JPH10173951A - 色変換テーブルの製造装置および製造方法並びに記録媒体 - Google Patents

色変換テーブルの製造装置および製造方法並びに記録媒体

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JPH10173951A
JPH10173951A JP9270697A JP27069797A JPH10173951A JP H10173951 A JPH10173951 A JP H10173951A JP 9270697 A JP9270697 A JP 9270697A JP 27069797 A JP27069797 A JP 27069797A JP H10173951 A JPH10173951 A JP H10173951A
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JP9270697A
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Kenji Fukazawa
賢二 深沢
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 プリンタドライバを提供する側が一般的な記
憶資源との対比に基づいて色変換テーブルを作成してい
るため、必ずしもユーザの環境によっては最適なものと
は限らなかった。 【解決手段】 インストーラのステップS130にてC
D−ROMなどに記憶されたフルサイズの色変換テーブ
ルから、ステップS220,320,420で示される
ような均等間引き、軽重間引き、および格子点指定間引
きなどの所定の規則に従った間引き処理を施して小サイ
ズのテーブルを生成するようにしたため、ユーザごとに
異なる環境にも関わらず、一定の格子間隔の色変換テー
ブルを使用しなければならないのではなく、適切な格子
間隔とした色変換テーブル提供することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、異なる表色空間の
間で階調表色データを変換するために変換元の表色空間
での格子点に変換先の表色空間での階調表色データを対
応させた色変換テーブルを生成する色変換テーブルの製
造装置と製造方法並びに記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の色変換テーブルとして、
コンピュータ上のカラー画像をカラー印刷するカラー印
刷システムが知られている。
【0003】コンピュータの内部では、カラー画像は縦
横に並べられた各画素ごとについて赤緑青の三原色
(R,G,B)で階調表示されているが、一般のカラー
印刷装置においてはシアン、マゼンタ、イエローの三色
(C,M,Y)あるいはこれにブラックを加えた(C,
M,Y,K)四色で階調表示のない状態で印刷される。
従って、カラー印刷するためには赤緑青の三原色(R,
G,B)の表示からシアン、マゼンタ、イエローの三色
(C,M,Y)の表示への色変換の作業と、階調表示か
ら階調のない表示への階調変換の作業が必要となる。な
お、色空間自体は一つの空間であるものの、座標の取り
方によって表示が異ならざるをえないため、以下におい
ては、便宜上、座標の取り方に応じた表色空間と呼ぶこ
とにする。
【0004】この(R,G,B)表示から(C,M,
Y)表示への色変換は変換式によって一義的に定まるも
のではなく、それぞれの階調を座標とする色空間につい
て相互に対応関係を求めておき、この対応関係から逐次
変換するのが通常である。ここにおいて、少なくとも変
換元の(R,G,B)表示が各色について256階調で
あったとすれば、約1670万個(256×256×2
56)の要素の色変換テーブルを持たなければならな
い。
【0005】効率的な記憶資源の利用を考えた結果、す
べての座標値についての対応関係を用意しておくのでは
なく、適当なとびとびの格子点について対応関係を用意
しておき、補間演算を併用するようにしている。すなわ
ち、(R,G,B)表色空間の中でのある座標の色につ
いて(C,M,Y)表色空間の対応関係を求めるときに
は同座標を取り囲む格子点の対応関係を利用し、線形補
間などの演算を経て同座標の対応関係を求めている。
【0006】このような色変換テーブルは、一般にプリ
ンタドライバが備えており、色変換テーブルを含めたプ
リンタドライバ自体は個々のカラー印刷装置に対応して
一つだけが提供されている。従って、色変換テーブルに
ついても、記憶資源との対比から適当に定められた格子
点の数に特定されていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の色変換
テーブルの製造装置においては、プリンタドライバを提
供する側が一般的な記憶資源との対比に基づいて色変換
テーブルを作成しているため、必ずしもユーザの環境に
よっては最適なものとは限らないという課題があった。
【0008】本発明は、上記課題にかんがみてなされた
もので、ユーザの環境などに応じた最も適切な色変換テ
ーブルを生成することが可能な色変換テーブルの製造装
置および製造方法の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1にかかる発明は、異なる表色空間の間で階
調表色データを変換するために変換元の表色空間での格
