JP2002374520A - 動画像表示方法、映像による監視装置 - Google Patents

動画像表示方法、映像による監視装置

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JP2002374520A
JP2002374520A JP2001180241A JP2001180241A JP2002374520A JP 2002374520 A JP2002374520 A JP 2002374520A JP 2001180241 A JP2001180241 A JP 2001180241A JP 2001180241 A JP2001180241 A JP 2001180241A JP 2002374520 A JP2002374520 A JP 2002374520A
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camera
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Takeshi Sawada
剛 沢田
Hideki Fujii
秀樹 藤井
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 監視カメラ映像において、短時間でも映像の
変化を見逃すと問題になる。しかし、長時間にわたり休
みなく映像を見続けるのはユーザの負担が大きくなる。
本発明は人による映像の監視を負担少なく可能にするこ
とを課題とする。 【解決手段】 ビデオカメラの映像を取り込み、一定時
間ごとに画像メモリ202に取り込んだ映像として保存
し、一定時間ごとにおいて画像が変化しているか否かを
調べて、変化していれば差分情報記憶メモリ208に記
憶し、変化がなければ記憶しないようにする。さらに、
画像メモリ202上の近い過去の映像を差分情報記憶メ
モリ208に記憶した差分情報から変化があった部分の
みを取り出して、現在の映像と合成し、フレームメモリ
205に書き込むことで移動したオブジェクトが残像を
残すように表示する。これにより、過去の一定時間にお
けるオブジェクトの動きを正確に把握することが可能と
なる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ビデオカメラで撮
影した映像を実時間で表示する映像表示システムに係わ
り、特に映像を実時間で監視するようなセキュリティ監
視方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】特開平5−300516号の動画処理装
置においては、予め設定された侵入物の出現可能範囲に
おいて、あらかじめ設定された画像特徴に変化が生じた
場合に、侵入物のあり/なしを判定して侵入の発生を検
知する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来技術では、侵
入物の有無は検出できるが、監視員が侵入の検出を見逃
したり、一瞬の間に侵入物が通り過ぎたりした場合に
は、録画した映像を再生し直して、どのような状況で侵
入があったかを再度確認する必要があり、すぐには不審
な侵入物であると判断することはできなかった。また検
出する画像特徴に変化が無い場合には侵入の検出ができ
ない場合があった。
【0004】本発明の目的は、上記従来技術の問題点を
鑑み、連続して映像を見続ける必要がある場合における
人間の負担を軽減することを可能にする動画像表示方
法、監視装置を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、ビデオカメラ
によって次々に撮影した映像を画像メモリに記憶し、こ
のメモリ内の近い過去の所定時間に変化した映像中の動
的映像を得、この動的映像を経過時間に沿って輝度の変
調を行い、現時点での映像と併せ表示する動画像表示方
法を開示する。更に本発明は、監視用ビデオカメラと、
このカメラによって、時間の経過に沿って次々に撮影し
た複数の映像A、A、…、Aを記憶する映像メモ
リと、上記カメラ視野の背景映像Bを記憶する背景映像
メモリと、映像メモリ内の映像A、A、…、A
それぞれと、背景映像メモリ内の背景映像Bとの差分を
とり、動的映像C、C、…、Cを抽出する第1の
手段と、画像メモリ内の各映像A(i=1、2、…、
n)について、動的映像C(i=1、2、…、n)の
存在する画素位置の輝度を、その撮影時刻に応じて変調
して変調画像D(i=1、2、…、n)を得る第2の
手段と、この変調映像D、D、…、D を合成する
第3の手段と、合成映像を表示する表示手段と、を備え
る映像による監視装置を開示する。更に本発明は、監視
用ビデオカメラと、このカメラによって、時間の経過に
