JP2580409B2 - 防災監視システムの監視表示方法 - Google Patents
防災監視システムの監視表示方法Info
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- JP2580409B2 JP2580409B2 JP3164177A JP16417791A JP2580409B2 JP 2580409 B2 JP2580409 B2 JP 2580409B2 JP 3164177 A JP3164177 A JP 3164177A JP 16417791 A JP16417791 A JP 16417791A JP 2580409 B2 JP2580409 B2 JP 2580409B2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガス漏れ検出器、火災
感知器、受信機等の端末機器による異常検出に基づいて
警報表示等を行うための防災監視システムの監視表示方
法に関する。
感知器、受信機等の端末機器による異常検出に基づいて
警報表示等を行うための防災監視システムの監視表示方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、このような防災監視システムにあ
っては、予め決められた監視区域にガス漏れ検出器、火
災感知器、受信機等の端末機器を設置し、中央監視室内
に備えられている集中監視装置が所謂ポーリング方式等
の伝送方法によってこれらの端末機器からの検出信号を
受信して、各監視区域毎に異常発生の有無等をCRTデ
ィスプレー等の監視用表示装置にグラフィック表示する
ことで、視覚的に集中監視することができるようになっ
ていた。
っては、予め決められた監視区域にガス漏れ検出器、火
災感知器、受信機等の端末機器を設置し、中央監視室内
に備えられている集中監視装置が所謂ポーリング方式等
の伝送方法によってこれらの端末機器からの検出信号を
受信して、各監視区域毎に異常発生の有無等をCRTデ
ィスプレー等の監視用表示装置にグラフィック表示する
ことで、視覚的に集中監視することができるようになっ
ていた。
【0003】図9と図10は、このような従来の防災監
視システムに備えられた上記表示装置の表示方法を示す
ものであり、中央監視室等に居る監視人が指定した監視
区域の見取図等を背景としてディスプレーの表示画面に
グラフィック表示し(図9には示していない)、更に、
その監視区域中に設置されている各種感知器等の端末機
器に予め付けられている識別符号S01,S02,SO3,SO4 〜S3
3,S34,S35,S36 等を設置場所に対応するようにして重ね
て表示している。したがって、ディスプレーの表示画面
を見るだけで、監視区域の構造と、端末機器等の種類及
び設置場所を直観的に認識できるように表示される。
視システムに備えられた上記表示装置の表示方法を示す
ものであり、中央監視室等に居る監視人が指定した監視
区域の見取図等を背景としてディスプレーの表示画面に
グラフィック表示し(図9には示していない)、更に、
その監視区域中に設置されている各種感知器等の端末機
器に予め付けられている識別符号S01,S02,SO3,SO4 〜S3
3,S34,S35,S36 等を設置場所に対応するようにして重ね
て表示している。したがって、ディスプレーの表示画面
を見るだけで、監視区域の構造と、端末機器等の種類及
び設置場所を直観的に認識できるように表示される。
【0004】そして、何れの端末機器も異常を検出しな
い場合には、図9に示すように、背景の見取図と端末機
器等の識別符号が単に表示される状態が継続する事とな
る。一方、何れかの端末機器が異常を検出した場合に
は、その端末機器の設置場所を判定し、例えば、図10
の識別符号S22で示される端末機器が異常を検出した場
合には、その識別符号S22について異常発生を表す赤色
などで着色表示すると共に、その端末機器に予め設定さ
れている監視範囲を、着色した点線枠等で囲む表示(同
図中、異常発生領域の表示2で示す)を行ことにより、
対処すべき監視区域を明瞭化している。
い場合には、図9に示すように、背景の見取図と端末機
器等の識別符号が単に表示される状態が継続する事とな
る。一方、何れかの端末機器が異常を検出した場合に
は、その端末機器の設置場所を判定し、例えば、図10
の識別符号S22で示される端末機器が異常を検出した場
合には、その識別符号S22について異常発生を表す赤色
などで着色表示すると共に、その端末機器に予め設定さ
れている監視範囲を、着色した点線枠等で囲む表示(同
図中、異常発生領域の表示2で示す)を行ことにより、
対処すべき監視区域を明瞭化している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながらこのよう
な従来の防災監視システムの監視表示方法にあっては、
上記異常発生領域の表示2を行うための画像データを各
端末機器毎に予め所定のメモリ装置内に記憶しておくと
共に、CRTディスプレーの表示画面1全体を画像再生
するのに必要な所謂1フレーム画相当分の画像データを
各端末機器毎について記憶し、更に、これらの画像デー
タを文字コードデータで指定するようになっていた。こ
の結果、極めて膨大な記憶容量のハードディスク記憶装
置等を備える必要があり、装置の高価格化や大型化を招
来する問題があった。
な従来の防災監視システムの監視表示方法にあっては、
上記異常発生領域の表示2を行うための画像データを各
端末機器毎に予め所定のメモリ装置内に記憶しておくと
共に、CRTディスプレーの表示画面1全体を画像再生
するのに必要な所謂1フレーム画相当分の画像データを
