JPH09245272A - 防犯通報装置 - Google Patents
防犯通報装置Info
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- JPH09245272A JPH09245272A JP4873396A JP4873396A JPH09245272A JP H09245272 A JPH09245272 A JP H09245272A JP 4873396 A JP4873396 A JP 4873396A JP 4873396 A JP4873396 A JP 4873396A JP H09245272 A JPH09245272 A JP H09245272A
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Abstract
る情報を伝送する。 【解決手段】 防犯通報装置1の制御装置10は、警戒
状態にある場合に熱線センサ3が発報すると、センター
装置の電話番号をダイヤルすると共に、発報時の画像を
監視カメラ3から取り込んで画像メモリ11の所定の領
域に書き込む。その後、監視カメラ2から次々と画像を
取り込み、それらの画像と背景メモリ12に格納されて
いる背景画像との差分をとって検知した物体の形状を求
め、その形状の適宜な位置にマーク位置を定め、そのマ
ーク位置の座標値を求める処理を行う。そして、画像の
伝送が可能になると、監視カメラ2から取り込んだ熱線
センサ3の発報時の画像と共にマーク位置に関するデー
タを送出する。
Description
いる防犯通報装置に関する。
メラと熱線センサとを対にして配置し、警戒状態にある
場合において、熱線センサが侵入者を検知したことを示
す信号(以下、この信号を発報信号といい、熱線センサ
が発報信号を出力することを発報という)を出力したと
きには公衆電話回線(以下、単に電話回線という)を介
してセンター装置に対して熱線センサが発報したときの
画像を伝送する防犯警備システムが知られている。
は防犯通報装置、2は監視カメラ、3は熱線センサ、4
はセンター装置、5はデータ処理装置、6はモニタを示
す。
おり、この防犯通報装置1には監視カメラ2、熱線セン
サ3が接続されている。監視カメラ2と熱線センサ3と
は対になされており、通常は監視カメラ2の視野は熱線
センサ3の視野を全てカバーするように設定されてい
る。
サ3とは一対しか示していないが、これは図が煩雑にな
ることを避けるためであって、実際には防犯通報装置1
には複数対の監視カメラ2と熱線センサ3が接続可能と
なされている。この点については以下同様である。
されている。センター装置4は、データ処理装置5、モ
ニタ6で構成されている。
状態とが設定されている。警戒状態は警戒を行う状態、
解除状態は警戒を行わない状態である。つまり、熱線セ
ンサ3は常時動作しているので日中人の移動がある場合
にも発報してしまうが、これを侵入者があったとするこ
とは不適当であるので、このような時間帯には防犯通報
装置1は熱線センサ3が発報しても無視するようにする
のである。これが解除状態である。
あってはならない時間帯には熱線センサ3が発報した場
合には侵入者があったと判断できるので、この場合には
防犯通報装置1はセンター装置4に異常が発生した旨を
通報するようにするのである。これが警戒状態である。
除状態は任意の時間帯に設定可能となされている。
装置1が警戒状態にある場合、防犯通報装置1は熱線セ
ンサ3からの発報信号受けると、監視カメラ2からその
発報時の画像を取り込み、電話回線7を介してセンター
装置4に伝送する。伝送された画像はデータ処理装置5
によって受信され、モニタ6に表示されるので、モニタ
6の監視者は熱線センサ3が発報したときの現場の様子
を知ることができる。
の発報時の画像の伝送が終了すると、現在の画像、即ち
発報時の画像の伝送が終了した時点において監視カメラ
2から取り込んだ画像を伝送する。
報装置1は、警戒状態にある場合において熱線センサ3
が発報すると即座にセンター装置4のデータ処理装置5
の電話番号を自動的にダイヤルするのであるが、ダイヤ
リングを開始してからデータ処理装置5によって回線が
捕捉され、最初の画像、即ち熱線センサ3が発報したと
きの画像の伝送を開始できるようになるまでには、通常
10秒〜30秒程度の時間がかかる。即ち、防犯通報装置1
がダイヤリングを開始してから画像伝送が可能になるま
でには、データ処理装置5がオフフックして回線を捕捉
する動作、更にその後にファクシミリ通信の場合と同様
