JPH05153177A - 位相変調装置 - Google Patents
位相変調装置Info
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- JPH05153177A JPH05153177A JP3316797A JP31679791A JPH05153177A JP H05153177 A JPH05153177 A JP H05153177A JP 3316797 A JP3316797 A JP 3316797A JP 31679791 A JP31679791 A JP 31679791A JP H05153177 A JPH05153177 A JP H05153177A
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- Japan
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- Digital Transmission Methods That Use Modulated Carrier Waves (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 位相変調装置において、装置稼働中は常時自
動的に直交特性を監視し、外乱などに影響されずに理想
的な信号配置を保持できるように自動調整する。また、
直交特性の設定を短時間で行う。 【構成】 入力信号と出力信号の相関を相関器で取り、
入力信号の直流オフセット誤差信号と位相誤差信号を出
力し、この相関器の出力信号を積分器で積分し、差動増
幅器の直流オフセット電圧および電圧で制御される可変
位相器を制御するための直流信号に変換する。
動的に直交特性を監視し、外乱などに影響されずに理想
的な信号配置を保持できるように自動調整する。また、
直交特性の設定を短時間で行う。 【構成】 入力信号と出力信号の相関を相関器で取り、
入力信号の直流オフセット誤差信号と位相誤差信号を出
力し、この相関器の出力信号を積分器で積分し、差動増
幅器の直流オフセット電圧および電圧で制御される可変
位相器を制御するための直流信号に変換する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は多相PSK方式に利用す
る。特に、位相変調出力の信号配置における直交特性の
自動調整技術に関する。
る。特に、位相変調出力の信号配置における直交特性の
自動調整技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来例を図7を参照して説明する。図7
は従来例装置のブロック図である。
は従来例装置のブロック図である。
【0003】多相位相変調における2次平面座標の直交
成分をそれぞれPおよびQとする。P側およびQ側のデ
ータDP およびDQ の振幅レベルを調整する差動増幅器
4および5と、キャリア信号をP側およびQ側に分配す
る分配器8と、分配器8のQ側への出力の位相をπ/2
ずらす可変位相器9と、前記差動増幅器4および5の出
力データをそれぞれ0−π変調するP側およびQ側の位
相変調器6および7と、この位相変調器6および7の出
力を合成する電力合成器10を備える。さらに、位相変
調波出力の直交特性を調整するための設定器13を備え
た手動による直交特性調整部12を備える。
成分をそれぞれPおよびQとする。P側およびQ側のデ
ータDP およびDQ の振幅レベルを調整する差動増幅器
4および5と、キャリア信号をP側およびQ側に分配す
る分配器8と、分配器8のQ側への出力の位相をπ/2
ずらす可変位相器9と、前記差動増幅器4および5の出
力データをそれぞれ0−π変調するP側およびQ側の位
相変調器6および7と、この位相変調器6および7の出
力を合成する電力合成器10を備える。さらに、位相変
調波出力の直交特性を調整するための設定器13を備え
た手動による直交特性調整部12を備える。
【0004】P側およびQ側のデータDP およびDQ の
振幅レベルをそれぞれ差動増幅器4および5のマイナス
側直流オフセット電圧により調整して位相変調器6およ
び7に入力する。キャリア信号も分配して、Q側をπ/
2ずらしてそれぞれ位相変調器6および7に入力する。
位相変調器6および7で0−π変調されたキャリア信号
は、電力合成器10で合成され、位相変調波が出力され
