JPH10247135A - メッセージ表示装置および表示方法 - Google Patents

メッセージ表示装置および表示方法

Info

Publication number
JPH10247135A
JPH10247135A JP5012597A JP5012597A JPH10247135A JP H10247135 A JPH10247135 A JP H10247135A JP 5012597 A JP5012597 A JP 5012597A JP 5012597 A JP5012597 A JP 5012597A JP H10247135 A JPH10247135 A JP H10247135A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
message
display
image
brightness
area
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5012597A
Other languages
English (en)
Inventor
政雄 ▲高▼藤
Masao Takato
Kunio Nakanishi
邦夫 中西
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP5012597A priority Critical patent/JPH10247135A/ja
Publication of JPH10247135A publication Critical patent/JPH10247135A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Studio Circuits (AREA)
  • Closed-Circuit Television Systems (AREA)
  • Controls And Circuits For Display Device (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Image Processing (AREA)
  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Processing Of Color Television Signals (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】撮像装置から入力された画像の表示画面上に、
ユーザにメッセージを表示する装置であって、ユーザが
確認しやすいメッセージを表示することのできる装置を
提供する。 【解決手段】撮像装置から受け付けた画像の予め定めた
複数の領域について、該領域内における画像の明度、色
相および彩度のうちの少なくとも一つの分布を求め、前
記複数の領域のうち前記分布がもっとも小さい領域をメ
ッセージ表示位置に決定する。そして、撮像装置から受
け付けた画像のうち前記メッセージ表示位置の明度およ
び色相の少なくとも一方を検出し、検出結果に基づいて
メッセージ表示色を決定する。これにより、背景画像の
なかでも分布が小さくメッセージが読みやすい位置に、
メッセージが読みやすい色でメッセージが表示できるた
め、ユーザが認識しやすくなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、監視装置、異常検
出装置ならびにテレビ放送機器等のように、撮像装置か
ら入力された映像に、メッセージを重ね合わせて表示す
ることのできる装置およびこれらの装置のメッセージの
表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、テレビ画面ではニュースに字幕を
表示したり、緊急ニュース等をテロップで流している
が、字幕やニュースの画面のどの位置に表示するかは予
め定められており、画面上部あるいは下部等の一定位置
になっている。また、各種監視システムではテレビカメ
ラから入力した画像から異常や侵入者等を検出して”異
常有り”、”侵入者有り”等のメッセージを画面に表示
していたが、メッセージはやはり決まった位置に表示さ
れている。
【0003】なお、特開昭58−24188号公報に
は、電子計算機の端末のCRT装置において、CPUか
らのメッセージを表示画面上のどこに表示するかをユー
ザが選択できるようにした装置が記載されている。
【0004】また、特開昭61−160790号公報に
は、ビデオディスクプレイターミナルにおいて、グラフ
ィックの背景画面に、情報を表示する際に、背景の輝度
に対する情報の輝度を相対的に見やすい輝度に変更可能
にすることにより、ユーザが視線を移動させる際に輝度
差による視機能を低下を低減することが記載されてい
る。
【0005】特開昭64−44911号公報には、ヘッ
ドアップディスプレイ装置のように、背景の画像に情報
表示を重ねて表示する表示装置において、背景画像の表
示色を検出し、これに合わせて情報表示の表示色を変化
させることにより、背景画像を情報表示から視覚上分離
することが記載されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】監視装置、異常検出装
置、テレビ放送機器等のように、背景画像が、撮像装置
から入力された映像である場合には、メッセージを表示
しようとする領域の背景が、単一の輝度や色であること
はまれであり、通常は、2以上の輝度や色彩が複雑に入
り組んで背景画像を形成している。また、この背景画像
は、動画であれば時間によって変化する。例えば、監視
装置の場合、視野を固定してあっても24時間のうちに
は太陽光の動きによって朝日や西日があたったり、建物
の陰影の影響で暗くなったりと、背景となる映像が変化
するため、背景となる映像によってはメッセージがよく
見えなくなることがある。また、メッセージを表示する
領域が市松模様のように入り組んだ模様になっているよ
うな場合にはメッセージが読みにくい。
【0007】上述の特開昭61−160790号公報に
は、グラフィックの背景画面に応じて、表示する情報の
輝度レベルを変えることが記載されているが、この技術
では背景ががグラフィック画像であるため、表示される
背景内容は予め定まっている。そのため、背景内容に応
