JPH05128390A - 不要状態変化抑制回路 - Google Patents

不要状態変化抑制回路

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JPH05128390A
JPH05128390A JP28528891A JP28528891A JPH05128390A JP H05128390 A JPH05128390 A JP H05128390A JP 28528891 A JP28528891 A JP 28528891A JP 28528891 A JP28528891 A JP 28528891A JP H05128390 A JPH05128390 A JP H05128390A
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JP
Japan
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alarm signal
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alarm
output
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JP28528891A
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English (en)
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将司 ▲たわ▼
Shiyouji Tawa
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Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 被監視部の異常を監視する監視装置で使用す
る不要状態変化抑制回路に関し、アラーム信号中の不要
状態変化の抑制が自動的に行われる様にすることを目的
とする。 【構成】 印加されたカウント値に対応する時定数素子
がセレクトされており、アラーム信号が入力した時、該
アラーム信号の変化点で、セレクトされた時定数素子で
決まる幅のパルスを生成して送出する単安定発振手段1
と、該アラーム信号と該単安定発振手段から送出された
パルスとの論理和を取って出力アラーム信号として送出
する論理和手段2と、該出力アラーム信号の変化点が入
力する度にカウント値をカウントアップするが、該アラ
ーム信号の入力がなくなったことを検出した時、無入力
検出出力でカウント値を所定カウント数だけカウントダ
ウンするカウント手段3を設けるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、被監視部の異常を監視
する監視装置で使用する不要状態変化抑制回路に関する
ものである。
【0002】例えば、処理装置が、アラーム入力インタ
フェース回路を介して複数の被監視部からのアラーム信
号を取り込んで所定の手順に従って処理を行っている
が、このアラーム信号は不要状態変化( 以下、バタツキ
と云う)を伴ったアラーム情報とし、バタツキの発生間
隔はそれぞれ異なっているとする。
【0003】今、アラーム情報が1万項目あり、1項目
についてバタツキが10個あるとすると、処理装置は10万
項目のアラーム信号を処理しなければならないことにな
り、所定時間内に処理することは困難となる。そこで、
アラーム信号中の不要状態変化の抑制が自動的に行われ
る様にすることが必要である。
【0004】
【従来の技術】図7は従来例の説明図で、(a) は早い変
化のアラーム情報の場合、(b) は複数のバタツキを伴っ
たアラーム情報の場合である。
【0005】従来のアラーム入力インタフェース回路
は、ソフト的または、バード的に入力したアラーム信号
をサンプリングして、n回(例えば、2〜3回)以上,
同じ値(0、または1)が継続すれば状態が変化したも
のと見なして、出力を変化させていた。
【0006】従って、図7(a) に示す様に、サンプリン
グの間隔を長くした場合は早い変化のアラーム情報を見
落したり、図7(b) に示す様に、バタツキ時間の長いも
のに対しては効果のない場合があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、入力する
アラーム信号によって、バタツキの早いもの、遅いもの
があるが、このバタツキをサンプリング、またはコンデ
ンサを利用したフイルタ回路の様なもので抑制する場
合、特定の速さに固定する場合が多い。しかし、この様
にすると、異なる速さのバタツキには対応することがで
きない。
【0008】一方、それぞれのバタツキに対応させる場
合には、予めバタツキの速さを測定し、測定値に対応す
るサンプリング間隔やコンデンサ値を設定しなければな
らないので、工数がかかると云う2つの問題がある。
【0009】本発明は、アラーム信号中の不要状態変化
の抑制が自動的に行われる様にすることを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理構成
図である。図中、1は予め設けられた複数の時定数素子
のうち、印加されたカウント値に対応する時定数素子が
セレクトされており、アラーム情報と不要な状態変化と
からなるアラーム信号が入力した時、該アラーム信号の
変化点において、セレクトされた時定数素子で決まる幅
のパルスを生成して送出する単安定発振手段、2は該ア
