JP2008091989A - プロファイル変換装置、画像処理装置、画像形成装置及び画像処理システム - Google Patents

プロファイル変換装置、画像処理装置、画像形成装置及び画像処理システム Download PDF

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Abstract

【課題】設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも、ユーザが再現したい色を再現する。
【解決手段】保存色指定部110bは、ユーザか入力された保存を希望する色を指定する。格子点アドレス決定部110cは、保存色指定部110bにより指定された入力色を予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値と決定し、この1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値を決定する。多次元ルックアップテーブル算出部110dは、任意格子点数プロファイルに基づき、格子点アドレス決定部により決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、この出力色を多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする多次元ルックアップテーブルを算出する。
【選択図】図3

Description

本発明は、入力色から出力色に色変換を行うための任意格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含んだ任意格子点数プロファイルから、当該任意格子点数プロファイルに基づき予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの含む限定格子点数プロファイルを生成するプロファイル変換装置、並びに、このプロファイル変換装置を内蔵する画像処理装置及び画像形成装置、並びに画像形成システムに関する。
従来から、カラー画像に対する色変換を行うために、ルックアップテーブルの作成処理を行うカラー画像処理装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このカラー画像処理装置は、ユーザ設定したルックアップテーブルを用いてハードウェア等で色変換処理を高速に行う場合、予め設定したルックアップテーブルから制限された格子点数のルックアップテーブルを作成する必要があった。
特開平10−126636号公報
しかしながら、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合が生じ、ユーザが設定したルックアップテーブルにより出力された色と、制限された格子点数からなるルックアップテーブルにより出力された色との間に色変換誤差が生じ、ユーザが再現したい色(例えば、コーポレートカラー)を再現することができないという問題点があった。
そこで、本発明は上述した問題点に鑑み、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも、ユーザが再現したい色を再現することが可能なプロファイル変換装置、並びに、このプロファイル変換装置を内蔵する画像処理装置及び画像形成装置、並びに、画像形成システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1記載の発明は、入力色から出力色に色変換を行うための任意格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含んだ任意格子点数プロファイルから、当該任意格子点数プロファイルに基づき予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの含む限定格子点数プロファイルを生成するプロファイル変換装置において、前記入力色を指定する色指定手段と、前記色指定手段により指定された入力色を予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値と決定し、該1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値を決定するアドレス決定手段と、前記任意格子点数プロファイルに基づき、前記アドレス決定手段により決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、前記出力色を前記多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする前記多次元ルックアップテーブルを算出する多次元ルックアップテーブル算出手段と、多次元ルックアップテーブル算出手段により算出された、前記予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含むプロファイルを出力するプロファイル出力手段とを備える。
この構成によれば、アドレス決定手段により、指定された入力色を予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値と決定し、この1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値が決定され、多次元ルックアップテーブル算出手段が、予め先に入力された任意格子点数プロファイルに基づき、アドレス決定手段により決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、出力色を多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする多次元ルックアップテーブルを算出するので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
請求項2記載の発明は、入力色から出力色に色変換を行うための任意格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含んだ任意格子点数プロファイルから、当該任意格子点数プロファイルに基づき予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの含む限定格子点数プロファイルを生成するプロファイル変換装置において、前記入力色を指定する色指定手段と、前記任意格子点数プロファイルに基づき保存する色を記憶する保存色記憶手段と、前記色指定手段により指定された入力色及び前記保存色記憶手段により記憶された保存する色を、予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルのそれぞれ1つの格子点のアドレス値と決定し、該それぞれ1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値を決定するアドレス決定手段と、前記任意格子点数プロファイルに基づき、前記アドレス決定手段により決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、前記出力色を前記多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする前記多次元ルックアップテーブルを算出する多次元ルックアップテーブル算出手段と、多次元ルックアップテーブル算出手段により算出された、前記予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含むプロファイルを出力するプロファイル出力手段とを備える。