じて予め輝度レベルを調節しておくことができ、撮像装
置から入力された画像のように時間変化する背景画像の
場合に、どのように対応するかについては全く記載され
ていない。
【0008】また、上述の特開昭64−44911号公
報記載の技術も、背景が一色である場合には対応できる
が、背景画像が、2以上の輝度や色彩が複雑に入り組ん
だ画像である場合にどのように対応するかについては考
慮されていない。
【0009】上述の特開昭58−24188号公報記載
の技術は、メッセージを表示する領域を選択可能にする
手段が記載されているが、選択するのはユーザであり、
どのような基準で選択するかはユーザの判断に委ねられ
ている。
【0010】本発明は、撮像装置から入力された画像の
表示画面上に、ユーザにメッセージを表示する装置であ
って、ユーザが確認しやすいメッセージを表示すること
のできる装置を提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明によれば、以下のようなメッセージ表示装置
が提供される。
【0012】すなわち、外部から画像を受け取るととも
に、外部表示手段に表示すべき画像を受け渡す受取受渡
手段と、前記表示手段の表示画面上に表示させるための
予め定められたメッセージを記憶する記憶手段と、前記
メッセージの前記表示画面上での表示位置を決定する表
示位置決定手段と、前記メッセージの前記表示画面上で
の表示色を決定する表示色決定手段と、前記受取受渡手
段の受け取った画像に前記記憶手段の前記メッセージを
前記表示位置決定手段の決定した表示位置および前記表
示色決定手段の決定した前記表示色で重ねた画像を合成
し、前記受取受渡手段に出力する画像合成手段とを有
し、前記表示位置決定手段は、前記受取受渡手段の受け
取った画像の予め定めた複数の領域について、該領域内
における画像の明度、色相および彩度のうちの少なくと
も一つの分布を求め、前記複数の領域のうち前記分布が
もっとも小さい領域を前記メッセージを表示させる位置
に決定し、前記表示色決定手段は、前記受取受渡手段の
受け取った画像について、前記表示位置決定手段が決定
した領域の明度および色相の少なくとも一方を検出し、
検出結果に基づいて前記メッセージの表示色を決定する
メッセージ表示装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて説明する。
【0014】はじめに、本発明の第1の実施の形態に係
る侵入者監視装置の構成について図3を用いて説明す
る。
【0015】本実施の形態に係る侵入者監視装置150
は、監視対象区域501の塀1の内側にある立ち入り禁
止領域2に人3が侵入した場合、侵入者として検出し、
侵入者があることを知らせるメッセージを映像とともに
モニタ111に表示するための装置である。監視装置1
50は、カメラ101から取り込まれた画像を処理し、
メッセージとともにモニタに表示させる画像処理部10
0、装置全体の制御や画像処理部100の結果を処理す
るマイクロプロセッサ112、プログラム及び必要なデ
ータを格納するメモリ117を有する。カメラ101
は、視野が監視対象区域501と一致するように取り付
けられている。
【0016】画像処理部100は、カメラ101および
モニタ111に接続される映像I/F(インターフェー
ス)102、ビデオメモリ113、表示メモリ114、
映像制御部115、画像メモリ103、画像間演算回路
104、2値化回路105、ラベリング回路106、特
徴抽出回路107、ヒストグラム処理回路108、ヒス
トグラムメモリ109を備えている。画像メモリ103
は、256×256 画素のk枚の濃淡画像メモリG1〜Gk
と、必要に応じて2値画像を格納するj枚の2値画像メ
モリB1〜Bjとを有する。映像制御部115は、ビデ
オプロセッサ503、映像合成部116、表示プロセッ
サ502を備えている。
【0017】なお、画像メモリ103内の濃淡画像メモ
リのうちの1枚には、侵入者の有無を判定するために用
いる標準画像11が予め格納されている。標準画像11
としては、侵入者が存在していない状態の監視対象区域
501の画像が用いられる。また、画像メモリ内の二値
画像メモリの1枚には、侵入者を発見した場合にモニタ
111に表示するメッセージ504が格納されている。
【0018】つぎに、各部の動作について、図4のフロ
ーチャートを用いて説明する。
【0019】マイクロプロセッサ112からの指令に基
づいて、画像処理部100は、カメラ101によって撮
影された画像信号を取り込み、映像I/F102のA/
D変換器によって、256階調の濃度データに変換して
ビデオメモリ113に記憶する。映像制御部115内の
ビデオプロセッサ503は、これを所定の時間間隔で読
み出して画像メモリ103内の濃淡画像メモリに格納す
る(ステップ10)。
【0020】つぎに、画像間演算回路104は、ステッ
プ10により画像メモリ103に入力された画像と、予
め画像メモリ103に格納されている標準画像11とを
差分処理する(ステップ12)。2値化回路105は、
ステップ12で得られた差分画像を所定のしきい値で2
値化し、2値画像21を作成する(ステップ13)。2
値画像21中に複数の物体があるときは、ラベリング回
路106が物体にラベル(番号)付けをした上で、特徴
抽出回路107がラベル毎に物体の特徴量を抽出する
(ステップ14)。物体の特徴量としては、物体の面
積、濃度平均値、濃度分散値、物体に外接する長方形の
縦および横の長さのうちの予め定めた1以上の特徴量を
抽出する。マイクロプロセッサ112は、ステップ14
で抽出された特徴量が、メモリ117に予め格納されて
いるしきい値以上の場合には、侵入者が有ると判断し
(ステップ15)、侵入者が有ることをユーザに知らせ
る”侵入者有り”のメッセージ504を表示させるため
にステップ16、17に進む。
【0021】ステップ16では、画面上のどの位置にメ
ッセージ504を表示するか、および、何色で表示する
かをヒストグラム処理回路108に決定させる。そし
て、ステップ17では、映像合成部116は、ビデオメ
モリ113の画像と、画像メモリ103に格納されてい
るメッセージ504の画像とを合成することにより警報
出力画像を生成する。このとき、メッセージ504の画
面上での表示位置および表示色は、ステップ16で決定
