JP2016193115A - 医療用椅子 - Google Patents

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貴人 井上
Takahito Inoue
貴人 井上
悟 板谷
Satoru Itaya
悟 板谷
田中 仁志
Hitoshi Tanaka
仁志 田中
雄一郎 南谷
Yuichiro Minamitani
雄一郎 南谷
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Abstract

【課題】医療従事者の手間及び、被施術者の負担を軽減した医療用椅子を提供する。
【解決手段】ヘッドレスト部4のリフトアップ機構により、枕基台42から枕体41をリフトアップし、その距離であるリフトアップ量を移動量センサで検知し、その状態で起伏用アクチュエータによって背凭れ部3をリクライニング運動させると共に、第1制御装置を作動して起伏用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとを連動させ、背凭れ部3の傾斜角度に応じて背凭れ部3の長さを調整するようにし、第2制御装置を作動し、連結部6内のヘッドレスト回動用アクチュエータの動作と背凭れ部3内の直線移動用アクチュエータの動作とを連動させてヘッドレスト部4を回動し、このとき、検知したリフトアップ量に基づいて、第1制御装置が制御する2つのアクチュエータの動作量及び第2制御装置が制御する2つのアクチュエータの動作量を調整する。
【選択図】図2

Description

本発明は眼科や歯科での治療や手術、その他の診療科で利用でき、施術に影響する頭部の大きな移動を抑え、かつ被施術者に大きな負担を掛けない医療用椅子に関する。
例えば、眼科手術をしようとするとき、現状では、背凭れが起立した状態の椅子へ被施術者に着座してもらい、被施術者の頭部位置にヘッドレストが位置するよう、大凡でヘッドレストの位置を設定する。その後、背凭れをリクライニングさせ、被施術者を横たわった姿勢に変位させて施術ポジションを決定している。椅子をリクライニングさせると、椅子の回転軸と被施術者の腰の回転軸とが異なるため、横たわった姿勢になると頭部とヘッドレストとの位置関係にズレが生じる。そのため、最終的な施術ポジションを決定するには、再度ヘッドレストを調節、設定する必要があり、手間である。
また、高齢化等の要因により円背の被施術者が増加している。被施術者が円背である場合、高さ方向以外の奥行き方向についてもヘッドレスト位置を調整しなければならず、ヘッドレスト上にタオル等を積み重ねて調整する方法が用いられている。又、下記特許文献1に示すように、排気機構を用いる方法もある。タオル等を積み重ねる方法では施術毎に新たなタオル等を用意しなければならず、タオルの設置後も最終的な施術ポジションの際には再度、微調整をする等の手間も生じてしまう。
下記特許文献1で提案されている排気機構を用いる方法は、排気機構を適用する袋状部材に粒状材を内包し、粒状材の量を増加させるので円背に対応可能であると推察される。しかしながら、袋状部材が被施術者の頭部の形状に沿って変形するため、余分な粒状材が被施術者の頭部側面に現れ、施術の邪魔をしてしまう虞がある。
特開2005−124796号公報
ここで、特許文献1で提案されている発明は、ヘッドレストの傾きと利用者の後頭部の傾きとが揃った状態のまま、ヘッドレスト部が利用者の頸椎部を中心として回動するように、直線移動機構による直線移動と回動機構による回動とを連動させる技術に係る。特許文献1では、これを一つの駆動源によって果たそうとしている。したがって、直線移動と回動との関係は常に一定となる。しかしながら、円背の被施術者に対応するためヘッドレストを被施術者側へリフトアップすれば、椅子をリクライニングしたときのヘッドレストの移動量は大きくなるため、直線移動と回動との関係を変化させる必要がある。すなわち、特許文献1に提案されている医療用椅子を円背の被施術者に適用する場合、施術ポジションの最終決定時にズレを再設定しなければならない手間が解消されない。さらに、かなりの長身の利用者に適用する場合等、利用者の個人差によって頸椎部の位置が異なるので、頸椎部を中心としてヘッドレスト部が回らないケースが生じる虞がある。
また、最終的な施術ポジションは、眼耳平面と呼ばれ(フランクフルト平面とも呼ばれる。)、横たわった姿勢にある被施術者の眼と耳とから形成される仮想の平面を水平とすることにより決定されている。このため、その決定を装置の制御等によって済ませたいという要望がある。
