JPH0512589A - 防災監視システムの監視表示方法 - Google Patents

防災監視システムの監視表示方法

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JPH0512589A
JPH0512589A JP16417691A JP16417691A JPH0512589A JP H0512589 A JPH0512589 A JP H0512589A JP 16417691 A JP16417691 A JP 16417691A JP 16417691 A JP16417691 A JP 16417691A JP H0512589 A JPH0512589 A JP H0512589A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 防災監視システムに設けられた表示部に、監
視区域の表示及び該監視区域内に設置されている端末機
器の位置と監視状況をグラフィック表示すると共に、該
グラフィック表示中に、ビデオ監視カメラの撮像による
映像を同時に画像再生してウィンドウ表示する機能を有
する防災監視システムにおいて、監視区域内に配置され
ている端末機器等の有用な監視情報の表示と、ビデオ監
視カメラからの映像を再生するためのウィンドウ表示
を、表示装置の画面内に効率良く行うことにより、視認
性が良く、使用し易い防災監視システムの監視表示方法
を提供することを目的とする。 【構成】 異常を検出した端末機器の表示と上記ウィン
ドウ表示を、所定の関係に設定された色で着色表示する
こととした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス漏れ検出器、火災
感知器、受信機等の端末機器を備えた防災監視システム
に関し、特に、監視用表示装置に、監視区域の状況をグ
ラフィック表示すると共に、監視カメラの撮像で得られ
る画像を再生することによって防災監視を行う防災監視
システムの監視表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような防災監視システムにあ
っては、予め決められた監視区域にガス漏れ検出器、火
災感知器、受信機等の端末機器を設置し、中央監視室内
に備えられている集中監視装置が所謂ポーリング方式等
の伝送方法によってこれらの端末機器からの検出信号を
受信して、各監視区域毎に異常発生の有無等をCRTデ
ィスプレー等の監視用表示装置にグラフィック表示する
ことで、視覚的に集中監視することができるようになっ
ていた。
【0003】更に、中央監視室に居る監視人のリモート
コントロールによって操作可能なビデオ監視カメラが適
宜の監視区域に設置され、監視区域の映像を直接CRT
ディスプレー等に再生することで、確実な監視を行うこ
とがきるようになっていた。図7と図8は、このような
従来の防災監視システムに備えられた上記表示装置の表
示方法を示すものであり、中央監視室等に居る監視人が
指定した監視区域の見取図等を背景としてディスプレー
の表示画面にグラフィック表示し(図7には示していな
い)、更に、その監視区域中に設置されている各種感知
器等の端末機器に予め付けられている識別符号S01,S02,
SO3,SO4 〜S31,S32,S33,S36 等と、ビデオ監視カメラを
示す識別符号ITV を設置場所に対応するようにして重ね
て表示している。したがって、ディスプレーの表示画面
を見るだけで、監視区域の構造と、端末機器等の種類及
び設置場所を直観的に認識できるように表示される。
【0004】そして、何れの端末機器も異常を検出しな
い場合には、図7に示すように、背景の見取図と端末機
器等の識別符号が単に表示される状態が継続する事とな
る。一方、何れかの端末機器、例えば図8中の識別符号
S01とS32で示される端末機器が異常を検出して発報し
た場合には、それらの識別符号の周囲を枠で囲み、更に
それらの枠内を異常発生を示す赤色等で着色表示するこ
とにより、表示内容を変化させ、異常発生場所と異常の
種類を直観的に確認することができるように成ってい
る。
【0005】更に、このような異常が発生すると、自動
