JP5694853B2 - ヘッドレストを備える椅子 - Google Patents
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Description
そして、本発明は、さらに、ヘッドレストの倣い傾動(すなわち、着座者の頭部の解剖学的な傾動に倣った傾動)の設定の容易化を図ることを目的とする。
本発明は、さらに、頭部の位置ズレを抑制するためのヘッドレストの初期の位置決めの容易化を図り、または、ヘッドレストまたはバックレストの所望の位置への移動の容易化を図り、以てヘッドレストを備える椅子の使い勝手を良好にすることを目的とする。
本発明は、さらに、バックレスト内に支持装置が収納される椅子において、椅子のバックレストを厚さ方向で小型化しながら、ヘッドレストの傾動範囲の拡大が容易な支持装置を提供することを目的とする。
これによれば、制御装置が制御する支持装置は、頭部の解剖学的な傾動に沿った傾動である倣い傾動を行うようにヘッドレストを駆動するので、ヘッドレストが傾動するときに、ヘッドレストに対する頭部の位置ズレを抑制できる。
また、着座者の姿勢を着座姿勢と仰臥姿勢との間で変えるためにバックレストが傾動する過程でヘッドレストがバックレストと共に傾動するとき、ヘッドレストは、着座姿勢と仰臥姿勢との間で姿勢を変える過程での解剖学的な頭部の傾動に沿って傾動する。この結果、着座者の頸椎に負担をかけることなく、着座者を、着座姿勢での自然な状態から仰臥姿勢での自然な状態に誘導することができる。
これによれば、ヘッドレストの倣い傾動は、人の頭部が解剖学的に傾動するときの、該人の頭部の解剖学的な傾動を反映しているので、ヘッドレストの傾動時における着座者の頭部の位置ズレを効果的に抑制することができる。
これによれば、倣い傾動を設定する際に指標となる人の頭部の所定部位が盆の窪であることにより、着座者の盆の窪およびその付近の領域である盆の窪領域は、ヘッドレストに対する頭部の位置ズレが少ない部位になる。そして、盆の窪領域は、頭部において判別しやすい部位であることから、盆の窪領域内での部位とヘッドレストとが接触していることの確認が容易になって、着座者に対するヘッドレストの初期の位置決めが容易になり、ヘッドレストを備える椅子の使い勝手が良好になる。
これによれば、ヘッドレストの傾動範囲を規定する案内部および被案内部は、ステーの移動経路の径方向外方に配置されるので、案内部および被案内部がステーの移動経路の径方向内方に位置する場合に比べて、被案内部の移動範囲を大きくできて、ヘッドレストの傾動範囲の拡大が容易な支持装置が得られる。
しかも、被案内部とステーの移動経路とが径方向で隣接して配置されるので、バックレストの厚さ方向で案内部および被案内部とステーとをコンパクトに配置することができて、支持装置を収納するバックレストを厚さ方向で小型化できる。
これによれば、首の長さや身長などの身体的特徴が大きく異なる着座者に対しても、昇降機構によりヘッドレストを昇降させてその位置を調整することで、ヘッドレストの倣い傾動による頭部の位置ズレ抑制に関して良好な効果が得られる。
これによれば、位置設定スイッチおよび位置操作スイッチにより、ヘッドレストまたはバックレストの位置を簡単に所望の位置に設定することができて、ヘッドレストを備える椅子の使い勝手が良好になる。
また、本発明によれば、頭部の位置ズレを抑制するためのヘッドレストの初期の位置決めの容易化、および、ヘッドレストまたはバックレストの所望の位置への移動の容易化が可能になって、ヘッドレストを備える椅子の使い勝手を良好することができる。
さらに、本発明によれば、支持装置がバックレスト内に収納される椅子において、椅子のバックレストを厚さ方向で小型化しながら、ヘッドレストの傾動範囲の拡大が容易な支持装置を得ることができる。
図1を参照すると、本発明の実施形態に係る椅子1は、医療用椅子として歯科診療に使用される歯科用椅子であり、台座2と、該台座2に支持されると共に人が着座する座部3と、台座2に支持されると共に座部3に着座した人としての患者(以下、「着座者P」という。)の背部を支えるバックレスト4と、バックレスト4に支持されると共に着座者Pの頭部Paを支えるヘッドレスト5と、着座者Pの脚部を支えるレッグレスト6と、バックレスト4に対してヘッドレスト5を傾動可能に支持する支持装置7(図2も参照)と、座部3に対してバックレスト4を傾動可能に支持するバックレスト用傾動機構8(図1に模式的に示されている。)と、座部3の高さを調整する高さ調整機構9(図1に模式的に示されている。)と、支持装置7、傾動機構8および高さ調整機構9を制御する制御装置40と、操作者(例えば、医師)により操作されて座部3、バックレスト4およびヘッドレスト5の位置を設定するための操作部Sとを備える。