された表示位置および表示色とする。表示プロセッサ5
02は、この警報出力画像を表示メモリ114に書き込
み、映像I/F102を介してモニタ111に表示さ
せ、ステップ10に戻る(ステップ17)。
【0022】なお、ステップ15において、ステップ1
4で抽出された特徴量が、メモリ117に予め格納され
ているしきい値よりも小さい場合には、侵入者がないと
判断し、そのままステップ10に戻る。
【0023】つぎに、ステップ16のメッセージの表示
位置および表示色の決定動作についてさらに詳しく説明
する。まず、カメラ101およびモニタ111が白黒画
像用であり、画像メモリ103に取り込まれる画像デー
タが濃度データある場合の表示位置および表示色の決定
動作について、図1のフローを用いて説明する。
【0024】侵入者が有ることをユーザに知らせるメッ
セージ504を表示する領域の候補領域を予め定めてお
く。本実施の形態では図2のようにモニタ111の画面
60上の上方2カ所、下方2カ所、中央1カ所の5つメ
ッセージ表示候補領域61a,61b,61c,61
d,61eが予め設定されている。上述のようにメッセ
ージ504は、画像メモリ103に取り込まれているカ
メラ101の撮像した監視対象区域501の画像と合成
されて表示される(ステップ17)。ユーザがメッセー
ジ表示を目視で確認する場合、複雑な背景画像よりも、
単調な背景画像上にメッセージ504が表示された方が
確認しやすい。そこで、本実施の形態では、5つのメッ
セージ表示候補領域61a〜61eのうちで背景画像が
もっとも単調であるのはどの領域かを検出する。まず、
背景画像となるステップ10で画像メモリ103に取り
込んだ画像について、各メッセージ表示候補領域61a
〜61eの明るさの平均値A及び、分散値Vを
【0025】
【数1】
【0026】
【数2】
【0027】から求める(図1のステップ30)。具体
的には、ステップ10で画像メモリ103に取り込んだ
画像について、各メッセージ表示候補領域61a〜61
e毎にウインドウ(処理領域)を設定し、ヒストグラム
処理回路108により該領域の濃度頻度分布を求め、ヒ
ストグラムメモリ109に格納する。そして、ヒストグ
ラムメモリ109の値を用いて、上述の数1、数2から
明るさの平均値A、分散値Vを求める。そして、もとめ
た分散値を用いて、メッセージ表示候補領域61a〜6
1eのうち最小の分散値Vを持つ領域を選択し、メッセ
ージ表示領域とする(ステップ40)。これにより、メ
ッセージ表示候補領域61a等のうち明るさの分散値が
もっとも小さい領域が、メッセージを表示する位置とし
て決定される。つぎに、選択した領域の明るさの平均値
Aが、予め定めた一定値th0より大きい場合は、メッセ
ージ504の表示色を黒色に、小さい場合は白色に決定
する(ステップ50)。したがって、メッセージを表示
する領域の明るさが明るい場合には、黒に、暗い場合に
は白に、メッセージ表示色が決定される。
【0028】これらのステップ30〜50で決定された
表示位置および表示色にしたがって、上述のように図4
のステップ17でメッセージの表示が行われる。
【0029】つぎに、カメラ101およびモニタ111
がカラー画像用である場合のメッセージ表示位置および
表示色の決定動作について説明する。
【0030】カメラ101がカラーである場合、撮像さ
れた映像は、映像I/F102によって、カラー情報の
一表現形式であるYUV信号に変換され、輝度信号Yは
128階調の濃度データに変換され、画像メモリ103
に記憶される。同時に色差信号U、Vは128階調の濃
度データに変換され、別の画像メモリ103に記憶され
る。
【0031】カラー画像の場合、メッセージの表示色の
決定方法としては、種々の方法が考えられる。例えば、
背景画面の色相を検出し、これに応じてメッセージの表
示色相を決定する方法、背景画面の彩度を検出し、これ
に応じてメッセージの彩度または明度、またはこれらの
両方を決定する方法、背景画面の明度を検出し、これに
応じてメッセージの彩度または明度、またはこれらの両
方を決定する方法が考えられる。
【0032】ここでは、まず、背景画像の明度を検出
し、これを用いてメッセージ表示位置を決定するととも
に、メッセージ表示色を白または黒に決定する方法につ
いて説明する。この場合は白黒画像の場合と同様に、ま
ず、各メッセージ表示候補領域61a〜61e毎にウイ
ンドウ(処理領域)を設定し、ヒストグラム処理回路1
08により該領域の輝度信号Yの濃度頻度分布を求め、
ヒストグラムメモリ109に格納する。そして、ヒスト
グラムメモリ109の値を用いて、数1、数2から明る
さの平均値A、分散値Vを求める。もとめた分散値を用
いて、メッセージ表示候補領域61a〜61eのうち最
小の分散値Vを持つ領域を選択し、メッセージ表示領域
とする。これにより、メッセージ表示候補領域のうち明
るさの分散値がもっとも小さい領域が、メッセージを表
示する位置として決定される。そして、選択した領域の
明るさの平均値Aが、予め定めた一定値th0より大きい
場合は、メッセージ504の表示色を黒色に、小さい場
合は白色に決定する。これにより、メッセージを表示す
る領域の明るさが明るい場合には、黒に、暗い場合には
白に、メッセージ表示色が決定される。
【0033】つぎに、背景画像の明度、彩度、色相を検
出し、背景の明度を用いてメッセージ表示位置を決定す
るとともに、背景の明度、彩度、色相を用いて、メッセ
ージ表示色を決定する方法について図5のフローにより
説明する。
【0034】まず、ヒストグラム処理回路108によ
り、メッセージ表示候補領域61a〜61eの各領域毎
に、輝度信号Yの濃度頻度分布から平均値、分散値を数
1および数2から求める(ステップ70)。そして、分
散値の最小な領域を抽出し、この領域をメッセージ表示
位置とする(ステップ71)。これにより、メッセージ
表示候補領域のうち明るさの分散値がもっとも小さい領
域が、メッセージを表示する位置として決定される。
【0035】つぎに、ヒストグラム処理回路108は、
ステップ71で決定した領域内の輝度信号の平均値Yaを
求め、Yaとしきい値th1、th2(th1<th2)とを比較する
ことにより、この領域内の明度に応じて表示色を決定す
るため判定を行う(ステップ72)。すなわち、Yaが
