JPH05145685A - 画像処理装置およびその制御方法 - Google Patents

画像処理装置およびその制御方法

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JPH05145685A
JPH05145685A JP3329741A JP32974191A JPH05145685A JP H05145685 A JPH05145685 A JP H05145685A JP 3329741 A JP3329741 A JP 3329741A JP 32974191 A JP32974191 A JP 32974191A JP H05145685 A JPH05145685 A JP H05145685A
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Naoki Tsumura
直樹 津村
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 VTRやテレビモニタをファクシミリ装置で
送受信する画像の表示や保存に利用する。 【構成】 受信した1ページの画情報から一定量の画情
報を間引いて取り出して、複数フレームの映像信号に変
換し、その映像信号をテレビモニタで表示したりVTR
で保存したりする。 【効果】 テレビモニタには、1ページの画像を部分的
に少しずつ表示するので、解像度の低い通常のテレビモ
ニタで、ファクシミリ装置の画像を表示確認することが
できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ファクシミリ通信によ
り送受信する画情報をテレビモニタにより表示したり、
VTR(ビデオテープレコーダ)により保存したりする
ための画情報処理装置およびその制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、VTRやファクシミリ装置など、
画像を扱う装置が広く普及している。
【0003】VTRの場合、画像を一旦ビデオテープに
記録しても、その記録画像が不必要になった場合には、
別の画像を記録しなおすことにより、同じビデオテープ
を何回でも使用することができるので、テープを無駄に
消費することがない。
【0004】一方、ファクシミリ装置の場合、受信画像
を見るためには、必ず記録紙に記録しなればなならな
い。ところが、例えば、宣伝広告やいたずら文書のよう
に、受信画像が不必要であった場合には、記録紙が無駄
になっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、ファクシミリ
装置が受信した画像を、VTRで記録したりテレビモニ
タにより表示したりすることが考えられる。ところが、
VTRの1画面は、ファクシミリ装置で送受信する1ペ
ージの画像を表示できるほどの解像度を有していない。
このため、従来は、VTRやテレビモニタは、ファクシ
ミリ装置の画像表示には利用されてないかった。
【0006】本発明は、上記の問題を解決し、VTRや
テレビモニタをファクシミリ装置の画像表示や保存に利
用することができる画像処理装置およびその制御方法を
提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】このために、本願の1つ
の発明は、ファクシミリ通信により送受信する画情報を
一旦格納し、格納された画情報の1ページから一定量ず
つ画情報を読み出して、NTSC方式の偶数ラインと奇
数ラインの各フィールドの映像信号に変換し、その映像
信号でテレビモニタにより画像表示するようにしてい
る。
【0008】また、もう1つの発明では、上記映像信号
をVTRでビデオテープに記録すると共に、そのVTR
で再生される映像信号を順次一定量の画情報に変換し
て、1ページの画情報を復元するようにしている。
【0009】さらに、もう1つの発明では、1ページの
画情報を順次読み出す場合には、垂直方向には一定ライ
ン数の規定幅で読み出すと共に、水平方向には一定画素
数おきに1画素分ずつ1ページの全幅にわたって読み出
して一定量の画情報を得ると共に、その読み出し動作を
