JPH11331300A - 復調装置 - Google Patents
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- JPH11331300A JPH11331300A JP10137254A JP13725498A JPH11331300A JP H11331300 A JPH11331300 A JP H11331300A JP 10137254 A JP10137254 A JP 10137254A JP 13725498 A JP13725498 A JP 13725498A JP H11331300 A JPH11331300 A JP H11331300A
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- H04L—TRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
- H04L27/00—Modulated-carrier systems
- H04L27/32—Carrier systems characterised by combinations of two or more of the types covered by groups H04L27/02, H04L27/10, H04L27/18 or H04L27/26
- H04L27/34—Amplitude- and phase-modulated carrier systems, e.g. quadrature-amplitude modulated carrier systems
- H04L27/38—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/3809—Amplitude regulation arrangements
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- H—ELECTRICITY
- H03—ELECTRONIC CIRCUITRY
- H03D—DEMODULATION OR TRANSFERENCE OF MODULATION FROM ONE CARRIER TO ANOTHER
- H03D3/00—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations
- H03D3/007—Demodulation of angle-, frequency- or phase- modulated oscillations by converting the oscillations into two quadrature related signals
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- H04L27/38—Demodulator circuits; Receiver circuits
- H04L27/3845—Demodulator circuits; Receiver circuits using non - coherent demodulation, i.e. not using a phase synchronous carrier
- H04L27/3854—Demodulator circuits; Receiver circuits using non - coherent demodulation, i.e. not using a phase synchronous carrier using a non - coherent carrier, including systems with baseband correction for phase or frequency offset
Abstract
(57)【要約】
【課題】 定常時のBER特性を改善しつつ、AGCの
時定数を短くでき、入力信号のレベル変動に対する追随
速度を改善することができる復調装置を提供する。 【解決手段】 2q 値QAM方式の復調装置は、変調波
を入力し、出力信号の平均電力を一定に保つように動作
するAGCアンプ10、AGCアンプ10の出力信号を
A/D変換するA/D変換器61、62、A/D変換器
61、62の出力信号に含まれる符号間干渉成分を除去
する等化器70、等化器70の出力信号の収束点が(q
/2)ビットの2進数で表現できる振幅になるように動
作するAGC回路81、82、及びAGC回路81、8
2の出力信号を入力し、AGC回路81、82の制御信
号を生成する制御回路90を備える。
時定数を短くでき、入力信号のレベル変動に対する追随
速度を改善することができる復調装置を提供する。 【解決手段】 2q 値QAM方式の復調装置は、変調波
を入力し、出力信号の平均電力を一定に保つように動作
するAGCアンプ10、AGCアンプ10の出力信号を
A/D変換するA/D変換器61、62、A/D変換器
61、62の出力信号に含まれる符号間干渉成分を除去
する等化器70、等化器70の出力信号の収束点が(q
/2)ビットの2進数で表現できる振幅になるように動
作するAGC回路81、82、及びAGC回路81、8
2の出力信号を入力し、AGC回路81、82の制御信
号を生成する制御回路90を備える。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、復調装置に関し、
特に、IF入力信号の平均電力をアナログAGC(自動
利得制御)回路で一定に保ち、等化器の後方に置かれた
ディジタルAGC回路でBER特性が最良となる正規の
信号点配置になるようにIF入力信号のAGCアンプで
の誤差分を吸収する復調装置に関する。
特に、IF入力信号の平均電力をアナログAGC(自動
利得制御)回路で一定に保ち、等化器の後方に置かれた
ディジタルAGC回路でBER特性が最良となる正規の
信号点配置になるようにIF入力信号のAGCアンプで
の誤差分を吸収する復調装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開昭63−119331号公報に示さ
れている従来の同期検波の復調装置においては、フェー
ジングによる波形ひずみによりA/D変換器の入力信号