る。この位相変調波出力を外部でモニターして、直交特
性に問題があれば直交特性調整部12に備えられた設定
器13で手動により調整する。
振幅レベルをそれぞれ差動増幅器4および5のマイナス
側直流オフセット電圧により調整して位相変調器6およ
び7に入力する。キャリア信号も分配して、Q側をπ/
2ずらしてそれぞれ位相変調器6および7に入力する。
位相変調器6および7で0−π変調されたキャリア信号
は、電力合成器10で合成され、位相変調波が出力され
る。この位相変調波出力を外部でモニターして、直交特
性に問題があれば直交特性調整部12に備えられた設定
器13で手動により調整する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この方式では差動増幅
器の直流オフセット電圧および可変位相器の値を手動で
調整して直交特性を調整しているため、所望の特性を得
るのに手間と時間がかかり、また振動や温度変化などの
外乱により直交特性が変化してもモニターを行わない限
り気付かないという問題がある。
器の直流オフセット電圧および可変位相器の値を手動で
調整して直交特性を調整しているため、所望の特性を得
るのに手間と時間がかかり、また振動や温度変化などの
外乱により直交特性が変化してもモニターを行わない限
り気付かないという問題がある。
【0006】本発明はこのような背景に行われたもの
で、装置稼働中は常時自動的に直交特性を監視して調整
してくれる位相変調装置の提供を目的とする。
で、装置稼働中は常時自動的に直交特性を監視して調整
してくれる位相変調装置の提供を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は多相位相変調の
ための2次元平面座標データを入力する二つのデータ入
力端子と、この二つのデータ入力端子から入力された二
つの入力信号の振幅レベル調整をそれぞれ直流オフセッ
ト電圧により行う二つの差動増幅器と、この二つの差動
増幅器からの出力をそれぞれ位相変調する二つの位相変
調器と、キャリア信号を入力するキャリア信号入力端子
と、このキャリア信号入力端子から入力されたキャリア
信号を前記二つの位相変調器に分配する分配器と、この
分配器で分配されたキャリアの片方の位相をずらす可変
位相器と、前記二つの位相変調器の出力を合成する電力
合成器と、この電力合成器からの位相変調波出力を出力
する位相変調波出力端子と、前記直流オフセット電圧の
値および前記可変位相器の値を調整して直交特性を調整
する直交特性調整部とを備えた位相変調装置において、
前記直交特性調整部は、前記位相変調波出力および前記
二つの入力信号を入力して前記位相変調波出力の信号配
置のずれを検出する手段と、この検出結果から前記位相
変調波出力の直交特性を自動的に調整する手段を備えた
ことを特徴とする。
ための2次元平面座標データを入力する二つのデータ入
力端子と、この二つのデータ入力端子から入力された二
つの入力信号の振幅レベル調整をそれぞれ直流オフセッ
ト電圧により行う二つの差動増幅器と、この二つの差動
増幅器からの出力をそれぞれ位相変調する二つの位相変
調器と、キャリア信号を入力するキャリア信号入力端子
と、このキャリア信号入力端子から入力されたキャリア
信号を前記二つの位相変調器に分配する分配器と、この
分配器で分配されたキャリアの片方の位相をずらす可変
位相器と、前記二つの位相変調器の出力を合成する電力
合成器と、この電力合成器からの位相変調波出力を出力
する位相変調波出力端子と、前記直流オフセット電圧の
値および前記可変位相器の値を調整して直交特性を調整
する直交特性調整部とを備えた位相変調装置において、
前記直交特性調整部は、前記位相変調波出力および前記
二つの入力信号を入力して前記位相変調波出力の信号配
置のずれを検出する手段と、この検出結果から前記位相
変調波出力の直交特性を自動的に調整する手段を備えた
ことを特徴とする。
【0008】また、前記ずれを検出する手段は、前記位
相変調波出力を包絡検波する手段と、この包絡検波出力
の平均値からのずれを検出してデジタルデータに変換す
る手段とを含むことが望ましい。
相変調波出力を包絡検波する手段と、この包絡検波出力
の平均値からのずれを検出してデジタルデータに変換す
る手段とを含むことが望ましい。
【0009】さらに、前記ずれを調整する手段は、前記
デジタルデータおよび前記二つの入力信号の相関から前
記直流オフセット電圧の値および前記可変位相器の値を