ラーム信号と該単安定発振手段から送出されたパルスと
の論理和を取って出力アラーム信号として送出する論理
和手段、3は該出力アラーム信号の変化点が入力する度
にカウント値を、順次,カウントアップするが、該単安
定発振手段から送出されるパルスを利用して、該アラー
ム信号の入力がなくなったことを検出した時、無入力検
出出力でカウント値を所定カウント数だけカウントダウ
ンするカウント手段である。
【0011】
【作用】通常、時定数を利用してバタツキを抑制し、ア
ラーム信号の検出を容易にしているが、本発明では入力
するバタツキ回数をカウントし、カウント値に対応し
て、単安定発振手段内の時定数を自動的に変化する様に
したものである。
【0012】また、アラーム信号の入力がなくなったこ
とを検出した時、カウント値をカウントダウンしてバタ
ツキのみによるカウント値に修正する様にした。即ち、
バタツキとアラーム情報とからなるアラーム信号が単安
定発振手段と論理和手段に印加すると、前者はアラーム
信号中の最初のバタツキの変化点(例えば、立下り点)
で、例えば時定数 T2 の幅を持つパルスを生成して、後
者に送出する。
【0013】後者はアラーム信号と単安定発振手段から
のパルスとの論理和をとるので、最初のバタツキの立下
り点がT2だけ引き延ばされることになり、この間に発生
したバタツキを吸収することができる。
【0014】そして、論理和手段の出力を出力アラーム
信号として外部に送出すると共に、カウント手段に加え
る。カウント手段は出力アラーム信号の別の変化点( 例
えば、立上り点) が加えられる度に、1つアップしたカ
ウント値を単安定発振手段に送出するので、単安定発振
手段は次のバタツキの立下り点でカウント値に対応する
時定数の幅を持つパルスを生成して論理和手段に送出
し、入力するアラーム信号と論理和を取る。
【0015】これを繰り返すことにより、バタツキが単
安定発振手段からの送出されたパルスで吸収される。一
方、単安定発振手段から送出されたパルスの変化点( 例
えは、立下り点) において、入力するアラーム信号がな
くなったことを検出した時、無入力検出出力でカウント
値を1カウント,ダウンして、アラーム情報によるカウ
ントアップを除去し、バタツキのみのカウント値に修正
する。
【0016】なお、2回目にアラーム信号が入力した時
は、単安定発振手段は修正したカウント値に対応する時
定数の幅を持つパルスを送出するので、この信号に含ま
れるバタツキを直ちに抑制することが可能である。
【0017】これにより、アラーム信号中の不要状態変
化(バタツキ)の抑制が自動的に行われる。
【0018】
【実施例】図2は本発明の実施例の構成図、図3は図2
中の単安定マルチバイブレータの動作説明図、図4は図
2の動作説明図(その1)、図5は図2の動作説明図
(その2)、図6は図2の動作説明図(その3)であ
る。
【0019】なお、図4〜図6はバタツキ状態が異なっ
た場合の動作説明図で、図の左側の符号は図2中の同じ
符号の部分の波形を示す。また、単安定マルチバイブレ
ータ11, コンデンサC0, C1, 2C1, 4C1, トランジスタTr
1 〜Tr3,抵抗 R1 は単安定発振手段1の構成部分、ORゲ
ート21は論理和手段2の構成部分、フリップフロップ3
1, カウンタ32はカウント手段3の構成部分を示す。以
下、図3,図4を参照して図2の動作を説明する。
【0020】ここで、図4- に示す様に、入力するア
ラーム信号は、1回目はバタツキが3回発生した後(図
中のB11, B12, B13)、アラーム情報A1が続き、終りにバ
タツキが1回発生し( 図中のB14)、2回目はバタツキが
2回発生した後(図中のB21,B22)、アラーム情報A2が続
き、終りにバタツキが1回発生したとする(図中の
B2 3)。
【0021】また、単安定マルチバイブレータ( 以下、
MMと省略する)11 の初期状態における時定数は、コンデ
ンサC0と抵抗R1によるT1であるとする( 図3の時定数の
項参照)。
【0022】先ず、入力したバタツキB11 は、ORゲート
21を介してカウンタ32の端子+C0に加えられるので、こ
のバタツキの立上り点でカウント値が1つアップして端
子 Q A が1となるので、トランジスタTr1 がオンにな
り、コンデンサC0, C1が並列にMM 11 に接続される。
【0023】一方、MM 11 は、バタツキB11 の立下り点
で動作して、端子Q から時定数T2(T2>T1) のパルスを
OR ゲート21に加えるが、時定数が充分でないので、図
3-の左側に示す様に、このゲート21から送出される
出力アラーム信号は "0"となる部分を持つ。
【0024】そして、バタツキB12 がORゲート21を介し
てカウンタ32の端子+C0に加えられると、カウンタはカ
ウント値を1つアップして端子 QB が1となるので、ト
ランジスタTr2 がオンになり、コンデンサC0, 2C1 がMM
11 に並列に接続される。
【0025】この為、MM 11 は図3に示す様に時定数T3
( T3>T2) のパルスを生成して、端子Q からORゲートに
加えるが、今度は時定数が大きい為、図3- の左側か
ら中程に示す様に、バタツキB13, B14までを吸収して、
出力アラーム信号に立上り点が生じない。
【0026】これは、バタツキB13 の立下り点, アラー
ム情報A1の立下り点, バタツキB14 の立下り点におい
て、MMが時定数T2のパルスを送出する為で、立上り点が
生じないので、カウンタ32のカウント値はカウントアッ
プしない。
【0027】また、入力するアラーム信号は、フリップ
