JPH0222194Y2 - - Google Patents

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JPH0222194Y2
JPH0222194Y2 JP12005385U JP12005385U JPH0222194Y2 JP H0222194 Y2 JPH0222194 Y2 JP H0222194Y2 JP 12005385 U JP12005385 U JP 12005385U JP 12005385 U JP12005385 U JP 12005385U JP H0222194 Y2 JPH0222194 Y2 JP H0222194Y2
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attachment
spindle
intermediate shaft
main shaft
shaft
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JP12005385U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は工作機械の主軸ヘツドに装着して使用
するアタツチメントを、工作機械のベツド上等に
一時的に保持するために使用する保持装置に関す
る。
〔従来技術〕
工作機械の主軸と直交する複数の方向の加工が
必要な場合に主軸ヘツドに装着して使用するアタ
ツチメントは、例えば第5図に示す如く、主軸1
5と同軸に回転割出し可能に主軸ヘツド14に装
着されるアタツチメント本体2と、このアタツチ
メント本体2により軸承され主軸15と特定の位
相関係においてのみ連結される中間軸3と、アタ
ツチメント本体2に中間軸3と直角に軸承されて
傘歯車により連動されかつ一端に回転工具6を特
定の位相関係においてのみ装着するキー5aを固
定したアタツチメント主軸5を備えており、特開
昭60−34251号公報にはこのようなアタツチメン
トの一例が開示されている。この種のアタツチメ
ント1は工作機械に設けられたアタツチメント保
持装置に保持され、必要となる都度主軸ヘツド1
4に装着して使用されるが、この種の工作機械に
おいては、アタツチメント等の着脱を自動的に行
うために、主軸15を定位置停止装置により一定
の位相で停止し、主軸キー15aを介して主軸1
4と中間軸3を特定の位相関係においてのみ連結
するようにしている。このためアタツチメント1
がアタツチメント保持装置により保持された状態
においては中間軸3がアタツチメント本体2に対
し所定の位相に位置決めされていることが必要で
ある。
このために、第5図に示す従来技術において
は、中間軸3上端に形成した両面取部を介して回
転のみを伝達するように同軸に被装着部材4をフ
ローテイング連結させ、この被装着部材4を主軸
15に装着することにより中間軸3を主軸15に
連結している。アタツチメント1を主軸ヘツド1
4より取り外した状態においては中間軸3との間
に介装した圧縮ばね7により被装着部材4を上方
に移動させ、アタツチメント本体2に取付けられ
た位相決め板2aの突起2bと被装着部材4側に
形成した溝4aとを係合させて中間軸3が所定の
位相に位置決めされるようにしている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかしながら、このような従来技術において
は、被装着部材4の組み付けに際し、圧縮ばね7
の反力に抗して位相決め板2aをアタツチメント
本体2に取り付けなければならないのでアタツチ
メント1の組付作業が困難であるという問題があ
つた。本考案はアタツチメント保持装置に位置決
めブロツクを設けることにより、このような圧縮
ばねを不要として上記問題を解決したものであ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
このために、本考案によるアタツチメント保持
装置は、第1図〜第3図に示す如く、主軸15を
軸承する工作機械の主軸ヘツド14に同主軸と同
軸に回転割出し可能に装着されるアタツチメント
本体21と、このアタツチメント本体により前記
主軸15と同軸に軸承され同主軸と特定の位相関
係においてのみ連結される中間軸22と、この中
間軸と直角に前記アタツチメント本体21に軸承
され同中間軸と歯車装置25a,25bにより連
動されかつ一端に回転工具40を特定の位相関係
においてのみ装着するキー26を固定したアタツ
チメント主軸24を備えてなるアタツチメント2