本発明は、上記実情に鑑み提案され、頭部の大きな移動を抑え、被施術者に大きな負担を掛けることなく、かつ、円背の被施術者にもその効果を及ぼすことのできる眼科や歯科での治療や手施術、その他の診療科で利用可能な医療用椅子を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明は、利用者が着座する着座部、前記利用者が凭れる背凭れ部及び、前記利用者の後頭部を支持するヘッドレスト部を備え、前記背凭れ部のリクライニング運動により着座姿勢又は横たわった姿勢となる前記利用者を支持可能な医療用椅子であって、前記背凭れ部の長手方向に前記ヘッドレスト部を直線移動させる直線駆動体を備えた直線移動機構と、前記ヘッドレスト部を回動させる回動駆動体を備えた回動機構とを有し、前記直線駆動体と前記回動駆動体とが別個独立した駆動体であり、かつ、前記リクライニング運動によって前記背凭れ部が傾いていく角度の変化に応じ、前記ヘッドレスト部の設定位置と前記利用者の後頭部の位置との間に生じるズレを、前記直線移動機構による前記ヘッドレスト部の直線移動によって抑制するように制御するズレ抑制手段、及び、前記ヘッドレスト部の傾きと前記利用者の後頭部の傾きとが揃った状態のまま、前記ヘッドレスト部が前記利用者の後頭部を中心として回動するように、前記直線移動機構による直線移動と前記回動機構による回動とを連動させる連動手段を備えていることを特徴とする。
特に、前記ヘッドレスト部は、前記利用者の後頭部に接触する枕体と、この枕体を支持する枕基台と、前記枕体が前記枕基台からリフトアップするリフトアップ機構とを備えて構成されていることを特徴とする。前記リフトアップ機構は、支軸のスライド動作により、前記枕基台に対して前記枕体がリフトアップすることを特徴とする。さらに、上記支軸に凹部を、前記枕基台に凸部を設け、この凹凸を通じて前記枕体の位置が固定可能であることを特徴とする。前記ヘッドレスト部は、前記支軸の前記スライド動作を付勢手段によって停止可能とするロック機構を備えていることを特徴とする。
前記リフトアップ機構は、前記枕体が前記枕基台からリフトアップした距離であるリフトアップ量を検知する移動量センサを備えていることを特徴とする。また、本発明は、前記移動量センサが検知したリフトアップ量に応じ、前記ズレ抑制手段の動作を調整するズレ抑制手段調整部が設けられていることを特徴とする。前記移動量センサが検知したリフトアップ量に応じ、前記ズレ抑制手段の動作を調整するズレ抑制手段調整部が設けられていることを特徴とする。
このほか本発明は前記背凭れ部が、その長手方向に移動可能であることを特徴とする。
本発明に係る医療用椅子は、直線駆動体と回動駆動体とが別個独立した駆動体とされた構成である。したがって、直線駆動体及び回動駆動体による個別の動きが可能となって、ヘッドレストの直線移動及び回動で自在な動きを確保することができる。さらに、直線駆動体と回動駆動体とが別個独立した駆動体によって動作するため、本発明では、上記連動手段とともに、上記ズレ抑制手段を同時に備えることができる。そして、連動手段及びズレ抑制手段を備えることにより、背凭れ部をリクライニングして被施術者を横たわらせたときに、その頭部とヘッドレストとの位置関係にズレが生じることを防ぐことができる。また、眼耳平面を装置制御で水平にすることができるので、最終的な施術ポジションの決定の際に、再設定する手間が解消され又はその手間を軽減することができる。
本発明において、ヘッドレスト部は、枕体と、この枕体を支持する枕基台と、枕体が枕基台からリフトアップするリフトアップ機構とを備えて構成されるので、円背の被施術者に適用した場合に、ヘッドレスト位置を奥行き方向についても調整することができる。さらに、リフトアップ機構を、支軸のスライド動作によって枕基台に対して枕体がリフトアップする構成とすることで、簡素な構成で当該機構を構築することができる。支軸に凹部を、枕基台に凸部を設け、この凹凸を通じて枕体の位置を固定可能とした構成であるので、枕体の所定位置での固定も簡素な構造で達成することができる。支軸のスライド動作を付勢手段によって停止可能とするロック機構を備える構成により、支軸のスライド動作の停止を介し、ワンタッチで枕体の固定を達成することができる。枕体を固定する所定位置を細かく設定することもできる。
