JP4481064B2 - マッサージ機 - Google Patents
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Description
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、幅方向における施療子の揉み位置を自在に変更することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
上記のように構成されたマッサージ機においては、揉み位置変更用モータの回転に基づいてアーム回動手段により揉み位置アームを左右対称に回動させると、その回動の中心軸を中心とする円弧上を揉み軸が移動する。このようにして、左右の揉み軸の位置及びそれらの間の距離が変化する。また、揉み位置アームは回転体の中心軸周りに回動するので、回転体の中心から揉み軸までの距離が不変であり、動力伝達手段による動力伝達の状態を維持したまま、揉み位置を変更することができる。
この場合、従動歯車は、回転体と噛み合ったまま公転することによって、動力伝達の損失や変動を生じることなく、滑らかに揉み位置を変更することができる。
この場合、施療子にもたれかかる人の上体の体重が、揉み軸に対する横方向からの力とはならないので、各揉み軸の負担を軽減することができる。また、一対の揉み軸及び回転体を互いに接近して中央寄りに配置することが容易であり、装置全体のコンパクト化に寄与する。
図1は、椅子型のマッサージ機の外観を示す斜視図である。図において、マッサージ機1は、脚体2により支持された座部3と、その後方に設けられた背もたれ部4と、座部3の前下方に設けられたフットレスト5と、座部3の左右両側に設けられた肘掛け部6と、肘掛け部6に取り付けられた支持部7とを備えている。支持部7には、コントローラ8が着脱可能に取り付けられている。背もたれ部4は、座部3に対してリクライニングが可能である。なお、背もたれ部4を正面から見て幅・右方向をX方向、高さ方向をY方向、X,Yに垂直な前方方向をZ方向とする。
図12の(a),図13において、概略的に述べると、アームは、揉み・叩きの各動作に兼用される梯子状の一対の第1アーム51と、施療子21が取り付けられる一対の第2アーム52とによって構成されている。また、リンク機構は、叩きリンク53と、叩き動作の基本的動作である左右交互の揺動を生じる揺動部材50とによって構成されている。なお、図示の便宜上、図12,図13における第1アーム51及び第2アーム52の姿勢は、図3,図7,図8とは異なっている。
なお、上記ジョイント512に代えて3自由度の球面継手(ボールジョイント)を用いることもできる。
同様に、図2において、揉みギヤ35(右)のシャフト34には、被検知板70が取り付けられ、これを検知するセンサ71が揉み位置アーム32に取り付けられている。そして、センサ71の出力に基づいて、揉みギヤ35の回転位置すなわち揉みブロック38の偏心回転位置がわかるようになっている。
さらに、図9において、プーリ57と一体に被検知板76(図11も参照。)が取り付けられ、これを検知するセンサ77がバックフレーム201に取り付けられている。そして、センサ77の出力に基づいて、プーリ57の回転量すなわち偏心シャフト54(図8)の偏心回転位置がわかるようになっている。これにより、叩き動作中の施療子21がどの位置にあるかを知ることができる。
〈揉み動作〉
まず、揉み動作について説明する。図2において、揉み用モータ24が回転し、ベルト26を介して入力歯車部25が回転する。これにより、出力歯車部27及び平歯車28が回転し、左右一対の揉みアイドルギヤ31が互いに同期して逆回転する。さらに、左右一対の揉みギヤ35が互いに同期して逆回転し、図3の偏心シャフト36及び揉みブロック38がX−Y平面上で偏心回転する。ここで、偏心シャフト36は、その中心軸が偏心回転の軌道を1周する間に1回転するが、揉みブロック38は、ベアリング37の存在によって、ほとんど角度変位を生じることなく1周する。ピン524によって揉みブロック38に接続されている第2アーム52は、この偏心回転に追従して、ピン524(一対)の位置がX−Y平面上で円を描くように、上下左右に滑らかに動く。また、一対の第2アームは左右対称に動き、互いに近接離反する揉み動作の基本的な動きを生じさせる。
一方、第1アーム51が2自由度であることにより第2アーム52にも2自由度が確保されており、かつ、屈伸動作により支点Pから見たアーム全体の伸縮が可能となる。従って、人の腕の動きに似た自在で滑らかなアームの動作が得られる。
次に、揉み位置変更動作について説明する。図4において、揉み位置変更用モータ46が回転すると、ベルト45を介してプーリ44及びねじ棒43が回転する。これにより、図5において、ねじ棒43と螺合しているナット部42がねじ棒43の軸方向に移動する。ここで、例えば、揉み位置変更用モータ46が所定の方向に回転することにより右側のナット部42が図5の左方向へ移動するとすれば、左側のナット部(図示せず。)は、これと対称に右方向へ移動する。
また、揉み位置変更用モータ46を逆方向に回転させれば、左右の施療子21間の距離を縮めることができる。
