JP4122128B2 - エッジ検出回路 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、チャタリングを含んだ入力信号、すなわちエッジ検出対象信号をデジタルシステムに取り込む際に、チャタリングによる誤動作を発生させないエッジ検出回路に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
デジタルシステムに非同期な入力信号の到来をデジタルシステムに取り込む場合、入力信号のエッジ検出を行い、その出力信号をよく利用する。ところが、入力信号のエッジにチャタリングがあるとエッジ検出が誤動作し、その結果デジタルシステムも誤動作に到ってしまう。
【0003】
非同期な入力信号というのは、例えば図6でクロック信号CLKの周期に対して、入力信号INの到来エッジが任意の時刻であるということである。外部入力信号と内部クロック(CLK)とが非同期である場合が多いので、非同期な入力信号と記述している。
【0004】
図5は従来のエッジ検出回路の構成を示す回路図である。このエッジ検出回路は、2個のDフリップフロップ1,2で構成されている。Dフリップフロップ1は、電源電圧VCCをデータ入力Dとし、入力端子50より入力されるエッジ検出対象信号INをクロック入力CKとしている。また、Dフリップフロップ2は、Dフリップフロップ1の非反転出力Qをデータ入力Dとし、クロック端子60より入力されるクロック信号CLKをクロック入力CKとし、非反転出力Qを出力端子70よりエッジ検出信号OUTとして外部へ出力するようにしている。Dフリップフロップ2の非反転出力QはDフリップフロップ1のリセット入力Rとして与えられる。
【0005】
このように構成された従来のエッジ検出回路の動作を図6に示す波形図を用いて説明する。図6には、クロック端子60より入力されるクロック信号CLKと、入力端子50より入力されるエッジ検出対象信号INと、Dフリップフロップ1の非反転出力Q(信号S1と表記している)と、Dフリップフロップ2の非反転出力Qすなわちエッジ検出信号OUTとを示している。図6において、クロック信号CLKの波形の各立ち上がりエッジに近接して示している数字n(n=1〜20)はクロック信号CLKのn番目のパルスの時刻を意味し、以下の説明で用いている時刻tn(n=1〜20)に対応している。
【0006】
時刻t2から時刻t3までの間に到来したエッジ検出対象信号INの立ち上がりエッジがDフリップフロップ1のクロック入力CKとなるので、Dフリップフロップ1の非反転出力Q、すなわち信号S1はローレベルからハイレベルへ移行する。
【0007】
時刻t3の直前ではDフリップフロップ2のデータ入力D(信号S1)がハイレベルとなっているので、時刻t3のクロック信号CLKの立ち上がりエッジでDフリップフロップ2の非反転出力Q、すなわちエッジ検出信号OUTがローレベルからハイレベルへ移行する。このとき、Dフリップフロップ2の非反転出力QがDフリップフロップ1にリセット入力Rとして加えられるので、Dフリップフロップ1の非反転出力Q、すなわち信号S1がハイレベルからローレベルへ復帰する。
【0008】
つぎに、時刻t4のクロック信号CLKの立ち上がりエッジでDフリップフロップ2の非反転出力Qもハイレベルからローレベルへ復帰する。
【0009】
したがって、エッジ検出対象信号INの立ち上がりエッジを検出しクロック信号CLKの1周期をパルス幅とするエッジ検出信号OUTを得ることができている。
【0010】
このエッジ検出信号OUTがエッジ検出対象信号INのエッジに対応した信号としてデジタルシステムに用いられることになる。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
ところが、従来のエッジ検出回路は、エッジ検出対象信号INのエッジにチャタリングがあると、エッジ検出に誤動作が発生し、その結果デジタルシステムも誤動作に到ってしまうという問題があった。
【0012】
図6に示すように、時刻t11から時刻t12までの間にエッジ検出対象信号INの立ち上がりエッジが到来し、時刻t13以後エッジ検出対象信号INがローレベルに戻り、再度時刻t14から時刻t15までの間に立ち上がりエッジが到来するというチャタリングが含まれた場合、エッジ検出対象信号INの各々の立ち上がりエッジで、時刻t2から時刻t3までの間に到来したエッジ検出対象信号INの立ち上がりエッジと同様にしてエッジ検出が行われ、エッジ検出信号OUTが出力されることになる。
【0013】
このエッジ検出信号OUTをデジタルシステムに用いると、システムとして誤動作をまねく場合がある。たとえば、エッジ検出対象信号INの周波数をエッジ検出信号OUTをカウントすることにより計測するようなシステムでは、本来より多くのカウントがなされ、エッジ検出対象信号INの正確な周波数を取り込めなくなってしまっていた。
【0014】
したがって、本発明の目的は、チャタリングによる誤動作を防止できるエッジ検出回路を提供することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
本発明の請求項1記載のエッジ検出回路は、チャタリング検出部と、タイマ部と、エッジ検出信号作成部とを備えている。