子点に変換先の表色空間での階調表色データを対応させ
た色変換テーブルを生成する色変換テーブルの製造装置
であって、変換元の階調表色データの全データについて
変換先の表色空間での階調表色データを対応させたフル
サイズテーブルと、所定の規則に基づいて同フルサイズ
テーブルから間引いた小サイズのテーブルを生成する間
引き手段とを具備する構成としてある。
【0010】上記のように構成した請求項1にかかる発
明においては、変換元の階調表色データの全データにつ
いて変換先の表色空間での階調表色データを対応させた
フルサイズテーブルを備えており、間引き手段が所定の
規則に基づいて同フルサイズテーブルから間引いた小サ
イズのテーブルを生成する。
【0011】従って、各種の規則を与えることにより、
ユーザの環境などに応じた最適なサイズのテーブルを生
成する。
【0012】ここにおいて、色変換テーブルは異なる表
色空間の間で階調表色データを変換するものであり、基
本的には変換元の表色空間での格子点と、その変換先の
表色空間での階調表色データを対応させたものである。
従って、必ずしも格子点は立方体を形成する必要はな
く、座標軸に関してどのような配置のものでも構わな
い。また、その構成はRAM上に展開されるソフトウェ
アでの配列として存在するものでも良いし、RAMに展
開された状態で所定のアドレス信号を供給してハードウ
ェア的に読みとるように存在しているものでも構わな
い。
【0013】一方、かかる色変換テーブルを生成する具
体的な手段は各種の形態が可能であり、このようなテー
ブルを専用に生成するハードウェアで構成していても構
わないし、ソフトウェアのインストーラなどのようにソ
フトウェアの処理でテーブルを生成するものであっても
構わない。さらに、インストーラ内に含まれ、別の処理
を並行して行いつつテーブルの生成を行うようにするこ
とも可能である。むろん、ハードウェア的資源からソフ
トウェア的テーブルを生成したり、ソフトウェア的資源
からハードウェア的テーブルを生成するようなものでも
よい。ソフトウェア的テーブルは、例えば、磁気記録デ
ィスク上などに生成することができる。
【0014】本発明におけるフルサイズテーブルは、必
ずしも完全なるフルサイズに限定される必要はなく、十
分に格子点の間隔を狭めた大きなテーブルから間引きを
行うことによって小さなサイズのテーブルを生成するも
のであればよい。この場合、元のフルサイズのテーブル
では備えていなかった格子点について間引いたサイズの
テーブルで使用したい場合には補間して増すことも可能
である。
【0015】むろん、完全なるフルサイズといっても、
階調によってそのサイズ自体も増減する。従って、階調
によって元のサイズのテーブルを選択し、さらに所定の
規則に応じて小さなサイズのテーブルへと間引きを行う
ようにしても良い。さらには、フルサイズテーブルはい
わゆる圧縮技術によって圧縮されたものであっても良い
し、データが共通するものにおいて他のデータを参照す
るといったものであっても構わない。すなわち、現実の
格子点毎に必ずしもデータを備える必要はなく、少なく
とも現実の格子点からそれに対応するデータを参照でき
るようになっていればよい。
【0016】間引きを行う規則は、各種の方法が可能で
あり、その一例として、請求項2にかかる発明は、請求
項1に記載の色変換テーブルの製造装置において、上記
間引き手段は、均等な間隔の格子点となるように間引く
構成としてある。
【0017】間引く方法で最も処理時間を短縮できるの
は均等な間隔といえる。各軸とも共通の間隔で間引くの
でも良いし、軸毎に間引く間隔を変えても構わない。変
換元の表色空間においてある軸の特性として変換先での
変化が少ないようであれば、その軸については間隔を開
いておくといったことが可能である。
【0018】また、他の一例として、請求項3にかかる
発明は、請求項1に記載の色変換テーブルの製造装置に
おいて、上記間引き手段は、間引く間隔に軽重を付けて
行う構成としてある。
【0019】格子点で囲まれた座標位置については補間
演算で求めることになるが、ここにおいて演算量が少な
くて済むのは線形補間といえる。一方、濃度の関係、各
色の特性、明るさの特性などによっては大きく離れた格
子点からの線形補間では本来の変換結果と大きくずれて
しまうことにもなりかねないし、逆に、線形補間で十分
に正確な変換結果を得られる場合もある。従って、その
ような範囲についての情報を元に間引く間隔に軽重を付
ければよい。例えば、低濃度側では間隔を密とした格子
点とし、高濃度側では間隔を疎にするといった具合であ
る。
【0020】さらに、他の一例として、請求項4にかか
る発明は、請求項1に記載の色変換テーブルの製造装置
において、上記間引き手段は、生成すべき格子点の情報
を入力し、入力された情報に基づいて格子点を生成する
構成としてある。
【0021】どのような格子点の生成が最も好ましいの
かは一概に言い切れないことが多い。このような場合に
一定の規則を設けておいて拘束されてしまうのは必ずし
も良好な策とはいえない。従って、生成すべき格子点の
情報を個別に入力できるようにして小さなサイズのテー
ブルを生成する。
【0022】入力する情報は、ユーザの側で手入力する
場合に限らず、設定ファイルとして供給されたりしても
よい。設定ファイルはパレット情報の提供のように各種
の通信を利用して配布したりしても良い。むろん、IC