に防犯通報装置1とデータ処理装置5とが互いを認識す
るためのネゴシエーションの動作が必要であり、そのた
めに上記のような時間を要するのである。
で侵入者を明確に認識できるような画像を伝送する必要
があり、そのためには一つの画像を伝送するのに10秒〜
20秒程度の時間がかかってしまう。
目の画像、即ち熱線センサ3の発報時の画像の次に伝送
されるそのときの画像の伝送が行われるまでには最大で
50秒程度の時間がかかる場合があることになるが、最初
の画像と2番目の画像の間画像は伝送されないので、最
初の画像には侵入者が写っていたとしても2番目の画像
には写っていないことがあり、その間に当該侵入者がど
のような動きをしたのか分からない場合があるという問
題があった。
って、熱線センサ3が発報した時点から侵入者がどのよ
うな動きをしたかをセンター装置4側で知ることができ
る防犯通報装置を提供することを目的とするものであ
る。
めに、本発明の防犯通報装置は、熱線センサが侵入者を
検知したことを示す信号を出力したとき当該熱線センサ
に対応する監視カメラで撮像した画像を公衆電話回線を
介してセンター装置に伝送する防犯通報装置において、
熱線センサが侵入者を検知したことを示す信号を出力し
たときから少なくともセンター装置との間で回線接続が
なされるまでの期間において検知した物体の位置を求
め、当該物体の位置に関する情報を熱線センサが侵入者
を検知したことを示す信号を出力したとき当該熱線セン
サに対応する監視カメラで撮像した画像と共に伝送する
ことを特徴とする。
態について説明する。本発明に係る防犯通報装置を用い
た防犯警備システムの全体構成は図6に示すと同様であ
るが、防犯通報装置1の構成は図1に示すようである。
図1において、10は制御装置、11は画像メモリ、1
2は背景メモリ、13はワークメモリ、14はモデムを
示す。なお、図6に示すものと同等な構成要素について
は同一の符号を付している。
を統括して管理するものであるが、特にこの防犯通報装
置1においては後述する本発明に特有な動作を行う。
を格納するためのものであり、2フレーム以上の画像を
格納できる容量を有している。
視カメラ2の視野内の通常の画像が格納されている。従
って、熱線センサ3が発報したときの画像と、背景メモ
リ12に格納されている画像との差分をとることによっ
て、熱線センサ3によって検知された物体の形状を得る
ことができる。なお、この背景メモリ12に対して背景
画像を格納するには、監視カメラ2を設置した後、警戒
状態の時間帯に監視カメラ2から1フレームだけ取り込
んで背景メモリ12に書き込めばよい。
る処理を行うために設けられているものである。
熱線センサ3から発報信号を受けても無視するが、警戒
状態において熱線センサ3から発報信号を受けると、セ
ンター装置4の電話番号をダイヤルすると共に、監視カ
メラ2からの画像信号を取り込み、発報信号を受けてか
ら最初の奇数フィールドの垂直同期信号を検知すると、
そこから1フレーム分の画像信号を画像メモリ11の第
1の領域に書き込む。
第1の領域に書き込んだ発報時の画像と、背景メモリ1
2に書き込まれている背景画像との差分をとり、更にそ
の差分画像を2値化してワークメモリ13の所定の領域
に書き込む。この2値化の処理は差分画像に含まれてい
る低レベルのノイズ等を除去して有意な差分のみを抽出
するために行うものである。
にマーク位置を定め、そのマーク位置の差分画像内の座
標値をワークメモリ13の所定の領域あるいは制御装置
10の内部メモリ等所定のメモリに記憶する。
きる。例えば、いま図2(A)に示すように差分画像2
0内の有意の差分を有する領域が21のようであったと
すると、図中の点Pで示すように当該領域21の最も上
で、且つ最も左の画素の位置をマーク位置としてもよい
し、また図2(B)の点Qで示すように、当該領域21
の外接矩形22を求め、その外接矩形22の中心をマー
ク位置としてもよい。また更に、その他の位置をマーク
位置として定めることができることは当然である。
処理を終了すると、制御装置10は監視カメラ2からの
画像信号を取り込み、前記の最初のマーク位置を求める
処理の終了後の最初の奇数フィールドの垂直同期信号を
検知すると、そこから1フレーム分の画像信号を画像メ
モリ11の第2の領域に書き込み、当該画像と背景メモ
リ12に書き込まれている背景画像との差分をとり、更
にその差分画像を2値化してワークメモリ13の所定の
領域に書き込んでマーク位置を求めてそのマーク位置の
