JPH10191090A - 色変換テーブルの製造装置及び製造方法並びに記録媒体 - Google Patents
色変換テーブルの製造装置及び製造方法並びに記録媒体Info
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- JPH10191090A JPH10191090A JP9274697A JP27469797A JPH10191090A JP H10191090 A JPH10191090 A JP H10191090A JP 9274697 A JP9274697 A JP 9274697A JP 27469797 A JP27469797 A JP 27469797A JP H10191090 A JPH10191090 A JP H10191090A
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Abstract
はユーザの環境によっては最適なものとは限らなかっ
た。 【解決手段】 画像処理装置を構成するコンピュータ2
1にてインストーラが実行されると、元色変換テーブル
から色変換テーブル21b2bを生成するが、このとき
の格子点増加処理では、ラグランジュの補間公式を利用
した非線形補間演算で格子点を増加させたり、線形補間
で格子点を増加させるなどし、また、その際に固定した
格子点の数であっても良いし環境や入力画像に応じた格
子点の数としてもよく、小さなサイズの元色変換テーブ
ルから適切なサイズの色変換テーブル21b2bを生成
することができる。
Description
間で階調表色データを変換するために変換元の表色空間
での格子点に変換先の表色空間での階調表色データを対
応させた色変換テーブルを生成する色変換テーブルの製
造装置および製造方法並びに色変換装置に関する。
コンピュータ上のカラー画像をカラー印刷するカラー印
刷システムが知られている。
横に並べられた各画素ごとについて赤緑青の三原色
(R,G,B)で階調表示されているが、一般のカラー
印刷装置においてはシアン、マゼンダ、イエローの三色
(C,M,Y)あるいはこれにブラックを加えた(C,
M,Y,K)四色で階調表示のない状態で印刷される。
従って、カラー印刷するためには赤緑青の三原色(R,
G,B)の表示からシアン、マゼンダ、イエローの三色
(C,M,Y)の表示への色変換の作業と、階調表示か
ら階調のない表示への階調変換の作業が必要となる。な
お、色空間自体は一つの空間であるものの、座標の取り
方によって表示が異ならざるをえないため、以下におい
ては、便宜上、座標の取り方に応じた表色空間と呼ぶこ
とにする。
Y)表示への色変換は変換式によって一義的に定まるも
のではなく、それぞれの階調を座標とする色空間につい
て相互に対応関係を求めておき、この対応関係から逐次
変換するのが通常である。ここにおいて、少なくとも変
換元の(R,G,B)表示が各色について256階調で
あったとすれば、約1670万個(256×256×2
56)の要素の色変換テーブルを持たなければならな
い。
べての座標値についての対応関係を用意しておくのでは
なく、適当なとびとびの格子点について対応関係を用意
しておき、補間演算を併用するようにしている。すなわ
ち、(R,G,B)表色空間の中でのある座標の色につ
いて(C,M,Y)表色空間の対応関係を求めるときに
は同座標を取り囲む格子点の対応関係を利用し、線形補
間などの演算を経て同座標の対応関係を求めている。
ンタドライバが備えており、色変換テーブルを含めたプ
リンタドライバ自体は個々のカラー印刷装置に対応して
一つだけが提供されている。従って、色変換テーブルに
ついても、記憶資源との対比から適当に定められた格子
点の数に特定されていた。
テーブルにおいては、プリンタドライバを提供する側が
一般的な記憶資源との対比に基づいて色変換テーブルを
作成しているため、必ずしもユーザの環境によっては最
適なものとは限らないという課題があった。すなわち、
ユーザの環境によってはまだまだ大きいという場合もあ
るし、より大きなサイズとした方が良いという場合もあ
った。
印刷品質にも差が生じるため、一定の大きさの色変換テ
ーブルでは十分ではないという課題もあった。
もので、ユーザの環境などに最適な色変換テーブルを生
成することが可能な色変換テーブルの製造装置および製
造方法の提供を目的とする。
め、請求項1にかかる発明は、異なる表色空間の間で階
調表色データを変換するために変換元の表色空間での格
子点に変換先の表色空間での階調表色データを対応させ
た色変換テーブルを生成する色変換テーブルの製造装置
であって、少数の格子点において変換の対応関係を記憶
する元色変換テーブルと、この元色変換テーブルの格子
点を補間演算によって増加させて変換に利用する色変換
テーブルを生成する補間手段とを具備する構成としてあ
る。
明においては、もともと存在しているのが格子点を少数
とした元色変換テーブルであり、記憶資源をわずかしか
必要としていない。そして、補間手段はこの元色変換テ
ーブルの格子点を補間演算によって増加させて色変換テ
ーブルを生成し、この生成された色変換テーブルを色変
換に利用する。