の振幅がひずみのないときに比べて大きくなり、入力信
号がA/D変換器の識別可能範囲(ダイナミックレン
ジ)を超える場合に備えて、入力信号にDRE(Decisi
onRange Expansion)値を乗ずることにより入力信号の
振幅をダイナミックレンジに対し小さくしておき、等化
器の後で出力信号にDRE値の逆数を乗ずることにより
本来の振幅に戻すという構成がとられていた。
れている従来の同期検波の復調装置においては、フェー
ジングによる波形ひずみによりA/D変換器の入力信号
の振幅がひずみのないときに比べて大きくなり、入力信
号がA/D変換器の識別可能範囲(ダイナミックレン
ジ)を超える場合に備えて、入力信号にDRE(Decisi
onRange Expansion)値を乗ずることにより入力信号の
振幅をダイナミックレンジに対し小さくしておき、等化
器の後で出力信号にDRE値の逆数を乗ずることにより
本来の振幅に戻すという構成がとられていた。
【0003】図5は、従来の復調装置における16QA
M(直交振幅変調)信号点位置でのA/D変換器の入力
信号の大きさと、DRE値の関係を示す。ここで、振幅
の収束点X1〜X4を有した入力信号Xのアイパターン
と、振幅の収束点Y1〜Y4を有した入力信号Yのアイ
パターンが示されており、入力信号XはA/D変換器の
ダイナミックレンジの3/8の振幅を有し、入力信号Y
は、A/D変換器のダイナミックレンジの3/4の振幅
を有する。この従来の同期検波の復調装置においては、
例えぱ等化器のあとで、等化器の出力信号の振幅を2倍
にした結果が、正規のレベルになるようにA/D変換器
の前に置かれたAGCアンプに制御をかければ、図5に
示すようにA/D変換器の定常時の入力信号の振幅がA
/D変換器のダイナミックレンジの1/2になる。フェ
ージングが起こった場合、A/D変換器入力では干渉成
分が加わっているが、等化器の出力ではその干渉成分が
除去されているため、その振幅を2倍にしたものが正規
の振幅になるように制御をかけると、A/D変換器の入
力信号の振幅は、定常時よりも大きくなる。つまり、従
来の復調装置においては、A/D変換器の入力信号にお
ける所望波の電力が一定になるように制御がかかるた
め、干渉波成分があり、D/U(Desire to Undesire P
ower Ratio)が小さくなった場合には、Dを一定にする
ためにD+Uの電力は増大する。等化器の後の倍率(D
RE値の逆数)は、深いフェージングが起こった場合で
も、A/D変換器入力信号の振幅がそのダイナミックレ
ンジを超えないように決定され、一般的には4/3〜2
程度の値が選ばれる。復調装置の出力における信号点位
置は、ディジタル値のしきい値に対して16QAM信号
点位置の関係になっている。A/D変換器の入力信号に
おけるアナログ入力信号の最適サンプリング位相での信
号点位置が、A/D変換器の出力信号に対して入力信号
と同じ16QAM信号点位置の関係になっているとき、
DRE=1とする。
M(直交振幅変調)信号点位置でのA/D変換器の入力
信号の大きさと、DRE値の関係を示す。ここで、振幅
の収束点X1〜X4を有した入力信号Xのアイパターン
と、振幅の収束点Y1〜Y4を有した入力信号Yのアイ
パターンが示されており、入力信号XはA/D変換器の
ダイナミックレンジの3/8の振幅を有し、入力信号Y
は、A/D変換器のダイナミックレンジの3/4の振幅
を有する。この従来の同期検波の復調装置においては、
例えぱ等化器のあとで、等化器の出力信号の振幅を2倍
にした結果が、正規のレベルになるようにA/D変換器
の前に置かれたAGCアンプに制御をかければ、図5に
示すようにA/D変換器の定常時の入力信号の振幅がA
/D変換器のダイナミックレンジの1/2になる。フェ
ージングが起こった場合、A/D変換器入力では干渉成
分が加わっているが、等化器の出力ではその干渉成分が
除去されているため、その振幅を2倍にしたものが正規
の振幅になるように制御をかけると、A/D変換器の入
力信号の振幅は、定常時よりも大きくなる。つまり、従
来の復調装置においては、A/D変換器の入力信号にお
ける所望波の電力が一定になるように制御がかかるた
め、干渉波成分があり、D/U(Desire to Undesire P
ower Ratio)が小さくなった場合には、Dを一定にする
ためにD+Uの電力は増大する。等化器の後の倍率(D
RE値の逆数)は、深いフェージングが起こった場合で
も、A/D変換器入力信号の振幅がそのダイナミックレ
ンジを超えないように決定され、一般的には4/3〜2
程度の値が選ばれる。復調装置の出力における信号点位
置は、ディジタル値のしきい値に対して16QAM信号
点位置の関係になっている。A/D変換器の入力信号に
おけるアナログ入力信号の最適サンプリング位相での信
号点位置が、A/D変換器の出力信号に対して入力信号
と同じ16QAM信号点位置の関係になっているとき、
DRE=1とする。
【0004】このような構成では、波形ひずみがあると
きに備え、定常時のA/D変換器における量子化精度を
低下させることになり、特に256QAMなどの多値変
調方式においてBER特性の劣化を招いていた。
きに備え、定常時のA/D変換器における量子化精度を
低下させることになり、特に256QAMなどの多値変
調方式においてBER特性の劣化を招いていた。
【0005】この間題点に対し、本発明の出願人は、A
/D変換器の入力信号の最大振幅を一定に保つようにA
GC(自動利得制御)をかけ、信号の振幅の補正を等化
器の後に置かれたディジタルAGC回路で行なう構成を
提案した(特開平07−170306号)。
/D変換器の入力信号の最大振幅を一定に保つようにA
GC(自動利得制御)をかけ、信号の振幅の補正を等化
器の後に置かれたディジタルAGC回路で行なう構成を
提案した(特開平07−170306号)。
【0006】図6は、本発明の出願人により特開平07
−170306号に示された従来の復調装置を示す。こ
の復調装置は、IF帯に設けられたAGCアンプ(アナ
ログAGC回路)10と、Iチャネルのミキサ21と、
Qチャネルのミキサ22と、局部発振器41と、90°
位相器42と、ローパスフィルタ(LPF)31、32
と、DCアンプ51、52と、A/D変換器61、62
と、等化器(EQL)70と、乗算器101、102
