JP2005278171A - カラー画像処理装置およびカラー画像処理方法 - Google Patents

カラー画像処理装置およびカラー画像処理方法 Download PDF

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崇行 澤田
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Abstract

【課題】 カラー画像を含む文書データをプリントアウトする際に要求される、色変換のための時間を低減し、プリントアウトを高速にできるカラー画像処理装置を提供する。
【解決手段】 この発明のカラー画像処理装置は、文書処理ジョブの内容をプレトレースせず、描画オブジェクトを処理する段階で、関連するCLUT組合せについてON/OFFを決定。1組のCLUT組合せに対して、複数の描画オブジェクトが関連付けられるが、一度ONになったCLUT組合せはONのまま維持すること特徴とする。
【選択図】 図1

Description

この発明は、入力画像を画像出力のために色変換する際に要する処理時間を短縮可能なカラー画像処理装置およびカラー画像処理方法に関する。
カラー画像を含む文書データをプリントアウトする場合、原データ(入力画像)からプリンタ向けのCMYKデータへの色変換は、カラープロファイル中のルックアップテーブル(CLUT)を参照することによって実行される。
例えば、特許文献1には、自メディアデータから他メディア用のデータへ色変換する第1の色変換手段と、他メディアからのデータを自装置用のデータへ色変換する第2の色変換手段とを有し、両者が可逆的な関係を有する例が示されていている。
特開2003−219193号公報
しかしながら、特許文献1には、色変換そのものに必要な時間を低減することに関する記載は認められない。
この発明の目的は、カラー画像を含む文書データをプリントアウトする際に要求される、色変換のための時間を低減し、プリントアウトを高速にすることである。
この発明は、文書データの構成要素である描画オブジェクト毎に、その描画オブジェクトを色変換する際に順次参照される複数のCLUT群に関して複数のCLUTを合成して単一の合成CLUTを生成するか否かを、描画オブジェクトの属性情報に基づいて決定するカラールックアップテーブル(CLUT)合成ON/OFF決定手段と、前記合成ON/OFF決定手段により決定された決定結果すなわち合成の有無を記憶するCLUT合成ON/OFF記憶手段と、前記合成ON/OFF決定手段による決定がOFFからONに変更された時点で、CLUT合成を実行して前記単一の合成CLUTを生成するCLUT合成手段と、CLUT合成手段により複数のCLUT群内の任意のCLUTが合成された結果である前記合成CLUTを記憶する合成CLUT記憶手段と、任意の描画オブジェクトに対して、描画オブジェクトの属性情報と前記CLUT合成ON/OFF記憶手段の記憶内容とに基づいて、その描画オブジェクトに適用されるべきCLUTを、合成CLUTか複数CLUT群の所定のCLUTのいずれか一方から参照して、色変換を行う(合成CLUT記憶手段に記憶されている複数のCLUT群の任意のCLUTと合成CLUTとの組合せを示す記憶内容に従って、描画オブジェクト毎に所定のCLUTを用いる)色変換手段と、を有するカラー画像処理装置を提供するものである。
以上説明したように、本発明の色変換装置によれば、ビットマップオブジェクトの色変換に用いられるCLUT組合せは、1個のCLUTに合成され、ビットマップオブジェクトの各画素の色変換は、その1個の合成CLUTを用いて1回のみで済む。一方、ビットマップオブジェクトの色変換に用いられないCLUT組合せは、特に指示の無い限り合成されない。このことにより、描画オブジェクトの性質に応じて、処理時間の短い色変換方法が自動的に選択されることとなり、色変換高速化の効果が得られる。
また、本発明の色変換装置によれば、文書処理ジョブ全体の構成情報に基づいてCLUT組合せ毎に、色変換の演算量が比較され、処理時間の短い色変換方法がジョブ開始前に自動的に決定されるため、色変換が高速化される。
さらに、本発明の色変換装置によれば、色変換結果のキャッシュ効果により、一層色変換が高速化できる。また、CLUT合成結果のキャッシュ効果により、一連の複数の文書処理ジョブに要求される合計の色変換の所要時間が短縮される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態について説明する。
図1は、この発明の実施の形態が適用される色変換装置の一例を説明する概略ブロック図である。
図1に示されるように、色変換装置1は、CLUT(カラールックアップテーブル)組合せ初出判定部11、CLUT合成フラグ生成・初期化部12、CLUT合成フラグ記憶部13、CLUT合成ON/OFF決定部14、CLUT合成フラグ更新部15、未合成CLUT記憶部16、CLUT合成部17、合成CLUT記憶部18および色変換部19を有する。なお、画像情報あるいは文書データ等は、例えば、データ入力部(例えば画像や文書に代表される情報を画像信号に変換するスキャナもしくはRGB信号が直接入力可能なRGB信号入力部もしくはデジタルカメラ等からのデジタル画像が直接入力可能なデジタル信号入力部)1aを経由して色変換装置1に供給される。
CLUT組み合わせ初出判定部11は、データ入力部1aに入力された描画オブジェクトに固有の描画オブジェクト属性情報に基づいて、描画オブジェクトが用いるCLUT組合せが初出(初めて登場した組み合わせである)か否かの判定結果を出力する。描画オブジェクト属性情報とは、描画オブジェクトの色変換に必要なCLUT群の情報、該描画オブジェクトがビットマップか非ビットマップかを示す情報、画素数、色数、合成CLUTを適用するか否かの明示的指示(予め指定されているか否かの指示)、といった情報を総称したものである。CLUT組合せ初出判定部11では、描画オブジェクトの色変換に必要なCLUT群の情報を用いる。
CLUT合成フラグ生成・初期化部12は、CLUT組み合わせ初出判定部11において判定されたCLUT組合せの初出か否かの判定結果に基づき、初出ならばCLUT合成フラグを生成・初期化し、CLUT合成フラグ記憶部13に書き込む(CLUT合成フラグを生成および初期化した結果を反映させる)。CLUT合成フラグとは、CLUT組合せの1組ごとに、CLUT合成をONにするかOFFにするか示す。
ジョブ内の全てのCLUT組合せのそれぞれに対するCLUT合成フラグについては、例えば図6を用いて後段に説明するようにテーブル化され、CLUT組合せ−合成フラグ対応リストL1として、CLUT合成フラグ記憶部13に保持される。
CLUT合成ON/OFF決定部14は、描画オブジェクト属性情報とCLUT合成フラグとに基づいて合成ON(合成あり)/OFF(合成なし)を決定し、結果を出力する。
CLUT合成フラグ更新部15は、CLUT合成ON/OFF決定部14による合成ON/OFFの決定結果に基づいて、OFFからONに変化した時に、CLUTの合成フラグをONに更新し、CLUT合成フラグ記憶部17に書き込む(CLUTの合成フラグがONされたことを反映させる)。
