JP4481064B2 - マッサージ機 - Google Patents

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Description

本発明は、「揉み」の機能を備えた椅子型のマッサージ機に関する。
椅子型のマッサージ機は、背もたれ部に施療子が内蔵されており、これが、「揉み」や「叩き」の動作をする。このうち、揉み動作は、背もたれ部内において左右方向に設けられた揉み用動作軸の回転に基づいて生み出されている。揉み用動作軸の両端近傍は傾斜(偏角)した傾斜軸部となっており、回転により当該傾斜軸部が円錐面を描くように動作する。そして、傾斜軸部に対して直交方向に延びるアームを接続し、その先端の施療子に所定の揉み動作を生じさせている(例えば、特許文献1参照)。揉み動作における施療子は、3次元的な閉曲線軌道を描いて移動する。
特開2000−197676号公報(第4頁、図3〜図5)
しかしながら、上記のような従来のマッサージ機では、左右の施療子の位置やそれらの間の距離(揉み幅)が、揉み用動作軸の長さにより制限され、自在に変更することは困難であった。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、幅方向における施療子の揉み位置を自在に変更することができるマッサージ機を提供することを目的とする。
本発明は、揉み機構を備えたマッサージ機において、揉み用モータによって回転駆動される左右一対の回転体と、施療子を備えたアームに所定の揉み動作を生じさせる左右一対の揉み軸と、前記回転体の中心軸周りに回動可能であり、前記揉み軸を、当該中心軸を中心とする円弧上に支持する左右一対の揉み位置アームと、前記回転体から前記揉み軸への動力伝達手段と、揉み位置変更用モータと、前記揉み位置変更用モータの回転に基づいて前記揉み位置アームを回動させるアーム回動手段とを含む揉み位置変更機構を備え、前記揉み軸を、偏心シャフトと、当該偏心シャフトにベアリングを介して取り付けた揉みブロックとで構成し、前記アームを前記揉みブロックに取り付け、前記回転体の回転に基づく前記偏心シャフト及び揉みブロックの偏心回転により所定の揉み動作を生じさせるものである。
上記のように構成されたマッサージ機においては、揉み位置変更用モータの回転に基づいてアーム回動手段により揉み位置アームを左右対称に回動させると、その回動の中心軸を中心とする円弧上を揉み軸が移動する。このようにして、左右の揉み軸の位置及びそれらの間の距離が変化する。また、揉み位置アームは回転体の中心軸周りに回動するので、回転体の中心から揉み軸までの距離が不変であり、動力伝達手段による動力伝達の状態を維持したまま、揉み位置を変更することができる。
また、上記マッサージ機において、動力伝達手段は、回転体に設けられた駆動歯車と、揉み軸に設けられた従動歯車とを互いに噛み合わせて成り、当該従動歯車は揉み位置アームの回動により駆動歯車に対して公転する関係にあるものであってもよい。
この場合、従動歯車は、回転体と噛み合ったまま公転することによって、動力伝達の損失や変動を生じることなく、滑らかに揉み位置を変更することができる。
また、上記マッサージ機において、回転体及び揉み軸は、背もたれ部の前後方向を軸方向として配置されているものであってもよい。
この場合、施療子にもたれかかる人の上体の体重が、揉み軸に対する横方向からの力とはならないので、各揉み軸の負担を軽減することができる。また、一対の揉み軸及び回転体を互いに接近して中央寄りに配置することが容易であり、装置全体のコンパクト化に寄与する。
本発明のマッサージ機によれば、揉み位置変更用モータの回転に基づいてアーム回動手段により揉み位置アームを回動させると、その回動の中心軸を中心とする円弧上を揉み軸が移動する。このようにして、左右の揉み軸の位置及びそれらの間の距離が変化することにより、幅方向における施療子の揉み位置及び揉み幅を自在に変更することができる。また、揉み位置アームは回転体の中心軸周りに回動するので、回転体の中心から揉み軸までの距離が不変であり、動力伝達手段による動力伝達の状態を維持したまま、揉み位置を変更することができる。すなわち、揉み動作中に、揉み位置変更をすることができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、椅子型のマッサージ機の外観を示す斜視図である。図において、マッサージ機1は、脚体2により支持された座部3と、その後方に設けられた背もたれ部4と、座部3の前下方に設けられたフットレスト5と、座部3の左右両側に設けられた肘掛け部6と、肘掛け部6に取り付けられた支持部7とを備えている。支持部7には、コントローラ8が着脱可能に取り付けられている。背もたれ部4は、座部3に対してリクライニングが可能である。なお、背もたれ部4を正面から見て幅・右方向をX方向、高さ方向をY方向、X,Yに垂直な前方方向をZ方向とする。