この構成によれば、アドレス決定手段により、指定された入力色を予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値と決定し、この1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値が決定され、多次元ルックアップテーブル算出手段が、予め先に入力された任意格子点数プロファイルに基づき、アドレス決定手段により決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、出力色を多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする多次元ルックアップテーブルを算出するので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
請求項4記載の発明は、入力された画像データを画像処理し、画像処理された当該画像データを外部機器に出力する画像処理装置において、請求項1記載のプロファイル変換装置と、前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、前記色変換手段により色変換された前記画像データを前記外部機器に出力する画像データ出力手段とを備える。
この構成によれば、請求項1記載のプロファイル変換装置を備えているので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
請求項5記載の発明は、入力された画像データを画像処理し、画像処理された当該画像データを外部機器に出力する画像処理装置において、請求項2記載のプロファイル変換装置と、前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、前記色変換手段により色変換された前記画像データを前記外部機器に出力する画像データ出力手段とを備える。
この構成によれば、請求項2記載のプロファイル変換装置を備えているので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
請求項7記載の発明は、入力された画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置において、請求項1記載のプロファイル変換装置と、前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、前記色変換手段により色変換された前記画像データから画像を形成する画像形成手段とを備える。
この構成によれば、請求項1記載のプロファイル変換装置を備えているので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
請求項8記載の発明は、入力された画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置において、請求項2記載のプロファイル変換装置と、前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、前記色変換手段により色変換された前記画像データから画像を形成する画像形成手段とを備える。
この構成によれば、請求項2記載のプロファイル変換装置を備えているので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
請求項10記載の発明は、入力された画像データを画像処理する画像処理装置と、前記画像処理装置から出力された画像処理された画像データから画像を形成する画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、前記画像形成装置が、請求項1記載のプロファイル変換装置と、前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて、前記画像処理装置から入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、前記色変換手段により色変換された前記画像データを前記外部機器に出力する画像データ出力手段とを備える。
この構成によれば、画像形成装置において請求項1記載のプロファイル変換装置を備えているので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
請求項11記載の歯発明は、入力された画像データを画像処理する画像処理装置と、前記画像処理装置から出力された画像処理された画像データから画像を形成する画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、請求項2記載のプロファイル変換装置と、前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて、前記画像処理装置から入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、前記色変換手段により色変換された前記画像データから画像を形成する画像形成手段とを備える。
この構成によれば、画像形成装置において請求項2記載のプロファイル変換装置を備えているので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
以上、本発明によれば、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも、ユーザが再現したい色を再現することができる。
次に、本発明を実施するための最良の形態を説明する。
図1は、本発明に係る画像処理装置の使用態様を示す図であり、図2は、図1中の画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1の画像処理装置100は、ディスプレイ101及びキーボード102を有しており、接続ケーブル103を介してプリンタ104と接続されている。
図2に示すように、この画像処理装置100は、プロファイル変換装置110、画像データ入力部120、色変換部130、及び画像データ出力部140を備えている。
プロファイル変換装置110は、ユーザがキーボード102を用いて指定した色(以下、指定色という)に基づき、ユーザが入力した任意格子点数殻なる多次元(3次元)ルックアップテーブルを有するプロファイル(以下、任意格子点数プロファイルという)を、限定された格子点数のプロファイル(以下、限定格子点プロファイルという)に変換する。
このプロファイル変換装置110を更に詳細に説明すると、プロファイル変換装置110は、図3に示すように、プロファイル入力部110a、保存色指定部110b、格子点アドレス決定部110c、多次元ルックアップテーブル算出部110d、及びプロファイル出力部110eを備える。