未合成CLUT記憶部16は、合成前のソース(Src.)CLUT、デステイネーション(Dst.)CLUT、シミュレーションCLUT(Sim.)を記憶する。
未合成CLUT記憶部16には、プリントジョブによって使用されることのあるCLUTを予め複数個(Src.、Dst.、Sim.、を、それぞれ複数個)登録しておくことができる。
CLUT合成部17は、図2(a)、図2(b)、図3(a)および図3(b)に示すように、CLUT組合せを構成する複数のCLUTを1つのCLUTに合成する。具体的には、初段のCLUTすなわちSrc.CLUTのノードにあたるカラーデータ群に対して、合成前のCLUT群(Src.CLUT自身を含む)を、順次参照して色変換を行い、最終結果のカラーデータ群をもって合成結果のCLUTデータとする。
合成CLUT記憶部18は、CLUT合成部17による合成結果のCLUT(CLUT合成部17により合成されたCLUTすなわち合成済CLUT)を記憶する。
色変換部19は、描画オブジェクトの属性情報(CLUT適用するか否かの明示的指示)と描画オブジェクトが用いるCLUT組合せの合成ON/OFFフラグとに基づいて、合成CLUTか未合成の複数CLUT群を選択的に用いて、描画オブジェクトのカラーデータを色変換する。
ところで、CLUTは、通常、デバイスの色空間(RGBやCMYK)とデバイスに依存しない色空間(CIEXYZやL等、これらを総称してプロファイルコネクションスペース:PCSという)のデータの間の対応テーブルとなっている。
そのため、図2(a)に示すように、RGBで表現されたカラー画像を含む文書データをプリントアウトする場合には、Src.CLUTを参照してRGBからPCSへ色変換を行い、さらにDst.CLUTを参照してPCSからCMYKへ色変換を行うという、2段階の色変換が必要になる。
なお、商用印刷シミュレーションを伴う色変換フローにおいては、図3(a)に示すように、図2(a)に示した2つの色変換の間に、シミュレーション用に用いる印刷CMYKプロファイル中の2つのCLUT(Sim.CLUT1とSim.CLUT2)を用いて、色変換を行なう必要が生じるため、色変換の合計回数(段階数)は、4となる。
図1に示した本発明の色変換装置は、図2(a)に示した2段階(Src.CLUTとDst.CLUT)の色変換あるいは図3(a)に示した4段階(Src.CLUT、Sim.CLUT1、Sim.CLUT2およびDst.CLUT)の色変換のそれぞれで用いるCLUTを組み合わせて、予め1つの色変換に合成した合成CLUTを用いることを特徴とする(、参照)。
図2(b)あるいは図3(b)に示したような合成CLUTを用いることで、色変換のために要求される処理時間が低減可能で、カラー画像を含む文書データをプリントアウトする際に必要がプリント時間が短縮できる。なお、上述したような合成CLUTを含むプロファイルは、デバイスリンクプロファイルと呼ばれる。
しかしながら、色の数が十数色程度の僅かしかないような文書データでは、CLUT合成に要する処理時間のために、プリントアウトのための色変換に要求される文書の処理全体の処理時間が増えてしまうことがある。すなわち、CLUTを合成して色変換を1段階に統合するという手法は、カラー画像を含む全ての文書の処理において効果的とは限らない。
以下に、図1に示した色変換装置の動作の一例を説明する。なお、本例では、データ入力部1aに入力された文書処理のジョブとしてプリントジョブを処理する例を説明する。
プリントジョブで扱われる文書データは、一般に、図4に一例を示すが、例えば非ビットマップ(背景)O、ビットマップ(写真)O、ビットマップ(テキスト(文字列))以外O、非ビットマップ(グラフィック)O、ビットマップ(グラフィック)以外O、および非ビットマップ(テキスト(文字列))O等の複数の描画オブジェクトの集合体である。また、文書データは、1ページ分とは限らず、任意ページ(nページ)であることが一般的である。
図5に示すように、1個の描画オブジェクトが入力される(S1)と、描画オブジェクトが用いる(描画オブジェクトに適用されるべき)CLUTの組合せ、すなわちSrc.CLUTとDst.CLUTの組み合わせが初出か否かが判定される(S2)。
ステップS2において、CLUTの組合せが初出の場合(S2−Yes)、この初出CLUT組合せに関し、合成済みか否かを示す“合成フラグ”が生成され(S3)、CLUT合成フラグ記憶部13が“未合成”すなわちOFFを表す値に初期化される(S4)。一方、ステップS2において、CLUTの組合せが既に存在する場合(S2−No)、既に生成済みの“合成フラグ”を以後の処理で参照することとする(S5)。
続いて、CLUT合成ON/OFF決定部14において、入力された描画オブジェクトの属性情報に基づいて、描画オブジェクトがビットマップデータか非ビットマップデータかが特定される(S6)。
ステップS6において、描画オブジェクトがビットマップデータであることが特定された場合(S6−Yes)、描画オブジェクトが用いる(描画オブジェクトに適用されるべき)CLUTが合成済か否かが判断される(S7、CLUTの組み合わせを示す“合成フラグ”がONかOFFかがチェックされる)。
ステップS7において、“合成フラグ”がOFF(CLUTが合成されていない)ならば(S7−No)、CLUTが合成され(S8)、“合成フラグ”がONに更新される(S9、“合成フラグ”が“合成済”を示す値に変更される)。一方、その結果がONならば(S7−No)、CLUTの合成は既に実行済みである(既にCLUTが合成されている)から、合成フラグは更新しない(CLUT合成フラグ更新部15が保持している“フラグ”がそのまま保持される)。
また、(さかのぼって)ステップS6において、描画オブジェクトがビットマップデータ以外のデータ(非ビットマップデータ)であることが特定された場合(S6−No)、当然、“合成フラグ”は、そのまま維持される(更新されない)。なお、図5に示すこのフローにおいては、CLUTが既に合成済みである場合には、描画オブジェクトが非ビットマップであっても合成CLUTを使用するという考え方に基づくフローである。
このようにして、入力された画像データすなわち現在処理中の描画オブジェクトが用いる(描画オブジェクトに適用されるべき)CLUTの合成のON/OFFが順次決定されると、それまでに決定された“合成フラグ”の値すなわちCLUT合成フラグ記憶部13に保持されている“合成フラグ”に応じて、描画オブジェクトのカラー画像データの色変換が実行される(S10)。
すなわち、個々の描画オブジェクトの属性情報に基づいて予め決められた“合成フラグ”がONの場合(S10−Yes)、描画オブジェクトは合成(済み)CLUTを用いて色変換される(S11)。また、CLUT合成がOFFの場合(S10−No)、描画オブジェクトは未合成の複数CLUT群を用いて色変換される(S12)。