また、本発明においてリフトアップ機構は、枕体が枕基台からリフトアップした距離であるリフトアップ量を検知する移動量センサを備える構成である。特に、この移動量センサが検知したリフトアップ量に応じ、ズレ抑制手段の動作を調整するズレ抑制手段調整部が設けられている。また、移動量センサが検知したリフトアップ量に応じ、連動手段の動作を調整する連動手段調整部が設けられている。ズレ抑制手段調整部により、背凭れ部のリクライニングで横たわらせた被施術者の頭部とヘッドレストとの位置関係にズレが生じることを装置制御で、特に微調整しながら防ぐことができる。連動手段調整部により、最終的な施術ポジションの決定の際に、眼耳平面を水平にすることも装置制御で微調整しながら行うことが可能となる。
このほか、本発明では背凭れ部が、その長手方向に移動可能であるので、例えば、被施術者が長身であっても、背凭れ部の適切な位置に凭れさせることができ、上述した本発明の効果を享受することができる。
本発明に係る医療用椅子に関し、通常の被施術者に適用する場合(実施例1)の一連の動作を説明する説明図である。 本発明に係る医療用椅子に関し、円背の被施術者に適用する場合(実施例2)の一連の動作を説明する説明図である。 本発明に係る医療用椅子におけるヘッドレスト部の構成を概略で説明する概略説明図である。 本発明に係る医療用椅子におけるヘッドレスト部に備わるロック機構の概要を説明する説明図であって、(a)は、支軸がスライド可能な状態のときのヘッドレストとロック機構の様子を説明する説明図、(b)は、支軸がスライド動作を停止し、ピンを押してロック機構を働かせ始めたときのヘッドレストとロック機構の様子を説明する説明図、(c)は、支軸がスライド動作を停止し、かつ、これをロック機構で維持したときのヘッドレストとロック機構の様子を説明する説明図である 本発明に係る医療用椅子に関し、背凭れ部がその長手方向に移動可能であることを説明する説明図である。
以下、本発明に係る医療用椅子に関する一実施形態について、図面を参照しつつ説明していく。この実施形態は、本発明の構成を具現化した例示に過ぎず、本発明は、特許請求の範囲に記載した事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことができる。
本発明は、例えば、図1(a)に示すように、眼科、耳鼻咽喉科、歯科等の医院又は病院等で用いられる医療用椅子10に係る。医療用椅子10は、昇降装置等(図示省略)を収容した基台部1と、基台部1の上方に設けられ、利用者としての治療等が必要な被施術者が着座する着座部2と、被施術者が凭れ、その背部を支える背凭れ部3と、被施術者の頭部(特に、後頭部)を支えるヘッドレスト部4とを備えて構成されている。被施術者の腕部を支える肘掛け5も設けられている。
図1(a)〜(f)に示すように、医療用椅子10は、背凭れ部3を起伏させる所謂リクライニング機構を有し、この該機構によるリクライニング運動により、着座姿勢又は横たわった姿勢となる被施術者を支持可能である。具体的には、背凭れ部3が略直立状態となる椅子状態(図1(a)等参照)と、着座部2が上昇し、かつ背凭れ部3側へ回動して略水平状態となる寝台状態(図1(f)等参照)との間で自在に状態を変更することができる。なお、他の例の医療用椅子として、利用者の脚部を支えるエプロン等を備えさせることができる。背もたれ部3の起伏等は、医療用椅子10の内部に設けられたコントローラ(図示省略)によって制御される。
まず、図1〜図3を用い、医療用椅子10の各構成要素について順に説明していく。
例えば、図1(a)に示すように、基台部1は、床面に設置された土台、土台の上側に固定された下側ケーシング11、下側ケーシング11の上部に取り付けられたカバー12、カバー12の上部に取り付けられる上側ケーシングを備えている。上側ケーシングには、リクライニング運動に連動して着座部2が回動運動する軸となる回動軸13が設けられている。基台部1は、カバー12の内部に例えば、電動式の昇降アクチュエータが収容され、上下方向に伸縮自在である。また、基台部1は、かなり重量がある医療用椅子10を支えることができる強度を備えている。
本実施形態において、着座部2の最低位置は、床面から400mmの位置に設定されている。ただし、床面からの高さは、400mmに限定されず、適宜に設定することができる。最低位置を床面から400mmの位置にした理由は、高齢者や子供のように身長の低い人であっても、着座部2へ容易に着座できるようにするためである。また、基台部1の昇降アクチュエータにより、着座部2は床面から400mmの位置から約730mmの位置にまで上昇することができる構成としている。
