JPH05128Y2 - - Google Patents

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JPH05128Y2
JPH05128Y2 JP1989121415U JP12141589U JPH05128Y2 JP H05128 Y2 JPH05128 Y2 JP H05128Y2 JP 1989121415 U JP1989121415 U JP 1989121415U JP 12141589 U JP12141589 U JP 12141589U JP H05128 Y2 JPH05128 Y2 JP H05128Y2
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  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案はポツトの吐出量規制装置、詳しくは電
動注出ポツトでの吐出量規制装置に関するもので
ある。
(従来の技術) 家庭用の各種ポツト類において、内容液を注出
する電動ポンプを備えたものが提供されている。
このものはスイツチ操作で電動ポンプを働かせる
ことによつて内容液を簡単に注出することができ
る。
(考案が解決しようとする課題) ところで内容液を適量注出して使用するのに、
そのときの吐出量を容器への注出液の溜り量合、
内容液の減り具合と言つたことを観察しながら吐
出量を推測し、適当なところで注出を止めること
によつて吐出量の調節を行うのが普通である。
しかし吐出量の正確な判定は難しいし、例え吐
出量が正しく判定されても、所定吐出量の時点で
内容液の注出を正しく停止するには時機を逸した
り、早期に過ぎたりすることが多々あり、吐出量
の過不足を招いて問題となる。このため内容液の
再注出や吐出液の放流と言つた厄介な調整を行わ
なければならない不便がある。
特に電動ポンプの場合は吐出量を最終的に調節
するには、注出スイツチのオン、オフのみによる
注出調整となるので、手動ポンプの場合のように
吐出状態を弱めて吐出量を微妙に調節するような
ことは困難である。
また実開昭62−117917号公報に記載の考案のよ
うに、内容液の注出状態およびこれに伴う吐出量
をソフト上の演算により検出するのでは、制御が
複雑になつて高価につくし、電磁ポンプのオン操
作と内容液が注出される時点とに差があり、特に
内容液をポンプからの圧縮空気により加圧して押
し出し注出する方式のものでは、内容液の量に応
じて注出開始時点が異なり、吐出量を正確に検出
するのは困難で、吐出量を正しく規制することは
できない。
そこで本考案は、電動注出するポツトにおい
て、内容液の吐出量を正確に判定し、これに基き
吐出量を自動的に正しく規制して前記のような問
題を解消することができる簡単な構造のポツトの
吐出量規制装置を提供することを課題とするもの
である。
(課題を解決するための手段) 本考案は前記のような課題を解決するため、内
容液を注出する電動ポンプと、器体の底部から立
ち上がつて注出内容液を上部に案内する注出路と
を備えたポツトの吐出量規制装置において、前記
注出路を通じた内容液の注出に伴い液位が通常最
上位よりも上昇する通液路にフロートを設けると
ともに、このフロートが前記通常最上位よりも上
位にあることを検出する検出手段と、この検出手
段からの検出信号の持続時間の経過によつて吐出
量を判定する判定手段と、この判定手段の判定結
果が所定の吐出量に達したとき電動ポンプを停止
させる吐出量規制手段とを設けたことを特徴とす
る。
(作用) 電動ポンプによつて内容液が注出路を通じて注
出されるとき、通常液位よりも液位が上昇する通
液路においてフロートが通常液位よりも上昇し、
これが内容液の注出が行われている間持続する
が、この内容液の注出状態の持続をこれに伴うフ
ロートの前記上昇によつて直接検出手段により検
出することができ、検出手段からの検出信号が持
続している間の時間によつて判定手段が吐出量を
判定し、判定結果が所定の吐出量に達したとき吐
出量規制手段が働いて電動ポンプを停止させ、内
容液の注出を所定の吐出量に自動的に規制するこ
とができる。
(実施例) 第1図〜第3図に示す本考案の第1の実施例に
ついて説明する。第1図は本考案が適用された電
気ポツトを示しており、外装ケース1内にヒータ
2を底部に持つた内容器3を収容し、それらをそ
の口部どうしで肩部材4により、また底部どうし
で底部材5によりそれぞれ連結して器体6を形成
している。
底部材5の下には器体6を回転可能に受ける回
転基盤7が設けられている。
