JPH03240364A - 画像情報通信装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は通信回線を利用して画像情報を送受信するファ
クシミリ装置等の画像情報通信装置に関するものである
。

従来の技術 現在、電話網等の通信回線を利用する各種の画像情報通
信装置が開発されており、例えば、ワークステーション
やファクシミリ装置などが実用化されている。

一般的にも普及しているファクシミリ装置などは高機能
化も進んでおり、例えば、使用者の不在中でも予め機器
にセットした原稿の画像情報を所定の時刻に送信するよ
うなものも製品化されている。この場合、使用者が後に
送信時刻等の各種情報を確認することが要求されるため
、画像情報の送信終了を検知して送信に関する情報が印
刷された送信結果レポートを発行するものが実用化され
ている。そこで、従来のファクシミリ装置が発行する送
信結果レポートの一例を第９図に例示する。

この送信結果レポートｌでは、送信先のダイアルナンバ
ー２、ＩＤコード３、ＯＫマークやエラーコード等から
なる送信の良否４、送信日時５、送信枚数６等が送信に
関する情報として一枚の用紙７上に印刷されている。

なお、上述のような送信結果レポートｌに印刷される文
字情報２〜６は、ファクシミリ装置のＣＰ　Ｕ　（Ｃｅ
ｒ＋ｔｒａｌ　Ｐｒｏｃｅｓｓｉｎｇ　Ｕｎｉｔ）のＲ
ＡＭ（Ｒａｎｄｏｍ　Ａｃｃｅｓｓ　Ｍｅｍｏｒｙ）内
に一時記憶されるようになっており、画像情報の送信終
了が検知されると定型文字列と共にキャラクタジェネレ
ータでラスタデータに変換されて用紙７上に印刷される
。また、このような送信結果レポート１は、使用者が所
望により機器のモードを変更することで発行されない。

発明が解決しようとする課題 上述したファクシミリ装置では、送信結果レボ−ｈｌを
発行することで使用者が後に送信の良否等を確認するこ
とができる。ここで、現在のファクシミリ装置では、例
えば、予め装置にセットした複数組の原稿を各々所定の
時刻に異なる送信先に送信するようなことも可能である
が、この場合、上述のような送信結果レポート１では、
どの原稿が何れの送信先に送信されたかどうかを確認す
ることが困難である。

そこで、送信する原稿の第一頁目の画像情報の先頭部を
送信結果レポート・１の文字情報２〜６の下に印刷して
出力するファクシミリ装置も開鈍されている。このよう
なファクシミリ装置では、どの原稿が何れの送信先に送
信されたかを確認することが可能である。だが、この場
合でも得られる情報が原稿の第一頁目の先頭部に限定さ
れるので、これは文章の最初の数行や画像の上部でしか
なく、その内容を確実に確認するには十分でない。

課題を解決するための手段 請求項１記載の発明は、画像情報が入力される情報入力
部と画像情報を送受信する情報通信部とを有し、画像情
報の送信終了を検知して送信に関する情報が印刷された
送信結果レポートを発行する送信結果報告機構を備えた
画像情報通信装置において、送信原稿の第一頁目に相当
する画像情報を一時記憶する記憶手段を設け、画像情報
の送信完了を検知して記憶手段内の画像情報を少なくと
も副走査方向に縮小して送信結果レポート上に送信に関
する情報と共に印刷する画像情報併記手段を設けた。

請求項２記載の発明は、画像情報の送信不良を検知して
送信結果レポートに印刷する画像情報を白黒の反転画像
とする画像反転手段を設けた。

作用 請求項１記載の発明は、送信原稿の第一頁目に相当する
画像情報を一時記憶する記憶手段を設け、画像情報の送
信完了を検知して記憶手段内の画像情報を少なくとも副
走査方向に縮小して送信結果レポート上に送信に関する
情報と共に印刷する画像情報併記手段を設けたことによ
り、送信結果レポートを視認することで送信に関する情
報と共に送信原稿の第一頁目に相当する画像情報を得る
ことができ、しかも、原稿の第一頁目の略全域の画像情
報等を送信結果レポートに印刷することが可能なので、
その内容を確実に確認することができる。

請求項２記載の発明は、画像情報の送信不良を検知して
送信結果レポートに印刷する画像情報を白黒の反転画像
とする画像反転手段を設けたことにより、略黒色の画像
情報を視認することで送信不良の発生を簡易に発見する
ことができる。

