JP2977995B2 - 電気ポット - Google Patents

電気ポット

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JP2977995B2
JP2977995B2 JP4119254A JP11925492A JP2977995B2 JP 2977995 B2 JP2977995 B2 JP 2977995B2 JP 4119254 A JP4119254 A JP 4119254A JP 11925492 A JP11925492 A JP 11925492A JP 2977995 B2 JP2977995 B2 JP 2977995B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は電気ポットに関し、詳し
くは1つの操作部での押動操作にて、2段階にスイッチ
操作し、電動ポンプにより内容液を注出する時の単位時
間当たりの流量を2段階に調節できる電気ポットに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】本出願人は先に、スイッチ操作部の押動
操作の程度によって、電気貯湯容器の内容液の電動ポン
プによる注出流量を無段階に調節できるスイッチ装置を
提案した。
【0003】これには、押動圧の違いによって電気抵抗
が変化する、いわゆる圧力センサーとして知られるもの
を用いるのが便利でる。
【0004】この圧力センサによって押動操作の強さの
加減に応じて内容液の注出流量を変化させることがで
き、注出し始めと注出し終わり時点にて注出流量を抑え
て注出初期の安全と、注出総量の容易な調節とを図るこ
とができる。また少量注出や大量注出にも便利である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし上記のようなス
イッチ装置では、スイッチ操作のストロークが少なく、
注出流量を調節しようとしても、押し加減が難しく、押
し足らなかったり、押し過ぎたりすることがときとして
ある。
【0006】押し過ぎは、不用意な過剰注出となり、必
要以上の内容液を注いでしまうこともある。
【0007】そこで本発明は上記のような問題を解消す
ることを課題とし、確実に操作し分けることができる段
押し機能を持ったスイッチを構造が簡単で操作しやすく
設けた電気ポットを提供することを目的とするものであ
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、内容
液を電動ポンプによって注出する注出機構と、器体の注
出口が位置する側に設けられた操作パネルの操作基板
と、この操作パネルの操作基板に、この操作基板に設け
た樹脂バネを介して弾性支持されるスイッチ操作部材
このスイッチ操作部材により操作される互いに離れ
た位置に設けられている第1、第2の各スイッチとを備
え、上記スイッチ操作部材は、長手方向の互に離れた位
置に下向きに第1のスイッチ押動突起と第2のスイッチ
押動突起とをそれぞれ形成してなり、上記第1のスイッ
チ押動突起と第1のスイッチの対向間隔(S1)を、上
記第2のスイッチ押動突起と第2のスイッチの対向間隔
(S2)よりも小さく設定し、このスイッチ操作部材の
操作部を、第1、第2の各スイッチの間で第1のスイッ
チに近い側に設けて、このスイッチ操作部材の操作部に
与えられる押動力が先に第1のスイッチに働き、この第
1のスイッチに働いた状態で再度押動すると第2のスイ
ッチを働かせる段押し機構とし、第1のスイッチだけが
働く状態と、第1、第2のスイッチが共に働く状態とで
電動ポンプの駆動速度を変える制御手段を有しているこ
とを特徴とするものである。
【0009】
【作用】請求項1の発明では、器体の注出口が位置する
前部側にて、スイッチ操作部材が押動力されるだけで、
第1、第2のスイッチを、この操作部材の操作程度に応
じて第1のスイッチの押動操作状態と、第1、第2の各
スイッチ双方の押動操作状態との2段階に確実に操作し
分けることができる。
【0010】また、操作パネルは器体の注出口が位置す
る側に設けられ、前記2段階の操作仕分けに応動した制
御手段の働きによる電動ポンプの制御で内容液の注出時
の流量が2通りに設定されるので、スイッチ操作部材と
同じ側にある注出口からの内容液の注出状態を観察しな
がら、例えば最初は小流量にて注出し、必要量に応じて
スイッチ操作部材の押し加減を強めて大流量に切換える
こと云ったことを容易にかつ確実に達成することができ
る。
【0011】特に、スイッチ操作部材と第1のスイッチ
の対向間隔(S1)を、スイッチ操作部材と第2のスイ
ッチの対向間隔(S2)よりも小さく設定したので、ス
イッチ操作部材の操作部に受ける初期押動操作力が第1
のスイッチに優先的に働くことによる第1のスイッチの
単独での押動操作が確実になる。
【0012】特に、スイッチ操作部材は、長手方向の互