パッケージなどのハードウェアの一つとして提供されて
も良い。
【0023】また、別の観点の一例として、請求項5に
かかる発明は、請求項1〜請求項4に記載の色変換テー
ブルの製造装置において、上記間引き手段は、生成する
小サイズのテーブルのサイズ内で間引く構成としてあ
る。
【0024】これまでは、生成先の状況よりも生成する
側の都合による間引きの規則の例を説明したが、この例
では生成するテーブルのサイズ、例えば、128キロバ
イトであるとか1メガバイトであるといったサイズから
間引く間隔を逆算する。むろん、そのサイズの範囲内で
均等に間引いたり、間隔に軽重を付けたり、格子点の情
報に基づいて格子点を生成するといったことが可能であ
る。サイズの指定として、必ずしも容量だけに限る必要
はなく、例えば、補間演算の許容される演算時間をパラ
メータとして与えるというように、間接的にサイズを指
定するようにしても良い。
【0025】同様の一例として、請求項6にかかる発明
は、請求項1〜請求項5に記載の色変換テーブルの製造
装置において、上記間引き手段は、上記色変換テーブル
を利用するシステムの機器構成に応じて間引きを行う構
成としてある。
【0026】システムの機器の構成次第で、記憶資源が
大きい場合には大きなテーブルを形成しても良いとか、
演算能力が高い場合には格子点の間隔が異なっていて演
算量が多くても構わないであるとか、各種の条件が発生
してくる。従って、このようなシステムの機器の構成に
よって間引く規則を総合的に選択してテーブルを生成す
るようにしている。
【0027】一方、このようなハードウェア環境などに
応じて間引きを行う以外に、その用途に応じて間引きを
変えることも可能であり、その一例として、請求項7に
かかる発明は、請求項1〜請求項6に記載の色変換テー
ブルの製造装置において、上記間引き手段は、変換する
入力データの種類に応じた間引きを行う構成としてあ
る。
【0028】例えば、写真などの画像データの場合はで
きる限り色再現性を重要視する必要があり、色変換テー
ブルサイズが大きくなることは許容できるし、一方でビ
ジネスグラフのような場合は色の再現性にはさほどこだ
わっていないことが多く、そのようなようとが多い場合
に色変換テーブルのサイズが大きいのは無駄であると言
わざるを得ない。
【0029】従って、かかる入力データの種類に応じて
間引きを変えればよりユーザの環境に柔軟に対応した色
変換テーブルを製造することが可能となる。一般に、そ
の傾向としては、ファイル単位で見ればビットマップな
ら写真のような画像であって色再現性が必要となり、間
引き率を小さくした設定が好ましいし、ドローデータな
らビジネスグラフのような色再現性を必要としないよう
なことが多く、間引き率を大きくした設定とすればよ
い。このような場合はファイルの拡張子などに応じてプ
リンタドライバが逐次間引いて色変換テーブルを生成す
るようにすればよい。また、ユーザー単位で見れば入力
データとして画像データが多いようであれば間引き率を
小さくし、ドローデータが多いようであれば間引き率を
大きくすればよい。この場合はインストーラがユーザの
選択するオプションに応じて間引き率を変えるようにす
ればよい。
【0030】発明の思想の具現化例における他の一例と
して、請求項8にかかる発明は、異なる表色空間の間で
階調表色データを変換するために変換元の表色空間での
格子点に変換先の表色空間での階調表色データを対応さ
せた色変換テーブルを生成する色変換テーブルの製造方
法であって、変換元の階調表色データの全データについ
て変換先の表色空間での階調表色データを対応させたフ
ルサイズテーブルから、所定の規則に基づく間引きを行
って小サイズのテーブルを生成する構成としてある。
【0031】すなわち、必ずしも実体のある装置に限ら
ず、その方法としても有効であることに相違はない。
【0032】また、発明の思想の具現化例として色変換
テーブルの生成ソフトウェアとなる場合には、かかるソ
フトウェアを記録した記録媒体上においても当然に存在
し、利用されるといわざるをえない。よって請求項9に
かかる発明では、コンピュータ等上で実行されるプログ
ラムを該コンピュータ等で読み取り可能に記録した記録
媒体であって、異なる表色空間の間で階調表色データを
変換するために変換元の表色空間での格子点に変換先の
表色空間での階調表色データを対応させた色変換テーブ
ルを生成する際に、変換元の階調表色データの全データ
について変換先の表色空間での階調表色データを対応さ
せたフルサイズテーブルから、所定の規則に基づく間引
きを行って小サイズのテーブルを生成する工程を前記コ
ンピュータ等に実行させるプログラムを記録した記録媒
体の構成を取っている。むろん、その記録媒体は、磁気
記録媒体であってもいし光磁気記録媒体であってもよい
し、さらには、今後開発されるいかなる記録媒体におい
ても全く同様に考えることができる。
【0033】ところで、このような色変換テーブルの製
造装置は単独で存在する場合もあるし、ある機器に組み
込まれた状態で利用されることもあるなど、発明の思想
としてはこれに限らず、各種の態様を含むものである。
従って、ソフトウェアであったりハードウェアであった
りするなど、適宜、変更可能である。むろん、一次複製
品、二次複製品などの複製段階については全く問う余地
無く同等である。その他、ソフトウェアである場合には
その供給方法が上述した記録媒体として提供されるので