内容器3の底部には内容液8を注出するための
注出路9が接続されている。注出路9は内容器3
との接続部から少し下がつたところの直流電動ポ
ンプ10を経て上方へ立上がり、肩部材4の前部
に形成されている嘴状部4a内に設けられた吐出
口ユニツト11に接続されてその吐出口12に通
じている。吐出口ユニツト11内には転倒時止水
弁13が設けられると共に、吐出口12は器体6
の前部に吐出口ユニツト11を覆うように設けら
れたパイプカバー14の底部の注液ガイド15に
隙間をもつて挿入され、吐出液が一旦大気へ開放
された後注液ガイド15に案内されて静かに自然
流下する状態で注液されるようにしている。
注出路9の立上がり部は内容液の注出によつて
液位が満杯液位である通常最上位よりも上昇する
通液路をなしており、この立ち上がり部が透明な
液量表示管16とされると共にフロート17を収
容し、このフロート17の内容液の液位に応じた
上下動が、外装ケース1の前面に設けられた液量
表示窓18を通じ外部から視認できるようにして
ある。
器体6の上端には蓋21が設けられ、肩部材4
の後部の軸受22に軸23によつて開閉および着
脱可能に支持されている。蓋21には内面側に内
容器2の口部を閉じる内蓋24が設けられ、また
外面側にはポンプ10を作動させる注出操作部材
25が設けられている。さらに内蓋24と蓋21
との間には内容器2から蓋21の外部に抜ける蒸
気抜き通路26も設けられている。
操作部材25は肩部材4の嘴状部4aの上面に
保護カバーを介し臨むポンプ作動スイツチ30と
対向するスイツチ操作部25aを持ち、かつ蓋2
1の上面で操作されるストツパ31の矢印方向の
スライドによつて押下げ操作を阻止されたり、阻
止を解除されたりするようになつている。
蒸気抜き通路26にはその2箇所に転倒時止水
弁32,33が設けられている。また外装ケース
1の前面の液量表示窓18の下に再沸騰スイツチ
34が外面からの操作が可能なように設けられて
いる。
第2図はヒータ2の通電制御と、吐出量の判定
およびそれに応じた吐出量制御のためのポンプ制
御とを行う制御回路を示している。
この制御のためにマイクロコンピユータ(以下
マイコンと言う)41が用いられると共に、吐出
量検出のためにリードスイツチ42が設けられマ
イコン41に接続されている。リードスイツチ4
2は第1図に示すようにパイプカバー14内に位
置し、フロート17が内容液の注出によつて液量
表示管16における液位の前記通常最上位より上
に設定された上端に位置して設けられている通液
隔壁43まで押上げられたとき、フロート17内
のマグネツト44と対向して(第3図)オンし吐
出状態にあることを検出する。この検出状態は内
容液が注出状態である間持続し、前記検出信号は
マイコン41に入力され続けられる。
マイコン41は吐出検出状態が持続している間
の検出信号の持続時間をカウントしてそれにポン
プ10の単位時間当りの吐出量を掛け合わせるこ
とにより実際の吐出量を演算する。
一方外装ケース1の前面下部には吐出量を設定
するスイツチ45と各設定表示用のLED46〜
51が各設定吐出量180c.c.、360c.c.、540c.c.、720
c.c.、900c.c.に対応して設けられている。モータ作
動用スイツチ30、再沸騰スイツチ34、吐出量
設定スイツチ45が操作部としてマイコン41に
接続され、LED46〜51も表示部としてマイ
コン41に接続されている。またマイコン41に
は、内容器3の底部下面中央に設けられた液温セ
ンサ52、フロート17のマグネツト44との距
離の差によつて電磁作用力が異なり液量を検出す
る液量センサ53もマイコン41に接続されてい
る。
さらにヒータ1は保温ヒータ1aと湯沸しヒー
タ1bとを通電制御するためのリレーRY1,
RY2の動作回路、およびソフト側ポンプ制御回
路54が接続されている。
リレー動作回路は、各リレーRY1,RY2を
マイコン41により制御されるトランジスタTR
1,TR2によつてオン、オフするようにしてあ
る。リレーRY1,RY2はヒータ駆動回路55
の各ヒータ1a,1bと直列なリレー接点R−
1,R−2をオン、オフしてそれらを適宜な組合
わせで通電し、湯沸しとその後の保温、および保
温状態からの再沸騰とを行う。実際には湯沸し、
再沸騰は両ヒータ1a,1bの同時通電によつて
高容量加熱状態で行い、保温は保温ヒータ1aの
みを通電して例えば内容液の自然降温と釣り合う
低容量熱状態で行う。
またソフト側ポンプ制御回路54は、ポンプ駆
動回路56のポンプ10に直列なハード側ポンプ
制御回路57に作用してポンプ10をマイコン4
