JPH05125342A - 粘着剤組成物 - Google Patents

粘着剤組成物

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JPH05125342A
JPH05125342A JP31860691A JP31860691A JPH05125342A JP H05125342 A JPH05125342 A JP H05125342A JP 31860691 A JP31860691 A JP 31860691A JP 31860691 A JP31860691 A JP 31860691A JP H05125342 A JPH05125342 A JP H05125342A
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JP
Japan
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polymerization initiator
parts
adhesive composition
meth
pressure
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JP31860691A
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Shinichi Usui
慎一 薄井
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Toyo Ink Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】従来のアクリル系粘着剤の持つ欠点を克服し、
触媒添加なしに架橋硬化が速く、作業性に優れていて高
凝集力、高粘着性を有し、高度に物性のバランスの取れ
た粘着剤組成物を提供する。 【構成】炭素数1〜14のアルキル基を有する(メタ)
アクリル酸エステル60〜99.8重量%、重合性不飽
和カルボン酸0.2〜40重量%、および上記以外の共
重合可能なビニル系モノマ−0〜39.8重量%からな
るビニル系モノマ−混合物を、該モノマ−混合物の0.
006〜1.2重量%の重合開始剤の存在下に共重合さ
せてなる粘着剤組成物において、上記重合開始剤を上記
モノマ−混合物を規準にして0.005〜1.0重量%
の2級アミノ基含有アゾ系重合開始剤と過酸化物または
2級アミノ基を含有しないアゾ系重合開始剤の混合物と
することを特徴とする粘着剤組成物であって、該組成物
にイソシアネ−ト系化合物、メラミン系樹脂、エポキシ
系樹脂、アジリジニル系化合物及び金属キレ−ト化合物
等の架橋剤を配合してアクリル系粘着剤組成物とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、粘着シ−ト、粘着テ−
プ等に使用されるアクリル系粘着剤組成物に関し、詳し
くは、架橋硬化が速く作業性に優れた、高い凝集力と高
い粘着性を兼ね備えたアクリル系粘着剤組成物に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、粘着剤の成分としては天然ゴム、
合成ゴム等の弾性体またはアクリル系共重合体が使用さ
れ、これらの粘着剤を支持体面に形成してなる粘着ラベ
ル・シ−ト及びテ−プ類は、常温において指圧程度の圧
力で物体面に接着が容易であるため各種用途に幅広く普
及されている。
【0003】これらのアクリル系共重合体は、有機溶剤
中で過酸化ベンゾイルなどの過酸化物、もしくはアゾビ
スイソブチロニトリルなどのアゾ系化合物をラジカル重
合開始剤として使用する重合法が一般的に採用されてい
る。しかしながら、このような重合法で得られるアクリ
ル系粘着剤は一般的に、凝集力が悪く、高温下での凝集
破壊や低温下での粘着性の低下が生じる。これらを改良
するために官能基を導入したアクリル系共重合体を、イ
ソシアネ−ト系化合物、メラミン系樹脂、エポキシ系樹
脂、アジリジニル系化合物及び金属キレ−ト化合物等の
架橋剤で架橋処理する手法が知られている。このように
架橋剤を配合したアクリル系粘着剤は凝集力が増大し、
高温や低温下での感温性も増大するが、粘着性(タッ
ク)が乏しくなり接着力も低下する。また、架橋反応の
完結に時間がかかったり、触媒添加の必要性がある架橋
剤もある。触媒として例えば、エポキシ系樹脂では有機
アミンと金属塩が知られているが、有機アミンについて
は臭気や触媒添加の過程での揮散による硬化の低減、ま
た金属塩について触媒効果の不足や析出の恐れがあり、
充分満足できるものではない。また粘着剤は比較的高粘
