JPH10229517A - 遠隔撮影制御システム - Google Patents
遠隔撮影制御システムInfo
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- JPH10229517A JPH10229517A JP9028231A JP2823197A JPH10229517A JP H10229517 A JPH10229517 A JP H10229517A JP 9028231 A JP9028231 A JP 9028231A JP 2823197 A JP2823197 A JP 2823197A JP H10229517 A JPH10229517 A JP H10229517A
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- window
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- video
- video window
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- Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 複数のビデオウィンドウ表示からビデオウィ
ンドウの選択と、これに対するカメラ操作を確実、容易
にする。 【解決手段】 複数箇所に配置され、ズーム機構及び雲
台による撮影方向を制御して各箇所での撮影画像を得る
複数のテレビカメラによる監視等を行うシステムにおい
て、監視室等に設けるワークステーションでは、各テレ
ビカメラで撮影した複数画像をディスプレイ画面にビデ
オウィンドウW1,W2のように同時に表示し、ビデオ
ウィンドウW1の画面枠を破線で示すように複数領域に
仮想の分割設定をし、各領域をポインティングデバイス
で指定したときにビデオウィンドウW1に対応するテレ
ビカメラの撮影方向を指定領域の方向に制御又は指定領
域で意味付けるズーミング制御を行う。
ンドウの選択と、これに対するカメラ操作を確実、容易
にする。 【解決手段】 複数箇所に配置され、ズーム機構及び雲
台による撮影方向を制御して各箇所での撮影画像を得る
複数のテレビカメラによる監視等を行うシステムにおい
て、監視室等に設けるワークステーションでは、各テレ
ビカメラで撮影した複数画像をディスプレイ画面にビデ
オウィンドウW1,W2のように同時に表示し、ビデオ
ウィンドウW1の画面枠を破線で示すように複数領域に
仮想の分割設定をし、各領域をポインティングデバイス
で指定したときにビデオウィンドウW1に対応するテレ
ビカメラの撮影方向を指定領域の方向に制御又は指定領
域で意味付けるズーミング制御を行う。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、機器や構内のビデ
オ映像をグラフィクスディスプレイ上に表示して監視等
の業務を行う遠隔撮影制御システムに係り、特にカメラ
の制御(ズーム、フォーカス、パン、チルト)とその撮
影画像の表示制御に関する。
オ映像をグラフィクスディスプレイ上に表示して監視等
の業務を行う遠隔撮影制御システムに係り、特にカメラ
の制御(ズーム、フォーカス、パン、チルト)とその撮
影画像の表示制御に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のシステムとしては、遠隔地の監
視をその映像で行うITVシステムがある。このITV
システムは、監視位置にテレビカメラを設置し、このテ
レビ信号を監視センタに専用ケーブルで伝送し、センタ
側では受信したテレビ信号をモニタテレビに映出し、監
視員による映像での監視を行う。
視をその映像で行うITVシステムがある。このITV
システムは、監視位置にテレビカメラを設置し、このテ
レビ信号を監視センタに専用ケーブルで伝送し、センタ
側では受信したテレビ信号をモニタテレビに映出し、監
視員による映像での監視を行う。
【0003】また、カメラの制御は、専用の操作卓にカ
メラ制御用のスイッチやジョイスティック等を設けてそ
の操作でなされる。さらに、カメラによる撮影のほか
に、監視対象の異常や人の侵入等を検出するセンサ(赤
外線センサ、磁気センサ、画像センサ等)を設け、これ
らセンサによる異常検出信号を監視室に伝送することで
監視員に警報を与えるシステム構成のものもある。
メラ制御用のスイッチやジョイスティック等を設けてそ
の操作でなされる。さらに、カメラによる撮影のほか
に、監視対象の異常や人の侵入等を検出するセンサ(赤
外線センサ、磁気センサ、画像センサ等)を設け、これ
らセンサによる異常検出信号を監視室に伝送することで
監視員に警報を与えるシステム構成のものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のITVシステム
において、カメラ制御のスイッチやジョイスティック等
をGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)化
し、それらをソフトウエアを通して画面上で操作し、カ
メラを制御することが考えられる。
において、カメラ制御のスイッチやジョイスティック等
をGUI(グラフィカル・ユーザ・インタフェース)化
し、それらをソフトウエアを通して画面上で操作し、カ
メラを制御することが考えられる。
【0005】しかし、システムの規模が大きくなって画
面上に複数のビデオウィンドウが表示される場合には以
下の問題が発生する。
面上に複数のビデオウィンドウが表示される場合には以
下の問題が発生する。
【0006】(1)図12に画面例を示すように、カメ
ラ制御用のスイッチ画像及びジョイスティック画像Aを
ディスプレイ上に1つ表示し、マウス等のポインティン
グデバイスによってカーソルBを移動させて画像Aから
選択操作を行うソフトウエア構成では、画面上の複数の
ビデオウィンドウC,D,Eのうち何れのビデオウィン
ドウに対する操作になるかをソフトウエアに知らせるた
めの何らかの操作を必要とする。
ラ制御用のスイッチ画像及びジョイスティック画像Aを
ディスプレイ上に1つ表示し、マウス等のポインティン
グデバイスによってカーソルBを移動させて画像Aから
選択操作を行うソフトウエア構成では、画面上の複数の
ビデオウィンドウC,D,Eのうち何れのビデオウィン
ドウに対する操作になるかをソフトウエアに知らせるた
めの何らかの操作を必要とする。
【0007】この場合、操作対象のビデオウィンドウを
指定する操作が煩わしく、また、誤操作により間違った
ビデオウィンドウに対する制御を行う恐れもある。
指定する操作が煩わしく、また、誤操作により間違った
ビデオウィンドウに対する制御を行う恐れもある。
【0008】(2)カメラ制御用のスイッチ画像及びジ
ョイスティック画像を複数のビデオウィンドウに対応づ
けて複数画像表示を行うソフトウエア構成の場合、ビデ
オウィンドウと操作スイッチ画像との対応を見分けるの
が煩わしくなる。
ョイスティック画像を複数のビデオウィンドウに対応づ
けて複数画像表示を行うソフトウエア構成の場合、ビデ
オウィンドウと操作スイッチ画像との対応を見分けるの
が煩わしくなる。
【0009】(3)監視位置で異常が発生し、監視室に
異常警報を得る場合、同一画面上に複数のビデオウィン
ドウが表示されていることから、異常発生位置のカメラ