的に異常発生区域に設置されているビデオ監視カメラか
らの映像信号を受信し、図8の斜線範囲で示すようなウ
ィンドウ表示部を設定して、このウィンドウ表示部にビ
デオ監視カメラが撮像した映像を再生することにより、
監視区域内の異常状況のより明確な情報を提供する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の防災監視システムの監視表示方法にあっては、
図8に示すように、複数の端末機器が異常を検出したの
に伴って複数のウィンドウ表示部に各ビデオ監視カメラ
からの映像を表示した場合に、それらのウィンドウ表示
部の再生画像と、異常が発生した監視区域との対応関係
が直観的に確認できず、迅速な対応ができない等の問題
があった。
【0007】本発明はこのような課題に鑑みてなされた
ものであり、監視区域内に配置されている端末機器等の
有用な監視情報の表示と、ビデオ監視カメラからの映像
を再生するためのウィンドウ表示を、表示装置の画面内
に効率良く行うことにより、視認性が良く、使用し易い
防災監視システムの監視表示方法を提供することを目的
とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、防災監視システムに設けられた表示
部に、監視区域の表示及び該監視区域内に設置されてい
る端末機器の位置と監視状況をグラフィック表示すると
共に、該グラフィック表示中に、ビデオ監視カメラの撮
像による映像を同時に画像再生してウィンドウ表示する
機能を有する防災監視システムの監視表示方法を対象
し、異常を検出した端末機器の表示と上記ウィンドウ表
示を、所定の関係に設定された色で着色表示することと
した。
【0009】又、異常を検出した端末機器の検出レベル
に応じて複数段階の色の異なる着色表示を、端末機器の
表示と上記ウィンドウ表示について、相互に関係付けて
表示することとした。又、これらの着色表示を上記ウィ
ンドウ表示の外枠部分について行うこととした。
【0010】
【作用】このような本発明の防災監視システムの監視表
示方法によれば、異常が発生した監視区域に付される着
色表示と、ビデオ監視カメラの撮像による映像を再生表
示するウィンドウ表示部に付される着色表示が所定の対
応関係に設定されているので、これらの着色表示を見る
だけで直観的に確認することができ、異常発生時の対応
処理を迅速且つ確実に行うことができる等の効果が得ら
れる。
【0011】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1に基づいて防災監視システムの構成を説
明する。図1において、3は受信機であり、複数の監視
系統へ延びる複数の回線に接続される火災感知器やガス
漏れ感知器、防犯機器等から送出される発報信号を受信
する。
【0012】4は防災監視装置の表示制御部であり、受
信機3や、他の監視系統に設けられている他の検出器や
受信機5が入力部(入力インターフェース)6に接続し
ている。更に具体的には、受信機3を中心に構成されて
いる防災監視系統は所謂R型のシステム構成によってポ
ーリング伝送方式が適用されるものであり、直接に検出
器又は受信機5が入力部6に接続する系統は所謂P型の
システム構成が適用されるものである。
【0013】そして、これらの系統の各端末機器が異常
を検出して発報信号を送出してくると、表示制御部4は
入力部6を介して受信する。表示制御部4の構成を説明
すると、7は入力部6からの発報信号を信号処理したり
ディスプレイ表示のための制御を行う中央制御部であ
り、内蔵するマイクロプロセッサ等の演算手段によって
これらの処理を行うようになっている。
【0014】8は中央制御部7に対して表示のための各
種コマンドを入力するコマンド入力部であり、例えば、
キーボードやライトペンやマウス等の入力装置から成っ
ている。更に、中央制御部7は、画像データ形成回路
9、画像メモリ10、ビデオ信号発生回路11及びCR
Tディスプレー12で構成される表示部の動作を制御す
ることにより、後述する監視区域の見取図や端末機器の
位置、及びビデオ監視カメラによる映像の画像再生をC
RTディスプレー12に表示させる。
【0015】13は適宜の監視区域毎に設置されている
