JP3006522B2 - 減色処理装置 - Google Patents
減色処理装置Info
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Description
し、特に、原画像を減色する減色処理装置に関する。
ラー画像の品質を損なうことなく減色し、画像データを
表示装置へ表示したり、印刷装置で印刷する際に高速化
を図る減色処理装置が利用されている。従来、この種の
減色処理装置として、特開平8−87256号公報に開
示されたものが知られている。
(赤)、G(緑)、B(青)で構成されるフルカラー画
像のRGB空間を所定階調単位で分割し、細分化された
各ブロックにおける使用階調数に応じて減色処理を行っ
ている。
図における減色対象画像は、RGBの各色ごとに64階
調であり、 64×64×64=262,144(約26万色) の総表現色数となっている。ここにおいて、RGBを三
次元空間とみなすとともに分割する階調単位を8階調と
すると、RGB空間は、 8×8×8=512(ブロック) に分割される。従って、各細分化ブロックで表現可能な
色数は 8×8×8=512(色) となる。そこで、512個に分割された各ブロックで何
色使用されているか、さらに、減色対象画像中で各色何
画素が使用しているかをカウントし、使用画素数の多い
色を使用階調数に応じた数だけ選択する。これによりフ
ルカラー画像の減色処理が実現される。
理装置においては、次のような課題があった。まず、電
子回路として実現しようとする場合、高速で高価な演算
装置(CPU)や、大容量で高価な記憶用メモリが必要
となる。これは、減色処理を三次元のRGB空間で行う
からであり、減色対象画像をRGBの三次元で処理する
ことが必要だからである。これにより、記憶用メモリ等
に多くの作業用領域が必要であるし、処理自体にも多く
の時間を要してしまう。
の演算装置で実現する場合も、処理に多くの時間を要
し、また、記憶用メモリ等に多くの作業用領域が必要と
なる。これは、処理の際に画像データをRGBの三次元
配列として保持しなければならないし、減色処理自体も
三次元の演算で処理する必要があるからである。従っ
て、減色処理を行うためには大容量の記憶用メモリに多
くの作業領域が必要となるし、処理自体も多くの時間を
要してしまう。
もので、処理の高速化を図るとともに、必要とする記憶
容量を削減しつつ、高品質な減色処理を行なうことが可
能な減色処理装置の提供を目的とする。
め、請求項1にかかる発明は、RGBの三次元空間で表
現される減色対称画像を減色して印刷又は表示の高速化
を図る減色処理装置において、前記減色対称画像の色デ
ータをR,G,Bの各色の次元に分け、各色の次元単位
で個別に減色処理し、この減色処理の終了後に再び三次
元に戻す減色処理部を有する構成としてある。
明においては、三次元で表されるフルカラー画像の色空
間を一次元に変換し減色処理を行う。すなわち、各次元
単位で個別に減色処理することにより、より高速に減色
処理を行うことができる。例えば、減色処理の際にRG
Bの色空間に含まれる全ての色について参照あるいは演
算を行わなくてはならないため、原画像のRGB各成分
の階調数が64階調であったとすると、 64×64×64=262,144(回) を1単位とした演算を行うことになる。しかし、これを
一次元で演算することにより、 64+64+64=192(回) を1単位とした演算を行うことになるため、大幅な高速
化が実現できる。
実現する場合には、変換に必要な記憶容量を削減でき
る。例えば、従来のものであれば、画像データのRGB
各成分を記憶する必要があるため、原画像を減色処理す
る際に必要となる記憶容量は、原画像の大きさの三倍と
なる。しかしながら、上述したように各次元ごとに個別
に減色処理する場合であれば、RGB各成分を別々に変
換するため、減色処理に必要となる記憶容量は原画像の
大きさ分だけとなり、従来の技術と比較して三分の一の
記憶容量となる。
項1に記載の減色処理装置において、前記減色処理部
は、前記減色対称画像の色データに使用されている階調
色の各々について使用頻度を検出し、この使用頻度に基
づいて前記階調色の中から所定数の階調色を選択するこ
とにより減色処理を行う構成としてある。減色処理をす
るにあたり、減色対象画像データで使用されている階調
色についての総合的な使用頻度を検出し、この使用頻度
に基づいて処理を行なう。すなわち、減色対象画像に使
われている色数、各色の使用頻度を調ベてヒストグラム
のグラフを作成し、このヒストグラムに応じた処理を行
うことで、減色処理後の画像の品質が低下することを防
いでいる。
求項2に記載の減色処理装置において、前記減色処理部
は、前記減色対称画像の色データに使用されている階調
色のうち、減色処理の結果選択されなかった階調色を、
