JP2594932B2 - 感熱転写記録装置 - Google Patents
感熱転写記録装置Info
- Publication number
- JP2594932B2 JP2594932B2 JP62074072A JP7407287A JP2594932B2 JP 2594932 B2 JP2594932 B2 JP 2594932B2 JP 62074072 A JP62074072 A JP 62074072A JP 7407287 A JP7407287 A JP 7407287A JP 2594932 B2 JP2594932 B2 JP 2594932B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ohp
- ink
- ink film
- film
- recording
- Prior art date
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は感熱転写記録装置に係り、特に転写率の高い
記録をOHP(オーバヘッドプロジェクタ)用フィルムに
施すのに適している。
記録をOHP(オーバヘッドプロジェクタ)用フィルムに
施すのに適している。
従来の感熱転写記録装置は、例えば特開昭61−238664
号公報に記載のように連続したロール状のインクフィル
ムを使用し、記録紙又はOHP用フィルムに転写した後、
再び巻取り、ロール1本分使用後交換していた。
号公報に記載のように連続したロール状のインクフィル
ムを使用し、記録紙又はOHP用フィルムに転写した後、
再び巻取り、ロール1本分使用後交換していた。
上記従来技術は地を着色してデータを白ぬけさせるOH
Pフィルムへの記録方法について配慮がされておらず、
従来技術で行うと、転写率が高いことから頻度が高いと
感熱記録ヘッドの寿命低下をきたすことと、インクコス
トが高いといった問題があった。
Pフィルムへの記録方法について配慮がされておらず、
従来技術で行うと、転写率が高いことから頻度が高いと
感熱記録ヘッドの寿命低下をきたすことと、インクコス
トが高いといった問題があった。
本発明の目的は感熱転写インクをOHP用フィルムに塗
布しておき、OHP用フィルム上のデータ記録部のインク
を記録媒体へ感熱記録ヘッドにより転写し、転写後のOH
P用フィルムを排出することにより、上記の記録を行う
際の転写率を少なくし、不要なインクフィルム素材をな
くすことにある。
布しておき、OHP用フィルム上のデータ記録部のインク
を記録媒体へ感熱記録ヘッドにより転写し、転写後のOH
P用フィルムを排出することにより、上記の記録を行う
際の転写率を少なくし、不要なインクフィルム素材をな
くすことにある。
上記目的は感熱転写インクを塗布したインクフィルム
の記録するデータ部のインクのみを感熱記録ヘッドで記
録媒体へ転写し、そのインクフィルムを排出することに
より達成される。
の記録するデータ部のインクのみを感熱記録ヘッドで記
録媒体へ転写し、そのインクフィルムを排出することに
より達成される。
感熱転写記録用インクフィルムは通常厚さで6μm程
度、インクを基材の上に塗布したものであり、光を透過
する。従って、インクを塗布したOHPフィルムを供給し
てデータ部のインクのみ記録媒体へ転写した後、OHP用
フィルム(インクを塗布したフィルム)を排出すること
により、転写率を少なくすると共に、インクを搬送する
ための基材を節約することが可能となる。
度、インクを基材の上に塗布したものであり、光を透過
する。従って、インクを塗布したOHPフィルムを供給し
てデータ部のインクのみ記録媒体へ転写した後、OHP用
フィルム(インクを塗布したフィルム)を排出すること
により、転写率を少なくすると共に、インクを搬送する
ための基材を節約することが可能となる。
以下、本発明の一実施例を第1図〜第5図により説明
する。
する。
第1図は本発明の感熱記録装置の全体構成である。
感熱転写用インクを基材に塗布したOHP用インクフィ
ルムのインクフィルム供給側ロール7が回転自在に支持
されており、そこから連続的にOHP用インクフィルム9
を供給する。また、インクを転写する記録媒体、例えば
記録紙供給側ロール6も回転自在に支持されており、そ
こから連続的に記録紙8を供給する。OHP用インクフィ
ルム9と記録紙8とは搬送ローラ対10、10により重なっ
て一体となりプラテンローラ1と感熱記録ヘッド2によ
る記録部へ搬送される。一体となって感熱記録部を通過
したOHP用インクフィルム9と記録紙8とは、剥離部材1
5によってOHP用インクフィルム9が記録紙から剥離さ