図6は、上述したCLUT−合成フラグ対応リストの一例を示し、例えばCLUT組み合わせ(1)に対してはCLUT合成がON(合成CLUTを作成する)、CLUT組み合わせ(2)〜(3)に対してはCLUT合成がOFF(合成CLUT非作成)、・・・、CLUT組み合わせ(n)に対してはCLUT合成がON(合成CLUTを作成する)ことを示している。
なお、図5に示した処理フローでは、描画オブジェクトの属性情報のうちの「ビットマップデータか否か」に基づいてCLUTの合成/非合成(CLUT合成ON/OFF)を行ったが、それに代わる分岐条件として、描画オブジェクトの属性情報のうちの「合成CLUTを適用するか否かの明示的指示情報(予めオブジェクト毎に指定されている)」を用いることも可能である。
例えば、図7に示すように、データ入力部1aに入力された描画オブジェクトに対して、用いるべきCLUTが指示されているか否かを判定し(S21)、合成CLUTを用いるよう指示されている(明示的指示情報がある)場合(S21−Yes)、描画オブジェクトが用いるCLUT組合せの“合成フラグ”が合成済(すなわち合成フラグがON)か否かがチェックされ(S22)、その結果がOFFならば(S22−No)、CLUTの合成を実行してもよい(S23)。なお、ステップS23においてCLUTが合成されている場合には、“合成フラグ”がONに更新される(S24)。
いうまでもなく、“合成フラグ”がONである場合(S22−Yes)、CLUTの合成は既に実行済みであり、合成フラグは更新されない。
また、(さかのぼって)ステップS21において、描画オブジェクトが合成CLUTを用いるよう指示されていない場合(S21−No)、“合成フラグ”は、そのまま維持される(更新されない)。
すなわち、図7は、図5により前に説明した処理フローのうちのステップS6からS9と置き換えられることができる。
図8は、この発明の実施の形態が適用される色変換装置の別の一例を説明するブロック図である。なお、図1により既に説明した構成(要素)と同一または類似した構成には、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図8に示されるように、色変換装置101は、例えば、データ入力部1a、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リスト生成部121、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リスト記憶部122、CLUT合成ON/OFF決定部14、CLUT組合せ−合成ON/OFF対応リスト記憶部123、描画オブジェクト毎の色変換方法定義部124、描画オブジェクト−色変換方法定義対応リスト記憶部125、未合成CLUT記憶部16、CLUT合成部17、合成CLUT記憶部18および色変換部129を有する。なお、色変換装置101は、例えばプリンタ装置2に接続され、あるいは文書データ処理装置(プロセッサ)3内に収容されている場合もある。この場合、プロセッサ3に接続された(一体もある)表示装置または表示部3aもしくはプリンタ装置2に設けられた表示部2aに、色変換処理中の任意の動作あるいはユーザに呈するべきいくつかの情報の表示が可能である。
CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リスト生成部121は、文書処理ジョブ内の全ての描画オブジェクトの属性情報に基づいて、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リストを生成する。CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リストとは、図9にセグメントAで示すような、CLUT組合せと描画オブジェクトの関連表(どの描画オブジェクトがどのCLUT組合せを用いるのか)である。なお、図9にセグメントAで示すようなCLUT組み合わせと描画オブジェクトとの対応は、例えば描画オブジェクト(1)および(7)がCLUT組み合わせ(1)と、例えば描画オブジェクト(2)、(3)および(5)がCLUT組み合わせ(2)と、例えば描画オブジェクト(4)、(8)および(9)、・・・、(m)がCLUT組み合わせ(3)、・・・、例えば描画オブジェクト(6)がCLUT組み合わせ(n)と、それぞれ関連づけられていることを示す。
また、生成された関連表すなわちCLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リストは、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リスト記憶部122に記憶される。
CLUT合成ON/OFF決定部14により決定された結果すなわちCLUT組合せ−合成ON/OFFは、CLUT組合せ−合成ON/OFF対応リスト記憶部123に記憶される。また、CLUT組合せ−合成ON/OFF対応リストとは、図9にセグメントBで示すような、ジョブ内の全てのCLUT組合せに対するCLUT合成ON/OFF決定結果のテーブルデータである。
CLUT組合せ−合成ON/OFF対応リストは図1に示した色変換装置1において、図6を用いて説明したリストと同形のものである。
ただし、図8により説明する色変換装置101においては、CLUT組合せ−合成ON/OFF対応リストは、図10により後段に示すようなフローに従って、例えば入力部1aに入力された文書処理ジョブが開始される前に、入力された全ての描画オブジェクトについて確定される。
描画オブジェクト毎の色変換方法定義部124は、注目する描画オブジェクトに関連付けられたCLUT組合せの合成ON/OFF決定結果と描画オブジェクトの属性情報とに基づいて、描画オブジェクトに対して合成CLUTを適用するか未合成の複数CLUT群を適用するかを「色変換方法定義」として決定する。すなわち、色変換方法定義部124においては、処理対象である描画オブジェクトに適用すべきCLUTを、合成により新規に生成するか、予め用意されている複数のCLUTのうちのいずれかを用いるかが定義される。色変換方法定義部124により定義された色変換方法定義の結果は、描画オブジェクト−色変換方法定義対応リスト記憶部125に記憶される。なお、対応リスト記憶部125に記憶される「描画オブジェクト−色変換方法定義対応リスト」とは、図9にセグメントCで示すような、ジョブ内の全ての描画オブジェクトに対して合成CLUTを適用するか否かという「色変換方法定義」を記述したテーブルデータである。なお、図9にセグメントCで示すような描画オブジェクトと色変換方法定義の対応は、例えば描画オブジェクト(1)に色変換定義(1)が、描画オブジェクト(7)に色変換定義(7)が、それぞれ対応されることを示す。
色変換部129は、現注目描画オブジェクトに対する色変換方法定義部124により定義された色変換方法定義に基づいて、合成CLUTまたは未合成の複数CLUT群を選択的に用いて、描画オブジェクトのカラーデータを色変換する。
以下、図8に示した色変換装置101における処理フローを図10〜図14を用いて説明する。
入力部1aにプリントジョブが入力されることで、図10に示すような、前処理が実行される。