前記選択された階調色の中の最も近似する階調色に変換
する構成としてある。ヒストグラムに応じた優先処理に
よって使用頻度の高い順に階調色を選択していくと、そ
れ以外の階調色が選択されないことになるが、これにつ
いてはそこからもっとも近い階調色に近似させる。この
ことにより、減色対象画像中で頻繁に使われる階調を確
保することができる。
求項1〜請求項3に記載の減色処理装置において、前記
減色処理部は前記減色処理を繰り返して所定数の階調色
まで減色する構成としてある。前記減色処理過程を数回
繰り返すことによって、例えば、フルカラー画像から2
56色のカラー画像などを生成する。使用頻度の高い順
に少しずつ絞り込む課程を繰り返すことになる。
実施形態を説明する。図1は、本発明の一実施形態にか
かる減色処理装置をブロック図により示している。同図
において、減色処理を行う場合、装置に入力されたフル
カラー画像101は、減色処理部102に入力され、減
色処理が行われる。この減色処理部102の具体的な処
理については後述する。減色処理部102は出力として
減色された画像103を生成し、この減色された画像1
03はRGB画像制御部104に入力される。RGB画
像制御部104は、表示装置105や印刷装置106に
減色された画像を出力するものであり、表示装置105
は減色された画像103に基づいてディスプレイ上に表
示するし、印刷装置106は減色された画像103に基
づいて紙面上に印刷処理して終了する。
い場合、装置に入力されたフルカラー画像101はRG
B画像制御部104によって表示装置105や印刷装置
106にそのまま出力され、処理は終了する。
を説明する。一例として、約1,670万色のフルカラ
ー画像を約32,000色に減色する場合で説明する。
図2は、図1に示した減色処理部102の減色処理過程
に対応したフローチャートである。減色処理部102は
ステップS1にて入力されたフルカラー画像D1に基づ
き、RGB各成分について各階調に対する使用頻度を表
すグラフ(ヒストグラム)を作成する。
RGB各成分の256階調グレースケール画像D21〜
D23として分割され、ステップS2にて上述したヒス
トグラムの結果に基づいて32階調グレースケールD3
1〜D33に変換される。
結果から32階調グレースケールへ減色する処理につい
て図3を用いて説明する。ステップS2では、まず、2
56階調のヒストグラムを各色ごとに8個の領域に等分
に分割する。この状態がH1に該当する。次に、分割さ
れた領域ごとに、各領域の面積を計算する。この計算
は、次式に基づいて行う。 各領域の面積=各領域の幅×各領域内の各階調の使用頻
度の合計 このようにして各領域の面積を求めたら、その面積比に
より32階調を8個の各領域に割り当てる。
い順に階調を選択し、それ以外の階調はそこからもっと
も近い階調に近似させる。このことにより、減色対象画
像中で頻繁に使われる階調を確保することができる。こ
の状態がH2に該当する。すなわち、RGBの三次元デ
ータについてその成分ごとにヒストグラムを生成し、こ
れを8つの小領域に分割し、優先順位を求め、同優先順
位に基づいて32階調を割り振っている。従って、各成
分ごとに個別に減色処理したことになる。
に基づく総合的な使用頻度を優先して行っており、画像
の劣化は最小限に押さえられる。図2に戻ると、以上の
ようにして作成されたRGB各成分の32階調グレース
ケール画像D31〜D33は、ステップS3にて再び1
枚の画像に合成する。この場合、 32×32×32=32,768(色) という、最大約32,000色の画像となり減色処理は
終了する。
0万色のフルカラー画像を、約32,000色に減色す
る場合について説明したが、原画像の色数、減色後の色
数についての制限はない。また、256階調グレースケ
ール画像を32階調に落とすことで約32,000色の
カラー画像を生成したが、変換後の階調数についても制
限はない。例えば、32階調ではなく、6階調のグレー
スケールにすることで、約32,000色のカラー画像
を 6×6×6=216(色) のカラー画像に減色することも可能である。
を数回繰り返すように構成することもできる。すなわ
ち、最初に256階調グレースケール画像を32階調グ
レースケール画像に変換し、次に、同様の処理を繰り返
して32階調グレースケール画像を8階調グレースケー
ル画像に変換する。これにより、256色のカラー画像
を生成することができる。より具体的には、フローチャ
ートにおいては階調変換をパラメータで指定し、減色処
理部102をネストして呼び出すようにすればよい。
のの、より無理なく、高品質な減色を行うことができ
る。このように、RGBの三次元空間で各成分ごとにヒ
ストグラムを作成するとともに(ステップS1)、ヒス
トグラムを所定階調単位に分割しつつ各領域の面積比で