予め定めたしきい値th1より小さい場合には、領域内の
明度が低いため、ステップ77に進み、メッセージ表示
色を白色または予め定めておいた明度の高い色に決定す
ることにより、明度の暗い背景に、明度の高い色または
白のメッセージを表示し、メッセージを確認しやすくす
る。また、Yaがしきい値th2以上の場合は、領域内の明
度が高いため、ステップ79に進み、メッセージ表示色
を黒色または予め定めておいた明度の低い色に決定する
ことにより、明度の高い背景に、明度の低い色または黒
のメッセージを表示し、メッセージを確認しやすくす
る。また、Yaがしきい値th1以上でかつ、しきい値th2
り小さい場合は、領域内の明度が中程度であるため、ス
テップ71で決定した領域の各画素の色の彩度Sと色相
Hとを、色差信号U,Vおよび数3、数4から求める。
【0036】
【数3】
【0037】
【数4】
【0038】そして、求めた個々の画素の彩度Sと色相
Hの値から、領域の彩度Sの平均値Sa、色相Hの平均値
Haを求め(ステップ73)、彩度に応じてメッセージ表
示色を決定するため、彩度の平均値Saの値が予め定めた
しきい値th3よりも大きいかどうかを判定する(ステッ
プ74)。彩度の平均値彩度の平均値Saが、しきい値th
3よりも大きい場合は、メッセージの色相を背景の補色
にすることにより、背景色とメッセージ表示色との差異
を大きくし、メッセージを確認しやすくする。すなわ
ち、表示色の彩度を背景と同じSaとし、色相を背景の
色相の平均値Haに180度を加えた色とする。具体的に
は、メッセージのYUV信号のU、Vを、それぞれ数
5、数6の値とするとともに、輝度信号Y=Yaとす
る。
【0039】
【数5】
【0040】
【数6】
【0041】一方、Saが、しきい値th3よりも小さい場
合は、彩度が低いために、ユーザが色相を識別しにくい
状態である。このような場合は、メッセージと背景との
色相の差異を大きくしてメッセージを確認しやすくする
よりは、メッセージと背景との明度差を大きくしてメッ
セージを確認しやすくする方が効果的である。よって、
ステップ76において、ステップ72で求めた輝度信号
の平均値Yaとしきい値th0(th1<th0<th2)とを比較す
る。Yaがしきい値th0より小さい場合は、彩度がth3より
も低く、かつ、明度もth0よりも低い場合であるから、
ステップ77に進み、メッセージを白色または予め定め
た明度の高い色に決定する。ステップ76で、輝度信号
の平均値Yaがしきい値th0以上の場合は、彩度がth3より
も低く、明度がth0よりも高い場合であるため、メッセ
ージを黒色に決定する(ステップ79)。
【0042】この後、上述したようにステップ17で
は、ステップ16で決定した表示色を持つメッセージを
表示するために、該当するメッセージ表示領域に対応す
る画像メモリ103の各画素に輝度信号Y、色差信号
U、Vの値でメッセージを書き込む。映像制御部115
内の映像合成部116は、画像メモリ103の内容とビ
デオメモリ113の内容とを重ね合わせて表示メモリ1
14に書き込む。これにより、カメラ101からの映像
に重なって”侵入者有り”等のメッセージがモニタ11
1に表示される。よって、メッセージの文字以外の部分
は映像情報が映される。
【0043】このように、本実施の形態による侵入者監
視装置では、”侵入者有り”のメッセージをユーザが目
視により確認しやすくするために、背景画像が複雑なパ
ターンの領域よりも、背景画像の明るさが均一に近い領
域を選択してメッセージを表示する。具体的には、背景
画像の明るさが均一に近い領域を選択するために、メッ
セージを表示する候補領域の明るさの分散値を求め、分
散値がもっとも小さい領域を選択している。これによ
り、メッセージが背景の複雑なパターンに紛れて、目視
で確認しにくくなるのを防止することができる。
【0044】また、さらに、本実施の形態の侵入者監視
装置では、背景の画像の明度を検出し、明度差が大きく
なるようにメッセージ表示色を決定しているため、背景
色にかかわらず、メッセージを確認しやすくすることが
できる。また、カラーの場合では、明度の他に、色相や
彩度をも考慮している。よって、彩度が大きく、ユーザ
が色相を識別しやすい背景の場合には、背景とは補色関
係の表示色でメッセージを表示することにより、白黒の
表示色以外に、色彩を用いて、確認しやすいメッセージ
を表示することができる。
【0045】なお、本実施の形態では、背景画像の明る
さが均一に近い領域を選択するための指標として、数2
のような分散値を用いているが、この分散値以外にも分
布を表す別の指標を用いることができる。
【0046】上述の実施の形態では、図3のように回路
104〜108を用いて、図1、図4、図5のフローに
示した処理を行う構成であるが、回路104〜108の
動作をマイクロプロセッサ112が実行するプログラム
によって行う構成にすることも可能である。具体的に
は、図1、図4、図5のフローに示した処理を実行する
ためのプログラムを予めメモり117や他の記録媒体に
格納しておき、これをマイクロプロセッサ112が読み
込んで実行するように構成する。
【0047】次に、第2の実施の形態として、テレビ放
送装置用メーッセージ表示装置250について、図6を
用いて説明する。
【0048】テレビ放送装置用メッセージ表示装置25
0は、カメラ201で撮像した画像またはVTR218
から入力した画像に、予め定められたメッセージを、必
要に応じて重ね合わせ、各家庭に向けて発信するための
装置である。
【0049】メーッセージ表示装置250は、取り込ま
れた画像を処理する画像処理部200、装置全体の制御
や画像処理部200の結果を処理するマイクロプロセッ
サ112、プログラム及び必要なデータを格納するメモ
リ117を有する。画像処理部200は、第1の実施の
形態の侵入者監視装置の図3の画像処理部200とほぼ
同様の構成であるが、映像I/F(インターフェース)
202が、変調回路220および/または符号化回路2
21へのインタフェース機能をさらに有する。
【0050】図6の構成では、マイクロプロセッサ11
2からの指令に基づいて、画像処理部200はカメラ2
01によって撮影された映像信号またはVTR218か
ら映像信号を取り込む。マイクロプロセッサ112に接
続されている指示受け付け部212が、ユーザから予め