詳細には、ステップS131で入力部1aに文書データが入力されると、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リスト生成部121において、ジョブに登場する全てのSrc.CLUTとDst.CLUTの組み合わせが抽出され、それぞれのCLUTが用いられる描画オブジェクト群が特定される(個々の描画オブジェクトとそのオブジェクトに適用すべきCLUTとが関連づけられる、S132)。
次に、ステップ132で抽出されたCLUTの組み合わせの各々についてCLUTを合成するか否か(CLUT合成ON/OFF)が、CLUT合成ON/OFF決定部14により決定される(S133)。
ステップ133でCLUTを合成すること(合成CLUTON)が決定されたCLUTの組み合わせについてCLUT合成が実行される(CLUT合成部17により新規のCLUTが合成される、S134)。
次に、描画オブジェクト毎の色変換方法定義部124により、ジョブ内のそれぞれの描画オブジェクトに対し、色変換の方法すなわち合成CLUTを用いるか否かが定義される(S135)。
以下、ジョブ内の描画オブジェクトのそれぞれは、色変換方法定義部124で定義された方法に基づいて、色変換される(定義された色変換方法定義に基づいて、合成CLUTまたは未合成の複数CLUT群のうちの任意のCLUTが用いられて色変換される、S136)。
図11は、図10により説明したステップ132における「ジョブに登場する全てのSrc.CLUTとDst.CLUTの組み合わせの抽出」および抽出されたCLUTの組み合わせと対象となる描画オブジェクトとの組み合わせを示す「CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リスト」の生成工程を説明している。
図11に示すように、注目描画オブジェクトに対応するCLUT組合せが初出か否かがチェックされる(S151)。
ステップS151において、CLUT組合せが初出であることがチェックされた場合(S151−Yes)、その組み合わせがCLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リストに登録される(CLUTの組み合わせと注目描画オブジェクトとが関連付けられる、S152)。続いて、CLUTの組み合わせとオブジェクトを関連づけたリストが新規に作成される(S153)。
一方、ステップS151において、CLUT組合せが既出であることがチェックされた場合(S151−No)は、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リストに既に存在するCLUT組合せのエントリに、注目オブジェクトが関連付けられる(S154)。
以下、ジョブ内の全ての描画オブジェクトに関し、ステップS151 to S154により説明したCLUTの組み合わせが初出か登録済みかが判定される(S155)。
次に、ジョブ内の全てのCLUT組合せについて、CLUTの合成を行うか否か(ON/OFF)を決定するための具体的なフロー(決定アルゴリズム)の一例を図12に示す。
図12では、CLUT合成ON/OFF決定部14により、現注目CLUT組合せに関連付けられた描画オブジェクト群の中にビットマップオブジェクトが含まれているか否かがチェックされる(S161)。
ステップS161において、描画オブジェクトがビットマップオブジェクトを含むことがチェックされた場合(S161−Yes)、CLUT合成がONに設定される(S162)。一方、ビットマップオブジェクトが含まれていない場合(S161−No)、CLUT合成がOFFに決定される(S163)
以下、ジョブ内の全ての描画オブジェクトに関し、ステップS161〜S163により説明したビットマップオブジェクトの有無が判定される(S164)。
図13に、CLUT合成ON/OFF決定アルゴリズムの別の例を示す。
図13に示す例では、CLUT合成ON/OFF決定部14は、現注目CLUT組合せに関連付けられたビットマップオブジェクト群の総画素数Pと、非ビットマップオブジェクトの総色数Cと、CLUT組合せにおける初段CLUTすなわちSrc.CLUTのノード数Nと、CLUT組合せにおけるCLUTの個数(段数)Sと、を検知する(S171〜S173)。なお、検知する順番は、任意に設定できる。
次に、CLUT合成を行わない場合のCLUT組合せに関連付けられた描画オブジェクト全ての色変換回数F1を次式(1)
F1=a(P+C)S ・・・ (1)
ここで、aは色変換回数に対する重み付けをするための係数であり、1以上の値とする
によって算出する。
また、通常は重み付けを行わず、1とする。係数aは予め設定しておく(S174)。
続いて、CLUT合成を行う場合について、CLUT組合せに関連付けられた描画オブジェクト全ての色変換回数F2を次式(2)
F2=bN(S−1)+(P+C) ・・・ (2)
ここで、bは色変換回数に対する重み付けをするための係数であり、1以上の値とする
によって算出する。
また、通常は重み付けを行わず、1とする。係数bは予め設定しておく(S175)。
(1)式および(2)式において、それぞれ係数a、bを導入した理由は、CLUT合成OFFの時に描画オブジェクトの色データを色変換する場合と、CLUT合成ONのときにCLUT合成のための色変換を行う場合とで、色変換1回あたりの演算負荷が一般には異なることを反映させるためである。
以下、(1)式および(2)式により求められた色変換回数F1と色変換回数F2とが比較され(S176)、F1がF2よりも大きい場合(S176−Yes)、CLUT合成がONに決定される(S162)。また、その他の場合(F1=F2、F2>F1、S176−No)、CLUT合成がOFFに決定される(S163)。
以下、ジョブ内の全ての描画オブジェクトに関し、ステップS171〜S176により説明したビットマップオブジェクトの有無が判定される(S164)。
次に、図10により前に説明したフローにおける次のステップとして、CLUT合成ONと決定されたCLUTの組合せについて、CLUT合成を実行する(S134対応)。
次に、ジョブ内の描画オブジェクトの各々について、合成CLUTを適用するか否かという色変換方法定義を決定する(S135対応)。
図14は、図10におけるステップS135の処理の一例を示している。図14において、現注目描画オブジェクトが関連付けられているCLUT組合せが合成ONか否かが判断され(S181)、CLUT組合せが合成ONの場合(S181−Yes)、合成CLUTを使用するよう色変換方法が定義される(S182)。一方、CLUT組合せが合成OFFの場合(S181−No)、未合成の複数CLUTを順次適用するよう色変換方法が定義される(S183)。
また、図14において、色変換方法定義は、ジョブ内の全ての描画オブジェクトに関し、ステップS181により説明したCLUT組合せが合成ONか否かの判断が実行される(S184)。