着座部2は、略平板状のフレーム、フレームの上部に固定されたクッション及び、フレームの下方に取り付けられた支持板を備えている。フレームと支持板との間には、リクライニング運動を背凭れ部3で行うための電動式の起伏用アクチュエータが収容されている(図示省略)。なお、基台部1及び着座部2は、医療用椅子として公知の基台及び着座シート等から構成することが可能である。
背凭れ部3は、着座部2の後部(背凭れ部3側)に回転自在に取り付けられたリンク部材(図示省略)と、リンク部材の上部に固定され、クッション及びフレームを有する背凭れ本体31と、背凭れ本体31に対してスライド自在な筒状の筐体である直線移動体32とを備えている。リンク部材へは、起伏用アクチュエータのロッドが、回転自在に連結されている。起伏用アクチュエータのロッドが縮むと、リンク部材が着座部2の後部に設けられているので、背凭れ部3の下端部を着座部2の前側へ引っ張ることとなって、背凭れ部3は略水平状態へ倒れる。起伏用アクチュエータのロッドが伸びると、背凭れ部3の下端部を着座部2の後側へ押すこととなるので、背凭れ部3は略直立状態に立っていく。
また、背凭れ部3の内部には、直線駆動体としての電動式の直線移動用アクチュエータ(図示省略)が設けられている。直線移動用アクチュエータはシリンダ及びロッドからなり、シリンダの下端部が背凭れ本体31の下端側に取り付けられ、ロッドの先端部が直線移動体32の上端部に連結されている。直線移動体32の上端部の先には、ヘッドレスト部4が連結部6を介して連続している。直線移動用アクチュエータのロッドの伸縮により、直線移動体32は背凭れ本体31に対してスライド移動する。これにより直線移動体32に取り付けられたヘッドレスト部4から、着座部2までの長さを変化させることができる(図1(b)参照)。
本実施形態では、起伏用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとを連動させ、背凭れ部3のリクライニング運動によってヘッドレスト部4の設定位置と被施術者の後頭部の位置との間に生じるズレを抑制する第1制御装置(ズレ抑制手段)を医療用椅子10内部に備える。この第1制御装置により、背凭れ部3の長さ(着座部2からヘッドレスト部4までの長さ)が、背凭れ部3の傾斜角度に応じて調整される。具体的には、図1(c)〜図1(e)に示すように、第1制御装置による装置制御で起伏用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとが連動することにより、背凭れ部3は、あたかも医療用椅子10に着座している被施術者の腰の回転支点を中心として回動するように動くようになる。すなわち、背凭れ部3のリクライニング運動とともに、背凭れ本体31に対して直線移動体32がスライドし、着座部2からヘッドレスト部4までの長さが短くなる方向に背凭れ部3の長さが調整、制御される。第1制御装置による制御で、被施術者の回転支点が背凭れ部3と着座部2との間の回転軸(リンク部材)よりも前方斜め上の位置となり、背凭れ部3の長さが倒れるにつれて短くなり、起立するにつれて長くなる。これにより、ヘッドレスト部4の設定位置と被施術者の後頭部の位置との間に生じるズレを抑制するのに必要な制御が可能となる。
次に、例えば、図2(a)に示すように、ヘッドレスト部4は、被施術者の後頭部に直接触れ、これを支持する枕体41と、この枕体41を支持する枕基台42と、この枕基台42から枕体41をリフトアップさせるリフトアップ機構を備えている。さらに、枕体41のリフトアップした位置での固定や、枕体41のリフトアップ前の位置での固定を維持するロック機構を備えている。枕基台42から枕体41がリフトアップした距離であるリフトアップ量を検知する移動量センサ(図示省略)も有している。枕体41は、支持板と、この支持板に設けられたクッションとからなる。枕基台42は、リフトアップ機構を構成している各要素を収容可能とした構造体であって、枕体41の支持板の裏側に配置されている。