沿って次々に撮影した複数の映像A、A、…、A
を記憶する画像メモリと、カメラ視野の背景映像Bを記
憶する背景映像メモリと、画像メモリ内の映像A、A
、…、Aと背景映像メモリ内の背景映像Bとの差分
をとり、動的映像C 、C、…、C を抽出する第
1の手段と、動的映像C、C、…、Cの輝度を、
撮影時刻に応じて変調して変調画像E、E、…、E
を得る第2の手段と、この変調画像E、E
…、E を撮影時刻の順に整列して表示する表示手段
と、を備える映像による監視装置を開示する。更に本発
明は、第2の手段での変調は、新しい時刻での輝度に比
して古い時刻になる程輝度を小さくするようにするもの
とした請求項2,3のいずれかの映像による監視装置を
開示する。更に本発明は、第2の手段での変調は、動的
映像に動的映像の時間経過を示すような情報を付加する
ことを含むものとした請求項2,3のいずれかの映像に
よる監視装置を開示する。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に本発明の一実施の形態を説
明する。図1は本発明を実施する監視システム装置の構
成である。監視対象領域(室内とか、工場敷地内とか、
運動施設内とか)をビデオカメラ101により撮影を行
い、映像キャプチャ装置102を使用して実時間で撮影
した映像を画像処理装置103に取り込む。画像処理装
置103では、取り込んだ映像に対してデジタル加工処
理を施し、近い過去の映像の中で変化したオブジェクト
のみを取り出し、該オブジェクトを現時点で最新の映像
に重ね合わせてモニタ104に表示する。
【0007】図2は、画像処理装置103のハードウェ
ア構成を示す図である。この画像処理装置103は、主
記憶装置201,CPU203,#1〜#nのn個(n
=9とした)の画像メモリ要素を持つ画像メモリ20
2,画像処理プロセッサ204,2個のメモリ要素#
1,#2から成るフレームメモリ205,モニタ20
6、背景画像記憶メモリ207、#1〜#nのメモリ要
素を持つ差分情報記憶メモリ208,から成る。
【0008】主記憶装置201は映像キャプチャ装置1
02により取り込んだ複数の映像を重ね合わせて1つの
画像として表示するように処理を施すプログラムをロー
ディングし、動作させる主メモリである。CPU203
は該プログラムを解釈して実行する中央演算装置であ
る。画像メモリ202は、取り込んだ複数の映像を一時
記憶しておくメモリであり、一定時間の間隔で過去のあ
る時間における映像を保持する。画像メモリ202は複
数個存在し、その個数が重ね合わせて表示する映像の枚
数になる。差分情報記憶メモリ208は、画像メモリ2
02内の過去の映像A(i=1、2、…、n)と背景
情報メモリ207内の予め撮影し取り込んでおいた背景
映像Bとの差分二値化画像C(i=1、2、…、n)
を記憶する。この差分処理は画像処理プロセッサ204
がオンラインで行う。差分二値化画像Cとは、画像A
とBの間で変化している画素位置の画素値を“1”と
し、変化していない画素位置の画素値を“0”とする二
値化動画である。例えば背景画像の中に突然、人間が侵
入出現する如き例を、二値化画像として抽出したもので
ある。フレームメモリ205は映像を表示するためのビ
デオメモリであり、ここに書き込まれる値はデジタルの
映像データ(ここでは、色の3原色である赤、緑、青の
各階調値で映像データを表す)である。フレームメモリ
205は、2枚のバッファ要素#1,#2からなり、映
像データを書き込むバッファおよび書き込み済みの映像
データを表示するバッファとして切り替えながら使用す
る。
【0009】画像処理プロセッサ204は、画像メモリ
202と背景画像記憶メモリ207の映像情報を比較
し、差異がある部分を抽出し二値化して差分情報記憶メ
モリ208に書き込む処理を行い、さらに、書き込んだ
差分情報記憶メモリ208の値を使用して、画像メモリ
202に保持した一定時間間隔で保持した過去の映像の
変化した部分の映像データとフレームメモリ205上の
映像データとを混合することで合成し、一つの映像デー
タとしてフレームメモリ205に書き込む処理を実行す
る。モニタ206は、アナログの映像データに変換され
たフレームメモリ205の表示用バッファの映像データ
を表示する。
【0010】図3は本発明の特徴を表すモニタ表示映像
の例を表す図である。メモリ202内の映像データA
(#1)と映像データA(#2)はある一定時間間隔
で隣り合う過去の映像データであり、映像データA
(#n)は現時点での映像データ(図2ではn=9)
である。尚、映像A〜Aはそれぞれ監視現場での撮
影映像であり、図3ではバック(背景)を白色としてい
るが、実際は種々の背景映像を持つ。図3ではそれらを
省略している。通常の映像表示システムでは、現時点で