差分画像内の座標値を所定のメモリに記憶する処理を繰
り返す。
センサ3が発報してから最初の画像、即ち熱線センサ3
の発報後最初に監視カメラ2から取り込んだ画像の伝送
が開始可能になるまでの期間、あるいは熱線センサ3が
発報してから最初の画像の伝送が終了するまでの期間行
えばよい。
る。制御装置10は以上のようにして最初の画像の伝送
が開始可能になるまでマーク位置を求める処理を行う
が、最初の画像の伝送が可能になると、求めたマーク位
置の差分画像内における座標値を、求めた順序に並べて
モデム14を介して電話回線7に送出する。なお、マー
ク位置の座標値を伝送するに際しては、図3に示すよう
に、例えばプリアンブルの部分に、自己に割り当てられ
たID、この通報が異常通報であることを示す情報、及
び伝送するマーク位置の個数に関するデータ等を付加す
る。
が少ないので短時間で伝送することができ、制御装置1
0は当該データの伝送が終了すると引き続いて画像メモ
リ11の第1の領域に書き込まれている最初の画像を読
み出してモデム14を介して電話回線7に送出する。そ
して、この最初の画像の送出が終了すると、制御装置1
0は、監視カメラ2からの画像信号を取り込み、最初の
画像の伝送が終了した後の最初の奇数フィールドの垂直
同期信号を検知すると、そこから1フレーム分の画像信
号を画像メモリ11の第1の領域または第2の領域に書
き込み、書き込みが終了すると読み出してモデム14を
介して電話回線7に送出する。
報してから最初の画像の伝送が終了するまでの期間中に
マーク位置の座標値を求める処理を行う場合の動作は次
のようである。
制御装置10はまず最初の画像を送出し、送出が終了す
ると、求めたマーク位置の差分画像内における座標値
を、求めた順序に並べてモデム14を介して電話回線7
に送出する。そして、このマーク位置に関するデータの
送出が終了すると、制御装置10は、監視カメラ2から
の画像信号を取り込み、マーク位置に関するデータの送
出が終了した後の最初の奇数フィールドの垂直同期信号
を検知すると、そこから1フレーム分の画像信号を画像
メモリ11の第1の領域または第2の領域に書き込み、
書き込みが終了すると読み出してモデム14を介して電
話回線7に送出する。
したが、次にセンター装置4のデータ処理装置5につい
て説明する。
通報を受けるデータ処理装置5の構成例を示す図であ
り、図中、30は制御装置、31は入力装置、32は画
像メモリ、33はマーク位置メモリ、34はモデムを示
す。なお、図6に示すものと同等な構成要素については
同一の符号を付している。
る。画像メモリ32は受信した画像を格納するためのも
のであり、2フレーム以上の画像を格納できる容量を有
しているのが望ましい。また、マーク位置33は1フレ
ーム分の画像を格納できる容量を有していればよい。
ーク位置に関するデータは最初の画像の前に送出するよ
うにしてもよく、最初の画像の後に送出するようにして
もよいが、何れにしても制御装置30は防犯通報装置1
からのデータを受信すると、最初の画像のデータは画像
メモリ32に書き込み、マーク位置に関するデータにつ
いては所定のメモリ、例えば内部メモリの所定の領域に
書き込む。
タから全てのマーク位置の座標値を認識して、マーク位
置メモリ33の同一座標の位置に所定の図形を書き込
む。図5はその例を示す図であり、図5(A)では受信
したマーク位置の座標値の位置に「・」が書き込まれて
いる。なお、図5(A)に示すように単にマーク位置の
座標値の位置に図形を書き込むだけでは動きの順序が判
然としない場合があることも考えられるが、その場合に
は、図5(B)に示すようにマーク位置の順序に線で結
ぶようにしてもよい。このような処理は容易に行うこと
ができることは当業者に明らかである。
か、あるいはマーク位置を順番に線で結んで書き込むか
は入力装置31で選択できるようにすればよい。
らマーク位置の表示が指示されていない場合には画像メ
モリ32から最初の画像を読み出してモニタ6に供給す
る。これによって、モニタ6には熱線センサ3が発報し
たときの画像のみが表示されることになる。
マーク位置の表示が指示されている場合には、画像メモ
リ32に書き込まれている最初の画像と、マーク位置メ
モリ33に書き込まれているマーク位置の画像を同期し
て読み出し、合成してモニタ6に供給する。これによっ
てモニタ6には熱線センサ3が発報したときの画像にマ
ーク位置が重畳された画像が表示されるので、モニタ6
の監視者は熱線センサ3が発報したときの現場の様子及
び、検知された侵入者がどのように動いたかを知ること