リフトアップ機構は、図3に示すように、枕体41に設けられ、枕基台42から枕体41を、自身のスライド動作を通じてリフトアップさせる支軸43及び、この支軸43が貫通する枕基台42に設けられた穴42Aからなる。支軸43に凹部43aが設けられ、枕基台42の穴42Aに凸部42aが設けられているので、この凹凸を通じて支軸43のスライド動作を停止し、枕体41をリフトアップした位置で固定することができる。ロック機構は、直線駆動して先端が支軸43に当接するピン44と、このピン44を支軸43から離す方向に付勢する第1スプリング45とを有する。さらに、第1スプリング45よりも支軸43から離れた側に位置し、ピン44を周方向、例えば、時計回りの方向に付勢する第2スプリング46を備えている。第1スプリング45と第2スプリング46との間には、枕基台42に設けられている板材421が配設されている。
ピン44は、図4(a)〜(c)に示すように、その軸方向の途中で板材421に形成されている第2穴42Bを貫通している。この板材421には、第2穴42Bに連続させて切り欠き部を有する凹筒部422が形成されている。また、ピン44の周上には、突部44aが設けられている。
ロック機構の動作は、次のとおりである。すなわち、図4(a)に示すように、支軸43がスライド動作をするとき、ピン44の周上の突部44aは板材421に形成された凹筒部422の切り欠きに嵌合している。次に、図4(b)に示すように、支軸43の凹部43aと枕基台42の穴42Aの凸部42aとの嵌合を通じて支軸43のスライド動作が停止し、ピン44が押されると、その先端が支軸43に当接するとともに、板材421の凹筒部422の切り欠きからピン44の突部44aが外れる。続いて、図4(c)に示すように、第2スプリング46の時計回りの付勢によって、ピン44の突部44aは、板材421の凹筒部422の切り欠きから外れ、凹筒部422の縁部に当接するようになる。ピン44の突部44aと板材421の凹筒部422の縁部とは、第1スプリングの支軸43から離れる方向の付勢力によって常に圧接することになる。この圧接により、ロック機構は、支軸43の凹部43aと枕基台42の穴42Aの凸部42aとの凹凸を通じた支軸43のスライド動作の停止状態が維持される。これにより、枕体41のリフトアップした位置での固定や、枕体41のリフトアップ前の位置での固定を維持することができる。
また、ヘッドレスト部4は、枕基台42を回動させる回動駆動体としての油圧シリンダを備えた回動機構により、被施術者の後頭部(特に頸椎)を中心として回動することができる。回動機構はヘッドレスト回動用アクチュエータとして、ヘッドレスト部4の枕基台42と背凭れ部3の直線移動体32との連結部6の内部に形成されている曲線状のガイド溝と、このガイド溝に係合するピンと、このピンに接続し、背凭れ部3の直線移動体32から連結部6内部に向かって伸縮する油圧シリンダとで構成される。この油圧シリンダが駆動し、ピンがガイド溝の曲線に沿って移動することにより、ヘッドレスト部4の枕基台42がガイド溝の曲線形状に応じて傾倒し、回動することになる(図1(d)、(f)や図2(b)、(e)も参照のこと)。
本実施形態では、ヘッドレスト部4の回動と背凭れ部3の伸縮を連動させ、ヘッドレスト部4の傾きと被施術者の後頭部の傾きとが揃ったまま、ヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させる第2制御装置(連動手段)を備える。すなわち、第2制御装置は、連結部6内で構築されたヘッドレスト回動用アクチュエータの動作と、背凭れ部3内の直線移動用アクチュエータの動作とを連動させる機能を有する。そして、ヘッドレスト部4の傾きと被施術者の後頭部の傾きとを揃えたまま、被施術者の眼耳平面を装置制御によって水平に設定することが可能となる(図1(f)、図2(e)参照)。
このとき、移動量センサが検知したリフトアップ量が背凭れ部3内部の第1制御装置におけるズレ抑制手段調整部に伝達され、医療用椅子10では、起伏用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとが連動する動作量がリフトアップ量に基づいて調整される。リフトアップ量が大きくなれば、リクライニング運動に伴うヘッドレスト部4(枕体41)の移動量が、リフトアップしない場合に比べて大きくなるので、2つのアクチュエータが連動して動くその動作量も大きくなる。これに対応するための調整を、移動量センサが検知したリフトアップ量に基づいて行う。同様に、移動量センサが検知したリフトアップ量が第2制御装置における連動手段調整部に伝達され、医療用椅子10では、ヘッドレスト回動用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとが連動する動作量がリフトアップ量に基づいて調整される。リフトアップ量が大きくなれば、被施術者の眼耳平面を水平に設定するためのヘッドレスト部4(枕体41)の移動量が、リフトアップしない場合に比べて大きくなるので、2つのアクチュエータが連動して動くその動作量も大きくなる。これに対応するための調整をリフトアップ量に基づいて行うからである。
