JPH08161031A - 監視制御システム - Google Patents
監視制御システムInfo
- Publication number
- JPH08161031A JPH08161031A JP30328194A JP30328194A JPH08161031A JP H08161031 A JPH08161031 A JP H08161031A JP 30328194 A JP30328194 A JP 30328194A JP 30328194 A JP30328194 A JP 30328194A JP H08161031 A JPH08161031 A JP H08161031A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 カメラの位置や姿勢が変化した場合にも映像
と機器の確実な対応付けをして監視と操作ができるよう
にする。 【構成】 監視対象機器の３次元オブジェクトとグロー
バル座標上の位置データと属性情報を保存するオブジェ
クトデータベース３を設け、カメラ１からの監視対象領
域Ａの映像及び撮影位置・姿勢・倍率等の撮影条件情報
から、ホストコンピュータ２は機器の３次元オブジェク
トデータをデータベースから得、撮影条件に応じて３次
元オブジェクトをカメラの視点に合わせた３次元オブジ
ェクト画像データを得、撮影映像と３次元オブジェクト
画像データとリンクした画像５1を多目的表示盤５に表
示し、機器が選択操作Ｍ1されたときに該機器に関する
属性情報のメニュー画像５2を表示し、メニュー画像の
１つのメニューが選択操作されたときに該メニューに応
じた監視制御又は監視情報を表示する。
と機器の確実な対応付けをして監視と操作ができるよう
にする。 【構成】 監視対象機器の３次元オブジェクトとグロー
バル座標上の位置データと属性情報を保存するオブジェ
クトデータベース３を設け、カメラ１からの監視対象領
域Ａの映像及び撮影位置・姿勢・倍率等の撮影条件情報
から、ホストコンピュータ２は機器の３次元オブジェク
トデータをデータベースから得、撮影条件に応じて３次
元オブジェクトをカメラの視点に合わせた３次元オブジ
ェクト画像データを得、撮影映像と３次元オブジェクト
画像データとリンクした画像５1を多目的表示盤５に表
示し、機器が選択操作Ｍ1されたときに該機器に関する
属性情報のメニュー画像５2を表示し、メニュー画像の
１つのメニューが選択操作されたときに該メニューに応
じた監視制御又は監視情報を表示する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、プラント等の監視制御
対象をカメラで監視撮影し、この映像を利用して制御す
る監視制御システムに関する。
対象をカメラで監視撮影し、この映像を利用して制御す
る監視制御システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の監視制御システムは、例えば、変
電所では変圧器や開閉器等の機器の状態を監視情報とし
て遠方監視制御装置により取得し、この情報に基づいて
保護装置や自動運転装置等の制御装置による自動制御お
よびオペレータによる操作を行う。
電所では変圧器や開閉器等の機器の状態を監視情報とし
て遠方監視制御装置により取得し、この情報に基づいて
保護装置や自動運転装置等の制御装置による自動制御お
よびオペレータによる操作を行う。
【０００３】オペレータによる操作は、熟練者が大型制
御盤やＣＲＴ表示装置に表示されるスケルトン画面（図
４に例示する）や計測データを見ながら機器の遠隔操作
スイッチを操作する。
御盤やＣＲＴ表示装置に表示されるスケルトン画面（図
４に例示する）や計測データを見ながら機器の遠隔操作
スイッチを操作する。
【０００４】一方、映像とオブジェクトモデルをリンク
させ、映像面上の操作でプラント監視制御を行う手法が
提案されている。この手法は、図５に概念的に示す。
させ、映像面上の操作でプラント監視制御を行う手法が
提案されている。この手法は、図５に概念的に示す。
【０００５】あらかじめカメラＣで撮影した映像面Ａ上
の機器（図示では変圧器群）と被写体のオブジェクトモ
デルＢ（図示ではスケルトン画面）をリンクしておく。
の機器（図示では変圧器群）と被写体のオブジェクトモ
デルＢ（図示ではスケルトン画面）をリンクしておく。
【０００６】このオブジェクトモデルＢにはオブジェク
トに関する情報（過去の履歴やマニュアル類、添付資
料）Ｂ１と遠隔操作を行うためのスイッチ（図示では開
閉器ＣＢなど）をリンクさせておく。
トに関する情報（過去の履歴やマニュアル類、添付資
料）Ｂ１と遠隔操作を行うためのスイッチ（図示では開
