JPH0514144A - デジタルノイズフイルター - Google Patents

デジタルノイズフイルター

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JPH0514144A
JPH0514144A JP3160573A JP16057391A JPH0514144A JP H0514144 A JPH0514144 A JP H0514144A JP 3160573 A JP3160573 A JP 3160573A JP 16057391 A JP16057391 A JP 16057391A JP H0514144 A JPH0514144 A JP H0514144A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
signal
circuit
level
logic
input pulse
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP3160573A
Other languages
English (en)
Inventor
Takatoshi Adachi
孝登司 足立
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu VLSI Ltd, Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu VLSI Ltd
Priority to JP3160573A priority Critical patent/JPH0514144A/ja
Publication of JPH0514144A publication Critical patent/JPH0514144A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】デジタルノイズフィルターに関し、入力パルス
信号の論理壱又は論理零のレベルのうち、予め設定され
た基準時間幅に達していないレベルをノイズとしてデジ
タル的に除去できることを目的とする。 【構成】信号変化検出回路1は入力パルス信号のレベル
の論理壱から論理零への変化、又は論理零から論理壱へ
の変化を検出し、計時回路2は入力パルス信号のレベル
の各変化時期を基準としてそのレベルが保持されている
時間を計時する。そして、フィルター回路3は入力パル
ス信号を入力し、計時回路2による各計時時間が基準時
間幅に達していないとき当該計時時間に対応するレベル
の信号をノイズとして除去し、各計時時間が基準時間幅
に達したとき当該計時時間に対応するレベルの信号を出
力信号として出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はデジタルノイズフィルタ
ーに関する。近年のLSI(半導体集積回路装置)の大
規模化、高密度化に伴い、トランジスタ等においてスイ
ッチングノイズが発生し易く、伝送系の入力側において
入力信号に含まれるノイズを除去する必要がある。
【0002】
【従来の技術】従来、図4に示すノイズフィルター50
がある。このノイズフィルター50は抵抗R1とコンデ
ンサC1とからなる積分回路51と、シュミットトリガ
回路52とで構成されている。そして、積分回路51に
て入力パルス信号Diの波形をなまらせることにより入
力パルス信号Diに含まれるノイズを吸収し、シュミッ
トトリガ回路52から鋭角化した出力信号Doを出力す
るようにしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来のノイズフィルター50では、抵抗R1及びコンデン
サC1の時定数により出力信号Doに誤差が生じ易いと
いう問題点がある。又、コンデンサC1は半導体チップ
上に形成しようとすると面積が大きくなって集積度が低
下するため、外付けとなっており、システムが大型化し
てしまうという問題点がある。
【0004】本発明は上記問題点を解決するためになさ
れたものであって、入力パルス信号の論理壱又は論理零
のレベルのうち、予め設定された基準時間幅に達してい
ないレベルをノイズとしてデジタル的に除去できること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。信号変化検出回路1は入力パルス信号のレベ
ルが論理壱から論理零への変化、又は論理零から論理壱
への変化を検出する。計時回路2は信号変化検出回路1
により検出された入力パルス信号のレベルの各変化時期
を基準としてそのレベルが保持されている時間を計時す
る。フィルター回路3は入力パルス信号を入力し、計時
回路2による各計時時間が予め設定された基準時間幅に
達していないとき当該計時時間に対応するレベルの信号
をノイズとして除去し、各計時時間が基準時間幅に達し
たとき当該計時時間に対応するレベルの信号を出力信号
として出力する。
【0006】
【作用】従って、入力パルス信号の論理壱又は論理零の
レベルのうち、予め設定された基準時間幅に達していな
いレベルの信号がノイズとして確実に除去される。
【0007】
【実施例】以下、本発明を具体化したデジタルノイズフ
ィルターの一実施例を図2,図3に従って説明する。
【0008】図2に示すようにデジタルノイズフィルタ
ー10は、信号変化検出回路20と、計時回路30と、
フィルター回路40とで構成されている。信号変化検出
回路20はNOT回路21、AND回路22,23、及
びNOR回路24からなる。AND回路22はNOT回
路21の出力信号Diバーとフィルター回路40の出力
信号Doとを入力し、両信号Diバー,Doのレベルに
基づいて入力パルス信号Diの論理壱から論理零への変
化の有無を指示する検出信号SG1を出力する。従っ
て、両信号Diバー,Doのレベルが共に論理壱、即ち
入力パルス信号Diが論理零で出力信号Doが論理壱の
とき、検出信号SG1は論理壱となって入力パルス信号
Diの論理壱から論理零への変化が指示され、それ以外
の場合には検出信号SG1は論理零となる。
【0009】AND回路23は入力パルス信号Diとフ
ィルター回路40の出力信号Doバーとを入力し、両信
号Di,Doバーのレベルに基づいて入力パルス信号D
iの論理零から論理壱への変化の有無を指示する検出信
号SG2を出力する。従って、両信号Di,Doバーの
レベルが共に論理壱のとき、検出信号SG2は論理壱と
なって入力パルス信号Diの論理零から論理壱への変化
が指示され、それ以外の場合には検出信号SG2は論理
零となる。
【0010】そして、NOR回路24は両AND回路2
2,23の検出信号SG1,SG2を入力し、両信号S
G1,SG2に基づいて入力パルス信号Diのレベルの
変化の有無を指示する変化検出信号SG3を出力する。
即ち、検出信号SG1,SG2のうちいずれか一方が論
理壱のときにのみ、変化検出信号SG3は論理零となっ
て入力パルス信号Diのレベルの変化が指示され、それ