度なので触媒添加時に充分攪拌して均一に混ぜなければ
ならないので時間がかかり作業性も悪いのが実状であ
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、これらの従
来のアクリル系粘着剤の持つ欠点を克服し、触媒添加な
しに架橋硬化が速く、作業性に優れていて高凝集力、高
粘着性を有し、高度に物性のバランスの取れた粘着剤組
成物を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、請求項1の発
明は、炭素数1〜14のアルキル基を有する(メタ)ア
クリル酸エステル60〜99.8重量%、重合性不飽和
カルボン酸0.2〜40重量%、および上記以外の共重
合可能なビニル系モノマ−0〜39.8重量%からなる
ビニル系モノマ−混合物を、該モノマ−混合物の0.0
06〜1.2重量%の重合開始剤の存在下に共重合させ
てなる粘着剤組成物において、上記重合開始剤を上記モ
ノマ−混合物を規準にして0.005〜1.0重量%の
2級アミノ基含有アゾ系重合開始剤と過酸化物または2
級アミノ基を含有しないアゾ系重合開始剤の混合物とす
ることを特徴とする粘着剤組成物であり、請求項2の発
明は、請求項1記載の粘着剤組成物と架橋剤とからなる
粘着剤組成物である。
【0006】(メタ)アクリル酸アルキルエステルと
は、アルキル基の炭素数が1〜14個のアルキルエステ
ルであって、より具体的には次のような化合物を例示す
ることができる。アクリル酸メチル、アクリル酸エチ
ル、アクリル酸ブチル、アクリル酸ヘキシル、アクリル
酸オクチル、アクリル酸2−エチルヘキシル、アクリル
酸デシル、アクリル酸ドデシル等の直鎖または分岐脂肪
族アルコ−ルのアクリル酸エステル及び対応するメタク
リル酸エステル等。好ましくは、使用される(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルは、アルキル基の炭素数が4
〜12個のアルキルエステルであり、1種もしくは2種
以上含有される。
【0007】本発明の(メタ)アクリル共重合体に使用
される共重合可能な重合性不飽和カルボン酸とは、より
具体例には次のような化合物を例示することができる。
アクリル酸、メタクリル酸、無水マレイン酸、マレイン
酸、マレイン酸モノエステル、イタコン酸、クロトン酸
等。上記不飽和カルボン酸は、(メタ)アクリル共重合
体の0.2〜40重量%含有され、好ましくは、1〜3
5重量%の範囲で使用され、1種もしくは2種以上含有
される。
【0008】本発明の(メタ)アクリル共重合体は、上
記モノマ−成分以外に下記の共重合可能な極性官能基含
有ビニル系モノマ−を含有することができる。共重合可
能な極性官能基含有モノマ−はヒドロキシル基、メチロ
−ル基、アミノ基、アミド基、グリシジル基、燐酸基、
スルホン酸基、エチレンイミン基及びイソシアネ−ト基
等を有するもので、具体例としては以下の化合物があ
る。(メタ)アクリル酸2−ヒドロキシプロピル、(メ
タ)アクリル酸2−ヒドロキシエチル、ポリエチレング
リコ−ルアクリレ−ト、グリシジルアクリレ−ト、グリ
シジルメタクリレ−ト、モノ−(2−ヒドロキシエチル
−α−クロロアクリレ−ト)アシッドホスフェ−ト、ビ
ニルイソシアネ−ト等、N−メチロ−ルアクリルアミ
ド、N−メチロ−ルメタクリルアミド、N−メチルアミ
ノエチルアクリレ−ト、N−トリブチルアミノエチルア
クリレ−ト、N,N−ジメチルアミノエチルアクリレ−
ト、N,N−ジメチルアミノエチルメタクリレ−ト、
N,N−ジエチルアミノエチルメタクリレ−ト、アクリ
ルアミド、メタクリルアミド、ビニルピロリドン等。上
記官能基含有モノマ−は、(メタ)アクリル共重合体の
0〜39.8重量%含有され、1種もしくは2種以上含
有される。
【0009】本発明の(メタ)アクリル共重合体は、上
記モノマ−成分以外に下記のモノマ−を含有することが
できる。ビニルエステル、ビニルピリジン、酢酸ビニ
ル、プロピオン酸ビニル、スチレン、アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル、ブタジエン、クロロプレン
等。
【0010】本発明の(メタ)アクリル共重合体は、溶
液重合により製造することができる。使用される有機溶
剤としては、n−ペンタン、トルエン、ベンゼン、n−
ヘキサン、ジオキサン、メチルエチルケトン、メチルイ
ソブチルケトン、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸ブチル
等であり、メチルアルコ−ル、エチルアルコ−ル、イソ
プロピルアルコ−ル、ブチルアルコ−ル等のアルコ−ル