生成される色変換テーブルと比較して相対的に少なけれ
ばよく、必ずしも極めて少ない数値である必要はない。
特に、三次元の格子点であれば、格子点の多少は3乗で
変化してくる。すなわち、格子点を半分にするだけで色
変換テーブルのサイズは1/8の大きさとなり、少しの
差でも記憶資源に対して大きな効果を与えることにな
る。
することが可能であり、その一例として、請求項2にか
かる発明は、請求項1に記載の色変換テーブルの製造装
置において、上記補間手段は、複数の格子点の対応関係
から非線形補間演算で補間する非線形補間演算手段を具
備する構成としてある。
明においては、補間手段の非線形補間演算手段が複数の
格子点の対応関係から非線形補間演算で格子点を補間す
る。
れる格子点での対応関係が正確に再現されることにな
る。従って、元色変換テーブルの格子点を少なくしても
非常に再現性の良い結果を得ることが可能となる。
ついてはこの補間演算にも関連があり、その一例とし
て、請求項3にかかる発明は、請求項2に記載の色変換
テーブルの製造装置において、上記元色変換テーブル
は、均等な間隔の格子点となった構成としてある。
間隔が均等である必要はないが、不均等な格子間隔であ
るとすると演算式の係数が複雑になってくる。そして、
少なくとも三次元の立方体内で補間演算で格子点を増加
させようとする場合には、各軸方向毎に複数の格子点か
ら中間的な格子点を求めるような作業が必要になり、こ
のような場合に演算式の係数が複雑になってくると補間
演算が煩雑になり、作業が煩わしい。これに対して均等
な格子点間隔である場合には一部の係数などが一定とな
ってループ処理も適用しやすくなるなどの状況が生じ
る。
算によっては均等である方が好ましい場合もあるし、不
均等である方が好ましい場合もあり、補間演算に応じて
適宜変更可能である。
る一例として、請求項4にかかる発明は、請求項1に記
載の色変換テーブルの製造装置において、上記補間手段
は、複数の格子点の対応関係から線形補間演算で補間す
る線形補間演算手段を具備する構成としてある。
いというメリットもあるし、演算に必要な格子点が軸方
向に対して二点であるという性質がある。従って、対応
関係が大きく変化する部分においては格子点を細かくす
ることにより、正確な対応関係を容易に得られるように
なるし、逆に、対応関係がさほど変化しない部分におい
ては格子点を粗くするといったことも容易になる。
必ずしも一定である必要はなく、その一例として、請求
項5にかかる発明は、請求項1〜請求項4に記載の色変
換テーブルの製造装置において、上記補間手段は、補間
で増加させる格子点の数を選択可能とした構成としてあ
る。
ルのサイズが変化するし、補間演算によっては格子点が
色変換での変換精度に影響を与える場合もある。従っ
て、補間で増加させる格子点の数が選択可能であること
により、ユーザの環境に対して最適な格子点の数とする
ことが可能となってくる。
は、請求項5に記載の色変換テーブルの製造装置におい
て、上記補間手段は、増加させる格子点の数を環境に応
じて設定する構成としてある。
ズが変化するし、色変換時のヒット率も変わってくる。
さらには、増加させる格子点の位置によっては補間演算
を容易にさせたりすることにもなる。従って、環境に応
じて総合的に格子点を増加させることにより、最適な色
変換を提供できる。環境に応じて増加する格子点を選択
する方針として、記憶資源が多ければ大きなサイズの色
変換テーブルとすればよいし、格子点が多いほど色変換
精度が高い場合において色変換精度を高くすることを望
むのであれば格子点を多くするようにすればよいし、補
間演算時に2の累乗での乗除算が容易であるようなら
ば、格子点の間隔が2の累乗となるようにすればよい。
にあたり、請求項7にかかる発明は、請求項5に記載の
色変換テーブルの製造装置において、上記補間手段は、
増加させる格子点の数を変換画像の種類に応じて設定す
る構成としてある。
精度が高い場合があり、そのような場合において画像に
よっては色変換精度を高く要求するものもあればさほど
必要としないようなものもある。このため、変換画像の
情報が色変換精度を高く要求するようなものであれば格
子点をできるだけ多くし、色変換精度をさほど要求しな
いようなものであれば格子点をさほど多くしない。この
場合の方針として、例えば、オペレーティングシステム
などから変換画像の種類を知ることができるような場合
に、ファイルの拡張子がビットマップであれば写真など
の色情報の重要度が高いものと判断して格子点をできる
限り多くする一方、ファイルの拡張子がドローデータや
ビジネスグラフを指すような場合には色情報の重要度は
低いものと判断して格子点をさほど増やさないといった
ことが有効である。
して、請求項9にかかる発明は、異なる表色空間の間で
階調表色データを変換するために変換元の表色空間に複
数の格子点を設定し、この格子点に変換先の表色空間で
の階調表色データを対応させた色変換テーブルを生成す
る色変換テーブルの製造方法であって、少数の格子点に
おいて変換の対応関係を記憶する元色変換テーブルの前
記格子点を補間演算によって増加させて変換に利用する
色変換テーブルを生成することを特徴としておる。
ず、その方法としても有効であることに相違はない。
