JPH05131705A - 熱転写記録装置 - Google Patents

熱転写記録装置

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Publication number
JPH05131705A
JPH05131705A JP3321525A JP32152591A JPH05131705A JP H05131705 A JPH05131705 A JP H05131705A JP 3321525 A JP3321525 A JP 3321525A JP 32152591 A JP32152591 A JP 32152591A JP H05131705 A JPH05131705 A JP H05131705A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink film
thermal transfer
transfer ink
water
heat transfer
Prior art date
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Pending
Application number
JP3321525A
Other languages
English (en)
Inventor
Chikayuki Katou
周之 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
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Publication of JPH05131705A publication Critical patent/JPH05131705A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用済み熱転写インクフィルムからの秘密情
報の漏洩を確実に防止する。 【構成】 熱転写インクフィルム1に水溶性固着剤を予
め塗布しておき、使用後のインクフィルムを巻芯4に巻
取る際に水タンク6より供給される水分をハケ5を用い
て使用済み熱転写インクフィルムに塗り、水溶性固着剤
を復活させて巻芯4に固着させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、熱転写インクフィルム
を使用する熱転写記録装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の熱転写記録装置では、使用済の熱
転写インクフィルムは使用後、継続的に巻取機構の巻芯
に巻取られ、1本全ての熱転写インクフィルムが使い終
わると、巻芯ごと捨てられていた。したがって熱転写イ
ンクフィルムは、巻芯にただ巻付けてあるだけで、容易
に巻芯から再度解くことが可能であった。また、巻芯に
巻取る際に熱転写インクフィルムへ接着剤を塗布しなが
ら巻取る機構が考案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の熱転写
記録装置では、使用済の熱転写インクフィルムに印字さ
れた情報が十分判読可能な状態で残存するので、巻芯に
ただ巻付けただけの使用済熱転写インクフィルムは簡単
に解かれ、秘密情報が漏洩するという問題があった。ま
た、熱転写インクフィルムに接着剤を塗布する機構は、
記録装置が停止中に接着剤が乾燥し固着してしまうとい
う問題があった。
【0004】したがって本発明は、前述した従来の課題
を解決するためになされたものであり、その目的は、使
用済熱転写インクフィルムからの秘密情報の漏洩を確実
に防止できるようにした熱転写記録装置を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、記録紙と熱転写インクフィルムとを
重ね合わせサーマルヘッドに圧接させて搬送しながら熱
転写インクフィルムを加熱して融解したインクを記録紙
に転写する記録機構と、使用済の熱転写インクフィルム
を巻き取る巻取機構とを備えた熱転写記録装置におい
て、インクフィルムの基材面(インク面の裏側)に予め
水溶性固着剤が塗布された熱転写インクフィルムを用い
てさらに巻取機構の使用済熱転写インクフィルムに水を
塗布する水塗布機構とを含んで構成される。
【0006】
【作用】本発明においては、使用済みの熱転写インクフ
ィルムが巻芯に巻き取られる際に水溶性固着剤により固
着される。
【0007】
【実施例】次に本発明の実施例について図面を参照して
説明する。図1は本発明による熱転写記録装置の一実施
例による構成を示す概略側面図である。図1において、
この熱転写記録装置は、熱転写インクフィルム1と記録
紙3とを重ね合わせて搬送し、サーマルヘッド2に圧接
させ、さらに使用済インクフィルムを巻芯4にて巻取
り、記録紙3のみを排出する搬送機構と、図形信号を熱
に変換しインクを転写する記録制御部と、巻芯4に近接
して設けられるハケ5およびハケ5に水分を連続して供
給する水タンク6からなる使用済インクフィルム処理機
構とから構成される。また、熱転写インクフィルム1は
図2に示すように基材7がインク8と水溶性固着剤9と
によって挟まれて形成されている。
【0008】このような構成において、熱転写インクフ
ィルム1は、サーマルヘッド2によって加熱され融解し
たインク8を記録紙3に転写する。さらに使用済の熱転
写インクフィルム1の水溶性固着剤9は水タンク6から
供給される水分がハケ5を介して与えられ、巻芯4に巻
取られるとともに固着される。
【0009】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、使用済イ
ンクフィルムが水溶性固着剤により巻芯に固着されるの
で、残存する印字情報の漏洩を確実に防止することがで
きる。さらに水溶性固着剤および水を用いることによ
り、従来の接着剤塗布機構付熱転写記録装置が停止中に
接着剤などが固着してしまう事故を確実に防止すること
ができるなどの極めて優れた効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による熱転写記録装置の一実施例による
構成を示す概略側面図である。
【図2】熱転写インクフィルムの構成を示す断面図であ
る。
【符号の説明】
1 熱転写インクフィルム 2 サーマルヘッド 3 記録紙 4 巻芯 5 ハケ 6 水タンク 7 基材 8 インク 9 水溶性固着剤

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙と熱転写インクフィルムとを重ね
    合わせサーマルヘッドに圧接させて搬送しながら前記熱
    転写インクフィルムを加熱して融解したインクを前記記
    録紙に転写する記録機構と、使用済の前記熱転写インク
    フィルムを巻き取る巻取機構とを備えた熱転写記録装置
    において、インクフィルムの基材面に水溶性固着剤が塗
    布された熱転写インクフィルムと、前記巻取機構の熱転
    写インクフィルムに接して設けられた水塗布機構とを含
    むことを特徴とする熱転写記録装置。
JP3321525A 1991-11-11 1991-11-11 熱転写記録装置 Pending JPH05131705A (ja)

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JP3321525A JPH05131705A (ja) 1991-11-11 1991-11-11 熱転写記録装置

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JPH05131705A true JPH05131705A (ja) 1993-05-28

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ID=18133548

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