閉器ＣＢなど）をリンクさせておく。
【０００７】この状態で、映像面Ａ上をポインティング
デバイス（マウス等）でクリックすることにより、クリ
ックされた機器とリンクしてあるオブジェクトを選択す
る。
デバイス（マウス等）でクリックすることにより、クリ
ックされた機器とリンクしてあるオブジェクトを選択す
る。
【０００８】これにより、選択されたオブジェクトに関
するメニュー（スイッチのオン・オフ、マニュアルの表
示、操作対象機器の過去の履歴表示等）が表示され、操
作者はこのメニューを選択することにより監視制御を行
う。
するメニュー（スイッチのオン・オフ、マニュアルの表
示、操作対象機器の過去の履歴表示等）が表示され、操
作者はこのメニューを選択することにより監視制御を行
う。
【０００９】したがって、操作者は監視対象の映像を見
ながらその操作を行うことができ、監視対象と操作の１
対１の対応付けをしながら操作できる。
ながらその操作を行うことができ、監視対象と操作の１
対１の対応付けをしながら操作できる。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】従来のスケルトンを見
ながら行う監視制御では、映像の持つ情報（例えば監視
対象機器から白煙が上がっているなど）を利用できない
ため、不都合な操作をしてしまう恐れがある。また、操
作者は、機器とスケルトンとの関連を熟知している熟練
者に限られる。
ながら行う監視制御では、映像の持つ情報（例えば監視
対象機器から白煙が上がっているなど）を利用できない
ため、不都合な操作をしてしまう恐れがある。また、操
作者は、機器とスケルトンとの関連を熟知している熟練
者に限られる。
【００１１】この点、オブジェクトモデルを使った方式
は、機器の映像を見ながら操作できるが、二次元のオブ
ジェクトモデルを用いるため、カメラの位置や姿勢の変
化に対応できない。
は、機器の映像を見ながら操作できるが、二次元のオブ
ジェクトモデルを用いるため、カメラの位置や姿勢の変
化に対応できない。
【００１２】逆に、固定したカメラからの監視制御で
は、障害物が監視対象機器を遮っている場合に操作を行
うことができなくなる。
は、障害物が監視対象機器を遮っている場合に操作を行
うことができなくなる。
【００１３】また、機器の特定の部分をカメラの視点を
変えて監視制御する必要がある場合にも対応できない。
変えて監視制御する必要がある場合にも対応できない。
【００１４】本発明の目的は、カメラの位置や姿勢が変
化した場合にも映像と機器の確実な対応付けをして監視
と操作ができる監視制御システムを提供することにあ
る。
化した場合にも映像と機器の確実な対応付けをして監視
と操作ができる監視制御システムを提供することにあ
る。
【００１５】
【課題を解決するための手段】本発明は、前記課題の解
決を図るため、監視対象となる各機器の３次元オブジェ
クト及びこれに対応する各機器のグローバル座標上の位
置データと属性情報をリンクさせて保存するオブジェク
トデータベースと、監視対象領域を撮影した映像及び撮
影位置・姿勢・倍率等の撮影条件情報を得るカメラと、
前記カメラからの映像及びグラフィック画像の表示機能
を持つ表示装置と、コンピュータとを備え、前記コンピ
ュータは、前記カメラの撮影条件情報から撮影領域に含
まれる機器の３次元オブジェクトデータ及び属性情報を
前記オブジェクトデータベースから取り出し、該撮影条
件に応じて該３次元オブジェクトをカメラの視点に合わ
せて３次元画像処理した３次元オブジェクト画像データ
を得る手段と、前記カメラの撮影した映像を前記３次元
オブジェクト画像データとリンクして前記表示装置に表
示する手段と、前記表示装置の表示画像上の機器が選択
操作されたときに当該機器に関する前記属性情報のメニ
ュー画像を該表示装置に表示する手段と、前記メニュー
画像の１つのメニューが選択操作されたときに該メニュ
ーに応じた監視制御又は監視情報を前記表示装置に表示
する手段と、を備えたことを特徴とする。
決を図るため、監視対象となる各機器の３次元オブジェ
クト及びこれに対応する各機器のグローバル座標上の位
置データと属性情報をリンクさせて保存するオブジェク
トデータベースと、監視対象領域を撮影した映像及び撮
影位置・姿勢・倍率等の撮影条件情報を得るカメラと、
前記カメラからの映像及びグラフィック画像の表示機能
を持つ表示装置と、コンピュータとを備え、前記コンピ
ュータは、前記カメラの撮影条件情報から撮影領域に含
まれる機器の３次元オブジェクトデータ及び属性情報を
前記オブジェクトデータベースから取り出し、該撮影条
件に応じて該３次元オブジェクトをカメラの視点に合わ
