JPS594944Y2 - 重ね餅 - Google Patents

重ね餅

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JPS594944Y2
JPS594944Y2 JP1979100532U JP10053279U JPS594944Y2 JP S594944 Y2 JPS594944 Y2 JP S594944Y2 JP 1979100532 U JP1979100532 U JP 1979100532U JP 10053279 U JP10053279 U JP 10053279U JP S594944 Y2 JPS594944 Y2 JP S594944Y2
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JP
Japan
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mochi
container
stacked
rice cake
packaged
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Expired
Application number
JP1979100532U
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English (en)
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JPS5618356U (ja
Inventor
功 佐藤
Original Assignee
東洋製罐株式会社
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Filing date
Publication date
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  • Packaging Of Machine Parts And Wound Products (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Stackable Containers (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は包装餅に関するものである。
従来の既製の出来合の供え餅10、即ち二段重ね鏡餅形
の包装餅は、第1図に示すように中段にくびれ部13を
具えた実質的に薄い均一厚さの壁12よりなり、「部内
腔が二段重ね鏡餅形状とした容器11に未た流動性を有
する餅14を押し込み、底材15を付して二段重ね餅を
一体的に構造して来た。
このように中段くびれ部13を具えた容器11に餅14
を丘入し鏡餅形包装餅10を作成するに際しては、餅の
変質・腐敗を防止する為に、容器内に空気が残らないよ
うにしなければならない。
ところが、容器11の中段にくびれ部13が存する場合
は、往々にして空気の排出が完全でなく容器と餅との間
に僅かであるが空気が残留し黴を生じることが多い欠陥
があった。
又、二段重ねを一体的としたから、餅としての厚さは通
常の餅のほぼ2倍となり、之を食に供するに際して、切
断に困難が伴ない、且つ煮たり又は焼いたりするとき火
が通り難い欠点があった。
又、従来の既製の出来合の二段包装餅は、二段形容器に
一体に収めである故、二段鏡餅としてのみ販売され得る
が、−個宛の丸紐として売れない欠点があった。
又、今までの二段鏡餅は体積が大となり、且つ空気を完
全に容器内から追放する手段もほどこされなかったため
、即ち、くびれ部13の存在と餅を容器に収納する際完
全に空気を追放する手段がながったこととが相俟って、
包装された餅が殺菌冷却した後、体積の収縮及びかなり
な空気の存在により容器上部、側部等に凹部ができ且つ
短日時で黴の発生を見ていたものである。
本考案は斯る欠点を排したものであること下記の通り。
第2図に示す如く、容器用合成樹脂シート20に真空成
形等を施して所要の大きさの略半球状内腔を設は丸紐用
容器21とする。
尚詳しくは、凸形頂部18に比較して曲率半径の小さな
周縁部19を有する丸紐形状の半球状容器形状を合成樹
脂シート20から形成するのである。
この容器を、第3図に示す如く、所望餅形容器21の外
側面に応じた内側面を具えた枠型30へ挿入する。
次で練り上げて未だ流動性を有する餅14に数粒をつけ
てから、前記容器21に所要量線める。
その後第3図に示すように容器の口部を底材25たる底
用合戊樹脂シート24で覆い、然る後押圧手段33で注
入した前記餅14に対して押圧を加えて容器内の空気を
確実に排出し、且つ容器内に餅を充満させる。
このとき押圧手段に内蔵した加熱具でもって加熱した押
圧手段の外周部35と、枠型30の内側上部の当接部3
1とでもってヒートシールを施すと共に、押圧手段の外
周部35と枠型の内側上縁のエッヂ部32とでもって前
記ヒートシールした部分の外側において第3図に示すよ
うに鍔状縁部26を形成する。
尚、容器21に餅14を納め、之を覆う底用合或樹脂シ
ート24の上から、前記餅とシートとを上述の如く押圧
し以て容器の底部25を形成する押圧手段33の下側面
34の曲率半径R4は、第3図に示す如く容器21の内
腔下側曲率半径、即ち凸形頂部18の曲率半径R3より
も短小である。
それ故、形成された容器21の形状は、第4図に示す如
く、包装餅15の底部16がほぼ全体を一つの凹形底部
材17よりなる。
そして、その凹形底部材17の深さの頂点をPとし、該
凸形頂部18の高さ頂点をQとする。
そして尚第4図に示す如く直径が同−又は小なる包装餅
15 bを上位に積重ねるとき、凸形頂部18の曲率半
径R3よりも凹形底部材の曲率半径R4が短小であるか
ら、中央部分に相当する前記P点とQ点との間に空間が
