JPH11331300A - 復調装置 - Google Patents

復調装置

Info

Publication number
JPH11331300A
JPH11331300A JP10137254A JP13725498A JPH11331300A JP H11331300 A JPH11331300 A JP H11331300A JP 10137254 A JP10137254 A JP 10137254A JP 13725498 A JP13725498 A JP 13725498A JP H11331300 A JPH11331300 A JP H11331300A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
agc
output signal
circuit
equalizer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10137254A
Other languages
English (en)
Inventor
Eisaku Sasaki
英作 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP10137254A priority Critical patent/JPH11331300A/ja
Priority to US09/312,986 priority patent/US6121828A/en
Publication of JPH11331300A publication Critical patent/JPH11331300A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/38Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/3809Amplitude regulation arrangements
    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03DDEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
    • H03D3/00Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
    • H03D3/007Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L27/00Modulated-carrier systems
    • H04L27/32Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
    • H04L27/34Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
    • H04L27/38Demodulator circuits; Receiver circuits
    • H04L27/3845Demodulator circuits; Receiver circuits using non - coherent demodulation, i.e. not using a phase synchronous carrier
    • H04L27/3854Demodulator circuits; Receiver circuits using non - coherent demodulation, i.e. not using a phase synchronous carrier using a non - coherent carrier, including systems with baseband correction for phase or frequency offset

