JPH05120420A - 画像処理装置 - Google Patents
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- JPH05120420A JPH05120420A JP3205791A JP20579191A JPH05120420A JP H05120420 A JPH05120420 A JP H05120420A JP 3205791 A JP3205791 A JP 3205791A JP 20579191 A JP20579191 A JP 20579191A JP H05120420 A JPH05120420 A JP H05120420A
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Abstract
拡大、縮小変換を行う。 【構成】この発明は、中央制御手段1は、格納されてい
る多色画像をL/C1/C2変換手段2を用いてL/C
1/C2の表色系に変換し、その画像に対して画素密度
補間処理変換手段4を用いて補間演算に基づく拡大、縮
小、画素密度変換処理を施し、この処理画像に対してL
/C1/C2逆変換手段3を用いて逆変換して処理画像
を得るようにする。
Description
大、縮小、変換する画像処理装置に関する。
処理装置に取り込み表示したり、ドキュメントを作成し
たりするニーズが高まっている。そこでは表示するデバ
イス、表示する形態あるいはドキュメントに取り込む際
の枠組みにより、種々のサイズに変換して処理される必
要がある。
段により随意拡大、縮小して取り込むか、あるいは取り
込み後、縮小の場合には原画素に対する単純間引き処
理、拡大の場合には原画素の単純くりかえし処理を施す
等の方法によっていた。
入力時点で光学的手段により拡大、縮小する方法は、手
続きが繁雑であるばかりでなく蓄積した多色画像に対し
ては対応できないでいた。一方、単純な画素の間引、繰
り返し処理による拡大、縮小等の処理は画質を劣化さ
せ、特に多色画像に対しては色知覚に対する不適合が見
られ、実用上大きな問題があった。そこで、本発明は、
多色画像でも高画質で、容易に任意のサイズの拡大、縮
小変換を行うことのできる画像処理装置を提供すること
を目的とする。
は、第1の表色系で表現された多色画像を供給する供給
手段と、この供給手段で供給された第1の表色系の多色
画像から輝度情報と2軸からなる色情報とで表される第
2の表色系の多色画像に変換する変換手段と、この変換
手段で変換された第2の表色系の多色画像を拡大、縮
小、画素密度変換等の処理を行う処理手段と、この処理
手段で処理された第2の表色系の処理画像を第1の表色
系の処理画像に逆変換する逆変換手段とを具備してい
る。
報と2軸からなる色情報とで表される表色系に変換する
手段、及びもとの表色系に逆変換する手段を設け、多色
画像を一旦輝度情報と2軸からなる色情報とで表される
表色系に変換し、その画像に対して補間演算に基づく拡
大、縮小、画素密度変換処理を施し、しかる後に逆変換
して処理画像を得るようにしたものである。
して説明する。図1は本発明に係る画像処理装置の構成
を概略的に示すものである。
ュールを管理、制御するとともに外部機器からの指示を
受取りそれに即応した手順に従ってデータのフローを制
御する中央制御手段1、L/C1/C2変換手段2、L
/C1/C2逆変換手段3、画素密度補間処理変換手段
4、カラー画像を格納する画像メモリ5、CRTディス
プレイ装置7にカラー画像を表示し、CRTディスプレ
イ装置7のリフレッシュタイミングに従って読み出すC
RT制御手段を含むビデオメモリ6、画像入力インター
フェイス8、カラー画像入力手段9、画像出力インター
フェイス10、カラー画像出力手段11、中央制御手段
1による指示の伝達やその他各モジュール間でデータの
転送を行うデータバス12とで構成されている。
の表色系で表されている多色画像を、線形空間に位置さ
れるところの輝度情報と2軸からなる色情報(以下、L
情報、C1情報、C2情報と呼び、略してL/C1/C
2と記述する)の表色系に変換する。L/C1/C2逆
変換手段3は、L/C1/C2の表色系で表されている
処理画像をもとの非線形の表色系に逆変換する。画素密
度補間処理変換手段4は、多色画像を拡大、縮小、画素
密度変換等の処理変換をする。
の表現形式は各入出力の表示デバイスで異なっており、
たとえば、表示デバイスとして本実施例のようにCRT
ディスプレイ装置7を用いる場合には、赤(R),緑
(G),青(B)であるR,G,Bの3要素による表現
が一般的である。一方、出力デバイスでは、黄(Y),
マゼンタ(M),シアン(C)であるY,M,Cの3要
素による表現が多い。また入力デバイスでもR,G,B
の3要素による表現が一般的であるものの、CRTディ
スプレイ装置7とは波長帯域が異なっている。
視感度的にも非線形であり、それらの多色画像をそのま
ま拡大、縮小、画素密度変換を行うと、色彩に原画像と
のずれを生じてしまう場合がある。特に補間処理を施す
場合、色彩のずれは顕著となる。
(以下単に画素密度変換と呼ぶ)する際に、それぞれ線
形空間に位置されるところの輝度情報と2軸からなる色
情報(L/C1/C2)に一旦変換して処理するように
している。
Bあるいは減法混色のY,M,Cで表現されていること
が多いが、人間の視覚情報処理についての一般的知見に
基づき、色彩の知覚に対しては、輝度情報と色彩情報と
に分けて処理されていると考えられる。従って、高品位
な画素密度変換を実行するには、この特性に準じた処理
を施すことが最も有効である。例えば、一例としてカラ
ー画像がテレビジョン系のR,G,Bの情報で実現され