はなく、通信回線を利用して提供されるような場合でも
本発明が利用されていることにはかわりない。
【0034】また、一部がソフトウェアであって、一部
がハードウェアで実現されている場合においても発明の
思想において全く異なるものはなく、一部を記録媒体上
に記憶しておいて必要に応じて適宜読み込まれるような
形態のものとしてあってもよい。
【0035】一方、色変換テーブルの製造装置として、
独立して存在する必要はなく、その一例として、印刷イ
ンクに対応した表色空間に対して異なる表色空間の階調
表色データを変換するにあたり、変換元の表色空間での
格子点に変換先の表色空間での階調表色データを対応さ
せた色変換テーブルを備えるとともに、変換元の座標位
置を取り囲む格子点での階調表色データに補間演算を施
して同座標位置の階調表色データを求めるとともに同求
められた階調表色データに基づいて印刷を行なわせるプ
リンタドライバにおいても、かかるプリンタドライバが
変換元の階調表色データの全データについて変換先の表
色空間での階調表色データを対応させたフルサイズテー
ブルから、所定の規則に基づく間引きを行って小サイズ
のテーブルを生成したり、かかるプリンタドライバをイ
ンストールする際にテーブルを生成するような構成とす
ることもできる。
【0036】すなわち、プリンタドライバは印刷インク
に対応した表色空間に対して異なる表色空間の階調表色
データを変換するために、かかる色変換テーブルを使用
することになるが、このプリンタドライバが本来のフル
サイズテーブルから上述したような所定の規則に基づい
て小サイズのテーブルを生成する。また、インストーラ
の性質上、インストール時にテーブルを生成し、インス
トール後には当該機能部分のソフトウェアが存在しなく
なるようにしてあっても構わない。
【0037】さらには、かかる色変換テーブル使用する
ことになるカラーファクシミリ機やカラーコピー機にお
いても適用可能であることはいうまでもない。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面にもとづいて本発明の
実施形態を説明する。
【0039】図1は、本発明の一実施形態にかかる色変
換テーブルの製造装置の適用例である画像処理システム
をブロック図により示しており、図2は具体的ハードウ
ェア構成例をブロック図により示している。
【0040】同図において、画像入力装置10はカラー
画像を撮像するなどして階調表色データを画像処理装置
20へ出力し、同画像処理装置20は所定の画像処理を
行なって画像出力装置30に出力し、同画像出力装置3
0は元のカラー画像を表示する。この、画像入力装置1
0の具体例はスキャナ11やデジタルスチルカメラ12
などが該当し、画像処理装置20の具体例はコンピュー
タ21とハードディスク22とCD−ROMドライブ2
3などからなるコンピュータシステムが該当し、画像出
力装置30の具体例はプリンタ31やCRTディスプレ
イ32等が該当する。
【0041】ここにおいて、画像入力装置10としての
スキャナ11が階調表色データとして例えばRGB
(赤、緑、青)の階調データを出力するものとするとと
もに、画像出力装置30としてのプリンタ31は階調表
色データとしてCMY(シアン、マゼンタ、イエロー)
の二値データを入力として必要とするものとすると、画
像処理装置20としてのこのコンピュータ21の具体的
役割は、RGBの階調データをCMYの二値データに変
換することである。また、ディスプレイ32がRGBの
階調データを入力するものとしても、スキャナ11とデ
ィスプレイ32では色特性が異なるのが通常であり、コ
ンピュータ21はRGBの階調データをRGBの階調デ
ータに変換する処理を行なうことになる。デジタルスチ
ルカメラ12についてもほぼ同様のことがいえる。
【0042】このコンピュータ21の内部で行なわれる
処理を図3に示している。図に示すように、アプリケー
ション21aで生成される印刷用データはプリンタドラ
イバ21bに入力され、当該プリンタドライバ21bは
プリンタ31が要求するフォーマットの画像データに変
換する。この変換が上述したRGBの階調データをCM
Yの二値データに変換する処理に該当する。ここにおい
て、同プリンタドライバ21bは、アプリケーション2
1aが画面単位で生成する画像データからプリンタ31
における印刷ヘッドの走査範囲を切り出すラスタライザ
21b1と、この走査範囲の各画素について色変換テー
ブルを参照してRGBの階調データをCMYの階調デー
タに変換する色変換部21b2と、CMYの階調データ
を二値データに階調変換する階調変換部21b3とから
構成されている。なお、アプリケーション21aが生成
する表示画像データについてはビデオドライバ21cが
所定の画面用メモリに書き込み、ハードウェア回路を介
してディスプレイ32にて表示させている。
【0043】色変換部21b2は色補正モジュールとも
呼ばれ、色変換テーブルを備えている。この色変換テー
ブルは異なる表色空間の間で階調表色データを変換する
ために変換元の表色空間での格子点に変換先の表色空間
での階調表色データを対応させたものであり、より具体
的にはRGB階調データを座標値としてCMY階調デー
タを読み出すための三次元ルックアップテーブルであ
る。ところで、RGB階調データとCMY階調データと
がともに256(0〜255)階調であるものとする