各端末機器毎について記憶し、更に、これらの画像デー
タを文字コードデータで指定するようになっていた。こ
の結果、極めて膨大な記憶容量のハードディスク記憶装
置等を備える必要があり、装置の高価格化や大型化を招
来する問題があった。
【0006】この従来の問題点を更に図11〜図14に
基づいて詳述すると、例えば図11に示すように、各文
字や符号等を表示するための最小単位毎(X=0〜6、
Y=0〜3のXY座標で示すものとする)に、識別符号
S21とS22の端末機器についての表示を行うと共に、こ
れらの識別符号を、赤の四角マークを複数個連ねて囲む
ように表示することにより、これらの端末機器の異常検
出及び異常発生区域の範囲の表示を行う場合には、図1
2のメモリマップに示すように、これらの各最小単位の
座標に対応して各文字コードデータを記憶しておく。そ
して、識別符号S21とS22に該当する端末機器が異常を
検出すると、このメモリから文字コードデータを順次に
読出してCRTディスプレーに供給することにより、図
11に示すような異常発生区域を示すグラフィック表示
を行う。
基づいて詳述すると、例えば図11に示すように、各文
字や符号等を表示するための最小単位毎(X=0〜6、
Y=0〜3のXY座標で示すものとする)に、識別符号
S21とS22の端末機器についての表示を行うと共に、こ
れらの識別符号を、赤の四角マークを複数個連ねて囲む
ように表示することにより、これらの端末機器の異常検
出及び異常発生区域の範囲の表示を行う場合には、図1
2のメモリマップに示すように、これらの各最小単位の
座標に対応して各文字コードデータを記憶しておく。そ
して、識別符号S21とS22に該当する端末機器が異常を
検出すると、このメモリから文字コードデータを順次に
読出してCRTディスプレーに供給することにより、図
11に示すような異常発生区域を示すグラフィック表示
を行う。
【0007】図11と図12はグラフィック表示とその
ための記憶データの一関係を示すが、防災監視システム
では多数の端末機器が設置されるので、図13(A)〜
(D)の表示例に示すように、夫々の端末機器とその監
視範囲(図13の点線ARで示す)についての全ての場
合の画像データを文字コードデータとして図12に示す
ように記憶している。
ための記憶データの一関係を示すが、防災監視システム
では多数の端末機器が設置されるので、図13(A)〜
(D)の表示例に示すように、夫々の端末機器とその監
視範囲(図13の点線ARで示す)についての全ての場
合の画像データを文字コードデータとして図12に示す
ように記憶している。
【0008】そして、更に高層ビルのように多数の監視
区域を監視及び表示する防災監視システムにあっては、
図14に示すように、例えば各フロア毎に設定された監
視区域中の端末機器についての画像データを、全てのフ
ロアについて記憶するので、極めて膨大な記憶容量の記
憶装置を備える必要があった。このように、従来は、表
示画面を構成するための画像データを文字コードデータ
で行い、この文字コードデータに対応する文字や図形で
埋めることで全体の画像を形成し、更に、少なくとも端
末機器と監視区域の数に対応した多数の画面に必要なデ
ータを予め記憶しておくので、膨大な記憶容量が必要で
あった。
区域を監視及び表示する防災監視システムにあっては、
図14に示すように、例えば各フロア毎に設定された監
視区域中の端末機器についての画像データを、全てのフ
ロアについて記憶するので、極めて膨大な記憶容量の記
憶装置を備える必要があった。このように、従来は、表
示画面を構成するための画像データを文字コードデータ
で行い、この文字コードデータに対応する文字や図形で
埋めることで全体の画像を形成し、更に、少なくとも端
末機器と監視区域の数に対応した多数の画面に必要なデ
ータを予め記憶しておくので、膨大な記憶容量が必要で
あった。
【0009】本発明は、このような従来の問題点に鑑み
てなされたものであり、少ない記憶容量でより効率的に
異常発生領域の表示を行うことを実現する防災監視シス
テムの表示方法を提供することを目的とする。
てなされたものであり、少ない記憶容量でより効率的に
異常発生領域の表示を行うことを実現する防災監視シス
テムの表示方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために本発明は、防災監視システムに設けられた監視
用表示装置に、監視区域の表示及び該監視区域内に設置
されている端末機器の位置と監視状況をグラフィック表
示する防災監視システムの監視表示方法を対象とし、異
常を検出した端末機器の監視範囲を示すための枠の形状
を直交座標系の複数の座標データとして記憶すると共
に、これらの座標データを、監視区域を表す見取図のデ
ータや端末機器を表す識別符号のデータとは別個に記憶
し、該端末機器の監視範囲を表示する際には、監視区域
を表す見取図や識別符号の表示上に、これらの複数の座
標データで設定される座標間を所定の線画で結ぶように
してグラフィック表示することとした。
るために本発明は、防災監視システムに設けられた監視
用表示装置に、監視区域の表示及び該監視区域内に設置
されている端末機器の位置と監視状況をグラフィック表
示する防災監視システムの監視表示方法を対象とし、異
常を検出した端末機器の監視範囲を示すための枠の形状
を直交座標系の複数の座標データとして記憶すると共
に、これらの座標データを、監視区域を表す見取図のデ
ータや端末機器を表す識別符号のデータとは別個に記憶
し、該端末機器の監視範囲を表示する際には、監視区域
を表す見取図や識別符号の表示上に、これらの複数の座
標データで設定される座標間を所定の線画で結ぶように
してグラフィック表示することとした。