と、制御回路90とを備えており、乗算器101、10
2は等化器70の出力に補正値kを乗ずる構成を有して
いる。
−170306号に示された従来の復調装置を示す。こ
の復調装置は、IF帯に設けられたAGCアンプ(アナ
ログAGC回路)10と、Iチャネルのミキサ21と、
Qチャネルのミキサ22と、局部発振器41と、90°
位相器42と、ローパスフィルタ(LPF)31、32
と、DCアンプ51、52と、A/D変換器61、62
と、等化器(EQL)70と、乗算器101、102
と、制御回路90とを備えており、乗算器101、10
2は等化器70の出力に補正値kを乗ずる構成を有して
いる。
【0007】この復調装置においては、制御回路90
が、AGCアンプ10の利得を制御することによりDC
アンプ51、52から出力されるBB(Base Band )信
号の最大振幅(D+U)を一定にしてA/D変換器6
1、62のダイナミックレンジをいっぱいに使うように
している。AGCアンプ10の利得制御の補償は、乗算
器101、102によって補正値kを乗ずることによっ
て行われる。
が、AGCアンプ10の利得を制御することによりDC
アンプ51、52から出力されるBB(Base Band )信
号の最大振幅(D+U)を一定にしてA/D変換器6
1、62のダイナミックレンジをいっぱいに使うように
している。AGCアンプ10の利得制御の補償は、乗算
器101、102によって補正値kを乗ずることによっ
て行われる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6に
示したような従来の復調装置によれば、A/D変換器の
入力信号の最大振幅を一定に保つには、最大振幅値の発
生確率の低い多値変調方式の場合にAGCの時定数を非
常に大きくする必要があり、伝送路での振幅の変動に対
する追随速度に問題があった。
示したような従来の復調装置によれば、A/D変換器の
入力信号の最大振幅を一定に保つには、最大振幅値の発
生確率の低い多値変調方式の場合にAGCの時定数を非
常に大きくする必要があり、伝送路での振幅の変動に対
する追随速度に問題があった。
【0009】従って、本発明の目的は、定常時のビット
誤り率(BER)特性を改善しつつ、AGCの時定数を
短くでき、入力信号のレベル変動に対する追随速度を改
善することができる復調装置を提供することである。
誤り率(BER)特性を改善しつつ、AGCの時定数を
短くでき、入力信号のレベル変動に対する追随速度を改
善することができる復調装置を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明は、以上に述べた
目的を実現するため、I及びQチャネルを有する2q(
q≧2の整数)値直交振幅変調(QAM)方式の復調装
置において、変調波を入力信号とし、出力信号の平均電
力を一定に保つように動作するアナログAGC(自動利
得制御)回路と、アナログAGC回路によって平均電力
を一定にされ、変調波を復調して得られたBBアナログ
信号をアナログ/ディジタル(A/D)変換するA/D
変換器と、A/D変換器の出力信号を入力し、該出力信
号に含まれる符号間干渉成分を除去する等化器と、等化
器の出力信号を入力し、等化器の出力信号の収束点が
(q/2)ビットの2進数で表現できる振幅になるよう
に動作するI及びQチャネルのディジタルAGC回路
と、I及びQチャネルのディジタルAGC回路の出力信
号を入力し、I及びQチャネルのディジタルAGC回路
の制御信号を生成する制御回路と、を備えることを特徴
とする復調装置を提供する。
目的を実現するため、I及びQチャネルを有する2q(
q≧2の整数)値直交振幅変調(QAM)方式の復調装
置において、変調波を入力信号とし、出力信号の平均電
力を一定に保つように動作するアナログAGC(自動利
得制御)回路と、アナログAGC回路によって平均電力
を一定にされ、変調波を復調して得られたBBアナログ
信号をアナログ/ディジタル(A/D)変換するA/D
変換器と、A/D変換器の出力信号を入力し、該出力信
号に含まれる符号間干渉成分を除去する等化器と、等化
器の出力信号を入力し、等化器の出力信号の収束点が
(q/2)ビットの2進数で表現できる振幅になるよう
に動作するI及びQチャネルのディジタルAGC回路
と、I及びQチャネルのディジタルAGC回路の出力信
号を入力し、I及びQチャネルのディジタルAGC回路
の制御信号を生成する制御回路と、を備えることを特徴
とする復調装置を提供する。
【0011】
【発明の実施の形態】以下本発明の復調装置を詳細に説
明する。
明する。
【0012】図1は、本発明の復調装置を示す。この復
調装置は、IF帯に設けられたAGCアンプ(アナログ
AGC回路)10と、Iチャネルのミキサ21と、Qチ
ャネルのミキサ22と、局部発振器41と、90°位相
器42と、ローパスフィルタ(LPF)31、32と、
DCアンプ51、52と、A/D変換器61、62と、
等化器(EQL)70と、ディジタルAGC回路(以
下、単に「AGC回路」ともいう)81、82と、制御
回路90とを備えている。ここで、局部発振器41は、
制御回路90によって発振周波数を制御される電圧制御
発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator )、
または電圧制御水晶発振器(VCXO:Voltage Contro
lled X'tal 0scillator )などである。
調装置は、IF帯に設けられたAGCアンプ(アナログ
AGC回路)10と、Iチャネルのミキサ21と、Qチ
ャネルのミキサ22と、局部発振器41と、90°位相
器42と、ローパスフィルタ(LPF)31、32と、
DCアンプ51、52と、A/D変換器61、62と、
等化器(EQL)70と、ディジタルAGC回路(以
下、単に「AGC回路」ともいう)81、82と、制御
回路90とを備えている。ここで、局部発振器41は、
制御回路90によって発振周波数を制御される電圧制御
発振器(VCO:Voltage Controlled Oscillator )、
または電圧制御水晶発振器(VCXO:Voltage Contro
lled X'tal 0scillator )などである。
【0013】以上のような復調装置において、復調装置