定められたメッセージを表示するよう指示を受けた場合
には、第1の実施の形態の図4のステップ16およびス
テップ17の動作によって、メッセージの表示位置およ
び表示色を決定する。ステップ16の詳細は、図1また
は図5のフローで説明した動作を用いる。そして、決定
した表示位置および表示色で、メッセージと映像画像と
を映像制御部115によって合成し、D/A変換器を含
む映像I/F202によって、アナログデータに変換し
て、モニタ111に表示させるとともに、変調回路22
0に出力する。変調回路220は、これを変調して各家
庭に向けて発信する。
【0051】これにより、第1の実施の形態と同じよう
に、背景画像の明るさが均一に近い領域を選択して、背
景画像の表示色との差が大きな表示色により、メッセー
ジを重ね合わせた映像を各家庭に発信することができる
ため、各家庭の視聴者は、メッセージを目視で容易に確
認することができる。
【0052】また、符号化回路221を備える場合に
は、メッセージが重ねられた映像を、デジタル化して伝
送することもできる。
【0053】つぎに、本発明の第3の実施の形態の侵入
者監視装置について図7を用いて説明する。
【0054】第3の実施の形態の侵入者監視装置は、複
数のカメラ300a〜300cと、表示盤340に搭載
された複数のモニタ341a〜341lとを有し、複数
のカメラ300a等によって撮影された建物の屋内、あ
るいは屋外の移動物体を含む監視対象画像を、複数のモ
ニタ341a等のいずれかに表示する構成である。モニ
タ341a等の表示は、表示制御装置330によって制
御される。また、複数のカメラ300a〜300cに
は、画像処理装置310a〜310cがそれぞれ接続さ
れている。画像処理装置310a〜310cは、図3の
画像メモリ103、画像間演算回路104、2値化回路
105、ラベリング回路106、特徴抽出回路107、
ヒストグラム処理回路108、ヒストグラムメモリ10
9を備えている。また、画像処理装置310a〜310
cの出力は、統合プロセッサ320に入力される。統合
プロセッサ320は、インタフェース部321、マイク
ロプロセッサ322、メモリ323を有する。また、統
合プロセッサ320には、ユーザからの操作を受け付け
る制御操作卓350が接続されている。統合プロセッサ
320は、表示制御装置330にも接続され、表示制御
装置330に制御信号を入力する。また、表示盤340
には、モニタ341a等以外に、異常発生を鳴動により
知らせるための警報装置342が搭載されている。
【0055】このような構成の図7の侵入者監視装置で
は、複数のカメラ300a〜300cが撮像した監視対
象の映像は、表示制御装置330に入力され、モニタ3
41a〜341lのうちのいずれかに表示される。同時
に、カメラ300a〜300cが撮像した映像は、画像
処理装置310a〜310cにより、図4のステップ1
0〜ステップ15と同様の処理を施され、対象物体が侵
入者かどうかが判定される。侵入者有りの場合は、画像
処理装置310a〜310cがカメラ番号と異常の内容
(侵入者有り等)を示すコードをインタフェース部32
1を介して統合プロセッサ320へ入力する。
【0056】統合プロセッサ320は、メモリ323に
保持されているカメラ・モニタ対応情報から、画像処理
装置310a等から入力されたカメラ番号に対応するモ
ニタ番号を表示制御装置330に伝え、該カメラの映像
が表示されているモニタ、例えばモニタ341aの画面
をブリンクさせるよう指示する。同時に、統合プロセッ
サ320は、警報装置342に鳴動を指示する。表示制
御装置330は、該モニタ341aの映像表示データ用
輝度レジスタの値をある周期で白及び黒の輝度値に交互
に書き換えることで画面をブリンク、すなわち白黒点滅
画面にする。なお、画面の明るさを変える方法は、例え
ば特開昭61ー160790に記載されているように一
般的によく知られているため、その方法の詳細な説明を
省略する。
【0057】監視員すなわちユーザは、警報装置342
の鳴動と表示盤340の一つのモニタの画面のブリンク
から異常発生を認識し、ブリンクしている画面のモニタ
番号を参照して、制御操作卓350から、モニタ番号を
指示する。この指示により、統合プロセッサ320は、
表示制御装置330にモニタ画面のブリンクを停止さ
せ、カメラ300a等からの映像を表示させるよう指示
する。表示制御装置330にモニタ341aのブリンク
停止させ、映像を表示させる。ユーザは、必要に応じて
制御操作卓350から当該カメラの首振り、ズームアッ
プ等を行い、当該カメラの映像をより詳細に観ることが
できる。これは制御操作卓350から指示を受けた統合
プロセッサ320が、統合プロセッサ320のメモリ3
23に保持されているカメラ・モニタ対応情報を参照し
て、カメラ制御信号をカメラ制御装置360に与え、カ
メラ制御装置360が、該当するカメラの選択、首振
り、ズームアップ等カメラを制御し、当該カメラの映像
信号をモニタ341aに送り表示することにより達成さ
れる。
【0058】図7の侵入者監視装置では、複数の領域を
監視するために複数のカメラおよび複数のモニタを備え
る構成である。このような構成の場合には、ユーザは複
数のモニタを同時に監視しなければならず、ユーザの負
担が大きくなりがちであるが、本実施の形態の図7の侵
入者監視装置では、異常の発生した監視領域のモニタが
ブリンクするため、どのモニタが監視する領域に異常が
発生したかを即座に認識できる。また、ブリンクを停止
させることにより該当するカメラの映像を観察すること
ができる。
【0059】また、異常有りの場合に該当するモニタの
画面全体をブリンクさせるのではなく、異常を知らせる
メッセージ部分を表示して、このメッセージのみをブリ
ンクさせるように構成することも可能である。これを以
下簡単に説明する。画像処理装置310a−310c
は、侵入者有りの場合はカメラ番号と異常の内容(侵入
者有り等)を示すコードをインタフェース部321を介
して統合プロセッサ320へ入力する。統合プロセッサ
320は、マイクロプロセッサ322及びメモリ323
を用いて表示制御装置330にカメラ番号を伝え、該カ
メラの映像が表示されているモニタ341aのメッセー
ジ部分のみをブリンクさせるよう指示する。表示制御装
置330は該モニタ341aのメッセージ表示用輝度レ