プロファイル入力部110aは、任意格子点数プロファイルが入力され、この任意格子点数プロファイルを多次元ルックアップテーブル算出部110dに出力する。ここで、任意格子点数プロファイルをプロファイル入力部110aにユーザが入力するに際して、ディスプレイ101上に図4に示すプロファイル指定入力画面150が表示される。このプロファイル指定入力画面150には、任意格子点数プロファイルのファイル名が入力されるファイル名入力欄151、及びOKボタン152が表示されている。
保存色指定部110bは、ユーザがキーボード102を用いて入力した指定色が入力され、この指定色を格子点アドレス決定部110cに出力する。保存を所望する指定色を保存色指定部110bにユーザが入力するに際して、ディスプレイ101上に図5に示す保存色指定入力画面160には、保存を所望する指定色としてのL*値が入力されるL*値入力欄161、a*値が入力されるa*値入力欄162、及びb*値が入力されるb*値入力欄163、並びにOKボタン1640が表示されている。
格子点アドレス決定部110cは、保存色指定部110bにより指定された保存を所望する色に基づいて、予め決められた格子点数殻なる3次元ルックアップテーブルの格子点アドレスを決定する。ここで、予め決められた格子点数としたのは、画像を形成するプリンタ104に応じた数である。
多次元ルックアップテーブル算出部110dは、格子点アドレス決定部110cから入力された上記格子点アドレスを、先にプロファイル入力部110aから入力された任意格子点数プロファイルに基づいて色変換を行い、限定された格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを算出し、この限定された格子点からなる多次元ルックアップテーブルを有するプロファイル限定格子点数プロファイルをプロファイル出力部110eに出力する。
プロファイル出力部110eは、多次元ルックアップテーブル算出部110dから入力された限定格子点数プロファイルを色変換部130に出力する。
図2に示す画像データ入力部120は、ユーザがキーボード102によって指定した色変換対象の画像データを色変換部130に出力する。
色変換部130は、画像データ入力部120から入力された色変換対象の画像データを限定格子点数プロファイルに基づいて色変換を行い、色変換を行った画像データを画像データ出力部140に出力する。
画像データ出力部140は、色変換部130から入力された色変換が行われた画像データを、接続ケーブル103を介して外部機器としてのプリンタ104に送信する。
次に、本発明に係る実施例1の画像処装置の動作を説明する。
図6は、本発明に係る実施例1の画像処理装置の動作を示すフローチャートである。まず、画像処理装置100のプロファイル変換装置110は、ユーザから指定された指定色、及び、入力された任意格子点数プロファイルを限定格子点数プロファイルに変換し(ステップS1)、この限定格子点数プロファイルを色変換部130に出力する。
その後、画像データ入力部120は、色変換を所望する画像データがユーザから入力されると(ステップS2)、入力された画像データを色変換部130に出力する。
すると、色変換部130は、プロファイル変換装置110から入力された限定格子点数プロファイルに基づき、画像データ入力部120から入力された画像データについての色変換を行い(ステップS3)、この色変換を行った画像データを画像データ出力部140に出力する。画像データ出力部140は、色変換部130から入力された色変換された画像データをプリンタ104に送信し(ステップS4)、処理を終了する。
図7は、画像処理装置を構成するプロファイル変換装置の動作を示すフローチャートである。まず、プロファイル入力部110aは、ユーザが図4に示すプロファイル指定入力画面150を使用して入力した格子点数がM×M×M個(M=33)からなる3次元ルックアップテーブルを有する任意格子点数プロファイルを読み込み、このプロファイルを多次元ルックアップテーブル算出部110dに出力する(ステップS11)。ここで、格子点数がM×M×Mの3次元ルックアップテーブルは、CIE L*a*b*座標系のL*値、a*値、及びb*値からCMYKに色変換するものである。
その後、保存色指定部110bは、ユーザが図5に示すディスプレイ画面500を使用して入力した指定色が入力されると、この指定色を格子点アドレス決定部110cに出力する(ステップS12)。ここで、入力された指定色は、CIE L*a*b*座標系で表せるL1、a1、及びb1値とする。
すると、格子点アドレス決定部110cは、入力された指定色値(L1、a1、b1)に基づき、予め決められている格子点数がN×N×N個(N<M、M=8)からなる3次元ルックアップテーブルの各格子点のアドレスを決定する処理(以下、アドレス決定処理といい、この処理については後述する)を実行し(ステップS13)、決定した上記アドレスを多次元ルックアップテーブル算出部110dに出力する。
多次元ルックアップテーブル算出部110dは、プロファイル入力部110aから入力された任意格子点数がM×M×Mからなるプロファイルに有する多次元ルックアップテーブルに基づき、格子点アドレス決定部110cにより決定された指定色値(L1、a1、b1)に基づいた格子点がN×N×N(N=8)個からなる3次元ルックアップテーブルのアドレス値を入力色として出力色を導出し(ステップS14)、この出力色を多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする多次元ルックアップテーブルを算出する。そして、多次元ルックアップテーブル算出部110dは、この多次元ルックアップテーブルを有する多次元プロファイルをプロファイル出力部110eに出力する。
プロファイル出力部110eは、多次元ルックアップテーブルから入力された格子点数がN×N×N個からなる3次元ルックアップテーブルを有する限定格子点数プロファイルを色変換部130に出力し(ステップS15)、プロファイル変換装置110の処理を終了する。
ステップS13におけるアドレス決定処理について説明する。
図8は、ステップS13におけるアドレス決定処理の示すフローチャートである。まず、格子点アドレス決定部110cは、N×N×N個の仮の格子点アドレスVGを決定する(ステップS131)。
以下、仮の格子点アドレスVG値を(L*、a*、b*)で表記し、(L*、a*、及びb*は、CIE L*a*b*座標系で表せる値である)、予め決められているN×N×N個からなる3次元ルックアップテーブルを規定するNを8とし、L*値がとりうる範囲を0〜255とし、a*値がとりうる範囲を−128〜127とし、かつ、b*値がとりうる範囲を−128〜127とする場合における、格子点アドレス決定部110cが実行する、仮の格子点アドレスVGの決定処理を具体的に説明する。