Abstract

(57)【要約】 【課題】 定常時のBER特性を改善しつつ、AGCの
時定数を短くでき、入力信号のレベル変動に対する追随
速度を改善することができる復調装置を提供する。 【解決手段】 2q 値QAM方式の復調装置は、変調波
を入力し、出力信号の平均電力を一定に保つように動作
するAGCアンプ10、AGCアンプ10の出力信号を
A/D変換するA/D変換器61、62、A/D変換器
61、62の出力信号に含まれる符号間干渉成分を除去
する等化器70、等化器70の出力信号の収束点が(q
/2)ビットの2進数で表現できる振幅になるように動
作するAGC回路81、82、及びAGC回路81、8
2の出力信号を入力し、AGC回路81、82の制御信
号を生成する制御回路90を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復調装置に関し、
特に、IF入力信号の平均電力をアナログAGC(自動
利得制御)回路で一定に保ち、等化器の後方に置かれた
ディジタルAGC回路でBER特性が最良となる正規の
信号点配置になるようにIF入力信号のAGCアンプで
の誤差分を吸収する復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−119331号公報に示さ
れている従来の同期検波の復調装置においては、フェー
ジングによる波形ひずみによりA/D変換器の入力信号
の振幅がひずみのないときに比べて大きくなり、入力信
号がA/D変換器の識別可能範囲(ダイナミックレン
ジ)を超える場合に備えて、入力信号にDRE(Decisi
onRange Expansion)値を乗ずることにより入力信号の
振幅をダイナミックレンジに対し小さくしておき、等化
器の後で出力信号にDRE値の逆数を乗ずることにより
本来の振幅に戻すという構成がとられていた。
【0003】図5は、従来の復調装置における16QA
M(直交振幅変調)信号点位置でのA/D変換器の入力
信号の大きさと、DRE値の関係を示す。ここで、振幅
の収束点X1〜X4を有した入力信号Xのアイパターン
と、振幅の収束点Y1〜Y4を有した入力信号Yのアイ
パターンが示されており、入力信号XはA/D変換器の
ダイナミックレンジの3/8の振幅を有し、入力信号Y
は、A/D変換器のダイナミックレンジの3/4の振幅
を有する。この従来の同期検波の復調装置においては、
例えぱ等化器のあとで、等化器の出力信号の振幅を2倍
にした結果が、正規のレベルになるようにA/D変換器
の前に置かれたAGCアンプに制御をかければ、図5に
示すようにA/D変換器の定常時の入力信号の振幅がA
/D変換器のダイナミックレンジの1/2になる。フェ
ージングが起こった場合、A/D変換器入力では干渉成
分が加わっているが、等化器の出力ではその干渉成分が
除去されているため、その振幅を2倍にしたものが正規
の振幅になるように制御をかけると、A/D変換器の入
力信号の振幅は、定常時よりも大きくなる。つまり、従
来の復調装置においては、A/D変換器の入力信号にお
ける所望波の電力が一定になるように制御がかかるた
め、干渉波成分があり、D/U(Desire to Undesire P
ower Ratio)が小さくなった場合には、Dを一定にする
ためにD+Uの電力は増大する。等化器の後の倍率(D
RE値の逆数)は、深いフェージングが起こった場合で
も、A/D変換器入力信号の振幅がそのダイナミックレ
ンジを超えないように決定され、一般的には4/3〜2
程度の値が選ばれる。復調装置の出力における信号点位
置は、ディジタル値のしきい値に対して16QAM信号
点位置の関係になっている。A/D変換器の入力信号に
おけるアナログ入力信号の最適サンプリング位相での信
号点位置が、A/D変換器の出力信号に対して入力信号
と同じ16QAM信号点位置の関係になっているとき、
DRE=1とする。
【0004】このような構成では、波形ひずみがあると
きに備え、定常時のA/D変換器における量子化精度を
低下させることになり、特に256QAMなどの多値変
調方式においてBER特性の劣化を招いていた。
【0005】この間題点に対し、本発明の出願人は、A
/D変換器の入力信号の最大振幅を一定に保つようにA
GC(自動利得制御)をかけ、信号の振幅の補正を等化
器の後に置かれたディジタルAGC回路で行なう構成を
提案した(特開平07−170306号)。
【0006】図6は、本発明の出願人により特開平07
−170306号に示された従来の復調装置を示す。こ
の復調装置は、IF帯に設けられたAGCアンプ(アナ
ログAGC回路)10と、Iチャネルのミキサ21と、
Qチャネルのミキサ22と、局部発振器41と、90°
位相器42と、ローパスフィルタ(LPF)31、32
と、DCアンプ51、52と、A/D変換器61、62
と、等化器(EQL)70と、乗算器101、102
と、制御回路90とを備えており、乗算器101、10
2は等化器70の出力に補正値kを乗ずる構成を有して
いる。
【0007】この復調装置においては、制御回路90
が、AGCアンプ10の利得を制御することによりDC
アンプ51、52から出力されるBB(Base Band )信
号の最大振幅(D+U)を一定にしてA/D変換器6
1、62のダイナミックレンジをいっぱいに使うように
している。AGCアンプ10の利得制御の補償は、乗算
器101、102によって補正値kを乗ずることによっ
て行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したような従来の復調装置によれば、A/D変換器の
入力信号の最大振幅を一定に保つには、最大振幅値の発
生確率の低い多値変調方式の場合にAGCの時定数を非
常に大きくする必要があり、伝送路での振幅の変動に対
する追随速度に問題があった。
【0009】従って、本発明の目的は、定常時のビット
誤り率(BER)特性を改善しつつ、AGCの時定数を
短くでき、入力信号のレベル変動に対する追随速度を改
善することができる復調装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上に述べた