0を保持する保持装置において、前記工作機械に
取り付けられる枠体30と、この枠体に互に対向
して固定され前記中間軸22と平行に挿入される
アタツチメント本体21に一体的に設けられた一
対の位置決めブロツク29,29を受け入れて同
アタツチメント本体を位置決め支持する一対の支
持ブロツク36,36と、前記枠体30に固定さ
れ前記キー26と係合して前記アタツチメント主
軸24の自由な回動を阻止する保持溝34aを前
記中間軸22と平行に形成してなる位相決めブロ
ツク34を備えたことを特徴とするものである。
〔作用〕
アタツチメント保持装置Sは、一対の支持ブロ
ツク36,36によりアタツチメント本体21
を、これに一体的に設けられた位置決めブロツク
29,29を介して支持し、位相決めブロツク3
4の保持溝34aはアタツチメント主軸24のキ
ー26を係合して中間軸22を所定の位相に保持
している。主軸15を所定の位相に停止し中間軸
22と同軸にして主軸ヘツド14をアタツチメン
ト20に接近させて接合し、アタツチメント本体
21を主軸ヘツド14に、また中間軸22を主軸
15に連結すればアタツチメント20は主軸ヘツ
ド14に装着され、主軸ヘツド14と共にアタツ
チメント20を上昇させ水平方向に移動させて使
用される。使用後は、主軸15を所定の位相に停
止し、主軸ヘツド14を移動してアタツチメント
20を中間軸22と平行にアタツチメント保持装
置S内に挿入し、主軸ヘツド14から離脱すれ
ば、アタツチメント20はもとの通りにアタツチ
メント保持装置Sに支持され、アタツチメント主
軸24及び中間軸22は所定の位相に保持されて
回動することはない。
〔考案の効果〕
上述の如く、本考案によれば、主軸ヘツドに対
するアタツチメントの着脱を自動的に行うために
必要な、アタツチメント保持装置により支持され
たアタツチメントの中間軸の所定位相への位置決
め保持は、アタツチメント主軸に固定されたキー
と位置決めブロツクの保持溝の係合によりなされ
るので、従来技術において中間軸をアタツチメン
ト本体に位相決めするために必要とした圧縮ばね
を必要とせず、従つてアタツチメントの組立作業
が容易となる。
〔実施例〕
以下に、図面により本考案を門型マニシングセ
ンタに適用した一実施例につき説明する。
第4図に示す如く、ベツド10に立設された一
対のコラム11,11により上下方向移動可能に
案内部材12が支持され、この案内部材12によ
り水平方向移動可能に支持された主軸ヘツド14
の下側にはアタツチメント20が装着されるよう
になつている。ベツド10の中央上面には主軸ヘ
ツド14の移動方向と直角な水平方向に移動可能
にテーブル13が設けられ、このテーブル13上
に支持された工作物(図示せず)をアタツチメン
ト20に装着された回転工具40(第3図参照)
により加工するようになつている。ベツド10上
には本考案のアタツチメント保持装置Sが設けら
れ、不使用時にはアタツチメント保持装置Sに保
持されているアタツチメント20を、必要に応じ
て案内部材12と主軸ヘツド14を移動して主軸
ヘツド14の下側に装着して使用するようになつ
ている。
アタツチメント20は、第3図に示す如く、ア
タツチメント本体21、これに支持される中間軸
22、被装着部材23及びアタツチメント主軸2
4を主要構成部材とし、軸受28を介して上下方
向軸線回りに軸承された中間軸22とその上方に
同軸に設けられた被装着部材23は両者22,2
3の対向部に設けられた両面取部22aと係合溝
23cを係合して互に相対回動のみを伝えるよう
フローテイング連結され、また中間軸22とその
下方にこれと直角に軸承されたアタツチメント主
軸24は傘歯車25a,25bを介して互に連動
されている。アタツチメント本体21は、下部に
L字状の突起16aを有し上下動及び90度往復回
動する複数のクランプ軸16により主軸ヘツド1
4に着脱可能であり、また被装着部材23はその
係合溝23aを主軸15に固定された主軸キー1
5aに係合し、その上端のプルススタツド23d
と上下動するドローバー17の下端の出没するボ
ールを用いた係止装置18により、特定の位相関
係においてのみ主軸15に着脱可能である。第1
図及び第2図に示す如く、アタツチメント本体2
1の中間部外周の対向する位置には一対の位置決
めブロツク29,29がねじ止め等により固定さ
れている。
第3図に示す如く、アタツチメント本体21が
クランプ軸16により主軸ヘツド14に装着され
た状態においては、両者14,21の間に形成さ