【0016】
チャタリング検出部は、エッジ検出対象信号の状態を検出する機能を有する。
【0017】
タイマ部は、チャタリング検出部の出力信号に基づきエッジ検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされるとともに、エッジ検出対象信号がアクティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、エッジ検出対象信号が継続してアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とする機能を有する。
【0018】
エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えたときにエッジ検出信号を作成する機能を有する。
【0021】
上記のチャタリング検出部は、電源電圧をデータ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とする第1のDフリップフロップと、エッジ検出対象信号と第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2入力否定論理積回路とからなり、2入力否定論理積回路の出力をチャタリング検出部の出力とする。
【0022】
エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力信号をデータ入力としクロック信号をクロック入力とする第2のDフリップフロップからなり、第2のDフリップフロップの非反転出力を第1のDフリップフロップへリセット入力として供給し、第2のDフリップフロップの非反転出力をエッジ検出信号作成部の出力とする。
【0023】
以上の構成によれば、エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、その時間が所定時間を超えたときに、タイマ部の出力信号をアクティブ状態とし、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えたときにエッジ検出信号を作成するので、チャタリングが収まった後でエッジ検出信号が作成されることになる。その結果、エッジ検出対象信号にチャタリングが含まれている場合でもエッジ検出が正確に行われるという作用があり、デジタルシステムに用いてもシステムが誤動作しないという利点を有する。
また、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間(クロック信号が発生するまで)継続すると、そのときに発生するクロック信号に応答してエッジ検出信号が発生することになる。
【0024】
本発明の請求項2記載のエッジ検出回路は、請求項1記載のエッジ検出回路において、タイマ部が以下のように構成されている。
【0025】
タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップからなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのクロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力をタイマ部の出力信号としている。
【0026】
この構成によれば、請求項1と同様の作用を有する。
【0027】
本発明の請求項3記載のエッジ検出回路は、チャタリング検出部と、タイマ部と、エッジ検出信号作成部とを備えている。
【0028】
チャタリング検出部は、エッジ検出対象信号の状態を検出する機能を有する。
【0029】
タイマ部は、チャタリング検出部の出力信号に基づきエッジ検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされるとともに、エッジ検出対象信号がアクティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、エッジ検出対象信号が継続してアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とする機能を有する。
【0030】
エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となったときにエッジ検出信号を作成する機能を有する。
【0033】
上記のチャタリング検出部は、電源電圧をデータ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とする第1のDフリップフロップと、エッジ検出対象信号と第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2入力否定論理積回路とからなり、2入力否定論理積回路の出力をチャタリング検出部の出力とする。
【0034】
エッジ検出信号作成部は、電源電圧をデータ入力としタイマ部の出力信号をクロック入力とする第2のDフリップフロップと、第2のDフリップフロップの非反転出力をデータ入力としクロック信号をクロック入力とする第3のDフリップフロップとからなり、第3のDフリップフロップの非反転出力を第1および第2のDフリップフロップへリセット入力として供給し、第2のDフリップフロップの非反転出力をエッジ検出信号作成部の出力とする。
