JPH0727804A - パルス幅測定回路 - Google Patents

パルス幅測定回路

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Publication number
JPH0727804A
JPH0727804A JP17188493A JP17188493A JPH0727804A JP H0727804 A JPH0727804 A JP H0727804A JP 17188493 A JP17188493 A JP 17188493A JP 17188493 A JP17188493 A JP 17188493A JP H0727804 A JPH0727804 A JP H0727804A
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JP
Japan
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circuit
signal
pulse width
output
clock signal
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Application number
JP17188493A
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English (en)
Inventor
Kunihiro Ohara
邦裕 大原
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Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu VLSI Ltd
Fujitsu Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】本発明は被測定信号のパルス幅を常に最適な測
定レンジで測定して、パルス幅を正確に測定し得るパル
ス幅測定回路を提供することを目的とする。 【構成】エッジ検出回路6の出力信号に基づいてカウン
タ回路11に起動、停止信号を出力する制御回路7と、
起動、停止信号に基づいてカウントクロック信号CLK
をカウントするカウンタ回路11と、カウンタ回路11
のカウント値を格納するデータレジスタ3と、パルス幅
を演算するプロセッサ1と、マスタークロック信号MC
LKからクロック信号CLK1〜CLKnを分周する分
周器17と、レンジアップ信号SG4に基づいてクロッ
ク信号CLK1〜CLKnを順次選択して出力するセレ
クタ回路15とから構成される。カウンタ回路11には
カウント値のオーバーフローにより該カウント値を下位
方向へ1ビットシフトし、セレクタ回路15にレンジア
ップ信号SG4を出力する機能が備えられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は各種プロセッサ装置に
搭載されるパルス幅測定回路に関するものである。
【0002】近年のワンチップマイクロコンピュータで
は取り扱うデジタル信号の周波数やデューティが多様化
されている。このようなマイコンシステムに搭載され
て、デジタル信号のパルス幅を測定するパルス幅測定回
路では、様々なデジタル信号のパルス幅を正確に測定す
ることが必要となっている。
【0003】
【従来の技術】従来、ワンチップマイクロコンピュータ
に搭載されるパルス幅測定回路は測定しようとするデジ
タル信号のHレベルのパルス幅、Lレベルのパルス幅あ
るいは立ち上がり周期や立ち下がり周期等を測定するよ
うに構成される。
【0004】このようなパルス幅測定回路では、被測定
信号のパルス間隔で所定周期のクロック信号のパルスが
カウンタによりいくつカウントされるかにより、被測定
信号のパルス幅が測定される。そして、測定に先立って
あらかじめ測定レンジ、すなわちクロック信号の周波数
を選択することにより1ビットあたりの分解能が選択さ
れ、選択された測定レンジに基づいて被測定信号のパル
ス幅が測定される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、上記のよう