と、上述したように変換元の階調に応じたフルサイズの
テーブルは少なくとも約1670万個(256×256
×256)の要素となり、さらに、各要素にCMY各色
の256階調のデータを必要とするので3バイト必要で
ある。この結果、フルサイズのテーブルの容量は約40
メガバイトになる。
【0044】しかしながら、記憶資源と演算速度の調和
から、図4に示すように、テーブルはR軸とG軸とB軸
との各軸方向にとびとびの値となった25×25×25
などの格子点としており、途中の座標位置については周
囲の八つの格子点における変換値から補間演算で求める
ようにしている。この補間演算の一般的な八点補間の概
念図を図5に示している。同図に示すように、格子点の
変換値に対して立法体内での座標位置Pと対角方向にあ
る直方体の体積率を重み付けして積算する。なお、階調
変換部21b3はハーフトーンモジュールとも呼ばれ、
誤差拡散法や、ディザ利用などによる周知の手法にて2
56階調のCMY階調データを二値データに変換するも
のであり、これらの具体的方法については、例えば、本
願出願人による特公平7−30772号公報にも説明さ
れている。
【0045】プリンタドライバ21bはソフトウェアで
構成されており、本実施形態においては、大容量の記憶
媒体であるCD−ROMにて供給される。CD−ROM
で供給することにしているのは、単に256階調のフル
サイズのテーブルを元に間引いて小サイズのテーブルを
生成する関係上、少なくとも、フルサイズのテーブルに
見合った記憶容量が必要であるためであり、さらに商業
的に頒布するコストを考慮して安価な供給媒体であるC
D−ROMを利用している。従って、フルサイズのテー
ブルを記憶可能な容量のものであれば他の記憶媒体でも
構わないし、フロッピーディスクのように単体の記憶容
量が少ないものでも複数枚を利用して供給するようにす
ればよい。
【0046】さて、同プリンタドライバ21bは、図6
に示すインストールプログラムによってハードディスク
22上に展開される。このインストーラは、機器チェッ
クを行なうステップS110と、ドライバ用ソフトウェ
アをハードディスク22上に展開するステップS120
と、間引き処理によってフルサイズテーブルから小サイ
ズのテーブルを生成するステップS130とから構成さ
れている。すなわち、間引き処理によってフルサイズテ
ーブルから小サイズのテーブルを生成するステップS1
30こそが本発明における色変換テーブルの製造装置を
構成している。この具体的手法については後述するとし
て、本実施形態においては、プリンタドライバ21bの
インストーラとして具現化されているものの、その機能
としてフルサイズテーブルから小サイズのテーブルを生
成するものであればよい。従って、色変換テーブルを単
独で生成するソフトウェアであってもよいし、あるいは
ワイヤーロジックからなるハードウェアで構成すること
も可能である。
【0047】次に、間引き処理について詳述する。ま
ず、フルサイズテーブルのCD−ROM記憶媒体上での
記憶フォーマットについて概略を触れておくと、図7に
示すように、RGBの各成分(0〜255,0〜25
5,0〜255)に対してそれぞれCMYの三色のデー
タを対応すべく、要素数が(256,256,256,
3)の配列となっており、ファイルの先頭からベタで書
き込まれている。従って、フルサイズテーブルの対応デ
ータを参照するためにはR軸とG軸とB軸とのそれぞれ
に対応したポインタPr,Pg,Pbを設定し、ファイ
ルの先頭から(Pr×256×256×3+Pg×25
6×3+Pb×3)をオフセットアドレスとしてシアン
(C)は「1」バイト目、マゼンタ(M)は「2」バイ
ト目、イエロー(Y)は「3」バイト目を読み出すこと
になる。そして、読み出したデータを逐次、同様のファ
イル構成でハードディスク22上にファイルとして書き
込んでいけば格子点のテーブルとなる。
【0048】むろん、かかる記憶フォーマットは一例に
過ぎず、例えば、シアンについて全座標分だけ並べ、マ
ゼンタ、イエローについて、順次、全座標分だけ並べて
いくなどの配置でも構わない。あるいは、ファイル圧縮
した状態で保存してあっても良い。ただし、配列として
ベタで書き込まれている場合には、後述するようにポイ
ンタ値で読み出しアドレスを演算でき、読み出す際の規
則性を自由に設定できる。
【0049】間引き処理に戻ると、最もオーソドックス
な例として、図8のフローチャートには均等間引き処理
を示している。なお、以下の図面において、入れ子にな
っているブロックはポインタを入れ子にしたループ処理
を表している。
【0050】本均等間引き処理では、ステップS210
にて格子間隔を各軸毎に入力し、ステップS220にて
三重の入れ子のループ処理を行う。すなわち、R軸のポ
インタPrにR軸の格子間隔をインクリメントするルー
プ処理内で、同様にG軸のポインタPgにG軸の格子間
隔をインクリメントするループ処理を実行しつつ、さら
にそのループ処理内ではB軸のポインタPbにB軸の格
子間隔をインクリメントするループ処理を実行する。そ
して、最も内側のループ内では上述したオフセットアド
レスを計算しつつ、同オフセットアドレスから「1」〜
「3」バイト目の各色のデータを読み出し、小サイズの
テーブルとして新たなファイルに書き込んでいく。
【0051】例えば、R軸の間隔を「32」、G軸の間
隔を「32」、B軸の間隔を「64」としたとすると、 というように順次ポインタを設定、更新していく。