からのビデオウィンドウが他のビデオウィンドウの下に
隠れているときは、ビデオウィンドウ上で異常箇所を監
視員に知らせることができないか、又は監視員の気づく
のが遅れることがある。
異常警報を得る場合、同一画面上に複数のビデオウィン
ドウが表示されていることから、異常発生位置のカメラ
からのビデオウィンドウが他のビデオウィンドウの下に
隠れているときは、ビデオウィンドウ上で異常箇所を監
視員に知らせることができないか、又は監視員の気づく
のが遅れることがある。
【0010】本発明の目的は、複数のビデオウィンドウ
表示からビデオウィンドウの選択と、選択したビデオウ
ィンドウに対するカメラ操作を確実、容易にする遠隔撮
影制御システムを提供することにある。
表示からビデオウィンドウの選択と、選択したビデオウ
ィンドウに対するカメラ操作を確実、容易にする遠隔撮
影制御システムを提供することにある。
【0011】本発明の他の目的は、複数のビデオウィン
ドウ表示状態で任意箇所での異常発生をオペレータが迅
速かつ確実に認識できる遠隔撮影制御システムを提供す
ることにある。
ドウ表示状態で任意箇所での異常発生をオペレータが迅
速かつ確実に認識できる遠隔撮影制御システムを提供す
ることにある。
【0012】
(第1の発明)本発明は、複数箇所に配置され各箇所で
の撮影画像信号をズーム機構を有して撮影する複数のテ
レビカメラと、各テレビカメラに設けられ該テレビカメ
ラの撮影方向を制御できる複数の雲台と、前記各テレビ
カメラのズーム制御と前記各雲台の制御を行う遠隔制御
手段及び該各テレビカメラの撮影画像の複数画像をディ
スプレイ画面にビデオウィンドウとして同時に表示する
表示制御手段とを備えた遠隔撮影制御システムにおい
て、前記各ビデオウィンドウの画面枠を仮想の複数領域
に分割設定し、該各領域をポインティングデバイスで指
定したときに当該ビデオウィンドウに対応する前記テレ
ビカメラの撮影方向を該指定領域の方向に制御する指令
又は該指定領域で意味付けるズーミング制御の指令を前
記遠隔制御手段に与える指令手段を備えたことを特徴と
する。
の撮影画像信号をズーム機構を有して撮影する複数のテ
レビカメラと、各テレビカメラに設けられ該テレビカメ
ラの撮影方向を制御できる複数の雲台と、前記各テレビ
カメラのズーム制御と前記各雲台の制御を行う遠隔制御
手段及び該各テレビカメラの撮影画像の複数画像をディ
スプレイ画面にビデオウィンドウとして同時に表示する
表示制御手段とを備えた遠隔撮影制御システムにおい
て、前記各ビデオウィンドウの画面枠を仮想の複数領域
に分割設定し、該各領域をポインティングデバイスで指
定したときに当該ビデオウィンドウに対応する前記テレ
ビカメラの撮影方向を該指定領域の方向に制御する指令
又は該指定領域で意味付けるズーミング制御の指令を前
記遠隔制御手段に与える指令手段を備えたことを特徴と
する。
【0013】この構成により、ディスプレイ画面に同時
表示される複数のビデオウィンドウに個々に仮想の領域
設定をしておき、ポインティングデバイスで領域指定す
ることで当該領域に対応させてカメラの方向制御又はズ
ーム制御ができるようにし、操作しようとするテレビカ
メラ、雲台とそのビデオウィンドウとの1対1の対応づ
けを直接に得る。
表示される複数のビデオウィンドウに個々に仮想の領域
設定をしておき、ポインティングデバイスで領域指定す
ることで当該領域に対応させてカメラの方向制御又はズ
ーム制御ができるようにし、操作しようとするテレビカ
メラ、雲台とそのビデオウィンドウとの1対1の対応づ
けを直接に得る。
【0014】(第2の発明)本発明は、前記各ビデオウ
ィンドウの画面枠内の一部又は周辺部に、前記テレビカ
メラの撮影方向とズーミングを指定するための画像を表
示し、該画像は複数に分割した領域を有し、各領域をポ
インティングデバイスで指定したときに当該ビデオウィ
ンドウに対応する前記テレビカメラの撮影方向を該指定
領域の方向に制御する指令又は該指定領域で意味付ける
ズーミング制御の指令を前記遠隔制御手段に与える指令
手段を備えたことを特徴とする。
ィンドウの画面枠内の一部又は周辺部に、前記テレビカ
メラの撮影方向とズーミングを指定するための画像を表
示し、該画像は複数に分割した領域を有し、各領域をポ
インティングデバイスで指定したときに当該ビデオウィ
ンドウに対応する前記テレビカメラの撮影方向を該指定
領域の方向に制御する指令又は該指定領域で意味付ける
ズーミング制御の指令を前記遠隔制御手段に与える指令
手段を備えたことを特徴とする。
【0015】この構成により、ビデオウィンドウの枠内
の一部や枠周辺部にカメラの撮影方向とズーミングの指
定のためのカメラ操作画像を表示し、この画像に複数の
分割領域を設け、各領域の指定によりカメラ操作を指令
できるようにする。
の一部や枠周辺部にカメラの撮影方向とズーミングの指
定のためのカメラ操作画像を表示し、この画像に複数の
分割領域を設け、各領域の指定によりカメラ操作を指令
できるようにする。
【0016】カメラ操作画像としては、ビデオウィンド
ウの枠内に設けるカメラ操作メニュー、ビデオウィンド
ウの枠周辺部にもうけるカメラ操作メニュー、ビデオウ
ィンドウの枠周辺部でカメラの撮影方向指定のための矢
印画像、ビデオウィンドウの枠の一辺でカメラの撮影方
向とズーミング指定のためのツールボタン、ビデオウィ
ンドウの枠側部及び上下部に垂直スクロールバーと水平
スクロールバー及びズームツールとする。
ウの枠内に設けるカメラ操作メニュー、ビデオウィンド
ウの枠周辺部にもうけるカメラ操作メニュー、ビデオウ
ィンドウの枠周辺部でカメラの撮影方向指定のための矢
印画像、ビデオウィンドウの枠の一辺でカメラの撮影方
向とズーミング指定のためのツールボタン、ビデオウィ
ンドウの枠側部及び上下部に垂直スクロールバーと水平
スクロールバー及びズームツールとする。
【0017】(第3の発明)本発明は、前記テレビカメ
ラの撮影位置で異常発生が検出され該異常発生の信号が
前記表示制御手段に伝送されたとき、該表示制御手段
は、ディスプレイ画面に表示中の前記各ビデオウィンド
ウのうち前記異常発生した位置のテレビカメラに対応す
るビデオウィンドウの表示状態を変更する手段を備えた
ことを特徴とする。
ラの撮影位置で異常発生が検出され該異常発生の信号が
前記表示制御手段に伝送されたとき、該表示制御手段
は、ディスプレイ画面に表示中の前記各ビデオウィンド
ウのうち前記異常発生した位置のテレビカメラに対応す
るビデオウィンドウの表示状態を変更する手段を備えた
ことを特徴とする。
【0018】この構成により、異常発生が検出された箇
所のビデオウィンドウの表示状態を強制的に変化させる
ことでオペレータが気づき易くする。表示状態の変更
は、当該ビデオウィンドウをトップに移動させること、
あらかじめ決めた特別な位置に移動させること、表示色
を変化させることとする。
所のビデオウィンドウの表示状態を強制的に変化させる
ことでオペレータが気づき易くする。表示状態の変更
は、当該ビデオウィンドウをトップに移動させること、
あらかじめ決めた特別な位置に移動させること、表示色
を変化させることとする。
【0019】(第4の発明)本発明は、テレビカメラで
撮影した複数箇所の映像をディスプレイ画面にビデオウ
ィンドウとして同時に表示・操作する遠隔撮影制御シス
テムにおいて、前記ディスプレイ画面に前記テレビカメ
ラを遠隔制御するためのカメラ制御用ウィンドウを対応