なパルス幅測定回路ではあらかじめ設定された測定レン
ジに対し被測定信号の周波数やデューティが多様に変化
する。すると、被測定信号に対し設定された測定レンジ
が最適でない場合が生じる。
【0006】すなわち、被測定信号に対し分解能が低す
ぎる場合には測定精度が低下する。また、分解能が高す
ぎる場合にはクロック信号のパルス数をカウントするカ
ウンタがオーバーフローするため、そのカウンタから出
力されるカウント値は被測定信号のパルス幅には対応し
ない無意味なデータとなる。
【0007】この発明の目的は、被測定信号のパルス幅
を常に最適な測定レンジで測定して、パルス幅を正確に
測定し得るパルス幅測定回路を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】図1は本発明の原理説明
図である。すなわち、被測定信号INの立ち上がり及び
立ち下がりを検出して出力信号を出力するエッジ検出回
路6と、前記エッジ検出回路6の出力信号に基づいてカ
ウンタ回路11に起動信号及び停止信号を出力する制御
回路7と、前記制御回路7から起動信号が出力されてか
ら停止信号が出力されるまで、カウントクロック信号C
LKをカウントするカウンタ回路11と、前記カウンタ
回路11のカウント値を格納するためのデータレジスタ
3と、前記データレジスタ3の格納データと、前記カウ
ントクロック信号CLKの周期に基づいて被測定信号I
Nのパルス幅を演算するプロセッサ1とからパルス幅測
定回路が構成される。
【0009】そして、マスタークロック信号MCLKを
分周して複数の周波数のクロック信号CLK1〜CLK
nを生成して出力する分周器17と、レンジアップ信号
SG4の入力に基づいて、前記分周器17で生成される
クロック信号CLK1〜CLKnの中から順次周波数の
低いクロック信号を選択して前記カウンタ回路11に前
記カウントクロック信号CLKとして出力するセレクタ
回路15と、前記カウントクロック信号CLKのカウン
ト動作にともなってカウント値がオーバーフローしたと
き、該カウント値を下位方向へ1ビットシフトし、前記
セレクタ回路15に前記レンジアップ信号SG4を出力
する機能を備えたカウンタ回路11とが備えられる。
【0010】また、図3に示すように前記セレクタ回路
15には前記レンジアップ信号SG4をカウントするカ
ウンタ回路19が備えられるとともに、該カウンタ回路
19のカウント値を格納するフラグレジスタ4が前記セ
レクタ回路15に接続され、前記プロセッサ1では前記
カウントクロック信号CLKの周期と、前記フラグレジ
スタ4の格納データとに基づいて被測定信号INのパル
ス幅が演算される。
【0011】
【作用】制御回路7からカウンタ回路11に起動信号が
出力されると、カウンタ回路11でカウントクロック信
号CLKのカウントが開始され、カウンタ回路11のカ
ウント値がデータレジスタ3に格納される。カウンタ回
路11でのカウント値がオーバーフローすると、カウン
タ回路11はセレクタ回路15にレンジアップ信号SG
4を出力し、セレクタ回路15からカウンタ回路11に
周波数の低いカウントクロック信号CLKが出力され
る。そして、カウンタ回路11はカウント値を下位方向
へ1ビットシフトし、新たなカウントクロック信号CL
Kに基づいてカウントを行う。カウンタ回路11に停止
信号が入力されるまで、このような動作が繰り返され
る。
【0012】
【実施例】図2は本発明を具体化した一実施例のワンチ
ップマイクロコンピュータを示し、プロセッサ1にはパ
ルス幅測定回路2を構成するデータレジスタ3、フラグ
レジスタ4及びコントロールレジスタ5が接続されてい
る。
【0013】前記プロセッサ1は前記コントロールレジ
スタ5に対しパルス幅測定回路2でのパルス幅測定モー
ドを書き込む。パルス幅測定回路2は書き込まれた測定
モードに基づいて入力信号INのパルス幅を測定し、そ
の測定データを前記データレジスタ3に格納する。ま
た、パルス幅測定回路2はパルス幅の測定動作時にその
測定レンジを自動的に選択し、その選択した測定レンジ
を前記フラグレジスタ4に格納する。
【0014】そして、前記プロセッサ1はデータレジス
タ3及びフラグレジスタ4に格納されたデータを読み出