水平方向に1画素ずつずらせながら規定回数繰り返し
て、上記規定幅全体の画情報を読み出す一方、その規定
幅の読み出し動作を、読み出し位置を下方にずらせなが
ら繰り返すと共に、その繰り返しの際には、直前に読み
出した上記規定幅下部の一定幅を重複して読み出すよう
にしてる。
【0010】
【作用】上記1つの発明によれば、テレビモニタには、
1ページの画像を部分的に少しずつ表示するので、解像
度の低い通常のテレビモニタで、ファクシミリ装置の画
像を表示確認することができる。
【0011】また、もう1つの発明によれば、ファクシ
ミリ装置の画像をビデオテープに録画したり、ビデオテ
ープから再生した画像を表示したり、他のファクシミリ
装置に送信したりすることができる。
【0012】さらに、もう1つの発明によれば、常に1
ページの全幅から間引かれた画情報により各フレームの
映像信号が生成されると共に、上記規定幅下部の一定幅
を重複して読み出して映像信号を生成するので、常に1
ページの横幅全体が表示されると共に、1ページの画像
が上から下に流れるように表示されるため、オペレータ
は、画像の確認が容易になる。
【0013】
【実施例】以下、添付図面を参照しながら、本発明の実
施例を詳細に説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に係る画像処理
装置のブロック構成図を示したものである。図におい
て、画像読取部1は、原稿画像を読み取るものである。
網制御部2は、電話回線に接続され、発着信の際に所定
の回線制御を行なうものである。モデム3は、既知のフ
ァクシミリの伝送制御手順で画情報の送受信を実行する
ものである。符号化復号化部4は、送信する画情報を符
号化によりデータ圧縮する一方、受信する符号化データ
を元の画情報に復元するものである。操作表示部5は、
装置が動作状態などを表示する一方、オペレータが各種
操作を行なうものである。
【0015】ページメモリ6は、画情報をページ単位で
格納するものである。フレームメモリ7は、画情報をテ
レビモニタに表示する1フレーム単位で格納するもので
ある。読出制御部8は、フレームメモリ7の画情報を所
定タイミングに従って順次読み出すものである。システ
ム制御部9は、上記各部を監視・制御するマイクロコン
ピュータである。
【0016】2値/NTSC信号変換部10は、2値の
デジタル情報である画情報を、NTSC(Nation
al Television System Comm
itte)方式の映像信号に変換するものである。NT
SC/2値信号変換部11は、NTSC方式の映像信号
を上記画情報に逆変換するものである。
【0017】VTR12は、ビデオテープに画像を記録
する既知装置である。切換器13は、表示する映像信号
を選択するもので、テレビモニタ14は、選択された映
像信号により画像表示するものである。なお、VTR1
2およびテレビモニタ14は、共にNTSC方式のもの
である。
【0018】以上の構成で、本実施例の画像処理装置
は、通常のファクシミリ装置と同様に、原稿画像の送受
信機能を備えている。
【0019】この画像処理装置は、画像受信する場合、
電話回線からの着信に応答して、既知のファクシミリの
伝送制御手順を実行して画情報を受信する。受信した画
情報は、復号化した後、ページメモリ6に格納する。
【0020】この画像処理装置は、受信した画情報をテ
レビモニタ14で表示したり、VTR12でビデオテー
プに記録したりする機能を有している。
【0021】画像表示する場合には、オペレータは、切
換器13を2値/NTSC信号変換部10側に切り換え
て、操作表示部5で所定の画像表示操作を行なう。これ
により、ページメモリ6に格納された画情報が順次フレ
ームメモリ7に転送される。
【0022】いま、例えば、A4サイズの原稿画像を受
信し、ページメモリ6に、図2に示すように、縦114
5画素,横1728画素の1ページの画情報が格納され
ているものとする。なお、同図各画素位置の左側の数字
は水平方向の画素位置、右側の数字は垂直方向つまりラ
イン位置を示している。
【0023】1回目の転送では、図3(a)に示すよう
に、ページメモリ6内の1ページの画情報を、垂直方向