目的を実現するため、I及びQチャネルを有する2q(
q≧2の整数)値直交振幅変調(QAM)方式の復調装
置において、変調波を入力信号とし、出力信号の平均電
力を一定に保つように動作するアナログAGC(自動利
得制御)回路と、アナログAGC回路によって平均電力
を一定にされ、変調波を復調して得られたBBアナログ
信号をアナログ/ディジタル(A/D)変換するA/D
変換器と、A/D変換器の出力信号を入力し、該出力信
号に含まれる符号間干渉成分を除去する等化器と、等化
器の出力信号を入力し、等化器の出力信号の収束点が
(q/2)ビットの2進数で表現できる振幅になるよう
に動作するI及びQチャネルのディジタルAGC回路
と、I及びQチャネルのディジタルAGC回路の出力信
号を入力し、I及びQチャネルのディジタルAGC回路
の制御信号を生成する制御回路と、を備えることを特徴
とする復調装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の復調装置を詳細に説
明する。
【0012】図1は、本発明の復調装置を示す。この復
調装置は、IF帯に設けられたAGCアンプ(アナログ
AGC回路)10と、Iチャネルのミキサ21と、Qチ
ャネルのミキサ22と、局部発振器41と、90°位相
器42と、ローパスフィルタ(LPF)31、32と、
DCアンプ51、52と、A/D変換器61、62と、
等化器(EQL)70と、ディジタルAGC回路(以
下、単に「AGC回路」ともいう)81、82と、制御
回路90とを備えている。ここで、局部発振器41は、
制御回路90によって発振周波数を制御される電圧制御
発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator )、
または電圧制御水晶発振器(VCXO:Voltage Contro
lled X'tal 0scillator )などである。
【0013】以上のような復調装置において、復調装置
の入力信号である2q 値QAM変調波1は、IF帯に置
かれたAGCアンプ10に入力される。AGCアンプ1
0は、その出力信号の平均電力が外部から設定された一
定値となるように、そのゲインが自動制御される。AG
Cアンプ1Oの出カは、I、Qそれぞれのチャネルのミ
キサ21、22に入力される。
【0014】ミキサ21、22では、局部発振器41の
出力から得られる互いに直交する正弦波と入力信号との
乗算が行われ、その結果、I、Qそれぞれのチャネルの
信号が出力される。この出力信号には、目的とするBB
信号のほかにIF帯の信号が含まれているため、LPF
31、32により所望のBB信号のみを取り出す。この
BB信号を識別可能なレべルまで増幅するDCアンプ5
1、52を通したのち、A/D変換器61、62で複数
列のディジタル信号に変換する。
【0015】A/D変換器61、62の出力信号は、伝
送路での周波数特性のずれに起因する波形歪みを取り除
くために、等化器70に入力される。ここで、等化器7
0としては、線形等化器や判定帰還形等化器などのBB
ディジタルで動作するものが用いられる。等化器70で
干渉成分が取り除かれた信号4、5は、I、Qそれぞれ
のチャネルのAGC回路81、82に入力される。AG
C回路81、82は、制御回路90からのAGC制御信
号を積分することにより得られる係数と、入力信号との
乗算を行う。
【0016】制御回路90は、I、Qそれぞれのチャネ
ルのアイパターンであるAGC回路81、82の出力
と、規定値とのレベル差を検出し、その情報をAGC回
路81、82に出力する。制御回路90は、局部発振器
41の発振周波数制御信号や、等化器70の制御信号も
出力する。AGC回路81、82の出力のうち、上位q
/2ずつが、復調結果の出力として取り出される。ここ
で、例えば、16QAMでは、q=4であるから、I、
Qそれぞれ2つの出力信号がある。
【0017】ここで、AGC回路81、82は、制御回
路90からの制御信号を積分してAGCの利得になる値
を出力する積分器(図示せず)と、入力信号と積分器の
出力値の乗算を行なう乗算器(図示せず)から構成され
る。積分器の出力値が1より大きければ、AGC回路8
1、82として正の利得を持ち、1より小さい正の値で
あれば、負の利得を持つことになる。
【0018】以下、本発明の復調装置の動作を詳述す
る。A/D変換器61、62は、その入力信号のアナロ
グBB信号2、3をサンプリングCLKの周期で複数ビ
ットのディジタル信号に変換する。このときA/D変換
器61、62の識別範囲を超えた信号は、その出力ディ
ジタル信号の最大値もしくは最小値にクリップされる。
この結果、アナログ信号の持つ情報が失われてしまうこ
とになるため、復調特性の劣化となる。従って、サンプ
リングタイミングでのA/D変換器61、62の入力信
号2、3は、A/D変換器61、62の識別範囲を超え
ないようにしなければならない。
【0019】特に、ディジタル信号処理によって、クロ
ック再生、ロールオフフィルタリングなどの復調信号処
理を行なう場合は、標本化定理に基づいて変調速度の2
倍以上のクロックでA/D変換を行なうため、波形の帯
域制限により振幅の大きくなっているトランジェット部
分もアナログ波形の情報を失うことなく変換する必要が
ある。
【0020】AGCアンプ10は、その中に検波回路を
持ち、その出力信号の平均電力があらかじめ定められた
値に保たれるように動作する。
【0021】AGCアンプ10の出力信号は、ミキサ2
1、22で正弦波の局部発振信号と乗算され、LPF3
1、32を通ることによりBB信号が取り出される。さ
らに、固定利得のDCアンプ51、52を通りA/D変
換器61、62に入力される。従って、ミキサ21、2
2からDCアンプ51、52までの利得が一定であれ
ば、A/D変換器61、62の入力信号の平均電力はA
GCアンプ10の働きにより一定に保たれる。
【0022】伝送路でフェージングが発生した場合、変
調波の平均電力と瞬時最大電力との比であるピークファ