すことにより、設定された測定モードに基づく入力信号
INのパルス幅を検知する。
【0015】前記パルス幅測定回路2の構成を図3に従
って説明すると、被測定信号である入力信号INはエッ
ジ検出回路6に入力され、同エッジ検出回路6は入力信
号INの立ち上がり及び立ち下がりを捕らえて、出力信
号SG1,SG2を制御回路7に出力する。
【0016】前記エッジ検出回路6の具体的構成を図4
に従って説明すると、前記入力信号INはフリップフロ
ップ回路8aに入力データDとして入力され、同フリッ
プフロップ回路8aにはクロック信号CKが入力されて
いる。
【0017】前記フリップフロップ回路8aはクロック
信号CKの立ち上がりに基づいて入力データDと同相の
出力信号QをNAND回路9aの一方の入力端子に出力
するとともに、フリップフロップ回路8bに入力データ
Dとして出力する。
【0018】また、前記フリップフロップ回路8aはク
ロック信号CKの立ち上がりに基づいて、入力データD
と逆相の出力信号バーQをNAND回路9bの一方の入
力端子に出力する。
【0019】前記フリップフロップ回路8bには前記ク
ロック信号CKがインバータ回路10aで反転されてク
ロック信号バーCKとして入力される。前記フリップフ
ロップ回路8bはクロック信号バーCKの立ち上がりに
基づいて入力データDと同相の出力信号QをNAND回
路9bの他方の入力端子に出力する。
【0020】また、前記フリップフロップ回路8bはク
ロック信号バーCKの立ち上がりに基づいて、入力デー
タDと逆相の出力信号バーQをNAND回路9aの他方
の入力端子に出力する。
【0021】そして、前記NAND回路9aから前記出
力信号SG1が出力され、前記NAND回路9bから前
記出力信号SG2が出力される。このように構成された
エッジ検出回路6では、図5に示すようにクロック信号
CKと入力信号INが入力されると、入力信号INの立
ち上がりに基づいてLレベルとなるパルス信号が出力信
号SG1として出力される。また、入力信号INの立ち
下がりに基づいてLレベルとなるパルス信号が出力信号
SG2として出力される。
【0022】前記制御回路7は前記エッジ検出回路6の
出力信号SG1,SG2と、前記コントロールレジスタ
5の格納データMD1,MD2に基づいて出力信号SG
3をカウンタ回路11及びセレクタ回路15に出力す
る。
【0023】前記制御回路7の具体的構成を図6に従っ
て説明すると、前記エッジ検出回路6の出力信号SG
1,SG2はフリップフロップ回路12a,12bにそ
れぞれクロック信号として入力され、同フリップフロッ
プ回路12a,12bには電源VccがHレベルのデータ
Dとして入力されている。
【0024】前記フリップフロップ回路12aの出力信
号QはAND回路13aの一方の入力端子に入力され、
前記フリップフロップ回路12bの出力信号QはAND
回路13bの一方の入力端子に入力されている。
【0025】前記AND回路13aの他方の入力端子に
は前記コントロールレジスタ5に格納されているモード
設定信号MD1が入力され、前記AND回路13bの他
方の入力端子には前記コントロールレジスタ5に格納さ
れているモード設定信号MD2が入力されている。
【0026】前記AND回路13a,13bの出力信号
はOR回路14aに入力され、同OR回路14aの出力
信号はフリップフロップ回路12cにクロック信号とし
て入力されている。
【0027】前記フリップフロップ回路12cの出力信
号Qが前記出力信号SG3として前記カウンタ回路11
及びセレクタ回路15に出力される。また、フリップフ
ロップ回路12cの出力信号Qはインバータ回路10b
を介して、同フリップフロップ回路12cに入力データ
Dとして入力されている。
【0028】従って、フリップフロップ回路12cの出
力信号QがLレベルの状態でOR回路14からHレベル
の信号が入力されると、同フリップフロップ回路12c
からHレベルの出力信号SG3が出力される。
【0029】また、フリップフロップ回路12cの出力
信号QがHレベルの状態でOR回路14からHレベルの
信号が入力されると、同フリップフロップ回路12cか
らLレベルの出力信号SG3が出力される。
【0030】前記フリップフロップ回路12cの出力信