【0035】
以上の構成によれば、エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、その時間が所定時間を超えたときに、タイマ部の出力信号をアクティブ状態とし、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となったときにエッジ検出信号を作成するので、チャタリングが収まった後でエッジ検出信号が作成されることになる。その結果、エッジ検出対象信号にチャタリングが含まれている場合でもエッジ検出が正確に行われるという作用があり、デジタルシステムに用いてもシステムが誤動作しないという利点を有する。
また、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となった直後にエッジ検出信号が発生することになる。
【0036】
本発明の請求項4記載のエッジ検出回路は、請求項3記載のエッジ検出回路において、タイマ部が以下のように構成されている。
【0037】
タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップからなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのクロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力をタイマ部の出力信号としている。
【0038】
この構成によれば、請求項3と同様の作用を有する。
本発明の請求項5記載のエッジ検出回路は、チャタリング検出部と、タイマ部と、エッジ検出信号作成部とを備えている。
チャタリング検出部は、エッジ検出対象信号の状態を検出する機能を有する。
タイマ部は、チャタリング検出部の出力信号に基づきエッジ検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされるとともに、エッジ検出対象信号がアクティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、エッジ検出対象信号が継続してアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とする機能を有する。
エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えたときにエッジ検出信号を作成する機能を有する。
そして、エッジ検出信号によりアクティブ状態にした前記チャタリング検出部の出力信号に基づきタイマ部の出力信号を非アクティブ状態とするように構成している。
本発明の請求項6記載のエッジ検出回路は、請求項5記載のエッジ検出回路において、前記エッジ検出信号作成部は、前記タイマ部の出力信号を入力データとして入力する端子と、第1の期間と第2の期間とからなるクロック信号を入力する端子とを備え、入力された前記クロック信号の前記第1の期間には前記入力データを出力し、前記第2の期間には前記出力データを保持する回路からなる。
本発明の請求項7記載のエッジ検出回路は、請求項6記載のエッジ検出回路において、前記エッジ検出信号作成部はタイマ部の出力信号をデータ入力としクロック信号をクロック入力とするDフリップフロップからなる。
本発明の請求項8記載のエッジ検出回路は、請求項7記載のエッジ検出回路において、前記Dフリップフロップは非反転出力端子から前記エッジ検出信号を出力し前記エッジ検出信号を前記チャタリング検出部にリセット入力として供給し、前記チャタリング検出部は前記リセット入力により前記タイマ部の計時をリセットする。
本発明の請求項9記載のエッジ検出回路は、請求項5記載のエッジ検出回路において、前記チャタリング検出部は、電源電圧をデータ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とするDフリップフロップと、前記エッジ検出対象信号と前記第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2入力否定論理積回路とからなり、前記2入力否定論理積回路の出力を前記チャタリング検出部の出力としている。
本発明の請求項10記載のエッジ検出回路は、請求項5〜9の何れか1項記載のエッジ検出回路において、タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップからなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのクロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力を前記タイマ部の出力信号としている。
本発明の請求項11記載のエッジ検出回路は、請求項6記載のエッジ検出回路において、前記クロック信号は前記第1の期間でハイレベルであり、前記第2の期間でローレベルである。
【0039】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を詳細に説明する。
【0040】
〔第1の実施の形態〕