の入力信号である2q 値QAM変調波1は、IF帯に置
かれたAGCアンプ10に入力される。AGCアンプ1
0は、その出力信号の平均電力が外部から設定された一
定値となるように、そのゲインが自動制御される。AG
Cアンプ1Oの出カは、I、Qそれぞれのチャネルのミ
キサ21、22に入力される。
の入力信号である2q 値QAM変調波1は、IF帯に置
かれたAGCアンプ10に入力される。AGCアンプ1
0は、その出力信号の平均電力が外部から設定された一
定値となるように、そのゲインが自動制御される。AG
Cアンプ1Oの出カは、I、Qそれぞれのチャネルのミ
キサ21、22に入力される。
【0014】ミキサ21、22では、局部発振器41の
出力から得られる互いに直交する正弦波と入力信号との
乗算が行われ、その結果、I、Qそれぞれのチャネルの
信号が出力される。この出力信号には、目的とするBB
信号のほかにIF帯の信号が含まれているため、LPF
31、32により所望のBB信号のみを取り出す。この
BB信号を識別可能なレべルまで増幅するDCアンプ5
1、52を通したのち、A/D変換器61、62で複数
列のディジタル信号に変換する。
出力から得られる互いに直交する正弦波と入力信号との
乗算が行われ、その結果、I、Qそれぞれのチャネルの
信号が出力される。この出力信号には、目的とするBB
信号のほかにIF帯の信号が含まれているため、LPF
31、32により所望のBB信号のみを取り出す。この
BB信号を識別可能なレべルまで増幅するDCアンプ5
1、52を通したのち、A/D変換器61、62で複数
列のディジタル信号に変換する。
【0015】A/D変換器61、62の出力信号は、伝
送路での周波数特性のずれに起因する波形歪みを取り除
くために、等化器70に入力される。ここで、等化器7
0としては、線形等化器や判定帰還形等化器などのBB
ディジタルで動作するものが用いられる。等化器70で
干渉成分が取り除かれた信号4、5は、I、Qそれぞれ
のチャネルのAGC回路81、82に入力される。AG
C回路81、82は、制御回路90からのAGC制御信
号を積分することにより得られる係数と、入力信号との
乗算を行う。
送路での周波数特性のずれに起因する波形歪みを取り除
くために、等化器70に入力される。ここで、等化器7
0としては、線形等化器や判定帰還形等化器などのBB
ディジタルで動作するものが用いられる。等化器70で
干渉成分が取り除かれた信号4、5は、I、Qそれぞれ
のチャネルのAGC回路81、82に入力される。AG
C回路81、82は、制御回路90からのAGC制御信
号を積分することにより得られる係数と、入力信号との
乗算を行う。
【0016】制御回路90は、I、Qそれぞれのチャネ
ルのアイパターンであるAGC回路81、82の出力
と、規定値とのレベル差を検出し、その情報をAGC回
路81、82に出力する。制御回路90は、局部発振器
41の発振周波数制御信号や、等化器70の制御信号も
出力する。AGC回路81、82の出力のうち、上位q
/2ずつが、復調結果の出力として取り出される。ここ
で、例えば、16QAMでは、q=4であるから、I、
Qそれぞれ2つの出力信号がある。
ルのアイパターンであるAGC回路81、82の出力
と、規定値とのレベル差を検出し、その情報をAGC回
路81、82に出力する。制御回路90は、局部発振器
41の発振周波数制御信号や、等化器70の制御信号も
出力する。AGC回路81、82の出力のうち、上位q
/2ずつが、復調結果の出力として取り出される。ここ
で、例えば、16QAMでは、q=4であるから、I、
Qそれぞれ2つの出力信号がある。
【0017】ここで、AGC回路81、82は、制御回
路90からの制御信号を積分してAGCの利得になる値
を出力する積分器(図示せず)と、入力信号と積分器の
出力値の乗算を行なう乗算器(図示せず)から構成され
る。積分器の出力値が1より大きければ、AGC回路8
1、82として正の利得を持ち、1より小さい正の値で
あれば、負の利得を持つことになる。
路90からの制御信号を積分してAGCの利得になる値
を出力する積分器(図示せず)と、入力信号と積分器の
出力値の乗算を行なう乗算器(図示せず)から構成され
る。積分器の出力値が1より大きければ、AGC回路8
1、82として正の利得を持ち、1より小さい正の値で
あれば、負の利得を持つことになる。
【0018】以下、本発明の復調装置の動作を詳述す
る。A/D変換器61、62は、その入力信号のアナロ
グBB信号2、3をサンプリングCLKの周期で複数ビ
ットのディジタル信号に変換する。このときA/D変換
器61、62の識別範囲を超えた信号は、その出力ディ
ジタル信号の最大値もしくは最小値にクリップされる。
この結果、アナログ信号の持つ情報が失われてしまうこ
とになるため、復調特性の劣化となる。従って、サンプ
リングタイミングでのA/D変換器61、62の入力信
号2、3は、A/D変換器61、62の識別範囲を超え
ないようにしなければならない。
る。A/D変換器61、62は、その入力信号のアナロ
グBB信号2、3をサンプリングCLKの周期で複数ビ
ットのディジタル信号に変換する。このときA/D変換
器61、62の識別範囲を超えた信号は、その出力ディ
ジタル信号の最大値もしくは最小値にクリップされる。
この結果、アナログ信号の持つ情報が失われてしまうこ
とになるため、復調特性の劣化となる。従って、サンプ
リングタイミングでのA/D変換器61、62の入力信
号2、3は、A/D変換器61、62の識別範囲を超え
ないようにしなければならない。
【0019】特に、ディジタル信号処理によって、クロ
ック再生、ロールオフフィルタリングなどの復調信号処
理を行なう場合は、標本化定理に基づいて変調速度の2
倍以上のクロックでA/D変換を行なうため、波形の帯
域制限により振幅の大きくなっているトランジェット部
分もアナログ波形の情報を失うことなく変換する必要が
ある。
ック再生、ロールオフフィルタリングなどの復調信号処
理を行なう場合は、標本化定理に基づいて変調速度の2
倍以上のクロックでA/D変換を行なうため、波形の帯
域制限により振幅の大きくなっているトランジェット部
分もアナログ波形の情報を失うことなく変換する必要が
ある。
【0020】AGCアンプ10は、その中に検波回路を