える色変換装置は単独で存在する場合もあるし、ある機
器に組み込まれた状態で利用されることもあるなど、発
明の思想としてはこれに限らず、各種の態様を含むもの
である。従って、ソフトウェアであったりハードウェア
であったりするなど、適宜、変更可能である。
色空間に対して異なる表色空間の階調表色データを変換
するにあたり、少数の格子点において変換の対応関係を
記憶する元色変換テーブルを使用し、格子点を補間演算
によって増加させて色変換テーブルを生成し、この生成
した色変換テーブルを利用して色変換する構成とするこ
ともできる。
に対応した表色空間に対して異なる表色空間の階調表色
データを変換するために、色変換テーブルを参照するこ
とになるが、この際に少数の格子点の元色変換テーブル
から補間して格子点を増し、格子点を増加した色変換テ
ーブルを使用して色変換する。
ソフトウェアとなる場合には、請求項10のように、か
かるソフトウェアを記録した記録媒体上においても当然
に存在し、利用されるといわざるをえない。むろん、そ
の記録媒体は、磁気記録媒体であってもよいし光磁気記
録媒体であってもよいし、今後開発されるいかなる記録
媒体においても全く同様に考えることができる。また、
一次複製品、二次複製品などの複製段階については全く
問う余地無く同等である。その他、ソフトウェアである
場合にインストール作業において上述したような格子点
を増加させる処理を行うことも可能であるし、供給方法
として通信回線を利用して行なう場合でも本発明が利用
されていることにはかわりないし、提供する側はソフト
ウェア提供装置として機能するものであり、同様に本発
明を利用していることに相違ない。
部がハードウェアで実現されている場合においても発明
の思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体
上に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるよう
な形態のものとしてあってもよい。さらには、かかる色
変換テーブル使用することになるカラーファクシミリ機
やカラーコピー機においても適用可能であることはいう
までもない。
イズの元色変換テーブルから格子点を増した色変換テー
ブルを生成するものであるため、色変換をしない状態で
は最低限の記憶資源しか必要としない一方、色変換を行
うときには必要な大きさとなった色変換テーブルとする
ことができ、より融通性の高い色変換テーブルの製造装
置を提供することができる。むろん、必要なときにだけ
展開して不要なときには展開しないようにしても良い
し、記憶資源に余裕があるのであれば展開した状態のま
ま残しておくこともできる。
線形補間演算で格子点を増加させるようにしているた
め、増加された格子点の精度が高くなり、良好な色変換
結果を得ることができる。これは、逆にいえばより格子
点を少なくしても良好な結果を得ることができるという
効果にもなる。
元色変換テーブルの格子点を均等な間隔とすることによ
り非線形補間演算が複雑化しないようにでき、演算時間
などの減少を図ることができる。
演算量の少ない線形補間を利用して簡易に補間演算を行
うことができる。また、線形補間の簡易さを利用すれば
大きな変化部分で格子点を密にすることにより、簡易で
ありながら精度の向上を図ることができるなどのメリッ
トもある。
増加させる格子点の数を選択できるので、ユーザの記憶
資源に合わせて色変換テーブルのサイズを決めるなど、
より柔軟にユーザの環境に適した色変換テーブルを生成
することができるようになる。これはまた、複数のサイ
ズの色変換テーブルを生成することもできるので、必要
に応じて適宜選択して利用するといったことも可能とな
る。
環境に応じた数の格子点を選択するので、ユーザが煩わ
しい設定作業を行わなくても良くなる。
格子点の増加を変換画像に応じて選択するようにしてい
るため、不要に色変換テーブルを大きくしすぎたり、不
十分にしか色変換テーブルを大きくしていないなどとい
った不具合を無くすることができる。
上述したのと同様に、より融通性の高い色変換テーブル
生成することが可能な色変換テーブルの製造方法を提供
することができる。
ば、上述したのと同様に、より融通性の高い色変換テー
ブル生成することが可能な色変換テーブルの製造プログ
ラムを、コンピュータ等で読み取り可能に記録した記録
媒体として提供することができる。
実施形態を説明する。
処理システムをブロック図により示しており、図2は具
体的ハードウェア構成例をブロック図により示してい
る。
画像を撮像するなどして階調表色データを画像処理装置
20へ出力し、同画像処理装置20は所定の画像処理を
行なって画像出力装置30に出力し、同画像出力装置3
0は元のカラー画像を表示する。
はスキャナ11やデジタルスチルカメラ12などが該当
し、画像処理装置20の具体例はコンピュータ21とハ
ードディスク22などからなるコンピュータシステムが
該当し、画像出力装置30の具体例はプリンタ31やデ
ィスプレイ32等が該当する。また、本発明をコンピュ
ータ等に実施させるプログラムを記録可能な記録媒体
は、ドライブ装置23によってコンピュータに読み込ま