ビデオ監視カメラ(図中には、代表して一つを示す)で
あり、ビデオ監視カメラ13から出力される点順次の映
像信号をA/D変換器14が所定の点順次走査のタイミ
ングに同期してデジタルの画素データに変換し、R
(赤),G(緑),B(青)の各色毎に1フレーム画相
当の画素データを記憶することができ且つ全てのビデオ
監視カメラの数に対応する記憶容量を具備するフレーム
メモリ15に格納させる。
【0016】尚、静止画撮像を行う場合には、1フレー
ム画相当の画素データをフレームメモリ15に一回記憶
させるだけで撮像動作を終了し、動画撮像を行う場合に
は、フレーム走査期間毎に同期して順次にデータを書き
換える動作を行う。16は読出し専用メモリ(ROM)
から成る参照情報ファイルであり、各監視区域の見取図
(例えば高層ビルの各階毎の見取図等)を表す画像デー
タと該見取図における各端末機器の種類と設置位置及び
ビデオ監視カメラの設置位置等を示すデータとを予め記
憶している。
【0017】17はランダムアクセスメモリ(RAM)
から成る履歴情報ファイルであり、受信機3,5から転
送されてくる発報信号の内容及び発報場所等のデータを
順次に記憶する。そして、これらのフレームメモリ1
5、参照情報ファイル16及び履歴情報ファイル17は
相互にデータバスを介して中央制御部7と画像データ形
成回路9に接続し、中央制御部7からの制御信号に従っ
て、各記憶データの転送動作を行うように成っている。
【0018】尚、画像メモリ10は1フレーム画相当の
記憶容量を有するRAMで構成されており、画像データ
形成回路9が参照情報ファイル16から読み出した監視
区域の見取図、端末機器及びビデオ監視カメラに関する
表示データから1フレーム画分の各画素データを形成
し、この1フレーム画分の各画素データを記憶する。そ
して、ビデオ信号発生回路11は、例えばNTSC方式
等の標準テレビジョン方式の走査周期に同期して画像メ
モリ10の画素データを読出すと共に、これらの画素デ
ータから該標準テレビジョン方式の走査周期に準じた同
期信号SYN と各色信号R,G,Bを発生して時系列的に
CRTディスプレー12に供給することにより、CRT
ディスプレー12にグラフィック表示を行わせる。
【0019】又、参照情報ファイル16から読み出した
データだけでなく、履歴情報ファイル17やフレームメ
モリ15から読み出したデータについても同様の処理を
行うことによって、CRTディスプレー12に表示を行
わせる。但し、画像メモリ10とビデオ信号発生回路1
1間では、DMA(direct memory access)転送による
データ読出しを行うので、見掛け上は、画像データ形成
回路9が画像メモリ10の適宜の記憶領域にデータを書
き込むだけで、自動的にビデオ信号発生回路11が画像
再生のための処理を行う。
【0020】次に、かかる構成の表示制御部4の動作を
説明する。尚、以下に説明する処理は中央制御部7の制
御に基づいて行われる。まず、電源投入等が行われて動
作が起動されると、ステップ100において所定の初期
化動作を行い、図7に示したのと同様に、CRTディス
プレー12の表示画面に、監視区域の見取図と、監視区
域を識別するための識別番号((0) 〜(3) 等)、端末機
器(S01〜S36等)及びビデオ監視カメラの識別表示
(ITV )を見取図上の設置位置に合わせて表示する。
【0021】即ち、中央制御部7がコマンド入力部8で
設定された監視区域に対応する見取図のデータ及び該監
視区域に配置されている端末機器の位置と種類に関する
データを参照情報ファイル16から読出させて画像デー
タ形成回路9へ転送し、画像データ形成回路16が、背
景となる見取図に端末機器及びビデオ監視カメラの位置
を表す識別符号を書き加えたような1フレーム画分の画
素データを形成して画像メモリ10に書き込み、ビデオ
信号発生回路11がDMA転送によって自動的にこれら
の画素データを読出してCRTディスプレー12に供給
することで、監視区域のグラフィック表示が行われるこ
ととなる。
【0022】次に、ステップ110において、中央制御
部7が入力部6からの入力信号を処理する。即ち、ステ
ップ110の処理は図3に示すサブルーチン形式で行