制御する直流電圧信号を出力する手段を含むことが望ま
しい。
デジタルデータおよび前記二つの入力信号の相関から前
記直流オフセット電圧の値および前記可変位相器の値を
制御する直流電圧信号を出力する手段を含むことが望ま
しい。
【0010】
【作用】多相位相変調において直交座標の成分である二
つのデータを入力して、位相変調波を出力する位相変調
装置であるが、理想の信号配置になるように直交特性の
調整を自動的に行う。
つのデータを入力して、位相変調波を出力する位相変調
装置であるが、理想の信号配置になるように直交特性の
調整を自動的に行う。
【0011】まず、電力合成器からの位相変調波を包絡
検波器にて包絡検波し、この検波出力の平均値からのず
れを検出して、これをデジタルデータにレベル判定器に
より変換する。ここで、P側およびQ側の入力信号とこ
のデジタルデータの相関を相関器で取り、P側およびQ
側の直流オフセット誤差信号と位相誤差信号を出力す
る。この相関器の出力信号を積分器で積分し、差動増幅
器の直流オフセット電圧および電圧で制御される可変位
相器を制御するための直流電圧信号に変換する。
検波器にて包絡検波し、この検波出力の平均値からのず
れを検出して、これをデジタルデータにレベル判定器に
より変換する。ここで、P側およびQ側の入力信号とこ
のデジタルデータの相関を相関器で取り、P側およびQ
側の直流オフセット誤差信号と位相誤差信号を出力す
る。この相関器の出力信号を積分器で積分し、差動増幅
器の直流オフセット電圧および電圧で制御される可変位
相器を制御するための直流電圧信号に変換する。
【0012】
【実施例】本発明実施例装置の構成を図1を参照して説
明する。図1は本発明実施例装置のブロック図である。
明する。図1は本発明実施例装置のブロック図である。
【0013】本発明は4相位相変調のための2次元平面
座標データを入力する二つのデータ入力端子1および2
と、この二つのデータ入力端子1および2から入力され
た二つの入力信号の振幅レベル調整をそれぞれ直流オフ
セット電圧により行う二つの差動増幅器4および5と、
この二つの差動増幅器4および5からの出力をそれぞれ
位相変調する二つの位相変調器6および7と、キャリア
信号を入力するキャリア信号入力端子3と、このキャリ
ア信号入力端子3から入力されたキャリア信号を二つの
位相変調器6および7に分配する分配器8と、この分配
器8で分配されたキャリアのQ側の位相をずらす可変位
相器9と、二つの位相変調器6および7の出力を合成す
る電力合成器10と、この電力合成器10からの位相変
調波出力を出力する位相変調波出力端子11と、前記直
流オフセット電圧の値および可変位相器9の値を調整し
て直交特性を調整する直交特性調整部12とを備えた位
相変調装置において、直交特性調整部12は、前記位相
変調波出力および前記二つの入力信号を入力して前記位
相変調波出力の信号配置のずれを検出する手段と、この
検出結果から前記位相変調波出力の直交特性を自動的に
調整する手段を備えたことを特徴とする。
座標データを入力する二つのデータ入力端子1および2
と、この二つのデータ入力端子1および2から入力され
た二つの入力信号の振幅レベル調整をそれぞれ直流オフ
セット電圧により行う二つの差動増幅器4および5と、
この二つの差動増幅器4および5からの出力をそれぞれ
位相変調する二つの位相変調器6および7と、キャリア
信号を入力するキャリア信号入力端子3と、このキャリ
ア信号入力端子3から入力されたキャリア信号を二つの
位相変調器6および7に分配する分配器8と、この分配
器8で分配されたキャリアのQ側の位相をずらす可変位
相器9と、二つの位相変調器6および7の出力を合成す
る電力合成器10と、この電力合成器10からの位相変
調波出力を出力する位相変調波出力端子11と、前記直
流オフセット電圧の値および可変位相器9の値を調整し
て直交特性を調整する直交特性調整部12とを備えた位
相変調装置において、直交特性調整部12は、前記位相
変調波出力および前記二つの入力信号を入力して前記位
相変調波出力の信号配置のずれを検出する手段と、この
検出結果から前記位相変調波出力の直交特性を自動的に
調整する手段を備えたことを特徴とする。
【0014】また、前記ずれを検出する手段は、前記位
相変調波出力を包絡検波する手段としての包絡検波器2
4と、この包絡検波出力の平均値からのずれを検出して
デジタルデータに変換する手段としてのレベル判定器2