には、第0ラインから第398ラインまで1ラインおき
に200ライン分取り出すと共に、水平方向には、7画
素おきに216画素分取り出してフレームメモリ7に格
納する。
【0024】読出制御部8は、フレームメモリ7に格納
された画情報を一定のタイミングで1画素ずつ順次読み
出す。2値/NTSC信号変換部10は、読み出された
画情報をNTSC方式の映像信号に変換して出力する。
【0025】NTSC方式の映像信号では、図4(a)
に示すように、水平同期信号Hの間に画像の濃淡を示す
濃淡信号部Pが配置されている。本実施例では、この濃
淡信号部Pの区間に256画素分のデータをセットして
いる。この内、先頭部の30画素には白レベルのデー
タ、次の1画素には黒レベルのデータをそれぞれ固定的
にセットしている。そして、その後の216画素にフレ
ームメモリ7に格納された1ライン分の画情報をセット
している。さらにその後の9画素には、この映像信号の
生成方法を示す識別情報をセットしている。
【0026】2値/NTSC信号変換部10は、このよ
うな映像信号を出力する。本実施例では、通常のVTR
の信号方式と同様に、飛越し走査方式を採用しており、
この映像信号は、1フレーム目の偶数ラインのフィール
ド#1(E)となる。出力された映像信号は、切換器1
3を介してテレビモニタ14に入力される。テレビモニ
タ14は、この映像信号により画像表示する。
【0027】ページメモリ6からフレームメモリ7への
2回目の転送では、図3(b)に示すように、ライン位
置を下方に1ラインずらせて、第1ラインから第399
ラインまで1ラインおきに200ライン分取り出すと共
に、上記と同一位置の216画素分を取り出す。取り出
した画情報は、上記と同様に、映像信号に変換して表示
する。この映像信号は、1フレーム目の奇数ラインのフ
ィールド#1(O)となる。
【0028】このようにして、偶数ラインと奇数ライン
の各フィールドの映像が表示されて、1フレームの画像
が完成する。この画像は、垂直方向には、受信画像の先
頭の400ライン分であり、水平方向には、7画素ずつ
間引かれてた全体幅の画像となる。
【0029】次に、3回目の転送では、図3(c)に示
すように、垂直方向には同図(a)と同一ラインの20
0ライン分を取り出すと共に、水平方向には、それぞれ
1画素分右にずれた216画素分を取り出す。この画情
報は、2フレーム目の偶数ラインのフィールド#2
(E)となる。また、4回目の転送では、同図(d)に
示すように、ライン位置を1ラインずらせて、前記と同
様に、画情報を読み出す。この画情報は、2フレーム目
の奇数ラインのフィールド#1(O)となる。読み出し
た各画情報は、同様に表示する。
【0030】このようにして順次画情報を読み出して画
像表示する。これにより、15回目には、同図(d)に
示すように、8フレーム目の偶数ラインのフィールド#
8(E)の画情報を読み出す。16回目のには、同図
(e)に示すように、8フレーム目の奇数ラインのフィ
ールド#8(O)の画情報を読み出す。
【0031】これにより、図5(a)に示すように、受
信画像の1ページの上部400ラインの画情報の読み出
しが終了する。この後、読み出しライン位置を下方に進
めて400ラインの幅で同様に画情報を読み出す。この
場合、同図(b)に示すように、直前に読み出した40
0ラインの内、下部の例えば50ラインという一定ライ
ン幅を重複して読み出す。また、この400ラインの読
み出しが終了し、下方の画情報を読み出す場合には、同
様に一定ライン幅ずつ重複読み取りする。
【0032】このように、画情報は一定ライン幅ずつ重
複して読み取られるので、テレビモニタ14では、1ペ
ージの画像が上部から下部へと順に流れるように表示さ
れるようになる。
【0033】受信した画情報の1ページ全体の読み出し
が終了すると、別ベージに対して同様に処理する。
【0034】一方、オペレータは、受信画像を保存する
場合には、上記表示操作と共に、VTR12で所定の録
画操作を行なう。これにより、2値/NTSC信号変換
部10から出力される映像信号が、ビデオテープに記録
される。
【0035】また、保存した画像を表示する場合には、
オペレータは、切換器13をVTR12の映像信号出力