上記背もたれ部4の内部には、「揉み」や「叩き」の動作をする施療子21(揉み玉)を備えた、マッサージ機1の機械本体ユニット9が内蔵されている。この機械本体ユニット9は、背もたれ部4の内部に左右一対(左側のみ図示しているが右側にも対称に設けられている。)設けられたガイドレール10に沿って昇降動作が可能である。また、背もたれ部4の内部上方には、昇降用モータ11からベルト12を介して減速機13を駆動する機構が設けられ、減速機13の出力軸によってプーリ14が回転駆動される。このプーリ14と、下方のプーリ15とにタイミングベルト16が張設されている。また、タイミングベルト16は、その一箇所において、機械本体ユニット9に接続されている。なお、図示を省略しているが、左側にも同様に上下一対のプーリ及びタイミングベルトが設けられており、右側の上下一対のプーリ14,15からそれぞれ水平に延びる回転軸17,18の先端に、左側の上下一対のプーリが接続されている。また、実際にはタイミングベルト16に張力を与えるためのテンションプーリが設けられるが、ここでは図示を省略している。なお、タイミングベルト16に代えてワイヤ、チェーンその他の同等品を用いてもよいし、ラック・ピニオンやねじ棒等他の駆動機構を用いてもよい。また、昇降用モータ11や減速機13は、背もたれ部4の下方に設置してもよい。下方に設置すると、使用者の耳元でモータ音がしないので、音による不快感を与えないためには、下方が好適である。
次に、上記機械本体ユニット9の構成及び動作について詳細に説明する。図2〜図10は、同一の機械本体ユニット9を、前方又は後方の斜め上又は斜め下から見た斜視図である。なお、各図は、特定の部品や部分を見易くするために、他の部品等の図示を省略している場合がある。また、図11は、機械本体ユニット9を分解した斜視図である。各図中のX,Y,Z方向は、図1におけるこれらの方向に相当する。
図2は、機械本体ユニット9を後方(施療子21のある方が前方である。)左上から見た斜視図である。図において、フレーム20(基本の枠体及び付随的な支持体等を含む。)左右側部には、前述のガイドレール10に係合する4つの支持ローラ22が取り付けられている。また、タイミングベルト16を2枚の板(1枚は歯孔付き)で挟み込むようにしてフレーム20に接続するための接続板23が設けられている。
フレーム20の左下方には、揉み用モータ24及び減速機の入力歯車部25が、それぞれY方向を回転軸方向として取り付けられている。揉み用モータ24の出力軸24aは、ベルト26を介して入力歯車部25に接続されている。入力歯車部25の上部は、減速機の出力歯車部27と噛み合っている。出力歯車部27は隣接する平歯車28と一体であり、ベアリング29により、Z方向を回転軸方向としてフレーム20に対して回転自在に支持されている。なお、実際には、入力歯車部25及び出力歯車部27は減速機30(図4参照)として1つのケースに収められている。
一方、左右一対の「回転体」である揉みアイドルギヤ31は、各々、フレーム20に固定されたセンターシャフト31aの周りにベアリング31bを介して平歯車31cを回転自在に支持したものであり、一対の平歯車31cは互いに噛み合っている。また、これらは歯数も同じであり、一対の揉みアイドルギヤ31は互いに同期して逆回転する関係にある。左方の揉みアイドルギヤ31は、上記平歯車28とも噛み合っており、従って、揉み用モータ24の回転により、一対の揉みアイドルギヤ31が回転する。
また、上記センターシャフト31aの前方側(Z方向)には、揉み位置アーム32が、ベアリング33(図5参照)を介して回動自在に取り付けられている。図5は、揉み位置アーム32を見易くするために、右側の揉み位置アーム32より後方側(手前)にある部品の図示を省略した図である。一対の揉み位置アーム32は左右対称に配置され、センターシャフト31aの中心軸周りに左右対称に回動可能である(詳細後述)。図3及び図11に示すように、揉み位置アーム32は、共にZ方向を軸方向とする上下2つの筒体を一体化したような形状であり、図3における上部筒体内部にはベアリング33を介してシャフト34が回転自在に支持されている。シャフト34の後方側には揉みギヤ35が、シャフト34と一体に取り付けられている。左右一対の揉みギヤ35は同一仕様のギヤであり、それぞれ、対応する揉みアイドルギヤ31と噛み合っている。
一方、上記シャフト34の前方側にはシャフト34の中心軸に対して偏心した偏心シャフト36が一体に形成されている。偏心シャフト36にはベアリング37を介して略筒状の揉みブロック38が取り付けられている。偏心シャフト36及び揉みブロック38は、揉み動作の基本となる偏心回転をする「揉み軸」を構成している。
図5において、揉み位置アーム32の下方には接続片32aが突設されており、ピン39により接続板40と接続され、さらにピン41を介してナット部42と接続されている。ナット部42は、ねじ棒43と螺合しており、ねじ棒43が軸周りに回転すると、その軸方向(X方向)に移動する。ねじ棒43は、フレーム20の一部を成すバックフレーム201に、軸周りに回転自在な状態で取り付けられている。また、ねじ棒43の右端にはプーリ44が取り付けられており、ねじ棒43と一体回転する。プーリ44は、ベルト45を介して、揉み位置変更用モータ46の出力軸46aと接続されている。揉み位置変更用モータ46は、バックフレーム201に取り付けられている。一方、左側の揉み位置アーム32に対しても同様に、接続片32a、接続板40及びナット部42が、左右対称な形態で設けられている(図示省略)。