するビデオウィンドウの近傍に追随させて表示し、前記
ディスプレイ画面に複数のビデオウィンドウが存在する
ときに論理的に最も上側にあるビデオウィンドウを前記
カメラ制御用ウィンドウの制御対象とし、前記ビデオウ
ィンドウを新規に生成したときに該ビデオウィンドウの
カメラ制御用ウィンドウを表示しかつ既存のカメラ制御
用ウィンドウを消去し、前記ビデオウィンドウを消去又
は変更したときにそのカメラ制御用ウィンドウを消去
し、他のビデオウィンドウをアクティブウィンドウにし
そのカメラ制御用ウィンドウを表示する表示制御手段を
備えたことを特徴とする。
撮影した複数箇所の映像をディスプレイ画面にビデオウ
ィンドウとして同時に表示・操作する遠隔撮影制御シス
テムにおいて、前記ディスプレイ画面に前記テレビカメ
ラを遠隔制御するためのカメラ制御用ウィンドウを対応
するビデオウィンドウの近傍に追随させて表示し、前記
ディスプレイ画面に複数のビデオウィンドウが存在する
ときに論理的に最も上側にあるビデオウィンドウを前記
カメラ制御用ウィンドウの制御対象とし、前記ビデオウ
ィンドウを新規に生成したときに該ビデオウィンドウの
カメラ制御用ウィンドウを表示しかつ既存のカメラ制御
用ウィンドウを消去し、前記ビデオウィンドウを消去又
は変更したときにそのカメラ制御用ウィンドウを消去
し、他のビデオウィンドウをアクティブウィンドウにし
そのカメラ制御用ウィンドウを表示する表示制御手段を
備えたことを特徴とする。
【0020】この構成により、多数のウィンドウが存在
する環境で複数のビデオウィンドウを表示・操作するの
に各ウィンドウの視認性に影響を与えることなく、複数
のビデオウィンドウの制御を可能にする。
する環境で複数のビデオウィンドウを表示・操作するの
に各ウィンドウの視認性に影響を与えることなく、複数
のビデオウィンドウの制御を可能にする。
【0021】(第5の発明)本発明は、複数台のクライ
アントがネットワーク接続され、各クライアントは複数
台のテレビカメラの映像をXサーバを介して表示制御す
る遠隔撮影制御システムにおいて、前記Xサーバは、前
記各テレビカメラとその雲台に対してアクセス権を持つ
テレビカメラ制御用サーバを設け、前記各クライアント
とネットワークを張ることによってクライアント毎に指
定したテレビカメラからの映像をXサーバを介してディ
スプレイに同時に表示させ、かつ前記テレビカメラ制御
用サーバによってアクセス権を得た当該テレビカメラを
排他的に制御する手段を備えたことを特徴とする。
アントがネットワーク接続され、各クライアントは複数
台のテレビカメラの映像をXサーバを介して表示制御す
る遠隔撮影制御システムにおいて、前記Xサーバは、前
記各テレビカメラとその雲台に対してアクセス権を持つ
テレビカメラ制御用サーバを設け、前記各クライアント
とネットワークを張ることによってクライアント毎に指
定したテレビカメラからの映像をXサーバを介してディ
スプレイに同時に表示させ、かつ前記テレビカメラ制御
用サーバによってアクセス権を得た当該テレビカメラを
排他的に制御する手段を備えたことを特徴とする。
【0022】この構成により、複数のクライアントがネ
ットワーク経由でカメラ映像を表示すると同時に、その
映像に対応するカメラの制御ができるようにする。
ットワーク経由でカメラ映像を表示すると同時に、その
映像に対応するカメラの制御ができるようにする。
【0023】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態を示
すシステム構成図である。
すシステム構成図である。
【0024】各監視対象位置には、撮影画像信号を得る
テレビカメラ1と、このカメラ1の撮影方向(左右、上
下)を制御できる雲台2とが配置される。
テレビカメラ1と、このカメラ1の撮影方向(左右、上
下)を制御できる雲台2とが配置される。
【0025】各カメラ1は、ズーム機構を有し、ワイド
方向とテレ方向にズーミングが可能とされる。
方向とテレ方向にズーミングが可能とされる。
【0026】各カメラ1が撮影した画像信号は、アナロ
グ又はディジタル信号に変換され、公衆回線又は専用回
線になる伝送装置3を通して監視室側のビデオウィンド
ウ表示機能付きワークステーション4に取り込まれ、さ
らには外部記憶装置5にコマ画像情報として間引き保存
される。
グ又はディジタル信号に変換され、公衆回線又は専用回
線になる伝送装置3を通して監視室側のビデオウィンド
ウ表示機能付きワークステーション4に取り込まれ、さ
らには外部記憶装置5にコマ画像情報として間引き保存
される。
【0027】ワークステーション4には、各テレビカメ
ラの遠隔ズーム制御と各雲台の遠隔制御手段を備える。
ラの遠隔ズーム制御と各雲台の遠隔制御手段を備える。
【0028】また、ワークステーション4には、ディス
プレイ6によって、一般的なアプリケーションによる1
つの画像を表示する他に、ビデオウィンドウとして複数
の撮影画像を同時に表示する表示制御手段を備える。
プレイ6によって、一般的なアプリケーションによる1
つの画像を表示する他に、ビデオウィンドウとして複数
の撮影画像を同時に表示する表示制御手段を備える。
【0029】これら表示制御は、グラフィカル・ユーザ
・インタフェースの元に統合され、グラフィカル・ユー
ザ・インタフェースではポインティングデバイスとして
のマウス7によって各アプリケーションに直接操作を行
うことを可能にする。8はキーボードである。
・インタフェースの元に統合され、グラフィカル・ユー
ザ・インタフェースではポインティングデバイスとして
のマウス7によって各アプリケーションに直接操作を行
うことを可能にする。8はキーボードである。
【0030】ここで、本実施形態では、各ビデオウィン
ドウを9個の矩形領域に升目状に分け、さらに中央の領
域を上下2分割した、合計10個の領域に分割する。そ
して、マウス7により各領域を指定することでカメラ1
の撮影方向を指定領域に対応する方向制御とズーミング
制御を行う指令手段を備える。
ドウを9個の矩形領域に升目状に分け、さらに中央の領
域を上下2分割した、合計10個の領域に分割する。そ
して、マウス7により各領域を指定することでカメラ1
の撮影方向を指定領域に対応する方向制御とズーミング
制御を行う指令手段を備える。
【0031】図2は、ビデオウィンドウ制御の領域割り
当て例を示し、ディスプレイ画面6Aに2つのビデオウ
ィンドウW1とW2が表示された場合を示す。
当て例を示し、ディスプレイ画面6Aに2つのビデオウ
ィンドウW1とW2が表示された場合を示す。
【0032】この状態で、個々のビデオウィンドウW1
及びW2は、9分割し、さらに中央の領域を2分割した
領域A1〜A10を割り当てる。図示ではビデオウィン
ドウW1に対する領域の分割を破線で示し、ビデオウィ
ンドウW2に対しても同様の領域分割がなされる。な
お、領域分割は仮想のものでその線描画は行われず、各
ビデオウィンドウの表示枠大きさに対してソフトウエア
側で演算により求められる。
及びW2は、9分割し、さらに中央の領域を2分割した
領域A1〜A10を割り当てる。図示ではビデオウィン
ドウW1に対する領域の分割を破線で示し、ビデオウィ
ンドウW2に対しても同様の領域分割がなされる。な
お、領域分割は仮想のものでその線描画は行われず、各
ビデオウィンドウの表示枠大きさに対してソフトウエア
側で演算により求められる。
【0033】これら領域にマウス7による領域指定は、