以下、実施例として、本発明に係る医療用椅子を利用する利用者が、背筋を伸ばすことのできる通常の被施術者である場合(実施例1)及び、背筋を伸ばすことのできない円背の被施術者である場合(実施例2)を示し、それぞれ場合の一連の動作を説明する。
(実施例1)
実施例1では、利用者である被施術者が背筋を伸ばすことのできる通常の被施術者である場合の医療用椅子の動作を示す。図1に基づいて説明する。
まず、図1(a)に示すような背凭れ部3が起立状態の医療用椅子10の着座部2に、被施術者を着座させる。続いて、図1(b)のように背凭れ部3の内部の直線移動用アクチュエータを使ってヘッドレスト部4を、被施術者の座高に合わせて、その頭部に位置するように設定する。
次に、図1(c)〜図1(e)に示すように、ヘッドレスト部4を、その回動機構により被施術者の後頭部を中心として回動させる。併せて、第2制御装置を作動し、連結部6内のヘッドレスト回動用アクチュエータの動作と背凭れ部3内の直線移動用アクチュエータの動作とを連動させる。これにより、ヘッドレスト部4の傾きと被施術者の後頭部の傾きとが揃ったまま、ヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させることができる。
さらに、上述のようにヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させるとともに、起伏用アクチュエータによって背凭れ部3をリクライニング運動させる。このとき、第1制御装置を作動し、背凭れ部3内部の起伏用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとを連動させて、背凭れ部3の傾斜角度に応じて背凭れ部3の長さを調整する。これにより、ヘッドレスト部4の設定位置と被施術者の後頭部の位置との間に生じるズレを抑制するようにする。このように本発明は、ヘッドレスト部4の傾きと被施術者の後頭部の傾きとが揃ったまま、ヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させることができ、かつ、ヘッドレスト部4の設定位置と被施術者の後頭部の位置との間のズレを抑制することができる。
最後に、図1(f)に示すように、リクライニング運動によって背凭れ部3が略水平状態となったとき、再び第2制御装置を作動させる。そして、ヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させて、被施術者の眼耳平面を装置制御によって水平に設定する。被施術者の眼耳平面が水平になることで、最終的な施術ポジションが決まる。
(実施例2)
実施例2では、背筋を伸ばすことのできない円背の被施術者である場合の医療用椅子の動作を示す。図2に基づいて説明する。実施例2において、医療用椅子10の着座部2に被施術者を着座させること、並びに、ヘッドレスト部4を被施術者の座高に合わせてその頭部に位置するように設定するのは実施例1と同様の操作でよい。
図2(a)に示すように、ヘッドレスト部4のリフトアップ機構により、枕基台42から枕体41を支軸43のスライド動作でリフトアップすることで、被施術者が円背であっても、その後頭部に枕体41を接触可能とする。さらに、適宜の高さにリフトアップしたら、支軸43に設けた凹部43aと、枕基台42の穴42Aに設けた凸部とを通じ、支軸43のスライド動作を停止する。この状態で、適宜の高さにリフトアップしたらピン44を押すとともに、第1スプリング45及び第2スプリング46による付勢を通じて、その先端を支軸43に当接させ、停止した支軸43のスライド動作が、その状態で維持されるようにする。また、枕体41が枕基台42からリフトアップした距離であるリフトアップ量を移動量センサで検知する。
この状態で、実施例1と同様にヘッドレスト部4を、その回動機構により被施術者の後頭部を中心として回動させる。同時に第2制御装置を作動させ、ヘッドレスト回動用アクチュエータの動作と背凭れ部3内の直線移動用アクチュエータの動作とを連動させる。さらに、起伏用アクチュエータによって背凭れ部3をリクライニング運動させる。第1制御装置を作動し、起伏用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとを連動させて、背凭れ部3の傾斜角度に応じて背凭れ部3の長さを調整する。