れ、記録紙8は回転自在に支持された記録紙巻取り側ロ
ール14に巻取られる。OHP用インクフィルム9はその後
搬送ローラ対10、10によって搬送され、カッタ11によっ
て切断された後排紙ローラ対22、22によって筺体13の排
出口12から排出される。感熱記録ヘッド2はピン4によ
って回転自在に支持された固定板3に取付けられてお
り、コイルバネ5によって押圧され、設定圧力でOHP用
インクフィルム9、記録紙8をプラテンローラ1に押付
けている。この感熱記録ヘッド2は例えばソレノイドの
動作によりリトラクト可能である。(但し図には記して
いない。) 次に第2図により記録結果を説明する。
ルムのインクフィルム供給側ロール7が回転自在に支持
されており、そこから連続的にOHP用インクフィルム9
を供給する。また、インクを転写する記録媒体、例えば
記録紙供給側ロール6も回転自在に支持されており、そ
こから連続的に記録紙8を供給する。OHP用インクフィ
ルム9と記録紙8とは搬送ローラ対10、10により重なっ
て一体となりプラテンローラ1と感熱記録ヘッド2によ
る記録部へ搬送される。一体となって感熱記録部を通過
したOHP用インクフィルム9と記録紙8とは、剥離部材1
5によってOHP用インクフィルム9が記録紙から剥離さ
れ、記録紙8は回転自在に支持された記録紙巻取り側ロ
ール14に巻取られる。OHP用インクフィルム9はその後
搬送ローラ対10、10によって搬送され、カッタ11によっ
て切断された後排紙ローラ対22、22によって筺体13の排
出口12から排出される。感熱記録ヘッド2はピン4によ
って回転自在に支持された固定板3に取付けられてお
り、コイルバネ5によって押圧され、設定圧力でOHP用
インクフィルム9、記録紙8をプラテンローラ1に押付
けている。この感熱記録ヘッド2は例えばソレノイドの
動作によりリトラクト可能である。(但し図には記して
いない。) 次に第2図により記録結果を説明する。
OHP用インクフィルム9にはインクフィルム基材21の
片面に感熱転写用インク16が塗布されており、例えば文
字Aを転写するとOHP用インクフィルム9のインク面に
は文字Aの白ぬけ17ができ、そのインクは記録紙8上に
文字A′18として記録される。
片面に感熱転写用インク16が塗布されており、例えば文
字Aを転写するとOHP用インクフィルム9のインク面に
は文字Aの白ぬけ17ができ、そのインクは記録紙8上に
文字A′18として記録される。
本発明はこの方法によって記録したインクフィルムを
OHP用フィルムとして使用するものである。
OHP用フィルムとして使用するものである。
次に、本発明により使用するOHP用インクフィルム9
について第3図、第4図により説明する。第3図はロー
ル状のインクフィルムを示し、連続したインクフィルム
基材21の上に感熱転写用インク16が連続して塗布されて
おり、インクフィルム供給側ロール7となっている。第
4図は、定形にカットされたインクフィルムを示し、定
形のインクフィルム基材21の上に感熱転写用インク16が
塗布されている。
について第3図、第4図により説明する。第3図はロー
ル状のインクフィルムを示し、連続したインクフィルム
基材21の上に感熱転写用インク16が連続して塗布されて
おり、インクフィルム供給側ロール7となっている。第
4図は、定形にカットされたインクフィルムを示し、定
形のインクフィルム基材21の上に感熱転写用インク16が
塗布されている。
次に第5図により従来用いる厚さ2〜7μmの薄い基
材のインクフィルムに本方式による転写を行い、OHP用
フィルムとして使用する例を示す。
材のインクフィルムに本方式による転写を行い、OHP用
フィルムとして使用する例を示す。
インクフィルムのインク面を内側にして、OHP用フィ
ルムとして、使用可能な厚さのフィルム基材19に接着テ
ープ20で固定する。薄いOHP用インクフィルム9をしわ
が出ない程度に伸長して固定を行えば、OHP用フィルム
として使用に支障ない。また、本方式では、固定するフ
ィルム基材19を再使用可能であるから、費用節減が可能
である。
ルムとして、使用可能な厚さのフィルム基材19に接着テ
ープ20で固定する。薄いOHP用インクフィルム9をしわ
が出ない程度に伸長して固定を行えば、OHP用フィルム
として使用に支障ない。また、本方式では、固定するフ
ィルム基材19を再使用可能であるから、費用節減が可能
である。
本発明によれば、地を着色し、データを白抜けさせる
記録を行う場合、インクフィルムの基材を省略でき、ラ
ンニングコストを低減できる効果がある。又、転写量も