号SG3はインバータ回路10cを介して前記フリップ
フロップ回路12a,12bにリセット信号Rとして入
力される。そして、フリップフロップ回路12a,12
bにリセット信号Rが入力されると、同フリップフロッ
プ回路12a,12bの出力信号QがLレベルにリセッ
トされる。
【0031】前記フリップフロップ回路12cの出力信
号SG3はインバータ回路10dを介してフリップフロ
ップ回路12dにクロック信号として入力され、同フリ
ップフロップ回路12dには電源VccがHレベルの入力
データDとして入力されている。
【0032】そして、フリップフロップ回路12dの出
力信号バーQが出力信号LDとして出力され、同出力信
号LDは前記フリップフロップ回路12cの出力信号S
G3がLレベルとなったとき、Lレベルとなるように設
定される。
【0033】このように構成された制御回路7では、前
記コントロールレジスタ5の格納データMD1がHレベ
ル、MD2がLレベルに設定されれば、入力信号INの
立ち上がりに基づいて前記エッジ検出回路6から出力さ
れる出力信号SG1に基づいてフリップフロップ回路1
2aからHレベルの出力信号が出力される。
【0034】すると、AND回路13aの出力信号がH
レベルとなり、OR回路14aの出力信号がHレベルと
なり、フリップフロップ回路12cからHレベルの出力
信号SG13がカウンタ回路11に出力される。
【0035】次いで、フリップフロップ回路12cの出
力信号SG13がHレベルとなると、インバータ回路1
0cからフリップフロップ回路12a,12bにLレベ
ルのリセット信号Rが入力されて、同フリップフロップ
回路12a,12bの出力信号QはLレベルにリセット
される。
【0036】次いで、前記エッジ検出回路6から出力信
号SG1が再度入力されると、フリップフロップ回路1
2a,12bの出力信号QはHレベルとなり、AND回
路13a、OR回路14aの出力信号がHレベルとな
り、フリップフロップ回路12cの出力信号SG3がL
レベルとなる。
【0037】従って、前記コントロールレジスタ5の格
納データMD1がHレベル、MD2がLレベルに設定さ
れると、この制御回路7の出力信号SG13は入力信号
INのLレベルからHレベルへの最初の立ち上がりに基
づいてHレベルとなり、次の立ち上がりに基づいてLレ
ベルとなる。
【0038】また、前記コントロールレジスタ5の格納
データMD1がLレベル、MD2がHレベルに設定され
ると、制御回路7の出力信号SG13は入力信号INの
HレベルからLレベルへの最初の立ち下がりに基づいて
Hレベルとなり、次の立ち下がりに基づいてLレベルと
なる。
【0039】また、前記コントロールレジスタ5の格納
データMD1,MD2がともにHレベルに設定される
と、制御回路7の出力信号SG13は入力信号INの最
初の立ち上がりに基づいてHレベルとなり、次の立ち下
がりに基づいてLレベルとなる。あるいは、制御回路7
の出力信号SG13は入力信号INの最初の立ち下がり
に基づいてHレベルとなり、次の立ち上がりに基づいて
Lレベルとなる。
【0040】前記カウンタ回路11は前記制御回路7の
出力信号SG3がHレベルとなると、前記セレクタ回路
15から出力されるカウントクロック信号CLKのカウ
ントを開始し、同出力信号SG3がLレベルとなるとカ
ウントクロック信号CLKのカウントを停止して、その
カウント値を転送ゲート16を介して前記データレジス
タ3に出力する。
【0041】すなわち、図7に示すようにカウンタ回路
11には前記出力信号SG3と、カウントクロック信号
CLKが入力され、同カウンタ回路11の例えば3ビッ
トの出力信号は転送ゲート16を介して前記データレジ
スタ3に出力される。
【0042】前記転送ゲート16には前記制御回路7の
出力信号LDが入力され、同出力信号LDがLレベルと
なると転送ゲート16が活性化されて、カウンタ回路1
1の出力信号がデータレジスタ3に出力される。
【0043】前記カウンタ回路11においてそのカウン
ト値がオーバーフローすると、同カウンタ回路11はキ
ャリーアウト信号COを前記セレクタ回路15にレンジ
アップ信号SG4として出力すると同時に、カウント値
を1ビット下位方向へシフトする。