【0011】又、端末機器が異なっても、同一形状の枠
で表せる監視範囲については、その座標データを共通に
使用することとした。
で表せる監視範囲については、その座標データを共通に
使用することとした。
【0012】
【作用】このような本発明の防災監視システムの監視表
示方法によれば、従来のように全表示画面についての文
字コードデータを記憶するのではなく、各端末機器の異
常発生に対応した監視範囲の表示用データを座標データ
として記憶するので、記憶容量を大幅に低減できる。
又、端末機器が異なっても、同一形状の枠で表せる監視
範囲については、その座標データを共通に使用すること
により、更に記憶容量の低減化を図ることができる。
示方法によれば、従来のように全表示画面についての文
字コードデータを記憶するのではなく、各端末機器の異
常発生に対応した監視範囲の表示用データを座標データ
として記憶するので、記憶容量を大幅に低減できる。
又、端末機器が異なっても、同一形状の枠で表せる監視
範囲については、その座標データを共通に使用すること
により、更に記憶容量の低減化を図ることができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面と共に説明す
る。まず、図1に基づいて防災監視システムの構成を説
明する。図1において、3は受信機であり、複数の監視
系統へ延びる複数の回線に接続される火災感知器やガス
漏れ感知器、防犯機器等から送出される発報信号を受信
する。
る。まず、図1に基づいて防災監視システムの構成を説
明する。図1において、3は受信機であり、複数の監視
系統へ延びる複数の回線に接続される火災感知器やガス
漏れ感知器、防犯機器等から送出される発報信号を受信
する。
【0014】4は防災監視装置の表示制御部であり、受
信機3や、他の監視系統に設けられている他の検出器や
受信機5が入力部(入力インターフェース)6に接続し
ている。更に具体的には、受信機3を中心に構成されて
いる防災監視系統は所謂R型のシステム構成によってポ
ーリング伝送方式が適用されるものであり、直接に検出
器又は受信機5が入力部6に接続する系統は所謂P型の
システム構成が適用されるものである。
信機3や、他の監視系統に設けられている他の検出器や
受信機5が入力部(入力インターフェース)6に接続し
ている。更に具体的には、受信機3を中心に構成されて
いる防災監視系統は所謂R型のシステム構成によってポ
ーリング伝送方式が適用されるものであり、直接に検出
器又は受信機5が入力部6に接続する系統は所謂P型の
システム構成が適用されるものである。
【0015】そして、これらの系統の各端末機器が異常
を検出して発報信号を送出してくると、表示制御部4は
入力部6を介して受信する。表示制御部4の構成を説明
すると、7は入力部6からの発報信号を信号処理したり
ディスプレー表示のための制御を行う中央制御部であ
り、内蔵するマイクロプロセッサ等の演算手段によって
これらの処理を行うようになっている。
を検出して発報信号を送出してくると、表示制御部4は
入力部6を介して受信する。表示制御部4の構成を説明
すると、7は入力部6からの発報信号を信号処理したり
ディスプレー表示のための制御を行う中央制御部であ
り、内蔵するマイクロプロセッサ等の演算手段によって
これらの処理を行うようになっている。
【0016】8は中央制御部7に対して表示のための各
種コマンドを入力するコマンド入力部であり、例えば、
キーボードやライトペンやマウス等の入力装置から成っ
ている。更に、中央制御部7は、画像データ形成回路
9、画像メモリ10、ビデオ信号発生回路11及びCR
Tディスプレー12で構成される表示部の動作を制御す
ることにより、後述する監視区域の見取図や端末機器の
位置、及び異常発生範囲等をCRTディスプレー12に
グラフィック表示させる。
種コマンドを入力するコマンド入力部であり、例えば、
キーボードやライトペンやマウス等の入力装置から成っ
ている。更に、中央制御部7は、画像データ形成回路
9、画像メモリ10、ビデオ信号発生回路11及びCR
Tディスプレー12で構成される表示部の動作を制御す
ることにより、後述する監視区域の見取図や端末機器の
位置、及び異常発生範囲等をCRTディスプレー12に
グラフィック表示させる。
【0017】13は適宜の監視区域毎に設置されている
ビデオ監視カメラ(図中には、代表して一つを示す)で
あり、ビデオ監視カメラ13から出力される点順次の映
像信号をA/D変換器14が所定の点順次走査のタイミ
ングに同期してデジタルの画素データに変換し、R
(赤),G(緑),B(青)の各色毎に1フレーム画相
当の画素データを記憶することができ且つ全てのビデオ
監視カメラの数に対応する記憶容量を具備するフレーム
メモリ15に格納させる。
ビデオ監視カメラ(図中には、代表して一つを示す)で
あり、ビデオ監視カメラ13から出力される点順次の映
像信号をA/D変換器14が所定の点順次走査のタイミ
ングに同期してデジタルの画素データに変換し、R
(赤),G(緑),B(青)の各色毎に1フレーム画相
当の画素データを記憶することができ且つ全てのビデオ
監視カメラの数に対応する記憶容量を具備するフレーム
メモリ15に格納させる。
【0018】尚、静止画撮像を行う場合には、1フレー
ム画相当の画素データをフレームメモリ15に一回記憶
させるだけで撮像動作を終了し、動画撮像を行う場合に
は、フレーム走査期間毎に同期して順次にデータを書き
換える動作を行う。16は読出し専用メモリ(ROM)
から成る参照情報ファイルであり、各監視区域の見取図
(例えば高層ビルの各階毎の見取図等)を表す画像デー
タと該見取図における各端末機器の種類と設置位置、及