ジスタの値をある周期で白及び黒の輝度値に交互に書き
換えることでメッセージ部分のみをブリンクさせること
ができる。
【0060】また、異常の発生を知らせるために、図8
のように、警報装置342の他に、警報ランプ343、
カメラ番号表示手段344、モニタ番号表示手段345
をさらに備える構成にすることもできる。図8の侵入者
監視装置では、警報装置342、警報ランプ343、カ
メラ番号表示手段344、および、モニタ番号表示手段
345を一組とする報知手段が、表示盤340に3組備
えられている。他の構成は、図7の侵入者監視装置と同
様である。
【0061】図8の構成では、異常が発生した場合は、
表示制御装置330は統合プロセッサ320の指示によ
り、表示盤340中の警報装置342を鳴動させ、警報
ランプ343を点滅させ、異常の発生したカメラ番号及
び、そのカメラ映像を表示している表示モニタ番号をそ
れぞれ、カメラ番号表示手段344、モニタ番号表示手
段345に表示する。報知手段を複数組備えることによ
り、異常が同時に、あるいは短い時間間隔で複数地点で
発生する場合にも対応することができる。具体的には、
監視員が、報知手段Aに示す異常の処理が終了していな
い状態、すなわち手動モード(監視員が手動でカメラを
操作でき、画像処理による自動異常監視をしていない状
態)になっている状態で別のシーンに異常が発生した場
合は、モニタ画面341a−341m及び報知手段Bあ
るいは報知手段Cに異常情報を示すことにより異常発生
を知らせることができる。
【0062】監視員は、画面のブリンク又は警報装置3
42の鳴動、又は警報ランプ343の点滅により異常の
発生を知り、表示制御盤340中のカメラ番号表示手段
344又はモニタ番号表示手段345のカメラ番号又は
モニタ番号を参照して、制御操作卓350から、カメラ
番号又はモニタ番号を指示することにより、モニタ画面
のブリンクを停止させ、異常画面を表示させ、必要に応
じて制御操作卓350から当該カメラの首振り、ズーム
アップ等を行い、当該カメラの映像をより詳細に観るこ
とができる。この動作は、統合プロセッサ320からカ
メラ制御信号がカメラ制御装置360に与えられ、カメ
ラ制御装置360は当該カメラ制御信号に応じて当該カ
メラの選択、首振り、ズームアップ等カメラを制御し、
当該カメラの映像信号をモニタ341aに送り表示する
ことにより達成される。
【0063】図8の構成では、異常が同時に、あるいは
短い時間間隔で複数地点で発生する場合にも、複数の報
知手段で順に報知することにより対応することができる
ため、ユーザが異常発生をより確認しやすくなる。
【0064】上述してきたように、本発明の図3、図6
の実施の形態の装置では、背景映像が変化しても、メッ
セージを表示する領域として、背景映像の明度の分散が
小さい領域を選択し、しかも、背景とのコントラストや
色相差が最大になるような表示色でメッセージを表示す
る。このため、背景にメッセージが紛れてメッセージが
読みにくくなることを防止することができるため、監視
員や一般視聴者はいらいらすることが無く、容易にメッ
セージを確認することができる。
【0065】また、本発明の図7、図8の実施の形態の
装置では、モニタ画面の全体あるいはメッセージのみを
ブリンクさせることにより、異常発生を監視員に知らせ
るため、監視員は簡単に異常の発生画面を見つけること
ができ、異常シーンの詳細の確認ができる。
【0066】
【発明の効果】上述してきたように本発明によれば、撮
像装置から入力された画像の表示画面によって、ユーザ
にメッセージを表示する装置であって、ユーザが確認し
やすいメッセージを表示することのできる装置を提供す
ることが可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の侵入者監視装置に
おいて画面に表示するメッセージの表示位置および表示
色を決定する方法を示すフローチャート。
【図2】本発明の第1の実施の形態の侵入者監視装置に
おいて画面上のメッセージ表示候補領域を示す説明図。
【図3】本発明の第1の実施の形態の侵入者監視装置の
構成を示すブロック図。
【図4】本発明の第1の実施の形態の侵入者監視装置の
動作のフローチャートと画像処理とを示す説明図。
【図5】本発明の第1の実施の形態の侵入者監視装置に
おいて画面に表示するメッセージの表示位置および表示
色を決定する方法を示すフローチャート。
【図6】本発明の第2の実施の形態のテレビ放送装置用
メーッセージ表示装置の構成を示すブロック図。
【図7】本発明の第3の実施の形態の侵入者監視装置の
構成を示すブロック図。
【図8】本発明の第4の実施の形態の侵入者監視装置の
構成を示すブロック図。
【符号の説明】
100…画像処理部、101…カメラ、102…映像I
/F、103…画像メモリ、104…画像間演算回路、
105…2値化回路、106…ラベリング回路、107
…特徴抽出回路、108…ヒストグラム処理回路、11
1…モニタ、112…マイクロプロセッサ、115…映
像制御部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/36 520 H04N 5/278 H04N 5/278 G06F 15/62 380 H04N 9/74 Z 7/18 D

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外部から画像を受け取るとともに、外部表
    示手段に表示すべき画像を受け渡す受取受渡手段と、前
    記表示手段の表示画面上に表示させるための予め定めら
    れたメッセージを記憶する記憶手段と、前記メッセージ
    の前記表示画面上での表示位置を決定する表示位置決定
    手段と、前記メッセージの前記表示画面上での表示色を
    決定する表示色決定手段と、前記受取受渡手段の受け取
    った画像に前記記憶手段の前記メッセージを前記表示位
    置決定手段の決定した表示位置および前記表示色決定手
    段の決定した前記表示色で重ねた画像を合成し、前記受
    取受渡手段に出力する画像合成手段とを有し、 前記表示位置決定手段は、前記受取受渡手段の受け取っ
    た画像の予め定めた複数の領域について、該領域内にお
    ける画像の明度、色相および彩度のうちの少なくとも一