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るエッジ検出回路の構成を示す回路図である。このエッジ検出回路は、チャタリング検出部100と、タイマ部200とエッジ検出信号作成部300とで構成されている。
【0041】
チャタリング検出部100は、エッジ検出対象信号INの状態を検出する機能を有する。
【0042】
タイマ部200は、チャタリング検出部100の出力信号に基づきエッジ検出対象信号INが非アクティブ状態(例えば、ローレベル)のときにリセットされるとともに、エッジ検出対象信号INがアクティブ状態(例えば、ハイレベル)のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、エッジ検出対象信号INがアクティブ状態となっている時間を計測し、エッジ検出対象信号INが継続してアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とする機能を有する。
【0043】
エッジ検出信号作成部300は、タイマ部200の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えたときにエッジ検出信号OUTを作成する。
【0044】
ここで、チャタリング検出部100と、タイマ部200とエッジ検出信号作成部300の各構成を具体的に説明する。
【0045】
上記のチャタリング検出部100は、電源電圧VCCをデータ入力Dとし入力端子50より入力されるエッジ検出対象信号INをクロック入力CKとする第1のDフリップフロップ1と、エッジ検出対象信号INと第1のDフリップフロップ1の非反転出力Qを入力とする2入力否定論理積回路40とからなり、2入力否定論理積回路40の出力をチャタリング検出部100の出力とする。
【0046】
エッジ検出信号作成部300は、タイマ部200の出力信号をデータ入力Dとし、クロック端子60より入力されるクロック信号CLKをクロック入力CKとする第2のDフリップフロップ2からなり、第2のDフリップフロップ2の非反転出力Qを第1のDフリップフロップ1へリセット入力Rとして供給し、第2のDフリップフロップ2の非反転出力Qをエッジ検出信号作成部300の出力とし、出力端子70へ供給する。
【0047】
タイマ部200は、反転出力/Q(/は反転を意味する)とデータ入力Dとを各々接続するとともに2入力否定論理積回路40の出力をそれぞれリセット入力Rとする複数段(2以上)のDフリップフロップ10,20,30からなり、クロック信号CLKを初段のDフリップフロップ10のクロック入力CKとし、初段以降の各段のDフリップフロップ10,20の反転出力/Qを各々次段のDフリップフロップ20,30のクロック入力CKとし、最終段のDフリップフロップ30の非反転出力Qをタイマ部200の出力信号としている。上記のタイマ部200はクロック信号CLKの個数を計数するカウンタとして機能している。
【0048】
以上のように構成された本発明の第1の実施の形態のエッジ検出回路の動作を図2の波形図を用いて説明する。
【0049】
なお、図2では図1の回路構成図におけるタイマ部200を構成するカウンタとして説明を簡単にするためDフリップフロップ10とDフリップフロップ20のみとしている。
【0050】
図2には、クロック端子60より入力されるクロック信号CLKと、入力端子50より入力されるエッジ検出対象信号INと、Dフリップフロップ1の非反転出力Q(信号S1と表記している)と、2入力否定論理積回路40の出力信号(信号S40と表記している)と、Dフリップフロップ10,20の非反転出力Q(それぞれ信号S10,S20と表記している)と、Dフリップフロップ2の非反転出力Qすなわちエッジ検出信号OUTとを示している。図2において、クロック信号CLKの波形の各立ち上がりエッジに近接して示している数字n(n=1〜20)はクロック信号CLKのn番目のパルスの時刻を意味し、以下の説明で用いている時刻tn(n=1〜20)に対応している。
【0051】
まず、チャタリングがない場合の動作を説明する。
【0052】
時刻t2,t3間にエッジ検出対象信号INの立ち上がりが到来すると、Dフリップフロップ1の非反転出力Q(信号S1)はローレベルからハイレベルへ移行するとともに2入力否定論理積回路40の出力はハイレベルからローレベルに移行する。するとタイマ部200のDフリップフロップ10、Dフリップフロップ20はリセットが解除される。
【0053】
その後時刻t3でDフリップフロップ10の非反転出力Qが、時刻t4でDフリップフロップ20の非反転出力Qがローレベルからハイレベルに移行する。
【0054】
つぎに、時刻t4でタイマ部200の出力すなわちDフリップフロップ20の非反転出力Qがハイレベルとなっているので、時刻t5ではエッジ検出信号作成部300のDフリップフロップ2の非反転出力Qがローレベルからハイレベルへ移行するとともに、チャタリング検出部100のDフリップフロップ1がリセットされ、2入力否定論理積回路40を介してタイマ部200もリセットされる。
【0055】
時刻t5でタイマ部200の出力すなわちDフリップフロップ20の非反転出力Qはローレベルとなっているので、時刻t6ではエッジ検出信号作成部300のDフリップフロップ2の非反転出力Qがハイレベルからローレベルへ戻ることになる。