なお、図8に示した色変換装置101においても、図1に示した色変換装置1と同様に、各描画オブジェクトに対して合成CLUTを適用するか否かの明示的指示(予めオブジェクト毎に指定されている、図15と以下に説明する方法により変更可能)がなされた場合、CLUT合成ON/OFF決定アルゴリズムおよび描画オブジェクト毎の色変換方法定義のアルゴリズムを、以下に説明する。
なお、明示的指示をユーザに与える手段として、例えば図15に示すようなユーザインタフェース画面を、例えば図8に示したプロセッサ3の表示装置もしくは表示部3aに表示させることが可能である。また、明示的指示を表示させるタイミングとしては、図15に示した表示例は、例えば現ジョブ内の描画オブジェクトがすべて抽出できた段階で表示させればよい。
図15は、図14を用いて説明した色変換方法定義の結果である明示的指示をユーザに与えるための表示例の一例を示している。
図15に示すユーザインタフェース画面は、描画オブジェクト(1)〜(m)が存在する場合に、それぞれの描画オブジェクトに対するCLUT合成がONであるか否かを表示するもので、個々の行で示される描画オブジェクト毎に、CLUT合成ON/OFFが、対応する列におけるボタン表示(GUI=グラフィカルユーザインタフェース)により表示されている例である。なお、図15に示す例では、例えば描画オブジェクト(9)に関して、CLUT合成が「ON」と定義されているが、例えばプロセッサ3に接続されている入力部(キーボードあるいはマウス[商標])3d等により「自動」もしくは「OFF」に、変更可能である。また、図示しないが表示部(表示装置)3aに、例えばタッチパネル機能が与えられている場合には、表示された画面の任意の列の表示からそのオブジェクトに対する色変換方法を変更指示できる。
次に、上述した「明示的指示」をユーザに与える場合のCLUT合成ON/OFF決定のアルゴリズムの一例を、図16を用いて説明する。なお、図16に示すフローは、図12により前に説明したCLUT合成ON/OFF決定部14により、現注目CLUT組合せに関連付けられた描画オブジェクト群の中にビットマップオブジェクトが含まれているか否かをチェックするステップ(S161)に先だって以下に説明する各工程を追加するものであるから、追加部分を主体として説明する。
図16に示すように、ジョブ内の全てのCLUT組合せについて、CLUTの合成を強制適用する描画オブジェクトが存在するか否かがチェックされる(S201)。
注目CLUT組合せに関連付けられた描画オブジェクト群の中に、合成CLUTの適用が明示されたオブジェクトが有る場合(S201−Yes)、そのままCLUT合成のONが決定される(S162)。
これに対し、注目CLUT組合せに関連付けられた描画オブジェクト群の中に、合成CLUTの適用が明示されたオブジェクトが存在しない場合(S201−No)、注目CLUT組合せを用いる描画オブジェクトの中にビットマップオブジェクトが含まれているか否かが検査される。但し、合成CLUTの非適用を明示されたオブジェクトが有る場合(S202−Yes)、合成CLUTの非適用が明示されたそのオブジェクト群が、ビットマップオブジェクトの有無を検査する対象から除外される(S203)。
描画オブジェクトに合成CLUTの適用が明示されておらず(S202−No)、しかもビットマップオブジェクトも含まれていない場合(S161−No)には、CLUT非合成が決定(CLUT合成OFFが維持される、S163)。
図17および図18は、図13により前に説明したCLUT合成ON/OFF決定のアルゴリズムに、図16により上述したと同様に、明示的指示が有る場合に適用可能な例を示している。なお、図17および図18に示すフローは、図13により前に説明したCLUT合成ON/OFF決定部14により、現注目CLUT組合せに関連付けられた描画オブジェクト群の中にビットマップオブジェクトが含まれているか否かをチェックするステップ(S161)に先だって以下に説明する各工程を追加するものであるから、追加部分を主体として説明する。
図18に示すように、ジョブ内の全てのCLUT組合せについて、CLUTの合成を強制適用する描画オブジェクトが存在するか否かがチェックされる(S201)。
描画オブジェクト群の中に、合成CLUTの適用が明示されたオブジェクトが有る場合(S201−Yes)、そのままCLUT合成のONが決定される(S162)。
これに対し、描画オブジェクト群の中に、合成CLUTの適用が明示されたオブジェクトが存在しない場合(S201−No)は、ステップS171〜S173により、総画素数P、非ビットマップオブジェクト群の総色数CおよびSrc.CLUTのノード数Nが検知される。
次に、合成CLUTの非適用を明示されたオブジェクトが有るか否かが判断され(S202)、合成CLUTの非適用を明示されたオブジェクトがない場合(合成CLUTの非適用が明示されていない場合、S202−No)には、前に説明した(1)式および(2)式により色変換回数F1と色変換回数F2が求められ(S174、S175)、求められたF1とF2とが比較される(S176)。
一方、合成CLUTの非適用を明示されたオブジェクトが有る場合(S202−Yes)、前に説明した(1)式および(2)式による色変換回数F1および色変換回数F2の算出に前だって、注目CLUT組合せに関連付けられたビットマップオブジェクトの総画素数Qと非ビットマップオブジェクトの総色数Dが検知される(S221、S222)。なお、検知する順番は、任意に設定できる。
続いて、ステップS221およびS222で求められた総画素数Qと総色数Dにより前に検知された総画素数P(ステップS171参照)と総色数C(ステップS172)が補正される。すなわち、ステップS171で求められた総画素数Pは「P=P−Q」により、またステップS172で求められた総画素数Cは「C=C−D」により、それぞれ補正される。換言すると、色変換回数F1と色変換回数F2は、CLUT合成を非適用と明示されたオブジェクトの分を差し引いた値で補正される(S223)。
図19は、図10のステップS135により前に説明したが、ジョブ内の描画オブジェクトの各々について、合成CLUTを適用するか否かという色変換方法定義を決定する場合に、上述した「明示的指示」をユーザに与えるための処理の一例を示している。なお、図19に示すフローは、実質的に図14により前に説明した「色変換方法定義(S181〜S184)」の前段に、注目描画オブジェクトが合成CLUTを適用されることが明示されているか否かを検知する工程(S231)および合成CLUTの非適用が明示されているか否かを検知する工程(S232)が追加された、と実質的に同一である。
一方、図19において、合成CLUTの適用・非適用の明示が無い場合は、図14により前に説明したステップS181と同様、描画オブジェクトが関連付けられているCLUTの組合せの合成ON/OFFの決定結果に基づいて、色変換方法が定義される。