び端末機器の監視範囲を枠で囲うようにして表示するた
めの座標データを予め記憶する。尚、座標データの構成
及び記憶手段は図3に基づいて後述する。
ム画相当の画素データをフレームメモリ15に一回記憶
させるだけで撮像動作を終了し、動画撮像を行う場合に
は、フレーム走査期間毎に同期して順次にデータを書き
換える動作を行う。16は読出し専用メモリ(ROM)
から成る参照情報ファイルであり、各監視区域の見取図
(例えば高層ビルの各階毎の見取図等)を表す画像デー
タと該見取図における各端末機器の種類と設置位置、及
び端末機器の監視範囲を枠で囲うようにして表示するた
めの座標データを予め記憶する。尚、座標データの構成
及び記憶手段は図3に基づいて後述する。
【0019】更に、参照情報ファイル16の構成を図2
及び図3と共に詳述する。まず、図2に示すように、所
定の記憶領域中の各アドレスADRが各端末機器に設定
されている識別番号に対応付けられており、各記憶アド
レスADRには、メッセージ番号、画面番号、各種処理
データ、警戒区域番号の各データから成る情報レコード
が格納されている。
及び図3と共に詳述する。まず、図2に示すように、所
定の記憶領域中の各アドレスADRが各端末機器に設定
されている識別番号に対応付けられており、各記憶アド
レスADRには、メッセージ番号、画面番号、各種処理
データ、警戒区域番号の各データから成る情報レコード
が格納されている。
【0020】ここで、メッセージ番号とは、火災発生、
火災復旧或いはガス漏れ発生等のメッセージの種類に関
するデータであり、図示しない他のROM内に予め記憶
されている種々の文章データをメッセージ番号で指定す
るようになっている。即ち、メッセージに関するデータ
は文字データでありデータ長が極めて長くなるので、他
のROMに複数種類の文章データを予め記憶しておい
て、これらのデータをメッセージ番号のデータで共通に
参照することによって、記憶容量の低減化を図ってい
る。
火災復旧或いはガス漏れ発生等のメッセージの種類に関
するデータであり、図示しない他のROM内に予め記憶
されている種々の文章データをメッセージ番号で指定す
るようになっている。即ち、メッセージに関するデータ
は文字データでありデータ長が極めて長くなるので、他
のROMに複数種類の文章データを予め記憶しておい
て、これらのデータをメッセージ番号のデータで共通に
参照することによって、記憶容量の低減化を図ってい
る。
【0021】画面番号とは、監視区域を示すデータであ
り、高層ビルのような場合に各階を示す数値データが記
憶される。例えば、「1」は1階、「10」は10階の
フロアーを示す。各種処理データとは、各端末機器に予
め対応付けられた危険の程度を示すデータ等であり、小
さい数値で指定される端末機器ほど危険度の高い監視を
行うことを示している。例えば、「1」は火災発生、
「2」はガス漏れ発生等に対応している。
り、高層ビルのような場合に各階を示す数値データが記
憶される。例えば、「1」は1階、「10」は10階の
フロアーを示す。各種処理データとは、各端末機器に予
め対応付けられた危険の程度を示すデータ等であり、小
さい数値で指定される端末機器ほど危険度の高い監視を
行うことを示している。例えば、「1」は火災発生、
「2」はガス漏れ発生等に対応している。
【0022】警戒区域番号とは、端末機器が異常を検出
した時に表示するその端末機器の監視範囲を枠指定する
ための数値データをいう。そして、他の記憶領域には図
3に示すように、枠の形状を表す複数の座標データが各
警戒区域番号に対応付けて予め記憶されており、警戒区
域番号で指定された座標データを参照するようになって
いる。
した時に表示するその端末機器の監視範囲を枠指定する
ための数値データをいう。そして、他の記憶領域には図
3に示すように、枠の形状を表す複数の座標データが各
警戒区域番号に対応付けて予め記憶されており、警戒区
域番号で指定された座標データを参照するようになって
いる。
【0023】又、図3に示す各数値データに対応付けら
れた座標データは、全てが異なった形状の枠を特定化す
るものであり、異なった端末機器であっても、それらの
監視範囲がCRTディスプレーの画面に表示した場合に
同一形状の枠で表示され得るものであれば、同一形状の
枠に対応する座標データを共用することにより、記憶容
量の低減化を図っている。したがって、相互に異なった
端末機器について同一の形状の枠を表示する場合には、
例えば図2に示すように、異なった端末機器についての
情報レコードに、同一の監視範囲番号の数値データを予
め記憶して、監視範囲番号に関連付けて図3に示す座標
データを共用する。
れた座標データは、全てが異なった形状の枠を特定化す
るものであり、異なった端末機器であっても、それらの
監視範囲がCRTディスプレーの画面に表示した場合に
同一形状の枠で表示され得るものであれば、同一形状の
枠に対応する座標データを共用することにより、記憶容
量の低減化を図っている。したがって、相互に異なった
端末機器について同一の形状の枠を表示する場合には、
例えば図2に示すように、異なった端末機器についての
情報レコードに、同一の監視範囲番号の数値データを予
め記憶して、監視範囲番号に関連付けて図3に示す座標
データを共用する。
【0024】又、図3に示す座標データと実際にCRT
ディスプレー等に表示される画像との関係例を具体的に
述べれば、図4に示すような多角形の枠を表示するため
の座標データは、表示画面におけるその枠の最も左上端
に位置する開始点の座標データから始まって、各折れ点
の座標データと、開始点と交わる点(終了点)の座標デ
ータから成り、図3に示すように、これらの座標データ
