JPH0132149B2 - - Google Patents

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JPH0132149B2
JPH0132149B2 JP58064825A JP6482583A JPH0132149B2 JP H0132149 B2 JPH0132149 B2 JP H0132149B2 JP 58064825 A JP58064825 A JP 58064825A JP 6482583 A JP6482583 A JP 6482583A JP H0132149 B2 JPH0132149 B2 JP H0132149B2
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JP
Japan
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car
floor
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landing
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JP58064825A
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JPS59190175A (ja
Inventor
Shintaro Tsuji
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明はエレベータの呼び登録装置の改良に
関するものである。
従来、エレベータは乗場に設けられた上り釦、
及び下り釦によつて乗場呼びを登録し、この乗場
呼びによつてかごを呼び寄せるようになつてい
る。そして到着したかごに乗り込んだ乗客はかご
内に設置された行先釦によつてかご呼びを登録し
所望の階へかごを運転する。
しかし、建物の各階床の用途やその用途による
各階床間の関連に応じて予めかご呼びの登録を予
想できる場合がある。例えば事務所ビル等におい
て昼食時間帯になると事務所として使用されてい
る階の上り釦(あるいは下り釦)が押されて乗場
呼びが登録され、そしてかごが応答するとその階
より上方(あるいは下方)の食堂のある階のかご
呼びが必ずといつてよいほど登録されるという場
合である。このような場合、乗場呼びにかごが応
答すると自動的にその特定階のかご呼びを登録す
るようにすればその階での乗客はかご内で行先釦
を操作する手間が省けて便利である。
また、最近では特開昭55−80659号公報に記載
されているようにかご内と同様の行先釦を階床の
乗場にも設けて、上記階床よりも上方の行先釦を
操作すると上記階床の上り呼びを登録し、上記階
床よりも下方の行先釦を操作すると上記階床の下
り呼びを登録し、かごが到着すると自動的に上記
された行先釦に対応する階のかご呼びを登録する
ようになつている。このため、上記の場合と同様
に乗客はかご内で行先釦を操作する手間を省くこ
とができる。
しかし、上記特定階のかご呼びを自動的に登録
できる上り釦又は下り釦が設置された階床や上記
行先釦を設置した階床において乗場呼びが登録さ
れていても常に乗客が乗車するとは限らない。例
えば乗場呼びに応答したかごが混雑していると乗
場待客は混雑を嫌つて別のかごに乗車したり別の
かごの到着を待つこともあるし、また乗場釦を押
したけれどもかごの到着が遅いために階段を利用
するなどしてすでにその乗場には乗客がいないと
いうことも考えられる。
この場合、自動登録されたかご呼びは無駄呼び
となるため他階の乗客の待時間等のエレベータの
運行効率が低下するという不具合が生じる。
この発明は上記の欠点を解消するもので、自動
登録されたかご呼びをかご内乗客の操作によりキ
ヤンセルできる手段をかご内に設け、無駄かご呼
びによるエレベータの運行効率の低下を防止でき
るエレベータの呼び登録装置を提供しようとする
ものである。
以下第1図〜第6図によつてこの発明の一実施
例を説明する。なお説明の便宜上7階建の建物に
2台のエレベータが設置された場合について述べ
るが、建物の階床数及び設置エレベータ台数(1
台以上)が異なる場合にもこの発明が適用できる
ことは言うまでもない。
第1図中、X,Yはそれぞれ1号機及び2号機
の乗場の戸、Zは乗場、1A〜7Aはそれぞれ1