ている場合、L,C1,C2は次のように変換できる。 L =0.30R+0.59G+0.11B C1=0.74(R−L)−0.27(B−L) C2=0.48(R−L)+0.41(B−L) ここで、C1はRG軸と呼ばれ、赤っぽさ対緑っぽさを
示す指標となる。一方、C2はYB軸と呼ばれ、黄っぽ
さ対青っぽさを示す指標となる。画素密度変換は、この
L,C1,C2の値をもって行う。画素密度変換後は、
下記式に基づき逆変換を実行する。 R=0.18L+3.03・C1−1.57・C2 G=1.28L−0.88・C1 B=1.73L−3.55・C1+4.28・C2
位置されると考えられているため、L/C1/C2座標
系も線形空間となるが、他の表色形式で表現されている
場合もL/C1/C2は線形空間に位置される必要があ
る。
/C1/C2変換手段2、およびL/C1/C2逆変換
手段3で実行する。この具体的な方法については種々考
えられるが図2、図3にその代表例をあげる。
である。すなわち、この場合は、被変換データを一時保
持するラッチ回路20、一般のマイクロプロセッサある
いはDSPなどの演算プロセッサ21、演算プロセッサ
21の演算を実行させるためのプログラムを格納するプ
ログラムメモリ22、演算結果を出力用に一時保持する
ラッチ回路23、内部データバス24、外部とのデータ
における入出力のタイミング制御を行うタイミングコン
トローラ25とで構成されている。
データとその変換データとの対応テーブルを作成してR
OM(リード・オンリ・メモリ)に格納し、変換処理は
そのROM内のテーブルを参照して行い結果を得るとい
う方式の例である。この場合は、ラッチ回路20,2
3、およびタイミングコントローラ25は図2と同様
で、演算プロセッサ21およびプログラムメモリ22の
代わりに変換テーブルを格納するROM26を接続した
ものである。この方式は、変換処理に要する時間がほと
んどなくて良いというメリットがあるものの、変換の精
度を上げようとするとROM26を大規模なものとしな
ければならない。図2、図3の方式のどちらを選択する
かはシステムの精度、実行速度、コスト等によって随意
選択するところとなる。
図4のフローチャートを参照しつつ説明する。まず、中
央制御手段1は、画像メモリ5に格納されているカラー
画像を読出し、L/C1/C2変換手段2に受取り要求
を実行する。L/C1/C2変換手段2内のタイミング
コントローラ25は、中央制御手段1からの受取り要求
に応じて入出力のタイミング制御を行う。
は、中央制御手段1からカラー画像(被変換データ)を
ラッチ回路20に格納する。タイミングコントローラ2
5からのタイミング制御により演算プロセッサ21は、
ラッチ回路20に格納された被変換データからプログラ
ムメモリ22のプログラムを用いてL/C1/C2の表
色系に変換する処理の演算を実行する。演算が終了する
と変換データは、タイミングコントローラ25からのタ
イミング制御によりラッチ回路23に格納される。
中央制御手段1に送信要求を出力する。そして、中央制
御手段1の送信指示に従って変換データは、タイミング
コントローラ25からのタイミング制御により画素密度
補間処理変換手段4へ出力される。次に本実施例におけ
る画素密度変換の方式について述べる。拡大、縮小変換
の具体的な方式については種々考えられるが本実施例で
は、以下の方式を用いている。
を参照して説明する。この方式は、図5に示すように原
画像画素間に変換画像画素の該当位置を求めその周辺の
原画像画素を参照して変換画素値を求めるものである。
に、4つの原画像画素により囲まれた小領域の図示する
A象限にあるとき、近傍の3原画素○ij,○ij+1,○
i+1j( i,jは変換前の座標値)を参照し、それぞれの画
素値Lij,Lij+1,Li+1jとからそれらを通る平面を求
め、そこから座標値(x,y)の位置の画素値を予測す
る。すなわち、上記3点を通る平面関数により、下記式
で求められる。 luv=(Lij+1−Lij)X/D+(Li+1j−Lij)Y/D+Lij 同時にB象限によるときは、○ij,○ij+1,○i+1,j+1 同時にC象限によるときは、○i+1j,○ij,○ij+1 同時にD象限によるときは、○ij+1,○i+1,j+1 ,○
i+1j を用いて同様の演算を施す。この時の変換率はD/d
(Dは原画像画素間、dは変換画像画素間)である。ま
た、uvは変換後の座標値である。次に、縮小の場合は図
7に示すように変換画素の画素値はその周辺の原画素の
複数の画素値の代表値となるから、下記式で求める。 ここで、ωは重み値である。最も単純には、図8に示す
ように変換画素を中心とする一辺d内の原画像画素の平
均としてもよい。
施せばよい。すなわち、LijをC1ij,C2ijに置き替
えてそれぞれのc1 uv,c2 uvを求め、これらを逆変換
して原画素の表色系に戻し、最終的な変換画素を得る。
また、視覚情報処理の知見をさらに適応し、本発明によ
るところの画素密度変換を簡易に行うことも可能であ
る。
空間周波数帯域が広いが色情報についてはそれほどでも
ないというものである。この知見に基づけば、L/C1
/C2に変換された画像情報のうち、L情報については
精細な被間演算処理を必要とするが、C1,C2情報に
ついては単純な処理で十分の場合が多い。
1,C2情報の処理の形態を変え、例えば、L情報につ
いてはすでに述べた方式である精細画素密度変換手段を
用いる。C1,C2情報については、拡大処理時には最
近傍置換処理、縮小処理時にはe>d(d:変換画素を
中心とする一辺)なるeを選択して、ある変換画素値を
より広範囲な原画像領域の代表点となるように選択する
方式である単純画素密度変換手段を用いる。こうするこ
とにより、C1,C2情報についてはその演算回数を削