持ち、その出力信号の平均電力があらかじめ定められた
値に保たれるように動作する。
持ち、その出力信号の平均電力があらかじめ定められた
値に保たれるように動作する。
【0021】AGCアンプ10の出力信号は、ミキサ2
1、22で正弦波の局部発振信号と乗算され、LPF3
1、32を通ることによりBB信号が取り出される。さ
らに、固定利得のDCアンプ51、52を通りA/D変
換器61、62に入力される。従って、ミキサ21、2
2からDCアンプ51、52までの利得が一定であれ
ば、A/D変換器61、62の入力信号の平均電力はA
GCアンプ10の働きにより一定に保たれる。
1、22で正弦波の局部発振信号と乗算され、LPF3
1、32を通ることによりBB信号が取り出される。さ
らに、固定利得のDCアンプ51、52を通りA/D変
換器61、62に入力される。従って、ミキサ21、2
2からDCアンプ51、52までの利得が一定であれ
ば、A/D変換器61、62の入力信号の平均電力はA
GCアンプ10の働きにより一定に保たれる。
【0022】伝送路でフェージングが発生した場合、変
調波の平均電力と瞬時最大電力との比であるピークファ
クタが変動する。従って、本発明のように平均電力で変
調波のレベルを制御している場合、A/D変換器入力に
おける最大振幅は伝送路の状況によって変動してしま
う。ここで、その変動幅は、フェージングの深さ、周波
数などの条件によって一定ではないが、おおむね2dB
以内に収まることが、シミュレーションにより確認され
ている。
調波の平均電力と瞬時最大電力との比であるピークファ
クタが変動する。従って、本発明のように平均電力で変
調波のレベルを制御している場合、A/D変換器入力に
おける最大振幅は伝送路の状況によって変動してしま
う。ここで、その変動幅は、フェージングの深さ、周波
数などの条件によって一定ではないが、おおむね2dB
以内に収まることが、シミュレーションにより確認され
ている。
【0023】図2は、シミュレーションによるピークフ
ァクタの変動幅を示す。図2に示すように、AGCアン
プ10によって、その平均電力をA/D変換器61、6
2の入力可能最大振幅(ダイナミックレンジ)に対し、
電力で2dB程度小さくなるように保った場合、A/D
変換器61、62の入力信号の最大振幅は、フェージン
グが起こった場合でも、A/D変換器61、62のダイ
ナミックレンジを超えることはない。
ァクタの変動幅を示す。図2に示すように、AGCアン
プ10によって、その平均電力をA/D変換器61、6
2の入力可能最大振幅(ダイナミックレンジ)に対し、
電力で2dB程度小さくなるように保った場合、A/D
変換器61、62の入力信号の最大振幅は、フェージン
グが起こった場合でも、A/D変換器61、62のダイ
ナミックレンジを超えることはない。
【0024】図3は、AGC回路81、82の制御信号
と各チャネルの出力信号のしきい値(ディジタル値)を
示す。制御回路90は、各チャネルの出力信号が、図3
に示すしきい値の位置に合うようにAGC回路81、8
2に制御信号を出力する。ディジタル信号のMSBであ
るD1と3SB(誤差ビット)であるD3のEX−NO
Rをとった信号を制御信号とすると、信号点の振幅が既
定値より小さいとき、制御信号は「0」レベルとなり、
既定値より大きいときは「1」レベルとなる。これに合
わせて、制御信号が「0」レベルのとき利得を大きく
し、「1」レベルのとき利得を小さくするようにAGC
回路81、82を構成すれば、AGC回路81、82の
出力信号6、7の振幅は、既定値と一致するように制御
される。
と各チャネルの出力信号のしきい値(ディジタル値)を
示す。制御回路90は、各チャネルの出力信号が、図3
に示すしきい値の位置に合うようにAGC回路81、8
2に制御信号を出力する。ディジタル信号のMSBであ
るD1と3SB(誤差ビット)であるD3のEX−NO
Rをとった信号を制御信号とすると、信号点の振幅が既
定値より小さいとき、制御信号は「0」レベルとなり、
既定値より大きいときは「1」レベルとなる。これに合
わせて、制御信号が「0」レベルのとき利得を大きく
し、「1」レベルのとき利得を小さくするようにAGC
回路81、82を構成すれば、AGC回路81、82の
出力信号6、7の振幅は、既定値と一致するように制御
される。
【0025】以上、本発明の復調装置によれば、フェー
ジングのない定常時のA/D変換器の入カレベルを大き
くできるため、定常時のビット誤り率(BER)特性を
改善することができるようになった。また、平均電力を
一定に保つためのAGCアンプの時定数は、変調多値数
により大きく変わることがないため、A/D変換器の入
力信号の最大振幅を一定に保つような構成に比べ、AG
Cアンプの時定数を短くできる。その結果、復調装置の
入力信号のレベル変動に対する追随速度を改善すること
ができるようになった。
ジングのない定常時のA/D変換器の入カレベルを大き
くできるため、定常時のビット誤り率(BER)特性を
改善することができるようになった。また、平均電力を
一定に保つためのAGCアンプの時定数は、変調多値数
により大きく変わることがないため、A/D変換器の入
力信号の最大振幅を一定に保つような構成に比べ、AG
Cアンプの時定数を短くできる。その結果、復調装置の
入力信号のレベル変動に対する追随速度を改善すること
ができるようになった。
【0026】以上、本発明の復調装置の一形態を示した
が、A/D変換器51、52の入力信号の平均電力を一
定に保ち、その時点でのBER最良振幅との誤差分を等
化器70の後に設置されたAGC回路81、82で吸収
すればよいので、平均電力を一定に保つAGCアンプ1
0をI、Qそれぞれの伝送路上に設けてもよい。また、
BBディジタル信号において搬送波同期を確立する準同
期検波方式の復調装置についても本発明を適用できる。
が、A/D変換器51、52の入力信号の平均電力を一
定に保ち、その時点でのBER最良振幅との誤差分を等
化器70の後に設置されたAGC回路81、82で吸収
すればよいので、平均電力を一定に保つAGCアンプ1
0をI、Qそれぞれの伝送路上に設けてもよい。また、
BBディジタル信号において搬送波同期を確立する準同
期検波方式の復調装置についても本発明を適用できる。
【0027】図4は、本発明の準同期検波方式の復調装