〜7階に対応する行先呼びを1号機及び2号機共
通に登録する行先釦で、これらは3階の乗場に設
置された乗場操作盤10に配列されている。
1B〜7Bはそれぞれ1〜7階の行先釦1A〜
7Aに内蔵され、それぞれ1〜7階の行先呼びが
登録されると点灯する行先釦灯、11DX,11
DYはそれぞれ1号機及び2号機の3階の乗場に
設けられた下りホールランタン、11UX,11
UYは同じく上りホールランタンである。
第2図中、8Xは1号機のかご内に設けられた
かご操作盤、9Xはかご操作盤8Xに設けられた
呼びリセツト釦、21BX〜27BXはそれぞれ
1号機のかご操作盤8Xに設けられ、1〜7階の
かご呼びを登録するためのかご呼び釦、21LX
〜27LXはそれぞれ1〜7階のかご呼び釦21
BX〜27BXに内蔵され、1〜7階のかご呼び
が登録されると点灯するかご呼び釦灯である。
第3図中、13はエレベータの群管理装置で、
13Aは群管理装置13に設けられ、各階床の乗
場呼び(上り呼び、下り呼び、行先呼び)の登録
を行う乗場呼び登録回路、13Bは、同じく上記
乗場呼びにサービスすべき最良のかごを選択し割
り当てる周知の割当回路で、例えば、各かごが各
階の乗場呼びに応答するまでの時間を予測演算し
てそれが最小となるかごを割り当てるものであ
る。14X及び14Yは1号機及び2号機のかご
制御装置で、14AX及び14AYはそれぞれか
ご制御装置14X,14Yに設けられ、各階の乗
場呼び打消指令信号(後述)を出力する乗場呼び
打消回路、14BX,14BYは同じく、各かご
のかご呼びを登録するかご呼び登録回路、14
CX,14CYは同じく各かごの各階のホールラン
タンの点灯を制御する周知のホールランタン制御
回路、14DX,14DYは同じく各かごをかご
呼びや割り当てられた乗場呼びに応答させるため
にかごの走行や停止等の基本的動作を制御する周
知の運転制御回路、14EX,14EYは同じく各
かごの戸の開閉を制御する周知の戸制御回路であ
る。
第4図及び第5図は乗場呼び登録回路13A及
び1号機の乗場呼び打消回路14AXのうちそれ
ぞれ3階に対応する回路を示し、第6図は1号機
のかご呼び登録回路14BXのうちの5階に対応
する回路を示したもので、他の階床に対応する回
路及び2号機に対応する回路も同様に構成されて
いる。
図中、21X〜27Xはそれぞれ1号機の1〜
7階のかご呼びが登録されると「H」となるかご
呼び信号でかご呼び登録回路14BXで設定され
る。301〜307は3階の乗場操作盤10によ
つて1〜7階の行先呼びが登録されると「H」と
なる行先呼び信号、105,205,405,6
05,705は同じくそれぞれ1階、2階、4
階、6階、7階の乗場操作盤による5階行先呼び
信号で、乗場呼び登録回路13Aで設定される。
31U〜36Uはそれぞれ1〜6階の上り呼び
が登録されると「H」になる上り呼び信号、32
D〜37Dはそれぞれ2〜7階の下り呼びが登録
されると「H」となる下り呼び信号、で乗場呼び
登録回路13Aで設定される。
31UX〜36UXは1〜6階の上り呼び31
U〜36Uに1号機が割り当てられると「H」と
なる上り割当信号、32DX〜37DXは2〜7
階の下り呼び32D〜37Dに1号機が割当てら
れると「H」となる下り割当信号でそれぞれ割当
回路13Bで設定される。
41X〜47Xはそれぞれ1号機が1〜7階に
いるとき「H」となるかご位置信号、50Xは1
号機が停止しているとき「H」となる停止中信
号、51UX及び51DXは1号機が上り方向及
び下り方向で運行するとき「H」となる上り方向
信号及び下り方向信号で、かご位置信号41X〜
47X、停止中信号50X、方向信号51UX,
51DXはそれぞれ、運転制御回路14DXで設
定される。
54Xは1号機のかごの戸が完全に閉じている
とき「H」となるドアスイツチ信号。55UX及
び55DXは1号機が3階の上り呼び及び下り呼
びを打消すとき「H」となる上り呼び打消指令信
号及び下り呼び打消指令信号、55UY及び55
BYは同じく2号機の上り呼び打消指令信号、及
び下り呼び打消指令信号、56UX及び56DX
は1号機がリセツト釦9Xによつて3階における
上り行先呼び(=4階〜7階行先呼び304〜3
07及び下り行先呼び(=1階、2階行先呼び3
01,302)を打消すとき「H」となる上り行
先呼び打消指令信号及び下り行先呼び打消指令信