上記ねじ棒43は中間位置から両側へ互いに逆ねじが切ってあり、ねじ棒43の回転により、左右一対のナット部42は互いに離反又は接近するように逆方向に移動する。ナット部42が移動すると、接続板40を介して接続片32aが駆動され、これによって、揉み位置アーム32は、センターシャフト31aを中心に時計回り又は反時計回り方向に回動する。また、左右一対の揉み位置アーム32は、左右対称に回動する。このように、上記ねじ棒43、ナット部42及び接続板40は、揉み位置アーム32を回動させる「アーム回動手段」を構成している。
次に、施療子21を支持・駆動するアーム及びリンク機構について、分解斜視図である図12の(a)及び組み立てた状態の斜視図である図13を参照して説明する。なお、図12の(b)は(a)におけるジョイント512を拡大した図である。
図12の(a),図13において、概略的に述べると、アームは、揉み・叩きの各動作に兼用される梯子状の一対の第1アーム51と、施療子21が取り付けられる一対の第2アーム52とによって構成されている。また、リンク機構は、叩きリンク53と、叩き動作の基本的動作である左右交互の揺動を生じる揺動部材50とによって構成されている。なお、図示の便宜上、図12,図13における第1アーム51及び第2アーム52の姿勢は、図3,図7,図8とは異なっている。
揺動部材50は、略三角形状の2枚のプレート501間に、内側にベアリング(図示せず。)を装着した筒体502と、締結用の3本のロッド503とを挟み込んで一体化されたものである。また、第1アーム51は、細長い2枚のプレート511間に、内部にベアリング(図示せず。)を装着したジョイント512と、1本の支軸513及び2本のロッド514とを挟み込んで一体化されたものである。プレート511は、ジョイント512に対してX軸周りに回動可能に取り付けられている。また、揺動部材50の左右一対のロッド503がそれぞれ左右一対の第1アーム51のジョイント512を貫通している。これにより、ジョイント512は、Z軸周りに回動可能に取り付けられている。従って、第1アーム51は、X軸及びZ軸の2軸周りに回動可能であり、(b)に示すジョイント512の中心点すなわち、第1アーム51の基端部の支点Pから見ると、第1アーム51は空間的に2自由度の状態にある。
なお、上記ジョイント512に代えて3自由度の球面継手(ボールジョイント)を用いることもできる。
一方、第2アーム52は、施療子21が取り付けられる外側の大きなプレート521と内側の小さなプレート522との間に、2本のロッド523を挟み込んで一体化されたものである。また、第1アーム51の一番上の支軸513の両端に上記プレート521,522が接続されており、これにより、第2アーム52は、支軸513を中心に回動可能である。すなわち、第2アーム52は、第1アーム51に対して1自由度の状態にあり、両アーム51,52は、支軸513を中心として互いに屈伸動作が可能である。また、第2アーム52の一対のプレート521,522にはそれぞれピン524が互いに対向するように突設されている。これらのピン524は、揉みブロック38(図11)の側面に形成された孔38aに係合する。この一対のピン524の中心間を結ぶX方向の直線を中心軸として第2アーム52が回動することにより、施療子21は円弧を描くように動き、これにより、揉みブロック38に対する施療子21の前後上下の動きが可能となる。
上記第1アーム51及び第2アーム52からなる一対のアーム全体を前方正面側から見ると(例えば図7参照。)、X方向において、施療子21が設けられている先端部側(第2アーム52の先端部側)より、基端部側(第1アーム51の基端部側)の方が互いに接近して配置されており、略V字状に一対のアームが構成されている。このような配置は、一対のアームの基端部側をコンパクトに集約させつつ、先端部側を開いて施療子21の揉み動作範囲を十分に確保することができる点、及び、基端部から先端部までの途中に揉みブロック38を係合させることができる点において、好適である。
図12の(a)において、上記揺動部材50を駆動する部材が叩きリンク53であり、その上部に形成された孔53aに、揺動部材50の下方のロッド503が貫通している。また、叩きリンク53の下方に形成された孔53bには、ベアリング531が装着されている。図7において、叩きリンク53のベアリング531には、偏心シャフト54(叩き軸)がZ方向に挿嵌されている。図8は、叩きリンク53を図示しない状態であり、偏心シャフト54は、フレーム20の一部を成すフロントフレーム202にベアリング55を介して挿通されているシャフト56の先端に一体的に形成されており、シャフト56の中心軸に対して偏心している。叩き軸としての上記偏心シャフト54は、コンパクトな単一体でありながら、左右の施療子21に対する叩き動作を生み出す点で、省スペースに寄与する。