クタが変動する。従って、本発明のように平均電力で変
調波のレベルを制御している場合、A/D変換器入力に
おける最大振幅は伝送路の状況によって変動してしま
う。ここで、その変動幅は、フェージングの深さ、周波
数などの条件によって一定ではないが、おおむね2dB
以内に収まることが、シミュレーションにより確認され
ている。
【0023】図2は、シミュレーションによるピークフ
ァクタの変動幅を示す。図2に示すように、AGCアン
プ10によって、その平均電力をA/D変換器61、6
2の入力可能最大振幅(ダイナミックレンジ)に対し、
電力で2dB程度小さくなるように保った場合、A/D
変換器61、62の入力信号の最大振幅は、フェージン
グが起こった場合でも、A/D変換器61、62のダイ
ナミックレンジを超えることはない。
【0024】図3は、AGC回路81、82の制御信号
と各チャネルの出力信号のしきい値(ディジタル値)を
示す。制御回路90は、各チャネルの出力信号が、図3
に示すしきい値の位置に合うようにAGC回路81、8
2に制御信号を出力する。ディジタル信号のMSBであ
るD1と3SB(誤差ビット)であるD3のEX−NO
Rをとった信号を制御信号とすると、信号点の振幅が既
定値より小さいとき、制御信号は「0」レベルとなり、
既定値より大きいときは「1」レベルとなる。これに合
わせて、制御信号が「0」レベルのとき利得を大きく
し、「1」レベルのとき利得を小さくするようにAGC
回路81、82を構成すれば、AGC回路81、82の
出力信号6、7の振幅は、既定値と一致するように制御
される。
【0025】以上、本発明の復調装置によれば、フェー
ジングのない定常時のA/D変換器の入カレベルを大き
くできるため、定常時のビット誤り率(BER)特性を
改善することができるようになった。また、平均電力を
一定に保つためのAGCアンプの時定数は、変調多値数
により大きく変わることがないため、A/D変換器の入
力信号の最大振幅を一定に保つような構成に比べ、AG
Cアンプの時定数を短くできる。その結果、復調装置の
入力信号のレベル変動に対する追随速度を改善すること
ができるようになった。
【0026】以上、本発明の復調装置の一形態を示した
が、A/D変換器51、52の入力信号の平均電力を一
定に保ち、その時点でのBER最良振幅との誤差分を等
化器70の後に設置されたAGC回路81、82で吸収
すればよいので、平均電力を一定に保つAGCアンプ1
0をI、Qそれぞれの伝送路上に設けてもよい。また、
BBディジタル信号において搬送波同期を確立する準同
期検波方式の復調装置についても本発明を適用できる。
【0027】図4は、本発明の準同期検波方式の復調装
置を示す。この復調装置は、IF帯に設けられたAGC
アンプ10と、Iチャネルのミキサ21と、Qチャネル
のミキサ22と、局部発振器41Aと、90°位相器4
2と、LPF31、32と、DCアンプ51、52と、
A/D変換器61、62と、無限移相器(EPS)11
0と、等化器(EQL)70と、AGC回路81、82
と、制御回路90とを備えている。
【0028】ここで、図4に示した復調装置と、図1に
示した復調装置の相違点について説明する。図1の復調
装置の局部発振器41は、制御回路90によって発振周
波数を制御される電圧制御発振器(VCO:Voltage Co
ntrolled Oscillator )、または電圧制御水晶発振器
(VCXO:Voltage Controlled X'tal 0scillator )
であるのに対し、図4で示した復調装置の局部発振器4
1Aは、復調装置への入力信号の変調波の搬送波周波数
に近いけれど同期はしていない周波数で発振する局部発
振器41Aであり、制御回路90などの他の回路から制
御されていない。
【0029】従って、A/D変換器61、62の入力信
号には搬送波の位相回転が残っており、変調波の搬送波
周波数と局部発振器41との差分の周波数で回転してい
る。その残差周波数は、無限移相器(EPS)110に
より除去される。EPS11Oは、制御回路90からの
位相情報により、入力信号に対し残差周波数と同じ周波
数で逆方向の回転を与える。この結果、EPS110の
出力では、搬送波位相同期が確立する。その他の回路の
動作は、図1の復調装置と同一である。
【0030】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の復調装置によ
れば、フェージングのない定常時のA/D変換器の入カ
信号のレベルを大きくできるため、定常時のビット誤り
率(BER)特性を改善することができるようになっ
た。また、平均電力を一定に保つためのAGCアンプの
時定数は、変調多値数により大きく変わることがないた
め、A/D変換器の入力信号の最大振幅を一定に保つよ
うな構成に比べ、AGCアンプの時定数を短くできる。
その結果、復調装置の入力信号のレベル変動に対する追
随速度を改善することができるようになった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による復調装置の実施の一形態を示す概
略図である。
【図2】シミュレーションによるピークファクタの変動
幅を示す図である。
【図3】AGC回路の制御信号と各チャネルの出力信号
のしきい値(ディジタル値)を示す図である。
【図4】本発明の準同期検波方式の復調装置の実施の一
形態を示す概略図である。
【図5】従来の復調装置における16QAM(直交振幅
変調)信号点位置でのA/D変換器の入力信号の大きさ
と、DREの関係を示す図である。
【図6】従来の復調装置の実施の一形態を示す概略図で
ある。
【符号の説明】
1 2q 値QAM変調波 2、3 アナログBB信号 4、5、6、7 信号 10 AGCアンプ 21 Iチャネルのミキサ 22 Qチャネルのミキサ 31、32 LPF 41、41A 局部発振器 42 90°位相器 51、52 DCアンプ 61、62 A/D変換器 70 等化器(EQL) 81、82 AGC回路 90 制御回路 110 無限移相器(EPS)