置を示す。この復調装置は、IF帯に設けられたAGC
アンプ10と、Iチャネルのミキサ21と、Qチャネル
のミキサ22と、局部発振器41Aと、90°位相器4
2と、LPF31、32と、DCアンプ51、52と、
A/D変換器61、62と、無限移相器(EPS)11
0と、等化器(EQL)70と、AGC回路81、82
と、制御回路90とを備えている。
置を示す。この復調装置は、IF帯に設けられたAGC
アンプ10と、Iチャネルのミキサ21と、Qチャネル
のミキサ22と、局部発振器41Aと、90°位相器4
2と、LPF31、32と、DCアンプ51、52と、
A/D変換器61、62と、無限移相器(EPS)11
0と、等化器(EQL)70と、AGC回路81、82
と、制御回路90とを備えている。
【0028】ここで、図4に示した復調装置と、図1に
示した復調装置の相違点について説明する。図1の復調
装置の局部発振器41は、制御回路90によって発振周
波数を制御される電圧制御発振器(VCO:Voltage Co
ntrolled Oscillator )、または電圧制御水晶発振器
(VCXO:Voltage Controlled X'tal 0scillator )
であるのに対し、図4で示した復調装置の局部発振器4
1Aは、復調装置への入力信号の変調波の搬送波周波数
に近いけれど同期はしていない周波数で発振する局部発
振器41Aであり、制御回路90などの他の回路から制
御されていない。
示した復調装置の相違点について説明する。図1の復調
装置の局部発振器41は、制御回路90によって発振周
波数を制御される電圧制御発振器(VCO:Voltage Co
ntrolled Oscillator )、または電圧制御水晶発振器
(VCXO:Voltage Controlled X'tal 0scillator )
であるのに対し、図4で示した復調装置の局部発振器4
1Aは、復調装置への入力信号の変調波の搬送波周波数
に近いけれど同期はしていない周波数で発振する局部発
振器41Aであり、制御回路90などの他の回路から制
御されていない。
【0029】従って、A/D変換器61、62の入力信
号には搬送波の位相回転が残っており、変調波の搬送波
周波数と局部発振器41との差分の周波数で回転してい
る。その残差周波数は、無限移相器(EPS)110に
より除去される。EPS11Oは、制御回路90からの
位相情報により、入力信号に対し残差周波数と同じ周波
数で逆方向の回転を与える。この結果、EPS110の
出力では、搬送波位相同期が確立する。その他の回路の
動作は、図1の復調装置と同一である。
号には搬送波の位相回転が残っており、変調波の搬送波
周波数と局部発振器41との差分の周波数で回転してい
る。その残差周波数は、無限移相器(EPS)110に
より除去される。EPS11Oは、制御回路90からの
位相情報により、入力信号に対し残差周波数と同じ周波
数で逆方向の回転を与える。この結果、EPS110の
出力では、搬送波位相同期が確立する。その他の回路の
動作は、図1の復調装置と同一である。
【0030】
【発明の効果】以上述べた通り、本発明の復調装置によ
れば、フェージングのない定常時のA/D変換器の入カ
信号のレベルを大きくできるため、定常時のビット誤り
率(BER)特性を改善することができるようになっ
た。また、平均電力を一定に保つためのAGCアンプの
時定数は、変調多値数により大きく変わることがないた
め、A/D変換器の入力信号の最大振幅を一定に保つよ
うな構成に比べ、AGCアンプの時定数を短くできる。
その結果、復調装置の入力信号のレベル変動に対する追
随速度を改善することができるようになった。
れば、フェージングのない定常時のA/D変換器の入カ
信号のレベルを大きくできるため、定常時のビット誤り
率(BER)特性を改善することができるようになっ
た。また、平均電力を一定に保つためのAGCアンプの
時定数は、変調多値数により大きく変わることがないた
め、A/D変換器の入力信号の最大振幅を一定に保つよ
うな構成に比べ、AGCアンプの時定数を短くできる。
その結果、復調装置の入力信号のレベル変動に対する追
随速度を改善することができるようになった。
【図1】本発明による復調装置の実施の一形態を示す概
略図である。
略図である。
【図2】シミュレーションによるピークファクタの変動
幅を示す図である。
幅を示す図である。
【図3】AGC回路の制御信号と各チャネルの出力信号
のしきい値(ディジタル値)を示す図である。
のしきい値(ディジタル値)を示す図である。
【図4】本発明の準同期検波方式の復調装置の実施の一
形態を示す概略図である。
形態を示す概略図である。
【図5】従来の復調装置における16QAM(直交振幅
変調)信号点位置でのA/D変換器の入力信号の大きさ
と、DREの関係を示す図である。
変調)信号点位置でのA/D変換器の入力信号の大きさ
と、DREの関係を示す図である。
【図6】従来の復調装置の実施の一形態を示す概略図で
ある。
ある。
1 2q 値QAM変調波 2、3 アナログBB信号 4、5、6、7 信号 10 AGCアンプ 21 Iチャネルのミキサ 22 Qチャネルのミキサ 31、32 LPF 41、41A 局部発振器 42 90°位相器 51、52 DCアンプ 61、62 A/D変換器 70 等化器(EQL) 81、82 AGC回路 90 制御回路 110 無限移相器(EPS)
Claims (8)
- 【請求項1】I及びQチャネルを有する2q ( q≧2の
整数)値直交振幅変調(QAM)方式の復調装置におい
て、 変調波を入力信号とし、出力信号の平均電力を一定に保
つように動作するアナログAGC(自動利得制御)回路
と、 前記アナログAGC回路によって平均電力を一定にさ
れ、前記変調波を復調して得られたBB(Base Band )
アナログ信号をアナログ/ディジタル(A/D)変換す
るA/D変換器と、 前記A/D変換器の出力信号を入力し、該出力信号に含
まれる符号間干渉成分を除去する等化器と、 前記等化器の出力信号を入力し、前記等化器の出力信号
の収束点が(q/2)ビットの2進数で表現できる振幅
になるように動作する前記I及びQチャネルのディジタ
ルAGC回路と、 前記I及びQチャネルの前記ディジタルAGC回路の出
力信号を入力し、前記I及びQチヤネルのディジタルA