に離れた位置に下向きに第1のスイッチ押動突起と第2
のスイッチ押動突起とをそれぞれ形成してなり、第1の
スイッチ押動突起と第1のスイッチの対向間隔(S 1
)を第2のスイッチ押動突起と第2のスイッチの対向
間隔(S 2)よりも小さく設定したので、スイッチ
作部材の操作部に受ける初期押動操作力が第1のスイッ
チに優先的に働くことによる第1のスイッチの単独での
押動操作が確実になる。
【0013】それと相俟って、スイッチ操作部材の操作
は、第1、第2のスイッチの間で第1のスイッチに近
い側に設けられているので、スイッチ操作部材の操作部
を従来通りに押動しても、前記第1のスイッチを先に働
かせられるので、押動操作のための特別な付帯手段がな
くても第1、第2の各スイッチ双方の押動操作状態であ
る2段階に確実に操作し分けることができる。
【0014】
【実施例】図1〜図12は本発明が適用された電気貯湯
容器の場合の一実施例を示している。
【0015】図1に示すように、内容器2を外装ケース
3内に収容して器体1を構成している。
【0016】内容器2は外装ケース3の上端に無理嵌め
した合成樹脂製の肩部材4によって上端フランジが受け
られている。
【0017】外装ケース3の下端には、合成樹脂製の底
環7が当てがわれ、この底環7と内容器2の底部とを図
示しない連結金具によって連結し、外装ケース3、内容
器2および底環7の相互を一体化している。
【0018】底環7の開口には、底蓋10が自身に設け
られている複数の爪の嵌め合わせと一箇所のビス止めに
て取り付けられている。
【0019】この底蓋10の下面外周部には、自身に設
けられた複数の爪によって回転座体9が回転可能に嵌め
付けられ、器体1を定置したとき回転座体9上で器体1
を軽く回転させられるようになっている。
【0020】内容器2の底部下面には、底面ヒータ8
a、8bが当てがわれている。この底面ヒータ8a、8
bは湯沸かしヒータと保温ヒータとであり、例えば環状
のマイカ板に線条の底面ヒータ8a、8bのそれぞれを
交互に巻付けてマイカ板間に挟み付け、ケースに収容し
たものである。
【0021】内容器2の底部下には、金具31を利用し
て遮熱板32がビス止めされ、この遮熱板32と、底面
ヒータ8a、8bの裏側との間に押さえ35を挟み込
み、これによって底面ヒータ8a、8bを内容器2の底
部下面に押し当てている。遮熱板32の一部には、電動
ポンプ11が取り付けられるようになっている。
【0022】底面ヒータ8a、8bの中央の透孔には、
内容液の温度を感知する温度センサ33が設けられ、遮
熱壁34によって底面ヒータ8a、8bから熱的に隔絶
され、底面ヒータ8a、8bの熱影響なしに内容器2の
温度を正確に検出できるようにしている。
【0023】底環7には、回路収容ボックス40が下向
きに開口して設けられており、回路収容ボックス40に
収容される回路基板41が、上方からの漏水に対して防
水されている。
【0024】この回路基板41に装備された制御回路4
2は、マイクロコンピュータ43を利用したもので、操
作基板18からの出力信号、各種センサからの検出信号
を受けて、沸騰、保温の動作制御を行うとともに、その
動作表示やタイマ設定による表示制御等を行うようにな
っている。また、電動ポンプ11の駆動も制御する制御
手段をなしている。
【0025】器体1の上端には、肩部材4がなす器体1
の口部61を施蓋する器体蓋6が設けられている。この
口部61の開口縁内周部が、テーパ65に形成されると
ともに、器体蓋6の外板64の外周縁もテーパ面65に
形成されている。
【0026】これらのテーパ面65により、器体蓋6の
閉じ状態での当接面双方が互いに整合し、肩部材4およ
び器体蓋6の外面が当接境界部67にて面一状態とな
る。この器体蓋6は、後部で肩部材4にヒンジピン68
によって開閉可能に枢着されている。この器体蓋6の枢
着は肩部材4に一体形成された軸受け69に対して行
い、器体蓋6の開き状態にてヒンジピン68を軸受け6
9から着脱できるよいうにしている。
【0027】このヒンジピン68の着脱によって器体蓋
6を着脱でき、器体1内の洗浄や、内容液の給排が容易
となる。
【0028】器体蓋6の自由端には、この器体蓋6の裏
板81の上面を進退し器体蓋6を閉じ状態に係止するロ
ック部材71が設けられている。
【0029】このロック部材71は、先端部に係止突起
72が一体形成され、後端部73に摺接面73aを設け
ている。
【0030】このばね76によりロック部材71を押圧
付勢して先端の係止突起72が肩部材4に開設された係
合孔70に弾性係合し、肩部材4に対し器体蓋6を閉じ
状態に保つ。
【0031】ロック部材71の後端部73には、操作部
79aを備えたロック解除レバー79のカム部79bが
当接している。このロック部材79は器体蓋6内の軸受
部に対し軸78によって回転自在に枢着されている。
【0032】このロック解除レバー79はロック部材7