画面上のカーソルKを当該領域に移動させ、マウスボタ
ンの操作により以下のように定められる意味付けした制
御を行う。
画面上のカーソルKを当該領域に移動させ、マウスボタ
ンの操作により以下のように定められる意味付けした制
御を行う。
【0034】領域A1…カーソルをこの領域に移動さ
せ、マウスボタンを押すと、カメラ12が当該ビデオウ
ィンドウW1の左上方を映し出すよう雲台2がカメラの
撮影方向の変更制御を開始し、マウスボタンを放すと雲
台の動作が停止する。
せ、マウスボタンを押すと、カメラ12が当該ビデオウ
ィンドウW1の左上方を映し出すよう雲台2がカメラの
撮影方向の変更制御を開始し、マウスボタンを放すと雲
台の動作が停止する。
【0035】領域A2…上記の領域A1の制御でカメラ
の撮影方向を上方側に制御する。
の撮影方向を上方側に制御する。
【0036】領域A3…カメラの撮影方向を右上方側に
制御する。
制御する。
【0037】領域A4…カメラの撮影方向を左側に制御
する。
する。
【0038】領域A7…カメラの撮影方向を右側に制御
する。
する。
【0039】領域A8…カメラの撮影方向を左下方側に
制御する。
制御する。
【0040】領域A9…カメラの撮影方向を下方側に制
御する。
御する。
【0041】領域A10…カメラの撮影方向を右下方側
に制御する。
に制御する。
【0042】領域A5…カーソルをこの領域に移動さ
せ、マウスボタンを押すと、カメラ1のズーム機構が働
き、望遠になるよう制御を開始し、マウスボタンを放す
とズーム動作が停止する。
せ、マウスボタンを押すと、カメラ1のズーム機構が働
き、望遠になるよう制御を開始し、マウスボタンを放す
とズーム動作が停止する。
【0043】領域A6…上記の領域A5の制御でカメラ
のズーム機構を広角になるよう制御する。
のズーム機構を広角になるよう制御する。
【0044】このような領域設定とマウスによる領域指
定による雲台及びカメラ制御は、他のビデオウィンドウ
W2についてもなされる。
定による雲台及びカメラ制御は、他のビデオウィンドウ
W2についてもなされる。
【0045】従って、操作者は、表示されているビデオ
ウィンドウに直接働きかけて操作することができ、複数
のビデオウィンドウが表示される場合にも、見当違いの
ビデオウィンドウに対して間違ったカメラ制御をするこ
とが無くなる。また、操作対象とするビデオウィンドウ
の指定操作が不要になり、操作が簡単になる。
ウィンドウに直接働きかけて操作することができ、複数
のビデオウィンドウが表示される場合にも、見当違いの
ビデオウィンドウに対して間違ったカメラ制御をするこ
とが無くなる。また、操作対象とするビデオウィンドウ
の指定操作が不要になり、操作が簡単になる。
【0046】なお、ビデオウィンドウの領域設定は、適
宜設計変更できる。例えば、矩形領域に代えて、中央部
をズーム指定領域とし該中央部から放射状に8分割や1
6分割する分割構造でもよい。
宜設計変更できる。例えば、矩形領域に代えて、中央部
をズーム指定領域とし該中央部から放射状に8分割や1
6分割する分割構造でもよい。
【0047】図3は、本発明の他の実施形態になるディ
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠内の一部に図2の場合と同様の分割領域を持つ
画像Rをカメラ操作メニューとして表示し、この画像R
の1つの領域をマウスによって指定することにより、当
該ビデオウィンドウW1に対応するカメラの撮影方向又
はズーム制御を行う構成とする。この操作メニューは、
例えば、マウスの右ボタンの操作で表示され、再度の操
作で消える処理が好ましい。
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠内の一部に図2の場合と同様の分割領域を持つ
画像Rをカメラ操作メニューとして表示し、この画像R
の1つの領域をマウスによって指定することにより、当
該ビデオウィンドウW1に対応するカメラの撮影方向又
はズーム制御を行う構成とする。この操作メニューは、
例えば、マウスの右ボタンの操作で表示され、再度の操
作で消える処理が好ましい。
【0048】本実施形態では、図2の場合に比べて、領
域分割がメニュー画像として明確に表示され、マウスに
よる領域指定が一層確実になる。
域分割がメニュー画像として明確に表示され、マウスに
よる領域指定が一層確実になる。
【0049】図4は、本発明の他の実施形態になるディ
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠周辺部に縁を設け、この部分を8個の領域R1
〜R8に分割してカメラ操作メニューとして表示し、こ
れら領域の1つの領域をマウスによって指定することに
より、当該ビデオウィンドウW1に対応するカメラの撮
影方向制御を行う構成とする。なお、カメラのズーム制
御は、ビデオウィンドウW1の枠内にR9,R10とし
て表示するズーミング用操作メニューとする。
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠周辺部に縁を設け、この部分を8個の領域R1
〜R8に分割してカメラ操作メニューとして表示し、こ
れら領域の1つの領域をマウスによって指定することに
より、当該ビデオウィンドウW1に対応するカメラの撮
影方向制御を行う構成とする。なお、カメラのズーム制
御は、ビデオウィンドウW1の枠内にR9,R10とし
て表示するズーミング用操作メニューとする。
【0050】本実施形態においても、図2の場合に比べ
て、領域分割がメニュー画像として明確に表示され、マ
ウスによる領域指定が一層確実になる。また、図3の場
合に比べて、ビデオウィンドウ内の画像に対するカメラ
操作方向の対応づけが良くなる。
て、領域分割がメニュー画像として明確に表示され、マ
ウスによる領域指定が一層確実になる。また、図3の場
合に比べて、ビデオウィンドウ内の画像に対するカメラ
操作方向の対応づけが良くなる。
【0051】図5は、本発明の他の実施形態になるディ
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠周辺部で枠外側に向けた8つの矢印画像P1〜
P8を4隅と中央上下左右方向に設け、この矢印画像を
カメラ操作方向として意味づける。これら矢印画像の1
つの画像をマウスによって指定することにより、当該ビ
デオウィンドウW1に対応するカメラの撮影方向制御を
行う構成とする。
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠周辺部で枠外側に向けた8つの矢印画像P1〜
P8を4隅と中央上下左右方向に設け、この矢印画像を
カメラ操作方向として意味づける。これら矢印画像の1
つの画像をマウスによって指定することにより、当該ビ
デオウィンドウW1に対応するカメラの撮影方向制御を
行う構成とする。
【0052】なお、カメラのズーム制御は、図4の場合
と同様に、ビデオウィンドウW1の枠内にR9,R10
として表示するズーミング用操作メニューとすることで
対応できるが、図6に1つのビデオウィンドウのメニュ
ーバー部分の拡大図を示すように、カメラのパンとチル
ト選択、さらにはズームのパーセンテージ設定を行うこ
とでも良い。
と同様に、ビデオウィンドウW1の枠内にR9,R10
として表示するズーミング用操作メニューとすることで
対応できるが、図6に1つのビデオウィンドウのメニュ