せて３次元画像処理した３次元オブジェクト画像データ
を得る手段と、前記カメラの撮影した映像を前記３次元
オブジェクト画像データとリンクして前記表示装置に表
示する手段と、前記表示装置の表示画像上の機器が選択
操作されたときに当該機器に関する前記属性情報のメニ
ュー画像を該表示装置に表示する手段と、前記メニュー
画像の１つのメニューが選択操作されたときに該メニュ
ーに応じた監視制御又は監視情報を前記表示装置に表示
する手段と、を備えたことを特徴とする。
【００１６】
【作用】３次元のオブジェクトデータベースを作成し、
撮影領域に位置する３次元オブジェクトをカメラの撮影
条件に応じてカメラから見た方向に合わせた３次元画像
処理を行い、この３次元オブジェクト画像データを映像
とリンクさせて表示装置に表示する。
撮影領域に位置する３次元オブジェクトをカメラの撮影
条件に応じてカメラから見た方向に合わせた３次元画像
処理を行い、この３次元オブジェクト画像データを映像
とリンクさせて表示装置に表示する。
【００１７】これにより、カメラの位置や姿勢、機器の
特定部分を拡大撮影する場合の倍率の変化に対応したオ
ブジェクトが得られるようにする。
特定部分を拡大撮影する場合の倍率の変化に対応したオ
ブジェクトが得られるようにする。
【００１８】また、映像と３次元オブジェクトとをリン
クさせた表示により、オブジェクトデータと映像との関
連付けを確実にし、監視対象機器の監視・操作の誤りを
防止する。
クさせた表示により、オブジェクトデータと映像との関
連付けを確実にし、監視対象機器の監視・操作の誤りを
防止する。
【００１９】オペレータが監視又は操作しようとする機
器に対する選択・操作は、従来のオブジェクトモデルに
よる方法と同様に、表示される当該機器をオペレータが
指し図することにより属性情報を使ったメニュー表示
と、これに基づいた監視または操作処理を行う。
器に対する選択・操作は、従来のオブジェクトモデルに
よる方法と同様に、表示される当該機器をオペレータが
指し図することにより属性情報を使ったメニュー表示
と、これに基づいた監視または操作処理を行う。
【００２０】
【実施例】図１は、本発明の一実施例を示すシステム構
成図である。
成図である。
【００２１】カメラ１は、監視対象機器Ａの撮影を行
う。この撮影は、遠隔操作等によりカメラ１の位置、姿
勢、撮影倍率を変えた映像を得ることができる。
う。この撮影は、遠隔操作等によりカメラ１の位置、姿
勢、撮影倍率を変えた映像を得ることができる。
【００２２】ホストコンピュータ２は、各機器の設計図
面等を基に、ＣＡＤ等を用いて監視対象機器の３次元の
オブジェクトを作成し、この３次元オブジェクトに監視
対象機器に関する情報やスイッチ等の属性情報をリンク
させておく。このとき、監視対象プラント全体で１つの
３次元グローバル座標を定めておく。
面等を基に、ＣＡＤ等を用いて監視対象機器の３次元の
オブジェクトを作成し、この３次元オブジェクトに監視
対象機器に関する情報やスイッチ等の属性情報をリンク
させておく。このとき、監視対象プラント全体で１つの
３次元グローバル座標を定めておく。
【００２３】これら３次元オブジェクトとグローバル座
標に対する位置情報と属性情報を用いて、プラント全体
のモデルのデータベースを作成し、オブジェクトデータ
ベース３に保存しておく。
標に対する位置情報と属性情報を用いて、プラント全体
のモデルのデータベースを作成し、オブジェクトデータ
ベース３に保存しておく。
【００２４】図２は、オブジェクトデータベースのデー
タ構造を示し、監視対象機器の設計図面等から作成され
た種々の３次元オブジェクト（対象物形状）とグローバ
ル座標の位置データの他に、属性データを付属させたも
のをオブジェクトデータとする。図示では、変圧器１と
変圧器２のデータを示し、形状は同じであるがグローバ
ル座標位置が異なる。
タ構造を示し、監視対象機器の設計図面等から作成され
た種々の３次元オブジェクト（対象物形状）とグローバ
ル座標の位置データの他に、属性データを付属させたも
のをオブジェクトデータとする。図示では、変圧器１と
変圧器２のデータを示し、形状は同じであるがグローバ
ル座標位置が異なる。
【００２５】図３は、３次元オブジェクトの画像処理例
を示す。設計図面等から作成した３次元オブジェクトＦ
に対して、回転、拡大・縮小計算により新たな３次元オ
ブジェクトＳが得られる。図示の例では、３次元オブジ
ェクトＦに対して、カメラを右に動かして遠ざけた変更
と同じになる３次元オブジェクトＳが得られることを示
す。
を示す。設計図面等から作成した３次元オブジェクトＦ
に対して、回転、拡大・縮小計算により新たな３次元オ