の映像データのみが更新されて動画として表示される
が、本発明では映像データA(#1)やA(#2)
のような過去の映像データの変化した部分の輝度を変調
して現時点の映像データに重ね合わせて表示する。こ
の、重ね合わせ処理は、現時点の映像データと混合して
重ね合わせ、時間軸上で、より過去の映像データほど薄
く表示するように混合の比率を変える処理である。これ
によって、現時点での重ね合せた混合映像Dを見ると、
過去からの映像の変化の経緯が認識できるようになる。
【0011】映像を重ね合わせる際に、変化した部分だ
けを重ね合わせて混合処理をするためには、映像の変化
した部分を抽出しておく必要がある。図4は画像メモリ
202と背景画像記憶メモリ207の映像データから差
分情報を抽出し、差分情報記憶メモリ208に書き込む
値(二値化)を決定する処理の内容を示す図である。#
1画像A、#2画像Aには、それぞれ一定の時間間
隔で隣り合う映像データである。本実施の形態では、画
像メモリ202および差分情報記憶メモリ208の個数
は9個としており、それぞれに番号として1から9まで
を対応つけている。9番目の画像メモリは#9画像A
である。差分情報記憶メモリ208には、画像A と背
景画像Bを比較して各画素の値が異なる場合には、その
画素に対応した差分情報記憶メモリ208上の位置に映
像が変化した画素であることを示す値“1“を書き込
み、各画素の値が同じである場合は映像は変化していな
いとして値“0”を書き込む。かくして、差分二値化画
像Cが書き込まれる。かくして、図4において#1画
像Aと背景画像Bとの差分画像Cが差分情報メモリ
208の#1に書き込まれ、AからAまでについて
も同様に#2〜#nに書き込まれる。
【0012】図5は画像メモリ202の複数の映像デー
タを合成する方法を示す図である。ここでは、画像メモ
リ202の#9が最新の映像Aを記憶しており、#1
が最も過去の映像情報Aを記憶している状態の場合を
とりあげて説明する。フレームメモリ205には現時点
の映像データが取り込まれ、この映像データに対して過
去の映像を合成し合成画像Dを得る。この合成画像D
はフレームメモリ205に記憶する。まず、記憶して
いる映像の中で最も旧い映像データである#1画像A
とフレームメモリ205の画像Aを合成する。合成処
理は各メモリの対応する位置の画素値に重み(例えば、
1:9の比率)を付けて加算(即ち輝度変調をかけるこ
と)するが、例えば#1差分二値化画像Cの対応位置
の画素値が“1”か“0”かで、合成するか否かを判定
しながら処理する。#1差分二値化画像Cの“1”と
なっている画素位置と同一画素位置の画像Aの画素に
ついては合成処理を行い、値“0”となっている画素は
合成を行わない。すなわち、#1画像Aの映像の中で
背景ではなく変化するオブジェクトが存在する領域のみ
について、画像Aとの間で合成処理を行う。ここで、
合成対象となる画像Aの画像位置とは、差分二値化画
像Cの“1”となっている画素位置であり、この画素
位置とは、図4の事例では、背景の映っている位置を指
す。また、#1画像Aと画像Aとを合成する際に
は、画素の値を混合する比率を#1画像Aでの重みは
10%、画像Aでの重みは90%とすることで、新た
に合成されたフレームメモリ205の画像Dの内容
は、#1画像Aと現在の画像Aとの間で変化があっ
た領域が、実際映像の10%の輝度となる。以下同様に
して、#2画像Aと合成画像Dとを画素の混合比率
を2対8として合成し、さらに全9組の画像A〜A
とフレームメモリ205の画像についても混合比率を変
えながら合成してゆき、図5の最終合成画像Dを得
る。かくしてオブジェクトの変化の状況を輝度の変調と
いう形で表示することが可能となる。
【0013】本発明は、上述の原理や装置を用いること
で実現することが可能であるが、さらに図6、図7、図
8の処理フローを用いて本発明である動画像表示方式を
実現するための処理手順を詳細に説明する。
【0014】図6は本発明の概略処理フローである。ま
ず、ステップ601では、映像キャプチャ装置102に
より現時点の映像を取り込む。映像を取り込む時間間隔
は任意に設定できるが、間隔の幅(例えば数秒)は一定
とする。ステップ602で、取り込んだ映像を画像メモ
リ202に格納する。画像メモリ202は複数個のメモ
リからなり、取り込んだ映像は時系列でサイクリックに
格納される。ステップ603は、新しく取り込んだ映像
情報に対して差分情報記憶メモリ208の値を更新する
処理である。本処理の内容は、図7を用いて後で説明す
る。ステップ604は、新しく取り込んだ映像情報と画
像メモリ202および差分情報記憶メモリ208の値を
用いて映像の合成を行う処理である。本処理の内容は、
図8を用いて後で説明する。さらにステップ605で