側に切り換えて、VTR12の再生動作を起動する。こ
れにより、テレビモニタ14で保存された受信画像が表
示される。
【0036】一方、保存していた画像を他のファクシミ
リ装置に送信する場合、その画情報をページメモリ6に
転送する。この場合、オペレータは、VTR12の再生
動作の起動と共に、操作表示部5で映像信号の読取動作
を起動する。
【0037】これにより、NTSC/2値信号変換部1
1は、VTR12で再生される映像信号を2値デジタル
信号の画情報に変換する。変換された画情報は、フレー
ムメモリ7に順次格納される。そして、1フレーム分の
画情報が格納されるごとに、その画情報をページメモリ
6に転送する。このようにして、ページメモリ6内に1
ページ分の画情報が復元される。画情報が複数ページあ
る場合には、各ページごとに上記動作を繰り返す。
【0038】ところで、NTSC/2値信号変換部11
では、映像信号から画情報を読み取る場合、図6に示す
ようにしている。すなわち、映像信号を入力すると、水
平同期信号を監視する(処理101のNのループ)。そ
して、水平同期信号を検知すると(処理101のY)、
その直後の信号レベルを画信号の黒レベルBとして検出
する(処理102)。
【0039】映像信号は、図4(a)で示したように、
濃淡信号部Pの先頭部には、30画素分の白画素データ
がセットされ、次に1画素の黒画素データがセットされ
ている。NTSC/2値信号変換部11は、その白画素
データにより画信号の白レベルWを検出する(処理10
3)。そして、画信号を読み取るためのしきい値Tを、 T=(B+W)/2 として算出する(処理104)。
【0040】次いで、上記1画素分の黒画素データを検
知することにより、1ラインの画情報の開始と判定する
(処理105)。そして、216画素の1ラインの画情
報と、9画素分の識別情報とを読み取る。このとき、各
画素の黒白を上記しきい値Tにより判別する(処理10
6)。
【0041】ところで、前述したように、1ページの画
像の400ラインの幅から、フレーム#1〜#8までの
8フレーム分の映像信号が取り出される。上記識別情報
には、図4(b)に示すように、映像信号のフレーム番
号#nを3ビットでセットするようにしている。
【0042】また、1ページの画像から400ライン幅
ずつ画情報を取り出す場合、前記の例では50ラインと
いうように、一定ライン数だけ重複して取り出すように
している。上記識別情報には、その重複ライン数を6ビ
ットでセットするようにしている。
【0043】NTSC/2値信号変換部11は、読み取
った上記識別情報を画情報と共にフレームメモリ7に転
送する。そして、フレームメモリ7からページメモリ6
に画情報を転送する際には、上記フレーム番号#nと重
複ライン数とに基ずいてページメモリ6の格納位置を判
定するようにしている。
【0044】このようにして、ビデオテープで保存され
ていた画像が、ページメモリ6に格納される。オペレー
タは、その格納された画像を他のファクシミリ装置に送
信する場合には、所定のメモリ送信操作により送信す
る。
【0045】一方、本実施例では、画像受信した場合、
図7(a)に示すように、受信画像Gの先頭部に、受信
年月日を示す文字情報Dを挿入するようにしている。こ
の場合、挿入する各文字は、同図(b)に示すように、
通常の文字フォントに対して、横方向のドット数を、例
えば8倍というように一定倍数だけ多くした横長の文字
フォントを使用する。
【0046】前述したように、1ページの画像の400
ラインの幅から、フレーム#1〜#8までの8フレーム
分の映像信号が取り出される。この場合、水平方向に画
素が間引かれることにより、各フレームの画像の横幅
は、1/8に縮小されることになる。
【0047】文字情報Dには、上記のように横長の文字
フォントを使用するので、文字幅が1/8に縮小されて
も、各フレーム#1〜#8の画像では、同図(c)に示
すように、各文字が正しく表示される。
【0048】以上のように、本実施例では、ファクシミ
リ通信で受信した画情報を、一定量ずつNTSC方式の
映像信号に変換して、テレビモニタ14で表示するよう
にしたので、解像度の低い通常のテレビモニタでも、オ