類を混合してもよい。
【0011】本発明において、必須成分としての2級ア
ミノ基含有アゾ系重合開始剤は次ののような化合物を例
示することができる。2,2’−アゾビス−2−アミジ
ノプロパン、2,2’−アゾビス〔2−(2−イミダゾ
リン−2−イル)プロパン〕、2,2’−アゾビス〔2
−(3,4,5,6−テトラヒドロピリミジン−2−イ
ル)プロパン〕、2,2’−アゾビス〔2−4,5,
6,7−テトラヒドロ−1H−1,3−ジアゼピン−2
−イル)プロパン〕、2,2’−アゾビス(2−メチル
プロピオンアミド)等。または上記化合物の塩あるいは
水和物。上記化合物は、以下の官能基を含有することが
できる。例えばメチル基、エチル基、プロピル基等のア
ルキル基、ヒドロキシルエチル基、フェニル基、クロロ
フェニル基、フェニルメチル基、ヒドロキシフェニル
基、プロペニル基、水酸基、1,1−ビス(ヒドロキシ
メチル)−2−ヒドロキシルエチル基、1,1−ビス
(ヒドロキシメチル)エチル基、2−ヒドロキシエチル
基等。2級アミノ基含有アゾ系重合開始剤は使用するビ
ニル系モノマ−に対して0.005〜1.0重量%の範
囲で使用され、1種または2種以上使用される。
【0012】2級アミノ基含有アゾ系重合開始剤の使用
量が上記の数値より多い場合は、重合転化率が低くなり
粘着剤組成物としての物性が発現しない、少ないと2級
アミノ基含有アゾ系重合開始剤に求められている粘着物
性への寄与がなされない。本発明では、2級アミノ基含
有アゾ系重合開始剤の他に、ラウリルパ−オキサイド、
クメンパ−オキサイド、ベンゾイルパ−オキサイド等の
過酸化物または2級アミノ基を含有しないアゾ系重合開
始剤、例えばアゾビスイソブチロニトリルを使用するこ
とにより、2級アミノ基含有アゾ系重合開始剤の単独使
用による重合率の低下を補うものである。
【0013】本発明の粘着剤組成物には、イソシアネ−
ト系化合物、メラミン系樹脂、エポキシ系樹脂、アジリ
ジニル系化合物、金属キレ−ト化合物等から選ばれる1
種の架橋剤を配合することができる。これらの架橋剤の
配合量としては、粘着剤組成物に対して0.001〜1
0重量%である。
【0014】本発明の粘着剤組成物には、その他、一般
的な粘着剤に用いられる添加剤を併用することもでき
る。本発明の粘着剤組成物は、ポリエステル、ポリプロ
ピレン、塩化ビニル等のフィルム基体もしくは上質紙、
ア−ト紙、コ−ト紙等の紙基体に5〜40μm塗布され
る。得られた粘着シ−トは、ラベル・シ−ト用、テ−プ
用、建材用、包装材料用及びエレクトロニクス用粘着剤
として使用される。
【0015】
【実施例】以下、実施例により本発明を説明する。例
中、部とは重量部をそれぞれ表す。
【0016】実施例1 アクリル酸n−ブチル 91部 アクリル酸 7.7部 メタクリル酸ジエチルアミノエチル 1.3部 2,2−アゾビス〔2−(2−イミダゾリン−2−イル)プロパン〕 0.2部 アゾビスイソブチロニトリル 0.1部 メチルアルコ−ル 2.5部 酢酸エチル 185部 上記混合物を、攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、冷却
器、滴下ロ−トを装着した3L4口フラスコで溶液重合
を行い。(メタ)アクリル共重合体を得た。この(メ
タ)アクリル共重合体100部を含む溶液に対し、イソ
シアネ−ト系化合物(日本ポリウレタン社製、商品名:
コロネ−トL)2部を配合して粘着剤組成物を得た。
【0017】実施例2 アクリル酸2−エチルヘキシル 50部 アクリル酸 8部 メタクリル酸 2部 アクリル酸メチル 40部 2,2−アゾビス(2−メチルプロピオンアミジン)2塩酸塩 0.3部 ベンゾイルパ−オキサイド 0.1部 メタノ−ル 2.0部 酢酸エチル 185部 上記混合物を実施例1と同様にして処理し、(メタ)ア
クリル共重合体を得た。この(メタ)アクリル共重合体
100部を含む溶液に対し、エポキシ系樹脂(ナガセ化
成社製、商品名:デナコ−ルEX−611)0.1部と
を配合して粘着剤組成物を得た。
【0018】実施例3 アクリル酸2−エチルヘキシル 49部 アクリル酸n−ブチル 15部 アクリル酸2−ヒドロキシエチル 3部 アクリル酸グリシジル 15部 2,2−アゾビス〔2−メチル−N−(2−ヒドロキシエチル)−プロピ オンアミジン〕 0.29部 アゾビスイソブチロニトリル 0.12部 メタノ−ル 3.4部 酢酸エチル 185部 上記混合物を実施例1と同様にして処理し、(メタ)ア
クリル共重合体を得た。この(メタ)アクリル共重合体
100部を含む溶液に対し、金属キレ−ト系化合物(川
研ファインケミカル社製、商品名:アルミキレ−トA)
0.3部を配合して粘着剤組成物を得た。
