JPH0514087A - クランプ回路 - Google Patents

クランプ回路

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Publication number
JPH0514087A
JPH0514087A JP3165621A JP16562191A JPH0514087A JP H0514087 A JPH0514087 A JP H0514087A JP 3165621 A JP3165621 A JP 3165621A JP 16562191 A JP16562191 A JP 16562191A JP H0514087 A JPH0514087 A JP H0514087A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
clamp
circuit
base
terminal
Prior art date
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Pending
Application number
JP3165621A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenji Furuyama
健志 古山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba AVE Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba AVE Co Ltd filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP3165621A priority Critical patent/JPH0514087A/ja
Publication of JPH0514087A publication Critical patent/JPH0514087A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)
  • Control Of Amplification And Gain Control (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】この発明は、雑音によって各水平同期信号の先
端レベルに変動が生じても、輝度レベルへの悪影響を低
減させることができるクランプ回路を提供することを目
的とする。 【構成】入力映像信号をトランジスタQ29によるダイ
オードクランプ動作でクランプするクランプ回路におい
て、一方のベースが入力端となり他方のベースがクラン
プ電圧を決定する基準電位端となる一対のトランジスタ
Q21,Q22で構成される差動回路23と、この差動
回路23を入力映像信号のクランプ状態で能動状態とな
す駆動手段28,29と、差動回路23による入力端と
基準電位端との誤差電圧検出結果に基づいて、基準電位
端の電位を該誤差電圧が生じる方向と同方向に移行させ
る制御手段24,26,27,Q35〜Q37,E2
2,I22,I23とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、各種電子回路に用い
られるクランプ回路の改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のクランプ回路は、図2に示すよう
に構成される。入力信号を発生する信号源11は、内部
抵抗R11,交流電源V11及び直流電源E11の直列
接続として等価的に表わされる。信号源11の一端は接
地され、他端はコンデンサC11を介して入力端子12
に接続される。入力端子12は、NPN型トランジスタ
Q11のエミッタ及び同型のトランジスタQ12のベー
スに接続される。
【0003】トランジスタQ11のベースは、直流電源
E12を図示極性に介して接地される。トランジスタQ
11,Q12の各コレクタは、共に電源端子13に接続
される。トランジスタQ12のエミッタは、出力端子1
4に接続されるとともに、電流源I11を介して接地さ
れる。
【0004】図2に示す回路は、一般的なダイオードク
ランプ回路であり、交流電源V11及び直流電源E11
で構成される入力信号は、内部抵抗R11を介してコン
デンサC11に入力される。トランジスタQ11は、入
力信号の最下位レベル時に急激に能動状態となり、入力
信号の最下位レベルを一定にするもので、基本的なクラ
ンプ動作は以上の説明で完了する。
【0005】ところで、入力信号が映像信号である場
合、信号の最下位レベルは同期信号先端レベルとなる。
仮に、弱電界等で雑音レベルが大きくなると、同期信号
の先端レベルは必ずしも一定ではなくなり、各水平同期
毎に雑音による電圧誤差が生じる。このような信号が入
力されると、同期信号の最下位レベルが一定になる分、
輝度レベルの上昇あるいは下降を伴ない、それが画面上
に筋状の雑音として表われるという問題が生じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】以上のように、従来の