ができる。
たが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく
種々の変形が可能である。例えば、上記の説明ではマー
ク位置は監視カメラ2から取り込んだ画像と、背景メモ
リ12に格納されている背景画像との差分に基づいて求
めたが、監視カメラ2から取り込んだ画像のフレーム間
差分をとり、その差分画像に基づいて求めてもよいもの
であり、この場合には背景メモリ12は不要である。
す図である。
る。
である。
センター装置の構成例を示す図である。
マーク位置の例を示す図である。
ある。
4…センター装置、5…データ処理装置、6…モニタ、
10…制御装置、11…画像メモリ、12…背景メモ
リ、13…ワークメモリ、14…モデム、30…制御装
置、31…入力装置、32…画像メモリ、33…マーク
位置メモリ、34…モデム。
Claims (1)
- 【請求項1】熱線センサが侵入者を検知したことを示す
信号を出力したとき当該熱線センサに対応する監視カメ
ラで撮像した画像を公衆電話回線を介してセンター装置
に伝送する防犯通報装置において、 熱線センサが侵入者を検知したことを示す信号を出力し
たときから少なくともセンター装置との間で回線接続が
なされるまでの期間において検知した物体の位置を求
め、当該物体の位置に関する情報を熱線センサが侵入者
を検知したことを示す信号を出力したとき当該熱線セン
サに対応する監視カメラで撮像した画像と共に伝送する
ことを特徴とする防犯通報装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04873396A JP3656923B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 防犯通報装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04873396A JP3656923B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 防犯通報装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09245272A true JPH09245272A (ja) | 1997-09-19 |
JP3656923B2 JP3656923B2 (ja) | 2005-06-08 |
Family
ID=12811499
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04873396A Expired - Lifetime JP3656923B2 (ja) | 1996-03-06 | 1996-03-06 | 防犯通報装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3656923B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009015536A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Securion Co Ltd | 不審者通報装置、不審者監視装置及びこれを用いた遠隔監視システム |
CN110706438A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-01-17 | 空山科技有限公司 | 一种基于智能饮水设备的安防预警系统及方法 |
-
1996
- 1996-03-06 JP JP04873396A patent/JP3656923B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2009015536A (ja) * | 2007-07-03 | 2009-01-22 | Securion Co Ltd | 不審者通報装置、不審者監視装置及びこれを用いた遠隔監視システム |
CN110706438A (zh) * | 2019-09-27 | 2020-01-17 | 空山科技有限公司 | 一种基于智能饮水设备的安防预警系统及方法 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3656923B2 (ja) | 2005-06-08 |
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