以外の場合には変化検出信号SG3は論理壱となる。
【0011】計時回路30は分周器31と、NOR回路
32と、NAND回路33とで構成されている。NOR
回路32は外部リセット信号RSTを入力するととも
に、前記NOR回路24からの変化検出信号SG3を入
力し、両信号RST,SG3のレベルに基づく制御信号
SG4を出力する。従って、外部リセット信号RSTが
論理零で、変化検出信号SG3のレベルが論理零、即
ち、入力パルス信号Diにレベルの変化があったときに
のみ、制御信号SG4は論理壱となり、両信号SG3,
RSTのうちいずれか一方のレベルが論理壱のとき制御
信号SG4は論理零となる。
【0012】NAND回路33は図3に示すように外部
から入力されるクロック信号CKを一方の入力とすると
ともに、前記NOR回路32の制御信号SG4を他方の
入力とする。そして、NAND回路33は制御信号SG
4のレベルが論理零のときにはクロック信号CKを遮断
し、制御信号SG4のレベルが論理壱のときにはクロッ
ク信号CKを反転して通過させる。
【0013】分周器31はデータフリップフロップ(以
下、フリップフロップを単にFFという)31a,31
bからなり、データFF31aのクロック端子CLKは
NAND回路33の出力端子に接続され、データFF3
1bのクロック端子CLKはデータFF31aの反転出
力端子XQに接続されている。データFF31aのデー
タ端子Dはその反転出力端子XQに接続され、データF
F31bのデータ端子Dにはその反転出力端子XQが接
続されている。又、両データFF31a,31bのリセ
ット端子には前記制御信号SG4が入力されている。
【0014】従って、分周器31は前記NOR回路32
の制御信号SG4のレベルが論理壱、即ち外部リセット
信号RSTが論理零で入力パルス信号Diにレベルの変
化があったときにのみ動作可能となる。そして、分周器
31はNAND回路33の出力信号CKバーの立ち上が
りエッジに同期して動作し、クロック信号CKを2分の
1に分周した分周信号SDをデータFF31bの出力端
子Qより出力する。この分周信号SDは入力パルス信号
Diのレベル変化時期を基準としてその変化時期の直後
からクロック信号CKの2つ目の立ち上がりエッジが入
力されると立ち上がる。
【0015】又、各データFF31a,31bは前記制
御信号SG4のレベルが論理零、即ち外部リセット信号
RSTが論理壱であるか、入力パルス信号Diのレベル
に変化がないか、又は入力パルス信号Diのレベルに変
化があっても変化後のレベルがその変化時期を基準とし
てその変化時期の直後からクロック信号CKの2つ目の
立ち上がりエッジが入力されるまで保持されないときに
は、各データFF31a,31bがリセットされてデー
タFF31bの分周信号SDのレベルは論理零に固定さ
れる。
【0016】フィルター回路40はデータFF41、N
AND回路42,44及びNOT回路43からなる。N
AND回路42は外部リセット信号RSTと入力パルス
信号Diとを入力し、両信号RST,Diのレベルが共
に論理壱のとき、論理零のプリセット信号SG5を出力
する。又、NAND回路44は外部リセット信号RST
とNOT回路43の出力信号Diバーとを入力し、両信
号RST,Diバーのレベルが共に論理壱、即ち、外部
リセット信号RSTが論理壱で入力パルス信号Diが論
理零のとき、論理零のリセット信号SG6を出力する。
【0017】データFF41のデータ端子Dには前記入
力パルス信号Diが入力されるとともに、クロック端子
CLKには前記計時回路30から分周信号SDが入力さ
れ、更に前記プリセット信号SG1及びリセット信号S
G2が入力されるようになっている。
【0018】データFF41はプリセット信号SG1又
はリセット信号SG2が入力されていない状態、即ち、
外部リセット信号RSTのレベルが論理零の状態におい
て動作可能となる。そして、データFF41は計時回路
30より分周信号SDの立ち上がりエッジが入力され
る、即ち、入力パルス信号Diのレベルの論理壱から論
理零への変化時期、又は論理零から論理壱への変化時期
の直後から計時回路30によりクロック信号CKの2つ
目の立ち上がりエッジがカウントされると、そのときデ
ータ端子Dに印加されている入力パルス信号Diのレベ
ルを出力端子Qより新たな出力信号Doとして出力す
る。
【0019】又、データFF41は分周信号SDの立ち
上がりエッジが入力されない、即ち、入力パルス信号D
iのレベルの論理壱から論理零への変化時期、又は論理
零から論理壱への変化時期を基準として計時回路30に
よりクロック信号CKの2つ目の立ち上がりエッジがカ
ウントされないと、入力パルス信号Diが変化する以前
のレベルの出力信号Doを出力し続け、そのときデータ
端子Dに印加されている入力パルス信号Diのレベルは
ノイズとして除去する。
【0020】更に、データFF41はプリセット信号S
G5の入力時にはプリセットされてその出力端子Qより
論理壱の信号を出力し、リセット信号SG6の入力時に
はリセットされて出力端子Qより論理零の信号を出力す
る。即ち、外部リセット信号RSTが論理壱のときには
データFF41はそのときデータ端子Dに印加されてい
る入力パルス信号Diのレベルをそのまま出力信号Do
として出力することとなる。
【0021】従って、本実施例のデジタルノイズフィル
ター10によれば、図3に示すように外部リセット信号
RSTのレベルが論理零の状態においては、入力パルス
信号Diにおけるポジティブパルス及びネガティブパル
スのうち、そのレベルがその変化時期を基準としてその
変化時期の直後からクロック信号CKの2つ目の立ち上
がりエッジまでを含むパルスを出力信号Doとして出力
し、そのレベルがその変化時期を基準としてその変化時
期の直後からクロック信号CKの1つ目の立ち上がりエ
ッジまでしか含まないパルスはノイズとして除去するこ
とができる。
【0022】又、本実施例のデジタルノイズフィルター
10によれば、図3に示すように外部リセット信号RS
Tのレベルが論理壱の状態においては、そのときの入力
パルス信号Diのレベルをそのまま出力信号Doとして
出力することができる。
【0023】尚、本実施例では計時回路30の分周器3
1をクロック信号CKを2分の1に分周するものとした
が、これに限定されず、任意の分周比を持つ分周器や、
分周比を任意に変更できるプログラマブル分周器を用い
て実施してもよい。
【0024】
【発明の効果】以上詳述したように本発明によれば、入
力パルス信号の論理壱又は論理零のレベルのうち、予め
設定された基準時間幅に達していないレベルをノイズと
してデジタル的に除去できる優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例のデジタルノイズフィルターを示す回
路図である。
【図3】一実施例の作用を示す各波形図である。
【図4】従来のノイズフィルターを示す回路図である。
【符号の説明】
1 信号変化検出回路 2 計時回路 3 フィルター回路