れたカービツクカツプリング27が噛合してアタ
ツチメント本体21は主軸ヘツド14に対し位相
決め固定されている。2点鎖線に示す如くクラン
プ軸16が下動した状態においては、カービツク
カツプリング27は離脱し、アタツチメント本体
21は回動可能となると共にその突起21aが被
装着部材23に形成された溝23bに係合して支
持される。この状態において制御装置により制御
される主軸駆動モータ(図示せず)は、主軸15
を介してアタツチメント本体21を所定の位相に
回転させて割り出し、クランプ軸16が上動すれ
ばカービツクカツプリング27が噛合してアタツ
チメント本体21は新しい位相に位置決め固定さ
れる。アタツチメント主軸24の一端には、第3
図に示す如く、回転工具40を工具ホルダ40a
を介して特定の位相関係においてのみアタツチメ
ント主軸24に装着可能とするキー26が、所定
の位相で横方向に突出して固定されている。
次に本考案の要部をなすアタツチメント保持装
置Sは、第1図〜第3図に示す如く、枠体30、
一対の支持ブロツク36,36及び位相決めブロ
ツク34を主要な構成部材としている。枠体30
は互に一体に溶接された底板30aならびにこれ
から立上る両側板30b,30b及び後面板30
cよりなり、両側板30b,30bの上端より多
少下方には一対の支持板31,31が互に対向す
るよう内方に突出して溶接され、両側板30b,
30bの上端には一対の上縁板32,32が溶接
されている。各支持ブロツク36は、第1図に示
す如くL形断面形状をなし、互に対向するよう取
付ボルト38により支持板31に固定されてい
る。第2図に示す如く、各支持ブロツク36の両
側には側ブロツク37,37が固定され、この一
対の支持ブロツク36,36と側ブロツク37,
37により前記位置決めブロツク29,29を介
してアタツチメント20が所定の位置に保持され
るようになつている。各支持ブロツク36及び側
ブロツク37の上縁には、位置決めブロツク29
の上方からの挿入を容易にするために傾斜した案
内面36a,37aが形成されている。位相決め
ブロツク34は、後面板30cの反対側において
底板30aから起立して取付ボルト35により固
定され、後面板30cと対向する側には上下方向
に保持溝34aが設けられて、支持ブロツク36
に支持されたアタツチメント20のキー26を係
合してアタツチメント主軸24の自由な回動を阻
止するようになつている。
第4図に示す門型マニシングセンタにおける適
用例においては、アタツチメント保持装置Sはベ
ツド10上に載置されている。アタツチメント2
0は、第1図〜第3図に示す如く、アタツチメン
ト本体21の位置決めブロツク29,29が支持
ブロツク36,36に係合してアタツチメント保
持装置Sにより位置決め支持され、アタツチメン
ト主軸24のキー26が位相決めブロツク34の
保持溝34aに係合して中間軸22および被装着
部材23はアタツチメント本体21に対し所定の
位相となるように保持されている。主軸ヘツド1
4の主軸15が定位置停止装置により所定の位相
に停止された状態において、コラム11と案内部
材12により案内支持された主軸ヘツド14を水
平方向に移動して主軸15を中間軸22及び被装
着部材23と同軸とし、次いで下方に移動して主
軸ヘツド14をアタツチメント20に接近させ、
位相決めされている被装着部材23の係合溝23
aと主軸キー15aとを互に係合する。この状態
においてクランプ軸16とドローバー17を作動
させてアタツチメント20を主軸ヘツド14に装
着する。次いで主軸ヘツド14をアタツチメント
20と共に上昇させ水平方向に移動して、工具交
換装置により回転工具40をアタツチメント主軸
24に装着した後、主軸15を回転駆動して回転
工具40によりテーブル13上に支持された工作
物を加工する。加工が完了すれば主軸15を所定
の位相に停止し、回転工具40をアタツチメント
主軸24から離脱した後、主軸ヘツド14を水平
方向に移動し、次いで下方に移動してアタツチメ
ント20をアタツチメント保持装置S内に挿入
し、アタツチメント本体21を支持ブロツク3
6,36により支持させ、キー26を位置決めブ
ロツク36の保持溝36aに係合させる。この状
態においてクランプ軸16とドローバー17を作
動させてアタツチメント20を主軸ヘツド14か
ら離脱させ、主軸ヘツド14を上昇移動させれ
ば、アタツチメント20はアタツチメント保持装
置14により当初と同様に支持された状態とな
る。以下同様にしてアタツチメント20は主軸ヘ