れるCD−ROM24等の記録媒体が相当する。
階調表色データとして例えばRGB(緑、青、赤)の階
調データを出力するものとするとともに、画像出力装置
30としてのプリンタ31は階調表色データとしてCM
Y(シアン、マゼンダ、イエロー)の二値データを入力
として必要とするものとすると、画像処理装置20とし
てのこのコンピュータ21の具体的役割は、RGBの階
調データをCMYの二値データに変換することである。
また、ディスプレイ32がRGBの階調データを入力す
るものとしても、スキャナ11とディスプレイ32では
色特性が異なるのが通常であり、コンピュータ21はR
GBの階調データをRGBの階調データに変換する処理
を行なうことになる。デジタルスチルカメラ12につい
てもほぼ同様のことがいえる。
処理を図3に示している。図に示すように、コンピュー
タ21内ではオペレーティングシステム21aが稼働し
ており、プリンタ31やディスプレイ32に対応したプ
リンタドライバ21bやビデオドライバ21cが組み込
まれている。一方、アプリケーション21dはオペレー
ティングシステム21aにて処理の実行を制御され、必
要に応じてプリンタドライバ21bやビデオドライバ2
1cと連携して所定の処理を実行する。
用データはオペレーティングシステム21aを介してプ
リンタドライバ21bに入力され、当該プリンタドライ
バ21bはプリンタ31が要求するフォーマットの画像
データに変換する。この変換が上述したRGBの階調デ
ータをCMYの二値データに変換する処理に該当する。
ここにおいて、同プリンタドライバ21bは、アプリケ
ーション21dが所定の画面単位で生成する画像データ
からプリンタ31における印刷ヘッドの走査範囲を切り
出すラスタライザ21b1と、この走査範囲の各画素に
ついて色変換テーブルを参照してRGBの階調データを
CMYの階調データに変換する色変換部21b2と、C
MYの階調データを二値データに階調変換する階調変換
部21b3とから構成されている。なお、アプリケーシ
ョン21dが生成する表示画像データについてはビデオ
ドライバ21cが所定の画面用メモリに書き込み、ハー
ドウェア回路を介してディスプレイ32にて表示させて
いる。
呼ばれ、色変換の演算処理を実行する色変換用ソフトウ
ェア21b2aと色変換テーブル21b2bとから構成
されている。色変換テーブル21b2bは異なる表色空
間の間で階調表色データを変換するために変換元の表色
空間での格子点に変換先の表色空間での階調表色データ
を対応させたものであり、より具体的には図4に示すよ
うな三次元のRGB階調データを座標値としてCMY階
調データを読み出すための三次元ルックアップテーブル
である。そして、色変換用ソフトウェア21b2aは各
画素のRGB階調データを座標値としてCMY階調デー
タを読み出す処理を行う。
ドライバ21bは、図5に示すインストールプログラム
によってハードディスク22上に展開される。このイン
ストーラは、機器チェックを行なうステップS110
と、上記色変換用ソフトウェア21b2aを含むドライ
バ用ソフトウェアをハードディスク22上に展開するス
テップS120と、所定の補間演算によって小サイズの
元色変換テーブル21b2cから所定のサイズの色変換
テーブル21b2bを生成するステップS130とから
構成されている。
色変換テーブル21b2cから所定のサイズの色変換テ
ーブル21b2bを生成するステップS130こそが本
発明における色変換テーブルの製造装置を構成し、その
手順が色変換テーブルの製造方法を構成している。この
具体的手法については後述するとして、本実施形態にお
いては、プリンタドライバ21bのインストーラとして
具現化されているものの、その機能として小サイズの元
色変換テーブル21b2cから所定のサイズの色変換テ
ーブル21b2bを生成するものであればよい。従っ
て、色変換テーブルを単独で生成するソフトウェアであ
ってもよいし、あるいはワイヤーロジックからなるハー
ドウェアなどで構成することも可能である。また、後述
するように色変換用ソフトウェア21b2aが必要に応
じて色変換テーブル21b2bを生成するよう構成する
ことも可能である。
る。
間演算を採用する場合について説明する。
…,n−1)が与えられればYi=P(Xi)(i=
0,1,…,n−1)を満たすn−1次の多項式
も等しくないとする。この多項式を表す閉じた式
間公式である。なお、右辺のΠ以下については((X−
Xj )/(Xi−Xj))をj=i以外の全てのjについ
て掛け合わせたものを意味する。この補間演算の具体的
な実行方法をC言語で示したコーディングリストを図6
に示している。
7に示すような実際には各軸方向に五つの格子座標しか
持たない小サイズの元色変換テーブル21b2cを使用
して各格子座標間に新たな三つの格子座標を増加して格
子座標間を四分することは可能である。この場合の格子
座標間隔は「64」階調に相当し、元色変換テーブル2
1b2cの各格子座標に格子番号「0」〜「4」を付す
ものとする。また、新たに格子座標間を四分することに
より色変換テーブル21b2bでは格子番号「0」〜
「16」となり、格子座標間隔は「16」階調になる。
なお、本来「256」階調としてこのように均等に分配