5とを含む構成である。
相変調波出力を包絡検波する手段としての包絡検波器2
4と、この包絡検波出力の平均値からのずれを検出して
デジタルデータに変換する手段としてのレベル判定器2
5とを含む構成である。
【0015】さらに、前記ずれを調整する手段は、前記
デジタルデータおよび前記二つの入力信号の相関から前
記直流オフセット電圧の値および可変位相器9の値を制
御する直流電圧信号を出力する手段としての相関器23
および積分器20〜22を含む構成である。
デジタルデータおよび前記二つの入力信号の相関から前
記直流オフセット電圧の値および可変位相器9の値を制
御する直流電圧信号を出力する手段としての相関器23
および積分器20〜22を含む構成である。
【0016】次に、本発明実施例装置の動作を説明す
る。
る。
【0017】P側およびQ側の入力信号をそれぞれ差動
増幅器4および5に入力し、振幅レベル調整を行い位相
変調器6および7に入力する。キャリア信号は分配器8
により二つに分けてP側出力はそのままP側の位相変調
器6に入力し、Q側出力は電圧制御された可変位相器9
により位相をπ/2ずらしてQ側の位相変調器7に入力
する。そして、P側およびQ側の位相変調器6および7
の出力を電力合成器10により合成し、変調波を出力さ
せる。その変調波出力を包絡線検波器24に入力し、包
絡線検波を行い、レベル判定器25においてクロック入
力端子14からのクロックで読込み、デジタルデータに
変換する。このデジタルデータと、P側およびQ側の入
力信号を相関器23に入力することにより、P側および
Q側の直流オフセット誤差信号と、位相誤差信号を取り
出す。取り出した信号はデジタルデータなので、それぞ
れ積分器20〜22を通して直流電圧信号に変換し、差
動増幅器4および5と、可変位相器9に入力して制御を
行う。
増幅器4および5に入力し、振幅レベル調整を行い位相
変調器6および7に入力する。キャリア信号は分配器8
により二つに分けてP側出力はそのままP側の位相変調
器6に入力し、Q側出力は電圧制御された可変位相器9
により位相をπ/2ずらしてQ側の位相変調器7に入力
する。そして、P側およびQ側の位相変調器6および7
の出力を電力合成器10により合成し、変調波を出力さ
せる。その変調波出力を包絡線検波器24に入力し、包
絡線検波を行い、レベル判定器25においてクロック入
力端子14からのクロックで読込み、デジタルデータに
変換する。このデジタルデータと、P側およびQ側の入
力信号を相関器23に入力することにより、P側および
Q側の直流オフセット誤差信号と、位相誤差信号を取り
出す。取り出した信号はデジタルデータなので、それぞ
れ積分器20〜22を通して直流電圧信号に変換し、差
動増幅器4および5と、可変位相器9に入力して制御を
行う。
【0018】次に、図2〜図6を参照してレベル判定器
および相関器23について説明する。図2はレベル判定
器および相関器のブロック図である。図3は4相位相変
調波の信号配置図である。図4はレベル判定器の入出力
波形である。図5は(P、Q)=(0、0)のときの信
号配置点の誤差情報を示す図である。図6は三つの相関
器出力が得られる信号配置点の誤差情報を示す図であ
る。
および相関器23について説明する。図2はレベル判定
器および相関器のブロック図である。図3は4相位相変
調波の信号配置図である。図4はレベル判定器の入出力
波形である。図5は(P、Q)=(0、0)のときの信
号配置点の誤差情報を示す図である。図6は三つの相関
器出力が得られる信号配置点の誤差情報を示す図であ
る。
【0019】フリップフロップ回路30に入力される包
絡線検波出力は図4(a)に示すような波形であり、中
央の収束部に図3に示すような変調波の四つの信号配置
点の情報を含んでいる。したがって抵抗分圧により、波
形の収束点の中央に判定点を設定し、クロックで読込む
ことにより、各信号配置点の位置情報をデジタルデータ
として得ることができる。図5に示したように信号配置
点のずれの中でP側データの振幅レベルによるものをa
−a' 間の動き、Q側データの振幅レベルによるものを
b−b' 間の動き、P−Q間の位相差によるものをc−
c' 間の動きと考える。
絡線検波出力は図4(a)に示すような波形であり、中
央の収束部に図3に示すような変調波の四つの信号配置
点の情報を含んでいる。したがって抵抗分圧により、波
形の収束点の中央に判定点を設定し、クロックで読込む