1がばね76によって係合位置に進出しているとき、操
作部79aが器体蓋6の上面開口80において器体蓋6
の表面と面一な状態となる。
【0033】器体蓋6の裏板81の下面には、内容器2
の後部を閉じる金属製の内蓋85が当てがわれ、ビス8
3にてビス止めされている。内蓋85の外周と裏板81
との間には、内蓋85の開口縁に対向するシールパンキ
ング84が挟持されており、器体蓋6が閉じられると内
蓋85はこのシールパッキング84で内容器2の開口縁
に接し、内容器2を閉じる。
【0034】裏板81と内蓋85との間には、図3に示
すように、内容器2内で発生する蒸気を外部に逃がす蒸
気通路87が設けられている。
【0035】この蒸気通路87は内蓋85に内容器2側
への開口86を持ち、器体蓋6の後部側の上面に外部へ
の開口52を有している。
【0036】開口86にはシール部材88を介して下方
より嵌め付けられた液溜め体90が裏板81にて押さえ
付けられている。
【0037】この液溜め体90は環状で、器体1が転倒
したときに閉じる転倒時止水弁92を収容した弁室91
と、数区分した第1の領域93と、この第1の領域93
のまわりの第2の領域94からなる内容液溜まり室を形
成している。
【0038】弁室91の直ぐ下流側には、器体蓋6の上
部にまで達する広い空間を持った溜り部50が設けられ
ている。この溜り部50は、開口52に連通する下流側
への流出口51を横向きとし、かつ通路断面積を小さく
している。
【0039】またこの流出口51に対し溜り部50の形
状を器体1の前後、左右の方向と、器体蓋6の上面側と
に拡がりを持つようにするなど種々の工夫がなされてい
る。
【0040】これにより、器体1が前後、左右のいずれ
かに転倒して仮想線で示す位置に転倒時止水弁92が移
動したとき、この転倒時止水弁92によっても内容液が
止められずに蒸気通路87を通じて流出しようとすると
き、この流出しようとする内容液を溜り部50に溜め込
み、内容液が溢れでるまで下流側への流出を抑え、また
防止するようにしている。
【0041】また、液溜め体90の第1の領域93およ
び第2の領域94によって内容液の外部への流出が抑制
され、外部に流出するまでに器体1を正常な状態に戻す
時間的な余裕を充分に与えることができる。
【0042】器体蓋6を開ける際は、上面開口80に指
を入れて操作部79aを持ち上げると、ロック解除レバ
ー79が時計方向に回動し、このロック解除レバー79
のカム部79bでロック部材71の後端部73を押圧す
る。
【0043】これにより、ロック部材71が押動し、ば
ね76に抗して後退するため、前記係合孔70と係止突
起72との係合が外れる。
【0044】さらに、操作部79aを上動させると、ロ
ックの解除された器体蓋6が開けられる。なお、操作部
79aから手を離す自然な操作によってばね76がロッ
ク部材71を押圧し、係止突起72を器体蓋6の自由端
部より突出させる。
【0045】一方、器体蓋6を閉じる場合、器体蓋6を
回動すると、肩部材4の開口縁内周部62に係止突起7
2が挿入されたとき、ばね76の押圧力により突出して
ロックされる。
【0046】この閉じ状態では、基体蓋6の内面側に設
けられた内蓋85によってロックされる。この閉じ状態
では、器体蓋6の内面側に設けらた内蓋85によって前
記内容器2の口部が閉じられる。このときシールパッキ
ング84が内蓋85と内容器2の口部との間をシールす
る。
【0047】内容器2の底部には、内容液を注出する注
出路12が接続されている。この注出路12は、内容器
2と外装ケース3との間の空間で、肩部材4の前部に設
けられた嘴状突出部5内にまで立ち上がっている。
【0048】この嘴状突出部5は、肩部材4から突出し
ており、下向きの開口には嘴状突出部5の一部を構成す
る通路カバー15が嵌め付けられている。この通路カバ
ー15には、下カバー15aおよび注液ガイド16が一
体成形されており、注出口19aを器体1の外面にて覆
うとともに、この注出口19aを下方に臨ませている。
【0049】前記注出路12の内容器2よりも下方にな
った部分には、注出路12に流入する内容液を注出口1
9aに送りだす注出ポンプ11が設けられ、モータによ
って駆動するようにしている。なお、注出路12の立ち
上がり部は、図示を省略しているが、内容器2と同じ液
位となるのを利用して液量を静電容量やフォトセンサ等
を利用して検出する液量検出部が設けられている。
【0050】この注出口19は、弾性を有するシリコン
ゴムからなるもので、中途部に環状のシール部20を一
体形成するとともに、この下部に突状部19bを突設し
ている。
【0051】この注出管19は、連結管14に接続さ
れ、嘴状突出部5に通路カバー15を装着したとき、注
液ガイド16の内周壁16cに突状部19bが当接す
る。また注液ガイド16の上方開口部16aの端縁に、
シール部20が押圧力を付勢された状態で当接して強固
に保持されている。