まず、格子点アドレス決定部110cは、L*軸、a*軸、及びb*軸のそれぞれの軸における仮の格子点アドレスVGの要素を導出する。例えば、L*軸における仮格子点アドレスVGLの要素を導出する場合では、格子点アドレス決定部110cは、L*値がとりうる範囲としての0〜255を(N(=8)−1)分割した8つの値(0、36、73、109、146、182、219、255)を要素として算出する。ここで、0=0+0×(255−0)/(8−1)、36=0+1×(255−0)/(8−1)、73=0+2×(255−0)/(8−1)、109=0+3×(255−0)/(8−1)、146=0+4×(255−0)/(8−1)、182=0+5×(255−0)/(8−1)、219=0+6×(255−0)/(8−1)、255=0+7×(255−0)/(8−1)である。
同様にして、格子点アドレス決定部110cは、例えば、a*軸における仮格子点アドレスVGaの要素を導出する場合では、a*値がとりうる範囲としての−128〜127を(N(=8)−1)分割した8つの値(−128、−92、−55、−19、18、55、91、127)を要素として算出する。−128=−128+0×(127−(−128))/(8−1)、−92=0+1×(127−(−128))/(8−1)、−55=0+2×(127−(−128))/(8−1)、−19=0+3×(127−(−128))/(8−1)、18=0+4×(127−(−128))/(8−1)、55=0+5×(127−(−128))/(8−1)、91=0+6×(127−(−128))/(8−1)、127=0+7×(127−(−128))/(8−1)である。
同様にして、格子点アドレス決定部110cは、例えば、b*軸における仮格子点アドレスVGbの要素を導出する場合では、b*値がとりうる範囲としての−128〜127を(N(=8)−1)分割した8つの値(−128、−92、−55、−19、18、55、91、127)を要素として算出する。−128=−128+0×(127−(−128))/(8−1)、−92=0+1×(127−(−128))/(8−1)、−55=0+2×(127−(−128))/(8−1)、−19=0+3×(127−(−128))/(8−1)、18=0+4×(127−(−128))/(8−1)、55=0+5×(127−(−128))/(8−1)、91=0+6×(127−(−128))/(8−1)、127=0+7×(127−(−128))/(8−1)である。
格子点アドレス決定部110cは、L*軸、a*軸、及びb*軸のそれぞれの軸における仮格子点アドレスの要素の組からなるアドレスを、N=8におけるN×N×N個の仮の格子点アドレスVGであると決定する(ステップS131)。
ステップS131において、格子点アドレス決定部110cは、N×N×N個の仮の格子点アドレスVGを決定すると、決定したN×N×Nの仮の格子点アドレスVGのいずれかに、指定された指定色値(L1、a1、b1)が一致するものがあるか否かを判定する(ステップS132)。格子点アドレス決定部110cは、N×N×Nの仮の格子点アドレスVGのいずれかに、指定された指定色値(L1、a1、b1)が一致するものがあると判定した場合には(ステップS132;YES)、N×N×N個の仮の格子点アドレスVGを、N×N×N個の格子点アドレスVとして、多次元ルックアップテーブル算出部110dに出力し(ステップS136)、アドレス決定処理を終了する。
一方、格子点アドレス決定部110cは、N×N×N個の仮の格子点アドレスVGのいずれにも、指定された指定色値(L1、a1、b1)が一致しない判定した場合には(ステップS132;NO)、指定色値(L1、a1、b1)とL*軸、a*軸、b*軸の各座標軸方向において最大値及び最小値の間に位置する格子点数を導出する(ステップS133)。
ここで、L*軸の最大値とL1の間に位置する格子点数LUは、L*値の仮格子点アドレスVGLの要素の中で、値がL1より大きい要素の数である。L*軸の最小値とL1の間に位置する格子点数LLは、L*値の仮格子点アドレスVGLの要素の中で、値がL1より大きくない要素の数である。
a*軸の最大値とa1の間に位置する格子点数aUは、a*値の仮格子点アドレスVGaの要素の中で、値がa1より大きい要素の数である。a*軸の最小値とa1の間に位置する格子点数aLは、a*値の仮格子点アドレスVGaの要素の中で、値がa1より大きくない要素の数である。
b*軸の最大値とb1の間に位置する格子点数bUは、b*値の仮格子点アドレスVGbの要素の中で、値がb1より大きい要素の数である。b*軸の最小値とb1の間に位置する格子点数bLは、b*値の仮格子点アドレスVGbの要素の中で、値がb1より大きくない要素の数である。
例えば、上述した指定色値(L1、a1、b1)=(130、40、5)とし、L*軸における仮格子点アドレスVGLの要素を先の例の(0、36、73、109、146、182、219、255)で、a*軸における仮格子点アドレスVGaの要素を先の例の(−128、−92、−55、−19、18、55、91、127)で、かつ、b*軸における仮格子点アドレスVGbの要素を先の例の(−128、−92、−55、−19、18、55、91、127)では、LL=4、LU=4、aU=3、aL=5、bU=4、bL=5となる。
次に、格子点アドレス決定部110cは、指定色値(L1、a1、b1)を、N×N×N個の格子点アドレスGの中で一番近いところに有る格子点のアドレス値とする(ステップS134)。なお、格子点アドレスGは、L*値の格子点アドレスGLの要素とa*値の格子点アドレスGaの要素とb*値の格子点アドレスGbの要素を組み合せたものである。
その後、格子点アドレス決定部110cは、指定色値の格子点アドレス値(L1、a1、b1)と、指定色値と、L*軸、a*軸、b*軸の各座標軸方向における格子点数LU、LL、aU、aL、bU、bLとから、他の格子点アドレスを算出し(ステップS135)、アドレス決定処理を終了する。
ここで、他の格子点アドレスは、L*値の格子点アドレスGLの要素、a*値の格子点アドレスGaの要素、b*値の格子点アドレスGbの要素をすべて(各N個)を算出することで決定する。L*値の格子点アドレスGLの要素に、L*値の最小値0とL1との間をLL−1分割したもの0+0×(L1−0)/(LL−1)、0+1×(L1−0)/(LL−1)、・・・・、0+(LL−1)×(L1−0)/(LL−1)と、L1とL*値の最大値255との間をLU−1分割したものL1+1×(255−L1)/LU、L1+2×(255−L1)/LU、・・・、L1+LU×(255−L1)/LUを追加する。
a*値の格子点アドレスGaの要素に、a*値の最小値−128とa1の間をaL−1分割したものa1+0×(a1−(−128))/(aL−1)、−128+1×(a1−(−128))/(aL−1)、・・・、−128+(aL−1)×(a1−0)/(aL−1)と、a1とa*値の最大値127の間をaU−1分割したもの(a1+1×(127−a1)/aU、(a1+2×(127−a1)/aU、・・・、(a1+aU×(127−a1)/aUを追加する。
b*値の格子点アドレスGbの要素に、b*値の最小値−128とb1の間をbL−1分割したものb1+0×(b1−(−128))/(bL−1)、−128+1×(b1−(−128))/(bL−1)、・・・、−128+(bL−1)×(b1−0)/(bL−1)と、b1とb*値の最大値127の間をbU−1分割したもの(b1+1×(127−b1)/bU、(b1+2×(127−b1)/bU、・・・、(b1+bU×(127−b1)/bUを追加する。
