JPH0513775B2 - - Google Patents

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JPH0513775B2
JPH0513775B2 JP61088344A JP8834486A JPH0513775B2 JP H0513775 B2 JPH0513775 B2 JP H0513775B2 JP 61088344 A JP61088344 A JP 61088344A JP 8834486 A JP8834486 A JP 8834486A JP H0513775 B2 JPH0513775 B2 JP H0513775B2
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JP
Japan
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main shaft
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Koichiro Kitamura
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Kitamura Machinery Co Ltd
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Kitamura Machinery Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、工作機械のユニバーサルヘツドの割
出装置に関する。
〔従来の技術〕
マシニングセンタ、NC工作機械等におけるユ
ニバーサルヘツドは、一般に単一の主軸でもつて
ツール取付軸を可変としたもので、ワークに対す
るあらゆる方向からの機械加工を可能とするもの
である。そのために、該ヘツドは水平割出面ある
いは垂直割出面と45゜傾斜した傾斜割出面の2つ
の割出面を有し、それぞれの割出面には自動ロツ
ク機構と割出用サーボモータを備えている。そし
て、使用に際しては、上記2つの割出面の一方を
固定したうえで他方を回動して割り出すことによ
り所望の角度にツール取付軸を設定して機械加工
を行うのである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
従来のユニバーサルヘツドの割出装置は、上記
のようにそれぞれの割出面にサーボモータを備え
たものであるので、ヘツドが必然的に大きくな
り、そのためワークとの干渉を引き起こすおそれ
があつた。また各割出面は回転可能に構成されね
ばならない関係上、配線の捩れ等が起こらないよ
うに留意しなければならず配線処理が非常に大変
であつた。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明に係るユニバーサルヘツドの割出装置
は、主軸を内蔵した主軸ヘツドに、前記主軸に対
し直角に設けられた第1割出面を有する第1ヘツ
ドを回動自在に取付け、該第1ヘツドに45゜傾斜
した第2割出面を介して第2ヘツドを回動自在に
取付け、該第2ヘツド内にツール取付軸及び該ツ
ール取付軸のブレーキ装置を設け、前記第1及び
第2の割出面にそれぞれロツク機構を設け、前記
主軸とツール取付軸の間に傘歯車伝導機構を介装
し、前記主軸に割出用の単一のサーボモータを連
結し、前記ロツク機構を、前記主軸または前記傘
歯車伝導機構に同心に割出面の一方の側に形成し
たT字状断面の環状溝と、該環状溝に沿つて複数
配置されて前記T字状断面に係止される係止部材
と、該係止部材のそれぞれに対し配置されて係止
部材を付勢して割出面を圧着させるシリンダ装置
とによつて構成したものである。
〔作用〕
本発明においては、主軸に割出用の単一のサー
ボモータを連結したので、そのサーボモータを回
転することによつて第1及び第2の割出面の一方
を固定したうえで他方を割出のために回動させる
ことができ、任意の方向に連続的にツール取付軸
を設定できる。このとき、専ら付勢部材近傍で割
出面の強い圧着が発生し、割出面全体の平均圧力
は小さい。
〔実施例〕
以下、本発明の一実施例を図により説明する。
第1図は本発明の実施例の断面図で、第2図は
ツール取付軸が第1図の水平に対し垂直に向けら
れたときの状態図である。図において、1は主
軸、2は主軸1を回転自在に内蔵した主軸ヘツド
である。なお、主軸1の駆動装置は図示されてい
ないが常法により主軸ヘツド2の上部に設置され
ている。3は主軸ヘツド2の下端に回動自在に取
り付けられた第1ヘツドで、主軸1と直角の水平
な取付面21に対し任意の角度に回動し得る第1
割出面Aを有する。4は第1ヘツド3の45゜傾斜
取付面31に第2割出面Bを第1割出面Aと同様
の構成で回動自在に取り付けられた第2ヘツド
で、内部には第2ヘツド4が旋回したときに主軸
1と直角及び平行となるツール取付軸5が装着さ
れている。6は第1割出面A及び取付面21間に
装着されたロツク機構、7は第2割出面B及び
45゜傾斜取付面31間に装着されたロツク機構で
ある。これらのロツク機構6,7はそれぞれ主軸
ヘツド2及び第1ヘツド3に凹設されたT字状断
面の環状溝61,71と、各環状溝61,71に
嵌入されシリンダ装置62,72によつて環状溝