い、まず、ステップ200において、入力部6が受信機
3,5から異常検出を示す入力信号を受信したか否の判
断を行い、もし入力信号が無ければ、直接にステップ1
20へ処理が移行する。
【0023】一方、入力信号が有ればステップ210へ
移行し、何れの端末機器から転送されてきた信号かを判
定し、該端末機器の設置位置と種類に関する異常検出デ
ータを作成し、次にステップ220において、この異常
検出データを履歴情報ファイル17に記憶させる。尚、
入力信号のレベル及び端末機器の種類及び監視区域中の
設置場所に応じて、異常の危険度を予め決められた条件
に基づいて決定し、この危険度のデータも同時に記憶す
る。
【0024】そして、画像データ形成回路9が、異常を
検出した端末機器の識別符号例えば、図5中のS01やS
14の周囲を、危険度を表す色の枠で囲むと共にその枠内
を同じ色で着色表示するためのデータを画像メモリ10
に記憶させる。この危険度に対応する色は予め決められ
ており、例えば、最も危険度の高い色を赤色、次の危険
度を橙色、更に次の危険度を黄色等に関係ずけられてい
る。更に、アナログ感知器等の端末機器からの信号のレ
ベルを識別符号に隣接した位置に数値で表示する。
【0025】ステップ120においては、コマンド入力
部8で指定された処理コマンドに対応する処理を行い、
図4に示すサブルーチンに従って処理する。まず、ステ
ップ300においてコマンド入力の有無を判断し、何ら
のコマンドも入力されていない場合には直接ステップ1
30へ処理が移行する。ガイダンス表示のコマンドが入
力されている場合には、ステップ310で判断し、ステ
ップ320において、処理すべき内容を判定する。例え
ば、ガイダンス表示のコマンドでは、ある監視区域に設
置されている端末機器が異常を検出している場合に対処
すべき事項をCRTディスプレー12にガイダンス表示
することを同時に指示したり、その他の種々のガイダン
ス表示を同時に指示させる等の複数の事項を指定するこ
とができるので、これらの指示事項を判定して、指示事
項に応じた処理を行うようになっている。
【0026】次に、ステップ330において、CRTデ
ィスプレー12の表示画面にガイダンス表示を行うため
の領域を設定する。即ち、上記ステップ110の入力信
号処理によって履歴情報ファイル17に記憶されたデー
タを参照することによって、異常を検出した端末機器の
CRTディスプレー12内の表示位置を判断し、この表
示位置を除く領域の四隅の座標をウィンドウ表示部の四
隅の座標とする。
【0027】次に、ステップ340において、ウィンド
ウ表示部に表示すべきガイダンスデータを作成する。例
えば、異常を検出している端末機器に関するガイダンス
表示を行うコマンド入力がなされた場合には、その異常
に対応した処理事項に関するガイダンスデータを参照情
報ファイル16から読み出す等の処理を行う。以上、ス
テップ320〜340の処理を中央制御部7及び画像デ
ータ形成回路9が行い、設定したウィンドウ表示部内に
ガイダンスデータを書き込んだ状態の画像データを画像
メモリ10に記憶させる。この結果、ビデオ信号発生回
路11が画像メモリ10からNTSC方式等の所定走査
タイミングに同期したDMA転送によって画素データを
読み出してCRTディスプレー12へ転送するので、図
6のようなグラフィック表示がなされることとなる。
【0028】ステップ350において、ビデオ監視カメ
ラ13の撮像による映像をウィンドウ表示部へ再生する
ためのITV表示コマンドが入力されたことを判断する
と、まず、ステップ360において、処理すべき内容を
判定する。例えば、ある監視区域に設置されている端末
機器が異常を検出している場合に、その監視区域に設置
されているビデオ監視カメラによる映像を表示すること
をコマンド入力されると、そのビデオ監視カメラを判定
する等の処理を行う。
【0029】次に、ステップ370において、CRTデ
ィスプレー12の表示画面に画像を再生するための領域
を設定する。即ち、上記ステップ110の入力信号処理
によって履歴情報ファイル17に記憶されたデータを参
照することによって、異常を検出した端末機器のCRT
ディスプレー12内の表示位置を判断し、この表示位置