クランプ回路では、雑音により各水平同期信号の先端レ
ベルが一定でない映像信号が入力された場合、輝度レベ
ルに悪影響を与えるという問題を有している。
【0007】そこで、この発明は上記事情を考慮してな
されたもので、雑音によって各水平同期信号の先端レベ
ルに変動が生じても、輝度レベルへの悪影響を低減させ
得る極めて良好なクランプ回路を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この発明に係るクランプ
回路は、入力映像信号をトランジスタによるダイオード
クランプ動作でクランプするものを対象としている。そ
して、一方のベースが入力端となり他方のベースがクラ
ンプ電圧を決定する基準電位端となる一対のトランジス
タで構成される差動回路と、この差動回路を入力映像信
号のクランプ状態で能動状態となす駆動手段と、差動回
路による入力端と基準電位端との誤差電圧検出結果に基
づいて、基準電位端の電位を該誤差電圧が生じる方向と
同方向に移行させる制御手段とを備えるようにしたもの
である。
【0009】
【作用】上記のような構成によれば、雑音等によって入
力映像信号の各水平同期信号の先端レベルに生じる誤差
電圧を差動回路によって検出し、クランプ電圧の基準と
なる差動回路のトランジスタのベース電位を、誤差電圧
を生じる方向と同方向に移行させることができるので、
雑音によって各水平同期信号の先端レベルに変動が生じ
ても、映像信号の輝度レベルへの悪影響を低減させるこ
とができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の一実施例について図面を参
照して詳細に説明する。図1において、映像信号を発生
する信号源21は、内部抵抗R21,交流電源V21及
び直流電源E21の直列接続として等価的に表わされ
る。信号源21の一端は接地され、他端はコンデンサC
21を介して入力端子22に接続される。入力端子22
は、NPN型トランジスタQ21のベースに接続され
る。トランジスタQ21は、同型のトランジスタQ22
とエミッタ共通接続されて、差動増幅回路23を構成し
ている。
【0011】トランジスタQ21のコレクタは、PNP
型トランジスタQ23のコレクタに接続される。トラン
ジスタQ23は、そのベース・コレクタが共通接続さ
れ、同型のトランジスタQ24とベース共通接続され
て、カレントミラー回路24を構成している。トランジ
スタQ23,Q24の各エミッタは、電源端子25に接
続される。
【0012】トランジスタQ22のコレクタは、PNP
型トランジスタQ25のコレクタに接続される。トラン
ジスタQ25は、そのベース・コレクタが共通接続さ
れ、同型のトランジスタQ26とベース共通接続され
て、カレントミラー回路26を構成している。トランジ
スタQ25,Q26の各エミッタは、電源端子25に接
続される。
【0013】カレントミラー回路24,26の出力端と
なるトランジスタQ24,Q26の各コレクタは、それ
ぞれNPN型トランジスタQ27,Q28のコレクタに
接続される。トランジスタQ27,Q28は、トランジ
スタQ28のベース・コレクタが共通接続され、それぞ
れのエミッタが接地されて、カレントミラー回路27を
構成している。
【0014】カレントミラー回路27の出力端となるト
ランジスタQ27のコレクタは、NPN型トランジスタ
Q29のベースに接続される。トランジスタQ29のエ
ミッタは、入力端子22に接続され、コレクタは、PN
P型トランジスタQ30のコレクタに接続される。トラ
ンジスタQ30は、そのベース・コレクタが共通接続さ
れ、同型のトランジスタQ31とベース共通接続され
て、カレントミラー回路28を構成している。トランジ
スタQ30,Q31の各エミッタは、電源端子25に接
続される。
【0015】カレントミラー回路28の出力端となるト
ランジスタQ31のコレクタは、NPN型トランジスタ
Q32のコレクタに接続される。トランジスタQ32
は、そのベース・コレクタが共通接続され、同型のトラ
ンジスタQ33とベース共通接続されて、カレントミラ
ー回路29を構成している。トランジスタQ32,Q3
3の各エミッタは接地される。カレントミラー回路29
の出力端となるトランジスタQ33のコレクタは、トラ
ンジスタQ21,Q22のエミッタ共通接続点に接続さ
れる。
【0016】入力端子22は、NPN型トランジスタQ
34のベースに接続される。トランジスタQ34は、そ
のコレクタが電源端子25に接続され、そのエミッタが
出力端子30に接続されるとともに、電流源I21を介
して接地される。
【0017】カレントミラー回路27の出力端となるト
ランジスタQ27のコレクタは、NPN型トランジスタ
Q35のエミッタに接続されるとともに、電流源I22
を介して接地される。トランジスタQ35は、そのコレ
クタが電源端子25に接続され、そのベースが同型のト
ランジスタQ36のベースに接続されるとともに、直流
電源E22を図示極性に介して接地される。トランジス
タQ36は、そのコレクタが電源端子25に接続され、
そのエミッタが同型のトランジスタQ37のベースに接
続されるとともに、電流源I23を介して接地される。
トランジスタQ37は、そのコレクタが電源端子25に