ブジェクトＳが得られる。図示の例では、３次元オブジ
ェクトＦに対して、カメラを右に動かして遠ざけた変更
と同じになる３次元オブジェクトＳが得られることを示
す。
【００２６】図１に戻って、オブジェクトデータベース
３を作成した後の監視制御開始には、カメラ１から現在
撮影した映像をホストコンピュータ２へ伝送する。この
伝送に際して、カメラ１が撮影したときの３次元グロー
バル座標位置、姿勢、倍率の撮影条件情報も一緒に伝送
する。
３を作成した後の監視制御開始には、カメラ１から現在
撮影した映像をホストコンピュータ２へ伝送する。この
伝送に際して、カメラ１が撮影したときの３次元グロー
バル座標位置、姿勢、倍率の撮影条件情報も一緒に伝送
する。
【００２７】ホストコンピュータ２ではこれらの撮影条
件での３次元オブジェクトの見え方を計算する。この計
算は、撮影条件になるグローバル座標位置と姿勢と倍率
から撮影領域を求め、この領域に含まれる１つ又は複数
の３次元オブジェクトをデータベース３から検索・抽出
し、これらを組み合わせた３次元オブジェクト（例えば
図３のＦ）を作成し、次いで撮影条件にしたがって回転
・拡大・縮小の計算をしてカメラの撮影画像と同じ見え
方になる３次元オブジェクト（例えば図３のＳ）を作成
する。
件での３次元オブジェクトの見え方を計算する。この計
算は、撮影条件になるグローバル座標位置と姿勢と倍率
から撮影領域を求め、この領域に含まれる１つ又は複数
の３次元オブジェクトをデータベース３から検索・抽出
し、これらを組み合わせた３次元オブジェクト（例えば
図３のＦ）を作成し、次いで撮影条件にしたがって回転
・拡大・縮小の計算をしてカメラの撮影画像と同じ見え
方になる３次元オブジェクト（例えば図３のＳ）を作成
する。
【００２８】この３次元オブジェクト画像データは、カ
メラ１から送られてきた映像がプロジェクタ４で表示さ
れる多目的表示盤５の同じ座標位置にグラフィック表
示、すなわち映像と３次元オブジェクトとをリンクした
表示を得る。
メラ１から送られてきた映像がプロジェクタ４で表示さ
れる多目的表示盤５の同じ座標位置にグラフィック表
示、すなわち映像と３次元オブジェクトとをリンクした
表示を得る。
【００２９】多目的表示盤５は、その上部に投影画面例
５1を示し、これにリンクするためにグラフィック画像
表示される３次元オブジェクトを太線で示す。
５1を示し、これにリンクするためにグラフィック画像
表示される３次元オブジェクトを太線で示す。
【００３０】このような処理により、カメラ１の位置、
姿勢、撮影倍率が変化した場合にもその映像と監視対象
機器の３次元オブジェクトをリンクすることが可能とな
る。また、３次元オブジェクトと映像との一致をパター
ン認識処理することによって、例えば映像の変圧器１と
オブジェクトデータベース３中の変圧器１は同じ機器で
あるという関連付けの確認をホストコンピュータ２が得
ることができる。
姿勢、撮影倍率が変化した場合にもその映像と監視対象
機器の３次元オブジェクトをリンクすることが可能とな
る。また、３次元オブジェクトと映像との一致をパター
ン認識処理することによって、例えば映像の変圧器１と
オブジェクトデータベース３中の変圧器１は同じ機器で
あるという関連付けの確認をホストコンピュータ２が得
ることができる。
【００３１】監視制御におけるオペレータによる操作
は、多目的表示盤５に映し出された映像画面上の機器
（オブジェクトとそれに関する情報がリンクしてある）
をポインティングデバイス等でクリックする（投影画面
例には指し図マークＭ1で示す）。
は、多目的表示盤５に映し出された映像画面上の機器
（オブジェクトとそれに関する情報がリンクしてある）
をポインティングデバイス等でクリックする（投影画面
例には指し図マークＭ1で示す）。
【００３２】これにより、クリック位置情報がホストコ
ンピュータ２で識別され、ホストコンピュータ２は指定
された機器に関するマニュアル、過去の履歴、スイッチ
の開閉等のメニューデータを多目的表示盤５に送ってメ
ニュー５2が表示される。このメニュー画面に対して、
メニュー選択を行い、機器の監視・操作などを行う。
ンピュータ２で識別され、ホストコンピュータ２は指定
された機器に関するマニュアル、過去の履歴、スイッチ
の開閉等のメニューデータを多目的表示盤５に送ってメ
ニュー５2が表示される。このメニュー画面に対して、
メニュー選択を行い、機器の監視・操作などを行う。
【００３３】図示では、変圧器の監視・操作例を示し、
変圧器１の操作を行うには、まずプロゼジェクタ４で映
出された画像とこれにリンクした３次元オブジェクトの
画像に対して、変圧器１の部分をクリック（指し図マー
クＭ1）することで、ホストコンピュータ２が変圧器１