【0052】次の間引き処理の一例として、図9のフロ
ーチャートには格子間隔に軽重を付けた軽重間引きの処
理を示している。
【0053】この場合、ステップS310にて階調の範
囲とその範囲内の格子間隔を入力する。なお、各軸毎に
複数の範囲を入力できるものとする。そして、ステップ
S320にてR軸とG軸とB軸の各ポインタPr,P
g,Pbを設定する三重の入れ子のループ処理を行う。
各軸の代表としてR軸について説明すれば、あるときの
ポインタPrについて処理を行ったら、次の回には前回
のポインタPrが属する範囲に対応する格子間隔を読み
出し、この読み出した格子間隔を加えた値を今回のポイ
ンタPrとする。すなわち、 Pr(i)=Pr(i−1)+Sr(Pr(i−1)) *Pr(i):i回目のポインタ Sr(Pr(i−1)):Pr(i−1)が属する範囲
での格子間隔 と表せる。同様にしてG軸とB軸のポインタPg,Pb
の設定・更新処理を実行し、必要なデータを読み出して
は小サイズのテーブルのファイルに書き込む。
【0054】このような格子間隔に軽重を付ける間引き
は、変換元の階調表色データと変換先の階調表色データ
との対応関係によって決定すればよい。例えば、R軸を
例にすると、「64〜192」の範囲でCMYのデータ
の変化する関係と、「0〜63」と「192〜255」
の範囲でCMYのデータの変化する関係とが大きく違
い、「64〜192」の範囲では格子間隔を細かくしな
いと線形補間では正しい変換値を得にくくなる場合があ
る。このような場合に「64〜192」の範囲では格子
間隔を「16」とし、「0〜63」と「192〜25
5」の範囲では格子間隔を「32」と設定することが有
効となる。
【0055】一方、以上のような自動的な設定に代え、
図10のフローチャートには、格子点を具体的に指定し
た間引き処理を示している。この場合は、ステップS4
10にて各軸毎に格子点の座標(格子座標)を入力し、
ステップS420にてR軸とG軸とB軸について三重の
入れ子のループ処理を行う。
【0056】例えば、ステップS410ではR軸の格子
座標として{0,64,128,192,255}、G
軸の格子座標として{0,128,255}、B軸の格
子座標として{0,32,64,96,128,16
0,192,224,255}を入力し、ステップS4
20ではこれらの格子座標の組合せの格子点を備えたテ
ーブルを生成する。
【0057】このような格子座標の入力は手入力のみな
らず、設定ファイルとして供給することもできる。この
場合、インストーラに対して設定ファイルの読み込みを
指示すると、同設定ファイルを読み込んで格子座標の入
力とするようにすればよい。設定ファイルの具体的な応
用例として、紙供給業者などが印刷する紙の質などによ
って変化する印刷特性を踏まえて格子座標の設定を提供
するようなことが考えられる。
【0058】これまでは、小サイズのテーブルを生成す
るとはいうものの、現実に生成されるテーブルのサイズ
を細かく指定するものではなかった。しかしながら、現
実にはハードディスク22での残り容量からテーブルの
サイズが制限されるということもある。この場合、ユー
ザは均等間引きなどで生成されたテーブルのサイズを見
ては間隔を変更するという作業を試行錯誤的に繰り返さ
なければならない。
【0059】これに対し、図11のフローチャートに
は、生成されるテーブルのサイズを指定して間引き処理
を行うサイズ指定間引き処理を示している。すなわち、
ステップS510にてテーブルサイズを入力すると三色
に対応して容量を1/3とし、ステップS520にてそ
の三乗根を求めて格子数を得て、ステップS530では
同格子数となるように格子間隔を算出する。格子間隔を
得たら、上述した均等間引きなどによって自動的にテー
ブルを生成すればよい。むろん、具体的な間引きを均等
なものに限る必要はない。
【0060】さらに、より自動化した一例として、図1
2のフローチャートには、システムの機器構成に応じて
テーブル生成するシステム対応間引き処理を示してい
る。この例では、ステップS610にて演算能力を表す
CPUの種類の入力を行ない、ステップS620にて同
様に演算速度を表すクロックの入力を行い、ステップS
630にて演算能力や演算速度に影響するメモリ容量の
入力を行い、ステップS640にて生成先のハードディ
スクの残り容量を入力する。
【0061】そして、これらの組合せに対応して予め設
定されているシステム対応テーブルをステップS650
にて参照し、最も適切な間隔を読み出してステップS6
60にて均等間引きの処理を行う。このシステム対応テ
ーブルの作成は、一般的な傾向として、演算能力や演算
速度が速ければ格子の間隔が大きくなり、ハードディス
クの残り容量が多ければ格子の間隔は小さくなるといっ
たように設定しておけばよい。むろん、機器構成の入力
要素はこれらに限るものではないし、その軽重も一定で
はない。例えば、ハードディスクの残り容量が多い場
合、キャッシュとの兼ね合いもあるもののフルサイズの
ままとすることも不可能ではない。
【0062】この場合、ユーザの使用環境として印刷す
る対象が写真などのビットマップ系のデータが多いかあ
るいはドローデータ系のデータが多いかをステップS6
40とステップS650との間で問い合わせるようにし
ても良い。そして、ビットマップ系のデータが多いなら