【0056】
このように、時刻t5から時刻t6の期間、エッジ検出信号OUTがハイレベルとなって出力端子70より出力されることになる。すなわち、エッジ検出信号OUTは、タイマ部200が出力信号を発生した後に発生するクロック信号CLKに応答して発生することになる。
【0057】
つぎに、チャタリングがある場合の動作を説明する。
【0058】
時刻t11,t12間にエッジ検出対象信号INのチャタリングエッジである立ち上がりが到来すると、Dフリップフロップ1の非反転出力Q(信号S1)はローレベルからハイレベルへ移行するとともに2入力否定論理積回路40の出力はハイレベルからローレベルに移行する。するとタイマ部200のDフリップフロップ10、Dフリップフロップ20はリセットが解除される。
【0059】
その後時刻t12でDフリップフロップ10の非反転出力Qが、時刻t13でDフリップフロップ20の非反転出力Qがローレベルからハイレベルに移行する。
【0060】
しかし、時刻t13の後にエッジ検出対象信号INにローレベルレベルが到来するので、2入力否定論理積回路40の出力はローレベルからハイレベルに戻り、Dフリップフロップ20の非反転出力Qはハイレベルからローレベルに復帰する。
【0061】
時刻t14,時刻t15間で再度エッジ検出対象信号INの立ち上がりが到来すると、2入力否定論理積回路ゲート40の出力が再度ハイレベルからローレベルに移行し、Dフリップフロップ10、Dフリップフロップ20のリセットが再び解除される。
【0062】
その後時刻t15、時刻t16でDフリップフロップ10、Dフリップフロップ20の非反転出力Qが各々ローレベルからハイレベルへ移行する。
【0063】
つぎに、時刻t16でタイマ部200の出力すなわちDフリップフロップ20の非反転出力Qがハイレベルとなっているので、時刻t17ではエッジ検出信号作成部300のDフリップフロップ2の非反転出力Qがローレベルからハイレベルへ移行するとともに、チャタリング検出部100のDフリップフロップ1がリセットされ、2入力否定論理積回路40を介してタイマ部200もリセットされる。
【0064】
時刻t17でタイマ部200の出力すなわちDフリップフロップ20の非反転出力Qはローレベルとなっているので、時刻t18ではエッジ検出信号作成部300のDフリップフロップ2の非反転出力Qがハイレベルからローレベルへ戻ることになる。
【0065】
このように、時刻t17から時刻t18の期間、エッジ検出信号OUTがハイレベルとなって出力端子70より出力されることになる。すなわち、エッジ検出信号OUTは、タイマ部200が出力信号を発生した後に発生するクロック信号CLKに応答して発生することになる。
【0066】
以上の説明のように、本発明の第1の実施の形態のエッジ検出回路におけるエッジ検出信号OUTはタイマ部200での時間設定の分だけ出力されるタイミングが遅れることになるが、デジタルシステムにとってこの遅延が問題になることはない。非同期で入力される信号INをクロック信号CLKでデジタルシステムに取り込む場合、いったん取り込んだ後はすべて同期化されるからである。
【0067】
なお、この実施の形態の場合、タイマ部200の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間(クロック信号CLKが発生するまで)継続すると、そのときに発生するクロック信号CLKに応答してエッジ検出信号が発生することになる。
【0068】
この実施の形態のエッジ検出回路によれば、エッジ検出対象信号INがアクティブ状態となっている時間を計測し、その時間が所定時間を超えたときに、タイマ部200の出力信号をアクティブ状態とし、タイマ部200の出力信号がアクティブ状態となっている時間がさらに所定時間を超えたときにエッジ検出信号OUTを作成するので、チャタリングが収まった後でエッジ検出信号が作成されることになる。その結果、エッジ検出対象信号INにチャタリングが含まれている場合でもエッジ検出が正確に行われることになり、デジタルシステムに用いてもシステムが誤動作しないという利点を有する。
【0069】
〔第2の実施の形態〕
図3は、本発明の第2の実施の形態に係るエッジ検出回路の構成を示す回路図である。このエッジ検出回路では、チャタリング検出部100と、タイマ部200とは図1の実施の形態と同一であり、エッジ検出信号作成部310だけが異なっている。
【0070】
すなわち、このエッジ検出信号作成部310は、タイマ部200の出力信号がアクティブ状態となったときにエッジ検出信号OUTを作成する。
【0071】
具体的に説明すると、電源電圧VCCをデータ入力Dとしタイマ部200の出力信号をクロック入力CKとする第2のDフリップフロップ2Aと、第2のDフリップフロップ2Aの非反転出力Qをデータ入力Dとしクロック信号CLKをクロック入力CKとする第3のDフリップフロップ3Aとからなり、第3のDフリップフロップ3Aの非反転出力Qを第1および第2のDフリップフロップ1,2Aへリセット入力Rとして供給し、第2のDフリップフロップ2Aの非反転出力Qをエッジ検出信号作成部310の出力とする。
【0072】