の属性データのメニューを表示する。
変圧器１の操作を行うには、まずプロゼジェクタ４で映
出された画像とこれにリンクした３次元オブジェクトの
画像に対して、変圧器１の部分をクリック（指し図マー
クＭ1）することで、ホストコンピュータ２が変圧器１
の属性データのメニューを表示する。
【００３４】このメニューの中から、開閉操作を選択
（指し図マークＭ2）すると、ホストコンピュータ２は
変圧器１とその周辺のスケルトン５3を表示盤５に表示
し、変圧器１につながる開閉器を選択（指し図マークＭ
3）すると、ホストコンピュータ２は当該開閉器のオン
・オフ制御を開始する。
（指し図マークＭ2）すると、ホストコンピュータ２は
変圧器１とその周辺のスケルトン５3を表示盤５に表示
し、変圧器１につながる開閉器を選択（指し図マークＭ
3）すると、ホストコンピュータ２は当該開閉器のオン
・オフ制御を開始する。
【００３５】なお、カメラ１が多数箇所に設けられ、そ
れぞれの撮影画像を切り替えて監視制御することは、メ
ニュー画面の選択操作に対するホストコンピュータ２側
のカメラ切り替え制御と撮影条件切り替え制御でなされ
る。
れぞれの撮影画像を切り替えて監視制御することは、メ
ニュー画面の選択操作に対するホストコンピュータ２側
のカメラ切り替え制御と撮影条件切り替え制御でなされ
る。
【００３６】また、実施例では、プロジェクタ４により
カメラ映像を３次元オブジェクトにリンクした画像を表
示盤５に映出する場合を示したが、この映像の表示は、
ホストコンピュータ２によりグラフィック画像としてＣ
ＲＴディスプレイ装置等に重ね表示することでも良い。
カメラ映像を３次元オブジェクトにリンクした画像を表
示盤５に映出する場合を示したが、この映像の表示は、
ホストコンピュータ２によりグラフィック画像としてＣ
ＲＴディスプレイ装置等に重ね表示することでも良い。
【００３７】また、表示盤における各種画像の表示には
マルチウィンドウ表示に限らず、個別の表示領域を設け
る画面分割とすることもできる。
マルチウィンドウ表示に限らず、個別の表示領域を設け
る画面分割とすることもできる。
【００３８】
【発明の効果】以上のとおり、本発明によれば、監視対
象機器の３次元オブジェクトのデータベースを作成して
おき、カメラの撮影領域に位置する３次元オブジェクト
をデータベースから検索・抽出し、これをカメラの撮影
条件に応じてカメラから見た方向に合わせた３次元画像
処理を行い、この３次元オブジェクト画像データを映像
とリンクさせて表示装置に表示し、この表示から機器の
選択と監視操作を行うようにしたため、従来のオブジェ
クトモデルによるものに比べて以下の効果がある。
象機器の３次元オブジェクトのデータベースを作成して
おき、カメラの撮影領域に位置する３次元オブジェクト
をデータベースから検索・抽出し、これをカメラの撮影
条件に応じてカメラから見た方向に合わせた３次元画像
処理を行い、この３次元オブジェクト画像データを映像
とリンクさせて表示装置に表示し、この表示から機器の
選択と監視操作を行うようにしたため、従来のオブジェ
クトモデルによるものに比べて以下の効果がある。
【００３９】（１）カメラの位置や姿勢、機器の特定部
分を拡大撮影する場合の倍率の変化に対応した３次元オ
ブジェクトが得られ、固定したカメラからの監視制御で
は対応できなかった障害物を避けた監視、機器の特定の
部分に対してカメラの視点を変えた監視制御などが可能
となる。
分を拡大撮影する場合の倍率の変化に対応した３次元オ
ブジェクトが得られ、固定したカメラからの監視制御で
は対応できなかった障害物を避けた監視、機器の特定の
部分に対してカメラの視点を変えた監視制御などが可能
となる。
【００４０】（２）カメラからの映像と３次元オブジェ
クトとをリンクさせた表示により、オブジェクトデータ
と映像との関連付けを得ることができ、監視対象機器の
監視・操作の誤りを防止できる。
クトとをリンクさせた表示により、オブジェクトデータ
と映像との関連付けを得ることができ、監視対象機器の
監視・操作の誤りを防止できる。
【００４１】また、本発明は、３次元オブジェクトはそ
の３次元画像処理によりカメラ視点に合わせた３次元オ
ブジェクトを得るため、データベースの簡単化を図るこ
とができる。
の３次元画像処理によりカメラ視点に合わせた３次元オ
ブジェクトを得るため、データベースの簡単化を図るこ
とができる。
【図１】本発明の一実施例を示すシステム構成図。
【図２】実施例におけるオブジェクトデータベースのデ
ータ構造。
ータ構造。
【図３】実施例における３次元オブジェクトの３次元画
像処理例。
像処理例。
【図４】従来のスケルトン表示例。
