JPH05327481A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JPH05327481A
JPH05327481A JP12583892A JP12583892A JPH05327481A JP H05327481 A JPH05327481 A JP H05327481A JP 12583892 A JP12583892 A JP 12583892A JP 12583892 A JP12583892 A JP 12583892A JP H05327481 A JPH05327481 A JP H05327481A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flip
flop
output
flops
system clock
Prior art date
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Pending
Application number
JP12583892A
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English (en)
Inventor
Takeshi Miki
毅 三木
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 システムクロックの高速化によりタイミング
のずれや、寄生容量のために発生する後半部の遅延をな
くし、安定なカウントをする。 【構成】 システムクロックをフリップフロップ12の
クロック入力に接続し、フリップフロップ13、14及
び16のクロック入力は前段フリップフロップのQ出力
を接続する。またフリップフロップ15のクロック入力
は前段のフリップフロップの反転出力NQを接続してい
る。さらに、インバータ回路17とNAND回路18、
19及びNOR回路20で構成されたデコーダ出力によ
りフリップフロップにリセット信号を与える。フリップ
フロップ15の出力が半サイクル早く変化することで後
半部での遅延を前半部のフリップフロップで吸収し、安
定にカウントする半導体装置を得ることが出来る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリップフロップを直
列に接続し任意の計数をカウントする半導体装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体集積回路は高集積化、高速
化され半導体集積回路内部の遅延が誤動作を起こす原因
となっている。
【0003】以下に従来の半導体装置について説明す
る。図3は従来の半導体装置の一例として5段に直列接
続され、“16”をカウントする回路構成を示すもので
ある。図3において、1は半導体集積回路のシステムク
ロックである。2〜6はクロックの立ち下がりエッヂに
よって出力が変化するフリップフロップであり、3〜6
のクロック入力は前段のフリップフロップのQ2〜Q5
出力を接続し、2のクロック入力には1のシステムクロ
ックを入力している。7は1のシステムクロックを反転
するインバータ回路である。8は6のフリップフロップ
のQ出力と7のインバータ回路の出力を入力に持つAN
D回路である。8のAND回路の出力は2〜6のフリッ
プフロップのリセット端子に接続されている。
【0004】以上のように構成された半導体装置につい
て、以下その動作を説明する。図4はこの半導体装置の
タイミングを示した図である。
【0005】まず、初期状態として2〜6のフリップフ
ロップの出力Q2〜Q6は論理“0”とする。次に、シ
ステムクロック1がフリップフロップ2に入力されると
その立ち下がりエッヂで出力Q2は反転しシステムクロ
ックを分周する。以下フリップフロップ3〜5は前段の
フリップフロップのQ出力をクロックとしてその立ち下
がりエッヂで反転し分周する。次にシステムクロック1
が“16”をカウントするとフリップフロップ6の出力
Q6が論理“0”から論理“1”に変化する。Q6の論
理が“1”でインバータ回路7の出力が論理“1”の
時、すなわちシステムクロック1が論理“0”の時のみ
AND回路8は論理“1”を出力しフリップフロップ2
〜6はリセットされる。次にフリップフロップがリセッ
トされるとフリップフロップ6の出力Q6は論理“1”
から論理“0”に変化する。このQ6出力の変化により
AND回路8も論理“1”から論理“0”に変化しフリ
ップフロップ2〜6のリセットを解除する。次にシステ
ムクロック1がフリップフロップ2に入力されると新た
にカウントを開始する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来の構成では、後半のフリップフロップになるに従い遅
延が生じシステムクロックの高速化によるタイミングの
ずれや、寄生容量による配線遅延のために図4の波線に
示す通りリセット信号が正しく発生されないという問題
点を有していた。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で後半のフリップフロップの遅延を考慮せずに計数をカ
ウントすることのできる半導体装置を提供することを目
的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の半導体装置は、N個のフリップフロップを直
列に配置し、このフリップフロップのクロック入力は前
段のフリップフロップのQ出力を接続した構成のN段カ
ウンタと、N個のフリップフロップのQ出力もしくはそ
の反転NQ出力から構成されたデコーダを有し、このデ
コーダの出力を、N個のフリップフロップのリセット入
力に備え、任意の計数をカウントする半導体装置であ
る。
【0009】
【作用】この構成によって、システムクロックの高速化
によるタイミングのずれや、寄生容量のために発生する
後半部の遅延を、比較的遅延の少ない前半部のフリップ
フロップで吸収することにより、安定なカウンタを実現
することが出来る。
【0010】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。図1は本発明の第一の実施例におけ