は所定の警戒区域番号に対応した記憶領域に格納され、
他の枠表示のための座標データも夫々同様に格納されて
いる。
ディスプレー等に表示される画像との関係例を具体的に
述べれば、図4に示すような多角形の枠を表示するため
の座標データは、表示画面におけるその枠の最も左上端
に位置する開始点の座標データから始まって、各折れ点
の座標データと、開始点と交わる点(終了点)の座標デ
ータから成り、図3に示すように、これらの座標データ
は所定の警戒区域番号に対応した記憶領域に格納され、
他の枠表示のための座標データも夫々同様に格納されて
いる。
【0025】そして、図2と図3に示す参照情報ファイ
ル16の各記憶データの関連を具体的に述べれば、例え
ば、図2のアドレスADR=0に該当する端末機器の情
報レコードが「0,10,1,1」のデータから成るの
で、この端末機器は、「火災発生,10階のフロア,危
険度1,警戒区域番号1」のように特定化され、更に、
この警戒区域番号1に対応する図3中の座標データが、
ADR=1に格納されている「(0,0),(0,2
0),(20,20)……(0,0)」であるので、こ
の端末機器が異常を検出した場合には各座標データを順
番に線画で結ぶことによりこの端末機器の監視範囲を枠
でグラフィック表示することとなる。
ル16の各記憶データの関連を具体的に述べれば、例え
ば、図2のアドレスADR=0に該当する端末機器の情
報レコードが「0,10,1,1」のデータから成るの
で、この端末機器は、「火災発生,10階のフロア,危
険度1,警戒区域番号1」のように特定化され、更に、
この警戒区域番号1に対応する図3中の座標データが、
ADR=1に格納されている「(0,0),(0,2
0),(20,20)……(0,0)」であるので、こ
の端末機器が異常を検出した場合には各座標データを順
番に線画で結ぶことによりこの端末機器の監視範囲を枠
でグラフィック表示することとなる。
【0026】17はランダムアクセスメモリ(RAM)
から成る履歴情報ファイルであり、端末機器3,5から
転送されてくる発報信号の内容及び端末機器の設置場所
等のデータを順次に記憶する。図5は履歴情報ファイル
17のメモリマップを示すが、例えば、識別符号S01で
設定されている端末機器が異常を検出した場合には、識
別符号S01のデータを記憶し、次に識別符号S02で設定
されている端末機器が異常を検出した場合には、識別符
号S02のデータを記憶するというように、異常を検出し
た端末機器の情報を順番に格納していく。
から成る履歴情報ファイルであり、端末機器3,5から
転送されてくる発報信号の内容及び端末機器の設置場所
等のデータを順次に記憶する。図5は履歴情報ファイル
17のメモリマップを示すが、例えば、識別符号S01で
設定されている端末機器が異常を検出した場合には、識
別符号S01のデータを記憶し、次に識別符号S02で設定
されている端末機器が異常を検出した場合には、識別符
号S02のデータを記憶するというように、異常を検出し
た端末機器の情報を順番に格納していく。
【0027】そして、これらのフレームメモリ15、参
照情報ファイル16及び履歴情報ファイル17は相互に
データバスを介して中央制御部7と画像データ形成回路
9に接続し、中央制御部7からの制御信号に従って各記
憶データの転送動作を行う。尚、画像メモリ10は1フ
レーム画相当の記憶容量を有するRAMで構成されてお
り、画像データ形成回路9が参照情報ファイル16から
読み出した監視区域の見取図、端末機器及びビデオ監視
カメラに関する表示データから1フレーム画分の各画素
データを形成し、この1フレーム画分の各画素データを
記憶する。そして、ビデオ信号発生回路11は、例えば
NTSC方式等の標準テレビジョン方式の走査周期に同
期して画像メモリ10の画素データを読出すと共に、こ
れらの画素データから該標準テレビジョン方式の走査周
期に準じた同期信号SYN と各色信号R,G,Bを発生し
て時系列的にCRTディスプレー12に供給することに
より、CRTディスプレー12にグラフィック表示を行
わせる。
照情報ファイル16及び履歴情報ファイル17は相互に
データバスを介して中央制御部7と画像データ形成回路
9に接続し、中央制御部7からの制御信号に従って各記
憶データの転送動作を行う。尚、画像メモリ10は1フ
レーム画相当の記憶容量を有するRAMで構成されてお
り、画像データ形成回路9が参照情報ファイル16から
読み出した監視区域の見取図、端末機器及びビデオ監視
カメラに関する表示データから1フレーム画分の各画素
データを形成し、この1フレーム画分の各画素データを
記憶する。そして、ビデオ信号発生回路11は、例えば
NTSC方式等の標準テレビジョン方式の走査周期に同
期して画像メモリ10の画素データを読出すと共に、こ
れらの画素データから該標準テレビジョン方式の走査周
期に準じた同期信号SYN と各色信号R,G,Bを発生し
て時系列的にCRTディスプレー12に供給することに
より、CRTディスプレー12にグラフィック表示を行
わせる。
【0028】又、参照情報ファイル16から読み出した
データだけでなく、履歴情報ファイル17やフレームメ
モリ15から読み出したデータについても同様の処理を
行うことによって、CRTデスプレー12に表示を行わ
せる。但し、画像メモリ10とビデオ信号発生回路11
間では、DMA(direct memory access)転送によるデ
ータ読出しを行うので、見掛け上は、画像データ形成回
路9が画像メモリ10の適宜の記憶領域にデータを書き
込むだけで、自動的にビデオ信号発生回路11が画像再
生のための処理を行う。
データだけでなく、履歴情報ファイル17やフレームメ
モリ15から読み出したデータについても同様の処理を