このとき、図2(b)〜図2(d)に示すように、ヘッドレスト部4の枕体41が枕基台42からリフトアップしているので、移動量センサが検知したリフトアップ量に基づいて、第1制御装置による起伏用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとが連動する動作量を調整する。同様に、移動量センサが検知したリフトアップ量に基づいて、第2制御装置によるヘッドレスト回動用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとが連動する動作量も調整する。これにより、被施術者が円背であっても、ヘッドレスト部4の傾きと被施術者の後頭部の傾きとが揃った状態のまま、ヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させることができる。かつ、ヘッドレスト部4の設定位置と被施術者の後頭部の位置との間のズレが抑制することができるようになる。
最後に、図2(e)に示すように、リクライニング運動によって背凭れ部3が略水平状態となったとき、再び第2制御装置を作動させる。このときも移動量センサが検知したリフトアップ量に基づいて、第2制御装置によるヘッドレスト回動用アクチュエータと直線移動用アクチュエータとが連動して動く動作量を調整する。そして、ヘッドレスト部4の設定位置と被施術者の後頭部の位置との間のズレを抑制しつつ、ヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させて、被施術者の眼耳平面を装置制御によって水平に設定する。被施術者の眼耳平面が水平になることで、最終的な施術ポジションが決まる。
したがって、本発明では、第1制御装置を作動し、2つのアクチュエータを連動させて、背凭れ部3の傾斜角度に応じて背凭れ部3の長さを調整し、ヘッドレスト部4の設定位置と被施術者の後頭部の位置との間に生じるズレを抑制することができる。これにより利用者の不快感を抑制することができ、自然な姿勢で起伏することができて施術に伴う身体的負担が軽減される。
さらに、第2制御装置を作動し、2つのアクチュエータを連動させて、ヘッドレスト部4の傾きと被施術者の後頭部の傾きとが揃った状態のままで、ヘッドレスト部4を被施術者の後頭部を中心として回動させることができる。これにより、ヘッドレスト部4の大きな移動が抑制され、利用者の頭部が大きく移動することを防止することができる。ヘッドレスト部4は被施術者の後頭部(特に、頸椎)を中心として回動するので、利用者の頭部を自然な姿勢で傾倒させることができ、身体的負担を軽減することができる。
特に、本発明では、ヘッドレスト部4のリフトアップ機構によって円背の被施術者にも適用できる。その際、移動量センサが検知したリフトアップ量に基づいて、第1制御装置及び第2制御装置が制御するアクチュエータの連動動作量を調整するので、円背の被施術者であっても、背筋を伸ばすことのできる被施術者が得られるのと同様な効果を得ることができる。
ここで、本発明は、図5(a)及び図5(b)に示すように、背凭れ部3の背凭れ本体31が、その長手方向に直線移動体32に沿って移動可能な構成とすることができる。これにより、例えば、被施術者がかなりの長身であっても、背凭れ本体31を被施術者にとって適切な位置に設定することができ、被施術者の身体的負担を軽減することができる。
以上、本発明の一実施形態を例示して説明したが、本発明は、特許請求の範囲に記載された事項を逸脱することがなければ、種々の設計変更を行うことが可能である。まず、本発明は、眼科や歯科での治療や手術、その他の診療科で利用できるほか、例えば、介護、福祉に係る分野、理美容に係る分野等にも適用することができ、その適用される各技術分野において有用性を有している。
また、例えば、着座部を昇降させるアクチュエータと、背凭れ部を起伏させるアクチュエータ、背凭れ部を伸縮させるアクチュエータと、ヘッドレスト部を回動させるアクチュエータを、例えば、すべて電動アクチュエータで構成する。そうすると、コントローラによって施術者自らがアクチュエータの制御を容易且つ正確に実行することができる。アクチュエータ同士を高精度に連動させることも可能となる。