号、56UY及び56DYは同じく2号機の上り
行先呼び打消指令信号及び下り行先呼び打消指令
信号で、それぞれ乗場呼び打消回路14AX,1
4AYで設定される。61Xは1号機が呼びに応
答中(停止決定してから戸開し、再び戸閉開始す
るまでの期間)のとき「H」となる呼び応答中信
号で、戸制御回路14EXで設定される。
25RXは正規に1号機の5階のかご呼びとし
て登録されたとき「H」となる5階の正規かご呼
び信号、25TXは各階の乗場操作盤の5階行先
釦により5階のかご呼びが自動的に登録されたと
き「H」となり、5階の正規かご呼びとして登録
されると「L」となる5階の仮かご呼び信号で、
正規かご呼びとして登録される前であればリセツ
ト釦9Xによつてキヤンセル可能になるようにし
ている。
801〜810はフリツプフロツプからなるメ
モリでR点に「H」の信号が入力されていない限
りS点に「H」の信号が入力されるとメモリの内
容を「H」にセツトし、R点に「H」の信号が入
力されるとメモリの内容を「L」にリセツトす
る。811はI点の入力信号が「L」から「H」
になつたとき、短時間(例えば0.5秒間)の「H」
のパルス信号を発するパルス発生器、811aは
仮かご呼びを正規かご呼びとして登録するときに
「H」となる変換タイミング信号、812は仮か
ご呼びリセツト回路、812aは仮かご呼びを
「L」にリセツトするとき「H」となる仮かご呼
びリセツト信号、821〜835はANDゲート、
840〜849はORゲート、860〜862は
NOTゲートである。
なお、フリツプフロツプ809は行先呼びを仮
かご呼びとして仮に登録する仮かご呼び登録手段
として機能するものである。また、ANDゲート
832は仮かご呼びを正規のかご呼びに変換する
変換手段として機能するものである。
以上のように構成されたものにおいて、今1号
機は上り方向で1階にいて2号機は下り方向で7
階にいるとすると、1号機の乗場呼び打消回路1
4AXの3階用回路(第5図)では3階のかご位
置信号43Xは「L」なのでANDゲート821,
824,825の出力はいずれも「L」となり上
り行先呼び打消指令信号56UX及び下り行先呼
び打消指令信号56DXはいずれも「L」で出力
される。またANDゲート822,823の出力
も「L」となるので、上り呼び打消指令信号55
UX及び下り呼び打消指令信号55DXも「L」
で出力される。また2号機においても同様で上り
及び下り行先呼び打消指令信号56UY,56
DYも「L」、上り呼び及び下り呼び打消指令信
号55UY,55DYも「L」を出力されている。
さて、3階の乗場に初めて入つてきた乗客が乗
場操作盤10の行先釦5Aを押したとすると打消
指令信号55UX,55UY及び56UX,56
UYはいずれも「L」なのでORゲート840,
841の出力はいずれも「L」であり従つて、行
先釦信号5A(=「H」)によつてメモリ803の
内容は「H」にセツトされて5階行先呼び信号3
05は「H」となり乗場操作盤10の5階行先釦
灯5Bが点灯して5階行先呼びが登録されたこと
を乗客に知らせると同時にかご到着時にはかご呼
びとして登録されることも知らせる。またORゲ
ート844の出力も「H」となるためメモリ80
4の内容は「H」にセツトされて、3階の上り呼
び信号33Uは「H」となり3階の上り呼びが登
録される。そして割当回路13Bで3階上り呼び
に対して最短時間で応答できると予想される1号
機が割当てられ、3階乗場では1号機の上りホー
ルランタン11UXが点灯して3階の待客に1号
機がサービスすることを知らせる。
1号機が4階に行く乗客を乗せて1階を出発し
て3階に達すると、3階のかご位置信号43Xは
「H」となり、3階の上り呼び33Uに応答して
停止決定すると呼び応答中信号61Xが「H」と
なり、また上りホールランタン11UXは点灯状
態から点滅状態に切り換つてかごの到着を待客に
知らせる。一方、1号機のかご呼び登録回路14
BXの5階用回路(第6図)では、5階のかご呼
びは登録されていないのでメモリ809,810
の内容はともに「L」で仮かご呼び信号25TX
及び正規かご呼び信号25RXは「L」となつて
いる。そしてANDゲート834の出力は「L」、
リセツト釦信号9Xも「L」でORゲート849
により、仮かご呼びリセツト信号812aも
「L」となつている。そこに1号機が3階上り呼
びに応答して呼び応答中信号61Xが「H」にな