【0044】なお、前記カウンタ回路11に入力される
リセット信号Reは前記制御回路7の出力信号LDを遅
延させて生成される。そして、前記出力信号LDに基づ
いてカウンタ回路7のカウント値がデータレジスタ3に
出力された後に、Lレベルのリセット信号Reがカウン
タ回路11に入力されて、同カウンタ回路11のカウン
ト値がリセットされる。
【0045】前記セレクタ回路15には分周器17から
例えば4種類の周波数のクロック信号CLK1〜CLK
4が入力され、同分周器17はマスタークロック信号M
CLKから同クロック信号CLK1〜CLK4を生成し
ている。
【0046】そして、セレクタ回路15は前記カウンタ
回路11から出力されるレンジアップ信号SG4に基づ
いて、前記クロック信号CLK1〜CLK4のいずれか
を選択して、カウンタ回路11に出力する。
【0047】前記分周器17の具体的構成を図8に従っ
て説明すると、同分周器17は3段のフリップフロップ
回路18a,18b,18cが直列に接続され、初段の
フリップフロップ回路18aにマスタークロック信号M
CLKが入力される。
【0048】各フリップフロップ回路18a,18bの
出力信号Qは後段のフリップフロップ回路18b,18
cのクロック信号として入力され、各フリップフロップ
回路18a,18b,18cの出力信号バーQは同フリ
ップフロップ回路18a,18b,18cに入力データ
Dとして入力される。
【0049】そして、前記マスタークロック信号MCL
Kがクロック信号CLK1として出力され、各フリップ
フロップ回路18a,18b,18cの出力信号Qがク
ロック信号CLK2〜CLK4として出力される。
【0050】このような分周器17から出力されるクロ
ック信号CLK1〜CLK4は、図9に示すようにマス
タークロック信号MCLKをそれぞれ1分周、2分周、
3分周、4分周した周波数となる。
【0051】前記セレクタ回路15の具体的構成を図1
0に従って説明すると、前記カウンタ回路11から出力
されるレンジアップ信号SG4は2ビットのカウンタ回
路19に入力され、同カウンタ回路19はレンジアップ
信号SG4をカウントしてデコーダ回路20に出力す
る。
【0052】前記カウンタ回路19には前記制御回路7
から出力される出力信号SG3がリセット信号Rとして
入力され、同出力信号SG3がLレベルとなると、同カ
ウンタ回路19のカウント値がリセットされる。
【0053】前記デコーダ20は前記カウンタ回路19
の2ビットの出力信号に基づいていずれか1ビットのみ
がHレベルとなる4ビットの出力信号を出力し、同出力
信号はAND回路13c〜13fの一方の入力端子に入
力されている。
【0054】前記AND回路13c〜13fの他方の入
力端子には前記クロック信号CLK1〜CLK4がそれ
ぞれ入力され、各AND回路13c〜13fの出力信号
はOR回路14bに入力され、同OR回路14bからカ
ウントクロック信号CLKが出力される。
【0055】従って、カウントクロック信号CLKは前
記デコーダ20の出力信号に基づいて、前記クロック信
号CLK1〜CLK4の中から選択されて出力される。
そして、同デコーダ20は前記カウンタ回路19のカウ
ントアップに基づいて、クロック信号CLK1から同C
LK4を順次選択するように設定されている。
【0056】前記カウンタ回路19の出力信号はそれぞ
れバッファ回路21及び転送ゲート22を介して前記フ
ラグレジスタ4に出力される。前記転送ゲート22には
前記制御回路7の出力信号LDが入力され、同転送ゲー
ト22はLレベルの出力信号LDの入力に基づいて活性
化されて前記カウンタ回路19の出力信号をフラグレジ
スタ4に出力する。
【0057】次に、上記のように構成されたパルス幅測
定回路の動作を図11に従って説明する。さて、プロセ
ッサ1に基づいてコントロールレジスタ5に書き込まれ
たモード設定信号MD1,MD2はともにHレベルに設
定され、前記クロック信号CLK1〜CLK4の周期は
それぞれ1ms,2ms,4ms,8msに設定されて
いるものとする。
【0058】このような状態で、Hレベルのパルス幅が
22msの入力信号INのHレベルのパルス幅を測定す
る場合を説明する。入力信号INがエッジ検出回路6に