GC回路の制御信号を生成する制御回路と、を備えるこ
とを特徴とする復調装置。 - 【請求項2】前記アナログAGC回路は、前記BBアナ
ログ信号を出力するミキサ及びローパスフィルタの前段
に設けられている構成の請求項1記載の復調装置。 - 【請求項3】前記アナログAGC回路は、前記BBアナ
ログ信号を出力するミキサ及びローパスフィルタの後段
に設けられている構成の請求項1記載の復調装置。 - 【請求項4】前記ミキサは、前記変調波の搬送波に同期
した局部発振信号を入力する構成の請求項2あるいは3
記載の復調装置。 - 【請求項5】前記ミキサは、前記変調波の搬送波に近似
した周波数を有し、かつ、前記搬送波に非同期の局部発
振信号を入力する構成の請求項2あるいは3記載の復調
装置。 - 【請求項6】前記ディジタルAGC回路は、前記制御信
号を積分してAGCの利得値を出力する積分器と、前記
等化器の出力信号と前記利得値を乗算する乗算器を含む
請求項1記載の復調装置。 - 【請求項7】前記制御回路は、前記A/D変換回路のデ
ィジタル信号のMSBと誤差ビットに応じた信号を前記
制御信号として出力する構成の請求項6記載の復調装
置。 - 【請求項8】前記制御回路は、前記A/D変換回路のデ
ィジタル信号が既定値より大きいとき、前記制御信号に
よって前記利得値を減少させ、既定値より小なるとき、
前記制御信号によって前記利得値を増加させる構成の請
求項6記載の復調装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10137254A JPH11331300A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 復調装置 |
US09/312,986 US6121828A (en) | 1998-05-19 | 1999-05-17 | Demodulator |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10137254A JPH11331300A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 復調装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH11331300A true JPH11331300A (ja) | 1999-11-30 |
Family
ID=15194372
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10137254A Pending JPH11331300A (ja) | 1998-05-19 | 1998-05-19 | 復調装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US6121828A (ja) |
JP (1) | JPH11331300A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1164788A2 (en) | 2000-06-13 | 2001-12-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital broadcast receiving apparatus |
EP1158667A3 (en) * | 2000-05-15 | 2005-07-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital demodulation apparatus |
KR100652566B1 (ko) * | 2000-02-12 | 2006-12-01 | 엘지전자 주식회사 | 자동 이득 제어 장치 |
US7924962B2 (en) | 2004-08-30 | 2011-04-12 | Nec Corporation | Clock regeneration circuit technical field |
Families Citing this family (16)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2348345B (en) * | 1999-01-25 | 2004-04-14 | Nec Corp | Demodulator and demodulation method for demodulating quadrature modulation signals |
CN1227881C (zh) * | 1999-10-04 | 2005-11-16 | 日本电气株式会社 | 处理数字信号的解调器和并行fir滤波器 |
JP3386114B2 (ja) * | 1999-11-05 | 2003-03-17 | 日本電気株式会社 | 復調装置及び方法 |
US6516036B1 (en) * | 1999-12-15 | 2003-02-04 | Sarnoff Corporation | Method and apparatus for decimating an oversampled signal |
JP3594297B2 (ja) * | 2000-11-08 | 2004-11-24 | 株式会社日立国際電気 | データ再生方式およびデータ再生器 |
US7076225B2 (en) * | 2001-02-16 | 2006-07-11 | Qualcomm Incorporated | Variable gain selection in direct conversion receiver |
US7236757B2 (en) * | 2001-07-11 | 2007-06-26 | Vativ Technologies, Inc. | High-speed multi-channel communications transceiver with inter-channel interference filter |
US20030112896A1 (en) * | 2001-07-11 | 2003-06-19 | Raghavan Sreen A. | Multi-channel communications transceiver |