り停止後戸開開始すると、ドアスイツチ信号54
Xが「L」になるとNOTゲート862を介して
ANDゲート835の出力は「H」となり3階上
り割当信号33UXは「H」、5階行先呼び信号
305は「H」、上り方向信号51UXは「H」
なのでANDゲート828の出力は「H」、ORゲ
ート846の出力は「H」となる。従つてメモリ
809の内容は「H」にセツトされて仮かご呼び
信号25TXは「H」となりORゲート848を
介して5階かご呼び信号25Xは「H」となり、
1号機のかご内では5階のかご呼び釦灯25LX
が点灯し、5階のかご呼びが登録されたことをか
ご内乗客に知らせる。従つて、3階で5階に行く
乗客がかごに乗り込んだときにはすでに5階のか
ご呼びが登録されているので、上記乗客はかご内
の行先釦を押す必要はない。
3階での乗客が終了してかごが戸閉を開始する
と呼び応答中信号61Xは「L」となり、上りホ
ールランタン11UXは消灯する。同時に1号機
の乗場呼び打消回路14AXの3階用回路では、
ドアスイツチ信号54Xは「L」でNOTゲート
860の出力は「H」、また呼び応答中信号61
Xは「L」でNOTゲート861の出力は「H」
となつてANDゲート821の出力は「H」とな
る。従つて上り方向信号51UXは「H」、3階
上り割当信号33UXも「H」であるのでAND
ゲート822によつて3階上り呼び打消指令信号
55UXは「H」と出力される。従つて乗場呼び
登録回路13Aの3階用回路ではORゲート84
1の出力は「H」となつてメモリ804の内容は
「L」にリセツトされ、3階上り呼び信号33U
は「L」にリセツトされ、またORゲート840
も「H」になるので、メモリ805の内容も
「L」にリセツトされ、5階行先呼び信号305
は「L」となり、乗場操作盤10の5階行先釦灯
5Bは消灯する。3階の上り呼び33Uの登録の
解消によつて割当回路13Bでは1号機の上り割
当信号33UXを「L」にリセツトする。そして
再び3階の上り呼び打消指令信号55UXは
「L」となり、3階での新たな呼びの登録が可能
になる。
1号機が戸閉を完了し、3階を出発すると、今
度は4階のかご呼び24Xに応答して4階に停止
決定する。このとき呼び応答中信号61Xは
「L」から「H」となるが、パルス発生器811
によつて変換タイミング信号811aげ一瞬
(0.5秒間)「H」になるので、この間だけ、AND
ゲート832の出力は「H」となりORゲート8
47を介してメモリ810の内容は「H」にセツ
トされ、正規かご呼び信号25RXが「H」にな
ると直ちにANDゲート834の出力は「H」と
なりORゲート849のを介して仮かご呼びリセ
ツト信号812aも「H」となつてメモリ809
の内容は「L」にリセツトされ、5階の仮かご呼
び信号25TXは「L」になる。このように次の
呼びに応答したとき5階の仮かご呼びは正規かご
呼びとして登録され、直ちに仮かご呼びとしての
登録は解消される。
1号機が4階のかご呼びに応答後、5階のかご
呼びに応答して5階に停止し、停止中信号50X
が「H」になると、5階のかご位置信号45Xは
「H」であるので、ANDゲート833の出力は
「H」となる。従つてメモリ810の内容は「L」
となり、5階の正規かご呼び信号25RXも
「L」となり、ORゲート848の出力も「L」
となつて5階かご呼び25Xは解消され、5階の
かご呼び釦灯25LXも消灯し、5階のかご呼び
に応答したことをかご内乗客に知らせる。
以上が通常の場合の動作である。
もし3階で5階へ行く乗客が5階の行先釦5A
を押したにもかかわらず、階段を利用するなどし
て1号機に乗車しなかつたとする。このとき1号
機の4階へ行くかご内乗客が1号機が戸開中に3
階で乗車する乗客がいないことを確認してかご操
作盤8Xのリセツト釦9Xを押したとすると、1
号機の乗場呼び打消回路14AXの3階用回路で
は、上り方向信号51UXは「H」、3階上り割
当信号33UXは「H」、かご位置信号43Xは
「H」、呼び応答中信号61Xは「H」であるので
ANDゲート824を介して上り行先呼び打消指
令信号56UXはリセツト釦9Xを押している間
のみ「H」にセツトされるので、乗場呼び登録回
路13AではORゲート840の出力が「H」と
なつてメモリ806の内容は「L」にリセツトさ
れ5階行先呼び信号305は「L」となる。一
方、1号機のかご呼び登録回路14BXでは、リ