入力されると、同入力信号INの立ち上がりに基づいて
同エッジ検出回路6からLレベルのパルス信号が出力信
号SG1として出力される。
【0059】すると、エッジ検出回路6の出力信号SG
1の立ち上がりに基づいて、制御回路7の出力信号SG
3がHレベルとなり、セレクタ回路15から出力される
カウントクロック信号CLKはクロック信号CLK1に
リセットされるとともに、カウンタ回路11がカウント
クロック信号CLKのカウントを開始する。
【0060】この状態で、カウンタ回路11がカウント
クロック信号CLKのカウントを開始して、同カウント
クロック信号CLKを7パルスカウントすると、同カウ
ンタ回路11はそのカウント値が「111」となってオ
ーバーフローし、キャリーアップ信号COをレンジアッ
プ信号SG4としてセレクタ回路15に出力する。ま
た、これと同時にカウンタ回路11はカウント値を下位
方向へ1ビット分シフトして、「011」とする。
【0061】セレクタ回路15はレンジアップ信号SG
4に基づいてカウンタ回路19に「1」を加算するとと
もに、カウントクロック信号CLKとしてクロック信号
CLK2をカウンタ回路11に出力する。
【0062】次いで、カウンタ回路11はクロック信号
CLK2のカウントを開始する。そして、クロック信号
CLK2を4パルスカウントすると、カウンタ回路11
はそのカウント値が「111」となってオーバーフロー
し、キャリーアップ信号COをレンジアップ信号SG4
としてセレクタ回路15に出力する。また、これと同時
にカウンタ回路11はカウント値を下位方向へ1ビット
分シフトして、「011」とする。
【0063】セレクタ回路15はレンジアップ信号SG
4に基づいてカウンタ回路19に「1」を加算するとと
もに、カウントクロック信号CLKとして、クロック信
号CLK3をカウンタ回路11に出力する。
【0064】次いで、カウンタ回路11はクロック信号
CLK3のカウントを開始する。そして、カウンタ回路
11がクロック信号CLK3を2パルスカウントして、
そのカウント値が「101」となった時点で、入力信号
INがLレベルに立ち下がる。
【0065】すると、エッジ検出回路6の出力信号SG
2として制御回路7にLレベルのパルス信号が出力さ
れ、その出力信号SG2に基づいて制御回路7からLレ
ベルの出力信号SG3と、Lレベルの出力信号LDが出
力される。
【0066】Lレベルの出力信号SG3に基づいて、カ
ウンタ回路11はそのカウント動作を停止し、セレクタ
回路15はカウントクロック信号CLKをクロック信号
CLK1にリセットする。
【0067】また、Lレベルの出力信号LDに基づいて
セレクタ回路15のカウンタ回路19のカウント値がフ
ラグレジスタ4に格納され、これと同時にカウンタ回路
11のカウント値がデータレジスタ3に格納される。
【0068】そして、プロセッサ1はデータレジスタ3
の格納データと、フラグレジスタ4の格納データとに基
づいてパルス幅を演算する。すなわち、プロセッサ1は
フラグレジスタ4の「10」の格納データに基づいて、
データレジスタ3の格納データはクロック信号CLK3
のカウント値であることを認識する。
【0069】そして、データレジスタ3の格納データ
「101」に基づいて、測定した入力データINのパル
ス幅を4ms×5=20msとして求める。また、コン
トロールレジスタ5に格納されるモード設定信号MD
1,MD2を変更することにより入力信号INのLレベ
ルのパルス幅、立ち上がり周期及び立ち下がり周期も同
様に測定することができる。
【0070】以上のようにこのパルス幅測定回路では、
入力信号INのパルス幅の測定に際し、カウンタ回路1
1ではまず周波数の高いクロッククロック信号CLKに
基づいて被測定信号のパルス幅のカウントを開始する。
【0071】そして、カウンタ回路11のカウント値が
オーバーフローすると、カウント値を下位方向へ1ビッ
トシフトして、実質的にカウント値を半減させ、次いで
1/2の周波数のカウントクロック信号CLKに基づい
てカウントを続行する。
【0072】すなわち、被測定信号のパルス幅に応じて
カウントクロック信号CLKの周波数が順次変更され
て、最適な周波数のカウントクロック信号CLKに基づ