    つの分布を求め、前記複数の領域のうち前記分布がもっ
    とも小さい領域を前記メッセージを表示させる位置に決
    定し、 前記表示色決定手段は、前記受取受渡手段の受け取った
    画像について、前記表示位置決定手段が決定した領域の
    明度および色相の少なくとも一方を検出し、検出結果に
    基づいて前記メッセージの表示色を決定することを特徴
    とするメッセージ表示装置。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のメッセージ表示装置にお
    いて、前記表示位置決定手段は、前記分布として、分散
    値を用いることを特徴とするメッセージ表示装置。
  3. 【請求項3】請求項1に記載のメッセージ表示装置にお
    いて、前記表示色決定手段は、前記領域の明度を検出す
    る場合には、前記メッセージの表示色の明度を検出した
    明度とは異なる明度に、前記領域の色相を検出する場合
    には、前記メッセージの表示色の色相を検出した色相の
    補色に決定することを特徴とするメッセージ表示装置。
  4. 【請求項4】請求項1に記載のメッセージ表示装置にお
    いて、前記表示位置決定手段は、前記領域内の明度の分
    布を求めることを特徴とするメッセージ表示装置。
  5. 【請求項5】請求項1に記載のメッセージ表示装置おい
    て、前記表示色決定手段は、前記表示位置決定手段が決
    定した領域の彩度を検出し、前記彩度が予め定めた値よ
    りも小さい場合には、明度の検出結果に基づいて前記メ
    ッセージの表示色を決定し、前記彩度が予め定めた値以
    上の場合には色相に基づいて前記メッセージの表示色を
    決定することを特徴とするメッセージ表示装置。
  6. 【請求項6】請求項1に記載のメッセージ表示装置にお
    いて、前記表示色決定手段は、前記表示位置決定手段が
    決定した領域の明度および色相として、この領域の明度
    および色相の平均を用いることを特徴とするメッセージ
    表示装置。
  7. 【請求項7】外部から画像を受け取って、この画像に予
    め定められたメッセージを重ね合わせた画像を合成し、
    外部の表示手段に出力する方法であって、 前記外部から受け取った画像の予め定めた複数の領域に
    ついて、該領域内における画像の明度、色相および彩度
    のうちの少なくとも一つの分布を求め、前記複数の領域
    のうち前記分布がもっとも小さい領域を前記メッセージ
    を表示させる位置に決定する第1のステップと、 前記外部から受け取った画像について、前記第1のステ
    ップによって決定された領域の明度および色相の少なく
    とも一方を検出し、検出結果に基づいて前記メッセージ
    の表示色を決定する第2のステップと有することを特徴
    とするメッセージ表示方法。
  8. 【請求項8】複数の撮像装置から入力された画像をそれ
    ぞれ表示するための複数の画面を有する表示手段と、前
    記表示手段の前記画像の表示を制御する画像制御手段
    と、前記複数の撮像装置から入力された画像をそれぞれ
    処理することにより、異常の有無を判定する判定手段と
    を有し、 前記画像制御手段は、前記判定手段が異常有りの判定を
    した場合には、前記表示手段の複数の画面のうち、異常
    の生じている画像を表示する画面の少なくとも一部を点
    滅させることを特徴とする異常監視装置。
  9. 【請求項9】請求項8に記載の異常監視装置において、
    予め定めたれたメッセージを記憶する記憶手段と、前記
    撮像装置から入力された画像に前記記憶手段のメッセー
    ジをを重ねた画像を合成する画像合成手段とをさらに有
    し、 前記画像制御手段は、前記判定手段が異常有りの判定を
    した場合には、前記画像合成手段により、異常の生じて
    いる画像を表示する画面に前記メッセージが合成された
    画像を表示させるとともに、前記画像のメッセージ部分
    を点滅させることを特徴とする異常監視装置。
JP5012597A 1997-03-05 1997-03-05 メッセージ表示装置および表示方法 Pending JPH10247135A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012597A JPH10247135A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 メッセージ表示装置および表示方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5012597A JPH10247135A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 メッセージ表示装置および表示方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH10247135A true JPH10247135A (ja) 1998-09-14

Family

ID=12850418

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5012597A Pending JPH10247135A (ja) 1997-03-05 1997-03-05 メッセージ表示装置および表示方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH10247135A (ja)

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506902A (ja) * 2002-11-15 2006-02-23 トムソン ライセンシング 緊急警報機能を有する装置を制御するための方法
JP2006078693A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Sharp Corp 画像表示装置
JP2007074231A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Mitsubishi Electric Corp 文字多重装置