する格子点を設けるのは不可能であり、計算上は「0」
〜「256」というような(実際の階調数+1)の格子
番号を想定しておき、計算の最後で最後の格子番号(例
えば256)を現実の階調の範囲の最後の格子番号(2
55に相当)に移行させることによって計算を簡易にす
る。
ルプログラム内での記憶フォーマットについて概略を触
れておくと、図8の上段に示すように、RGBの各成分
を座標値としてそれぞれCMYの三色のデータを対応す
べく、要素数が(5,5,5,3)の配列となってお
り、ファイルの先頭からベタで書き込まれている。従っ
て、元色変換テーブル21b2cの対応データを参照す
るためにはR軸とG軸とB軸とのそれぞれに対応した格
子番号ポインタPr,Pg,Pbを設定し、ファイルの
先頭から(Pr×5×5×3+Pg×5×3+Pb×
3)をオフセットアドレスとしてシアン(C)は「1」
バイト目、マゼンダ(M)は「2」バイト目、イエロー
(Y)は「3」バイト目を読み出すことになる。
過ぎず、例えば、シアンについて全座標分だけ並べ、マ
ゼンダ、イエローについて、順次、全座標分だけ並べて
いくなどの配置でも構わない。あるいは、ファイル圧縮
した状態で保存してあっても良い。ただし、配列として
ベタで書き込まれている場合には、後述するようにポイ
ンタ値で読み出しアドレスを演算でき、読み出す際の規
則性を自由に設定できる。
ォーマットを図8の下段に示している、上述したように
元色変換テーブル21b2cの各格子点間を四分して新
たに三つの格子座標を形成するものであるため、要素数
が(17,17,17,3)の配列となっており、ファ
イルの先頭からベタで書き込むようにしている。従っ
て、この色変換テーブル21b2bの対応データを参照
するためには先程と同様の格子番号ポインタPr,P
g,Pbを設定すると、ファイルの先頭から(Pr×1
7×17×3+Pg×17×3+Pb×3)をオフセッ
トアドレスとしてシアン(C)は「1」バイト目、マゼ
ンダ(M)は「2」バイト目、イエロー(Y)は「3」
バイト目を読み出すことになる。
する処理を図9のフローチャートに示している。この処
理では、図8に示すように元色変換テーブル21b2c
と色変換テーブル21b2bとで一致する格子点が存在
するので、ステップS210にて格子点データを移転さ
せる作業を行いつつ、格子点の間に空白のデータを挿入
してハードディスク22上にファイルの形として展開す
る。この後、ステップS220にて色変換テーブル21
b2bの全格子点について対応データを埋めるべく、各
軸の格子番号についてネストしたループ処理を実行す
る。格子番号は「0」〜「16」であるので、R軸、G
軸、B軸についてポインターに「0」〜「16」を設定
して処理を繰り返す。最も内側のループ内ではR軸、G
軸、B軸のポインターで示される格子点が元色変換テー
ブル21b2cから移行した格子点に一致するか否かを
判断し、一致しなければ補間演算で格子点の対応データ
を算出する処理を実行する。しかし、一致するのであれ
ば既に対応データがあるので補間演算の処理をスキップ
する。
に示している。まず、フローを説明する前に図11にて
図示した非線形演算の概念を説明する。
点の対応データに基づいて適用しようとした場合、図1
1に示すP点(Rp,Gp,Bp)の補間演算を行なう
こととしても、必ずしも四つの格子点を通過するかどう
かは不明である。従って、P点が位置する前後で各軸方
向に四つの格子点からなる立方体を想定し、この立方体
内で各軸方向ごとに順に補間演算を実行することによ
り、P点の演算に必要な四つの点の対応データを算出し
ていくことにする。ここにおいて、各軸毎の格子座標を
{R1, R2, R3, R4}{G1, G2, G3, G4}{B1, B2, B3,
B4}と設定しておく。
方向に平行な直線を想定すると、この直線は、G軸の格
子座標を通過することになる四つのRB平面を貫通する
ことになる。この各交点は同図にて○点で示しており、
その座標は(Rp,G4,Bp)、(Rp,G3,B
p)、(Rp,G2,Bp)、(Rp,G1,Bp)で
ある。この交点自体の対応データは不明であるため、そ
れぞれの交点と交わるRB平面上でB軸に平行な直線を
想定する。この直線はB軸の格子座標を通過することに
なる四つのRG平面を貫通する。四つの直線のうちG軸
の座標が「G1」である点に注目し、各交点を同図にて
●点で示している。その座標は(Rp,G1,B1)、
(Rp,G1,B2)、(Rp,G1,B3)、(R
p,G1,B4)であり、まだ対応データは不明であ
る。しかしながら、これらの交点を通過するR軸に平行
な直線を想定すると、今度は全て格子点を通過する。す
なわち、交点(Rp,G1,B1)を通過する直線は
(R1,G1,B1)、(R2,G1,B1)、(R
3,G1,B1)、(R4,G1,B1)を通過する。
1,G1,B1)、(R2,G1,B1)、(R3,G
1,B1)、(R4,G1,B1)から一つの●点の対
応データを得ることができることになり、同様にして四
つの●点の対応データを得たときには一つの○点の対応
データを得ることができる。これを繰り返せば四つの○
点の対応データを得ることができ、そうなれば△点の対