【0052】これにより、嘴状突出部5の開口である注
液ガイド16の上方開口部16aおよび下方開口16b
と注出口部である注出管19の下端との間に生じる環状
隙間Gがシール部20にてシールされる。
【0053】また、注出管19は下端の終縁の一部にこ
の注出管19の長さ方向のスリット19cを設けてお
り、内容液が下端から注出する際にスリット19cの上
端で大気に開放されることから、スプラッシュなく静か
な層流として注出可能となっている。
【0054】前記嘴状突出部5の上面、したがって、器
体1の注出口19aが設けられる前部側の上面には、操
作パネル17が設けられ、この操作パネル17の下部に
設けられた凹部30内に操作基板18を収容している。
操作パネル17には、図2〜図4に示すように内容液を
電動ポンプによって注出するためのスイッチ操作部材と
しての注出操作キー131と、再沸騰・カルキ除去設定
キー132、タイマ設定キー133と、これらに関連し
た表示ランプ134〜137、注出ロック・ロック解除
キー138とこれに関連した表示ランプ139とが設け
られている。
【0055】操作基板18には前記注出キー131に対
向した2つの第1、第2のスッチ141、142と、そ
の他の各キー132、133、138に対向した3つの
スイッチ143〜145と、前記表示ランプ134〜1
37、139と、抵抗147、および接続端子群148
が装備されたプリント配線基板である。
【0056】前記各キー131〜133、138は、操
作基板18の透孔151内に位置してスイッチ操作部材
をなし、操作基板18の透孔151の開口縁一部と樹脂
ばね152を介し操作基板18に一体形成され、樹脂ば
ね152部の弾性変形を伴って下動されて対応するスイ
ッチ141〜145のアクチュエータ141a〜145
aを押動操作でき、操作後は樹脂ばね152の弾性復元
力によって通常位置に復帰できるようにしてある。
【0057】特にスイッチ操作部材をなす注出キー13
1は、長手方向の互いに離れた位置で下向きに形成され
ている第1、第2の各スイッチ押動突起131a、13
1bを備えている。注出キー131の第1、第2の各ス
イッチ押動突起131a、131bの間のほぼ中央位置
に操作部131cを設けてあるが、注出キー131の第
1のスイッチ押動突起131a寄りの部分が注出キー1
31を上下動できるように操作パネル17に一体形成し
て支持する弾性部としての樹脂ばね152で連なってい
ることにより、操作部131cへの押動が第1のスッチ
押動突起131aに先に働いて後、第1のスイッチ押動
突起131aによる第1のスイッチ141のアクチュエ
ータ141aの押動点を支点として第2のスイッチ押動
突起131bに働く。ほぼ中央位置に操作部131cが
あると特別な付帯部材なしに誤操作され難くすることが
できる。
【0058】注出キー131の操作部131cに与えら
れる押動操作力は第1のスイッチ押動突起131aの側
に先に働いてこれを第1のスッチ141のアクチュエー
タ141aに押し付けて第1のスイッチ141のみを押
動操作するようにできる。
【0059】第2のスイッチ押動突起132aの側も下
動されるが、第2のスイッチ142のアクチェエータ1
42aに接するまで下動されないか、下動されてもこれ
を押動するまでの操作力は伝達されない。注出キー13
1自身の弾性によって逃げが生じることになるからであ
る。
【0060】操作部131cが第1のスイッチ141に
働いた状態で再度それ以上に押動されると注出キー13
1は第1のスイッチ押動突起131aによる第1のスイ
ッチ141のアクチュエータ141aに対する前記押動
点を支点として揺動されて第2のスイッチ押動突起13
1bを第2のスイッチ142のアクチュエータ142a
に押し付けて第1のスイッチ141を押動操作状態に保
ちながら、第2のスイッチ142を押動操作することが
できる。
【0061】また第1のスッチ押動突起131aと第1
のスイッチ141のアクチュエータ141aとの対向間
隔S1を、第2のスイッチ押動突起131bと第2のス
イッチ142のアクチュエータ142aとの対向間隔S
2よりも小さく設定してある。
【0062】したがって、注出キー131の操作部13
1cに受ける初期押動操作力が第1のスイッチ押動突起
131aに先に働くことによる第1のスイッチ141の
単独での押動操作が確実になる。
【0063】要するに、注出キー131は上下動できる
ように弾性部としての樹脂ばね152で連なるように操
作パネル17に一体形成されているので、特別なスイッ
チ操作部材が不要である。この注出キー131がこれの
第1、第2のスイッチ押動体131a、131bにて第
1、第2のスイッチ141、142と対向して前記のよ
うな段押し機構をなし、注出キー131がこれの一箇所
の操作部131cを、器体1の注出口19aが位置する
前部側の上面にて、押動力されるだけで、前記のように
第1、第2のスイッチを、前記1つの操作部131cの