減でき、あるいは参照テーブルの規模を削減することが
できるので画像処理装置の、より高性能・コンパクト化
が可能となる。
うに、画像の表色系を一旦それぞれ線形空間に位置する
輝度情報と2軸からなる色情報とに変換して画素密度変
換を行うことにより、高精度で高品位な変換画像を得る
ようにしたものである。
密度変換を行うための表色系へ変換する変換手段と、そ
の逆変換手段とを独立に持たせることにより、図10に
示すようにパイプライン状に処理でき、高速な画素密度
変換が可能となっている。
/C1/C2変換手段2に入力され、被変換LC1C2
表色画像として画素密度補間処理変換手段4へ出力され
る。画素密度補間処理変換手段4は、入力された被変換
LC1C2表色画像を変換LC1C2表色画像としてL
/C1/C2逆変換手段3へ出力する。L/C1/C2
逆変換手段3は、入力された変換LC1C2表色画像を
逆変換して変換画像を出力するようになっている。な
お、この転送制御は図1における中央制御手段1が司っ
ている。
1,C2との間の変換、逆変換についてに述べたが、原
画像表色系及びL/C1/C2の表色系は、これに限定
されるものではない。たとえば、原画像は限定色でそれ
ぞれに色コードを与えて表現されているような画像をも
含むものである。この場合、L/C1/C2変換手段は
それぞれの色コードに従ってテーブルを参照する方式で
簡単に実現できる。
のシステムに予め用意した色コードにないものが算出さ
れることがあり、この場合、変換画像については色コー
ドの再配分をするか、色コードにない中間調を再現でき
るデバイスを選択して出力する。いずれにせよ本発明
は、その趣旨を逸脱しない限り原画像表色系、及びL/
C1/C2の表色系を種々選択することができる。
光学的な手段を用いるときとは比較にならない程の簡便
さで、それに相当する画質を持つカラー画像の拡大、縮
小、が実現でき、カラー画像を取り扱うあらゆるシステ
ムの基本機能を拡充し、システムとしての柔軟性を著し
く高めることができる。
色画像でも高画質で、容易に任意のサイズの拡大、縮小
変換を行うことのできる画像処理装置を提供することが
できる。
概略的に示すブロック図。
図。
図。
ローチャート。
明するための図。
大動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
L/C1/C2逆変換手段、4…画素密度補間処理変換
手段、5…画像メモリ、6…ビデオメモリ、7…CRT
ディスプレイ装置、8…画像入力インターフェース、9
…カラー画像入力手段、10…画像出力インターフェー
ス、11…カラー画像出力手段、20,23…ラッチ回
路、21…演算プロセッサ、22…プログラムメモリ、
24…内部データバス、25…タイミングコントロー
ラ、26…ROM。
概略的に示すブロック図。
図。
図。
ローチャート。
明するための図。
大動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
動作を説明するための図。
変換を説明するための図。
Claims (1)
- 【請求項1】 第1の表色系で表現された多色画像を供
給する供給手段と、 この供給手段で供給された第1の表色系の多色画像から
輝度情報と2軸からなる色情報とで表される第2の表色
系の多色画像に変換する変換手段と、 この変換手段で変換された第2の表色系の多色画像を拡
大、縮小、画素密度変換等の処理を行う処理手段と、 この処理手段で処理された第2の表色系の処理画像を第
1の表色系の処理画像に逆変換する逆変換手段と、 を具備することを特徴とする画像処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205791A JPH05120420A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 画像処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3205791A JPH05120420A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 画像処理装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120420A true JPH05120420A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=16512741
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3205791A Pending JPH05120420A (ja) | 1991-08-16 | 1991-08-16 | 画像処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05120420A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012095341A (ja) * | 2006-08-23 | 2012-05-17 | Panasonic Corp | 撮像装置 |
-
1991
- 1991-08-16 JP JP3205791A patent/JPH05120420A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012095341A (ja) * | 2006-08-23 | 2012-05-17 | Panasonic Corp | 撮像装置 |
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