いてカウント動作が行われる、従って、カウンタ回路1
1のオーバーフローによる無意味な測定データの出力を
防止することができるとともに、最適な周波数のカウン
トクロック信号CLKに基づいて、被測定信号のパルス
幅を測定することにより、測定データの誤差を低減する
ことができる。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明は被測定
信号のパルス幅を常に最適な測定レンジで測定して、パ
ルス幅を正確に測定し得るパルス幅測定回路を提供する
ことができる優れた効果を発揮する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】一実施例のパルス幅測定回路を備えたマイコン
システムの概要を示すブロック図である。
【図3】一実施例のパルス幅測定回路を示すブロック図
である。
【図4】エッジ検出回路を示す回路図である。
【図5】エッジ検出回路の動作を示す波形図である。
【図6】制御回路を示す回路図である。
【図7】カウンタ回路の入出力を示す回路図である。
【図8】分周器を示す回路図である。
【図9】分周器の動作を示す波形図である。
【図10】セレクタ回路を示す回路図である。
【図11】パルス幅測定回路の動作を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
3 データレジスタ 6 エッジ検出回路 7 制御回路 11 カウンタ回路 15 セレクタ回路 17 分周器 IN 被測定信号 CLK カウントクロック信号 MCLK マスタークロック信号 CLK1〜CLKn クロック信号 SG4 レンジアップ信号

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被測定信号(IN)の立ち上がり及び立
    ち下がりを検出して出力信号を出力するエッジ検出回路
    (6)と、 前記エッジ検出回路(6)の出力信号に基づいてカウン
    タ回路(11)に起動信号及び停止信号を出力する制御
    回路(7)と、 前記制御回路(7)から起動信号が出力されてから停止
    信号が出力されるまで、カウントクロック信号(CL
    K)をカウントするカウンタ回路(11)と、 前記カウンタ回路(11)のカウント値を格納するため
    のデータレジスタ(3)と、 前記データレジスタ(3)の格納データと、前記カウン
    トクロック信号(CLK)の周期に基づいて被測定信号
    (IN)のパルス幅を演算するプロセッサ(1)と、を
    備えたパルス幅測定回路であって、 マスタークロック信号(MCLK)を分周して複数の周
    波数のクロック信号(CLK1〜CLKn)を生成して
    出力する分周器(17)と、 レンジアップ信号(SG4)の入力に基づいて、前記分
    周器(17)で生成されるクロック信号(CLK1〜C
    LKn)の中から順次周波数の低いクロック信号を選択
    して前記カウンタ回路(11)に前記カウントクロック
    信号(CLK)として出力するセレクタ回路(15)
    と、 前記カウントクロック信号(CLK)のカウント動作に
    ともなってカウント値がオーバーフローしたとき、該カ
    ウント値を下位方向へ1ビットシフトし、前記セレクタ
    回路(15)に前記レンジアップ信号(SG4)を出力
    する機能を備えたカウンタ回路(11)と、を備えたこ
    とを特徴とするパルス幅測定回路。
  2. 【請求項2】 前記セレクタ回路(15)には前記レン
    ジアップ信号(SG4)をカウントするカウンタ回路
    (19)を備えるとともに、該カウンタ回路(19)の
    カウント値を格納するフラグレジスタ(4)を前記セレ
    クタ回路(15)に接続し、前記プロセッサ(1)は前
    記カウントクロック信号(CLK)の周期と、前記フラ
    グレジスタ(4)の格納データとに基づいて被測定信号
    (IN)のパルス幅を演算することを特徴とする請求項
    1記載のパルス幅測定回路。
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