ーバー部分の拡大図を示すように、カメラのパンとチル
ト選択、さらにはズームのパーセンテージ設定を行うこ
とでも良い。
【0053】本実施形態においても、図2の場合に比べ
て、領域分割がメニュー画像として明確に表示され、マ
ウスによる領域指定が一層確実になる。また、図3の場
合に比べて、ビデオウィンドウ内の画像に対するカメラ
操作方向の対応づけが良くなる。
て、領域分割がメニュー画像として明確に表示され、マ
ウスによる領域指定が一層確実になる。また、図3の場
合に比べて、ビデオウィンドウ内の画像に対するカメラ
操作方向の対応づけが良くなる。
【0054】なお、以上までの実施形態において、領域
分割は8つに限らず、4分割や16分割など適宜設計変
更できる。
分割は8つに限らず、4分割や16分割など適宜設計変
更できる。
【0055】図7は、本発明の他の実施形態になるディ
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠上部にカメラの撮影方向及びズーミング制御に
対応した複数のツールボタンB1〜B8を割り付け、こ
のツールボタンをカメラ制御に対応づける。これらツー
ルボタンの1つのツールをマウスによって指定すること
により、当該ビデオウィンドウW1に対応するカメラの
撮影方向制御とズーミング制御を行う構成とする。な
お、ツールボタンの位置は、枠の下部又は左右側部の一
辺に設けても良い。
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠上部にカメラの撮影方向及びズーミング制御に
対応した複数のツールボタンB1〜B8を割り付け、こ
のツールボタンをカメラ制御に対応づける。これらツー
ルボタンの1つのツールをマウスによって指定すること
により、当該ビデオウィンドウW1に対応するカメラの
撮影方向制御とズーミング制御を行う構成とする。な
お、ツールボタンの位置は、枠の下部又は左右側部の一
辺に設けても良い。
【0056】ツールボタンB1〜B4は、その押し操作
に対して、それぞれが示す矢印方向にカメラの撮影方向
を指令し、放し操作で制御を停止させる指令を発生す
る。同様に、ツールボタンB5,B6はカメラのズーミ
ングを広角と望遠制御を行い、ツールボタンB7,B8
はカメラのフォーカスを近く又は遠くに合わせる制御を
行う。本実施形態においても、図3と同様の作用効果を
得ることができる。
に対して、それぞれが示す矢印方向にカメラの撮影方向
を指令し、放し操作で制御を停止させる指令を発生す
る。同様に、ツールボタンB5,B6はカメラのズーミ
ングを広角と望遠制御を行い、ツールボタンB7,B8
はカメラのフォーカスを近く又は遠くに合わせる制御を
行う。本実施形態においても、図3と同様の作用効果を
得ることができる。
【0057】図8は、本発明の他の実施形態になるディ
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠右側部(左側部でも良い)に垂直スクロールバ
ーVBを設け、枠下部に水平スクロールバーHBを設
け、上部にズームツールZ1、Z2を設け、これらスクロ
ールバー又はツールをカメラ制御に対応させ、その1つ
をマウスによって指定することにより、当該ビデオウィ
ンドウW1に対応するカメラの撮影方向制御とズーミン
グ制御を行う構成とする。
スプレイ画面を示す。操作対象とするビデオウィンドウ
W1の枠右側部(左側部でも良い)に垂直スクロールバ
ーVBを設け、枠下部に水平スクロールバーHBを設
け、上部にズームツールZ1、Z2を設け、これらスクロ
ールバー又はツールをカメラ制御に対応させ、その1つ
をマウスによって指定することにより、当該ビデオウィ
ンドウW1に対応するカメラの撮影方向制御とズーミン
グ制御を行う構成とする。
【0058】垂直スクロールバーVBのうち、中央のス
クロールボックスVB1は、カメラの現在の上下アング
ルを示し、中央部に位置するときにはカメラがホームポ
ジションにあることを意味し、中央部からの移動はカメ
ラのオフセット角度を示す。但し、数値目盛りは表示さ
れない。
クロールボックスVB1は、カメラの現在の上下アング
ルを示し、中央部に位置するときにはカメラがホームポ
ジションにあることを意味し、中央部からの移動はカメ
ラのオフセット角度を示す。但し、数値目盛りは表示さ
れない。
【0059】また、垂直スクロールバーVBのうち、両
端部のスクロールボックスVB2又はVB5は、マウスで
クリックすることによりカメラの撮影垂直方向を単位角
度分だけ上方又は下方に制御し、スクロールボックスV
B3又はVB4はクリックすることによりカメラの撮影垂
直方向を別の単位角度分だけ上方又は下方に制御し、ス
クロールボックスVB1はドラッグしてその位置を移動
することにより移動距離に対応した角度だけカメラの撮
影垂直方向を制御する。
端部のスクロールボックスVB2又はVB5は、マウスで
クリックすることによりカメラの撮影垂直方向を単位角
度分だけ上方又は下方に制御し、スクロールボックスV
B3又はVB4はクリックすることによりカメラの撮影垂
直方向を別の単位角度分だけ上方又は下方に制御し、ス
クロールボックスVB1はドラッグしてその位置を移動
することにより移動距離に対応した角度だけカメラの撮
影垂直方向を制御する。
【0060】同様に、水平スクロールバーHBのうち、
中央のスクロールボックスHB1は、カメラの現在の左
右アングルを示し、中央部に位置するときにはカメラが
ホームポジションにあることを意味し、中央部からの移
動はカメラのオフセット角度を示す。そして、左右のス
クロールボックスHB2〜HB5は、カメラの撮影水平方
向の制御を行う。
中央のスクロールボックスHB1は、カメラの現在の左
右アングルを示し、中央部に位置するときにはカメラが
ホームポジションにあることを意味し、中央部からの移
動はカメラのオフセット角度を示す。そして、左右のス
クロールボックスHB2〜HB5は、カメラの撮影水平方
向の制御を行う。
【0061】ズームツールZ1は、カメラのズーム制御
を指令するためのもので、そのクリックによってズーム
ツールZ2を画面表示し、ズームツールZ2内に設けられ
る矢印をドラッグすることによりズーム倍率を任意(ズ
ームツールZ2内に倍率の数字が表示される)設定し、
マウスのボタンを放したときにズームツールZ2は消去
され、ズーム倍率の設定値が確定してカメラのズーム制
御を行う。本実施形態においても、図3と同様の作用効
果を得ることができる。
を指令するためのもので、そのクリックによってズーム
ツールZ2を画面表示し、ズームツールZ2内に設けられ
る矢印をドラッグすることによりズーム倍率を任意(ズ
ームツールZ2内に倍率の数字が表示される)設定し、
マウスのボタンを放したときにズームツールZ2は消去
され、ズーム倍率の設定値が確定してカメラのズーム制
御を行う。本実施形態においても、図3と同様の作用効
果を得ることができる。
【0062】図9は、本発明の他の実施形態になるディ
スプレイ画面を示し、各テレビカメラによる監視場所に
それぞれ異常検出装置を設け、異常発生を検出したとき
にディスプレイ6に異常発生の表示を行う場合を示す。
スプレイ画面を示し、各テレビカメラによる監視場所に
それぞれ異常検出装置を設け、異常発生を検出したとき
にディスプレイ6に異常発生の表示を行う場合を示す。
【0063】同図の(a)には異常発生前のビデオウィ