このエッジ検出信号作成部310はタイマ部200の出力でトリガされた出力がエッジ検出出力信号OUTとなるので、タイマ部200が出力信号を発生した直後にDフリップフロップ2Aがエッジ検出信号が発生することになり、図1の実施の形態のエッジ検出信号OUTよりクロック信号CLKの1周期分だけ早く出力されることになる。
【0073】
つぎのクロック信号CLKでフリップフロップ3Aの出力信号によりフリップフロップ2Aを含めて、チャタリング検出部100のDフリップフロップ1がリセットされ、エッジ検出信号作成部310以外は図1の実施の形態と同じ動作となる。
【0074】
図4に図3のエッジ検出回路の各部の波形図を示す。図4には、クロック端子60より入力されるクロック信号CLKと、入力端子50より入力されるエッジ検出対象信号INと、Dフリップフロップ1の非反転出力Q(信号S1と表記している)と、2入力否定論理積回路40の出力信号(信号S40と表記している)と、Dフリップフロップ10,20の非反転出力Q(それぞれ信号S10,S20と表記している)と、Dフリップフロップ2Aの非反転出力Qすなわちエッジ検出信号OUTと、Dフリップフロップ3Aの非反転出力Qとを示している。図4において、クロック信号CLKの波形の各立ち上がりエッジに近接して示している数字n(n=1〜20)はクロック信号CLKのn番目のパルスの時刻を意味し、以下の説明で用いている時刻tn(n=1〜20)に対応している。
【0075】
この実施の形態によれば、エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、その時間が所定時間を超えたときに、タイマ部の出力信号をアクティブ状態とし、タイマ部の出力信号がアクティブ状態となったときにエッジ検出信号を作成するので、チャタリングが収まった後でエッジ検出信号が作成されることになる。その結果、エッジ検出対象信号にチャタリングが含まれている場合でもエッジ検出が正確に行われることになり、デジタルシステムに用いてもシステムが誤動作しないという利点を有する。この実施の形態のエッジ検出回路の場合、エッジ検出信号OUTが第1の実施の形態よりも1クロック分早く出力されることになるので、タイマ回路200の設定時間が1クロック分短くなる。
【0076】
【発明の効果】
上述したように本発明のエッジ検出回路によれば、チャタリングを含んだエッジ検出対象信号においてもタイマ部での設定時間を適切に設定することにより安定なエッジ検出を行うことができ、デジタルシステムの誤動作を回避できるエッジ検出信号を得ることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のエッジ検出回路の構成を示す回路図である。
【図2】図1のエッジ検出回路の各部の波形図である。
【図3】本発明の第2の実施の形態のエッジ検出回路の構成を示す回路図である。
【図4】図3のエッジ検出回路の各部の波形図である。
【図5】従来のエッジ検出回路の構成を示す回路図である。
【図6】図5のエッジ検出回路の各部の波形図である。
【符号の説明】
1,2,2A,3A Dフリップフロップ
10,20,30 Dフリップフロップ
40 2入力否定論理積回路
50 入力端子
60 クロック端子
70 出力端子
100 チャタリング検出部
200 タイマ部
300,310 エッジ検出信号作成部
Claims (11)
- エッジ検出対象信号の状態を検出するチャタリング検出部と、
前記チャタリング検出部の出力信号に基づき前記エッジ検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされるとともに、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、前記エッジ検出対象信号が継続してアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とするタイマ部と、
前記タイマ部の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えたときにエッジ検出信号を作成するエッジ検出信号作成部とを備え、
チャタリング検出部は、電源電圧をデータ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とする第1のDフリップフロップと、前記エッジ検出対象信号と前記第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2入力否定論理積回路とからなり、前記2入力否定論理積回路の出力を前記チャタリング検出部の出力とし、
前記エッジ検出信号作成部は、タイマ部の出力信号をデータ入力としクロック信号をクロック入力とする第2のDフリップフロップからなり、前記第2のDフリップフロップの非反転出力を前記第1のDフリップフロップへリセット入力として供給し、前記第2のDフリップフロップの非反転出力を前記エッジ検出信号作成部の出力としたエッジ検出回路。 - タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップからなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのクロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力を前記タイマ部の出力信号とした請求項1記載のエッジ検出回路。