実施例 請求項１記載の発明の実施例を第１図ないし第５図に基
づいて説明する。第２図に例示するように、本実施例の
画像情報通信装置であるファクシミリ装置８では、Ｐ　
Ｓ　Ｔ　Ｎ　（Ｐｕｂｌｉｃ　５ｗ１ｔｃｈｅｄＴ　ｅ
ｌｅｐｈｏｎｅ　Ｎ　ｅｔｗｏｒｋ）　９に接続された
情報通信部の一部であるＮ　ＣＵ　（Ｎｅｔｗｏｒｋ　
Ｃｏｎｔｒｏｌ　Ｕｎｉｔ）１０に、モデム１１とＨＤ
　Ｌ　Ｃ（Ｈｉｇｈ−Ｌ　ｅｖｅｌＤａｔａ　Ｌｉｎｋ
　Ｃｏｎｔｒｏｌｌｅｒ）　１２とを介してシステムバ
ス１３が接続されている。ここで、このシステムバス１
３は、画像情報併記手段の一部であるＣＰＵ１４、記憶
手段である通信バッファ１５を内蔵したＲＡＭ１６、画
像縮小回路１７等が接続されており、ＣＥＰ（帯域圧縮
伸長用回路）１８を介して画像データバス１９に接続さ
れている。そして、この画像データバス１９には、パラ
レルシリアル変換器２０とサーマルヘッド２１とからな
る情報印刷部２２、シリアルパラレル変換器２３とイメ
ージスキャナ２４とからなる情報入力部２５、画像ＲＡ
Ｍ２６が接続されている。

このような構成において、第１図に例示するように、こ
のファクシミリ装置８は、送信する原稿の第一頁目の画
像情報２７が主走査方向と副走査方向とに縮小されて送
信に関する各種文字情報′２〜６と共に用紙７上に印刷
された送信結果レポート２８を発行する。そこで、この
ような送信結果レポート２８を発行するに至るファクシ
ミリ装置８の送信動作を第３図に例示するフローチャー
トを参考に以下に詳述する。

まず、このファクシミリ装置８では、情報入力部２５の
イメージスキャナ２４で光学的に読取った原稿（図示せ
ず）の画像情報が、シリアルパラレル変換器２３でパラ
レルデータに変換され、画像データバス１９を介して画
像ＲＡＭ２６に順次入力される。そして、この画像ＲＡ
Ｍ２６内に一主走査うイン分のラスタデータ（例えば、
Ａ４用の装置で２１６バイト＝　１７２８ビット程度）
が蓄積されると、これはＣＥＰ　ｌ　８で読出されて予
め設定された符号化方式で帯域圧縮され、Ｒ，ＡＭ１６
中の通信バッファ１５内に書込まれる。そこで、この通
信バッファ１５内のデータは、ＨＤＬＣｌ　２でＨＤＬ
Ｃフレーミングを有するシリアルデータに変換されてモ
デム１１でアナログ信号に変調され、ＮＣＵＩＯを介し
てＰＳＴＮ９から通信先のファクシミリ装置（図示せず
）に伝送される。なお、このファクシミリ装置８は、上
述のような動作を繰返して一員分の画像情報を伝送し、
その受信を通信先のファクシミリ装置から確認すると次
の頁の画像情報を伝送するようになっている。

そして、このファクシミリ装置８では、送信する原稿の
第一頁目の画像情報は通信バッファ１５内の専用の領域
に格納され、第二頁目以後の画像情報は通信バッファ１
５の他の領域に格納されるようになっている。そして、
通信バッファ１５内に格納された第一頁目の画像情報は
、装置が原稿送信の完了を検知すると１６ライン分ずつ
読出されて帯域伸長され、復元されたラスタデータが画
像ＲＡＭ２６に入力される。そこで、この１６ライン分
のラスタデータの伸長が完了すると、これをＣＥＰ１８
を介してＣＰＵ１４のシステムバス１３に１ライン毎に
データを省略して入力し、この縮小されたラスタデータ
を再度ＣＥＰ　１８を介して画像ＲＡＭ２６内の所定の
アドレスに書込む。なお、第４図に例示するように、画
像情報の縮小は、副走査方向では上述のように１ライン
毎にデータを省略することで行なわれ、主走査方向では
第５図に例示するような画像縮小回路１７でデータを１
ビツト毎に省略することで行なわれる。そこで、このよ
うにして縦横方向で半分に縮小された画像情報が、８ラ
イン分のラスタデータとして画像ＲＡＭ２６内に書込ま
れる。