以上のように、L*値の格子点アドレスGLの要素とa*値の格子点アドレス要素Gaとb*値の格子点アドレス要素Gbを全て組み合せたものをN×N×N(N=8)個の格子点アドレスGとして出力する。例えば、上述した指定色値(L1、a1、b1)=(130、40、5)の場合、L*値の格子点アドレスGLの要素は、0、43、87、130、161、193、224、255となり、a*値の格子点アドレスGaの要素は、−128、−86、−44、−2、40、69、98、127となり、b*値の格子点アドレスGbの要素は、−128、−84、−40、5、36、66、97、127となる。
図9は、仮の格子点アドレスVGによる3次元ルックアップテーブル、及び、格子点アドレスGによる3次元ルックアップテーブルのモデル図である。この図9に示すように、仮の格子点アドレスVGによる3次元ルックアップテーブルでは、指定色の位置(L1、a1、b1)が、格子点上にないが、格子点アドレスGによる3次元ルックアップテーブルでは格子点上に配置される。
実施例1によれば、プロファイル変換装置110の格子点アドレス決定部110cが、ユーザにより指定された入力色を予め決められた格子点数からなる3次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値と決定し、この1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値を決定し、更に、多次元ルックアップテーブル算出部110dが、予め先に入力された任意格子点数プロファイルに基づき、先に決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、この出力色を3次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする3次元ルックアップテーブルを算出するので、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現することができる。
本発明に係る実施例2の画像処理装置200は、図1中の画像処理装置100に置き換えたものである。この画像処理装置200は、図10に示すように、プロファイル変換装置210、画像データ入力部220、色変換部230、画像データ出力部240を備えている。画像データ入力部220、色変換部230、及び画像データ出力部240は、実施例1の画像処理装置100のものと同じであるので、これらの説明を省略する。
プロファイル変換装置210は、図11に示すように、プロファイル入力部210a、保存色指定部210b、格子点アドレス決定部210c、多次元ルックアップテーブル算出部210d、プロファイル出力部210e、及び、保存色抽出記憶部210fを備えている。ここで、プロファイル入力部210a、保存色指定部210b、多次元ルックアップテーブル算出部210d、及び、プロファイル出力部210eは、実施例1の画像形成装置のプロファイル変換装置110のものと同じであるので、これらの説明を省略する。
格子点アドレス決定部210cは、指定された指定色値及び抽出色値から予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値が決定され、この1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値が決定する。
保存色抽出記憶部210fは、プロファイル入力部210aから任意格子点数プロファイルが入力されると、この任意格子点数プロファイルを解析し、色変換誤差が著しく目立ってしまう色、例えば白色を抽出し、この色を記憶する。
次に、本発明に係る実施例2の画像形成システムの動作を説明する
図12は、プロファイル変換装置が実行するプロファイル変換処理を示すフローチャートである。まず、プロファイル入力部210aは、プロファイル指定入力画面150を使用して入力した格子点数M×M×M(M=33)の3次元ルックアップテーブルを有する任意格子点数プロファイルを読み込み、このプロファイルを多次元ルックアップテーブル算出部210dに出力するとともに、保存色抽出記憶部210fに出力する(ステップS21)。
その後、保存色指定部210bは、ユーザが図5に示すディスプレイ画面500を使用して入力した指定色が入力されると、この指定色を格子点アドレス決定部210cに出力する(ステップS22)。
保存色抽出記録部210fは、プロファイル入力部210aから任意格子点数プロファイルが入力されると、この任意格子点数プロファイルを解析し、自動的に保存する(変換誤差なしで色変換する)色を抽出する(ステップS23)。
ここで、保存色抽出記録部210fにより抽出される色(以下、抽出色という)は、色変換によって出力されたCMYK値に変換誤差が生じた場合に、著しく目立ってしまう色である。例えば、CMYKの値がすべて“0”となる白色、C単色、M単色、及びY単色が該当する。抽出色として、白色とした理由は、本来、(C、M、Y、K)=(1%、1%、1%、1%)と変換されるべきものが、(C、M、Y、K)=(2%、2%、2%、2%)と変換されても、あまり変換誤差は目立たないが、(C、M、Y、K)=(0%、0%、0%、0%)と変換されるべきものが、(C、M、Y、K)=(1%、1%、1%、1%)と色変換された場合、本来存在しない色が再現されるため、変換誤差が大きく目立ってしまうからである。C単色、M単色、Y単色の場合も同様である。ここでは、任意格子点数プロファイルに含まれる3次元ルックアップテーブルの中でCMYKの値がすべて“0”(すなわち、白色)となる格子点のアドレス値を抽出し、記録する。ここでは、アドレス値として、(L0、a0、b0)が抽出され、抽出色として記録されたとする。
格子点アドレス決定部210cは、保存色指定部により指定された指定色が入力されると、保存色抽出記憶部210fから抽出色値(L0、a0、b0)を読出す。次に、格子点アドレス決定部210cは、入力された指定色値(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)に基づき、予め決められている格子点数N×N×N(N=8)の3次元ルックアップテーブルの各格子点のアドレスを決定する処理(以下、アドレス決定処理という)を実行し(ステップS24)、決定した上記アドレスを多次元ルックアップテーブル算出部210dに出力する。なお、アドレス決定処理については、後述する。
多次元ルックアップテーブル算出部210dは、先にプロファイル入力部210aから入力された任意格子点数プロファイルに有する格子点数M×M×M(M=33)の3次元ルックアップテーブルと、格子点アドレス決定部210cから入力された指定色値(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)に基づいた格子点数N×N×N(N=8)からなる3次元ルックアップテーブルの各格子点のアドレスとから3次元ルックアップテーブルを算出する(ステップS25)。その後、多次元ルックアップテーブル算出部210dは、算出した上記格子点数N×N×N(N=8)からなる3次元ルックアップテーブルを有するプロファイルをプロファイル出力部210eに出力する。