上記シャフト56の後方端部には、図6に示すプーリ57が取り付けられており、このプーリ57は、ベルト58を介して、叩き用モータ59の出力軸59aに接続されている。叩き用モータ59は、前後方向(Z方向)を軸方向として、バックフレーム201に固定されている。当該モータ59が前後方向を軸方向としていることは、幅方向(X方向)における省スペース化に寄与する。また、図7において、揺動部材50の上部中央にある筒体502(図12)にはZ方向を軸方向とする支軸504が通され、この支軸504は、その一端が直接、フロントフレーム202に固定され、他端は支持部材60によりフロントフレーム202に固定されている。従って、揺動部材50は、支軸504を中心として時計回り方向又は反時計回り方向に揺動可能である。
次に、フレーム20の構成について詳細に説明する。図11において、フレーム20は、既に述べたバックフレーム201及びフロントフレーム202の他、外側の枠を構成する外フレーム203によって構成されている。バックフレーム201及びフロントフレーム202並びにこれらに取り付けられる各部材は全体として1ユニットを構成している。このユニットは、フロントフレーム202の支軸202aの両端の、外側に突出した軸端部202bを、外フレーム203の両側板部に形成された孔203aに挿入・螺着することによって、外フレーム203に対して支軸202aを中心として傾動可能となっている。また、バックフレーム201の両側部の上方には、連結棒61aに固定された左右一対の進退用ギヤ61が取り付けられている。この進退用ギヤ61の歯は、支軸202aを中心とする円弧上に形成されている。また、一方の進退用ギヤ61は位置検出用のドグプレート62と共に取り付けられ、他方の進退用ギヤ61はストッパ63と共に取り付けられている。
一方、一対の平歯車64を有し、水平に延びる回転軸65は、外フレーム203に対して回転自在に取り付けられている。一対の進退用ギヤ61はそれぞれ平歯車64と噛み合うように配置されている。回転軸65は、外フレーム203の一方の側面に取り付けられた減速機66に接続されており、これと、外フレーム203に取り付けられた進退用モータ67との間に、ベルト68(図9)が張設されている。上記ストッパ63により、例えば図8に示すように、平歯車64に対して進退用ギヤ61が後方に回動してその歯端近傍まで来たとき、ストッパ63の端部の突起63aが回転軸65と係合し、噛み合いが外れないようになっている(反対側も同様である。)。
図2,図10に示すように、上記ドグプレート62を検知するためのセンサ(光センサ、磁気センサ、リミットスイッチ等、各種の検知手段が使用できる。以下同様。)69が外フレーム203に取り付けられており、進退用ギヤ61が前進端又は後退端に達したとき、センサ69がドグプレート62を検知する。また、図7において、減速機66には被検知板74及びこれを検知するためのセンサ75が取り付けられており、センサ75の出力に基づいて、進退用ギヤ61の進退位置がわかるようになっている。
同様に、図2において、揉みギヤ35(右)のシャフト34には、被検知板70が取り付けられ、これを検知するセンサ71が揉み位置アーム32に取り付けられている。そして、センサ71の出力に基づいて、揉みギヤ35の回転位置すなわち揉みブロック38の偏心回転位置がわかるようになっている。
また、図4において、ねじ棒43の端部には、被検知板72が取り付けられ、これを検知するセンサ73(図2)がバックフレーム201に取り付けられている。そして、センサ73の出力に基づいて、ねじ棒43の回転量すなわち揉み位置アーム32の位置がわかるようになっている。
さらに、図9において、プーリ57と一体に被検知板76(図11も参照。)が取り付けられ、これを検知するセンサ77がバックフレーム201に取り付けられている。そして、センサ77の出力に基づいて、プーリ57の回転量すなわち偏心シャフト54(図8)の偏心回転位置がわかるようになっている。これにより、叩き動作中の施療子21がどの位置にあるかを知ることができる。
次に、上記のように構成されたマッサージ機1の動作について説明する。
〈揉み動作〉
まず、揉み動作について説明する。図2において、揉み用モータ24が回転し、ベルト26を介して入力歯車部25が回転する。これにより、出力歯車部27及び平歯車28が回転し、左右一対の揉みアイドルギヤ31が互いに同期して逆回転する。さらに、左右一対の揉みギヤ35が互いに同期して逆回転し、図3の偏心シャフト36及び揉みブロック38がX−Y平面上で偏心回転する。ここで、偏心シャフト36は、その中心軸が偏心回転の軌道を1周する間に1回転するが、揉みブロック38は、ベアリング37の存在によって、ほとんど角度変位を生じることなく1周する。ピン524によって揉みブロック38に接続されている第2アーム52は、この偏心回転に追従して、ピン524(一対)の位置がX−Y平面上で円を描くように、上下左右に滑らかに動く。また、一対の第2アームは左右対称に動き、互いに近接離反する揉み動作の基本的な動きを生じさせる。