ペレータは、ファクシミリ装置の画像を表示確認するこ
とができる。
【0049】また、VTR12で、受信画像をビデオテ
ープに記録して保存し、その保存画像を任意に再生して
テレビモニタ14で表示したり、再生される映像信号を
画情報に逆変換して、他のファクシミリ装置に送信する
ようにしている。
【0050】また、映像信号に変換するために受信した
画情報から一定量ずつ画情報を読み出す際には、1ペー
ジの垂直方向には一定ライン幅で読み出し、水平方向に
は一定画素数おきに1画素ずつ1ページの全幅にわたっ
て読み出すので、テレビモニタ14では、常に1ページ
の横幅全体が表示される。また、一定ライン幅の画情報
の読み出しが終わって、次の一定ライン幅の読み出しを
実行する際には、直前に読み出した一定ライン幅下部の
一定幅を重複して読み出すようにしたので、テレビモニ
タ14では、1ページの画像が上から下に順次流れるよ
うに表示される。このような表示方法により、オペレー
タは、画像確認が容易になる。
【0051】さらに、図4で説明したように、映像信号
の水平走査区間に、フレーム番号や重複ライン数の情報
をセットし、VTR12で再生される各フレームの映像
信号から一定量の画情報を得た場合に、そのフレーム番
号や重複ライン数の情報により、その画情報が1ページ
内のどの位置に相当するかを判定するようにしたので、
その判定を容易かつ確実に行なうことができる。ことが
できる。
【0052】さらには、図7で説明したように、受信し
た画情報に受信年月日の文字情報を挿入する際には、横
幅の太い字体の文字フォントデータを用いるようにした
ので、上記のように受信画像を複数フレームに分割表示
しても、文字情報を容易に読み取ることができるように
なる。
【0053】また、図4で説明したように、映像信号の
濃淡信号部Pの区間には、画素データの前に、固定的に
一定画像数分の白画素区間,1画素分の黒画素区間をそ
れぞれ形成し、白画素区間の信号レベルを利用して、画
素データの白黒判定のしきい値を設定するようにしたの
で、適正なしきい値を容易に設定することができる。ま
た、上記1画素分の黒画素を検知したとき、画情報の始
まりと判定するようにしたので、画情報を読み取りタイ
ミングの制御が容易になる。
【0054】なお、以上の実施例では、通常の解像度の
A4サイズの画情報を処理する場合を例にとって説明し
たが、他の解像度や他のサイズの画情報を処理する場合
には、その画情報の画素数に応じて、1ページの画情報
から一定量ずつ画情報を順次取り出す際のライン幅やフ
レーム分割数を適宜設定すればよい。
【0055】また、図4では、白画素区間を30画素
分,黒画素を1画素に設定したが、これらの画素数は任
意に設定できる。また、画情報の画素数は、上記1ペー
ジの画素数とフレーム分割数との条件で変わることはい
うまでもない。さらに、識別情報を9画素に設定した
が、セットする情報量に応じて変更できることは当然で
ある。
【0056】さらに、受信画像に受信年月日の文字情報
を挿入するようにしたが、例えば、オペレータが任意に
入力する文字情報など、他の情報を挿入するようにして
もよい。
【0057】
【発明の効果】以上のように、本願の1つの発明によれ
ば、1ページの画情報を一定量ずつ各フレームの映像信
号に変換して画像表示するようにしたので、解像度の低
い通常のテレビモニタで、ファクシミリ装置の画像を表
示確認することができるようになる。
【0058】また、もう1つの発明によれば、上記映像
信号をVTRでビデオテープに記録したり、VTRで再
生される映像信号から1ページの画情報を復元したりす
るようにしたので、記録紙を使用せずに受信画像を保存
したり、保存画像を他のファクシミリ装置に送信したり
することができるようになる。
【0059】さらに、もう1つの発明によれば、1ペー
ジの画情報から一定量ずつ画情報を読み出す場合には、
垂直方向には一定ライン幅で読み出すと共に、水平方向
には一定画素数おきに1画素ずつ1ページの全幅にわた
って読み出すようにしたので、各フレームで、常に1ペ
ージの画像の横幅全体が表示されると共に、一定ライン
幅の読み出しを繰り返す際には、その内の一定幅を重複
