが非割当かごのかご呼びとして登録す
る時期は、行先呼びが登録されている間ならば、
いつでもよいものである。
また、上記各実施例では、乗場のサービス状態
を表すサービス状態値として、継続時間、割当か
ごの到着予想時間及び割当かごによる予測待時間
を演算し、このサービス状態値が基準値よりも悪
くなると、先着した非割当かごにも行先呼びをか
ご呼びとして自動登録するようにした。しかし、
乗場のサービス状態を表すサービス状態値は、こ
れらに限るものではない。割当かごのかご位置階
や運行方向や受待ち呼び数等を用いて乗場のサー
ビス状態の良し悪しを大まかに判定してもよい。
また、かごが満員になると乗場に積み残されて乗
車できない乗客が生じたりするが、このような乗
客の人数等に応じて上記乗客は悪いサービス状態
に置かれていると判定する。そして、新たな割当
かごが決つた後に、その割当かごよりも先に到着
したかごが生じると、その先着かごにもかご呼び
を自動登録するということも可能である。
また、乗場の待客数に応じて上記基準値を変え
ることも容易である。
更にまた、乗場のサービス状態を検出せずに、
割当かごよりも先に到着した非割当かごには常に
行先呼びをかご呼びとて登録するようにすること
も容易である(第7図の先着かご登録判定回路1
3Cにおいて、先着かご検出信号800Aaを、
そのまま3階上り判定信号133Uとして出力さ
せればよい)。
発明の効果 以上述べたとおりこの発明では、乗客により操
作された乗場ボタンに対応する所定階のかご呼び
を割当かごに自動的に登録するようにした群管理
エレベータにおいて、乗場の待時間又は乗場の待
客数をサービス状態値として演算し、これが基準
値よりも大になると、上記割当かごよりも先に到
着した非割当かごに対してもかご呼びの自動登録
を可能にしたので、乗客は上記先着した非割当か
ごに乗つても、かご内で改めてボタンを押すこと
なく目的階まで行くことができ、操作の手間を省
くことができる。また、上記先着かごに乗客が乗
込む可能性が低い乗場状況においては、上記先着
かごにむだかご呼びが登録される不具合を減少さ
せることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第7図はこの発明によるエレベータの
呼び登録装置の一実施例を示す図で、第1図は乗
場正面図、第2図は群管理装置のブロツク回路
図、第3図は第2図の乗場呼び登録回路の論理回
路図、第4図は同じく乗場呼び打消回路の論理回
路図、第5図は同じくかご呼び登録回路の論理回
路図、第6図は同じくホールランタン制御回路の
論理回路図、第7図は同じく先着かご登録判定回
路の論理回路図、第8図及び第9図はこの発明の
他の実施例を示す先着かご登録判定回路の論理回
路図である。 図中、Zは乗場、1A,2A,4A,5Aは1
階、2階、4階及び5階の行先ボタン、10は乗
場操作盤、13Aは乗場呼び登録回路、13Bは
割当回路、13Cは先着かご登録判定回路、14
BX,14BYは1号機及び2号機のかご呼び登
録回路、800Aは3階上り方向先着かご検出回
路、836,838,840,842はANDゲ
ート(補助かご呼び登録指令手段)である。な
お、図中同一符号は同一又は相当部分を示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 複数台のかごによつてサービスされる乗場に
    乗場操作盤を設け、この乗場操作盤によつて上記
    かごを呼び寄せる呼びと行先階を指定する行先呼
    びとを登録し、これらの呼びにサービスするかご
    として上記かごのいずれかを割り当て、上記行先
    呼びに対応するかご呼びを上記割当かごに登録す
    るようにしたものにおいて、上記乗場の待時間又
    は待客数をサービス状態値として演算するサービ
    ス状態演算手段、上記サービス状態値が基準値よ
    りも大になると動作するサービス状態判定手段、
    上記割当かごが上記乗場に到着する前に他のかご
    が上記乗場に先に到着したとき動作する先着かご
    検出手段、上記サービス状態判定手段と上記先着
    かご検出手段が共に動作すると作動する先着かご
    登録許可手段、及びこの先着かご登録許可手段が
    作動すると上記行先呼びに対応するかご呼びを上
    記先着かご登録する指令を発する補助かご呼び登
    録指令手段を備えたことを特徴とするエレベータ
    の呼び登録装置。
JP59012986A 1983-07-22 1984-01-27 エレベ−タの呼び登録装置 Granted JPS60157467A (ja)

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US06/632,011 US4600087A (en) 1983-07-22 1984-07-18 Apparatus for registering elevator call
CA000459359A CA1243431A (en) 1983-07-22 1984-07-20 Apparatus for registering elevator call
EP84304997A EP0132405B1 (en) 1983-07-22 1984-07-23 Apparatus for registering elevator call
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