応データを算出できるようになる。
示しており、一番内側のネストではi=1〜4とした四
つの格子点の対応データD(Ri,Gj,Bk)を利用
し、R軸方向での成分値Rpでの対応データf(j)
(●点の対応データ)を算出している。j=1〜4とし
て四つのf(j)が得られれば、一つ上のネスト内では
これを利用してB軸方向での成分値Bpでの対応データ
g(k)(○点の対応データ)を算出する。そして、k
=1〜4として四つのg(k)が得られれば、一番上の
ネスト内ではこれを利用してh(△点の対応データ)が
算出できる。
テップS310では所属格子グループの特定を実行す
る。図11及び図12に示すように各軸方向に四つの格
子点を固定して演算を実行すると容易であるため、演算
のルーチンをこの立方体の座標値を利用して実行できる
サブルーチン化している。従って、格子点を補間する演
算を実行する前に当該格子点を含むような各軸方向に四
つの格子点からなる立方体を特定する。そして、ステッ
プS320ではこの立方体の格子点における対応データ
を同ワークエリアへ移動させる。
されるため、続くステップS330では図12に示すネ
スト処理で非線形演算を実行する。なお、ワークエリア
へ移動させる際には各軸方向へのオフセットが生じるた
め、移動させる際にオフセット量を保存し、増加する格
子点についてもその座標値に同オフセット量を考慮した
座標値(Rp,Gp,Bp)で計算する。なお、図12
においては三次元での補間に対応して三段階のネストの
処理となっているが、さらに高次元での補間に対応して
ネスト処理することも可能である。
cの格子点以外の格子点で非線形演算を施していくこと
により、各軸のループ処理を終了したときに完全な色変
換テーブル21b2bを得ることができる。
の具体的な処理としてラグランジュの補間公式を利用し
ているが、他の演算を利用することも可能であり、例え
ば、スプライン(spline)補間も可能である。ス
プライン補間は導関数まで連続性を有する利用ができ、
この意味で導関数の連続性が問題となる場合に備えた硬
めの補間である。ただし、計算は複雑とならざるを得
ず、このスプライン補間演算の具体的な実行方法をC言
語で示したコーディングリストを図13に示している。
ル(Neville)補間であったり、ニュートン(N
ewton)補間などを利用可能である。これらの場合
は、数値的にも計算が楽になる。
を一定としている。これにより、特定の立方体をワーク
エリアとして対応データを移動させてしまい、演算を分
かりやすく実行することができるようになる。しかしな
がら、必ずしも格子間隔が一定でなければならないわけ
ではなく、格子間隔などを加味した係数などを利用して
実行することも可能である。
テップS220の補間演算処理で図10〜図12に示す
非線形補間を利用しているが、図14〜図19に示すよ
うに線形補間を利用することも可能である。
置を白丸で示すとともに、格子点を増加した後の格子点
位置を黒丸で示しており、演算の簡易のため、格子間隔
を半分にする位置に新たな格子点を設けている。従っ
て、図に示す当初の格子番号は括弧書きのような丁度二
倍の格子番号となる。なお、当初の格子点の数を仮に
「i」として説明する。また、図15は線形補間の処理
を実行するCPUの手順をフローチャートにより示して
おり、図16は最初の対応データの移動の状況を示して
おり、図17は補間される格子点を示しており、図18
は補間演算の状況を示している。
するものとすると、補間前の格子点の格子座標は図14
の括弧書きに示すように自動的に(0,2,4,6,8
…)となり、その間を補間することになる。図15に示
すフローチャートに戻ると、まず、CPUはステップS
410にて既にテーブル内にある格子点データを新たな
テーブルの所定位置に移行する処理を行う。例えば、図
16に示すように、格子座標(0,0,0)の対応デー
タは新たなテーブルの格子座標(0,0,0)の対応デ
ータとして、格子座標(0,0,1)の対応データは新
たなテーブルの格子座標(0,0,2)の対応データと
して、格子座標(0,0,2)の対応データは新たなテ
ーブルの格子座標(0,0,4)の対応データとしてと
いうようにして移行していく。
八つの格子点からなる格子立法体内の位置によって演算
が異なる。すなわち、辺上に存在する格子点の場合は両
側の二点の格子点から補間されるし、面上に存在する格
子点の場合は周辺の四つの格子点から補間されるし、中
心に存在するものの場合は八つの格子点から補間され
る。
ップS420では格子辺上で格子点を生成する処理を実
行する。CPUの演算処理では各軸毎にパラメータを与
えてネストしたループで処理を行うため、図中において
もブロックを入れ子状に表示している。
「4」、「6」、「8」…と与え、R軸方向についてい
えば格子座標(1,0,0)の対応データを格子座標
(0,0,0),(2,0,0)のデータから生成す
る。即ち、図18に示すように、格子座標(0,0,
0)の対応データX1と格子座標(2,0,0)の対応
データX2とを足し、その結果X3を「2」で割ったも
のX4となる。ここにおいて「2」の除算は二進数デー
タにおいて1ビットの右シフトに対応し、極めて容易に
