JPH05131016A - 椅子のヘツドレスト装置 - Google Patents

椅子のヘツドレスト装置

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Publication number
JPH05131016A
JPH05131016A JP3323871A JP32387191A JPH05131016A JP H05131016 A JPH05131016 A JP H05131016A JP 3323871 A JP3323871 A JP 3323871A JP 32387191 A JP32387191 A JP 32387191A JP H05131016 A JPH05131016 A JP H05131016A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
slide bar
headrest
chair
motor
rack
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3323871A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Naruhiro
隆士 成広
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Original Assignee
Yoshida Dental Mfg Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Yoshida Dental Mfg Co Ltd filed Critical Yoshida Dental Mfg Co Ltd
Priority to JP3323871A priority Critical patent/JPH05131016A/ja
Publication of JPH05131016A publication Critical patent/JPH05131016A/ja
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Abstract

(57)【要約】 [目的] 騒音の発生がなく、理想的な処置姿勢を与え
る電動ヘッドレスト装置を得る。 [構成] 椅子1の背板2内上部には制振材を介在させ
てスライドバー案内装置4がボルトにより取着されてい
る。スライドバー案内装置4の下部にはスライドバー駆
動装置取付板6が設けられ、スライドバー駆動装置取付
板6にはスライドバー上下動モータ8が取り付けられて
いる。スライドバー案内装置4はラック9を装着したス
ライドバー10を上下方向へ摺動可能に保持しており、
ラック9にはスライドバー上下動モータ8のギヤ7が噛
合している。スライドバー10にはヘッドレスト本体回
動モータ12が取着され、スライドバー10の上端側に
はヘッドレスト本体14が回動可能に取着されている。
ロッド17の上端にはスライダ15が連結され、下端部
にはラック19が装着されており、ラック19はヘッド
レスト本体回動モータ12のギヤ11と噛合している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、歯科用医療椅子,耳鼻
科用医療椅子および理髪用椅子等における患者の頭部姿
勢調整を要する椅子に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、患者の頭部の傾動軌跡に沿ってヘ
ッドレスト本体を回動させる動力駆動ヘッドレスト装置
が種々試みられている。例えば、特公昭3−49464
号公報および実公昭59−42024号公報には上記動
力駆動ヘッドレスト装置に関する発明が提案されてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、前記各従来
技術の発明においては、駆動動力源として油圧を必要と
し、機構が複雑となり、コスト高となる等の欠点を有す
るものであった。
【0004】因って、本発明は前記各従来技術における
欠点に鑑みて開発されたもので、特に歯科用および耳鼻
科用の治療椅子等において、患者に無理な姿勢を強要せ
ずに理想的な処置姿勢を与えることができるとともに、
診療室の環境を損なう様な騒音を発生させることもな
く、かつ機構が単純で安価な椅子のヘッドレスト装置の
提供を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、スライドバー
案内装置へスライドバー駆動装置取付板を設置し、該ス
ライドバー駆動装置取付板にスライドバー上下動モータ
を取着するとともに、スライドバーにヘッドレスト本体
回動モータを取着して成るヘッドレスト装置を椅子背板
に制振材を介して取着したものである。また、前記ヘッ
ドレスト本体回動モータに連動してスライドバー上下動
モータが制御されるものである。
【0006】
【作用】本発明は、スライドバー上下動モータおよびヘ
ッドレスト本体回動モータを含むヘッドレスト装置全体
を、椅子の背板に制振材を介して取着することにより、
前記各モータの駆動に起因する騒音発生を抑制できる。
また、ヘッドレスト本体回動モータと連動してスライド
バー上下動モータを制御することにより、単純な機構で
理想的なヘッドレスト本体の回動軌跡が得られる。
【0007】
【実施例】以下、本発明に係る椅子のヘッドレスト装置
の実施例について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜図4は本実施例を示し、図1はヘッドレスト装置
の正面図、図2は側部断面図、図3は図1のA−A′線
断面図、図4はヘッドレスト本体の回動状態を示す説明
図である。
【0008】1は椅子で、この椅子1の背板2内上部に
は制振材3を介在させてスライドバー案内装置4がボル
ト5により取着されている。スライドバー案内装置4の
下部にはスライドバー駆動装置取付板6が設置されてお
り、該スライドバー駆動装置取付板6にはモータ軸端に
ギヤ7を装着したスライドバー上下動モータ8が取り付
けられている。
【0009】一方、スライドバー案内装置4はラック6
を装着したスライドバー10を上下方向へ摺動可能に保
持しており、スライドバー10に装着されたラック9に
は前記スライドバー上下動モータ8のギヤ7が噛合して
いる。従って、スライドバー上下動モータ8が正逆回転
することにより、スライドバー10は上下動する様に構
成されている。
【0010】スライドバー10にはモータ軸端にギヤ1
1を装着したヘッドレスト本体回動モータ12が取着さ
れており、スライドバー10の上端側にはピン13によ
りヘッドレスト本体14が椅子1の前後方向(図2にお
いて左右方向)へ回動可能に取り付けられている。
【0011】さらに、スライドバー10の上端側にはそ
の長手方向へ摺動可能にスライダ15が保持されてい
る。スライダ15はピン16でヘッドレスト本体14に
長穴で連結されている。
【0012】ロッド17は、上端がピン18でスライダ
15に連結され、下端部にはラック19が装着されてい
る。ラック19は前記ヘッドレスト本体回動モータ12
のギヤ11と噛合している。従って、ヘッドレスト本体
回動モータ12が正逆回転することにより、ラック1
9,ロッド17およびスライダ15が上下動し、ヘッド
レスト本体14はピン13を中心として回動する様に構
成されている。
【0013】以上の構成から成る椅子1は、図4に示す
様に、患者の頭部を初期位置AからA1 位置へ傾動させ
たとき、ヘッドレスト本体14を初期位置Bから頭部の
動きに追従したB2 位置に回動させる必要がある。
【0014】しかるに、頭の回転中心はP1 点近傍にあ
り、ヘッドレスト本体14の回転中心はP2 点である。
従って、ヘッドレスト本体回動モータ12を単独で作動
させると、ヘッドレスト本体14はB1 位置となり、頭
部位置に対してヘッドレスト本体14の位置がLだけず
れてしまい不具合が生ずる。ヘッドレスト本体回動モー
タ12と連動してスライドバー上下動モータ8を制御
し、上記のずれ量Lだけスライドバー10を移動させる
ことにより理想的なヘッドレスト本体位置B2 となる。
【0015】本実施例によれば、制振材3を介して背板
2にスライドバー案内装置4をボルト5で取着したこと
により、スライドバー上下動モータ8およびヘッドレス
ト本体回動モータ12より発生する振動音は制振材3に
て吸収され、背板2との共振や騒音はほとんど発生しな
い。また、ヘッドレスト本体回動モータ12と連動して
スライドバー上下動モータ8を制御しつつスライドバー
10を移動させることにより理想的なヘッドレスト本体
位置B2 が得られる。
【0016】尚、共振や騒音防止の一層の効果を得るた
めには、駆動装置取付板6を制振材で形成することが望
ましい。
【0017】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明によれば、患
者に無理な姿勢を強要せず、簡単な機構で操作も容易で
あり、騒音の発生しない電動ヘッドレスト装置を提供す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例を示すヘッドレスト装置の正面図であ
る。
【図2】実施例を示す側部断面図である。
【図3】実施例を示す図1のA−A′線断面図である。
【図4】実施例のヘッドレスト本体の回動状態を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 椅子 2 背板 3 制振材 4 スライドバー案内装置 5 ボルト 6 駆動装置取付板 7,11 ギア 8 スライドバー上下動モータ 9,19 ラック 10 スライドバー 12 ヘッドレスト本体回動モータ 13,16,18 ピン 14 ヘッドレスト本体 15 スライダ 17 ロッド