接続され、そのエミッタが差動増幅回路23を構成する
トランジスタQ22のベースに接続される。
【0018】上記のような構成において、差動増幅回路
23は、トランジスタQ21のベースに入力される映像
信号とトランジスタQ22のベースに印加される基準電
位との誤差電圧を電流変換して出力する。この差動増幅
回路23の出力電流は、カレントミラー回路24,26
で折り返された後、カレントミラー回路27を介してト
ランジスタQ35を流れる電流を制御することにより、
トランジスタQ35のベース・エミッタ間電圧を制御す
る。
【0019】入力映像信号のクランプ動作は、トランジ
スタQ29によるダイオードクランプ動作で行なわれ
る。このトランジスタQ29のコレクタ電流は、クラン
プ時にのみ増大し、カレントミラー回路28,29で折
り返されて、トランジスタQ21,Q22のエミッタ共
通接続点に供給されることにより、差動増幅回路23が
能動状態に制御される。
【0020】このため、各水平同期期間における同期信
号の先端レベルは、クランプ動作により一定となり、さ
らに、雑音等によって各同期信号先端レベルに生じる誤
差電圧を差動増幅回路23によって検出し、トランジス
タQ35のベース・エミッタ間電圧を制御して、クラン
プ電圧の基準となるトランジスタQ22のベース電位
を、誤差電圧を生じる方向と同方向に移行させることが
できるので、映像信号の輝度レベルへの悪影響を低減さ
せることができるようになる。なお、この発明は上記実
施例に限定されるものではなく、この外その要旨を逸脱
しない範囲で種々変形して実施することができる。
【0021】
【発明の効果】以上詳述したようにこの発明によれば、
雑音によって各水平同期信号の先端レベルに変動が生じ
ても、輝度レベルへの悪影響を低減させ得る極めて良好
なクランプ回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るクランプ回路の一実施例を示す
回路構成図。
【図2】従来のクランプ回路を示す回路構成図。
【符号の説明】
11…信号源、12…入力端子、13…電源端子、14
…出力端子、21…信号源、22…入力端子、23…差
動増幅回路、24…カレントミラー回路、25…電源端
子、26〜29…カレントミラー回路、30…出力端
子。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力映像信号をトランジスタによるダイ
    オードクランプ動作でクランプするクランプ回路におい
    て、一方のベースが入力端となり他方のベースがクラン
    プ電圧を決定する基準電位端となる一対のトランジスタ
    で構成される差動回路と、この差動回路を前記入力映像
    信号のクランプ状態で能動状態となす駆動手段と、前記
    差動回路による入力端と基準電位端との誤差電圧検出結
    果に基づいて、前記基準電位端の電位を該誤差電圧が生
    じる方向と同方向に移行させる制御手段とを具備してな
    ることを特徴とするクランプ回路。
JP3165621A 1991-07-05 1991-07-05 クランプ回路 Pending JPH0514087A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3165621A JPH0514087A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 クランプ回路

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JP3165621A JPH0514087A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 クランプ回路

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JPH0514087A true JPH0514087A (ja) 1993-01-22

Family

ID=15815843

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JP3165621A Pending JPH0514087A (ja) 1991-07-05 1991-07-05 クランプ回路

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JP (1) JPH0514087A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109474246A (zh) * 2018-10-31 2019-03-15 西安微电子技术研究所 电压箝位保护结构及运算放大器输入级结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109474246A (zh) * 2018-10-31 2019-03-15 西安微电子技术研究所 电压箝位保护结构及运算放大器输入级结构

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