実行できる。むろん、最初に1ビットの右シフトを実行
しておいてから足しても良く、この場合は演算過程での
オーバーフローを防止できる。以下、このパラメータの
全組合せから格子辺上の格子点を生成する。
生成する処理を実行する。この場合もネストしたループ
で処理を行うため、各軸のパラメータとして「0」、
「2」、「4」、「6」、「8」と与え、RG面と平行
な面についていえば格子座標(1,1,0)の対応デー
タを格子座標(0,0,0),(0,2,0),(2,
0,0),(2,2,0)のデータから生成する。この
場合は四つの格子点の平均値を取ることになり、四つの
データを足してから「4」で割ればよい。なお、「4」
の除算は二進数データにおいて2ビットの右シフトに対
応し、極めて容易に実行でき、以下、このパラメータの
全組合せから格子面上の格子点は生成される。
子点を生成する処理を実行する。この場合は、各軸のパ
ラメータとして「1」、「3」、「5」、「7」…と与
え、格子座標(1,1,1)の対応データは周縁の八つ
の格子座標(0,0,0),(0,0,2),(0,
2,0),(0,2,2),(2,0,0),(2,
0,2),(2,2,0),(2,2,2)の対応デー
タから生成する。この場合は八つの格子点の平均値を取
ることになり、オーバーフローしないように3ビットの
右シフトを実行してから足し合わせればよい。以下、こ
のパラメータの全組合せから全中心点の格子点が生成さ
れる。
間が終了する。本実施形態においては格子間隔を半分に
するように格子点を増加させているが、この例に限ら
ず、必要に応じて適宜増減可能であり、記憶資源の許容
範囲内で格子点を増加させればよい。
格子間隔が一定となっているが、線形補間においては格
子間隔を適宜変えたとしても演算の基本は両側の二点の
対応データにしか過ぎないため、格子間隔を変えたとし
ても演算は容易である。従って、対応データの変化カー
ブが大きい部分では格子間隔を細かくすることにより、
演算容易のまま補間精度を向上させることができる。
いても、増加させる格子点を必ずしも一定とする必要は
なく、必要に応じて変化させることも可能である。
19のフローチャートには、システムの機器構成に応じ
てテーブル生成するシステム対応格子点増加処理を示し
ている。
力を表すCPUの種類の入力を行ない、ステップS52
0にて同様に演算速度を表すクロックの入力を行い、ス
テップS530にて演算能力や演算速度に影響するメモ
リ容量の入力を行い、ステップS540にて生成先のハ
ードディスクの残り容量を入力する。
定されているシステム対応テーブルをステップS550
にて参照し、最も適切な格子点の数を読み出す。格子点
の数を得られたらステップS560にて格子点増加処理
を行う。このシステム対応テーブルに記憶されている格
子点の数は、一般的な傾向として、演算能力や演算速度
が速ければ格子の間隔が大きくなり、ハードディスクの
残り容量が多ければ格子の間隔は小さくなるといったよ
うに設定しておけばよい。むろん、機器構成の入力要素
はこれらに限るものではないし、その軽重も一定ではな
い。例えば、ハードディスクの残り容量が多い場合、キ
ャッシュとの兼ね合いもあるもののフルサイズのテーブ
ルを作成することも不可能ではない。
る対象が写真などのビットマップ系のデータが多いかあ
るいはドローデータ系のデータが多いかをステップS5
40とステップS550との間で問い合わせるようにし
ても良い。そして、ビットマップ系のデータが多いなら
ば、写真などの色再現性に重きを置かれている環境を想
定して格子点の数を大きくすれば良いし、ドローデータ
系のデータが多いならばビジネスグラフなどの色再現性
があまり重要でない環境を想定して格子点の数を小さく
すれば良い。
処理を行って色変換テーブル21b2bを生成するよう
にしているが、印刷時に必要なサイズの色変換テーブル
21b2bをコンピュータ21のRAM等の高速アクセ
ス可能な記憶部に生成するようにしてもよい。通常時は
小さな元色変換テーブル21b2cをハードディスクに
格納しておき、印刷実行時に必要なサイズの色変換テー
ブル21b2bを高速アクセス可能なRAM上に作るメ
リットは非常に大きい。むろんこの場案もハードディス
クの場合と同様に、RAMでの利用可能な残り容量や、
出力する画像データの量、望まれる出力品質等を参酌し
ながら格子の間隔を設定して展開するサイズを決めれば
よい。
dが印刷する場合にはオペレーティングシステム21a
を介してプリンタドライバ21bが起動されるが、この
ときにファイルタイプがプリンタドライバ21bに渡さ
れる。プリンタドライバ21bではこの時のファイルタ
イプ(例えば、bmpなど)からビットマップ系である
のかドローデータ系であるのかを判断し、それに対応し
た格子点の数を設定して色変換テーブル21b2bを生
成する。この格子点の数の大きさについては上述したイ
ンストーラによる場合と同様の傾向で設定すればよい。
むろん、入力データの種類を判別する方法としてはこの
ようなファイルタイプだけに限らず、実際の入力データ
の色数が多いか少ないかなどによって判断しても良い
し、オペレーティングシステムがオブジェクトの種類を