ンドウ表示状態を示し、ビデオウィンドウW4がアクテ
ィブにあって、その下に他のビデオウィンドウW3,W
5は隠れて表示されている。
ンドウ表示状態を示し、ビデオウィンドウW4がアクテ
ィブにあって、その下に他のビデオウィンドウW3,W
5は隠れて表示されている。
【0064】ここで、ビデオウィンドウW3の撮影位置
で異常が発生し、異常発生装置からの異常発生信号がワ
ークステーション4に伝送されてきたとき、ワークステ
ーション4では同図の(b)に示すように、当該ビデオ
ウィンドウW3を強制的にトップ位置に移動させて該ビ
デオウィンドウW3をアクティブにし、オペレータに異
常発生を知らせる。
で異常が発生し、異常発生装置からの異常発生信号がワ
ークステーション4に伝送されてきたとき、ワークステ
ーション4では同図の(b)に示すように、当該ビデオ
ウィンドウW3を強制的にトップ位置に移動させて該ビ
デオウィンドウW3をアクティブにし、オペレータに異
常発生を知らせる。
【0065】なお、当該ビデオウィンドウを特別な位置
に移動表示させることや表示色を変えることなどオペレ
ータが気づき易い表示切換を行うことで異常報知を一層
確実にすることができる。
に移動表示させることや表示色を変えることなどオペレ
ータが気づき易い表示切換を行うことで異常報知を一層
確実にすることができる。
【0066】図10は、本発明の他の実施形態になるデ
ィスプレイ画面のウィンドウ表示制御例である。テレビ
カメラで撮影した複数箇所の映像をディスプレイ画面に
ビデオウィンドウとして同時に表示・操作し、各カメラ
の制御用ウィンドウもディスプレイ画面に設けることが
考えられる。
ィスプレイ画面のウィンドウ表示制御例である。テレビ
カメラで撮影した複数箇所の映像をディスプレイ画面に
ビデオウィンドウとして同時に表示・操作し、各カメラ
の制御用ウィンドウもディスプレイ画面に設けることが
考えられる。
【0067】この場合、ビデオウィンドウにそれぞれ対
応させたカメラ制御用ウィンドウを表示することにな
り、ビデオウィンドウにカメラ制御用ウィンドウを対応
付けるには各ビデオウィンドウの視認性を低下させる。
応させたカメラ制御用ウィンドウを表示することにな
り、ビデオウィンドウにカメラ制御用ウィンドウを対応
付けるには各ビデオウィンドウの視認性を低下させる。
【0068】この課題を解決するため、本実施形態で
は、表示中のビデオウィンドウの数に関係なく、カメラ
制御用ウィンドウは最大1つだけ呼び出すことができる
ようにする。そのとき、論理的に最も上側にあるビデオ
ウィンドウをカメラ制御用ウィンドウの制御対象とす
る。また、ビデオウィンドウが複数存在する場合にはカ
メラ制御用ウィンドウが制御対象とするビデオウィンド
ウを識別し易いように、カメラ制御用ウィンドウをビデ
オウィンドウの近傍に追随させて表示する。
は、表示中のビデオウィンドウの数に関係なく、カメラ
制御用ウィンドウは最大1つだけ呼び出すことができる
ようにする。そのとき、論理的に最も上側にあるビデオ
ウィンドウをカメラ制御用ウィンドウの制御対象とす
る。また、ビデオウィンドウが複数存在する場合にはカ
メラ制御用ウィンドウが制御対象とするビデオウィンド
ウを識別し易いように、カメラ制御用ウィンドウをビデ
オウィンドウの近傍に追随させて表示する。
【0069】以下、図10を参照して本実施形態による
表示制御例を説明する。
表示制御例を説明する。
【0070】図10の(a)は、ビデオウィンドウを新
規に生成した場合のカメラ制御用ウィンドウの切り替え
例を示し、ビデオウィンドウW6とカメラ制御用ウィン
ドウW6Cの表示状態で、ビデオウィンドウW7が新規
に表示されたアクティブウィンドウになったとき、ビデ
オウィンドウW6のカメラ制御用ウィンドウW6Cを消
去し、ビデオウィンドウW7の近傍にカメラ制御用ウィ
ンドウW7Cを表示する。
規に生成した場合のカメラ制御用ウィンドウの切り替え
例を示し、ビデオウィンドウW6とカメラ制御用ウィン
ドウW6Cの表示状態で、ビデオウィンドウW7が新規
に表示されたアクティブウィンドウになったとき、ビデ
オウィンドウW6のカメラ制御用ウィンドウW6Cを消
去し、ビデオウィンドウW7の近傍にカメラ制御用ウィ
ンドウW7Cを表示する。
【0071】同図の(b)は、最も上側に存在するビデ
オウィンドウを消去した場合を示し、ビデオウィンドウ
W6が消去され、ビデオウィンドウW7がアクティブウ
ィンドウになったため、ビデオウィンドウW6のカメラ
制御用ウィンドウW6Cを消去し、カメラ制御用ウィン
ドウW7CをビデオウィンドウW7の近傍に表示する。
オウィンドウを消去した場合を示し、ビデオウィンドウ
W6が消去され、ビデオウィンドウW7がアクティブウ
ィンドウになったため、ビデオウィンドウW6のカメラ
制御用ウィンドウW6Cを消去し、カメラ制御用ウィン
ドウW7CをビデオウィンドウW7の近傍に表示する。
【0072】同図の(c)は、アクティブウィンドウを
変更した場合を示し、アクティブウィンドウがビデオウ
ィンドウW6からW7に変更された場合、ビデオウィン
ドウW6のカメラ制御用ウィンドウW6Cを消去し、カ
メラ制御用ウィンドウW7CをビデオウィンドウW7の
近傍に表示する。
変更した場合を示し、アクティブウィンドウがビデオウ
ィンドウW6からW7に変更された場合、ビデオウィン
ドウW6のカメラ制御用ウィンドウW6Cを消去し、カ
メラ制御用ウィンドウW7CをビデオウィンドウW7の
近傍に表示する。
【0073】同図の(d)は、ビデオウィンドウを移動
した場合を示し、アクティブウィンドウW6が移動され
た場合、そのカメラ制御用ウィンドウW6Cも追随して
移動させる。
した場合を示し、アクティブウィンドウW6が移動され
た場合、そのカメラ制御用ウィンドウW6Cも追随して
移動させる。
【0074】なお、ビデオウィンドウが非アクティブ又
は全て消去された場合は、カメラ制御用ウィンドウは消
去される。
は全て消去された場合は、カメラ制御用ウィンドウは消
去される。
【0075】以上のように、本実施形態では、カメラ制
御用ウィンドウを対応するビデオウィンドウの近傍に追
随させて表示し、複数のビデオウィンドウが存在すると
きに論理的に最も上側にあるビデオウィンドウをカメラ
制御用ウィンドウの制御対象とし、ビデオウィンドウを
新規に生成したときに該ビデオウィンドウのカメラ制御
用ウィンドウを表示しかつ既存のカメラ制御用ウィンド
ウを消去し、ビデオウィンドウを消去又は変更したとき
にそのカメラ制御用ウィンドウを消去し、他のビデオウ
ィンドウをアクティブウィンドウにしそのカメラ制御用
ウィンドウを表示する。
御用ウィンドウを対応するビデオウィンドウの近傍に追
随させて表示し、複数のビデオウィンドウが存在すると
きに論理的に最も上側にあるビデオウィンドウをカメラ
制御用ウィンドウの制御対象とし、ビデオウィンドウを
新規に生成したときに該ビデオウィンドウのカメラ制御
用ウィンドウを表示しかつ既存のカメラ制御用ウィンド
ウを消去し、ビデオウィンドウを消去又は変更したとき
にそのカメラ制御用ウィンドウを消去し、他のビデオウ
ィンドウをアクティブウィンドウにしそのカメラ制御用
ウィンドウを表示する。
【0076】以上までの各実施形態において、ワークス
テーション(クライアント)4を複数台構成としてネッ
トワーク接続し、それらに接続される各テレビカメラの
映像をXV Video Extension等のビデ