セツト釦9Xが押されるとORゲート849を介
して仮かご呼びリセツト信号812aが「H」に
なるのでメモリ809の内容は「L」にリセツト
され、5階の仮かご呼び信号25TXは「L」と
なりORゲート848を介して5階のかご呼び信
号25Xは「L」となり、かご操作盤8Xの5階
かご呼び釦灯25LXも消灯する。
従つて1号機が3階を出発して4階のかご呼び
に応答したとき変換タイミング信号811aが
「H」になつてもすでに5階の仮かご呼び信号2
5TXは「L」にリセツトされているので、正規
かご呼びとして登録されることはない。
万一、5階の行先呼び305及び仮かご呼び2
5TXをキヤンセルした後に5階へ行く乗客が乗
り込んできたときには、かご内のかご呼び釦25
BXを押してORゲート847を介し直接5階の
正規かご呼びを登録することもできるし、また乗
り込む前に乗場操作盤10の5階行先釦5Aを押
して再度5階の行先呼び305を登録して5階の
仮かご呼び25TXを登録することもできる。
このように上記実施例では、乗場行先釦によつ
てかご呼びが自動登録されてもかご内のリセツト
釦を押すことによつて次の呼びに応答するまでは
いつでも上記自動登録されたかご呼びをキヤンセ
ルできるようにしたので、無駄かご呼びの登録に
よる運行効率の低下を防ぐことができる。また万
一かご内乗客により誤つてかご呼びがキヤンセル
されても、乗場でもう一度所望の行先釦を押せば
再びかご呼びの自動登録ができるので、かご内が
混雑していてもかご内のかご呼び釦を押せずに所
望の階へ行けなくなるという不具合は解消され
る。
第7図はこの発明の他の実施例を示すもので、
第6図の仮かご呼びリセツト回路812に相当す
るものである。図中、836はANDゲート、8
63はNOTゲートである。この実施例では呼び
応答中信号61Xが「L」でNOTゲート863
の出力が「H」の状態でなければリセツト釦9X
を押しても仮かご呼び信号812aを「H」にし
ないようにした。すなわち乗客の乗降が終わり、
次の呼びに向つて出発する真際になりその階で乗
客が乗り込んでこなかつたことを確実に判断でき
るまではキヤンセル釦9Xを押してもその階で自
動登録されたかご呼びをキヤンセルできないよう
にしたので、無駄かご呼びの登録による運行効率
の低下を防ぐことができるとともに特に乗客が早
まつて自動登録されたかご呼びをキヤンセルする
不具合を未然に防ぐことができる。
第8図及び第9図はこの発明による他の実施例
を示すもので、第8図は第1図に相当し、第9図
は第4図に相当する。図中、3U,3Dは3階の
乗場に設けられた乗場操作盤10に配置された上
り釦及び下り釦、3UL及び3DLはそれぞれ上り
釦3U及び下り釦3Dに内蔵され、上り呼び及び
下り呼びが登録されると点灯する上り釦灯及び下
り釦灯である。
この実施例では、3階の上り釦3Uが押される
とメモリ804及びメモリ806の内容がそれぞ
れ「H」にセツトされて上り呼び信号33Uが
「H」になり乗場操作盤10の上り釦灯3ULが点
灯する。また同時に5階行先呼び信号305も
「H」となり、3階上り呼びに割り当てられたか
ご(1号機とする)が応答すると第1の実施例と
同様に5階の仮かご呼び信号25TXが「H」と
なり、5階のかご呼びが自動登録される。この自
動登録された5階のかご呼びは1号機が他の階の
呼びに応答するまではかご操作盤8Xに設けられ
たリセツト釦9Xによつてキヤンセルすることが
できる。
このようにこの実施例では、乗場に上り釦、下
り釦を設置し、上記乗場釦により乗場呼びが登録
され、その呼びにかごが応答すると、自動的に予
め定められた階のかご呼びを登録するようにした
エレベータにおいてもかご内のリセツト釦で自動
登録されたかご呼びをキヤンセルできるようにし
たので無駄かご呼びの登録による運行効率の低下
を防ぐことができる。
上記各実施例では、かご内のリセツト釦をかご
操作盤に設けるようにしたがこれに限るものでは
ない。かご内乗客が操作できる場所であればかご
内のどこに設置してもよい。またリセツト釦を各
かご呼び対応で設けるようにしてもよい。
また上記各実施例ではかご呼びの自動登録を割
当かごが乗場呼びに応答したときに行うようにし
たが、自動登録の時期はこれに限るものではな
い。乗場呼びに対してかごが割り当てられると直
ちに所定のかご呼びを自動登録する方式であつて
もよいし、また、割当方式ではなく、通りかかつ