大幅に減少するもので、感熱記録ヘッドの寿命を伸ばす
効果もある。
記録を行う場合、インクフィルムの基材を省略でき、ラ
ンニングコストを低減できる効果がある。又、転写量も
大幅に減少するもので、感熱記録ヘッドの寿命を伸ばす
効果もある。
第1図は本発明の一実施例の感熱転写プリンタの縦断面
図、第2図は本発明のインクフィルムと記録紙の斜視
図、第3図は同様にインクフィルムの斜視図、第4図も
同様にインクフィルムの斜視図、第5図は本発明による
OHP用フィルムの横断面図である。 1……プラテンローラ、2……感熱記録ヘッド、6……
記録紙供給側ロール、7……インクフィルム供給側ロー
ル、8……記録紙、9……OHP用インクフィルム、10…
…搬送ロール、11……カッタ、12……排出口、14……記
録紙巻取り側ロール、15……剥離部材、16……感熱転写
用インク、17……白ぬけ文字、18……転写された文字、
19……フィルム基材、20……接着テープ、21……インク
フィルム基材。
図、第2図は本発明のインクフィルムと記録紙の斜視
図、第3図は同様にインクフィルムの斜視図、第4図も
同様にインクフィルムの斜視図、第5図は本発明による
OHP用フィルムの横断面図である。 1……プラテンローラ、2……感熱記録ヘッド、6……
記録紙供給側ロール、7……インクフィルム供給側ロー
ル、8……記録紙、9……OHP用インクフィルム、10…
…搬送ロール、11……カッタ、12……排出口、14……記
録紙巻取り側ロール、15……剥離部材、16……感熱転写
用インク、17……白ぬけ文字、18……転写された文字、
19……フィルム基材、20……接着テープ、21……インク
フィルム基材。
Claims (2)
- 【請求項1】ロール状の記録媒体と、熱転写インクを塗
布し、OHP専用シートとして用いられるロール状のOHP用
インクフィルムと、前記記録媒体と前記OHP用インクフ
ィルムを重ねた状態で情報に応じて熱を印加する感熱記
録ヘッドとを有する感熱転写記録装置において、前記感
熱ヘッドで熱を加えられ前記OHP用インクフィルム上の
インクを前記記録媒体に転写後に、前記OHP用インクフ
ィルムと前記記録媒体とを分離する分離部を備え、分離
後の前記記録媒体は装置内に設けた巻き取りロールに巻
き取り、転写後の前記OHP用インクフィルムのみを排出
する排出口を設けた構成した感熱転写記録装置。 - 【請求項2】請求項1において、前記OHP用インクフィ
ルムの排出口に前記転写後の前記OHP用インクフィルム
を所定の長さに切断するカッタを設けた感熱転写記録装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62074072A JP2594932B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 感熱転写記録装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62074072A JP2594932B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 感熱転写記録装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63242579A JPS63242579A (ja) | 1988-10-07 |
JP2594932B2 true JP2594932B2 (ja) | 1997-03-26 |
Family
ID=13536608
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62074072A Expired - Lifetime JP2594932B2 (ja) | 1987-03-30 | 1987-03-30 | 感熱転写記録装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2594932B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6159067U (ja) * | 1984-09-06 | 1986-04-21 |
-
1987
- 1987-03-30 JP JP62074072A patent/JP2594932B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS63242579A (ja) | 1988-10-07 |
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