第1アーム51及び第2アーム52は、前述の支点P(図12の(b))を中心として動作可能であり、従って、上記偏心回転中、この支点Pから見たピン524(一対)の方向及び距離が連続的に変化することになる。ここで、方向の変化に対しては、第1アーム51及びこれに接続された第2アーム52が、支点Pを中心としてZ軸周りに回動することにより追従することができる。また、距離の変化に対しては、第1アーム51と第2アーム52とが互いに屈伸動作を生じることにより追従することができる。この屈伸動作により第2アーム52は、左右一対のピン524を結ぶ直線を中心軸として回動し、揉み軸(偏心シャフト36,揉みブロック38)の軸方向に変位を生じる(前後に動く。)。この結果、施療子21は、揉み軸の偏心回転による上下(Y)左右(X)の変位に、揉み軸の軸方向(Z)の変位を加えた3次元の閉ループ軌道を描く揉み動作を行う。
上記揉み動作について、図14を参照してさらに詳細に説明する。上記のように、偏心シャフト36が偏心回転すると、その中心の軌道Tpは円を描き、支点Pから見た方向と距離とが変化する。ここで、当該距離が最も短い偏心シャフト36の角度位置をP1、それに対して時計回り方向又は反時計周り方向に90度の角度位置をP2、当該距離が最も長い角度位置をP3、さらに、P2と逆の角度位置をP4とする。そして、施療子21の上記軸方向(前後)の変位が仮に無かったとすれば、施療子21上の一点は、上記角度位置P1,P2,P3,P4にそれぞれ対応する角度位置Q1,Q2,Q3,Q4を結ぶ円の軌道Tqを描くように動くところであるが、上記屈伸動作が伴うことにより、角度位置Q3において施療子21は最も前方に出る。また、角度位置Q1において施療子21は最も後方に引っ込む。さらに、それらの間の角度位置Q2,Q4においては、前後方向の中間位置にある。こうして、揉み動作における施療子21の軌道は、XYZ3次元に拡がる楕円状となる。また、左右一対の施療子21は、YZ平面に対して左右面対称な軌道を描き、互いに近接離反する揉み動作の基本的な動きに、前後の揉み深さを加えた揉みを実現する。
上記の揉み動作においては、揉み軸(偏心シャフト36,揉みブロック38)が背もたれ部4(図1)の前後方向を軸方向として偏心回転するように配置され、軸方向の変位はアーム(51,52)によって生じさせていることにより、施療子21にもたれかかる人の上体の体重が、揉み軸に対する横方向からの力とはならない。また、左右別々の揉み軸の存在により、各揉み軸の負担を軽減することができる。従って、揉み軸が耐久性に優れている。さらに、このような構成によれば、一対の揉み軸を互いに接近して中央寄りに配置することが容易であり、機械本体ユニット9のコンパクト化に寄与する。
一方、第1アーム51が2自由度であることにより第2アーム52にも2自由度が確保されており、かつ、屈伸動作により支点Pから見たアーム全体の伸縮が可能となる。従って、人の腕の動きに似た自在で滑らかなアームの動作が得られる。
なお、揉み動作の停止のタイミングにより、揉みブロック38はどの偏心回転位置でも止まり得るが(但し、常に左右対称な位置に止まる。)、前述のセンサ71の出力に基づいて、所望の偏心位置で揉みブロック38を停止させることが可能である。
〈揉み位置変更動作〉
次に、揉み位置変更動作について説明する。図4において、揉み位置変更用モータ46が回転すると、ベルト45を介してプーリ44及びねじ棒43が回転する。これにより、図5において、ねじ棒43と螺合しているナット部42がねじ棒43の軸方向に移動する。ここで、例えば、揉み位置変更用モータ46が所定の方向に回転することにより右側のナット部42が図5の左方向へ移動するとすれば、左側のナット部(図示せず。)は、これと対称に右方向へ移動する。
この場合、まず右側のナット部42に関しては、接続板40を介してピン39が左方へ押され、揉み位置アーム32はセンターシャフト31aを中心として時計回り方向へ回動する。すなわち、揉み位置アーム32は、揉みアイドルギヤ31と同軸に回転する。これにより、揉み位置アーム32の上部にそれぞれ取り付けられているシャフト34及び揉みギヤ35も、センターシャフト31aを中心として時計回り方向へ回動する。このとき、揉みギヤ35は、揉みアイドルギヤ31と噛み合ったまま「公転」する。また、シャフト34から偏心シャフト36(図3)を介して取り付けられている揉みブロック38も、これによって回動する。一方、左側に関しては、右側とは左右対称な同様の動作が行われ、揉み位置アーム32は反時計回り方向へ回動する。従って、シャフト34は左右対称の円弧状の軌道を描いて動作し、左右の施療子21間の距離が開く。
また、揉み位置変更用モータ46を逆方向に回転させれば、左右の施療子21間の距離を縮めることができる。
このように、揉み位置アーム32を左右対称に回動させることにより、左右の施療子21の位置及びそれらの間の距離を変化させることができる。