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 入力パルス信号のレベルの論理壱から論
    理零への変化、又は論理零から論理壱への変化を検出す
    る信号変化検出回路(1)と、 信号変化検出回路(1)により検出された入力パルス信
    号のレベルの各変化時期を基準としてそのレベルが保持
    されている時間を計時する計時回路(2)と、 前記入力パルス信号を入力し、前記計時回路(2)によ
    る各計時時間が予め設定された基準時間幅に達していな
    いとき当該計時時間に対応するレベルの信号をノイズと
    して除去し、各計時時間が前記基準時間幅に達したとき
    当該計時時間に対応するレベルの信号を出力信号として
    出力するフィルター回路(3)とを備えたことを特徴と
    するデジタルノイズフィルター。
JP3160573A 1991-07-01 1991-07-01 デジタルノイズフイルター Withdrawn JPH0514144A (ja)

Priority Applications (1)

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JP3160573A JPH0514144A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 デジタルノイズフイルター

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JP3160573A JPH0514144A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 デジタルノイズフイルター

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JPH0514144A true JPH0514144A (ja) 1993-01-22

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ID=15717891

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JP3160573A Withdrawn JPH0514144A (ja) 1991-07-01 1991-07-01 デジタルノイズフイルター

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6163164A (en) * 1999-01-18 2000-12-19 Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha Noise detection circuit
CN115065334A (zh) * 2022-07-28 2022-09-16 苏州贝克微电子股份有限公司 一种可调的逻辑信号滤波电路及方法

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Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 19981008