ば、写真などの色再現性に重きを置かれている環境を想
定して間引き率を小さくすれば良いし、ドローデータ系
のデータが多いならばビジネスグラフなどの色再現性が
あまり重要でない環境を想定して間引き率を大きくすれ
ば良い。
【0063】これまではインストール時に間引きを行っ
て色変換テーブルを生成するようにしているが、印刷時
に必要なサイズの色変換テーブルを生成するようにして
もよい。図13はアプリケーション100から印刷を行
う場合におけるオペレーティングシステム200とプリ
ンタドライバ300とハードウェア400との関係を示
している。
【0064】アプリケーション100が印刷する場合に
はオペレーティングシステム200を介してプリンタド
ライバ300が起動されるが、このときにファイルタイ
プがプリンタドライバ300に渡される。プリンタドラ
イバ300ではこの時のファイルタイプ(例えば、bm
pなど)からビットマップ系であるのかドローデータ系
であるのかを判断し、それに対応した間引き率を設定し
て色変換テーブルを生成する。この間引き率の大きさに
ついては上述したインストーラによる場合と同様の傾向
で設定すればよい。むろん、入力データの種類を判別す
る方法としてはこのようなファイルタイプだけに限ら
ず、実際の入力データの色数が多いか少ないかなどによ
って判断しても良いし、オペレーティングシステムがオ
ブジェクトの種類を判別してプリンタドライバに通知す
るようにしても良い。
【0065】以上説明した間引き処理は所定の規則の一
例に過ぎず、必ずしも上述したものに限られる必要はな
い。さらに、フルサイズのテーブルといっても厳密な意
味で完全なるフルサイズのものでなくても良く、言い換
えれば十分に格子数の多いテーブルから小サイズのテー
ブルを生成するものであっても構わない。従って、元の
テーブルでは備えていなかった格子点について、間引い
たサイズのテーブルで使用したい場合には補間して増す
ようにすればよい。
【0066】このように、インストーラのステップS1
30にてCD−ROMなどに記憶されたフルサイズの色
変換テーブルから、ステップS220,320,420
で示されるような均等間引き、軽重間引き、および格子
点指定間引きなどの所定の規則に従った間引き処理を施
して小サイズのテーブルを生成するようにしたため、ユ
ーザごとに異なる環境にも関わらず、一定の格子間隔の
色変換テーブルを使用しなければならないのではなく、
適切な格子間隔とした色変換テーブル提供することがで
きる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように本発明は、もともと
のフルサイズテーブルから間引くことにより、利用され
る環境に応じて、任意の色変換テーブルを製造すること
が可能な色変換テーブルの製造装置を提供することがで
きる。また、請求項2にかかる発明によれば、均等な間
隔で間引くことにより、テーブルの生成に要する処理時
間や、その後の補間演算などにおいて処理時間を短縮す
ることができる。
【0068】さらに、請求項3にかかる発明によれば、
資源を有効に利用しつつ演算量が少なくて済む線形補間
を利用し、さらに、変換結果を最適にするといったこと
が可能となる。
【0069】さらに、請求項4にかかる発明によれば、
間引く方法に一定の規則を設けて拘束されることなく、
任意の格子点を生成して良好な変換結果を得ることがで
きるようになる。
【0070】さらに、請求項5にかかる発明によれば、
生成後のテーブルを記憶する資源の余裕などに応じてサ
イズから指定できるため、実際に使用される環境に適し
た色変換テーブルを生成することができる。
【0071】さらに、請求項6にかかる発明によれば、
システムの機器の構成に応じた最適な色変換テーブルを
生成することができる。さらに、請求項7にかかる発明
によれば、入力データに応じて最適な間引き率とした色
変換テーブルを生成することができる。さらに、請求項
8にかかる発明によれば、最適な色変換テーブルを生成
可能な製造方法を提供できる。
【0072】さらに、請求項9にかかる発明によれば、
最適な色変換テーブルを生成可能なプログラムを記録し
た記録媒体を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態にかかる色変換テーブルの
製造装置を適用した画像処理システムのブロック図であ
る。
【図2】同画像処理システムの具体的ハードウェア構成
例のブロック図である。
【図3】コンピュータの機能的な構成を示す説明図であ
る。
【図4】RGBの表色空間での階調の意味を示す説明図
である。
【図5】八点補間における模式図である。
【図6】インストーラのフローチャートである。
【図7】フルサイズテーブルの記録フォーマットを示す
図である。
【図8】均等間引き処理のフローチャートである。
【図9】軽重間引き処理のフローチャートである。
【図10】格子点指定間引き処理のフローチャートであ
る。
【図11】サイズ指定間引き処理のフローチャートであ
る。
【図12】システム対応間引き処理のフローチャートで
ある。
【図13】オペレーティングシステムを含めたシステム
の概略構成図である。
【符号の説明】