操作程度に応じて第1のスイッチ141のみの押動操作
状態と、第1、第2の各スイッチ141、142双方の
押動操作状態との2段階に操作し分け、これに応動した
制御手段であるマイクロコンピュータ43の働きによる
電動ポンプ11の制御で内容液の注出時の流量が2通り
に設定される。
【0064】これによって、注出キー131と同じ側に
ある注出口19aからの内容液の注出状態を観察しなが
ら、例えば最初は小流量にて注出し、必要量に応じて注
出キー131の押し加減を強めて大流量に切換えること
云ったことを容易にかつ確実に達成して、内容液の注出
を適正かつ安全に行うことができる。しかも構造が特に
複雑になることはなくコスト上昇の原因にはならない。
またこの2段階操作状態は段押し機構の第1のスッチが
第2のスイッチに対し設定される優先度合いによって操
作に充分な差を持って得られるようにすることができ
る。
【0065】さらに、樹脂ばね152は操作パネル透孔
151の開口縁の第1、第2の各スイッチ押動体131
a、131bの中間位置に連なっており、樹脂ばね部1
52の注出キー131との連なり部の間で、注出キー1
31および透孔151間の隙間に沿って位置するだけ
で、注出キー131に必要な上下動が得られるだけの十
分な長さを持てるので、注出キー131の設置スペース
が小さくてよく、多機能な電気ポットで操作部材が沢山
あるような操作パネルに適用して有効である。樹脂ばね
152は、操作パネル17が樹脂製であるのに対応し
て、樹脂材料を適宜選択すると金属弾性部とのインサー
ト成形等が不要で容易かつ安価に一体成形できる。
【0066】注出キー131の操作部131cの側は大
きな平面形状部131dに、第2のスイッチ押動突起1
31bの側が前記大きな平面形状部131dから延びる
細長い平面形状部131eに形成され、この大きな平面
形状部131dおよび細長い平面形状部131eの輪郭
に沿って形成された操作パネル17の透孔151内に位
置するようにされている。
【0067】したがって、注出キー131の操作部は大
きな平面形状部131dにあり、透孔151内に位置し
ているものの、大きな平面範囲が押動操作のための指の
逃がし部分として透孔151内に押し込んでいき、支障
なく押動操作できるようになる。
【0068】一方、第2のスイッチ押動突起131bが
設けられている細長い平面形状部131eはこれの外周
に沿う透孔151の狭い部分151a内に位置して外部
からの押動力を受けにくくすることができる。
【0069】操作パネル17の上面には図5に示すよう
な樹脂製で薄いフィルム状のパネルシート150が図2
に示すように貼り合わされ、操作パネル17のシールカ
バーと、必要な表示を行うシートとを兼ねるようにして
ある。
【0070】マイクロコンピュータ43はクロック発信
回路161を有し、このクロック発信回路161からの
基本クロックを受けて制御を行うようになっている。
【0071】このマイクロコンピュータ43には、前記
操作基板18、温度センサ33、液量検出回路160、
ポンプ駆動回路162、電源回路163、底面ヒータ8
a、8b、ポンプ駆動回路162および底面ヒータ8
a、8bを個別に制御するスイッチング・トランジスタ
163〜165、およびブザー166が接続され、図6
に示すような制御回路42を構成している。
【0072】この制御回路42は、スイッチング・トラ
ンジスタ163にて、ポンプ駆動回路162をオン、オ
フするリレー接点171aを持ったリレー171の動作
を制御し、スイッチング・トランジスタ164にて、底
面ヒータ8a、8bの内の湯沸かし用のヒータをオン、
オフするリレー接点172aを持ったリレー172の動
作を制御する。またスイッチング・トランジスタ165
にて、底面ヒータ8a、8bの内の保温用のヒータを通
電制御するトライアック174の動作を制御する。
【0073】そして第1のスイッチ141は前記スイッ
チング・トランジスタ163を直接オン、オフさせるよ
うにしてあり、これによってリレー171をオン、オフ
しリレー接点171aを介しポンプ駆動回路162をオ
ン、オフする。
【0074】この場合のポンプ駆動回路162のオン状
態は、注出キー31の第1段階の押動操作のときに第1
のスイッチ141がオンされることにより行われ、注出
ポンプ11を低速駆動するようにしてある。したがって
小流量での注出が行われる。
【0075】第2のスイッチ142は、ポンプ駆動回路
162とマイクロコンピュータ43との間の接続線をオ
ン、オフするもので、注出キー31が前記第1のスイッ
チ141を押動操作した以降の第2段階の押動操作時
に、第1のスイッチ141のオン状態を保ちながらオン
され、これによって注出ポンプ11の駆動が高速状態に
変わり、大流量での注出状態に切り替わるようにしてあ
る。
【0076】要するに注出キー31の充分なストローク
差のある2段階の押動操作によって、小流量での注出状
態と、大流量での注出状態とに選択操作することが的確