US7295623B2 (en) * | 2001-07-11 | 2007-11-13 | Vativ Technologies, Inc. | High-speed communications transceiver |
US6836647B2 (en) * | 2002-04-10 | 2004-12-28 | Nokia Corporation | Device and method for CDMA-signal power estimation |
DE60239349D1 (de) * | 2002-12-18 | 2011-04-14 | Texas Instruments Inc | Nachrichtenübertragungsempfänger mit automatischer Verstärkungsregelung |
US7388904B2 (en) * | 2003-06-03 | 2008-06-17 | Vativ Technologies, Inc. | Near-end, far-end and echo cancellers in a multi-channel transceiver system |
US8406358B1 (en) | 2008-02-14 | 2013-03-26 | Marvell International Ltd. | Radio-frequency apparatus with programmable performance and associated methods |
US8391349B1 (en) * | 2009-11-12 | 2013-03-05 | Applied Micro Circuits Corporation | Equalizer with automatic gain control (AGC) |
US20120170691A1 (en) | 2010-12-31 | 2012-07-05 | Stmicroelectronics (Canada), Inc. | Interference cancellation and improved signal-to-noise ratio circuits, systems, and methods |
JP7004503B2 (ja) * | 2017-01-27 | 2022-01-21 | ラピスセミコンダクタ株式会社 | 自動利得制御回路(agc)、逆拡散回路及び受信データの再生方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US4669090A (en) * | 1985-07-05 | 1987-05-26 | Paradyne Corporation | Half-duplex modem without turnaround delay |
JP2861778B2 (ja) * | 1993-12-15 | 1999-02-24 | 日本電気株式会社 | 復調装置 |
JPH084245A (ja) * | 1994-06-24 | 1996-01-09 | Toyota Tsusho Kk | 羽目板の固定構造 |
US5841814A (en) * | 1995-10-17 | 1998-11-24 | Paradyne Corporation | Sampling system for radio frequency receiver |
US6026127A (en) * | 1995-12-28 | 2000-02-15 | National Semiconductor Corporation | Autozero technique for a phase locked loop system |
-
1998
- 1998-05-19 JP JP10137254A patent/JPH11331300A/ja active Pending
-
1999
- 1999-05-17 US US09/312,986 patent/US6121828A/en not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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KR100652566B1 (ko) * | 2000-02-12 | 2006-12-01 | 엘지전자 주식회사 | 자동 이득 제어 장치 |
EP1158667A3 (en) * | 2000-05-15 | 2005-07-13 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital demodulation apparatus |
US7054395B2 (en) | 2000-05-15 | 2006-05-30 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Automatic gain control for digital demodulation apparatus |
EP1164788A2 (en) | 2000-06-13 | 2001-12-19 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital broadcast receiving apparatus |
EP1164788A3 (en) * | 2000-06-13 | 2008-10-29 | Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. | Digital broadcast receiving apparatus |
US7924962B2 (en) | 2004-08-30 | 2011-04-12 | Nec Corporation | Clock regeneration circuit technical field |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
US6121828A (en) | 2000-09-19 |
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