判別してプリンタドライバに通知するようにしても良
い。
コンピュータ21にてインストーラが実行されると、ス
テップS130で元色変換テーブル21b2cから色変
換テーブル21b2bを生成するが、このときの格子点
増加処理では、ステップS430におけるラグランジュ
の補間公式を利用した非線形補間演算で格子点を増加さ
せたり、線形補間で格子点を増加させるなどし、また、
その際に固定した格子点の数であっても良いし環境や入
力画像に応じた格子点の数としてもよく、小さなサイズ
の元色変換テーブル21b2cから適切なサイズの色変
換テーブル21b2bを生成することができる。
製造装置を適用した画像処理システムのブロック図であ
る。
例のブロック図である。
ク図である。
ある。
る。
グした図である。
構成を示す図である。
ある。
る。
合の手順を示す概念図である。
ートである。
した図である。
図である。
ーチャートである。
ル構成を示す図である。
ある。
明図である。
ローチャートである。
Claims (10)
- 【請求項1】 異なる表色空間の間で階調表色データを
変換するために変換元の表色空間に複数の格子点を設定
し、この格子点に変換先の表色空間での階調表色データ
を対応させた色変換テーブルを生成する色変換テーブル
の製造装置であって、 少数の格子点において変換の対応関係を記憶する元色変
換テーブルと、 この元色変換テーブルの格子点を補間演算によって増加
させて変換に利用する色変換テーブルを生成する補間手
段とを具備することを特徴とする色変換テーブルの製造
装置。 - 【請求項2】 上記請求項1に記載の色変換テーブルの
製造装置において、上記補間手段は、複数の格子点の対
応関係から非線形補間演算で補間する非線形補間演算手
段を具備することを特徴とする色変換テーブルの製造装
置。 - 【請求項3】 上記請求項2に記載の色変換テーブルの
製造装置において、上記元色変換テーブルは、均等な間
隔の格子点となっていることを特徴とする色変換テーブ
ルの製造装置。 - 【請求項4】 上記請求項1に記載の色変換テーブルの
製造装置において、上記補間手段は、複数の格子点の対
応関係から線形補間演算で補間する線形補間演算手段を
具備することを特徴とする色変換テーブルの製造装置。 - 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4に記載の色変換
テーブルの製造装置において、上記補間手段は、補間で
増加させる格子点の数を選択可能としていることを特徴
とする色変換テーブルの製造装置。 - 【請求項6】 上記請求項5に記載の色変換テーブルの
製造装置において、上記補間手段は、増加させる格子点
の数を環境に応じて設定することを特徴とする色変換テ
ーブルの製造装置。 - 【請求項7】 上記請求項5に記載の色変換テーブルの
製造装置において、上記補間手段は、増加させる格子点
の数を変換画像の種類に応じて設定することを特徴とす
る色変換テーブルの製造装置。 - 【請求項8】 上記請求項1に記載の色変換テーブルの
製造装置において、上記色変換テーブルはコンピュータ
にて参照するとともに、通常時は同コンピュータの補助
記憶装置に上記元色変換テーブルを記憶するとともに、
同色変換テーブルの参照実行時に上記コンピュータの主
記憶領域に展開することを特徴とする色変換テーブルの
製造装置。 - 【請求項9】 異なる表色空間の間で階調表色データを
変換するために変換元の表色空間に複数の格子点を設定
し、この格子点に変換先の表色空間での階調表色データ
を対応させた色変換テーブルを生成する色変換テーブル
の製造方法であって、 少数の格子点において変換の対応関係を記憶する元色変
換テーブルの前記格子点を補間演算によって増加させて
変換に利用する色変換テーブルを生成することを特徴と
する色変換テーブルの製造方法。 - 【請求項10】 異なる表色空間の間で階調表色データ
を変換するために変換元の表色空間に複数の格子点を設
定し、この格子点に変換先の表色空間での階調表色デー
タを対応させた色変換テーブルをコンピュータにて生成
する色変換テーブル作成プログラムを記録した記録媒体
であって、 少数の格子点において変換の対応関係を記憶する元色変
換テーブルの前記格子点を補間演算によって増加させて
変換に利用する色変換テーブルを生成することを特徴と
する記録媒体。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP8-282726 | 1996-10-24 | ||
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JP2005168249A Division JP3962930B2 (ja) | 1996-10-24 | 2005-06-08 | 印刷制御装置及び印刷制御方法並びに印刷制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
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-
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