たかごが乗場呼びにサービスする群管理方式にお
いて応答したかごに所定のかご呼びを自動登録す
る方式であつてもよい。
この発明は以上述べたとおり、乗場操作盤の行
先釦によつて発せられた行先呼びがかご呼びに変
換される前に呼びリセツト釦が操作された場合、
上記変換を阻止するようにしたので、かご呼びが
無駄に登録されるのを抑えて運転効率を向上させ
ることができるという効果を有する。また、一旦
かご呼びは変換された後は打ち消されることはな
いので、乗客に不安を与えることはないという効
果も併有する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの発明の一実施例を示し、
第1図は乗場の正面図、第2図はかご操作盤の正
面図、第3図はエレベータの群管理装置の電気回
路のブロツク接続図、第4図は乗場呼び登録回路
の接続図、第5図は乗場呼び打消し回路の接続
図、第6図はかご呼び登録回路の接続図、第7図
はこの発明の他の実施例を示す仮かご呼びリセツ
ト回路の接続図、第8図及び第9図はこの発明の
更に他の実施例を示し、第8図は第1図相当図、
第9図は第4図相当図である。 図において、Zは乗場、1A,2A,4A〜7
Aはそれぞれ1階、2階、4階〜7階の行先釦、
8Xはかご操作盤、9Xはリセツト釦、10は乗
場操作盤、13Aは乗場呼び登録回路、14
BX,14BYはかご呼び登録回路、21BX〜2
7BXはかご呼び釦、809はフリツプフロツプ
(仮かご呼び登録手段)、832はANDゲート
(変換手段)である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 かごのサービスする乗場に設けられた乗場操
    作盤、この乗場操作盤に設けられその乗場へ上記
    かごを呼び寄せる乗場呼びとその乗場から各上記
    乗場への行先呼びを発生する行先釦、上記かご内
    のかご操作盤に設けられたかご呼び釦、このかご
    呼び釦が操作されると対応する上記乗場へのかご
    呼びを登録するかご呼び登録手段、上記乗場呼び
    を登録する乗場呼び登録手段、上記乗場呼びに応
    答する上記かごに対してその乗場からの上記行先
    呼びを仮かご呼びとして仮に登録する仮かご呼び
    登録手段、上記仮かご呼びを登録した上記かごが
    上記乗場呼びに応答後所定の状態になると上記仮
    かご呼びを正規の上記かご呼びに変換する変換手
    段、上記かご内に設けられ上記変換手段が上記仮
    かご呼びを変換する前に操作されると上記仮かご
    呼びの登録を打ち消して上記変換を阻止する外部
    操作可能な呼びリセツト釦を備えたことを特徴と
    するエレベータの呼び登録装置。 2 乗場操作盤は、その乗場へかごを呼び寄せる
    乗場呼びとその乗場から予め定められた特定の乗
    場への行先呼びを発生する上り釦及び下り釦の少
    なくとも一つを備えたことを特徴とする特許請求
    の範囲第1項記載のエレベータの呼び登録装置。
JP58064825A 1983-04-13 1983-04-13 エレベ−タの呼び登録装置 Granted JPS59190175A (ja)

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Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5580659A (en) * 1978-12-13 1980-06-18 Mitsubishi Electric Corp Call register for elevator
JPS5790366A (en) * 1980-11-25 1982-06-05 Hitachi Ltd Register for cage calling of elevator
JPS57199767A (en) * 1981-06-03 1982-12-07 Mitsubishi Electric Corp Calling register for elevator
JPS582169A (ja) * 1981-06-22 1983-01-07 三菱電機株式会社 エレベ−タの呼び登録装置

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