行うことによって、CRTデスプレー12に表示を行わ
せる。但し、画像メモリ10とビデオ信号発生回路11
間では、DMA(direct memory access)転送によるデ
ータ読出しを行うので、見掛け上は、画像データ形成回
路9が画像メモリ10の適宜の記憶領域にデータを書き
込むだけで、自動的にビデオ信号発生回路11が画像再
生のための処理を行う。
【0029】次に、かかる構成の表示制御部4の動作を
図6〜図8のフローチャートに基づいて説明する。尚、
以下に説明する処理は中央制御部7の制御に基づいて行
われる。電源投入等が行われて処理を開始すると、ま
ず、図6のステップ100において所定の初期化動作を
行い、図9に示したのと同様に、CRTディスプレー1
2の表示画面に、監視区域の見取図と端末機器の識別符
号S01〜S36等を合わせて表示する。
図6〜図8のフローチャートに基づいて説明する。尚、
以下に説明する処理は中央制御部7の制御に基づいて行
われる。電源投入等が行われて処理を開始すると、ま
ず、図6のステップ100において所定の初期化動作を
行い、図9に示したのと同様に、CRTディスプレー1
2の表示画面に、監視区域の見取図と端末機器の識別符
号S01〜S36等を合わせて表示する。
【0030】即ち、中央制御部7がコマンド入力部8で
設定された監視区域に対応する見取図のデータ及び該監
視区域に配置されている端末機器の位置と種類に関する
データを参照情報ファイル16から読出して画像データ
形成回路9へ転送し、画像データ形成回路16が、背景
となる見取図に端末機器の位置を表す識別符号を書き加
えたような1フレーム画分の画素データを形成して画像
メモリ10に書き込み、ビデオ信号発生回路11がDM
A転送によって自動的にこれらの画素データを読出して
CRTディスプレー12に供給することで、監視区域の
グラフィック表示が行われる。
設定された監視区域に対応する見取図のデータ及び該監
視区域に配置されている端末機器の位置と種類に関する
データを参照情報ファイル16から読出して画像データ
形成回路9へ転送し、画像データ形成回路16が、背景
となる見取図に端末機器の位置を表す識別符号を書き加
えたような1フレーム画分の画素データを形成して画像
メモリ10に書き込み、ビデオ信号発生回路11がDM
A転送によって自動的にこれらの画素データを読出して
CRTディスプレー12に供給することで、監視区域の
グラフィック表示が行われる。
【0031】次に、ステップ110において、中央制御
部7が入力部6からの入力信号を処理する。即ち、ステ
ップ110の処理は図7に示すサブルーチン形式で行
い、まず、ステップ200において、入力部6が受信機
3,5から異常検出を示す入力信号を受信したか否の判
断を行い、もし入力信号が無ければ、直接にステップ1
20へ処理が移行する。
部7が入力部6からの入力信号を処理する。即ち、ステ
ップ110の処理は図7に示すサブルーチン形式で行
い、まず、ステップ200において、入力部6が受信機
3,5から異常検出を示す入力信号を受信したか否の判
断を行い、もし入力信号が無ければ、直接にステップ1
20へ処理が移行する。
【0032】一方、入力信号が有ればステップ210へ
移行し、何れの端末機器から転送されてきた信号かを判
定し、次にステップ220において、該端末機器に関す
る情報レコードが記憶されている参照情報ファイル16
のレコード番号(記憶アドレスに相当する)を取得し、
次にステップ230において、該レコード番号により参
照情報ファイル16を検索することによって該端末機器
に該当する情報レコードを得る。次に、ステップ240
において、端末機器の設置場所を示す画面番号を該情報
レコードから取得し、更に、ステップ250において警
戒区域番号を取得し、これらの取得したデータを、異常
検出した端末機器に関するデータとして履歴情報ファイ
ル17に記憶させる。
移行し、何れの端末機器から転送されてきた信号かを判
定し、次にステップ220において、該端末機器に関す
る情報レコードが記憶されている参照情報ファイル16
のレコード番号(記憶アドレスに相当する)を取得し、
次にステップ230において、該レコード番号により参
照情報ファイル16を検索することによって該端末機器
に該当する情報レコードを得る。次に、ステップ240
において、端末機器の設置場所を示す画面番号を該情報
レコードから取得し、更に、ステップ250において警
戒区域番号を取得し、これらの取得したデータを、異常
検出した端末機器に関するデータとして履歴情報ファイ
ル17に記憶させる。
【0033】次に、ステップ120では、異常を検出し
た端末機器とその端末機器の監視範囲を表示するための
処理を行う。即ち、この処理は図8に示すサブルーチン
の形式で処理され、まずステップ300において、履歴
情報ファイル17中に異常検出した端末機器に関するデ
ータが存在するか否かの判断を行い、データが存在しな
い場合にはステップ130へ処理が移行し、データが存
在する場合にはステップ310へ処理が移行する。
た端末機器とその端末機器の監視範囲を表示するための
処理を行う。即ち、この処理は図8に示すサブルーチン
の形式で処理され、まずステップ300において、履歴
情報ファイル17中に異常検出した端末機器に関するデ
ータが存在するか否かの判断を行い、データが存在しな
い場合にはステップ130へ処理が移行し、データが存
在する場合にはステップ310へ処理が移行する。
【0034】ステップ310では、端末機器の設置場所
を示す画面番号を介して参照情報ファイル16を参照
し、表示すべき監視区域の見取図の画像データを読み出
して画像メモリ10に格納する。この結果、ビデオ信号