に失敗なく達成できる。
【0077】再沸騰・カルキ除去設定キー132が押さ
れるごとに、再沸騰モードと、カルキ除去モードとが交
互に設定されるようにするもので、これの表示が表示ラ
ンプ136の点灯、消灯によって表示される。したがっ
て現在の表示を見て操作すれば両モードを自在に選択す
ることができる。
【0078】内容液の加熱制御は、温度センサ33から
入力される内容液温度の情報と加熱モードとに応じてな
される。
【0079】内容液が所定の保温温度よりも低い、いわ
ゆる最初に水を入れたときと、水を補給したときには、
湯沸かしモードが自動設定されて内容液を一旦初期沸騰
させ、後保温モードに自動的に切り換えて、内容液を所
定の保温温度に保ようにする。
【0080】前記内容液の沸騰によって内容液中の不純
物や臭いがある程度発散する。しかしまだ完全でなく気
になる使用者は、前記カルキ除去モードを選択する。カ
ルキ除去モードでは本実施例の場合、内容液を沸騰させ
た状態に所定時間継続させるようにしてある。
【0081】しかしこれに限らず有効な手段を働かせた
り、あるいは沸騰を所定時間の間、断続的に行うとか種
々の方法を採用することができる。
【0082】再沸騰モードが選択されると、保温状態の
内容液を再度沸騰させてからまた保温モードに戻るよう
にされる。
【0083】初期沸騰状態および再沸騰状態は表示ラン
プ134の点灯によって表示される。
【0084】なお前記カルキ除去モードが設定されてい
るとき、初期沸騰や再沸騰が行われた後、沸騰を所定時
間自動的に継続してカルキ除去を行うようにすると、カ
ルキ除去モードの実行回数を使用者に操作の負担をかけ
ないで多くすることができる。
【0085】タイマ設定キー133が操作される都度、
タイマ設定状態、タイマ設定解除状態が交互に変わり、
これが表示ランプ137の点灯、消灯によって表示され
る。
【0086】タイマ設定状態では内容液の加熱を6時間
後に所定の温度の沸騰済内容液が、あるいはカルキ除去
モードの設定によっては沸騰およびカルキ除去済みの内
容液が得られるようにする。
【0087】再沸騰モードが設定されると、内容液の即
時加熱による沸騰処理が必要であるので、タイマ設定が
行われている場合はこれを自動的に解除して即時加熱が
可能なようにする。したがって使用者が再沸騰モードの
設定に併せてタイマ設定をわざわざ解除しなければなら
ない不便が解消する。
【0088】なおタイマ設定は、複数の時間ないしは任
意の時間を設定できるようにしてもよい。
【0089】注出ロック・ロック解除キー134が操作
される都度、注出キー131が押されても注出ポンプ1
1が動作するのを阻止し、内容液が注出されないように
する注出ロック状態と、このような注出阻止を解除し注
出可能とするロック解除状態とが交互に切り替わるよう
にしてある。
【0090】この注出ロック機能は、注出キー131を
不用意に押動してしまったりしたときや、幼児がいたず
らで操作したときの注出を阻止し使用の安全を図るもの
である。
【0091】図7はマイクロコンピュータ43による前
記各動作制御のメインルーチンを示し、図8〜図11は
その中の初期沸騰、再沸騰、沸騰継続によるカルキ除去
を行う加熱処理サブルーチンの一部を、図12は第1、
第2の各スイッチ141、142により異なった流量に
て内容液を注出する注出処理サブルーチンを示してい
る。
【0092】図8〜図11の加熱処理サブルーチンで
は、電源投入時や水が補給されて、内容液が所定温度例
えば80℃以下であるとき、沸騰フラグを1にセットし
て内容液を沸騰させる初期沸騰モードを実行し、選択フ
ラグを0にリセットするとともに、沸騰のブザー報知、
点灯表示を行い沸騰フラグを0、設定フラグを1にセッ
トする(図8、図9、図11)。そして初期沸騰後図
8、図9に戻って図示しない保温ルーチンに入り、保温
モードに切り替わる。
【0093】初期沸騰モード時、再沸騰・カルキ除去設
定キー132が始めて操作されると、図8、図10のフ
ローにて前記沸騰フラグが1であることによって連続沸
騰フラグを1にセットし、沸騰フラグおよび連続沸騰フ
ラグが共に1となることによって、カルキ除去表示を行
って後(図9)、加算時間設定とカルキ除去タイマフラ
グを1にセットする(図11)。
【0094】そして図11のルーチンにおいて加算タイ
マが終了するまで図8、9のフローを経ながら沸騰が継
続され、加算タイマが終了したとき沸騰の継続によるカ
ルキ除去処理を終える。
【0095】このとき図11の処理では、カルキタイマ
フラグを0にリセットするとともに選択フラグを1にセ
ッし、沸騰のブザー報知、点灯表示を行い、沸騰フラグ
を0にリセットするとともに設定フラグを1にセットす
る。
【0096】カルキ除去処理後は図8、図9に戻って図
示しない保温ルーチンに入り保温モードに切り替わる。
【0097】このような処理後に再沸騰・カルキ除去設