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】I及びQチャネルを有する2q ( q≧2の
    整数)値直交振幅変調(QAM)方式の復調装置におい
    て、 変調波を入力信号とし、出力信号の平均電力を一定に保
    つように動作するアナログAGC(自動利得制御)回路
    と、 前記アナログAGC回路によって平均電力を一定にさ
    れ、前記変調波を復調して得られたBB(Base Band )
    アナログ信号をアナログ/ディジタル(A/D)変換す
    るA/D変換器と、 前記A/D変換器の出力信号を入力し、該出力信号に含
    まれる符号間干渉成分を除去する等化器と、 前記等化器の出力信号を入力し、前記等化器の出力信号
    の収束点が(q/2)ビットの2進数で表現できる振幅
    になるように動作する前記I及びQチャネルのディジタ
    ルAGC回路と、 前記I及びQチャネルの前記ディジタルAGC回路の出
    力信号を入力し、前記I及びQチヤネルのディジタルA
    GC回路の制御信号を生成する制御回路と、を備えるこ
    とを特徴とする復調装置。
  2. 【請求項2】前記アナログAGC回路は、前記BBアナ
    ログ信号を出力するミキサ及びローパスフィルタの前段
    に設けられている構成の請求項1記載の復調装置。
  3. 【請求項3】前記アナログAGC回路は、前記BBアナ
    ログ信号を出力するミキサ及びローパスフィルタの後段
    に設けられている構成の請求項1記載の復調装置。
  4. 【請求項4】前記ミキサは、前記変調波の搬送波に同期
    した局部発振信号を入力する構成の請求項2あるいは3
    記載の復調装置。
  5. 【請求項5】前記ミキサは、前記変調波の搬送波に近似
    した周波数を有し、かつ、前記搬送波に非同期の局部発
    振信号を入力する構成の請求項2あるいは3記載の復調
    装置。
  6. 【請求項6】前記ディジタルAGC回路は、前記制御信
    号を積分してAGCの利得値を出力する積分器と、前記
    等化器の出力信号と前記利得値を乗算する乗算器を含む
    請求項1記載の復調装置。
  7. 【請求項7】前記制御回路は、前記A/D変換回路のデ
    ィジタル信号のMSBと誤差ビットに応じた信号を前記
    制御信号として出力する構成の請求項6記載の復調装
    置。
  8. 【請求項8】前記制御回路は、前記A/D変換回路のデ
    ィジタル信号が既定値より大きいとき、前記制御信号に
    よって前記利得値を減少させ、既定値より小なるとき、
    前記制御信号によって前記利得値を増加させる構成の請
    求項6記載の復調装置。
JP10137254A 1998-05-19 1998-05-19 復調装置 Pending JPH11331300A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10137254A JPH11331300A (ja) 1998-05-19 1998-05-19 復調装置
US09/312,986 US6121828A (en) 1998-05-19 1999-05-17 Demodulator