発生回路11が所謂DMA転送方式によって画像メモリ
10の画像データをCRTディスプレー12に供給する
ので、異常を発生した監視区域の見取図が表示されるこ
ととなる。
を示す画面番号を介して参照情報ファイル16を参照
し、表示すべき監視区域の見取図の画像データを読み出
して画像メモリ10に格納する。この結果、ビデオ信号
発生回路11が所謂DMA転送方式によって画像メモリ
10の画像データをCRTディスプレー12に供給する
ので、異常を発生した監視区域の見取図が表示されるこ
ととなる。
【0035】次に、ステップ320において、警戒区域
番号に対応する座標データ(図3を参照)を参照情報フ
ァイル16から読出し、画像データ形成回路9へ転送す
る。画像データ形成回路9では、受信した座標データで
示される点を線画で結ぶことによってできる枠を表すデ
ータを形成し、この枠を表すデータを座標に合わせるよ
うにして画像メモリ10中の画像データに加入する。
番号に対応する座標データ(図3を参照)を参照情報フ
ァイル16から読出し、画像データ形成回路9へ転送す
る。画像データ形成回路9では、受信した座標データで
示される点を線画で結ぶことによってできる枠を表すデ
ータを形成し、この枠を表すデータを座標に合わせるよ
うにして画像メモリ10中の画像データに加入する。
【0036】したがって、監視区域を背景とし、その監
視区域中の異常を検知した端末機器の表示とその監視範
囲を枠で表示する画像(例えば、図11で示すような画
像)が表示されることとなる。ステップ330では、表
示している監視区域中の複数の端末機器が異常を検出し
た場合には、複数の端末機器に関する複数の監視範囲を
表示することとなるので、履歴情報ファイル17中に他
のデータが存在するか否かを判断し、他のデータが残っ
ていればステップ310から処理を繰り返し、全てのデ
ータについての表示が完了するとステップ130へ処理
が移行する。
視区域中の異常を検知した端末機器の表示とその監視範
囲を枠で表示する画像(例えば、図11で示すような画
像)が表示されることとなる。ステップ330では、表
示している監視区域中の複数の端末機器が異常を検出し
た場合には、複数の端末機器に関する複数の監視範囲を
表示することとなるので、履歴情報ファイル17中に他
のデータが存在するか否かを判断し、他のデータが残っ
ていればステップ310から処理を繰り返し、全てのデ
ータについての表示が完了するとステップ130へ処理
が移行する。
【0037】ステップ130では、電源を遮断して処理
を終了する等の操作が行われたことを判定するまでステ
ップ110からの処理を繰り返えさせる。このように、
この実施例によれば、異常を検出した端末機器に予め設
定されている監視範囲を枠で表示する場合にその枠の各
折れ点の座標データを格納しておき、その枠を表示する
際に座標データの点を線画で結んで表示することによっ
て枠を表示するようにしたので、監視範囲を示す枠を、
少ないデータ量で済む座標データとして予め記憶するこ
ととなり、従来の表示方法と比較くして記憶容量を大幅
に低減することができる。
を終了する等の操作が行われたことを判定するまでステ
ップ110からの処理を繰り返えさせる。このように、
この実施例によれば、異常を検出した端末機器に予め設
定されている監視範囲を枠で表示する場合にその枠の各
折れ点の座標データを格納しておき、その枠を表示する
際に座標データの点を線画で結んで表示することによっ
て枠を表示するようにしたので、監視範囲を示す枠を、
少ないデータ量で済む座標データとして予め記憶するこ
ととなり、従来の表示方法と比較くして記憶容量を大幅
に低減することができる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、防
災監視システムに設けられた監視用表示装置に、監視区
域の表示及び該監視区域内に設置されている端末機器の
位置と監視状況をグラフィック表示する防災監視システ
ムの監視表示方法を対象とし、異常を検出した端末機器
の監視範囲を示すための枠の形状を直交座標系の複数の
座標データとして記憶すると共に、これらの座標データ
を、監視区域を表す見取図のデータや端末機器を表す識
別符号のデータとは別個に記憶し、該端末機器の監視範
囲を表示する際には、監視区域を表す見取図や識別符号
の表示上に、これらの複数の座標データで設定される座
標間を所定の線画で結ぶようにしてグラフィック表示す
るので、従来のように全表示画面についての文字コード
データを記憶するのではなく、各端末機器の異常発生に
対応した監視範囲の表示用データを座標データとして記
憶するので、記憶容量を大幅に低減できる。
災監視システムに設けられた監視用表示装置に、監視区
域の表示及び該監視区域内に設置されている端末機器の
位置と監視状況をグラフィック表示する防災監視システ
ムの監視表示方法を対象とし、異常を検出した端末機器
の監視範囲を示すための枠の形状を直交座標系の複数の
座標データとして記憶すると共に、これらの座標データ
を、監視区域を表す見取図のデータや端末機器を表す識
別符号のデータとは別個に記憶し、該端末機器の監視範
囲を表示する際には、監視区域を表す見取図や識別符号
の表示上に、これらの複数の座標データで設定される座
標間を所定の線画で結ぶようにしてグラフィック表示す
るので、従来のように全表示画面についての文字コード
データを記憶するのではなく、各端末機器の異常発生に
対応した監視範囲の表示用データを座標データとして記
憶するので、記憶容量を大幅に低減できる。
【0039】又、端末機器が異なっても、同一形状の枠
で表せる監視範囲については、その座標データを共通に
使用することとしたので、端末機器が異なっても、同一