定キー132が再度操作されると、設定フラグおよび選
択フラグが共に1であることによって、図8から図9の
フローを経て、連続沸騰フラグおよび沸騰フラグをとも
に1にセットし、沸騰の継続によるカルキ除去が、使用
者の特別な操作なしに自動的に行われるようにすること
ができる。
【0098】前記初期沸騰処理のみで、カルキ除去処理
を行わずに保温モードに切り替わっているいわゆる一般
沸騰処理後の保温状態にて再沸騰・カルキ除去キー13
2が操作されると、設定フラグは1にセットされている
が、選択フラグが0にリセットされているので、図8の
フローから図10のフローを経て、沸騰フラグが1にセ
ットされる。
【0099】これにより内容液が80℃を越えていて
も、図9、図11をのフローを経て内容液が沸騰され
る。しかし連続沸騰フラグが0にリセットされているの
で、図11においてカルキ除去は実行されない。
【0100】図12の注出処理制御によれば、第1のス
イッチ141が単独に押動操作されている間、注出ポン
プ11の低速駆動により小流量での注出が継続し、第2
のスイッチ142も共に押動操作されている間、注出ポ
ンプ11の高速駆動により大流量での注出が継続し、第
1のスイッチ141単独の押動操作状態に戻ると小流量
での注出状態に戻る。
【0101】注出ロック状態、および第1のスイッチ1
41が押動操作されない状態のときは、注出ポンプ11
は停止状態に置かれる。したがって、注出ロック状態に
て第1、第2の各スイッチ141、142が押動されて
も内容液は注出されないし、万一、第2のスイッチ14
2が単独操作されることがあっても内容液は注出されな
い。
【0102】図13〜図15は本発明の第2の実施例を
示している。本実施例は図13に示すように再沸騰キー
201とカルキ除去キー202とを個別に設け、カルキ
除去キー202に設けた2つの突起202a、202b
とによって第1、第2の各スイッチ203、204を2
段操作できるようにしてある。
【0103】そして第1、第2の各スイッチ203、3
04の押動操作状態によって、カルキ除去モードが設定
され、また設定が解除されるようにしてある。
【0104】具体的には図14に示すように、第1のス
イッチ141が単独操作されたときは、選択フラグが1
にセットされ、これがセットされている間、図15に示
すように、内容液が所定温度以下のときに行われる初期
沸騰時は勿論、再沸騰時にも沸騰の所定時間継続による
カルキ除去が行われるようにしてある。
【0105】これは初期沸騰時にカルキ除去を選択して
いる使用者は、機会あるごとにカルキ除去が行われるこ
とを望んでいると思われるため、再沸騰時はカルキ除去
モードをいちいち使用者が選択しなくてもよいようにし
たものである。
【0106】そして第1、第2のスイッチ203、20
4が同時に押動操作されたとき、選択フラグを0にリセ
ットしてカルキ除去モードの選択が解除されるようにし
てある。
【0107】これにより一旦設定したカルキ除去モード
は使用中いつでも解除することができる。
【0108】もっとも、電源が一旦オフされ、次の使用
のために電源がオンされたときの初期設定によってカル
キ除去等のモード設定を解除することはできる。
【0109】なお本発明の電気ポットは、前記実施例に
限られるものではない。例えば注出キー131の第1、
第2の各スイッチ押動突起131a、131bは、第
1、第2の各スイッチ141、142を押動操作し分け
るのに好都合である。しかし第1、第2の各スイッチ1
41、142に前記アクチュエータ141a、142a
のような受動突起を有するような場合は、前記スイッチ
押動突起131a、131bを省略しても差し支えはな
く、注出キー131の第1、第2の各スイッチのアクチ
ュエータ141a、142aと対向する平坦面をスイッ
チ操作を行うスイッチ押動体とすることができる。要す
るに相対向する一方の側を突起状にしておけば充分であ
る。
【0110】また第1の実施例における注出キー131
の操作部131cの位置設定と、第1のスイッチ押動突
起131aと第1のスイッチ141のアクチュエータ1
41aとの対向間隔および、第2のスイッチ押動突起1
31bと第2のスイッチ142のアクチュエータ142
aとの対向間隔の違いとの、少なくとも一方を満足する
と、前記段押し操作が可能である。
【0111】さらに段押し操作は、第1のスイッチ14
1の操作負荷を、第2のスイッチ142の操作負荷より
も小さくしておいても達成することができるし、これを
前記の各場合の少なくとも1つと併用することもでき
る。
【0112】
【発明の効果】請求項1の発明では、器体の注出口が位
置する前部側にて、スイッチ操作部材が押動力されるだ
けで、第1、第2のスイッチを、この操作部材の操作程
度に応じて第1のスイッチの押動操作状態と、第1、第
2の各スイッチ双方の押動操作状態との2段階に確実に
操作し分けることができる。
【0113】また、操作パネルは器体の注出口が位置す