JP2007201866A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Victor Co Of Japan Ltd 映像監視装置
WO2007108200A1 (ja) * 2006-03-23 2007-09-27 Nikon Corporation カメラおよび画像処理プログラム
JP2008285105A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Tokai Rika Co Ltd 情報表示装置
JP2010244189A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Ntt Docomo Inc 表示制御装置及び表示制御方法
CN103370682A (zh) * 2011-01-04 2013-10-23 Ppg工业俄亥俄公司 基于web的颜色选择系统
JP2019220748A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 三菱電機エンジニアリング株式会社 色情報調整装置、色情報調整方法、および、色情報調整システム

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006506902A (ja) * 2002-11-15 2006-02-23 トムソン ライセンシング 緊急警報機能を有する装置を制御するための方法
JP2006078693A (ja) * 2004-09-08 2006-03-23 Sharp Corp 画像表示装置
JP4680014B2 (ja) * 2005-09-06 2011-05-11 三菱電機株式会社 文字多重装置
JP2007074231A (ja) * 2005-09-06 2007-03-22 Mitsubishi Electric Corp 文字多重装置
JP2007201866A (ja) * 2006-01-27 2007-08-09 Victor Co Of Japan Ltd 映像監視装置
JP4692889B2 (ja) * 2006-01-27 2011-06-01 日本ビクター株式会社 映像監視装置
US8199242B2 (en) 2006-03-23 2012-06-12 Nikon Corporation Camera and image processing program
WO2007108200A1 (ja) * 2006-03-23 2007-09-27 Nikon Corporation カメラおよび画像処理プログラム
JP2008285105A (ja) * 2007-05-21 2008-11-27 Tokai Rika Co Ltd 情報表示装置
JP2010244189A (ja) * 2009-04-02 2010-10-28 Ntt Docomo Inc 表示制御装置及び表示制御方法
CN103370682A (zh) * 2011-01-04 2013-10-23 Ppg工业俄亥俄公司 基于web的颜色选择系统
JP2014511514A (ja) * 2011-01-04 2014-05-15 ピーピージー・インダストリーズ・オハイオ・インコーポレイテッド ウェブベース色選択システム
JP2019220748A (ja) * 2018-06-15 2019-12-26 三菱電機エンジニアリング株式会社 色情報調整装置、色情報調整方法、および、色情報調整システム

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9041800B2 (en) Confined motion detection for pan-tilt cameras employing motion detection and autonomous motion tracking
CN108293105B (zh) 监控装置、监控系统以及监控方法
US6798909B2 (en) Surveillance apparatus and recording medium recorded surveillance program
US7212650B2 (en) Monitoring system and monitoring method
US7421727B2 (en) Motion detecting system, motion detecting method, motion detecting apparatus, and program for implementing the method
JP4203736B2 (ja) 画像の動き検出装置及びコンピュータプログラム
US20030202102A1 (en) Monitoring system
WO2002037856A1 (en) Surveillance video camera enhancement system
US20060033820A1 (en) Image combining apparatus
JPH0220185A (ja) 動画像伝送方式
JPS6286990A (ja) 異常監視装置
US9065986B2 (en) Imaging apparatus and imaging system
JP5045590B2 (ja) 表示装置
JPH10247135A (ja) メッセージ表示装置および表示方法
JPH0844874A (ja) 画像変化検出装置
KR102127276B1 (ko) 복수의 고해상도 카메라들을 이용한 파노라마 영상 감시 시스템 및 그 방법
JP2006033380A (ja) 監視システム
JP2000278626A (ja) マルチ画面音声出力制御装置
KR101874588B1 (ko) 고해상도 카메라를 이용한 다채널 관심영역 표출방법
JP2002374520A (ja) 動画像表示方法、映像による監視装置
JPH11252534A (ja) カメラシステム
JPH07160891A (ja) 画像監視装置
JP2987353B2 (ja) 映像監視方法
JP2005173879A (ja) 融合画像表示装置
JP4508043B2 (ja) 映像監視装置及び映像監視用プログラム