【図５】従来のオブジェクトモデルによる監視制御の概
念図。
念図。
１…カメラ ２…ホストコンピュータ ３…オブジェクトデータベース ４…プロジェクタ ５…多目的表示盤
Claims (1)
- 【請求項１】 監視対象となる各機器の３次元オブジェ
クト及びこれに対応する各機器のグローバル座標上の位
置データと属性情報をリンクさせて保存するオブジェク
トデータベースと、 監視対象領域を撮影した映像及び撮影位置・姿勢・倍率
等の撮影条件情報を得るカメラと、 前記カメラからの映像及びグラフィック画像の表示機能
を持つ表示装置と、 コンピュータとを備え、 前記コンピュータは、 前記カメラの撮影条件情報から撮影領域に含まれる機器
の３次元オブジェクトデータ及び属性情報を前記オブジ
ェクトデータベースから取り出し、該撮影条件に応じて
該３次元オブジェクトをカメラの視点に合わせて３次元
画像処理した３次元オブジェクト画像データを得る手段
と、 前記カメラの撮影した映像を前記３次元オブジェクト画
像データとリンクして前記表示装置に表示する手段と、 前記表示装置の表示画像上の機器が選択操作されたとき
に当該機器に関する前記属性情報のメニュー画像を該表
示装置に表示する手段と、 前記メニュー画像の１つのメニューが選択操作されたと
きに該メニューに応じた監視制御又は監視情報を前記表
示装置に表示する手段と、を備えたことを特徴とする監
視制御システム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30328194A JPH08161031A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 監視制御システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP30328194A JPH08161031A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 監視制御システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH08161031A true JPH08161031A (ja) | 1996-06-21 |
Family
ID=17919079
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP30328194A Pending JPH08161031A (ja) | 1994-12-07 | 1994-12-07 | 監視制御システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH08161031A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2000259232A (ja) * | 1999-03-11 | 2000-09-22 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | プラント運転監視支援装置 |
| JP2000259233A (ja) * | 1999-03-11 | 2000-09-22 | Ishikawajima Harima Heavy Ind Co Ltd | プラント運転監視支援装置 |
| JP2010055581A (ja) * | 2008-08-29 | 2010-03-11 | Ihi Corp | 工程管理装置及び工程管理方法 |
| JP2012018605A (ja) * | 2010-07-09 | 2012-01-26 | Hitachi Systems Ltd | 拡張現実技術を利用した保守・監視システム |
| WO2015107665A1 (ja) * | 2014-01-17 | 2015-07-23 | 株式会社日立製作所 | 作業支援用データ作成プログラム |
| JP6279148B1 (ja) * | 2016-04-08 | 2018-02-14 | 三菱電機株式会社 | 通信端末及び通信システム |
| JP6419399B1 (ja) * | 2018-02-05 | 2018-11-07 | 三菱電機株式会社 | アラーム機能設定装置、アラーム機能設定システムおよびアラーム機能設定プログラム |
-
1994
- 1994-12-07 JP JP30328194A patent/JPH08161031A/ja active Pending
Cited By (14)
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