上記の揉み位置変更動作において、揉みギヤ35(従動歯車)は、揉みアイドルギヤ31の平歯車31c(駆動歯車)から揉み動作のトルクを揉み軸(偏心シャフト36,揉みブロック38)に伝達する「動力伝達手段」を構成している。また、揉みギヤ35が、揉みアイドルギヤ31と噛み合ったまま公転することによって、揉みアイドルギヤ31の中心からシャフト34までの距離が不変であり、動力伝達手段による動力伝達の状態を維持したまま、揉み位置を変更することができる。しかも、動力伝達の損失や変動を生じることなく、滑らかに揉み位置を変更することができる。従って、揉み位置変更動作は、揉み動作の動力伝達と並行して行うことができ、揉み動作中に、揉み位置を変更することができる。揉み位置を一定にして揉み動作を行えば、施療子21の軌道は一定の閉ループを描くが、揉み動作中に揉み位置変更を行えば、施療子21に、螺旋状に軌道を描く複雑な動作をさせることができ、巧妙な揉み心地が得られる。
また、揉み位置変更動作に係る揉みアイドルギヤ31、揉みギヤ35、シャフト34及び揉み軸(偏心シャフト36,揉みブロック38)は、背もたれ部4の前後方向を軸方向として配置されており、そのため、左右一対のこれらの部材を互いに接近して中央寄りに配置することが容易である。このことは、装置全体のコンパクト化に寄与する。
なお、揉み位置変更動作の停止のタイミングにより、揉み位置アーム32は可動範囲内のどの位置でも止まり得るが、前述のセンサ73の出力に基づいて、所望の位置で揉み位置アーム32を停止させることが可能である。
また、上記「動力伝達手段」は、揉みアイドルギヤ31に噛み合う揉みギヤ35によって実現されているが、両ギヤをプーリに代えて、「揉みアイドルプーリ」からベルトを介して駆動される「揉みプーリ」によりシャフト34に動力伝達するようにしてもよい。
また、上記実施形態では左右一対の揉み位置アーム32を左右対称に同時に動作させたが、左右の揉み位置アーム32に対して別々に、揉み位置変更用モータ46から接続片32aに至る駆動系を設ければ、各揉み位置アーム32を独立して動作させることができる。この場合には、例えば、左右の揉み位置アーム32に左右対称でないか若しくは同時的でない動作をさせたり、また、左右いずれか一方の揉み位置アーム32のみを動作させ、他方は動作させないという動作も可能となる。
〈叩き動作〉
次に、叩き動作について説明する。図6において、叩き用モータ59が回転すると、ベルト58を介してプーリ57及びそのシャフト56が回転し、図8に示す偏心シャフト54(叩き軸)が、シャフト56の中心軸に対して偏心回転する。すなわち、図7において叩きリンク53の回動支点である偏心シャフト54の中心が、円軌道を描く。一方、揺動部材50の3つのロッド503(左、右、下)を、それぞれ、図7に示すようにA,B,Cとすると、揺動部材50は、固定点である支軸504を中心に、2つの作用点をA,B、力点をCとして回動が可能である。
ここで、偏心シャフト54が偏心回転すると、力点Cは、支軸504を中心とした円弧上で往復回動する。力点Cが支軸504を中心として反時計回り方向に回動するときは、作用点Bが上昇、作用点Aが下降の動作となる。図8に示す揺動部材50の下方のロッド503から見て偏心シャフト54が上死点(最も接近した位置)に来たとき、力点Cが反時計回り方向の回動端に達し、作用点Bは最も高い位置に、作用点Aは最も低い位置にそれぞれ達する。逆に、図7の力点Cが支軸504を中心として時計回り方向に回動するときは、作用点Aが上昇、作用点Bが下降の動作となる。また、図8に示す揺動部材50の下方のロッド503から見て偏心シャフト54が下死点(最も遠ざかった位置)に来たとき、力点Cは時計回り方向の回動端に達し、作用点Aは最も高い位置に、作用点Bは最も低い位置にそれぞれ達する。このような動作が支軸504の偏心回転に応じて繰り返され、揺動部材50は周期的な左右交互の揺動を行う。
例えば作用点Aが下降回動すると、左の第1アーム51を介して第2アーム52が下方へ引っ張られ、揉みブロック38は一対のピン524の中心間を結ぶ直線を中心軸として施療子21を下降方向へ回動させ、これが叩き動作となる。このとき右側の施療子21は逆に叩き動作からの帰り動作となる。逆に、作用点Bが下降回動すると、右側の施療子21が叩き動作を行い、左側の施療子21は帰り動作となる。このようにして左右交互に施療子21が上下回動し、叩き動作が行われる。
上記叩き動作における施療子21の動作は、一対のピン524の中心間を結ぶ直線を中心軸とした上下回動が主体であり、これに、作用点A,B周りの第1アーム51の回動に基づく左右の僅かな振れを加えたものとなる。左右一対のアーム(第1アーム51,第2アーム52)及び施療子21は、左右対称な往復軌道を、互いに位相を180度ずらして叩き動作する関係となる。
なお、この位相のずれは、必ずしも180度でなくてもよく、例えば揺動部材50を左右別個に設け、叩きリンク53との接続位置を別々にする等により、任意の位相ずれを生じさせることも可能である。
上記のような叩き動作は、揉み動作と異なり、左右の施療子21が交互に上下回動するため、叩き動作を任意のタイミングで停止させると、左右の施療子21の位置(高さ及び前後の出具合)が不揃いとなることが多い。しかしながら、前述のセンサ77の出力に基づいて、揺動部材50を、揺動の中立位置すなわち左右の作用点A,Bが同一の高さになる位置で停止させることが可能である。叩き用モータ59から揺動部材50までの部材は左右の施療子21に共通の部材であり、従って、揺動部材50を正確に所望の位置で停止させれば、左右の第1アーム51,第2アーム52に対して停止誤差を与えない。すなわち、揺動部材50を揺動の中立位置で止めることにより、左右の施療子21の位置を揃えることが容易になる。