して読み出すようにしたので、1ページの画像が上から
下に流れるように表示されるため、オペレータは、画像
の確認がさらに容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る画像処理装置のブロッ
ク構成図である。
【図2】ファクシミリ通信により受信した1ページの画
情報を示す説明図である。
【図3】映像信号の各フレームに対応する画情報の説明
図である。
【図4】映像信号の説明図である。
【図5】1ページの画情報から一定ライン幅の画情報を
取り出す際の動作説明図である。
【図6】映像信号の読み取り動作を示すフローチャート
である。
【図7】受信画像に挿入する文字情報の説明図である。
【符号の説明】
1 画像読取部 2 網制御部 3 モデム 4 符号化復号化部 5 操作表示部 6 ページメモリ 7 フレームメモリ 8 読出制御部 9 システム制御部 10 2値/NTSC信号変換部 11 NTSC/2値信号変換部 12 VTR 13 切換器 14 テレビモニタ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ファクシミリ通信により画情報を送受信
    する通信手段と、送受信する画情報を格納する格納手段
    と、格納された1ページの上記画情報から一定量ずつ画
    情報を読み出す画情報読出手段と、読み出した一定量の
    画情報をNTSC方式の偶数ラインと奇数ラインの各フ
    ィールドの映像信号に変換する映像信号生成手段と、上
    記映像信号により画像表示するテレビモニタとを備えて
    いることを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記映像信号をビデオテープに記録する
    VTR装置と、そのVTR装置により再生される映像信
    号を一定量の画情報に変換する画情報再生手段と、上記
    一定量の画情報を順次上記格納手段に格納して1ページ
    の画情報を復元する1ページ復元手段とを備えているこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 生成する上記映像信号の各水平走査区間
    には、先頭から順にそれぞれ固定長の白画素区間,黒画
    素区間,画情報区間を形成する一方、上記VTR装置に
    より再生される映像信号は、水平同期信号の直後の黒レ
    ベルの信号値と上記白画素区間の白レベルの信号との中
    間レベルをしきい値として、上記画情報区間の各画素の
    信号値を判別することを特徴とする請求項2記載の画像
    処理装置の制御方法。
  4. 【請求項4】 上記画情報読出手段は、上記1ページの
    画情報を垂直方向には一定ライン数の規定幅で読み出し
    水平方向には一定画素数おきに1画素分ずつ1ページの
    全幅にわたって読み出して一定量の画情報を得ると共
    に、その読み出し動作を水平方向に1画素ずつずらせな
    がら規定回数繰り返して1ページ内の上記規定幅全体の
    画情報を読み出す一方、その規定幅全体の画情報の読み
    出し動作を読み出し位置を下方にずらせながら繰り返す
    と共に、その繰り返しの際には直前に読み出した上記規
    定幅下部の一定幅を重複して読み出すことを特徴する請
    求項2記載の画像処理装置の制御方法。
  5. 【請求項5】 生成する上記映像信号の各水平走査区間
    には、上記規定回数の内の何回目の読み出しにより得た
    画情報であるかを示す識別信号を挿入する一方、上記V
    TR装置により再生される映像信号は上記識別信号によ
    り1ページ内のどの位置の画情報に対応するものである
    かを判定することを特徴する請求項4記載の画像処理装
    置の制御方法。
  6. 【請求項6】 上記1ページの画情報に文字情報を挿入
    する場合には、横幅の広い文字フォントデータにより形
    成した文字情報を挿入することを特徴する請求項4記載
    の画像処理装置の制御方法。
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