このように、揉み位置アーム32を左右対称に回動させることにより、左右の施療子21の位置及びそれらの間の距離を変化させることができる。
また、上記「動力伝達手段」は、揉みアイドルギヤ31に噛み合う揉みギヤ35によって実現されているが、両ギヤをプーリに代えて、「揉みアイドルプーリ」からベルトを介して駆動される「揉みプーリ」によりシャフト34に動力伝達するようにしてもよい。
次に、叩き動作について説明する。図6において、叩き用モータ59が回転すると、ベルト58を介してプーリ57及びそのシャフト56が回転し、図8に示す偏心シャフト54(叩き軸)が、シャフト56の中心軸に対して偏心回転する。すなわち、図7において叩きリンク53の回動支点である偏心シャフト54の中心が、円軌道を描く。一方、揺動部材50の3つのロッド503(左、右、下)を、それぞれ、図7に示すようにA,B,Cとすると、揺動部材50は、固定点である支軸504を中心に、2つの作用点をA,B、力点をCとして回動が可能である。
なお、この位相のずれは、必ずしも180度でなくてもよく、例えば揺動部材50を左右別個に設け、叩きリンク53との接続位置を別々にする等により、任意の位相ずれを生じさせることも可能である。
ここで、揉みブロック38は、偏心回転はするが、前後方向(Z方向)には不動である。従って、左右一対の第2アーム52の叩き動作における支点位置は常に左右対称であり、かつ、前後方向の位置が一定不変である。そのため、当該支点の位置がどこにあっても、そのことが左右の施療子21の位置不揃いの原因となることはなく、従って、揺動部材50の揺動を中立位置で止めることのみによって、左右一対のアームの位置及び施療子の位置を揃えることができる。
なお、叩き動作は比較的高速な動作であり、動力伝達に減速機構を介在させていないため、上記のような施療子21側からの逆駆動が妨げられることはない。
次に、進退動作について説明する。図9において、進退用モータ67が回転すると、ベルト68を介して減速機66が回転し、さらに回転軸65及び一対の平歯車64が回転する。図示の位置から平歯車64が反時計回り方向に回転すると、これらと噛み合っている左右一対の進退用ギヤ61が前方(Z方向)へ出ようとする。これにより、図11に示すフロントフレーム202の支軸202aを回動軸として、外フレーム203及びこれに固定されている部材を除く機械本体ユニット9の各部が、前方へ回動する。従って、施療子21も支軸202aを回動軸として回動し、前方(Z方向)へ出てくる。これにより、前後の揉み位置を変化させることができる。進退用モータ67を逆回転させれば、施療子21は後方に引っ込む。
最後に、冒頭で触れた昇降動作について簡単に補足説明する。図1において、昇降用モータ11が回転すると、ベルト12を介して減速機13が回転し、回転軸17及びプーリ14が回転し、タイミングベルト16を介して下方の回転軸18及びプーリ15が回転する。これにより、タイミングベルト16に固定されている機械本体ユニット9はガイドレール10に沿って上昇又は下降することができる。このようにして、施療子21の高さ方向の位置を変化させることができる。
また、上記実施形態においては1つの第2アーム52に対して施療子21が1個取り付けられているが、補助的な支持アーム(一般にはブーメラン状の形状)の上下端部に一対の施療子を取り付けたものを用意し、これを第2アーム21に取り付けて施療子を合計4個としてもよい。
また、上記実施形態における施療子21は、いわゆる揉み玉であるが、これに限られないことはいうまでもない。
4 背もたれ部
21 施療子
24 揉み用モータ
31 揉みアイドルギヤ(回転体)
32 揉み位置アーム
35 揉みギヤ(動力伝達手段)
36 偏心シャフト
38 揉みブロック
40 接続板
42 ナット部
43 ねじ棒
46 揉み位置変更用モータ
51 第1アーム
52 第2アーム
Claims (3)
- 揉み機構を備えたマッサージ機において、
揉み用モータによって回転駆動される左右一対の回転体と、
施療子を備えたアームに所定の揉み動作を生じさせる左右一対の揉み軸と、
前記回転体の中心軸周りに回動可能であり、前記揉み軸を、当該中心軸を中心とする円弧上に支持する左右一対の揉み位置アームと、
前記回転体から前記揉み軸への動力伝達手段と、
揉み位置変更用モータと、
前記揉み位置変更用モータの回転に基づいて前記揉み位置アームを回動させるアーム回動手段と
を含む揉み位置変更機構を備え、
前記揉み軸を、偏心シャフトと、当該偏心シャフトにベアリングを介して取り付けた揉みブロックとで構成し、
前記アームを前記揉みブロックに取り付け、
前記回転体の回転に基づく前記偏心シャフト及び揉みブロックの偏心回転により所定の揉み動作を生じさせることを特徴とするマッサージ機。 - 前記動力伝達手段は、前記回転体に設けられた駆動歯車と、前記揉み軸に設けられた従動歯車とを互いに噛み合わせて成り、当該従動歯車は前記揉み位置アームの回動により当該駆動歯車に対して公転する関係にある請求項1記載のマッサージ機。
- 前記回転体及び揉み軸は、背もたれ部の前後方向を軸方向として配置されている請求項1記載のマッサージ機。
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