また、施療子21の上下・前後における位置は、第1アーム51及び第2アーム52の位置によって決まる。第2アーム52の叩き動作における支点(支軸)は、一対のピン524の中心間を結ぶ直線であり、これは、揉みブロック38に依存する。
ここで、揉みブロック38は、偏心回転はするが、前後方向(Z方向)には不動である。従って、左右一対の第2アーム52の叩き動作における支点位置は常に左右対称であり、かつ、前後方向の位置が一定不変である。そのため、当該支点の位置がどこにあっても、そのことが左右の施療子21の位置不揃いの原因となることはなく、従って、揺動部材50の揺動を中立位置で止めることのみによって、左右一対のアームの位置及び施療子の位置を揃えることができる。
具体的には、叩き動作における左右の第1アーム51の位置を揃えることのみを考慮すればよく、そのためには、前述のように揺動部材50の上記作用点A,Bが同一の高さとなるようにすればよい。そこで、作用点A,Bが同一の高さとなるように、センサ77の出力に基づいて、叩き用モータ59を停止させれば、左右の施療子21の位置を揃えることができる。左右の施療子21の位置を揃えることにより、その後の他の動作(揉み動作等)が、叩き動作の止まり方に影響を受けることがないので、違和感なく使用をすることができる。
なお、センサ77の出力に基づいて叩き用モータ59を停止させる制御を行わないときや、制御を行ったが万一不揃いの位置で左右の施療子21が停止してしまったときでも、「一定の場合」には、不揃いの位置で停止した左右の施療子21を、当該施療子21側からの逆駆動により強制的に位置を揃えることも可能である。具体的には、このような不揃いの状態から次に揉み動作等を行おうとして、人が施療子21に上体の体重をかけると、前方に出ている方の施療子21は後方へ押され、ピン524を中心として第2アーム52が第1アーム51を引き上げ、揺動部材50を回動させようとする。このとき、叩きリンク53は、揺動部材50の回動を許容するように移動し、偏心シャフト54を偏心回転させる。これにより、前方に出ている方の施療子21は後方へ押されつつ上昇し、他方の施療子21は前方へ出ながら下降する。
すなわち、左右の施療子21は左右対称な位置へ向かってそれぞれ移動し、揺動部材50の上記作用点A,Bが同一の高さとなると、左右の施療子21の位置が揃う。このようにして、容易に、左右の施療子21の位置を揃えることができる。但し、このような逆駆動ができるためには、図8に示す揺動部材50の下方のロッド503から見て偏心シャフト54の位置が前述の上下死点にないことを要する。上記の「一定の場合」とは、このことである。揺動部材50の下方のロッド503から見て偏心シャフト54の位置が上下死点にあるときは、当該ロッド503側から偏心シャフト54を押し引きしてもシャフト56を回転させるトルクが生じないからである。
なお、叩き動作は比較的高速な動作であり、動力伝達に減速機構を介在させていないため、上記のような施療子21側からの逆駆動が妨げられることはない。
〈進退動作〉
次に、進退動作について説明する。図9において、進退用モータ67が回転すると、ベルト68を介して減速機66が回転し、さらに回転軸65及び一対の平歯車64が回転する。図示の位置から平歯車64が反時計回り方向に回転すると、これらと噛み合っている左右一対の進退用ギヤ61が前方(Z方向)へ出ようとする。これにより、図11に示すフロントフレーム202の支軸202aを回動軸として、外フレーム203及びこれに固定されている部材を除く機械本体ユニット9の各部が、前方へ回動する。従って、施療子21も支軸202aを回動軸として回動し、前方(Z方向)へ出てくる。これにより、前後の揉み位置を変化させることができる。進退用モータ67を逆回転させれば、施療子21は後方に引っ込む。
なお、進退動作の停止のタイミングにより、施療子21は可動範囲内のどの位置でも止まり得るが、前述のセンサ75の出力に基づいて、所望の位置で施療子21を停止させることが可能である。また、センサ69により前進端・後退端が検知されたときは、進退用モータ67を強制停止させ、それ以上の進退を防止する。
〈昇降動作〉
最後に、冒頭で触れた昇降動作について簡単に補足説明する。図1において、昇降用モータ11が回転すると、ベルト12を介して減速機13が回転し、回転軸17及びプーリ14が回転し、タイミングベルト16を介して下方の回転軸18及びプーリ15が回転する。これにより、タイミングベルト16に固定されている機械本体ユニット9はガイドレール10に沿って上昇又は下降することができる。このようにして、施療子21の高さ方向の位置を変化させることができる。