オ表示手法を用いてXサーバを介してユーザ側のディス
プレイに表示することができる。しかし、サーバにはカ
メラ(雲台も含む)制御に対する機能がないため、ネッ
トワークを経由したカメラ制御ができない。
テーション(クライアント)4を複数台構成としてネッ
トワーク接続し、それらに接続される各テレビカメラの
映像をXV Video Extension等のビデ
オ表示手法を用いてXサーバを介してユーザ側のディス
プレイに表示することができる。しかし、サーバにはカ
メラ(雲台も含む)制御に対する機能がないため、ネッ
トワークを経由したカメラ制御ができない。
【0077】そこで、本実施形態では、Xサーバにテレ
ビカメラ制御用サーバを付加し、複数のクライアントか
らでもカメラを制御(ズーム、フォーカス、パン、チル
トなど)し、その映像を表示できるようなクライアント
ーサーバのシステム構成を提供する。
ビカメラ制御用サーバを付加し、複数のクライアントか
らでもカメラを制御(ズーム、フォーカス、パン、チル
トなど)し、その映像を表示できるようなクライアント
ーサーバのシステム構成を提供する。
【0078】図11は、本実施形態のシステム構成を示
す。複数台のワークステーション(クライアント)41
〜4mがLANや他のネットワークで接続され、複数台
のテレビカメラ11〜1rとその雲台21〜2rをサーバを
介して制御するにおいて、Xサーバ10にテレビカメラ
制御用サーバ11を付加した構成とする。
す。複数台のワークステーション(クライアント)41
〜4mがLANや他のネットワークで接続され、複数台
のテレビカメラ11〜1rとその雲台21〜2rをサーバを
介して制御するにおいて、Xサーバ10にテレビカメラ
制御用サーバ11を付加した構成とする。
【0079】この構成において、サーバ側は、各々のカ
メラ1とその雲台2に対してアクセス権を保持すること
ができるプログラムを有している。これにより、ユーザ
側から同じカメラ及びその雲台を指定しても、サーバが
そのカメラ及びその雲台へのアクセス権を解除しない限
りはアクセスできない(排他的制御をする)ようにして
いる。
メラ1とその雲台2に対してアクセス権を保持すること
ができるプログラムを有している。これにより、ユーザ
側から同じカメラ及びその雲台を指定しても、サーバが
そのカメラ及びその雲台へのアクセス権を解除しない限
りはアクセスできない(排他的制御をする)ようにして
いる。
【0080】ユーザ側は、あるクライアントとネットワ
ークを張ることによって、そのクライアントのプログラ
ム毎に指定したカメラからの映像を同時にディスプレイ
12に表示させることができると共に、テレビカメラ制
御用サーバ11によりそのカメラ及びその雲台の制御も
行うことができる。
ークを張ることによって、そのクライアントのプログラ
ム毎に指定したカメラからの映像を同時にディスプレイ
12に表示させることができると共に、テレビカメラ制
御用サーバ11によりそのカメラ及びその雲台の制御も
行うことができる。
【0081】例えば、ユーザ側が、カメラ11と13に対
する制御を行うには、クライアント41にネットワーク
のリンクを張ることによって、そのクライアントプログ
ラムへカメラ11に対して制御をするよう指示を出し、
同時員クライアント42にネットワークのリンクを張る
ことによって、そのクライアントプログラムへカメラ1
3に対して制御をするよう指示を出す。
する制御を行うには、クライアント41にネットワーク
のリンクを張ることによって、そのクライアントプログ
ラムへカメラ11に対して制御をするよう指示を出し、
同時員クライアント42にネットワークのリンクを張る
ことによって、そのクライアントプログラムへカメラ1
3に対して制御をするよう指示を出す。
【0082】このような操作によって、ユーザ側のディ
スプレイ12にはカメラ11と13が撮影した映像を同時
にウインドウ表示でき、テレビカメラ制御用サーバ11
によりカメラ11と13の制御も可能となる。
スプレイ12にはカメラ11と13が撮影した映像を同時
にウインドウ表示でき、テレビカメラ制御用サーバ11
によりカメラ11と13の制御も可能となる。
【0083】このとき、サーバ側は、カメラ11、13と
その雲台に対するアクセス権を保持し、クライアントか
らの同じカメラ及びその雲台に対するアクセス権を退け
る。そして、例えば、カメラ11に対するアクセス権が
終了すると、サーバはクライアント41にそのことを通
知し、クライアント41側はこの通知を受けた後であれ
ば、再びカメラ11に対して制御を行うようにサーバに
リクエストできる。
その雲台に対するアクセス権を保持し、クライアントか
らの同じカメラ及びその雲台に対するアクセス権を退け
る。そして、例えば、カメラ11に対するアクセス権が
終了すると、サーバはクライアント41にそのことを通
知し、クライアント41側はこの通知を受けた後であれ
ば、再びカメラ11に対して制御を行うようにサーバに
リクエストできる。
【0084】以上のようなシステム構成とすることによ
り、クライアントプログラムがネットワーク経由でカメ
ラ映像と同時にその映像に対するカメラ及びその雲台の
制御もできる。
り、クライアントプログラムがネットワーク経由でカメ
ラ映像と同時にその映像に対するカメラ及びその雲台の
制御もできる。
【0085】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、ディス
プレイ画面に同時表示される複数のビデオウィンドウに
個々に仮想領域設定をしておき、ポインティングデバイ
スで領域指定することで当該領域に対応させてカメラの
方向制御又はズーム制御ができるようにしたため、操作
しようとするテレビカメラ、雲台とそのビデオウィンド
ウとの1対1の対応づけを直接に得ること、操作対象と
するビデオウィンドウを指定のために特別の操作を不要
にすること、またこれに伴う誤操作を無くすことができ
る。
プレイ画面に同時表示される複数のビデオウィンドウに
個々に仮想領域設定をしておき、ポインティングデバイ
スで領域指定することで当該領域に対応させてカメラの
方向制御又はズーム制御ができるようにしたため、操作
しようとするテレビカメラ、雲台とそのビデオウィンド
ウとの1対1の対応づけを直接に得ること、操作対象と
するビデオウィンドウを指定のために特別の操作を不要
にすること、またこれに伴う誤操作を無くすことができ
る。
【0086】また、本発明は、ビデオウィンドウの枠内
や枠周辺部ににカメラの撮影方向とズーミングの指定の
ためのカメラ操作画像を表示し、この画像に設ける複数
の分割領域の指定によりカメラ操作を指令できるように
するため、操作しようとするテレビカメラ、雲台とその
ビデオウィンドウとの1対1の対応づけをビデオウィン
ドウ内に表示するカメラ操作画像で取ることができ、ビ
デオウィンドウの枠の仮想領域分割に比べて、領域の分
割が明確になる。
や枠周辺部ににカメラの撮影方向とズーミングの指定の
ためのカメラ操作画像を表示し、この画像に設ける複数
の分割領域の指定によりカメラ操作を指令できるように
するため、操作しようとするテレビカメラ、雲台とその
ビデオウィンドウとの1対1の対応づけをビデオウィン
ドウ内に表示するカメラ操作画像で取ることができ、ビ
デオウィンドウの枠の仮想領域分割に比べて、領域の分
割が明確になる。
【0087】また、本発明は、異常検出には当該ビデオ
ウィンドウをトップに移動させるなどの表示状態変更を