10…画像入力装置 20…画像処理装置 21…コンピュータ 21a…アプリケーション 21b…プリンタドライバ 21b1…ラスタライザ 21b2…色変換部 21b3…階調変換部 22…ハードディスク 23…CD−ROMドライブ 30…画像出力装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G09G 5/06 B41J 3/00 B 5/36 520 G06F 15/62 310A H04N 1/46 15/66 N 310 H04N 1/46 C

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 異なる表色空間の間で階調表色データを
    変換するために変換元の表色空間での格子点に変換先の
    表色空間での階調表色データを対応させた色変換テーブ
    ルを生成する色変換テーブルの製造装置であって、 変換元の階調表色データの全データについて変換先の表
    色空間での階調表色データを対応させたフルサイズテー
    ブルと、 所定の規則に基づいて同フルサイズテーブルから間引い
    た小サイズのテーブルを生成する間引き手段とを具備す
    ることを特徴とする色変換テーブルの製造装置。
  2. 【請求項2】 上記請求項1に記載の色変換テーブルの
    製造装置において、上記間引き手段は、均等な間隔の格
    子点となるように間引くことを特徴とする色変換テーブ
    ルの製造装置。
  3. 【請求項3】 上記請求項1に記載の色変換テーブルの
    製造装置において、上記間引き手段は、間引く間隔に軽
    重を付けて行うことを特徴とする色変換テーブルの製造
    装置。
  4. 【請求項4】 上記請求項1に記載の色変換テーブルの
    製造装置において、上記間引き手段は、生成すべき格子
    点の情報を入力し、入力された情報に基づいて格子点を
    生成することを特徴とする色変換テーブルの製造装置。
  5. 【請求項5】 上記請求項1〜請求項4に記載の色変換
    テーブルの製造装置において、上記間引き手段は、生成
    する小サイズのテーブルのサイズ内で間引くことを特徴
    とする色変換テーブルの製造装置。
  6. 【請求項6】 上記請求項1〜請求項5に記載の色変換
    テーブルの製造装置において、上記間引き手段は、上記
    色変換テーブルを利用するシステムの機器構成に応じて
    間引きを行うことを特徴とする色変換テーブルの製造装
    置。
  7. 【請求項7】 上記請求項1〜請求項6に記載の色変換
    テーブルの製造装置において、上記間引き手段は、変換
    する入力データの種類に応じた間引きを行うことを特徴
    とする色変換テーブルの製造装置。
  8. 【請求項8】 異なる表色空間の間で階調表色データを
    変換するために変換元の表色空間での格子点に変換先の
    表色空間での階調表色データを対応させた色変換テーブ
    ルを生成する色変換テーブルの製造方法であって、 変換元の階調表色データの全データについて変換先の表
    色空間での階調表色データを対応させたフルサイズテー
    ブルから、所定の規則に基づく間引きを行って小サイズ
    のテーブルを生成することを特徴とする色変換テーブル
    の製造方法。
  9. 【請求項9】 コンピュータ等上で実行されるプログラ
    ムを該コンピュータ等で読み取り可能に記録した記録媒
    体であって、 異なる表色空間の間で階調表色データを変換するために
    変換元の表色空間での格子点に変換先の表色空間での階
    調表色データを対応させた色変換テーブルを生成する際
    に、 変換元の階調表色データの全データについて変換先の表
    色空間での階調表色データを対応させたフルサイズテー
    ブルから、所定の規則に基づく間引きを行って小サイズ
    のテーブルを生成する工程を前記コンピュータ等に実行
    させるプログラムを記録した記録媒体。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6992783B1 (en) 1998-07-02 2006-01-31 Canon Kabushiki Kaisha Image processing apparatus and method
US7355751B2 (en) 2002-06-20 2008-04-08 Canon Kabushiki Kaisha Method and apparatus for creating color conversion table
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JP2008305120A (ja) * 2007-06-07 2008-12-18 Kyocera Mita Corp 画像形成システム及び画像形成プログラム
US10638020B2 (en) 2017-04-11 2020-04-28 Canon Kabushiki Kaisha Color conversion LUT generating device, color conversion LUT generation method, color conversion processing device, color conversion processing method, and storage medium

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