図20は、この発明のさらにまた別の実施の形態が適用される色変換装置の例を説明している。なお、図8を用いて既に説明した構成(要素)と同一または類似した構成には、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図20に示した通り、色変換装置201は、図8により前に説明した色変換装置101におけるCLUT合成部(17)を、CLUT合成キャッシュ制御部241が組み込まれたCLUT合成部237とし、色変換部(129)を、色変換キャッシュ制御部251が組み込まれた色変換部239とした構成である。なお、キャッシュメモリとしては、例えば図8に示したプロセッサ3に組み込まれているメインメモリ3bやプロセッサ3に接続される外部メモリ33等が利用可能である。
また、入力部1aと色変換部239との間には、サブブロックスキャン制御部261が設けられている。
図20に示す色変換装置201において、色変換キャッシュ制御部251、CLUT合成キャッシュ制御部241およびメモリ3b(33)は、描画オブジェクトまたはジョブ全体としての処理時間を短縮することを可能とするために、有益である。
例えば、プリントアウト(文書処理ジョブ)において、同一の色変換入力条件(色変換元カラーデータとCLUTの組合せが同一)が頻繁に発生することがある。特に、入力部1aに入力されたプリントアウトすべきデータが自然画像等のビットマップオブジェクトである場合、一つの画素の近傍には同一のデータが発生する確率が高い。
そのような場合、色変換を画素毎に必ず実行するのではなく、色変換の結果をキャッシュメモリに保持しておき、過去に(以前の)数画素以内に発生したのと同一の色変換入力条件が発生した時に、キャッシュされた色変換結果を利用することにより、描画オブジェクト毎あるいはジョブ全体としての処理時間を短縮することができる。
なお、この色変換キャッシュ制御部の効果、すなわちキャッシュのヒット率を向上させるため、文書処理ジョブのビットマップオブジェクトの画素データを色変換部に供給する順序を、図23により以下に説明するようなサブブロックスキャンの順序とすることが、より好ましい。
また、図20に示した色変換装置201においては、CLUT合成部237内のCLUT合成キャッシュ制御部241により、CLUTの合成結果をキャッシュすることができる。これにより、複数の文書処理ジョブ間において、(同一の文書に対する文書処理以外の処理ジョブにおいて)合成されたCLUTを、共有利用させることができる。
なお、CLUT合成部237において利用されるキャッシュメモリは、前に説明したプロセッサ3のメインメモリ3bに限定されるものではなく、例えば合成済みCLUT記憶部18の一部を利用することも可能である(キャッシュメモリの実体は、合成CLUT記憶部で兼用)。
ところで、CLUT合成キャッシュ制御部241は、合成CLUT記憶部18に一度記憶された合成CLUTを、ジョブの終了とともに消去することなく、その後のジョブにおいて同一のCLUT組合せが発生した時に再利用できるように、キャッシュメモリの方法に則って記憶管理するために有益である。
図21は、図20に示した色変換装置の特徴を、図1により前に説明した色変換装置にも適用する例を示している。
すなわち、CLUT合成キャッシュ制御部241ならびに色変換キャッシュ制御部251は、色変換方法定義部124(図8参照)において定義された色変換方法定義と独立に構成可能であるから、CLUTの合成結果をキャッシュすること、あるいは合成CLUT記憶部18に一度記憶された合成CLUTを、以降のジョブにおいて同一のCLUT組合せが発生した時に再利用することは、色変換装置の基本構成は、任意の構成が利用可能である。
この色変換キャッシュ制御部の効果、すなわちキャッシュのヒット率を向上させるため、文書処理ジョブのビットマップオブジェクトの画素データを色変換部に供給する順序を、図23により以下に説明するようなサブブロックスキャンの順序とすることが、より好ましい。
より詳細には、図21に示した色変換装置301は、図1により既に説明したCLUT合成部(17)を、CLUT合成キャッシュ制御部341が組み込まれたCLUT合成部337とし、色変換部(19)を、色変換キャッシュ制御部351が組み込まれた色変換部339とした構成である。なお、各要素の構成および動作は、前に説明した対応する部分と同一であるから詳細な説明を省略するが、発明の構成および原理は、その対応する部分の記載(説明)によりサポートされていることはいうまでもない。
図22は、ビットマップオブジェクトをスキャンにより画像信号とする系における通常の信号処理(画像読取)を概念的に示している。なお、図22に示した読み取り方法は、多くの場合、ラスタスキャンと呼称されている。
図23は、図22により前に説明したが、ビットマップオブジェクト全体をスキャンにより画像信号に変換する際に、任意数のサブブロックとして区画して、スキャンさせることを概念的に示している。図23に示したようなサブブロックを用いることで、比較的近隣に同一データが存在することの多いビットマップオブジェクトにおいて、色変換部キャッシュが保持している既存のCLUTの組み合わせがヒット(合致)するヒット率が向上することが認められる。
以上説明したように、本発明の色変換装置によれば、ビットマップオブジェクトの色変換に用いられるCLUT組合せは、1個のCLUTに合成され、ビットマップオブジェクトの各画素の色変換は、その1個の合成CLUTを用いて1回のみで済む。一方、ビットマップオブジェクトの色変換に用いられないCLUT組合せは、特に指示の無い限り合成されない。このことにより、描画オブジェクトの性質に応じて、処理時間の短い色変換方法が自動的に選択されることとなり、色変換高速化の効果が得られる。
また、本発明の色変換装置によれば、文書処理ジョブ全体の構成情報に基づいてCLUT組合せ毎に、色変換の演算量が比較され、処理時間の短い色変換方法がジョブ開始前に自動的に決定されるため、色変換が高速化される。
さらに、本発明の色変換装置によれば、色変換結果のキャッシュ効果により、一層色変換が高速化できる。また、CLUT合成結果のキャッシュ効果により、一連の複数の文書処理ジョブに要求される合計の色変換の所要時間が短縮される。
なお、この発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その実施の段階ではその要旨を逸脱しない範囲で種々な変形もしくは変更が可能である。また、個々の実施の形態は、可能な限り適宜組み合わせて実施されてもよく、その場合、組み合わせによる効果が得られる。