行うようにしたため、異常発生した箇所をオペレータが
画面上から迅速かつ確実に知ることができる。
ウィンドウをトップに移動させるなどの表示状態変更を
行うようにしたため、異常発生した箇所をオペレータが
画面上から迅速かつ確実に知ることができる。
【0088】また、本発明は、テレビカメラで撮影した
複数箇所の映像をディスプレイ画面にビデオウィンドウ
として同時に表示・操作するにおいて、ディスプレイ画
面にテレビカメラを遠隔制御するためのカメラ制御用ウ
ィンドウを対応するビデオウィンドウの近傍に追随させ
て表示し、アクティブウィンドウを対象とするカメラ制
御用ウィンドウのみを表示するようにしたため多数のウ
ィンドウが存在する環境で複数のビデオウィンドウを表
示・操作するのに各ウィンドウの視認性に影響を与える
ことなく、複数のビデオウィンドウの制御を容易にする
効果がある。
複数箇所の映像をディスプレイ画面にビデオウィンドウ
として同時に表示・操作するにおいて、ディスプレイ画
面にテレビカメラを遠隔制御するためのカメラ制御用ウ
ィンドウを対応するビデオウィンドウの近傍に追随させ
て表示し、アクティブウィンドウを対象とするカメラ制
御用ウィンドウのみを表示するようにしたため多数のウ
ィンドウが存在する環境で複数のビデオウィンドウを表
示・操作するのに各ウィンドウの視認性に影響を与える
ことなく、複数のビデオウィンドウの制御を容易にする
効果がある。
【0089】また、本発明は、複数台のクライアントを
ネットワーク接続し、各クライアントは複数台のテレビ
カメラの映像をXサーバを介して表示制御するにおい
て、Xサーバには、各テレビカメラとその雲台に対して
アクセス権を持つテレビカメラ制御用サーバを設け、各
クライアント毎に指定したテレビカメラからの映像をデ
ィスプレイに同時に表示させると共に、テレビカメラを
排他的に制御するようにしたため、複数のクライアント
がネットワーク経由でカメラ映像を表示すると同時に、
その映像に対応するカメラの制御ができる効果がある。
ネットワーク接続し、各クライアントは複数台のテレビ
カメラの映像をXサーバを介して表示制御するにおい
て、Xサーバには、各テレビカメラとその雲台に対して
アクセス権を持つテレビカメラ制御用サーバを設け、各
クライアント毎に指定したテレビカメラからの映像をデ
ィスプレイに同時に表示させると共に、テレビカメラを
排他的に制御するようにしたため、複数のクライアント
がネットワーク経由でカメラ映像を表示すると同時に、
その映像に対応するカメラの制御ができる効果がある。
【図1】本発明の一実施形態を示す遠隔撮影制御システ
ム構成図。
ム構成図。
【図2】実施形態における制御領域割り当て例。
【図3】他の実施形態の表示例。
【図4】他の実施形態の表示例。
【図5】他の実施形態の表示例。
【図6】他の実施形態のメニューバー拡大図。
【図7】他の実施形態の表示例。
【図8】他の実施形態の表示例。
【図9】他の実施形態の表示例。
【図10】他の実施形態の表示変更例。
【図11】他の実施形態を示すシステム構成。
【図12】ビデオウィンドウの同時表示例。
1…テレビカメラ 2…雲台 4…ワークステーション 5…外部記憶装置 6、12…ディスプレイ 10…Xサーバ 11…カメラ制御用サーバ
フロントページの続き (72)発明者 松田 啓寿 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 佐々 学 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 望月 薫雅 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内 (72)発明者 原 洋 東京都品川区大崎2丁目1番17号 株式会 社明電舎内
Claims (5)
- 【請求項1】 複数箇所に配置され各箇所での撮影画像
信号をズーム機構を有して撮影する複数のテレビカメラ
と、各テレビカメラに設けられ該テレビカメラの撮影方
向を制御できる複数の雲台と、前記各テレビカメラのズ
ーム制御と前記各雲台の制御を行う遠隔制御手段及び該
各テレビカメラの撮影画像の複数画像をディスプレイ画
面にビデオウィンドウとして同時に表示する表示制御手
段とを備えた遠隔撮影制御システムにおいて、 前記各ビデオウィンドウの画面枠を仮想の複数領域に分
割設定し、該各領域をポインティングデバイスで指定し
たときに当該ビデオウィンドウに対応する前記テレビカ
メラの撮影方向を該指定領域の方向に制御する指令又は
該指定領域で意味付けるズーミング制御の指令を前記遠
隔制御手段に与える指令手段を備えたことを特徴とする
遠隔撮影制御システム。 - 【請求項2】 前記各ビデオウィンドウの画面枠内の一
部又は周辺部に、前記テレビカメラの撮影方向とズーミ
ングを指定するための画像を表示し、該画像は複数に分
割した領域を有し、各領域をポインティングデバイスで
指定したときに当該ビデオウィンドウに対応する前記テ
レビカメラの撮影方向を該指定領域の方向に制御する指
令又は該指定領域で意味付けるズーミング制御の指令を
前記遠隔制御手段に与える指令手段を備えたことを特徴
とする請求項1記載の遠隔撮影制御システム。 - 【請求項3】 前記テレビカメラの撮影位置で異常発生
が検出され該異常発生の信号が前記表示制御手段に伝送
されたとき、該表示制御手段は、ディスプレイ画面に表
示中の前記各ビデオウィンドウのうち前記異常発生した
位置のテレビカメラに対応するビデオウィンドウの表示
状態を変更する手段を備えたことを特徴とする請求項1
又は2記載の遠隔撮影制御システム。 - 【請求項4】 テレビカメラで撮影した複数箇所の映像
をディスプレイ画面にビデオウィンドウとして同時に表
示・操作する遠隔撮影制御システムにおいて、 前記ディスプレイ画面に前記テレビカメラを遠隔制御す
るためのカメラ制御用ウィンドウを対応するビデオウィ
ンドウの近傍に追随させて表示し、前記ディスプレイ画
面に複数のビデオウィンドウが存在するときに論理的に
最も上側にあるビデオウィンドウを前記カメラ制御用ウ
ィンドウの制御対象とし、前記ビデオウィンドウを新規
に生成したときに該ビデオウィンドウのカメラ制御用ウ
ィンドウを表示しかつ既存のカメラ制御用ウィンドウを
消去し、前記ビデオウィンドウを消去又は変更したとき
にそのカメラ制御用ウィンドウを消去し、他のビデオウ
ィンドウをアクティブウィンドウにしそのカメラ制御用
ウィンドウを表示する表示制御手段を備えたことを特徴
とする遠隔撮影制御システム。 - 【請求項5】 複数台のクライアントがネットワーク接
続され、各クライアントは複数台のテレビカメラからの
映像をXサーバを介して表示制御する遠隔撮影制御シス
テムにおいて、 前記Xサーバは、前記各テレビカメラとその雲台に対し
てアクセス権を持つテレビカメラ制御用サーバを設け、
前記各クライアントとネットワークを張ることによって
クライアント毎に指定したテレビカメラからの映像をX
サーバを介してディスプレイに同時に表示させ、かつ前
記テレビカメラ制御用サーバによってアクセス権を得た
当該テレビカメラを排他的に制御する手段を備えたこと
を特徴とする遠隔撮影制御システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
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