32階調グレースケールを生成する(ステップS2)の
で、減色処理を一次元で演算することが可能となり、最
後に合成すれば無理なく減色でき、より少ない記憶容量
で高速に減色処理が実現できるとともに、減色対象画像
データに使われている色数、各色の使用頻度に応じた処
理を行うため、高品位な減色処理といえる。
表される色空間を一次元に変換し減色処理を行うことに
より、高速に減色処理を行うことが可能な減色処理装置
を提供することができる。また、記憶資源等の削減も可
能となる。すなわち、高速、高品質で、より少ない記憶
容量で実現可能となる。また、請求項2にかかる発明に
よれば、階調色についての総合的な使用頻度に基づいて
減色処理するため、画像の品質が低下することを防止で
きる。
選択されない階調色を近似色に変換することにより、減
色対象画像中で頻繁に使われる階調色を確保することが
できる。さらに、請求項4にかかる発明によれば、徐々
に使用する階調色を絞り込むため、処理時間は増加する
ものの、より無理なく、高品質な減色を行える。
ロック図である。
に示す図である。
Claims (4)
- 【請求項1】 RGBの三次元空間で表現される減色対
称画像を減色して印刷又は表示の高速化を図る減色処理
装置において、 前記減色対称画像の色データをR,G,Bの各色の次元
に分け、各色の次元単位で個別に減色処理し、この減色
処理の終了後に再び三次元に戻す減色処理部を有する こ
とを特徴とする減色処理装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の減色処理装置におい
て、前記減色処理部は、前記減色対称画像の色データに
使用されている階調色の各々について使用頻度を検出
し、この使用頻度に基づいて前記階調色の中から所定数
の階調色を選択することにより減色処理を行うことを特
徴とする減色処理装置。 - 【請求項3】 請求項2に記載の減色処理装置におい
て、前記減色処理部は、前記減色対称画像の色データに
使用されている階調色のうち、減色処理の結果選択され
なかった階調色を、前記選択された階調色の中の最も近
似する階調色に変換することを特徴とする減色処理装
置。 - 【請求項4】 前記請求項1〜請求項3のいずれかに記
載の減色処理装置において、前記減色処理部は、前記減
色処理を繰り返して所定数の階調色まで減色することを
特徴とする減色処理装置。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP8317980A JP3006522B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 減色処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8317980A JP3006522B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 減色処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10164377A JPH10164377A (ja) | 1998-06-19 |
JP3006522B2 true JP3006522B2 (ja) | 2000-02-07 |
Family
ID=18094149
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8317980A Expired - Fee Related JP3006522B2 (ja) | 1996-11-28 | 1996-11-28 | 減色処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP3006522B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
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---|---|---|---|---|
JP2004310475A (ja) | 2003-04-08 | 2004-11-04 | Hitachi Ltd | 画像処理装置、画像処理を行う携帯電話、および画像処理プログラム |
JP5400756B2 (ja) * | 2010-12-28 | 2014-01-29 | 株式会社日立ハイテクノロジーズ | 荷電粒子線装置及び観察画像生成方法 |
-
1996
- 1996-11-28 JP JP8317980A patent/JP3006522B2/ja not_active Expired - Fee Related
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