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10137254A JPH11331300A (ja) 1998-05-19 1998-05-19 復調装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11331300A true JPH11331300A (ja) 1999-11-30

Family

ID=15194372

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10137254A Pending JPH11331300A (ja) 1998-05-19 1998-05-19 復調装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US6121828A (ja)
JP (1) JPH11331300A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1164788A2 (en) 2000-06-13 2001-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital broadcast receiving apparatus
EP1158667A3 (en) * 2000-05-15 2005-07-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital demodulation apparatus
KR100652566B1 (ko) * 2000-02-12 2006-12-01 엘지전자 주식회사 자동 이득 제어 장치
US7924962B2 (en) 2004-08-30 2011-04-12 Nec Corporation Clock regeneration circuit technical field

Families Citing this family (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
GB2348345B (en) * 1999-01-25 2004-04-14 Nec Corp Demodulator and demodulation method for demodulating quadrature modulation signals
CN1227881C (zh) * 1999-10-04 2005-11-16 日本电气株式会社 处理数字信号的解调器和并行fir滤波器
JP3386114B2 (ja) * 1999-11-05 2003-03-17 日本電気株式会社 復調装置及び方法
US6516036B1 (en) * 1999-12-15 2003-02-04 Sarnoff Corporation Method and apparatus for decimating an oversampled signal
JP3594297B2 (ja) * 2000-11-08 2004-11-24 株式会社日立国際電気 データ再生方式およびデータ再生器
US7076225B2 (en) * 2001-02-16 2006-07-11 Qualcomm Incorporated Variable gain selection in direct conversion receiver
US7236757B2 (en) * 2001-07-11 2007-06-26 Vativ Technologies, Inc. High-speed multi-channel communications transceiver with inter-channel interference filter
US20030112896A1 (en) * 2001-07-11 2003-06-19 Raghavan Sreen A. Multi-channel communications transceiver
US7295623B2 (en) * 2001-07-11 2007-11-13 Vativ Technologies, Inc. High-speed communications transceiver
US6836647B2 (en) * 2002-04-10 2004-12-28 Nokia Corporation Device and method for CDMA-signal power estimation
DE60239349D1 (de) * 2002-12-18 2011-04-14 Texas Instruments Inc Nachrichtenübertragungsempfänger mit automatischer Verstärkungsregelung
US7388904B2 (en) * 2003-06-03 2008-06-17 Vativ Technologies, Inc. Near-end, far-end and echo cancellers in a multi-channel transceiver system
US8406358B1 (en) 2008-02-14 2013-03-26 Marvell International Ltd. Radio-frequency apparatus with programmable performance and associated methods
US8391349B1 (en) * 2009-11-12 2013-03-05 Applied Micro Circuits Corporation Equalizer with automatic gain control (AGC)
US20120170691A1 (en) 2010-12-31 2012-07-05 Stmicroelectronics (Canada), Inc. Interference cancellation and improved signal-to-noise ratio circuits, systems, and methods
JP7004503B2 (ja) * 2017-01-27 2022-01-21 ラピスセミコンダクタ株式会社 自動利得制御回路(agc)、逆拡散回路及び受信データの再生方法