プロファイル出力部210eは、多次元ルックアップテーブル算出部210dから入力された格子点数N×N×Nの3次元ルックアップテーブルを有する限定格子点数プロファイルを色変換部230に出力し(ステップS26)、プロファイル変換装置210の処理を終了する。
図13は、ステップS24におけるアドレス決定処理の示すフローチャートである。まず、格子点アドレス決定部210cは、実施例1におけるステップS131と同様な処理を行って、N×N×N個の仮の格子点アドレスVGを決定する(ステップS241)。
次に、格子点アドレス決定部210cは、仮の格子点アドレスVG上に、指定色および抽出色が乗っているかどうかを調べる。すなわち、格子点アドレス決定部210cは、N×N×N個の仮の格子点アドレスVGのいずれかに、指定色値(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)が一致するか否かを判定する(ステップS242)。
格子点アドレス決定部210cは、N×N×N個の仮の格子点アドレスVGのいずれにも、指定色値(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)が一致しないと判定した場合には(ステップS242;NO)、指定色値(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)と、各座標軸方向に対して、L*軸の最大値、最小値、a*軸の最大値、最小値、b*軸の最大値、最小値の間に位置する格子点数を導出する。(ステップS243)。
ここで、ステップS243において格子点を導出するに際して、L1とL0の値の大きい方をLmax、小さい方をLminとし、a1とa0の値の大きい方をamax、小さい方をaminとし、b1とb0の値の大きい方をbmax、小さい方をbminとする。
L*軸の最大値とLmaxの間に位置する格子点数LUUは、L*値の仮格子点アドレスVGLの要素の中で、値がLmaxより大きい要素数であり、LminとLmaxの間に位置する格子点数LMは、L*値の仮格子点アドレスVGLの要素の中で、値がLminよりも大きくない要素数であり、L*軸の最小値とLminの間に位置する格子点数LLLは、L*値の仮格子点アドレスVGLの要素の中で、値がLminより大きくない要素数である。ただし、LMが“0”の場合、格子点数の調整のため、LLLもしくはLUUの値を減らす。
a*軸の最大値とamaxの間に位置する格子点数aUUは、a*値の仮格子点アドレスVGaの要素の中で、値がamaxより大きい要素数であり、aminとamaxの間に位置する格子点数aMは、a*値の仮格子点アドレスVGaの要素の中で、値がamaxより大きくなく、aminよりも大きい要素数であり、a*軸の最小値とaminの間に位置する格子点数aLLは、a*値の仮格子点アドレスVGaの要素の中で、値がamaxより大きくない要素数である。ただし、aMが“0”の場合、格子点数の調整のため、aLLもしくはaUUの値を減らす。
b*軸の最大値とbmaxの間に位置する格子点数bUUは、b*値の仮格子点アドレスVGbの要素の中で、値がbmaxより大きい要素数であり、bminとbmaxの間に位置する格子点数bMは、b*値の仮格子点アドレスVGbの要素の中で、値がbmaxより大きくなく、bminよりも大きい要素数であり、b*軸の最小値とbminの間に位置する格子点数bLLは、b*値の仮格子点アドレスVGbの要素の中で、値がbmaxより大きくない要素数である。ただし、bMが“0”の場合、格子点数の調整のため、bLLもしくはbUUの値を減らす。
例えば、抽出色値(L0、a0、b0)=(255、0、0)、指定色値(L1、a1、b1)=(130、40、5)とすると、LLL=4、LM=4、LUU=0、aLL=4、aM=1、aUU=3、bLL=4、bM=0、bUU=4個の格子点数が存在する。また、bM=0であるため、bLL=3とする。
格子点アドレス決定部210cは、指定色値(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)のそれぞれを、N×N×N個の格子点アドレスGの中で一番近いところに有る格子点のアドレス値とする(ステップS244)。
その後、格子点アドレス決定部210cは、指定色値(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)と、LUU、LM、LLL、aUU、aM、aLL、bUU、bM、bLLから、他の格子点アドレスを算出し(ステップS245)、3次元ルックアップテーブルの格子点アドレス決定処理を終了する。
他の格子点アドレスは、L*値の格子点アドレスGLの要素、a*値の格子点アドレスGaの要素、b*値の格子点アドレスGbの要素をすべて(各N個)算出することで決定する。
L*値の格子点アドレスGLの要素は、1)L*値の最小値0とLminの間をLLL−1分割したもの0+0×(Lmin−0)/(LLL−1)、0+1×(Lmin−0)/(LLL−1)、・・・、0+(LLL−2)×(Lmin−0)/(LLL−1))と、2)LLminとLmaxの間をLM−1分割したものLmin+1×(Lmax−Lmin)/(LM−1)、・・・、Lmin+(LM−2)×(Lmax−Lmin)/(LM−1)と、3)LmaxとL*値の最大値255の間をLUU−1分割したもの(Lmax+1×(255−Lmax)/LUU、Lmax+2×(255−Lmax)/LUU、・・・、Lmax+LUU×(255−Lmax)/LUUとからなる。
a*値の格子点アドレスGaの要素は、1)a*値の最小値−128とaminの間をaLL−1分割したもの−128+0×(amin−(−128))/(aLL−1)、−128+1×(amin−(−128))/(aLL−1)、・・・、−128+(aLL−2)×(amin−(−128))/(aLL−1))と、2)aLminとamaxの間をaM−1分割したものamin+1×(amax−amin)/(aM−1)、・・・、amin+(aM−2)×(amax−amin)/(aM−1)と、3)amaxとa*値の最大値127の間をaUU−1分割したもの(amax+1×(127−amax)/aUU、amax+2×(127−amax)/aUU、・・・、amax+aUU×(127−amax)/aUUとからなる。
b*値の格子点アドレスGbの要素は、1)b*値の最小値−128とbminの間をbLL−1分割したもの−128+0×(bmin−(−128))/(bLL−1)、−128+1×(bmin−(−128))/(bLL−1)、・・・、−128+(bLL−2)×(bmin−(−128))/(bLL−1))と、2)bLminとbmaxとの間をbM−1分割したものbmin+1×(bmax−bmin)/(bM−1)、・・・、bmin+(bM−2)×(bmax−bmin)/(bM−1)と、3)bmaxとb*値の最大値127の間をbUU−1分割したもの(bmax+1×(127−bmax)/bUU、bmax+2×(127−bmax)/bUU、・・・、bmax+bUU×(127−bmax)/bUUからなる。