を除く領域の四隅の座標をウィンドウ表示部の四隅の座
標とする。
【0030】次に、ステップ380において、ウィンド
ウ表示部に再生すべき画像データを作成する。即ち、指
定されたビデオ監視カメラ13で撮像し且つフレームメ
モリ15に格納された1フレーム画相当の画素データ
を、フレームメモリ15から画像データ形成回路9へ読
み出し、上記設定されたウィンドウ表示部の範囲内に入
るようにして画像メモリ10へ記憶させる。
【0031】このとき、中央制御部7は、指定されたビ
デオ監視カメラ13が設置されている監視領域中、異常
を検出した端末機器の位置と種類及び危険度を履歴情報
ファイル17を参照することによって得、その監視領域
中で最も高い危険度に設定されている端末機器を特定化
する。そして、その特定化した端末機器の危険度に対応
する所定の色を決定し、ウィンドウ表示部の周囲をその
色で着色表示するための色データも同時に画像メモリ1
0へ記憶させる。更に、監視区域の識別番号のデータも
画像メモリ10へ記憶させ、ステップ130へ移行す
る。
【0032】このように、ステップ360〜380の処
理を中央制御部7及び画像データ形成回路9が行い、設
定したウィンドウ表示部内に再生画像のデータを書き込
んだ状態の画像データを画像メモリ10に記憶させる結
果、ビデオ信号発生回路11が画像メモリ10からNT
SC方式等の所定走査タイミングに同期したDMA転送
によって画素データを読み出してCRTディスプレー1
2へ転送するので、図6のようなグラフィック表示がな
されることとなる。
【0033】尚、図6は、監視区域(0)に設置されて
いるビデオ監視カメラと、監視区域(1)に設置されて
いるビデオ監視カメラによる映像を表示することを指定
した場合であり、識別符号S01に付された着色と同じ色
の枠内のウィンドウ表示部2aに、監視区域(0)のビ
デオ監視カメラの映像(斜線部分)が表示され、識別符
号S14に付された着色と同じ色の枠内のウィンドウ表示
部2bに、監視区域(1)のビデオ監視カメラの映像
(斜線部分)が表示された場合を示している。
【0034】又、この実施例では説明しないが、図4の
フローチャートにおいて、ガイダンス表示及びITV表
示以外の他のコマンドが入力された場合には、ステップ
390において、そのコマンドに対応した処理を行う。
ステップ130においては、コマンド入力部8から別の
監視区域が指定された場合に、新たな監視区域の表示に
変更する。尚、この処理は指定された監視区域に関して
ステップ100と同様の処理を行うことで実現する。
【0035】そして、ステップ140において、電源を
オフにする等の監視終了の指示を検出するまで処理を継
続する。このように、この実施例では、異常を検出した
端末機器の検出レベルに応じて複数段階の色の異なる着
色表示を、端末機器の表示とウィンドウ表示の外枠部分
について関連付けて行うようにしたので、複数のウィン
ドウ表示された映像を異常発生位置と共に直感的に確認
することができ、視認性が向上して監視作業を容易化
し、更に異常発生に対して迅速な対応を監視人に行わせ
ることができる。
【0036】尚、コマンド入力部8から監視人が静止画
表示を指定した場合には1フレーム画分の静止画撮像を
行い、動画撮像を指示した場合には所定の走査周期に同
期して動画撮像動作を行わせるようにしてもよい。又、
この実施例では、コマンドで指示された場合にビデオ監
視カメラからの映像をウィンドウ表示する方法を説明し
たが、これに限らず、監視区域内の端末機器が異常を検
出すると、自動的にその監視区域内に設置されているビ
デオ監視カメラが撮像を行い、CRTディスプレーの適
宜の表示領域に該端末機器の危険度に対応する着色表示
と共に再生画像をウィンドウ表示させるようにしてもよ
い。
【0037】又、ウィンドウ表示部に着色した枠を表示
する場合を説明したが、このような枠に限定するもので
はなく、異常発生に対する端末機器の着色表示とウィン
ドウ表示部の着色表示を関連付けて何らかの着色表示を
行う方法は、本発明に含まれるものである。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、防