生じる構造となり、周縁部分においては上位餅と下位餅
とが周側方向において密着する構造となる。
従って積重ねるとき斯る構造となるから、上段餅が下段
餅で動揺することがない。
そして、本考案に係る丸部用容器21は、その内側にひ
だや、くびれ部がない故、未だ流動性の餅14を数粒を
つけた後容器21に納めると、円滑に容器内の空気を排
しつつ餅が注入される。
加えるに餅に押圧を加えるから、容器内の空気を確実に
排出し、二重餅より餅の冷却後の収縮も小であり餅の変
質・腐敗及び殺菌冷却後の凹みを防止する利点がある。
尚、餅を容器に納める前に数粒をつけると、容器に粘着
せず、且つ、押圧手段33で押圧する際容器壁と餅の間
に数粒があるため、空気の除去を完全に行えるものであ
る。
従ってヒートシール性の向上及び空気の排除には数粒は
良好な効果を生じる。
そしてこのように製造した包装餅を重ねるとき上段餅の
底部周縁が下段餅上部に当接し、上段餅が動揺すること
がない利点がある。
そして、この包装餅は従来の如く二段重ねの一体成形で
ない故、その厚さは従来のほぼ÷であって、切断が容易
であり、煮・焼きも短時間にできる利点がある。
尚、上述した実施例においては、底材25を餌容器21
の口部にヒートシールした後、周縁に鍔状縁部26を付
した形状に容器外縁22と底材25との両者を共に切断
し鍔状内部26を円形座の底部として円形座付包装餅3
6(第4図)を作成したが、之に限るものではない。
即ち、底材25を容器21の口部にヒートシールした後
、第5図に示す如く、容器の外縁22を餅底部の鍔状縁
部26の四方向に張出した方形塵28として、底材25
と共に切断し、宛も座ぶとんに載せた状態の方形座付包
装餅37とする。
又あらかじめ蓋となる材料を、丸或は四角形状に切断し
ておきそれを胴となる部分に合せて、ヒートシールする
方法でもよい。
そして尚この方形塵28とする場合に底材25を着色す
ることによって方形塵を敷紙の代りとする効果も有する
又この方形塵の寸法を載置する三方の内寸法とする場合
、三方内で重ね餅の横ずれを防止できる。
本考案に係る円形包装餅36は一個宛の丸紐形として凸
形頂部18、該凸形頂部よりも適宜曲率半径の小さな周
縁部19、及び底部16からなり、且つ、第3図、第4
図に示す如く底部を一つの凹形底部17とし、その曲率
半径R4を凸形頂部の曲率半径R3よりも短小とするか
ら、適宜な大径の包装餅15 aに小径の包装餅15b
を積重ねることによって、第6図に示す如く任意の大き
さの重ね餅として案定的に重ねることができる。
且つ、第7図に示す如く方形座付丸紐型包装餅37の上
に円形座付丸紐型包装餅36を重ね餅とするときは三方
に載せたとき下段餅の横すべりを防止できる重ね餅とな
る。
尚本考案の円形座付丸紐型包装餅36における鍔状縁部
26は、目立たないように狭くすることが好ましいが、
ヒートシールを充分に施し密封を確実とする為には少く
とも約4m/m以上のヒートシール巾を必要とする。
従って小さい生餅のような第8図及び第9図に示す円形
座付丸紐型包装餅36においては、円形座である鍔状縁
部26の巾が比較的広く感じられる。
之に伴って之を上段餅とする重ね餅は第10図及び第1
1図に示すように上段餅の円座が目触りな欠点がある。
之に反して、径の大なる円形座付丸紐型包装餅36であ
るからと云って、ヒートシール部の巾を餅の外径の大き
さによって広くする必要はないから、第12図及び第1
3図に示す如く鍔状縁部26の巾が比較的目立たない。
従って之を上段とする重ね餅は第14図及び第15図に
示す如く外観が良好である。
要するに、本考案は熱可塑性合或樹脂製薄肉丸餅型容丸
部おいて、該容器の凸形頂部における上方への曲率半径
R3よりも該容器の凹形底部材における上方への曲率半
径R4を短小とし、以て該容器を積重ねたとき上位容器
の底部中央部と下位容器の頂部中央部との間に空間を生
じる形状とした丸紐型容器をもって、下位容器と直径が
同−又は小なる容器に餅を充填した上段包装餅を、上位
容器と直径が同−又は大なる容器に餅を充填した下段包
装餅に重ねた構造を特徴とする重ね餅である。
この様に凹形底部17の曲率半径R4を凸形頂部の曲率
半径R3よりも小さくした丸紐形状である故、安定的に
重ねて重ね餅とすることもでき、又、その形状が丸紐形
状の略半球形と比較的単純な形状である故、容器21内
に空気を残すことなく餅14を充填することができ、従
って保存性が良好であり、更に食する際して切断容易等
様々の利点を有する重ね餅とすることができるものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の包装重ね斜断面図、第2図は本考案に係
る包装餅容器へ餅を流し込む断面図、第3図は餅を押込
み底材をヒートシールする断面図、第4図は積み重ねた
図、第5図は方形塵を付した包装餅の斜視図、第6図は
円形座付丸紐型包装餅を重ねた図、第7図は方形座付丸
紐型包装餅に円形座付丸紐型包装餅を重ねた斜視図、第
8図は径の小なる円形座付丸紐型包装餅の側面図にして
、第9図はその平面図、第10図は第8図に示す包装餅
を上段餅とする重ね餅の側面図にして、第11図はその
平面図、第12図は径の大なる円形座付丸紐型包装餅の
側面図にして、第13図はその平面図、第14図は第1
2図に示す包装餅を上段餅とする重ね餅の側面図にして
、第15図はその平面図。 10=2段一体重ね餅、11−2段形容器、12=薄い
壁、13−中段くびれ、14−流動餅、15−円形包装
餅、16=底部、17=凹形底部、18−凸形頂部、1
9=周縁部、20=容器用合戊樹脂シート、21=丸餅
用容器、22=容器外縁、24−底材用合成樹脂シート
、25−底材、26=鍔状縁部、27−円形座、28一
方形座、30=枠型、31=当接部、32=上縁工ツヂ
部、34=押圧手段下側面、35−押圧手段の外周部、
36−円形座付包装餅、37一方形座付包装餅。

