JPH0515328A - うるち米の成形飯の製造方法 - Google Patents

うるち米の成形飯の製造方法

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Publication number
JPH0515328A
JPH0515328A JP3165955A JP16595591A JPH0515328A JP H0515328 A JPH0515328 A JP H0515328A JP 3165955 A JP3165955 A JP 3165955A JP 16595591 A JP16595591 A JP 16595591A JP H0515328 A JPH0515328 A JP H0515328A
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JP
Japan
Prior art keywords
rice
molded
boiled
cooked
plastic film
Prior art date
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Pending
Application number
JP3165955A
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English (en)
Inventor
Hideo Takahashi
英夫 高橋
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Sato Foods Industries Co Ltd
Original Assignee
Sato Foods Industries Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sato Foods Industries Co Ltd filed Critical Sato Foods Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 うるち米の米飯を圧縮成形、密封包装してそ
の利用性を拡大する。 【構成】 うるち米の米飯を型にいれ圧縮成形した成形
飯1をプラスチックフィルム2で密封包装する。 【効果】 うるち米の米飯を型にいれ圧縮成形した成形
飯1は、手で握ってもくずれないという保圧性を有し、
密封したプラスチックフィルム2をはがすときも形くず
れせず、食味も普通の米飯と変わらず、また、密封包装
してあるため、保存性に優れ、圧縮成形する型を交換す
ることにより様々な形のものが製造でき、従来の成形飯
とは異なつた多くの利用法が考えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は炊飯したうるち米の成形
飯の製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、炊飯した米飯を機械的に成形した
ものには、おむすび、にぎり寿司のシャリ、押寿司のシ
ャリなどがある。また、特開平2−242648号公報には、
米飯成形体を、パイ生地、麺生地、菓子生地等のシート
状生地体を食器形に成形した可食容器内に容れた食器形
成形ライスを提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
成形米飯は形くずれし易く、調理時や運搬時あるいは食
べる時にボロボロと欠け落ちる欠点があった。また、長
期保存を目的とする包装米飯の多くのものが米粒を袋詰
めした後、脱気密閉し炊飯するものであり、炊飯後米粒
がつぶれ袋中の水分と混ざり糊状となり調理時、食用時
に開封したとき米飯がベタつき食味に劣るという欠点も
あった。
【0004】本発明は、上記の欠点に鑑み、圧縮するこ
とにより密封したフィルムをはがすときに形くずれせ
ず、手で握っても形くずれしないという保圧性を有し、
体積を小さくすることにより運搬時の効率化を図り、ま
た、圧縮することにより機械適正が良く包装途中で形が
くずれず作業性が良好となり、その上、食用時に米粒が
潰れた感じがせず普通のご飯の食味を得られることを目
的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上記の諸問題
を解決するために成されたもので、常法より炊飯したう
るち米の米飯を任意の型に入れ、圧縮成形し、プラスチ
ックフィルムに密封包装したものである。
【0006】
【作用】本発明は、うるち米の米飯を任意の型に入れ、
圧縮成形した後、プラスチックフィルムに密封包装した
ことにより、調理時、食用時に密封したフィルムをはが
す場合に形くずれせず、食用時に普通の米飯の食味を得
られるものである。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例を添付図面を参照して説
明する。まず常法により炊飯したうるち米の米飯を型に
入れ圧縮し、圧縮成形体1を作る。このときの圧縮圧力
は単位面積当り1〜2kg/cm2であり、通常おにぎりを
製造するときより大きい圧力をかける。前記米飯として
は白飯はうるち米の米飯に限り、その他に味付けご飯、
混ぜご飯を利用してもよく、白飯の場合はおにぎり的
に、味付けご飯、混ぜご飯の場合はスナック的なものと
なる。
【0008】次に圧縮成形体1をプラスチックフィルム
2にて密封包装する。この後、米飯の品質により加熱殺
菌処理をする。加熱殺菌を行う場合は米飯中の水分が蒸
発し膨脹するにとによりプラスチックフィルムが破損す
るのを防止するため真空包装を行う。しかし、製造され
る米飯が無菌的に管理される場合はこの必要はない。な
ぜなら、炊飯時の加熱により米飯は無菌状態となり、炊
飯、圧縮成形、密封の各工程が一連の無菌状態の下で作
業されている場合は、その無菌状態がが維持されている
ので、加熱殺菌を行わなくても圧縮成形体1を密封包装
した製品は半年から1年の保存が可能である。
【0009】調理、食用時には、密封包装を解かずにレ
ンジあるいはお湯で加熱する。この場合、米飯中の水分
が蒸発し膨脹するためプラスチックフィルムが破損する
虞があるため真空包装を行う事が望ましく、熱の伝達も
よいという利点もある。
【0010】また、圧縮成形する時に型を交換すること
により様々な形のものが、例えばスティック状のもの等
が製造できる。
【0011】
【発明の効果】以上述べたように、本発明は常法により
炊飯したうるち米の米飯を任意の型に入れ、圧縮成形
し、プラスチックフィルムに密封包装したことを特徴と
するうるち米の成形飯の製造方法で製造しており、ま
た、密封包装してあるため、朝加熱調理をして、弁当又
はピクニックのように昼又は夕方まで放置しておいても
食べることができるという携帯性に優れ、その上、圧縮
成形するので保圧性に優れることにより様々な形のもの
ができ、例えば直径30mm長さ120mmのスティッ
ク状の細長いものも製造でき食べやすい利点がある。
【0012】これまでの米飯を成形したものといえば寿
司あるいはおにぎりという和風的なものから洋風的なも
の、例えば立食パーティ等で使われるクッキー代わりに
使用できるという、今までとは異なる用途の広がりが考
えられ、従来米飯に対して持たれているイメージを大き
く変えるものである。さらにうるち米を強く圧迫するの
で機械適性がよく、包装途中で形がくずれず量産時にお
ける作業性にも優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】プラスチックフィルムに密封包装されたうるち
米の成形飯の斜視図である。
【図2】スティック状に成形されたうるち米の成形飯の
斜視図である。
【符号の説明】
1 うるち米の成形飯 2 フィルム 3 スティック状に成形されたうるち米の成形飯

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】常法により炊飯したうるち米の米飯を任意
    の型に入れ、圧縮成形し、プラスチックフィルムに密封
    包装したことを特徴とするうるち米の成形飯の製造方
    法。
JP3165955A 1991-07-05 1991-07-05 うるち米の成形飯の製造方法 Pending JPH0515328A (ja)

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JPH0515328A true JPH0515328A (ja) 1993-01-26

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ID=15822196

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100364525B1 (ko) * 2000-05-19 2002-12-12 주식회사롯데삼강 스틱형 레토르트 미반가공의 제조방법
KR100833819B1 (ko) * 2000-11-27 2008-06-02 가부시키가이샤 신와 기카이 팩 주먹밥의 제조방법
JP2013116097A (ja) * 2011-12-01 2013-06-13 Michiko Terayama 米粒の食感を残した可食容器の成形方法。

Cited By (3)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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KR100833819B1 (ko) * 2000-11-27 2008-06-02 가부시키가이샤 신와 기카이 팩 주먹밥의 제조방법
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