さらに、ヘッドレスト部の回動と着座部の昇降動作とを連動させれば、ヘッドレスト部の傾倒前後を通じて、被施術者の頭部の高さを一定にすることができる。そうすると、本発明の医療用椅子において、横たわった状態の被施術者の頭部と周辺の医療機器との間隔を一定に保つことができ、検査や治療等の作業を容易化することができる。このほか、枕体がリフトアップする距離であるリフトアップ量が決まっている場合等には、移動量センサを不要にして本発明を構成することができる。決まったリフトアップ量を定数として捉えることにより、第1制御装置及び第2制御装置が制御するアクチュエータの連動動作量も決めることができるからである。
10・医療用椅子(本発明)
1・・・基台部
11・・・下側ケーシング
12・・・カバー
13・・・回転軸
2・・・着座部
3・・・背凭れ部
31・・・背凭れ本体
32・・・直線移動体
4・・・ヘッドレスト部
41・・・枕体
42・・・枕基台
421・・板材
42A・・・穴
42a・・・凸部
42B・・・第2穴
43・・・支軸
43a・・・凹部
44・・・ピン
44a・・・突部
45・・・第1スプリング
46・・・第2スプリング
5・・・肘掛け
6・・・連結部

Claims (9)

  1. 利用者が着座する着座部、前記利用者が凭れる背凭れ部及び、前記利用者の後頭部を支持するヘッドレスト部を備え、前記背凭れ部のリクライニング運動により着座姿勢又は横たわった姿勢となる前記利用者を支持可能な医療用椅子であって、
    前記背凭れ部の長手方向に前記ヘッドレスト部を直線移動させる直線駆動体を備えた直線移動機構と、
    前記ヘッドレスト部を回動させる回動駆動体を備えた回動機構とを有し、
    前記直線駆動体と前記回動駆動体とが別個独立した駆動体であり、かつ、
    前記リクライニング運動によって前記背凭れ部が傾いていく角度の変化に応じ、前記ヘッドレスト部の設定位置と前記利用者の後頭部の位置との間に生じるズレを、前記直線移動機構による前記ヘッドレスト部の直線移動によって抑制するように制御するズレ抑制手段、及び、
    前記ヘッドレスト部の傾きと前記利用者の後頭部の傾きとが揃った状態のまま、前記ヘッドレスト部が前記利用者の後頭部を中心として回動するように、前記直線移動機構による直線移動と前記回動機構による回動とを連動させる連動手段を備えている、
    ことを特徴とする医療用椅子。
  2. 前記ヘッドレスト部は、前記利用者の後頭部に接触する枕体と、この枕体を支持する枕基台と、前記枕体が前記枕基台からリフトアップするリフトアップ機構とを備えて構成されている、
    ことを特徴とする請求項1に記載の医療用椅子。
  3. 前記リフトアップ機構は、支軸のスライド動作により、前記枕基台に対して前記枕体がリフトアップする、
    ことを特徴とする請求項2に記載の医療用椅子。
  4. 前記支軸に凹部を、前記枕基台に凸部を設け、この凹凸を通じて前記枕体の位置が固定可能である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の医療用椅子。
  5. 前記ヘッドレスト部は、前記支軸の前記スライド動作を付勢手段によって停止可能とするロック機構を備えている、
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の医療用椅子。
  6. 前記リフトアップ機構は、前記枕体が前記枕基台からリフトアップした距離であるリフトアップ量を検知する移動量センサを備えている、
    ことを特徴とする請求項2から請求項5までの何れか1項に記載の医療用椅子。
  7. 前記移動量センサが検知したリフトアップ量に応じ、前記ズレ抑制手段の動作を調整するズレ抑制手段調整部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項6に記載の医療用椅子。
  8. 前記移動量センサが検知したリフトアップ量に応じ、前記連動手段の動作を調整する連動手段調整部が設けられている、
    ことを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の医療用椅子。
  9. 前記背凭れ部が、その長手方向に移動可能である、
    ことを特徴とする請求項1から請求項8までの何れか1項に記載の医療用椅子。
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