JPH05149049A - 自動車用エンジンフードロツク装置 - Google Patents

自動車用エンジンフードロツク装置

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JPH05149049A
JPH05149049A JP31763191A JP31763191A JPH05149049A JP H05149049 A JPH05149049 A JP H05149049A JP 31763191 A JP31763191 A JP 31763191A JP 31763191 A JP31763191 A JP 31763191A JP H05149049 A JPH05149049 A JP H05149049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
engine hood
lever
lock
hood
main
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31763191A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahiko Yasugadaira
安ケ平雅彦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissan Motor Co Ltd
Original Assignee
Nissan Motor Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Nissan Motor Co Ltd filed Critical Nissan Motor Co Ltd
Priority to JP31763191A priority Critical patent/JPH05149049A/ja
Publication of JPH05149049A publication Critical patent/JPH05149049A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 重量増加を招かずにエンジンフード前端部の
車幅方向の両端部の浮き上がりを防止する自動車用エン
ジンフードロック装置を提供する。 【構成】 車両前側のエンジンルームEを開閉するエン
ジンフード1の前端部1bを車体3に対して閉状態に保
持するメインロック手段と、このメインロック手段の係
止動作により、エンジンフード1下面に当接して回動す
るクランクレバー13と、エンジンフード1の裏面にメ
インロック手段から所定間隔を設けて形成された係止開
口1dに係脱するサイドロックレバー15と、サイドロ
ックレバー15およびクランクレバー13を連結して、
クランクレバー13の回動によりサイドロックレバー1
5を係脱させる連結ロッド16とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車のエンジンフ
ードをロックする装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から図3に示すように、自動車はエ
ンジンルームEを開閉するエンジンフード1を有し、こ
のエンジンフード1は後端部1aを中心に開閉自在に設
定され、前端部1b側に、このエンジンフード1を閉成
状態でロックするロック装置2が配設されている。
【0003】このロック装置2は、車体3側に図示省略
のプライマリラッチが配設される一方、エンジンフード
1側にストライカ4が配設され、エンジンフード1を閉
成して行くと、メインロック手段のプライマリラッチと
ストライカ4が係合してエンジンフード1がロックされ
る。一方、エンジンフード1の開成は、車室内から図示
省略の操作ノブを引いて、前記メインロック手段を解除
させた後、セカンダリロック手段を解除させてエンジン
フード1を開成する。
【0004】この種のものとしては、例えば(株)山海
堂昭和55年発行「自動車工学全書13巻 乗用車の車
体」147頁に記載されたようなものがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のものにあっては、エンジンフード1の前端部
1bの車幅方向の略中央部が、ロック装置2により車体
3にロックされていることから、高速走行時の風圧によ
り、エンジンフード前端部1bの車幅方向両端部が図3
中二点鎖線に示すように浮き上がり易くなる。このた
め、エンジンフード1の板厚を厚くして剛性を確保する
ことにより、浮き上がりを防止するようにする必要があ
り、重量増加を招くという問題がある。
【0006】そこで、この発明は、重量増加を招かずに
エンジンフード前端部の車幅方向の両端部の浮き上がり
を防止するエンジンフードロック装置を提供することを
課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明は、かかる従来
の課題に着目してなされたもので、車両前側のエンジン
ルームを開閉するエンジンフードの前端部を車体に対し
て閉状態に保持するメインロック手段と、該メインロッ
ク手段の係止動作により、前記エンジンフード下面に当
接して回動するクランクレバーと、前記エンジンフード
の裏面に前記メインロック手段から所定間隔を設けて形
成された係止開口に係脱するサイドロックレバーと、該
サイドロックレバーおよびクランクレバーを連結して、
該クランクレバーの回動により前記サイドロックレバー
を係脱させる連結ロッドとを有する自動車用エンジンフ
ードロック装置としたことを特徴としている。
【0008】
【作 用】かかる手段によれば、エンジンフードを閉成
して行くと、サイドロックレバーの上端部が、エンジン
フードの係止開口に挿入される。その後、このエンジン
フード裏面により、クランクレバーが押圧されて回転さ
れ、連結ロッドを介してサイドロックレバーが回動され
てがエンジンフード係止開口の周縁部に係止する。これ
と同時に、メインロック手段により、エンジンフードが
車体に対して閉状態とされる。
【0009】かかる閉成状態では、エンジンフード前端
部においてメインロック手段によるロックおよびこれと
離間する位置でサイドロックレバーによる係止が成され
ているため、車両高速走行状態でも、従来のようにエン
ジンフードの板厚を厚くすることなく、エンジンフード
前端部の両端部の浮きを防止できる。
【0010】
【実施例】以下、この発明を各実施例に基づいて説明す
る。
【0011】図1および図2は、この発明の一実施例を
示す図である。従来と同一ないし均等の部材は同一符号
を付して説明する。
【0012】まず構成を説明すると、ロックボディ11
が車体3側に固定されると共に、このロックボディ11
に図示省略のプライマリラッチが配設されている。一
方、エンジンフード前端部1bの車幅方向の略中央部に
は、そのプライマリラッチが係脱されるストライカ4が
配設されている。このストライカ4およびプライマリラ
ッチ等によりメインロック手段が構成されている。この
メインロック手段は、ストライカ4が下降された状態
で、プライマリラッチとストライカ4とがロックされ、
又、車室内側の操作ノブの操作によりロックが解除され
るようになっている。また、このロックボディ11に
は、セカンダリラッチ12が回動自在に配設され、この
セカンダリラッチ12の上端部には鈎部12aが形成さ
れ、エンジンフード1の係止部1cに係脱されるように
なっている。このセカンダリラッチ12は操作部12b
を操作することにより回動されるようになっている。こ
のセカンダリラッチ12は、エンジンフード1が図中二
点鎖線に示すようなハーフラッチ状態でエンジンフード
係止部1cに係止するようになっている。
【0013】また、ロックボディ11には、クランクレ
バー13の中央部が軸14を中心に回動自在に配設され
る一方、車体3の車幅方向の両端部にはそれぞれサイド
ロックレバー15が回動自在に配設されている。そし
て、このサイドロックレバー15とクランクレバー13
との間が連結ロッド16で連結されている。このクラン
クレバー13の回転により、連結ロッド16を介してサ
イドロックレバー15が回動されて、このサイドロック
レバー15の上端部に形成された鈎部15aが、エンジ
ンフード前端部1bの両端部に形成された係止開口1d
周縁部に係脱されるようになっている。このクランクレ
バー13は、エンジンフード1の裏面により押圧されて
回動されるようになっている。図中符号17は、クラン
クレバー13を反時計回りに回転させるリターンスプリ
ングである。
【0014】次に作用について説明する。
【0015】エンジンフード1を閉成して行くと、サイ
ドロックレバー15の上端部が、エンジンフード1の係
止開口1dに挿入される。そして、このエンジンフード
1により、クランクレバー13が押圧されてリターンス
プリング17の付勢力に抗して時計回りに回転され、連
結ロッド16を介してサイドロックレバー15の鈎部1
5aがエンジンフード係止開口1dの周縁部に係止す
る。これと同時に、ストライカ4がプライマリラッチに
係合されてメインロックがなされる。
【0016】かかる閉成状態では、サイドロックレバー
15がエンジンフード前端部1bの両端部に係止されて
いるため、車両高速走行状態でも、従来のようにエンジ
ンフード1の板厚を厚くすることなく、エンジンフード
前端部1bの両端部の浮きを防止できる。
【0017】一方、エンジンフード1を開成するには、
まず、車室内の操作ノブを引くことにより、プライマリ
ラッチを回動させて、ストライカ4から離脱させる。こ
れにより、メインロック状態が解除されて、エンジンフ
ード1は図示省略の付勢手段により図1中二点鎖線に示
す状態まで上昇して、セカンダリラッチ12の鈎部12
aにエンジンフード1の係止部1cが係止されてハーフ
ラッチ状態となる。
【0018】また、サイドロックレバー15は、メイン
ロック状態で、鈎部15aと係止開口1d周縁部との間
に多少の間隙があるため、プライマリラッチとストライ
カ4との係止状態が解除された状態では、エンジンフー
ド1は多少上昇可能であり、このエンジンフード1の上
昇により、クランクレバー13がリターンスプリング1
7により反時計回りに回動される。これにより、連結ロ
ッド16を介してサイドロックレバー15が反時計回り
に回動されて、このレバー15と係止開口1d周縁部と
の係止状態が解除される。
【0019】次いで、操作部12bを操作してセカンダ
リラッチ12を反時計回りに回動させて、このセカンダ
リラッチ12とエンジンフード係止部1cとの係止状態
を解除させることにより、エンジンフード1の開成が可
能となる。
【0020】
【発明の効果】以上説明してきたように、この発明によ
れば、車両前側のエンジンルームを開閉するエンジンフ
ードの前端部を車体に対して閉状態に保持するメインロ
ック手段と、このメインロック手段の係止動作により、
エンジンフード下面に当接して回動するクランクレバー
と、エンジンフードの裏面にメインロック手段から所定
間隔を設けて形成された係止開口に係脱するサイドロッ
クレバーと、このサイドロックレバーおよびクランクレ
バーを連結して、このクランクレバーの回動により前記
サイドロックレバーを係脱させる連結ロッドとを設ける
ことにより、高速走行時の風圧によるエンジンフード前
端部の両端部側の浮き上がりを防止できた上で、エンジ
ンフードの重量の低下を図ることができる、という実用
上有益な効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例の要部を示す断面図であ
る。
【図2】同実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図3】従来のエンジンフードを示す自動車の前部を示
す斜視図である。
【符号の説明】
1 エンジンフード 1b 前端部 1d 係止開口 3 車体 メインロック手段 4 ストライカ 13 クランクレバー 15 サイドロックレバー 16 連結ロッド E エンジンルーム