そして、上述のような作業の後、従来のファクシミリ装
置と同様にＣＰＵ１４は送信に関する文字情報２〜６を
定型文字列と共にキャラクタジェネレータ（図示せず）
でラスタデータに変換し、ＣＥＰ１８を介して画像ＲＡ
Ｍ２６内の所定のアドレスに入力する。すると、この画
像ＲＡＭ２６内には、用紙７の左半分に相当する領域に
送信に関する文字情報２〜６が定型文字列と共に書込ま
れ、右半分に相当する領域に縮小された第一頁目の画像
情報が書込まれたことになる。そこで、ＣＰＵ１４が上
述の作業の終了を検知すると、画像ＲＡＭ２６内のデー
タが画像データバス１９を介して情報印刷部２２に出力
され、パラレルシリアル変換器２０でシリアルデータに
変換されてサーマルヘッド２１で用紙７に印刷される。

なお、この時のデータ転送は、ＣＰＵ１４を介すること
なくダイレクトメモリアクセスで簡易に実行されるよう
になっている。

このようにして各種のデータが用紙７に印刷された送信
結果レポート２８は、第１図に例示したように、用紙７
の右半分に送信する原稿の第一頁目の画像情報２７が主
走査方向と副走査方向とに縮小されて印刷され、用紙７
の左半分に送信に関する各種文字情報２〜６が印刷され
ていることになる。そこで、このファクシミリ装置８の
使用者は、上述のような送信結果レボ−１・２８により
送信に関する文字情報２〜６と共に送信された原稿の第
一頁目の画像情報２７を得ることができるので、例えば
、複数組の原稿を異なる送信先に送信したような場合で
も、どの原稿が何れの送信先に送信されたかを簡易に確
認することができる。

なお、本実施例のファクシミリ装置８では、送信結果レ
ポート２８として送信に関する文字情報２〜６と第一頁
目の原稿の画像情報２７とを用紙７の左右に振分けて印
刷したものを例示したが、これらの文字情報２〜６，２
７のレイアウトとしては各種の形態が実施可能である。

また、画像情報２７を縦横両方に半分に縮小したものを
例示したが、これらの縮小の形式としても各種のものが
考えられ、例えば、送信に関する文字情報２〜６を用紙
７の上部に配置して下部に画像情報２７を配置する場合
、印刷される画像情報２７は副走査方向（縦方向）のみ
に縮小すれば良いことが自明である。さらに、送信が良
好に行なわれた場合のみ送信結果レポートに画像情報２
７が印刷されるようにするなどして、送信不良を簡易に
発見できるようにすることも可能である。

つぎに、請求項２記載の発明の実施例を第６図ないし第
８図に基づいて説明する。本実施例の画像情報通信装置
であるファクシミリ装置２９は、第８図に例示するよう
に、画像縮小回路３ｏ内にエクスクル−シブオアからな
る画像反転手段である白黒反転回路３１を設けた構造と
なっている。

なお、この白黒反転回路３１の入力端子の一つは、送信
不良の検知回路（図示せず）の出力端子に接続されてい
る。

このような構成において、このファクシミリ装置２９で
は、送信が良好に完了した場合は送信不良の検知回路が
白黒反転回路３１に正常信号りが出力されて画像の白黒
反転は行なわれず、前述のファクシミリ装置８と同様な
送信結果レポートを発行する。そして、送信中に用紙ジ
ャム等の不良が発生すると、これが検知回路で検知され
て白黒反転回路３１に反転信号Ｈが出力されるので、画
像縮小回路３０に入力された画像情報は各ビット毎に［
０，ｌ］が反転することになる。そこで、画像縮小回路
３ｏから出力される画像情報は縮小されると共に白黒が
反転しており、このファクシミリ装置２９から発行され
る送信結果レポート３２は、第６図に例示するように、
用紙７の右半分に白黒の反転画像として画像情報３３が
印刷されたものとなる。