ことにより、各信号配置点の位置情報をデジタルデータ
として得ることができる。図5に示したように信号配置
点のずれの中でP側データの振幅レベルによるものをa
−a' 間の動き、Q側データの振幅レベルによるものを
b−b' 間の動き、P−Q間の位相差によるものをc−
c' 間の動きと考える。
【0020】レベル判定器25からのレベル判定器出力
データDV ' とP側データDP を排他的論理和回路31
に入力し、相関を取ると図6(a)のようにP軸上の位
置のずれを検出して出力データEP を出力することがで
きる。同様にQ側データとの相関を取ると、図6(b)
のようにQ軸上の位置のずれを検出して出力データEQ
を出力することができる。また、P側データとQ側デー
タとの排他的論理和を取ったものとの相関を取ることに
より、図6(c)のように(P、Q)=(0、1)、
(1、0)のときはd−d' 軸上の(P、Q)=(0、
0)、(1、1)のときはe−e' 軸上の位置のずれを
検出して出力データEφを出力することができる。排他
的論理和回路31からの出力は、正規の信号配置点と合
致するときには「H」、「L」などの確率のデータであ
り、ずれているときは「H」、「L」の確率が変化す
る。したがって、この出力データを積分器20〜22で
積分することにより、正規の信号配置点からのずれを直
流電圧の変化に変換できる。この直流電圧信号をそれぞ
れP側、Q側直流オフセット誤差信号、位相誤差信号と
して差動増幅器4および5と可変位相器9にフィードバ
ックすることにより、変調出力が正規の信号配置点にな
るように自動制御することができる。
データDV ' とP側データDP を排他的論理和回路31
に入力し、相関を取ると図6(a)のようにP軸上の位
置のずれを検出して出力データEP を出力することがで
きる。同様にQ側データとの相関を取ると、図6(b)
のようにQ軸上の位置のずれを検出して出力データEQ
を出力することができる。また、P側データとQ側デー
タとの排他的論理和を取ったものとの相関を取ることに
より、図6(c)のように(P、Q)=(0、1)、
(1、0)のときはd−d' 軸上の(P、Q)=(0、
0)、(1、1)のときはe−e' 軸上の位置のずれを
検出して出力データEφを出力することができる。排他
的論理和回路31からの出力は、正規の信号配置点と合
致するときには「H」、「L」などの確率のデータであ
り、ずれているときは「H」、「L」の確率が変化す
る。したがって、この出力データを積分器20〜22で
積分することにより、正規の信号配置点からのずれを直
流電圧の変化に変換できる。この直流電圧信号をそれぞ
れP側、Q側直流オフセット誤差信号、位相誤差信号と
して差動増幅器4および5と可変位相器9にフィードバ
ックすることにより、変調出力が正規の信号配置点にな
るように自動制御することができる。
【0021】
【発明の効果】レベル判定器の判定点を設定することに
より短時間で直交特性の調整ができ、位相変調出力の直
交特性が自動的に監視され調整されるので、外乱による
影響を受けずに設定した直交特性を保持できる。
より短時間で直交特性の調整ができ、位相変調出力の直
交特性が自動的に監視され調整されるので、外乱による
影響を受けずに設定した直交特性を保持できる。
【図1】本発明実施例装置のブロック図。
【図2】本発明実施例装置のレベル判定器および相関器
のブロック図。
のブロック図。
【図3】4相位相変調波の信号配置図。
【図4】レベル判定器の入出力波形。
【図5】(P、Q)=(0、0)の場合の信号配置点の
誤差情報を示す図。
誤差情報を示す図。
【図6】三つの相関器出力から得られる信号配置点の誤
差情報を示す図。
差情報を示す図。
【図7】従来例装置のブロック図。
1 P側データ入力端子 2 Q側データ入力端子 3 キャリア信号入力端子 4、5差動増幅器 6、7位相変調器 8 分配器 9 可変位相器 10 電力合成器 11 位相変調波出力端子 12 直交特性調整部 13 設定器 14 クロック入力端子 20〜22積分器 23 相関器 24 包絡線検波器 25 レベル判定器 30 フリップフロップ回路 31 排他的論理和回路 DP P側データ DQ Q側データ DV レベル判定器入力データ DV ' レベル判定器出力データ EP 、EQ 、Eφ 相関器出力
Claims (3)
- 【請求項1】 多相位相変調のための2次元平面座標デ