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スライドバー案内装置へスライドバー駆
    動装置取付板を設置し、該スライドバー駆動装置取付板
    にスライドバー上下動モータを取着するとともに、スラ
    イドバーにヘッドレスト本体回動モータを取着して成る
    ヘッドレスト装置を椅子背板に制振材を介して取着した
    ことを特徴とする椅子のヘッドレスト装置。
  2. 【請求項2】 前記ヘッドレスト本体回動モータに連動
    してスライドバー上下動モータが制御されることを特徴
    とする請求項1記載の椅子のヘッドレスト装置。
JP3323871A 1991-11-12 1991-11-12 椅子のヘツドレスト装置 Pending JPH05131016A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3323871A JPH05131016A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 椅子のヘツドレスト装置

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JP3323871A JPH05131016A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 椅子のヘツドレスト装置

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JPH05131016A true JPH05131016A (ja) 1993-05-28

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JP3323871A Pending JPH05131016A (ja) 1991-11-12 1991-11-12 椅子のヘツドレスト装置

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007062510A (ja) * 2005-08-30 2007-03-15 Aisin Seiki Co Ltd シート装置
JP2011050632A (ja) * 2009-09-03 2011-03-17 Yoshida Dental Mfg Co Ltd 診療椅子の頭背部傾斜機構
JP2016193115A (ja) * 2015-04-01 2016-11-17 タカラベルモント株式会社 医療用椅子

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