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)熱可塑性合或樹脂製薄肉丸餅型容丸紐おいて、該
    容器の凸形頂部における上方への曲率半径R3よりも該
    容器の凹形底部材における上方への曲率半径R4を短小
    とし、以て該容器を積重ねたとき上位容器の底部中央部
    と下位容器の頂部中央部との間に空間を生じる形状とし
    た丸紐型容器をもって、下位容器と直径が同−文は小な
    る容器に餅を充填した上段包装餅を、上位容器と直径が
    同−又は大なる容器に餅を充填した下段包装餅に重ねた
    構造を特徴とする重ね餅。
  2. (2)下段餅及び上段餅の両者の裏面蓋体を、餅底部周
    縁に鍔状縁部を付した円形座とした第1項記載の重ね餅
  3. (3)下段餅の裏面蓋体を餅底部四方向に張出した方形
    座とし、上段餅の裏面蓋体を餅底部周縁に鍔状縁部を付
    した円形座とした第1項記載の重ね餅。
JP1979100532U 1979-07-23 1979-07-23 重ね餅 Expired JPS594944Y2 (ja)

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JP1979100532U JPS594944Y2 (ja) 1979-07-23 1979-07-23 重ね餅

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JPS5618356U JPS5618356U (ja) 1981-02-18
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ID=29333256

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5865326B2 (ja) * 2013-10-09 2016-02-17 押尾産業株式会社 鏡餅容器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS49123283U (ja) * 1973-02-22 1974-10-22
JPS49130185U (ja) * 1973-03-13 1974-11-08

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