この発明の実施の形態が適用される色変換装置の一例を説明する概略ブロック図。 CLUT組合せとCLUT合成の概念を説明する概略図。 図1に示したCLUT組合せとCLUT合成の概念において、印刷シミュレーションを伴う場合の例を説明する概略図。 文書処理ジョブの対象となる文書データと描画オブジェクトの関係を説明する概略図。 図1に示した色変換装置における、描画オブジェクト1個あたりの処理の一例を説明するフローチャート(関連するCLUT組合せの合成ON/OFFの決定過程を含む)。 図1に示した色変換装置におけるCLUT組合せ−合成ON/OFFフラグ対応リストを説明する概略図。 図5に示した色変換のフローにおいて描画オブジェクトの属性情報のうちの「合成CLUTを適用するか否かの明示的指示情報(予めオブジェクト毎に指定されている)」を用いる処理の一例を説明するフローチャート。 この発明の実施の形態が適用される色変換装置の別の一例を説明する概略ブロック図。 図8に示した色変換装置におけるCLUT組合せ−合成ON/OFFリストと、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リストと、描画オブジェクト−色変換方法定義対応リストと、を説明する概略図。 図8に示した色変換装置における、文書処理ジョブ(例としてプリントジョブ)1個あたりの処理の一例を説明するフローチャート。 図8に示した色変換装置における、CLUT組合せ−描画オブジェクト群対応リストを生成する処理の一例を説明するフローチャート。 図8に示した色変換装置における、ビットマップオブジェクトの有無に基づいてCLUT合成ON/OFFを決定するアルゴリズムの一例を示すフローチャート。 図8に示した色変換装置における、ビットマップオブジェクトの画素数と、非ビットマップオブジェクトの色数と、初段CLUTのノード数と、CLUT組み合わせ段数と、に基づいてCLUT合成ON/OFFを決定するアルゴリズムの一例を示すフローチャート。 図8に示した色変換装置において、合成CLUTを使用するか、未合成の複数CLUTを使用するか、を描画オブジェクト毎に決定する処理の一例を示すフローチャート(合成CLUTを使用するか否かの明示的指定が無い場合)。 図8に示した色変換装置において、描画オブジェクト個々について、合成CLUTを使用するか否かを明示的に指定する際のユーザインターフェースの表示の一例を説明する概略図。 図8に示した色変換装置において、ビットマップオブジェクトの有無に基づいてCLUT合成ON/OFFを決定するアルゴリズムの一例を示すフローチャート(個々の描画オブジェクトに対して合成CLUTを使用するか否かの明示的指定が有る場合)。 図8に示した色変換装置において、ビットマップオブジェクトの画素数と、非ビットマップオブジェクトの色数と、初段CLUTのノード数と、CLUT組み合わせ段数と、に基づいてCLUT合成ON/OFFを決定するアルゴリズムを示すフローチャート(個々の描画オブジェクトに対して合成CLUTを使用するか否かの明示的指定が有る場合)。 図17に示した図8の色変換装置における、ビットマップオブジェクトの画素数と、非ビットマップオブジェクトの色数と、初段CLUTのノード数と、CLUT組み合わせ段数と、に基づいてCLUT合成ON/OFFを決定するアルゴリズムを示すフローチャート内の繰り返しのフローチャート(個々の描画オブジェクトに対して合成CLUTを使用するか否かの明示的指定が有る場合)。 図8に示した色変換装置において、合成CLUTを使用するか、未合成の複数CLUTを使用するか、を描画オブジェクト毎に決定する処理の一例を示すフローチャート(合成CLUTを使用するか否かの明示的指定が有る場合)。 この発明の実施の形態が適用される色変換装置のさらにまた別の一例を説明する概略ブロック図。 この発明の実施の形態が適用される色変換装置のまたさらにの一例を説明する概略ブロック図。 画像情報の読取方法であるラスタスキャンの概念を説明する概略図。 図22に示した本発明の画像情報の読取方法であるラスタスキャンにおいて用いられるサブブロックの概念を説明する概略図。
符号の説明
1…光ディスク(記録媒体)、2…基板、3…第1の記録層(記録層(L1))、4…中間層、5…第2の記録層(記録層(L0))、6…基板、11…光ヘッド装置、12…演算回路、13…サーボドライバ、20…半導体レーザ装置、21…コリメートレンズ、22…3ビーム生成用回折格子、23…偏光ビームスプリッタ、24…λ/4板、25…対物レンズ、26…検出用回折光学格子(HOE)、27…集光レンズ、28…光検出器、29…アクチュエータ。

Claims (21)

  1. 文書データの構成要素である描画オブジェクト毎に、その描画オブジェクトを色変換する際に順次参照される複数のCLUT群に関して複数のCLUTを合成して単一の合成CLUTを生成するか否かを、描画オブジェクトの属性情報に基づいて決定するカラールックアップテーブル(CLUT)合成ON/OFF決定手段と、
    前記合成ON/OFF決定手段により決定された決定結果すなわち合成の有無を記憶するCLUT合成ON/OFF記憶手段と、
    前記合成ON/OFF決定手段による決定がOFFからONに変更された時点で、CLUT合成を実行して前記単一の合成CLUTを生成するCLUT合成手段と、
    CLUT合成手段により複数のCLUT群内の任意のCLUTが合成された結果である前記合成CLUTを記憶する合成CLUT記憶手段と、
    任意の描画オブジェクトに対して、描画オブジェクトの属性情報と前記CLUT合成ON/OFF記憶手段の記憶内容とに基づいて、その描画オブジェクトに適用されるべきCLUTを、合成CLUTか複数CLUT群の所定のCLUTのいずれか一方から参照して、色変換を行う(合成CLUT記憶手段に記憶されている複数のCLUT群の任意のCLUTと合成CLUTとの組合せを示す記憶内容に従って、描画オブジェクト毎に所定のCLUTを用いる)色変換手段と、
    を有するカラー画像処理装置。
  2. 前記CLUT合成ON/OFF決定手段は、前記描画オブジェクトの属性情報がビットマップデータである場合に、注目描画オブジェクトが用いるCLUT組合せを、CLUT合成ONと決定することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  3. 前記CLUT合成ON/OFF決定手段は、CLUTの組合せに関して、前記CLUT合成ON/OFF記憶手段の記憶内容が合成OFFである場合、注目描画オブジェクトの属性情報に基づいて合成ON/OFFを改めて決定し、その決定結果に基づいて前記CLUT合成ON/OFF記憶手段の記憶内容を更新し、CLUT合成ON/OFF記憶手段の記憶内容が合成ONである場合には、注目描画オブジェクトの属性情報にかかわらず、合成ONの状態を維持することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  4. 前記CLUT合成ON/OFF決定手段は、注目描画オブジェクトが未合成の複数CLUTを用いるよう指定されている場合に注目描画オブジェクトが用いるCLUT組合せに関して、前記CLUT合成ON/OFF記憶手段に保持されている記憶内容を維持することを特徴とする請求項2または3記載のカラー画像処理装置。
  5. 文書データの処理内容に基づいて、処理に登場するCLUT組合せと描画オブジェクトとを関連付けるCLUT組合せ−描画オブジェクト関連生成手段と、
    前記CLUT組合せ毎に、前記関連付けられた描画オブジェクト群の各オブジェクトの属性情報に基づいて、CLUT合成のON/OFFを決定するCLUT合成ON/OFF決定手段と、
    前記CLUT合成ON/OFFによる決定結果がONの各CLUTの組合せに関し、CLUTを合成するCLUT合成手段と、