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4669090A (en) * 1985-07-05 1987-05-26 Paradyne Corporation Half-duplex modem without turnaround delay
JP2861778B2 (ja) * 1993-12-15 1999-02-24 日本電気株式会社 復調装置
JPH084245A (ja) * 1994-06-24 1996-01-09 Toyota Tsusho Kk 羽目板の固定構造
US5841814A (en) * 1995-10-17 1998-11-24 Paradyne Corporation Sampling system for radio frequency receiver
US6026127A (en) * 1995-12-28 2000-02-15 National Semiconductor Corporation Autozero technique for a phase locked loop system

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100652566B1 (ko) * 2000-02-12 2006-12-01 엘지전자 주식회사 자동 이득 제어 장치
EP1158667A3 (en) * 2000-05-15 2005-07-13 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital demodulation apparatus
US7054395B2 (en) 2000-05-15 2006-05-30 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Automatic gain control for digital demodulation apparatus
EP1164788A2 (en) 2000-06-13 2001-12-19 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital broadcast receiving apparatus
EP1164788A3 (en) * 2000-06-13 2008-10-29 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Digital broadcast receiving apparatus
US7924962B2 (en) 2004-08-30 2011-04-12 Nec Corporation Clock regeneration circuit technical field

Also Published As

Publication number Publication date
US6121828A (en) 2000-09-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH11331300A (ja) 復調装置
US6510188B1 (en) All digital automatic gain control circuit
CN101005480B (zh) 解调电路和解调方法
JP2000286915A (ja) 信号変調回路及び信号変調方法
US6996193B2 (en) Timing error detection circuit, demodulation circuit and methods thereof
EP0684718A1 (en) Digital demodulation apparatus
JP4583196B2 (ja) 通信装置
JP2006237819A (ja) 復調装置及びその位相補償方法
US6127897A (en) Zero-crossing detection type clock recovery circuit operated at symbol rate
US7031399B2 (en) Demodulator having automatic quadrature control function
JP5046114B2 (ja) 多値qam復調装置とその復調方法及び無線通信システム
GB2316558A (en) Gain control in a QPSK demodulator
US6483883B1 (en) Automatic gain control type demodulation apparatus having single automatic gain control circuit
EP1143611B1 (en) Digital automatic gain control
JPH0621992A (ja) 復調器
JP3206553B2 (ja) 復調装置
KR20030061498A (ko) 연속 위상 직교 진폭 변조 및 복조 장치
JP3298771B2 (ja) 多値数可変変復調器および無線通信装置
JP2570126B2 (ja) 復調装置
GB2410407A (en) Digital FSK transmitter containing a quadrature modulator
JPH08317012A (ja) ディジタル復調器
JP2975390B2 (ja) 多値数可変変復調器
JP2861778B2 (ja) 復調装置
JP3444938B2 (ja) 準同期検波復調回路
JP3206581B2 (ja) 復調器