形状の枠で表せる監視範囲については、その座標データ
を共通に使用することにより、更に記憶容量の低減化を
図ることができ、監視表示装置の小型化、低価格化を実
現することができる。
で表せる監視範囲については、その座標データを共通に
使用することとしたので、端末機器が異なっても、同一
形状の枠で表せる監視範囲については、その座標データ
を共通に使用することにより、更に記憶容量の低減化を
図ることができ、監視表示装置の小型化、低価格化を実
現することができる。
【図1】一実施例の防災監視システムの構成を示すシス
テムブロック図である。
テムブロック図である。
【図2】参照情報ファイルの構成を示す説明図である。
【図3】参照情報ファイルの構成を更に示す説明図であ
る。
る。
【図4】図3に示す座標データと画像表示の対応関係を
説明するための説明図である。
説明するための説明図である。
【図5】履歴情報ファイルの構成を示す説明図である。
【図6】表示制御部の動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図7】図6の入力信号処理動作を示すフローチャート
である。
である。
【図8】図6の表示処理動作を示すフローチャートであ
る。
る。
【図9】従来の監視表示方法による表示動作例を示す説
明図である。
明図である。
【図10】従来の監視表示方法による表示動作例を示す
他の説明図である。
他の説明図である。
【図11】従来の監視表示方法による表示動作をより具
体的な例で示す説明図である。
体的な例で示す説明図である。
【図12】図11に示す表示を行うための画像データの
格納方法を示す説明図である。
格納方法を示す説明図である。
【図13】従来の監視表示方法の問題点を説明するため
の説明図である。
の説明図である。
【図14】従来の監視表示方法の問題点を更に説明する
ための説明図である。
ための説明図である。
4;表示制御部 6;入力部 7;中央制御部 8;コマンド入力部 9;画像データ形成回路 10;画像メモリ 11;ビデオ信号発生回路 12;CRTディスプレー 13;ビデオ監視カメラ 14;A/D変換器 15;フレームメモリ 16;参照情報ファイル 17;履歴情報ファイル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 英明 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (72)発明者 青木 勇 東京都品川区上大崎2丁目10番43号 ホ ーチキ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭63−24494(JP,A) 特開 平2−201699(JP,A) 特開 平1−280898(JP,A) 特開 平2−90294(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】 防災監視システムに設けられた監視用表
示装置に、監視区域の表示及び該監視区域内に設置され
ている端末機器の位置と監視状況をグラフィック表示す
る防災監視システムの監視表示方法において、 異常を検出した端末機器の監視範囲を示すための枠の形
状を直交座標系の複数の座標データとして独立に予め記
憶し、異常を検出した端末機器の監視範囲を表示する際
には、表示部に表示された監視区域の見取図や端末機器
の識別符号の表示上に、上記座標データで設定される座
標間を所定の線画で結ぶようにしてグラフィック表示す
ることを特徴とする防災監視システムの監視表示方法。 - 【請求項2】 前記相互に異なった端末機器の監視範囲
が同一形状の枠で表す監視範囲については、予め記憶し
た同一の座標データを共通に使用することを特徴とする
請求項1の防災監視システムの監視表示方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164177A JP2580409B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 防災監視システムの監視表示方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3164177A JP2580409B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 防災監視システムの監視表示方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0512583A JPH0512583A (ja) | 1993-01-22 |
JP2580409B2 true JP2580409B2 (ja) | 1997-02-12 |
Family
ID=15788185
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3164177A Expired - Lifetime JP2580409B2 (ja) | 1991-07-04 | 1991-07-04 | 防災監視システムの監視表示方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2580409B2 (ja) |
-
1991
- 1991-07-04 JP JP3164177A patent/JP2580409B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0512583A (ja) | 1993-01-22 |
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