る側に設けられ、前記2段階の操作仕分けに応動した制
御手段の働きによる電動ポンプの制御で内容液の注出時
の流量が2通りに設定されるので、スイッチ操作部材と
同じ側にある注出口からの内容液の注出状態を観察しな
がら、例えば最初は小流量にて注出し、必要量に応じて
スイッチ操作部材の押し加減を強めて大流量に切換える
こと云ったことを容易にかつ確実に達成することができ
る。
【0114】特に、スイッチ操作部材は、長手方向の互
に離れた位置に下向きに第1の起とスイッチ第2のスイ
ッチ押動突起とをそれぞれ形成してなり、第1のスイッ
チ押動突起と第1のスイッチの対向間隔(S1)を、
2のスイッチ押動突起と第2のスイッチの対向間隔(S
2)よりも小さく設定したので、スイッチ操作部材の操
作部に受ける初期押動操作力が第1のスイッチに優先的
に働くことによる第1のスイッチの単独での押動操作が
確実になる。
【0115】それと相俟って、スイッチ操作部材の操作
は、第1、第2のスイッチの間で第1のスイッチに近
い側に設けられているので、スイッチ操作部材の操作部
を従来通りに押動しても、前記第1のスイッチを先に働
かせられるので、押動操作のための特別な付帯手段がな
くても第1、第2の各スイッチ双方の押動操作状態であ
る2段階に確実に操作し分けることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された第1の実施例としての電気
貯湯容器の断面図である。
【図2】図1の操作パネル部を示す断面図である。
【図3】操作パネルの一部の下面図である。
【図4】操作パネルおよび操作基板を分解してしめす斜
視図である。
【図5】操作ぱネルのカバーシートを示す平面図であ
る。
【図6】制御回路の概略構成図である。
【図7】制御回路の主な動作制御のメインルーチンをし
めすフローチャートである。
【図8】加熱処理サブルーチンの一部フローチャートで
ある。
【図9】加熱処理サブルーチンの一部フローチャートで
ある。
【図10】加熱処理サブルーチンの一部フローチャート
である。
【図11】加熱処理サブルーチンの一部フローチャート
である。
【図12】注出処理サブルーチンのフローチャートであ
る。
【図13】本発明の第2の実施例を示す操作パネルの平
面図である
【図14】図13の操作パネルでの操作による加熱処理
サブルーチンのフローチャートである。
【図15】加熱処理サブルーチンのフローチャートであ
る。
【符号の説明】
11 電動ポンプ 17 操作パネル 43 マイクロコンピュータ 131 注出キー 131a 第1のスイッチ押動突起 131b 第2のスイッチ押動突起 131c 操作部 141 第1のスイッチ 142 第2のスイッチ 141a、142a アクチュエータ 151 透孔 152 樹脂ばね 202 カルキ除去キー 202a 第1のスイッチ押動突起 202b 第2のスイッチ押動突起 203 第1のスイッチ 204 第2のスイッチ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内容液を電動ポンプによって注出する注
    出機構と、器体の注出口が位置する側に設けられた操作
    パネルの操作基板と、この操作パネルの操作基板に、こ
    の操作基板に設けた樹脂バネを介して弾性支持される
    イッチ操作部材と、このスイッチ操作部材により操作さ
    れる互いに離れた位置に設けられている第1、第2の各
    スイッチとを備え、上記スイッチ操作部材は、長手方向
    の互に離れた位置に下向きに第1のスイッチ押動突起と
    第2のスイッチ押動突起とをそれぞれ形成してなり、上
    記第1のスイッチ押動突起と第1のスイッチの対向間隔
    (S1)を、上記第2のスイッチ押動突起と第2のスイ
    ッチの対向間隔(S2)よりも小さく設定し、このスイ
    ッチ操作部材の操作部を、第1、第2の各スイッチの間
    で第1のスイッチに近い側に設けて、このスイッチ操作
    部材の操作部に与えられる押動力が先に第1のスイッチ
    に働き、この第1のスイッチに働いた状態で再度押動す
    ると第2のスイッチを働かせる段押し機構とし、第1の
    スイッチだけが働く状態と、第1、第2のスイッチが共
    に働く状態とで電動ポンプの駆動速度を変える制御手段
    を有していることを特徴とする電気ポット。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5845868A (ja) * 1981-09-07 1983-03-17 Sintokogio Ltd シヨツトブラスト装置
JPS63155518A (ja) * 1986-12-19 1988-06-28 岩崎通信機株式会社 多機能スイツチ構造

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