- エッジ検出対象信号の状態を検出するチャタリング検出部と、
前記チャタリング検出部の出力信号に基づき前記エッジ検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされるとともに、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、前記エッジ検出対象信号が継続してアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とするタイマ部と、
前記タイマ部の出力信号がアクティブ状態となったときにエッジ検出信号を作成するエッジ検出信号作成部とを備え、
チャタリング検出部は、電源電圧をデータ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とする第1のDフリップフロップと、前記エッジ検出対象信号と前記第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2入力否定論理積回路とからなり、前記2入力否定論理積回路の出力を前記チャタリング検出部の出力とし、
前記エッジ検出信号作成部は、電源電圧をデータ入力としタイマ部の出力信号をクロック入力とする第2のDフリップフロップと、前記第2のDフリップフロップの非反転出力をデータ入力としクロック信号をクロック入力とする第3のDフリップフロップとからなり、前記第3のDフリップフロップの非反転出力を前記第1および第2のDフリップフロップへリセット入力として供給し、前記第2のDフリップフロップの非反転出力を前記エッジ検出信号作成部の出力としたエッジ検出回路。 - タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップからなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのクロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力を前記タイマ部の出力信号とした請求項3記載のエッジ検出回路。
- エッジ検出対象信号の状態を検出するチャタリング検出部と、
前記チャタリング検出部の出力信号に基づき前記エッジ検出対象信号が非アクティブ状態のときにリセットされるとともに、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態のときにリセットが解除されて計時を行うことにより、前記エッジ検出対象信号がアクティブ状態となっている時間を計測し、前記エッジ検出対象信号が継続してアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えた後出力信号をアクティブ状態とするタイマ部と、
前記タイマ部の出力信号がアクティブ状態となっている時間が所定時間を超えたときにエッジ検出信号を作成するエッジ検出信号作成部とを備え、
前記エッジ検出信号によりアクティブ状態にした前記チャタリング検出部の出力信号に基づき前記タイマ部の出力信号を非アクティブ状態とするエッジ検出回路。 - 前記エッジ検出信号作成部は、前記タイマ部の出力信号を入力データとして入力する端子と、第1の期間と第2の期間とからなるクロック信号を入力する端子とを備え、入力された前記クロック信号の前記第1の期間には前記入力データを出力し、前記第2の期間には前記出力データを保持する回路からなる請求項5記載のエッジ検出回路。
- 前記エッジ検出信号作成部はタイマ部の出力信号をデータ入力としクロック信号をクロック入力とするDフリップフロップからなる請求項6記載のエッジ検出回路。
- 前記Dフリップフロップは非反転出力端子から前記エッジ検出信号を出力し前記エッジ検出信号を前記チャタリング検出部にリセット入力として供給し、前記チャタリング検出部は前記リセット入力により前記タイマ部の計時をリセットする請求項7記載のエッジ検出回路。
- 前記チャタリング検出部は、電源電圧をデータ入力としエッジ検出対象信号をクロック入力とするDフリップフロップと、前記エッジ検出対象信号と前記第1のDフリップフロップの非反転出力を入力とする2入力否定論理積回路とからなり、前記2入力否定論理積回路の出力を前記チャタリング検出部の出力とした請求項5記載のエッジ検出回路。
- タイマ部は、反転出力とデータ入力とを各々接続するとともに2入力否定論理積回路の出力をそれぞれリセット入力とする複数段のDフリップフロップからなり、クロック信号を初段のDフリップフロップのクロック入力とし、初段以降の各段のDフリップフロップの反転出力を各々次段のDフリップフロップのクロック入力とし、最終段のDフリップフロップの非反転出力を前記タイマ部の出力信号とした請求項5〜9の何れか1項記載のエッジ検出回路。
- 前記クロック信号は前記第1の期間でハイレベルであり、前記第2の期間でローレベルである請求項6記載のエッジ検出回路。
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