災監視システムに設けられた表示部に、監視区域の表示
及び該監視区域内に設置されている端末機器の位置と監
視状況をグラフィック表示すると共に、該グラフィック
表示中に、ビデオ監視カメラの撮像による映像を同時に
画像再生してウィンドウ表示する機能を有する防災監視
システムの監視表示方法において、異常を検出した端末
機器の表示と上記ウィンドウ表示を、所定の関係に設定
された色で着色表示することとしたので、これらの着色
表示を見るだけで異常の状況を直観的に確認することが
でき、異常発生時の対応処理を迅速且つ確実に行うこと
ができる等の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施例の防災監視システムの構成を示すシス
テムブロック図である。
【図2】表示制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
【図3】図2の入力信号処理動作を示すフローチャート
である。
【図4】図2のコマンド処理動作を示すフローチャート
である。
【図5】実施例の表示動作例を示す説明図である。
【図6】実施例の表示動作例を示す他の説明図である。
【図7】従来の監視表示方法による表示動作例を示す説
明図である。
【図8】従来の監視表示方法による表示動作例を示す他
の説明図である。
【符号の説明】
4;表示制御部 6;入力部 7;中央制御部 8;コマンド入力部 9;画像データ形成回路 10;画像メモリ 11;ビデオ信号発生回路 12;CRTディスプレー 13;ビデオ監視カメラ 14;A/D変換器 15;フレームメモリ 16;参照情報ファイル 17;履歴情報ファイル

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 防災監視システムに設けられた表示部
    に、監視区域の表示及び該監視区域内に設置されている
    端末機器の位置と監視状況をグラフィック表示すると共
    に、該グラフィック表示中に、ビデオ監視カメラの撮像
    による映像を同時に画像再生してウィンドウ表示する機
    能を有する防災監視システムの監視表示方法において、 異常を検出した前記端末機器の表示と前記ウィンドウ表
    示を、所定の関係に設定された色で着色表示することを
    特徴とする防災監視システムの監視表示方法。
  2. 【請求項2】 防災監視システムに設けられた表示部
    に、監視区域の表示及び該監視区域内に設置されている
    端末機器の位置と監視状況をグラフィック表示すると共
    に、該グラフィック表示中に、ビデオ監視カメラの撮像
    による映像を同時に画像再生してウィンドウ表示する機
    能を有する防災監視システムの監視表示方法において、 異常を検出した前記端末機器の異常検出レベルに応じて
    複数段階の色の異なる着色表示を、該端末機器の表示と
    前記ウィンドウ表示について、相互に関係付けて表示す
    ることを特徴とする防災監視システムの監視表示方法。
  3. 【請求項3】 前記ウィンドウ表示における着色表示
    を、ウィンドウ表示部の外枠部分について行うことを特
    徴とする請求項1又は請求項2の防災監視システムの監
    視表示方法。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10229517A (ja) * 1997-02-13 1998-08-25 Meidensha Corp 遠隔撮影制御システム
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JP2010005061A (ja) * 2008-06-26 2010-01-14 Carecom Co Ltd ナースコールシステム
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JP2017143379A (ja) * 2016-02-09 2017-08-17 富士通株式会社 監視システム、監視方法および監視プログラム

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