ータを入力する二つのデータ入力端子と、この二つのデ
ータ入力端子から入力された二つの入力信号の振幅レベ
ル調整をそれぞれ直流オフセット電圧により行う二つの
差動増幅器と、この二つの差動増幅器からの出力をそれ
ぞれ位相変調する二つの位相変調器と、キャリア信号を
入力するキャリア信号入力端子と、このキャリア信号入
力端子から入力されたキャリア信号を前記二つの位相変
調器に分配する分配器と、この分配器で分配されたキャ
リアの片方の位相をずらす可変位相器と、前記二つの位
相変調器の出力を合成する電力合成器と、この電力合成
器からの位相変調波出力を出力する位相変調波出力端子
と、前記直流オフセット電圧の値および前記可変位相器
の値を調整して直交特性を調整する直交特性調整部とを
備えた位相変調装置において、 前記直交特性調整部は、 前記位相変調波出力および前記二つの入力信号を入力し
て前記位相変調波出力の信号配置のずれを検出する手段
と、 この検出結果から前記位相変調波出力の直交特性を自動
的に調整する手段を備えたことを特徴とする位相変調装
置。 - 【請求項2】 前記ずれを検出する手段は、前記位相変
調波出力を包絡検波する手段と、この包絡検波出力の平
均値からのずれを検出してデジタルデータに変換する手
段とを含む請求項1記載の位相変調装置。 - 【請求項3】 前記ずれを調整する手段は、前記デジタ
ルデータおよび前記二つの入力信号の相関から前記直流
オフセット電圧の値および前記可変位相器の値を制御す
る直流電圧信号を出力する手段を含む請求項1記載の位
相変調装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316797A JPH05153177A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 位相変調装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3316797A JPH05153177A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 位相変調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05153177A true JPH05153177A (ja) | 1993-06-18 |
Family
ID=18081036
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3316797A Pending JPH05153177A (ja) | 1991-11-29 | 1991-11-29 | 位相変調装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05153177A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007526721A (ja) * | 2004-03-02 | 2007-09-13 | マジック テクノロジーズ,インコーポレーテッド | Qkdに対する変調器自動較正方法 |
-
1991
- 1991-11-29 JP JP3316797A patent/JPH05153177A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007526721A (ja) * | 2004-03-02 | 2007-09-13 | マジック テクノロジーズ,インコーポレーテッド | Qkdに対する変調器自動較正方法 |
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Legal Events
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Effective date: 20061214 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 |
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A02 | Decision of refusal |
Effective date: 20070410 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 |