る“16”をカウントする半導体装置の回路構成を示す
ものである。第1図において11は半導体集積回路のシ
ステムクロックである。12〜16はクロックの立ち下
がりエッヂによって出力が変化するフリップフロップで
あり、12のクロック入力はシステムクロック11を接
続し、13、14及び、16のクロック入力には前段の
フリップフロップのQ12、Q13出力及びQ15出力
を接続している。また、フリップフロップ15のクロッ
ク入力には14の反転出力NQ14を接続している。1
7は11のシステムクロックを反転するインバータ回路
である。18はフリップフロップ15の反転出力NQ1
5とフリップフロップ16の出力Q16を入力に持つN
AND回路である。19は、フリップフロップ12〜1
4の反転出力NQ12〜NQ14を入力に持つNAND
回路である。20はNAND回路18、19の出力及び
インバータ回路17の出力を入力に持つNOR回路であ
る。17、18、19及び20によってデコーダを構成
している。このデコーダの出力はフリップフロップ12
〜16のリセット端子に接続されている。
【0011】以上のように構成された半導体装置につい
て、以下その動作を説明する。図2は上記実施例におけ
るタイミングを示したタイミング図である。まず、初期
状態はフリップフロップ12〜16の出力Q12〜Q1
6は論理“0”とする。システムクロック11がフリッ
プフロップ12に入力されるとシステムクロックの立ち
下がりエッヂで出力Q12は反転しシステムクロック1
1を分周する。同様にフリップフロップ13、14もそ
れぞれの前段の出力Q12,Q13をクロック入力とし
ておりその立ち下がりエッヂで出力Q13、Q14を反
転分周する。次にフリップフロップ15は、そのクロッ
ク入力として前段のフリップフロップ14の反転出力N
Q14を入力としているため、Q14の立ち上がりエッ
ヂで出力Q15は反転分周する。次にフリップフロップ
16はQ15の立ち下がりエッヂすなわちシステムクロ
ックが“12”をカウントすると出力Q16は論理
“0”から論理“1”へ変化する。Q16が論理“1”
に変化するとNAND回路18が論理“1”から論理
“0”に変化する。しかし、NAND回路19は論理
“1”であるのでデコーダの出力は論理“0”のままな
のでフリップフロップ12〜16はリセットされない。
その後システムクロックが”4”カウントするとフリッ
プフロップ12〜14の反転出力NQ12〜14はすべ
て論理“1”になりNAND回路19は論理“0”を出
力する。その結果によりデコーダは論理“1”を出力し
フリップフロップ12〜16を全てリセットする。この
リセットによりフリップフロップ16出力はQ16は論
理“0”になりNAND回路18は論理“1”を出力す
る。その結果デコーダは論理“0”を出力しフリップフ
ロップ12〜16のリセットを解除する。次に、システ
ムクロック11が入力されると新たにカウントを開始す
る。
【0012】本発明は、フリップフロップ5段であるこ
とにかかわらず、N段の構成で適用でき、カウントする
計数もデコーダにQ出力またはNQ出力を計数によって
任意に設定できることはいうことはいうまでもない。
【0013】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、遅延の大
きい後半のフリップフロップの出力を半サイクル速く変
化させてデコードした信号と、比較的遅延の少ない前半
のフリップフロップでの変化をデコードした信号とから
フリップフロップのリセット信号を発生することによ
り、寄生容量による遅延を考慮する事なく安定に計数を
カウントすることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における半導体装置の構
成図
【図2】第1の実施例における半導体装置のタイミング
【図3】従来の半導体装置の構成図
【図4】従来例における半導体装置のタイミング図
【符号の説明】
1 システムクロック 2〜6 フリップフロップ 7 インバータ 8 AND回路 11 システムクロック 12〜16 フリップフロップ 17 インバータ 18、19 NAND回路 20 NOR回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】N個のフリップフロップを直列に配置し、
    このフリップフロップのクロック入力に前段のフリップ
    フロップのQ出力を接続した構成のN段カウンタと、前
    記N個のフリップフロップのQ出力もしくはその反転N
    Q出力から構成されたデコーダとを有し、前記デコーダ
    の出力を上記N個のフリップフロップのリセット入力に
    備え、任意の計数をカウントすることを特徴とした半導
    体装置。
JP12583892A 1992-05-19 1992-05-19 半導体装置 Pending JPH05327481A (ja)

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JP12583892A JPH05327481A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 半導体装置

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JP12583892A JPH05327481A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 半導体装置

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JPH05327481A true JPH05327481A (ja) 1993-12-10

Family

ID=14920197

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JP12583892A Pending JPH05327481A (ja) 1992-05-19 1992-05-19 半導体装置

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