は、合成されフレームメモリに書きこまれた映像を表示
するために、フレームメモリの書きこみバッファと表示
バッファを切り替え、合成映像をモニタに表示する。
【0015】図7は、隣り合う画像メモリ202が保持
する映像データの移動するオブジェクトの領域を差分情
報として抽出し、差分情報記憶メモリ208に書きこむ
処理を示したフローである。本処理フローでは、画像メ
モリ202中の処理対象メモリの番号を#iとし、背景
画像記憶メモリ207の映像との間の差分情報を抽出す
る処理として説明する。まず、ステップ701では、ア
ドレス変数nsに画像メモリ#iの先頭アドレスを設定す
る。さらに、ステップ702で、アドレス変数neに画像
メモリ#iの最終アドレスを設定する。ステップ703
では、アドレス変数vsに差分情報記憶メモリ208の先
頭アドレスを設定する。ここで、画像メモリと差分情報
記憶メモリのサイズは同一である。ステップ704で
は、アドレス変数nbに背景画像記憶メモリ207の先頭
アドレスを設定する。
【0016】次に、ステップ705では画像メモリ上の
全画素に対して差分情報を更新したかを判定するため
に、アドレス変数nsとneを比較してnsの方が大き
くなったら処理を終了する。ns<=neの場合は、ス
テップ706に進む。
【0017】ステップ706では、画像メモリ#iと背
景画像記憶メモリの対応する画素値を比較する。対応す
る画素値(ここでは色値、R、G、Bとする)が一致し
ない場合は、画像メモリと背景画像記憶メモリの映像デ
ータの間で変化した部分であることを示しており、ステ
ップ707にて差分情報記憶メモリの対応する画素に値
“1”を書きこむ。また、画像メモリの対応する画素値
が一致する場合は、画像メモリと背景画像記憶メモリの
映像データで変化が無い部分であることを示しており、
ステップ708に進み差分情報記憶メモリの対応する画
素に値“0”を書きこむ。最後にステップ709で、n
s、vsの各アドレス変数を次アドレスに更新する。こ
れを画像メモリの全画素に対して行うことで、差分情報
記憶メモリ上の差分情報を更新する。
【0018】図8は、新しくフレームメモリに取り込ん
だ映像情報と画像メモリ202および差分情報記憶メモ
リ208の値を用いて映像の合成を行う処理フローを説
明するものである。ここでは、画像メモリおよび差分情
報記憶メモリはそれぞれn個のメモリを保持しているも
のとして説明する。まず、ステップ801で変数iに”
1”を設定する。
【0019】次に、ステップ802で、全ての画像メモ
リの映像データを合成したか否かを判定し、全て合成し
た場合は終了させ、まだ合成が済んでいない場合はステ
ップ803へ進む。ステップ803では、画像メモリと
フレームメモリを混合して合成する際の混合比率αを算
出する。αは以下の式で算出する。 α=i/(n+1) ここでnは画像メモリの個数 ステップ804では、差分情報記憶メモリ208の#i
のメモリの画素値を先頭から調べ、画素値が“0”なら
ばステップ806へ、画素値が“1”ならばステップ8
05へ進む。ステップ805では、上述の混合比率を用
いて映像データの合成を行う。合成は、画像メモリ#i
とフレームメモリの映像データとを混合して、再度フレ
ームメモリ上に混合した結果を書き込むことで行う。フ
レームメモリ上の画素値をfrm(R、G、B)とし、
画像メモリ上の画素値をsrc(R、G、B)とする
と、画素値を混合する式は以下のようにする。 frm(R,G,B)= src(R,G,B)×α+
frm(R、G、B)×(1―α) ステップ806では、画像メモリ中の全ての画素につい
て、これにより、過去の映像と現在の映像で変化のあっ
た部分が混合表示して合成される。ステップ806で
は、差分情報記憶メモリ#iの画素全て調べたかを判断
し、未の場合はステップ804へ戻り、完の場合はステ
ップ807へ進む。
【0020】最後にステップ807にて変数iをインク
リメントする。ステップ802からステップ807まで
を全ての差分情報記憶メモリ上の差分情報について調べ
ることで映像データの合成を行う。
【0021】本発明の他の実施の形態を述べる。 (1)、差分画像Cを二値化したが、二値化しないで多
値化差分画像として得、これを時間に対応したある値α
で輝度変調をかけて輝度変調画像Eを得る。かかる
処理をA〜Aについて行い、かくして得た輝度変調
後の画像E〜Eそのものを、その撮影順に並べて表
示することで、ターゲットの過去から現在までの移動状
況を監視できる。この場合、背景画像中に書込む(例え
ば、画像E〜Eを重ねて、又は上書き即ち元の該当
背景個所を“0”にした上でE〜Eを上書きするこ
と)やり方を採用すれば、背景画像の中での動きを表示
監視できる利点を持つ。勿論、背景中に書込まずに差分