以上のように、L*値の格子点アドレスGLの要素とa*値の格子点アドレス要素Gaとb*値の格子点アドレス要素Gbを全て組み合せたものをN×N×N個の格子点アドレスとして出力する。
例えば、指定色値(L1、a1、b1)=(130、40、5)及び抽出色値(L1、a1、b1)=(255、0、0)の場合、L*値の格子点アドレスGLの要素は、0、43、87、130、161、193、224、255となる。a*値の格子点アドレスGaの要素は、−128、−85、−43、0、40、69、98、127となる。b*値の格子点アドレスGbの要素は、−128、−64、0、5、36、66、97、127となる。
図14は、格子点アドレスGによる3次元ルックアップテーブルを示したモデル図である。図14に示すように、格子点アドレスGによる3次元ルックアップテーブルでは、指定色及び抽出色が格子点上に配置されているのがわかる。
実施例2によれば、プロファイル変換装置210が備える格子点アドレス決定部210cにより、指定された指定色(L1、a1、b1)及び抽出色値(L0、a0、b0)から予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値が決定され、この1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値が決定され、更に、多次元ルックアップテーブル算出部210dが、予め先に入力された任意格子点数プロファイルに基づき、先に決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、出力色を多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする多次元ルックアップテーブルを算出するので、画像処理装置は、ユーザが設定した色変換プロファイルのルックアップテーブルを、制限された格子点数からなるルックアップテーブルに作成した場合でも色変換誤差が生じず、ユーザが再現したい色を再現する画像処理を行うことができる。
また、実施例2によれば、保存色抽出記憶部210fが任意格子点数プロファイルから白色を抽出し、格子点アドレス決定部210cがこの白色を格子点のアドレスとすることで、画像処理装置200は、ユーザが指定した色だけでなく、色変換誤差が著しく目立ってしまう白色を、変換誤差なく色変換する画像処理を行うことができる。
実施例2の発明では、指定色及び抽出色がそれぞれ1色づつで説明したが、複数色にすることは容易に可能である。すなわち、変換誤差なしで変換する色を、1色増やすごとにGL、Ga、Gbそれぞれ1つの格子点要素だけを加え、残りの格子点アドレスを計算することで容易に実装することができる。
実施例2の発明では、保存色抽出記憶部210fにおいて、任意格子点数プロファイルを解析し、CMYK値がすべて“0”となるL*a*b値を導出したが、一般にL*値が0〜255の間に正規化された場合、(L*、a*、b*)=(255、0、0)が白色となるケースが多いので、一般的な白色のL*a*b値を予め保持しておいてもよい。
図15は、本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。この画像形成装置300は、プロファイル変換装置310、画像データ入力部320、色変換部330、画像データ形成部340を備えている。プロファイル変換装置310、画像データ入力部320、及び色変換部330は、図2または図10のものと同じであるので、これらの説明を省略する。
画像データ形成部340は、色変換部330から入力された色変換が行われた画像データに基づき画像を形成する。
本発明に係る画像形成装置300は、実施例1又は実施例2のものと同様な構成を有するプロファイル変換装置110またはプロファイル変換装置210を備えているので、画像を形成するに際しても、同様な効果を有する。
図16は、本発明に係る画像形成システムの概略構成図である。図16に示すように、この画像形成システムは、画像処理装置400と、画像形成装置500とが接続ケーブル503を介して接続されて構成されている。画像処理装置400は、実施例1の画像処理装置100又は実施例2の画像処理装置200とは異なり、プロファイル変換装置110またはプロファイル変換装置210を備えていないが、画像形成装置500には、図15に示した画像形成装置300に有するプロファイル変換装置210を備えている。
従って、この画像形成システムでは、画像形成装置500が上述した画像形成装置300の発明と同様な効果を有する。
上述した、プロファイル変換装置は、プロファイルを非可逆圧縮するデータ処理装置にも容易に適用が可能である。また、上述した保存色指定部110bは、任意格子点数プロファイルの中にユーザが保存を所望する色の情報が含まれていれば、任意格子点数プロファイルからユーザが保存を所望する色の情報を取り出すものであってもよい。
本発明に係る実施例1の画像処理装置の使用態様を示す図である。 本発明に係る実施例1の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例1の画像処理装置に有するプロファイル変換装置の構成を示すブロック図である。 プロファイル指定入力画面の一例を示す図である。 保存色指定入力画面の一例を示す図である。 本発明係る実施例1の画像処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明に係る実施例1の画像処理装置に有するプロファイル変換装置の動作を示すフローチャートである。 図7中のステップS13における多次元ルックアップテーブルの格子点アドレス決定処理を示すフローチャートである。 仮の格子点の3次元ルックアップテーブル及び算出した格子点の3次元ルックアップテーブルの一例を示す図である。 本発明に係る実施例2の画像処理装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例2の画像処理装置に有するプロファイル変換装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る実施例2の画像処理装置に有するプロファイル変換装置の動作を示すフローチャートである。 図12中のステップS24における多次元ルックアップテーブルの格子点アドレス決定処理を示すフローチャートである。 算出した格子点の3次元ルックアップテーブルの一例を示す図である。 本発明に係る画像形成装置の構成を示すブロック図である。 本発明に係る画像形成システムの概略構成図である。
符号の説明
100、200、400 画像処理装置
101、201 ディスプレイ
102、202 キーボード
103、503 接続ケーブル
104 プリンタ
110、210、310 プロファイル変換装置
110a、210a プロファイル入力部
110b、210b 保存色指定部
110c、210c 格子点アドレス決定部
110d、210d 多次元ルックアップテーブル算出部
110e、210e プロファイル出力部
110f 保存色・記憶部
120、320 画像データ入力部
130、330 色変換部
140、340 画像データ出力部
300、500 画像形成装置

Claims (11)