1の制御に従いオン、オフ制御し、設定された吐
出量の内容液が吐出された時点でポンプ10を自
動停止させる。これによつて内容液を設定した所
定の吐出量分だけ正確に注出することができる。
なお吐出量の設定スイツチ45を繰返し操作す
ると、各吐出量表示LED46〜51が順次点灯
して行き、スイツチ操作が一定時間以上停止した
ところでLEDが点灯し続け点灯LEDに対応した
吐出量が設定される。
第5図は本考案の第2の実施例を示し、内容液
の注出状態を内容液の注出によつて押上げられて
いるフロート17を一対のフオトカプラ71a,
71bで検出手し、これによつて内容液の吐出量
を第1の実施例同様に算出することができる。
(考案の効果) 本考案によれば、電動ポンプによつて内容液が
注出路を通じて注出されるとき、通常液位よりも
液位が上昇する通液路においてフロートが通常液
位よりも上昇し、これが内容液の注出が行われて
いる時間持続するが、この内容液の注出状態の持
続をこれに伴うフロートの前記上昇によつて直接
検出手段により検出し、検出手段からの検出信号
が持続している間の時間によつて判定手段が吐出
量を判定し、判定結果が所定の吐出量に達したと
き吐出量規制手段が働いて電動ポンプを停止さ
せ、内容液の注出を所定の吐出量に自動的に規制
するので、簡単な構成による内容液の注出状態と
これの持続との直接的で確実な検出に基づいて、
吐出流量を自動的に正しく規制することができる
し、安価に供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図から第4図は本考案の第1の実施例を示
し、第1図は電動ポツトの要部を断面して見た側
面図、第2図は制御回路図、第3図は吐出状態検
出部の断面図、第4図は器体一部の正面図、第5
図は本考案の第2の実施例を示す吐出状態検出部
の断面図である。 6……器体、9……注出路、10……直流電動
モータ、17……フロート、41……マイコン、
42……リードスイツチ、43……隔壁、44…
…マグネツト、45……吐出量設定スイツチ、4
6〜51……設定吐出量表示LED、71a,7
1b……フオトカプラ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内容液を注出する電動ポンプと、器体の底部か
    ら立ち上がつて注出内容液を上部に案内する注出
    路とを備えたポツトの吐出量規制装置において、 前記注出路を通じた内容液の注出に伴い液位が
    通常最上位よりも上昇する通液路にフロートを設
    けるとともに、このフロートが前記通常最上位よ
    りも上位にあることを検出する検出手段と、この
    検出手段からの検出信号の持続時間の経過によつ
    て吐出量を判定する判定手段と、この判定手段の
    判定結果が所定の吐出量に達したとき電動ポンプ
    を停止させる吐出量規制手段とを設けたことを特
    徴とするポツトの吐出量規制装置。
JP1989121415U 1989-10-16 1989-10-16 Expired - Lifetime JPH05128Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1989121415U JPH05128Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16

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JP1989121415U JPH05128Y2 (ja) 1989-10-16 1989-10-16

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JPH0362533U JPH0362533U (ja) 1991-06-19
JPH05128Y2 true JPH05128Y2 (ja) 1993-01-05

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ID=31669448

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62117917U (ja) * 1986-01-20 1987-07-27

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JPH0362533U (ja) 1991-06-19

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