ここで、高さ調整機構9、傾動機構8および支持装置7は、座部3、バックレスト4およびヘッドレスト5を駆動する駆動装置を構成する。
着座位置では、頭部Paが接触する凹状の支持面5a(図4,図7参照)を有するヘッドレスト5は、バックレスト4よりも前方に位置する。また、診療姿勢では、着座者Pは、顎を突き上げた開口状態を、楽にとることができる。
各リンク19の全体は、前記傾動範囲において、側面視で、ほぼ、各支持フレーム21a内のみで移動し、支持フレーム21a外にほとんど突出しないので、着座位置にある椅子1の前後方向でのバックレスト4の厚みが、傾動機構10に起因して大きくなることが防止される。
支持部材21は、1対の支持フレーム21aと、1対の支持フレーム21aの間に配置された案内部材12、被案内部材13および伝達機構15を背後から覆うカバー(図示されず)とを備える。1対の支持フレーム21aは、左右方向で1対のリンク19および1対の被案内部材13を挟んで配置される。
各支持フレーム21a、各ネジ棒25および各案内ロッド26は、延伸方向に平行に配置される。
前記盆の窪領域は頭部Paにおいて判別しやすい部位であることから、該盆の窪領域内での前記接触部位Pcがヘッドレスト5と接触していることの確認は、椅子1の位置調整を行う操作者(例えば、医師)にとって容易である。
図1,図6に示されるように、着座者Pが着座姿勢(図1参照)から仰臥姿勢(図6参照)まで姿勢を変える過程において、頭部Paは着座者Pの後側に傾動する。
一方、図5を参照すると、一般に、人Hがその頭部Haを後側または前側に傾動させるとき、該頭部Haの傾動が外部の物体(例えば、ヘッドレスト付き椅子に着座しているときの該ヘッドレスト)により妨げられない状態(以下、「自然状態」という。)のときには、頸椎30に支えられた頭部Haは、頸椎30が後側または前側に湾曲することに伴って、後側または前側に傾動する。
以下、前記自然状態での人H(着座者Pも含まれる。)の頭部Ha(頭部Paも含まれる。)のこの傾動を頭部Haおよび頭部Paの「解剖学的な傾動」という。
ここで、前記所定部位は、着座者P(図1参照)の頭部Paの接触部位Pcに相当する部位であり、盆の窪Hbは、盆の窪Pb(図7参照)に相当する部位である。
したがって、前記倣い傾動は、人Hの頭部Haが解剖学的に傾動するときの該頭部Haの所定部位の移動軌跡に基づいて設定される運動である。
ここで、「倣う」には、解剖学的な傾動に「ほぼ倣う」または「近似的に倣う」ことが含まれる。
なお、人Hの頭部Ha(図5参照)の解剖学的な傾動は、人Hが起立している場合および着座している場合で、ほぼ同様の動きになるが、本発明においては、倣い傾動が、着座している人における頭部Haの解剖学的な傾動の移動軌跡に基づいて設定される方が好ましい。
したがって、この普通人に該当しない人に対しては、距離Dを115mm〜140mmの範囲以外の値に設定することにより、本発明が適用されることになる。
また、仮想中心Chは、頸椎30(図5参照)を構成する第1〜第7頸椎31〜37のうちの、第2〜第6頸椎32〜36またはその近傍に位置し、そのうち第3頸椎33またはその近傍に位置することがある。
制御部41は、位置検出手段43および操作部Sから入力される信号に基づいて各電動モータ14,22(図2参照)を駆動する駆動制御手段を備える。
位置検出手段43は、バックレスト4の傾動位置を検出する傾動位置検出手段44と、ヘッドレスト5の傾動位置を検出する傾動位置検出手段45と、ヘッドレスト5の昇降位置を検出する昇降位置検出手段46とを含む。各位置検出手段44〜46は、例えば、ロータリエンコーダ、リニアエンコーダまたはホール素子を利用した磁気センサにより構成される。
位置操作スイッチ50は、椅子1を導入位置および退出位置である初期位置に戻すために操作される初期位置スイッチ51と、初期位置にある座部3の高さを調整するための座部調整スイッチ52と、初期位置にあるバックレスト4の傾動位置を調整するためのバックレスト調整スイッチ53と、着座者Pがうがいをする際にバックレスト4およびヘッドレスト5をうがい位置(この実施形態では、着座位置である。)に移動させるうがい位置スイッチ54と、うがいが終了したときにバックレスト4およびヘッドレスト5を元の診療位置に戻すための診療戻りスイッチ55とを含む。この実施形態では、うがい位置スイッチ54および診療戻りスイッチ55は、1つの2位置スイッチにより構成される。