  1. 入力色から出力色に色変換を行うための任意格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含んだ任意格子点数プロファイルから、当該任意格子点数プロファイルに基づき予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの含む限定格子点数プロファイルを生成するプロファイル変換装置において、
    前記入力色を指定する色指定手段と、
    前記色指定手段により指定された入力色を予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの1つの格子点のアドレス値と決定し、該1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値を決定するアドレス決定手段と、
    前記任意格子点数プロファイルに基づき、前記アドレス決定手段により決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、前記出力色を前記多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする前記多次元ルックアップテーブルを算出する多次元ルックアップテーブル算出手段と、
    多次元ルックアップテーブル算出手段により算出された、前記予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含むプロファイルを出力するプロファイル出力手段と、
    を備えることを特徴とするプロファイル変換装置。
  2. 入力色から出力色に色変換を行うための任意格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含んだ任意格子点数プロファイルから、当該任意格子点数プロファイルに基づき予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルの含む限定格子点数プロファイルを生成するプロファイル変換装置において、
    前記入力色を指定する色指定手段と、
    前記任意格子点数プロファイルに基づき保存する色を記憶する保存色記憶手段と、
    前記色指定手段により指定された入力色及び前記保存色記憶手段により記憶された保存する色を、予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルのそれぞれ1つの格子点のアドレス値と決定し、該それぞれ1つの格子点のアドレス値を基準として、他の格子点のアドレス値を決定するアドレス決定手段と、
    前記任意格子点数プロファイルに基づき、前記アドレス決定手段により決定された各格子点のアドレス値を入力色として出力色を導出し、前記出力色を前記多次元ルックアップテーブルの各格子点に対応する格子点値とする前記多次元ルックアップテーブルを算出する多次元ルックアップテーブル算出手段と、
    多次元ルックアップテーブル算出手段により算出された、前記予め決められた格子点数からなる多次元ルックアップテーブルを含むプロファイルを出力するプロファイル出力手段と、
    を備えることを特徴とするプロファイル変換装置。
  3. 前記保存色記憶手段により記憶されている保存する色は、白色であることを特徴とする請求項2記載のプロファイル変換装置。
  4. 入力された画像データを画像処理し、画像処理された当該画像データを外部機器に出力する画像処理装置において、
    請求項1記載のプロファイル変換装置と、
    前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換された前記画像データを前記外部機器に出力する画像データ出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  5. 入力された画像データを画像処理し、画像処理された当該画像データを外部機器に出力する画像処理装置において、
    請求項2記載のプロファイル変換装置と、
    前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換された前記画像データを前記外部機器に出力する画像データ出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像処理装置。
  6. 前記プロファイル変換装置は、
    前記保存色記憶手段に記憶されている保存する色は、白色であることを特徴とする請求項5記載のプロファイル変換装置。
  7. 入力された画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置において、
    請求項1記載のプロファイル変換装置と、
    前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換された前記画像データから画像を形成する画像形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 入力された画像データに基づいて画像を形成する画像形成装置において、
    請求項2記載のプロファイル変換装置と、
    前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換された前記画像データから画像を形成する画像形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成装置。
  9. 前記プロファイル変換装置は、
    前記保存色記憶手段により記憶されている保存する色は、白色であることを特徴とする請求項8記載の画像形成装置。
  10. 入力された画像データを画像処理する画像処理装置と、前記画像処理装置から出力された画像処理された画像データから画像を形成する画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、
    前記画像形成装置は、
    請求項1記載のプロファイル変換装置と、
    前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて、前記画像処理装置から入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換された前記画像データを前記外部機器に出力する画像データ出力手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
  11. 入力された画像データを画像処理する画像処理装置と、前記画像処理装置から出力された画像処理された画像データから画像を形成する画像形成装置とからなる画像形成システムにおいて、
    請求項2記載のプロファイル変換装置と、
    前記プロファイル変換装置により得られたプロファイルを用いて、前記画像処理装置から入力された前記画像データを色変換する色変換手段と、
    前記色変換手段により色変換された前記画像データから画像を形成する画像形成手段と、
    を備えることを特徴とする画像形成システム。
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