変調画像のみを表示させる例もある。ある値αは、図
5と同じように、過去のもの程、小さい輝度になるよう
に設定することが好ましい。 (2)、輝度変調をかけるようにしたが、過去から現在
までの動きを文字や矢印や点滅等で表現させるやり方も
ある。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、近い過去における映像
内のオブジェクトの変化を把握することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態のシステム構成図である。
【図2】画像処理装置のハードウェア構成図である。
【図3】本発明の特徴を表すモニタ表示映像の例を表す
図である。
【図4】画像メモリの映像データから差分情報を抽出
し、差分情報記憶メモリに値を書き込む内容を示す図で
ある。
【図5】画像メモリの合成方法を示す図である。
【図6】実施の形態の処理フローを表す図である。
【図7】差分情報を抽出する処理フローを表す図であ
る。
【図8】画像合成の処理フローを表す図である。
【符号の説明】
202 画像メモリ 208 差分情報記憶メモリ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08B 25/00 510 G08B 25/00 510M (72)発明者 藤井 秀樹 茨城県日立市大みか町五丁目2番1号 株 式会社日立製作所情報制御システム事業部 内 Fターム(参考) 5B057 AA19 BA02 CA01 CA08 CA12 CA16 CB01 CB08 CB12 CB16 CC03 CE08 CE11 CE12 DA08 DA16 DB02 DB06 DB09 DC22 DC33 5C054 FC01 FC12 FE13 GA04 GB01 GB14 GB15 HA18 5C084 AA07 AA14 BB02 CC19 DD12 DD63 GG52 GG74 GG78 5C087 AA02 AA03 AA24 BB03 BB73 DD05 EE05 FF01 FF04 FF22 GG02 GG20 GG21 GG66 GG70 GG83 5L096 AA02 AA06 BA02 GA08 HA03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ビデオカメラによって次々に撮影した映
    像を画像メモリに記憶し、このメモリ内の近い過去の所
    定時間に変化した映像中の動的映像を得、この動的映像
    を経過時間に沿って輝度の変調を行い、現時点での映像
    と併せ表示する動画像表示方法。
  2. 【請求項2】 監視用ビデオカメラと、 このカメラによって、時間の経過に沿って次々に撮影し
    た複数の映像A、A 、…、Aを記憶する映像メモ
    リと、 上記カメラ視野の背景映像Bを記憶する背景映像メモリ
    と、 映像メモリ内の映像A、A、…、Aのそれぞれ
    と、背景映像メモリ内の背景映像Bとの差分をとり、動
    的映像C、C、…、Cを抽出する第1の手段と、 画像メモリ内の各映像A(i=1、2、…、n)につ
    いて、動的映像C(i=1、2、…、n)の存在する
    画素位置の輝度を、その撮影時刻に応じて変調して変調
    画像D(i=1、2、…、n)を得る第2の手段と、 この変調映像D、D、…、Dを合成する第3の手
    段と、 合成映像を表示する表示手段と、 を備える映像による監視装置。
  3. 【請求項3】 監視用ビデオカメラと、 このカメラによって、時間の経過に沿って次々に撮影し
    た複数の映像A、A 、…、Aを記憶する画像メモ
    リと、カメラ視野の背景映像Bを記憶する背景映像メモ
    リと、 画像メモリ内の映像A、A、…、Aと背景映像メ
    モリ内の背景映像Bとの差分をとり、動的映像C、C
    、…、C を抽出する第1の手段と、 動的映像C、C、…、Cの輝度を、撮影時刻に応
    じて変調して変調画像E、E、…、E を得る第
    2の手段と、 この変調画像E、E、…、E を撮影時刻の順に
    整列して表示する表示手段と、 を備える映像による監視装置。
  4. 【請求項4】 上記第2の手段での変調は、新しい時刻
    での輝度に比して古い時刻になる程輝度を小さくするよ
    うにするものとした請求項2,3のいずれかの映像によ
    る監視装置。
  5. 【請求項5】 上記第2の手段での変調は、動的映像に
    動的映像の時間経過を示すような情報を付加することを
    含むものとした請求項2,3のいずれかの映像による監
    視装置。
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