また、連動選択スイッチ63によりバックレスト4およびヘッドレスト5の非連動が選択されたとき、バックレスト4およびヘッドレスト5の互いに独立した傾動が可能になる。
バックレスト4に対してヘッドレスト5を傾動させる傾動機構10を制御する制御装置40を備え椅子1において、制御装置40は、着座者Pの頭部Paの解剖学的な傾動に倣う倣い傾動をヘッドレスト5に行わせるように、傾動機構10を制御する。
この構造により、制御装置40に制御された支持装置7の傾動機構10が、倣い傾動を行うようにヘッドレスト5を駆動するので、ヘッドレスト5が傾動するときに、ヘッドレスト5に対する頭部Paの位置ズレを抑制できる。
これにより、着座者Pの姿勢を着座姿勢と仰臥姿勢との間で変えるためにバックレスト4が傾動する過程でヘッドレスト5がバックレスト4と共に傾動するとき、ヘッドレスト5は、着座姿勢と仰臥姿勢との間で姿勢を変える過程での解剖学的な頭部Paの傾動に沿って傾動する。この結果、着座者Pの頸椎30に負担をかけることなく、着座者Pを、着座姿勢での自然な状態から仰臥姿勢での自然な状態に誘導することができる。
これにより、ヘッドレスト5の倣い傾動は、人Hの頭部Hが解剖学的に傾動するときの、該人Hの頭部Haの解剖学的な傾動を反映しているので、ヘッドレスト5の傾動時における着座者Pの頭部Paの位置ズレを効果的に抑制することができる。
この構造により、ヘッドレスト5の傾動範囲を規定する案内部材12および被案内部材13は、ステー11の移動経路の径方向外方に配置されるので、案内部材12および被案内部材13がステー11の移動経路の径方向内方に位置する場合に比べて、被案内部材13の移動範囲を大きくできる。この結果、バックレスト4内に支持装置7が収納される椅子1において、ヘッドレスト5の傾動範囲の拡大が容易な傾動機構10が得られる。
しかも、被案内部材13とステー11の移動経路とが径方向で隣接して配置されるので、バックレスト4の厚さ方向で案内部材12および被案内部材13とステー11とをコンパクトに配置することができて、傾動機構10を備える支持装置7を収納するバックレスト4を厚さ方向で小型化できる。
この構造により、着座位置設定スイッチ61および診療位置設定スイッチ62およびうがい位置スイッチ54および診療戻りスイッチ55で、ヘッドレスト5およびバックレスト4の位置を簡単に所望の位置に設定することができて、ヘッドレスト5を備える椅子1の使い勝手が良好になる。
前記実施形態では、昇降機構20は制御装置40により制御されて、着座位置が設定されたが、制御装置40によることなく、操作者のマニュアル操作により着座位置が設定され、その後、制御装置40が、倣い傾動をヘッドレスト5に行わせるように、傾動機構10の電動モータ14を制御してもよい。
ヘッドレスト5およびバックレスト4が連動して運動することなく、互いに独立に運動してもよい。したがって、バックレスト4が固定された状態にあるとき、ヘッドレスト5のみが傾動するものであってもよい。
仮想回動中心Cを設定するときの人Hの頭部Haの所定部位は、盆の窪Hb以外の部位であってもよい。この場合、前記盆の窪領域に相当する部位は、頭部Haの解剖学的な傾動において盆の窪Hbに近似した動きをすることから、前記所定部位として、より好ましい。
人Hの頭部Haの前記所定部位によっては、頭部Haの解剖学的な傾動時の該所定部位が、1つの仮想回動中心Cを中心とする円弧R上に位置せずに、複数の円弧を含む複合曲線上または1以上の直線および1以上の円弧を含む複合曲線上に位置することがある。この場合、倣い傾動は、1つの仮想回動中心Cおよび一定の距離Dを中心とする円弧運動以外の運動、例えば、距離Dおよび仮想回動中心Cの位置の少なくとも一方が変化する複数の円弧運動を含む複合運動(例えば、楕円の一部である円弧運動)であってもよく、また、1以上の直線運動および1以上の円弧運動を含む複合運動であってもよい。このような複合運動は、ヘッドレスト用傾動機構の案内部(例えば、カム溝)の構造、または、該案内部と昇降機構との組合せにより実現可能である。
椅子1には、座部調整スイッチ52、バックレスト調整スイッチ53、うがい位置スイッチ54および診療戻りスイッチ55のいずれか1つまたは複数が設けられてもよく、また着座位置設定スイッチ61および診療位置設定スイッチ62のいずれか1つが設けられてもよく、さらに着座位置設定スイッチ61または診療位置設定スイッチ62は、ヘッドレスト5およびバックレスト4のいずれかの位置を設定するものでもよい。
本発明に係る椅子は、医療用以外の椅子であってもよい。