【0019】実施例4 アクリル酸n−ブチル 91.5部 アクリル酸 6.5部 イタコン酸 2部 2,2’−アゾビス〔2−(3,4,5,6−テトラヒドロピリミジン −2−イル)プロパン〕2塩酸塩 0.3部 アゾイソブチロニトリル 0.1部 メタノ−ル 3.3部 酢酸エチル 185部 上記混合物を実施例1と同様にして処理し、(メタ)ア
クリル共重合体を得た。この(メタ)アクリル共重合体
100部を含む溶液に対し、アジリジニル系化合物(日
本触媒社製、商品名:ケミタイトPZ−33)0.3部
を配合して粘着剤組成物を得た。
【0020】比較例1 アクリル酸n−ブチル 91部 アクリル酸 7.7部 アクリル酸ジメチルアミノエチル 1.3部 アゾビスイソブチロニトリル 0.3部 酢酸エチル 185部 上記混合物を、攪拌機、温度計、窒素ガス導入管、冷却
器、滴下ロ−トを装着した3L4口フラスコで溶液重合
を行い(メタ)アクリル共重合体を得た。この(メタ)
アクリル共重合体100部を含む溶液に対し、イソシア
ソート系化合物(日本ポリウレタン社製、商品名:コロ
ネートL)2部を配合して粘着剤組成物を得た。
【0021】比較例2 アクリル酸2−エチルヘキシル 50部 アクリル酸 8部 メタアクリル酸 2部 アクリル酸メチル 40部 ベンゾイルパーオキサイド 0.4部 酢酸エチル 185部 上記混合物を実施例2と同様にして処理し、(メタ)ア
クリル共重合体を得た。これに実施例2と同様に、エポ
キシ系樹脂(ナガセ化成社製、商品名:デナコ−ルEX
−611)0.1部とを配合して粘着剤組成物を得た。
【0022】比較例3 アクリル酸n−ブチル 82部 アクリル酸2−エチルヘキシル 3部 アクリル酸2−ヒドロキシエチル 4.5部 アクリル酸グリシジル 4部 t−ブチルパ−オキシ−2−オクテート 0.3部 酢酸エチル 185部 上記混合物を実施例3と同様にして処理し、(メタ)ア
クリル共重合体を得た。これに実施例3と同様に、金属
キレ−ト系化合物(川研ファインケミカル社製、商品
名:アルミキレ−トA)0.3部を配合して粘着剤組成
物を得た。
【0023】比較例4 アクリル酸n−ブチル 91.5部 アクリル酸 6.5部 イタコン酸 2部 アゾイソブチロニトリル 0.3部 酢酸エチル 185部 上記混合物を実施例4と同様にして処理し、(メタ)ア
クリル共重合体を得た。これに実施例4と同様に、アジ
リジニル系化合物(日本触媒化学社製、商品名:ケミタ
イトPZ−33)0.3部を配合して粘着剤組成物を得
た。
【0014】各例で得られた粘着剤組成物を、市販ポリ
エチレンラミネ−ト上質紙セパレ−タ−に乾燥重量で2
5g/m2 塗工し、100℃−2分で乾燥し、市販ポリ
エチレンテレフタレ−トフィルムに反転させて塗工物を
作成し、23℃−65%RHに1週間放置した塗工物を
各試験に供した。この塗工物をJIS−Z−0237に
基づいて接着強度、保持力を測定した。ここで接着強度
の初期は被着体に貼着後20分後に測定、また永久は被
着体に貼着後24時間後に測定した。ゲル分率は、塗工
物を酢酸エチル中で加熱還流して還流前後の重量の変化
を見る。測定結果は表1に示す。表1より実施例は比較
例と比べ接着強度は大差ないが保持力及びゲル分率にお
いて良好な結果が得られた。このことから粘着性を損な
うことなく凝集力が高く架橋硬化が速いと言うことが分
かる。
【0024】
【表1】
【0025】
【発明の効果】本発明により、架橋硬化が速く作業性に
優れ、高凝集力と高粘着性を兼ね備えた粘着剤組成物が
得られた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 炭素数1〜14のアルキル基を有する
    (メタ)アクリル酸エステル60〜99.8重量%、重
    合性不飽和カルボン酸0.2〜40重量%、および上記
    以外の共重合可能なビニル系モノマ−0〜39.8重量
    %からなるビニル系モノマ−混合物を、該モノマ−混合
    物の0.006〜1.2重量%の重合開始剤の存在下に
    共重合させてなる粘着剤組成物において、上記重合開始
    剤を上記モノマ−混合物を規準にして0.005〜1.
    0重量%の2級アミノ基含有アゾ系重合開始剤と過酸化
    物または2級アミノ基を含有しないアゾ系重合開始剤の
    混合物とすることを特徴とする粘着剤組成物。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の粘着剤組成物と架橋剤と
    からなる粘着剤組成物。
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