の段部63,73と係脱自在に係合するT形の係
止部材64,74とからなる。8は第1ヘツド3
及び第2ヘツド4内に装着された傘歯車伝導機構
で、傘歯車は全てスパイラルギヤに形成されてい
る。この傘歯車伝導機構8は主軸1にテーパーシ
ヤンク部81a及び自動着脱機構81bを介して
直結された伝導軸81と、この伝導軸81に傘歯
車82,83を介して連結される傾斜中間軸84
と、この傾斜中間軸84に傘歯車85,86を介
して連結される取付軸5とからなる。なお、主軸
1、伝導軸81、傾斜中間軸84及びツール取付
軸5はそれぞれ軸受(図示せず)により回転自在
に支承されている。ツール取付軸5は主軸1と同
様にツールホルダ(図示せず)に対する自動着脱
機構(図示せず)を内蔵する。9はツール取付軸
5の回転を停止させる電磁又は油圧デイスクブレ
ーキ等のブレーキ装置である。10は主軸ヘツド
2内に装着された割出用のサーボモータで、タイ
ミングベルト機構101を介して主軸1に連結さ
れている。なお、サーボモータ10は主軸1が加
工のために回転しているときは無通電とされ自由
に回転し得るようになつている。また、クラツチ
機構(図示せず)により主軸1に対するサーボモ
ータ10の回転を断続するように構成してもよ
い。
次に、上記実施例の動作を説明する。
第1図に示すようにツール取付軸5が水平の状
態において、第1割出面Aについて割出を行うと
きは、まずその割出面Aのロツク機構6を解除
し、他方の第2割出面Bのロツク機構7及びツー
ル取付軸5のブレーキ装置9はロツクしておく。
したがつて、この状態ではツール取付軸5及びこ
れに噛合する傾斜中間軸84は回転できないの
で、サーボモータ10により主軸1を回転すると
これに直結された伝導軸81と傾斜中間軸84の
噛合のため第1ヘツド3及び第2ヘツド4が一体
物となつて第1割出面A内で回動する。したがつ
て、この場合はツール取付軸5を水平面内で任意
の角度位置に割出することができる。
次に、第1割出面Aとツール取付軸5をロツク
しておき、第2割出面Bのロツク機構7のみを解
除する。この状態でサーボモータ10を回転させ
ればその動力は主軸1から伝導軸81、傾斜中間
軸84へと伝達される。そして、傾斜中間軸84
は回転不可のツール取付軸5に噛合しているから
第2ヘツド4が第2割出面B内で回動する。この
結果、第2ヘツド4、したがつてその内部に装着
されたツール取付軸5は第1図の水平の向きから
第2図に示すように垂直の向きまで任意の角度に
回動し得る。
かくして、第1割出面Aについての割出操作と
第2割出面Bについての割出操作を適宜組合せる
ことによりワーク(図示せず)に対して任意の方
向からの機械加工を可能とする。
〔発明の効果〕
本発明によれば次のような効果がある。
(1) 割出用のサーボモータをただ1個主軸ヘツド
内に設けたので、第1及び第2ヘツドを小形軽
量にできる。そのためワークとの干渉の危険も
少ない。また、ロツク時には割出面が強くロツ
クされるが、割出面の軸方向の移動または変形
が小さく、ユニバーサルヘツドにおける重切削
と精度が両立する。これに加えて、主軸および
傘歯車伝導機構の軸周辺の構造が簡略化され、
従来のユニバーサルヘツドとの構成部品の共通
化または転用が容易である。
(2) サーボモータの配線処理が非常に簡単にな
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例の断面図、第2図はツ
ール取付軸が第1図の水平から垂直に向けられた
ときの状態図である。 1:主軸、2:主軸ヘツド、3:第1ヘツド、
4:第2ヘツド、5:ツール取付軸、6,7:ロ
ツク機構、8:傘歯車伝導機構、9:ブレーキ装
置、10:サーボモータ、61,71:環状溝、
62,72:シリンダ装置、64,74:係止部
材、A:第1割出面、B:第2割出面。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 主軸を内蔵した主軸ヘツドと、該主軸ヘツド
    に前記主軸に対し直角に回動自在に取り付けられ
    る第1割出面を有する第1ヘツドと、該第1ヘツ
    ドに45度の傾斜で回動自在に取り付けられる第2
    割出面を有する第2ヘツドと、該第2ヘツド内に
    装着されたツール取付軸と、前記第1及び第2の
    割出面のロツク及びロツク解除を行うそれぞれの
    割出面のロツク機構と、前記ツール取付軸のブレ
    ーキ装置と、前記主軸とツール取付軸の間に介装
    された傘歯車伝導機構と、前記主軸に連結された
    単一のサーボモータとを備え、前記ロツク機構
    は、前記主軸または前記傘歯車伝導機構に同心に
    割出面の一方の側に形成したT字状断面の環状溝
    と、該環状溝に沿つて複数配置されて前記T字型
    断面に係止される係止部材と、該係止部材のそれ
    ぞれに対し配置されて係止部材を付勢して割出面
    を圧着させるシリンダ装置とからなることを特長
    とするユニバーサルヘツドの割出装置。
JP61088344A 1986-04-18 1986-04-18 ユニバ−サルヘツドの割出装置 Granted JPS62246450A (ja)

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