ツド14に着脱して使用される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図は本考案によるアタツチメント
保持装置の一実施例を示し、第1図はアタツチメ
ントを支持した状態における支持部を破断して示
した正面図、第2図は同じく平面図、第3図は主
軸ヘツドに装着されたアタツチメントを挿入した
状態における一部を破断した側断面図、第4図は
本考案によるアタツチメント保持装置を備えた門
型マニシングセンタの全体図、第5図は従来のア
タツチメントの断面図である。 符号の説明、14……主軸ヘツド、15……主
軸、20……アタツチメント、21……アタツチ
メント本体、22……中間軸、24……アタツチ
メント主軸、25a,25b……歯車装置、26
……キー、29……位置決めブロツク、30……
枠体、34……位相決めブロツク、34a……保
持溝、36……支持ブロツク。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 主軸を軸承する工作機械の主軸ヘツドに同主軸
    と同軸に回転割出し可能に装着されるアタツチメ
    ント本体と、このアタツチメント本体により前記
    主軸と同軸に軸承され同主軸と特定の位相関係に
    おいてのみ連結される中間軸と、この中間軸と直
    角に前記アタツチメント本体に軸承され同中間軸
    と歯車装置により連動されかつ一端に回転工具を
    特定の位相関係においてのみ装着するキーを固定
    したアタツチメント主軸を備えてなるアタツチメ
    ントを保持する保持装置において、前記工作機械
    に取り付けられる枠体と、この枠体に互に対向し
    て固定され前記中間軸と平行に挿入されるアタツ
    チメント本体に一体的に設けられた一対の位置決
    めブロツクを受け入れて同アタツチメント本体を
    位置決め支持する一対の支持ブロツクと、前記枠
    体に固定され前記キーと係合して前記アタツチメ
    ント主軸の自由な回動を阻止する保持溝を前記中
    間軸と平行に形成してなる位相決めブロツクを備
    えたことを特徴とするアタツチメント保持装置。
JP12005385U 1985-08-05 1985-08-05 Expired JPH0222194Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12005385U JPH0222194Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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JP12005385U JPH0222194Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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Publication Number Publication Date
JPS6229236U JPS6229236U (ja) 1987-02-21
JPH0222194Y2 true JPH0222194Y2 (ja) 1990-06-14

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ID=31008010

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JP12005385U Expired JPH0222194Y2 (ja) 1985-08-05 1985-08-05

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP5453181B2 (ja) * 2010-06-23 2014-03-26 オークマ株式会社 旋削工具防塵装置
JP5567733B1 (ja) * 2013-11-28 2014-08-06 ヤマザキマザック株式会社 立形マシニングセンタの5面加工用アングルツールホルダの自動工具交換装置

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Publication number Publication date
JPS6229236U (ja) 1987-02-21

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