フロップ( 以下, D-FFと省略する)31 の端子D にも加え
られるが、MM 11 の端子反転Q の立上り点におけるアラ
ーム信号の状態を取り込んで、その結果をD-FFの端子反
転Q から出力する。
【0028】例えば、図4- , , , の中程に示
す様に、MMの端子反転Q の立上り点a におけるアラーム
信号は0の為、D-FFの端子反転Q からの "立上り" がカ
ウンタ32の端子-C0 に加えられる。そこで、カウンタは
カウント値を1つカウントダウンする。
【0029】これは、図4- の左側斜線部分がバタツ
キを吸収した1ケのアラーム情報と考えられるが、この
情報の立上りもカウントして時定数を決定したので、カ
ウント値を1だけダウンして、バタツキのみの時定数に
する為である。従って、2回目のアラーム信号が入力し
た時は MM は時定数T2から動作を開始する。
【0030】ここで、2回目のアラーム信号が入力する
と、図4の右側に示す様に、ORゲート21を介してバタツ
キB21 がカウンタ32の端子+C0に加えられる。そこで、
カウンタはカウント値を1つアップして時定数T3とな
り、上記と同様に MM 11の端子Q から時定数T3のパルス
がバタツキB21 の立下り点に続いてORゲートを介して送
出される。
【0031】これにより、バタツキB22,の立下り点、ア
ラーム情報A2の立下り点、バタツキB23 の立下り点でそ
れぞれ時定数T3のパルスが送出されるので、バタツキの
ない出力アラーム信号がORゲートから送出される。な
お、図4- の右端の−1 に示す様に、カウント値も上
記と同様に1カウントダウンさせる。
【0032】次に、図5は、図5- に示すアラーム信
号の先頭が短いアラーム情報A1で、その後、バタツキB
11, B12を持ったアラーム情報A2であっても、正しくア
ラーム情報を検出し、バラツキを吸収できることを示し
た図で、図4と同様に動作して、図5- に示す出力ア
ラーム情報を送出するが、斜線に示す様に短いアラーム
情報やバタツキを吸収したアラーム情報が取り出され
る。
【0033】更に、図6は、バタツキB11, B12, B13
間隔が長い場合でも正しく動作することを示したもの
で、図6- の斜線で示す様に時定数がT2, T3の時は値
が不充分の為、B11, B12を吸収できずに出力アラーム信
号に"0",の部分が現れる。しかし、時定数がT4の時は充
分な値となり、バタツキB13, B14を吸収している。
【0034】即ち、状態変化を検出して上位装置に通知
する場合、接点等のチャタリングを持った各種の周期の
アラーム出力の不要な状態変化を通知することが抑制さ
れ、アラーム処理の頻度の軽減に効果を発揮することに
より、処理速度が向上する。
【0035】
【発明の効果】以上詳細に説明した様に本発明によれ
ば、アラーム信号中の不要状態変化の抑制が自動的に行
われる様になると云う効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理構成図である。
【図2】本発明の実施例の構成図である。
【図3】図2中の単安定マクチバイブレータの動作説明
図である。
【図4】図2の動作説明図(その1)である。
【図5】図2の動作説明図(その2)である。
【図6】図2の動作説明図(その3)である。
【図7】従来例の説明図で、(a) は早い変化のアラーム
信号の場合、(b) は複数のバタツキを伴ったアラーム信
号の場合である。
【符号の説明】
1 単安定発振手段、 2 論理和手段 3 カウント手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め設けられた複数の時定数素子のう
    ち、印加されたカウント値に対応する時定数素子がセレ
    クトされており、アラーム情報と不要な状態変化とから
    なるアラーム信号が入力した時、該アラーム信号の変化
    点において、セレクトされた時定数素子で決まる幅のパ
    ルスを生成して送出する単安定発振手段(1) と、 該アラーム信号と該単安定発振手段から送出されたパル
    スとの論理和を取って出力アラーム信号として送出する
    論理和手段(2) と、 該出力アラーム信号の変化点が入力する度にカウント値
    を、順次,カウントアップするが、該単安定発振手段か
    ら送出されるパルスを利用して、該アラーム信号の入力
    がなくなったことを検出した時、無入力検出出力でカウ
    ント値を所定カウント数だけカウントダウンするカウン
    ト手段(3) とを有することを特徴とする不要状態変化抑
    制回路。
JP28528891A 1991-10-31 1991-10-31 不要状態変化抑制回路 Withdrawn JPH05128390A (ja)

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JPH05128390A true JPH05128390A (ja) 1993-05-25

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ID=17689581

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JP28528891A Withdrawn JPH05128390A (ja) 1991-10-31 1991-10-31 不要状態変化抑制回路

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19990107