以上の各動作は、任意に組み合わせて同時に行うこともできる。揉み動作と揉み位置変更動作との併用については既に述べたが、それ以外にも、例えば揉み動作に、進退動作や昇降動作を併用(3以上の組み合わせも可)することができる。同様に、叩き動作にも、揉み位置変更動作、進退動作、昇降動作を併用することができる。さらに、揉み動作と叩き動作を同時に行うことや、それに他の動作をさらに併用することも可能である。
なお、上記実施形態において例えば図2に示すように、左右一対の揉みアイドルギヤ31は互いに噛み合っているが、これに代えて、両ギヤが噛み合わない配置とし、かつ、揉み用モータ24から揉みアイドルギヤ31までの駆動機構を右側にも対称に設けることにより、左右別々の揉み動作を実現することができる。このような左右別々の揉み動作は、仮に揉み軸や揉みアイドルギヤ31の軸を左右方向に配置しても実現可能であるが、軸を前後方向に配置した方が、より容易に実現可能である。
また、上記実施形態においては1つの第2アーム52に対して施療子21が1個取り付けられているが、補助的な支持アーム(一般にはブーメラン状の形状)の上下端部に一対の施療子を取り付けたものを用意し、これを第2アーム21に取り付けて施療子を合計4個としてもよい。
また、上記実施形態における施療子21は、いわゆる揉み玉であるが、これに限られないことはいうまでもない。
本発明の一実施形態による椅子型のマッサージ機の外観を示す斜視図である。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを後方左上から見た斜視図である。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを前方右上から見た斜視図である(但し、右側の施療子及び第2アームは図示を省略している。)。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを後方右上から見た斜視図である。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを後方右上から見た斜視図である(但し、右側の揉みアイドルギヤ及び揉みギヤは図示を省略している。)。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを後方左下から見た斜視図である。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを前方右上から見た斜視図である。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを前方右上から見た斜視図である(但し、揺動部材等の図示を省略している。)。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを後方右上から見た斜視図である。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを後方左上から見た斜視図である。 上記マッサージ機の機械本体ユニットを分解した状態を示す斜視図である。 (a)は、上記機械本体ユニットにおけるアーム及びリンク機構の分解斜視図であり、(b)は(a)におけるジョイントの部分の拡大図である。 上記アーム及びリンク機構の、組み立てた状態における斜視図である。 揉み動作の軌跡を示す略図である。
符号の説明
1 マッサージ機
4 背もたれ部
21 施療子
24 揉み用モータ
31 揉みアイドルギヤ(回転体)
32 揉み位置アーム
35 揉みギヤ(動力伝達手段)
36 偏心シャフト
38 揉みブロック
40 接続板
42 ナット部
43 ねじ棒
46 揉み位置変更用モータ
51 第1アーム
52 第2アーム

Claims (3)

  1. 揉み機構を備えたマッサージ機において、
    揉み用モータによって回転駆動される左右一対の回転体と、
    施療子を備えたアームに所定の揉み動作を生じさせる左右一対の揉み軸と、
    前記回転体の中心軸周りに回動可能であり、前記揉み軸を、当該中心軸を中心とする円弧上に支持する左右一対の揉み位置アームと、
    前記回転体から前記揉み軸への動力伝達手段と、
    揉み位置変更用モータと、
    前記揉み位置変更用モータの回転に基づいて前記揉み位置アームを回動させるアーム回動手段と
    を含む揉み位置変更機構を備え、
    前記揉み軸を、偏心シャフトと、当該偏心シャフトにベアリングを介して取り付けた揉みブロックとで構成し、
    前記アームを前記揉みブロックに取り付け、
    前記回転体の回転に基づく前記偏心シャフト及び揉みブロックの偏心回転により所定の揉み動作を生じさせることを特徴とするマッサージ機。
  2. 前記動力伝達手段は、前記回転体に設けられた駆動歯車と、前記揉み軸に設けられた従動歯車とを互いに噛み合わせて成り、当該従動歯車は前記揉み位置アームの回動により当該駆動歯車に対して公転する関係にある請求項1記載のマッサージ機。
  3. 前記回転体及び揉み軸は、背もたれ部の前後方向を軸方向として配置されている請求項1記載のマッサージ機。
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