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車両前側のエンジンルームを開閉するエ
    ンジンフードの前端部を車体に対して閉状態に保持する
    メインロック手段と、 該メインロック手段の係止動作により、前記エンジンフ
    ード下面に当接して回動するクランクレバーと、 前記エンジンフードの裏面に前記メインロック手段から
    所定間隔を設けて形成された係止開口に係脱するサイド
    ロックレバーと、 該サイドロックレバーおよびクランクレバーを連結し
    て、該クランクレバーの回動により前記サイドロックレ
    バーを係脱させる連結ロッドとを有することを特徴とす
    る自動車用エンジンフードロック装置。
JP31763191A 1991-12-02 1991-12-02 自動車用エンジンフードロツク装置 Pending JPH05149049A (ja)

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JP31763191A JPH05149049A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 自動車用エンジンフードロツク装置

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JP31763191A JPH05149049A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 自動車用エンジンフードロツク装置

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JPH05149049A true JPH05149049A (ja) 1993-06-15

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JP31763191A Pending JPH05149049A (ja) 1991-12-02 1991-12-02 自動車用エンジンフードロツク装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241848A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Johnan Seisakusho Co Ltd フードロック装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006241848A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Johnan Seisakusho Co Ltd フードロック装置
JP4573674B2 (ja) * 2005-03-03 2010-11-04 株式会社城南製作所 フードロック装置

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