そこで、このファクシミリ装置２９の使用者は、上述の
ような送信結果レポート３２の略黒色の画像情報３３を
視認することで送信不良の発生を簡易に発見することが
でき、しかも、この画像情報３３から送信不良が発生し
た原稿を簡易に検知することができるので、原稿の再送
信を確実で迅速に行なうことができる。

なお、上述した実施例では画像情報通信装置としてファ
クシミリ装置８，２９を例示したが、本発明は上記方式
に限定されるものではなく、ワークステーション等のよ
うな画像情報を通信可能な各種機器に適用することがで
きる。つまり、上述のファクシミリ装置８．２９では、
情報入力部２５として原稿の画像情報を光学的に読取る
ようになっているが、情報入力部が読取る画像情報の記
録媒体としても各種のものが考えられ、フロッピディス
ク内に記録された画像情報を電気的に読取る装置なども
実施可能である。この場合、送信原稿の第一頁目に相当
する画像情報とは、この画像情報を受信した画像情報通
信装置が印刷する原稿の第一頁目に再現される画像情報
やデイスプレィに第一画面として表示される画像情報な
どを意味することになる。

発明の効果 上述のように請求項１記載の発明は、画像情報が入力さ
れる情報入力部と画像情報を送受信する情報通信部とを
有し、画像情報の送信終了を検知して送信に関する情報
が印刷された送信結果１ノポートを発行する送信結果報
告機構を備えた画像情報通信装置において、送信原稿の
第一頁目に相当する画像情報を一時記憶する記憶手段を
設け、画像情報の送信完了を検知して記憶手段内の画像
情報を少なくとも副走査方向に縮小して送信結果レポー
ト上に送信に関する情報と共に印刷する画像情報併記手
段を設けたことにより、送信結果レポートを視認するこ
とで送信に関する情報と共に送信原稿の第一頁目に相当
する画像情報を得ることができるので、例えば、送信が
完了した原稿の通信先を簡易に確認することができ、し
かも、原稿の第一頁目の略全域の画像情報を送信結果レ
ポートに印刷することが可能なので、その内容を確実に
確認することができ、複数組の原稿を異なる送信先に送
信したような場合などでも、どの原稿が何れの送信先に
送信されたかを簡易かつ確実に確認することが可能であ
り、しかも、請求項２記載の発明は、画像情報の送信不
良を検知して送信結果レポートに印刷する画像情報を白
黒の反転画像とする画像反転手段を設けたことにより、
略黒色の画像情報を視認することで送信不良の発生を簡
易に発見することができ、しかも、この画像情報から送
信不良が発生した原稿などを簡易に検知することができ
るので、画像情報の再送信の作業を確実かつ迅速に行な
うことができる等の効果を有するものである。

第１図は請求項１記載の発明の実施例を示す送信結果レ
ポートの平面図、第２図はブロック図、第３図はフロー
チャート、第４図は画像情報の縮小方式を示す説明図、
第５図は要部の回路図、第６図は請求項２記載の発明の
実施例を示す送信結果レポートの平面図、第７図はフロ
ーチャーＩ・、第８図は要部の回路図、第９図は従来例
を示す送信結果レポートの平面図である。

２〜６・・・情報、８，２９・・・画像情報通信装置、
１０・・・情報通信部、１４・・・画像情報併記手段、
１６・・・記憶手段、２５・・・情報入力部、２７．３
３・・・画像情報、２８．３２・・・送信結果レポート
、３３・・・反転画像

【図面の簡単な説明】

ｊ３−Ｅｌ覧１昨１ ．．￥３．３図 ５ 図 珪５ｂ

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、画像情報が入力される情報入力部と画像情報を送受
   信する情報通信部とを有し、画像情報の送信終了を検知
   して送信に関する情報が印刷された送信結果レポートを
   発行する送信結果報告機構を備えた画像情報通信装置に
   おいて、送信原稿の第一頁目に相当する画像情報を一時
   記憶する記憶手段を設け、画像情報の送信完了を検知し
   て前記記憶手段内の画像情報を少なくとも副走査方向に
   縮小して送信結果レポート上に送信に関する情報と共に
   印刷する画像情報併記手段を設けたことを特徴とする画
   像情報通信装置。 ２、画像情報の送信不良を検知して送信結果レポートに
   印刷する画像情報を白黒の反転画像とする画像反転手段
   を設けたことを特徴とする請求項１記載の画像情報通信
   装置。