図8は、本実施例を説明するための図であり、傾動時の所定部位が直線運動と円弧運動を組み合わせた運動をする場合の椅子の傾動機構の構成を示す断面図である。図9は、本実施例に係る直線移動の長さを説明するための概念図であり、バックレストを着座姿勢(図1参照)から仰臥姿勢(図7参照)まで傾動させる場合におけるヘッドレストと頭部とのずれを説明するための概念図である。
かかる構成により、ローラ13aは直線部12a1′と円弧部12a2′に沿って移動するため、ヘッドレスト5は、バックレスト4(図1参照)に対して、直線部12a1′に沿って下方(バックレスト4に沿う方向)に直線移動してから、円弧部12a2′に沿って仮想回動中心Cを中心として円弧移動する。
なお、図9では、説明の便宜上、ずれδを誇張して表現したが、バックレスト4の回転中心C4と着座者Pの腰の回転中心CPとを合わせるように歯科用椅子1(図1参照)を構成してもよい。
したがって、本実施例ではヘッドレスト5を直線移動および円弧移動させたが、同様にして必要とする盆の窪Pbの軌跡に倣って、支持フレーム21a′に形成されたカム溝12a′の形状を直線や種々の曲線で組み合わせて適宜設定することで、ヘッドレスト5に対する着座者Pの頭部Paの位置ずれを確実に抑制することができる。
4 バックレスト
5 ヘッドレスト
7 支持装置
8,10 傾動機構
20 昇降機構
30 頸椎
40 制御装置
50 位置操作スイッチ
60 位置設定スイッチ
S 操作部
P 着座者
Pa 頭部
Pb 盆の窪
Pc 接触部位
H 人
Ha 頭部
Hb 盆の窪
C 仮想回動中心
A 接触部
Claims (6)
- 座部に着座した着座者の背部を支えるバックレストと、前記着座者の頭部を支えるヘッドレストと、前記ヘッドレストを傾動可能に支持すると共に前記バックレストに対して前記ヘッドレストを傾動させる支持装置と、前記支持装置を制御する制御装置とを備える椅子において、
前記バックレストは傾動可能であり、
前記ヘッドレストは、傾動する前記バックレストに連動して傾動し、
前記制御装置は、前記着座者が着座姿勢と仰臥姿勢との間で姿勢を変える過程で、前記頭部の解剖学的な傾動に倣う倣い傾動を前記ヘッドレストに行わせるように、前記支持装置を制御し、
前記倣い傾動は、前記着座者の頭部が前記ヘッドレストで支持したまま前記バックレストに対して当該バックレストに沿う方向に直線上を下方に移動する直線移動と、所定の仮想回動中心を中心とする円弧移動と、を含み、
前記支持装置は、前記ヘッドレストと一体化されて当該ヘッドレストを支持するステーと、
前記バックレストに配設された支持フレームと、
この支持フレームに設けられたカム溝と、
このカム溝に係合するように前記ステーに配設されたローラと、を有し、
前記カム溝は、前記ローラが前記直線移動する直線部と、前記ローラが前記円弧移動する円弧部と、を備えたことを特徴とする椅子。 - 前記倣い傾動は、人の頭部が解剖学的に傾動するときの前記人の頭部の所定部位の移動軌跡に基づいて設定される運動であり、
前記所定部位は、前記着座者の前記頭部における前記ヘッドレストとの接触部位に相当する部位であることを特徴とする請求項1記載の椅子。 - 前記所定部位は盆の窪であることを特徴とする請求項2記載の椅子。
- 前記支持装置は前記バックレスト内に収納され、
前記支持装置は、前記ヘッドレストを支持する前記ステーに固定された被案内部と、前記被案内部が円弧運動を含む前記倣い傾動をするように前記被案内部を案内する案内部と、アクチュエータにより駆動されて前記バックレストに沿って移動する被動部材と、前記被案内部および前記被動部材とを連結する1つのリンク体とを備え、
前記被案内部は、前記ステーの移動経路よりも径方向外方に前記移動経路に隣接して位置することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の椅子。 - 前記支持装置は、前記ヘッドレストを前記バックレストに対して昇降させる昇降機構を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項記載の椅子。
- 前記バックレストを傾動させると共に前記制御装置により制御されるバックレスト用傾動機構と、前記ヘッドレストおよび前記バックレストのうちの少なくとも1つの部材の位置を設定位置として前記制御装置に記憶させる位置設定スイッチと、位置操作スイッチとを備え、
前記制御装置は、前記位置操作スイッチの操作に基づいて、前記少なくとも1つの部材を前記設定位置に移動させるように、前記支持装置および前記バックレスト用傾動機構を制御することを特徴とする請求項1から5のいずれか1項記載の椅子。
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