    前記個々の描画オブジェクトのそれぞれに対して、各描画オブジェクトの属性情報と各描画オブジェクトが関連付けられている前記CLUT合成ON/OFF決定結果とに基づいて、合成CLUTか未合成の複数CLUT群かのいずれか一方を参照して、色変換する色変換手段と、
    を有するカラー画像処理装置。
  6. 前記CLUT合成ON/OFF決定手段は、前記関連付けられた描画オブジェクト群の中の任意のオブジェクトがビットマップオブジェクトを含む場合、CLUT合成をONに決定することを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装置。
  7. 前記CLUT合成ON/OFF決定手段は、前記関連付けられた描画オブジェクト群のうちのビットマップオブジェクト群の総画素数Pと、前記関連付けられた描画オブジェクト群のうちの非ビットマップオブジェクト群の総色数Cと、CLUT組合せを構成するCLUT群のうちの初段のCLUTのノード数Nと、注目CLUT組合せを構成するCLUTの数Sとに基づいてCLUT合成ONの場合とOFFの場合とで色変換の演算量を比較し、色変換の回数が少なくなるよう、前記CLUTの合成ONと前記CLUTの合成OFFのいずれかを決定することを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装置。
  8. 前記CLUT合成ON/OFF決定手段は、前記関連付けられた描画オブジェクト群のうちのビットマップオブジェクト群の総画素数Pと、前記関連付けられた描画オブジェクト群のうちの非ビットマップオブジェクト群の総色数Cと、現注目CLUT組合せを構成するCLUT群のうちの初段のCLUTのノード数Nと、現注目CLUT組合せを構成するCLUTの数Sと、に基づいて、CLUT合成ONの場合とOFFの場合とで、色変換回数と、CLUT合成する場合の色変換1回あたりの重み係数(1を含む)と、CLUT合成しない場合の色変換1回あたりの重み係数(1を含む)と、に基づいて算出される色変換の演算量を比較し、色変換の回数が少なくなるよう、前記CLUTの合成ONと前記CLUTの合成OFFのいずれかを決定することを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装置。
  9. 前記CLUT合成ON/OFF決定手段は、
    a(P+C)S>bN(S−1)+(P+C)
    ただしa、bはそれぞれ1以上の係数
    の場合、CLUT合成をONに決定することを特徴とする請求項7または8記載のカラー画像処理装置。
  10. 前記関連付けられた描画オブジェクト群の中に合成CLUTを用いるよう指定された描画オブジェクトが存在する場合、前記CLUT合成ON/OFF決定手段の決定結果に拘わらず、前記CLUT合成をONに決定するCLUT合成ON/OFF強制決定手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装置。
  11. 前記CLUT合成ON/OFF強制決定手段により、前記CLUT合成ON/OFF決定手段の決定結果に拘わらず、前記CLUT合成がONに決定されたことを報知する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項10記載のカラー画像処理装置。
  12. CLUT合成ON/OFF決定手段は、前記関連付けられた描画オブジェクト群の中に未合成の複数CLUTを用いるよう指定された描画オブジェクトが存在する場合、未合成の複数CLUTを用いるよう指定された描画オブジェクトを除いた描画オブジェクトだけの属性情報に基づいて、前記CLUT合成の合成ON/OFFを決定することを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装置。
  13. 前記CLUT合成ON/OFF強制決定手段により、前記CLUT合成ON/OFF決定手段の決定結果に拘わらず、前記CLUT合成がONに決定されたことを報知する表示手段をさらに有することを特徴とする請求項12記載のカラー画像処理装置。
  14. 前記色変換手段による色変換結果を保持するキャッシュ手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  15. 前記色変換手段による色変換結果を保持するキャッシュ手段をさらに有することを特徴とする請求項5記載のカラー画像処理装置。
  16. 描画オブジェクトの全域を任意数のサブブロックに分割し、各サブブロック内をラスタスキャンした順序で前記色変換手段に画像データを供給するサブブロックスキャン制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1または5記載のカラー画像処理装置。
  17. 描画オブジェクトの全域を任意数のサブブロックに分割し、各サブブロック内をラスタスキャンした順序で前記色変換手段に画像データを供給するサブブロックスキャン制御手段をさらに有することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理装置。
  18. 前記キャッシュ手段に格納されている文書処理ジョブで利用した合成CLUTに該当するCLUT組合せが新たな文書処理ジョブに登場した場合、CLUT合成自体を実行する代わりに、前記キャッシュ手段により保持されている合成CLUTを用いるCLUT合成キャッシュ制御手段をさらに有することを特徴とする請求項14または15記載のカラー画像処理装置。
  19. 文書データの構成要素である描画オブジェクト毎に、その描画オブジェクトを色変換する際に順次参照される複数のCLUT群に関して複数のCLUTを合成して単一の合成CLUTを生成するか否かを、描画オブジェクトの属性情報に基づいて決定し、
    描画オブジェクトの属性情報に基づいて決定された複数のCLUTを合成して単一の合成CLUTを生成するか否かを示す結果を保持し、
    描画オブジェクトの属性情報に基づいて決定された複数のCLUTを合成して単一の合成CLUTを生成するか否かを示す結果がOFFからONに変更された時点で、CLUT合成を実行して単一の合成CLUTを生成し、
    複数のCLUTを合成して単一の合成CLUTを生成することが決定された場合、合成CLUTを生成して保持し、
    任意の描画オブジェクトに対して、描画オブジェクトの属性情報と描画オブジェクトの属性情報に基づいて決定された複数のCLUTを合成して単一の合成CLUTを生成するか否かを示す結果とに基づいて、その描画オブジェクトに適用されるべきCLUTを、合成CLUTか複数CLUT群の所定のCLUTのいずれか一方から参照して、色変換を行うことを特徴とするカラー画像処理方法。
  20. 文書データの処理内容に基づいて、処理に登場するCLUT組合せと描画オブジェクトとを関連付け、
    CLUT組合せ毎に、関連付けられた描画オブジェクト群の各オブジェクトの属性情報に基づいて、CLUT合成のON/OFFを決定し、
    CLUT合成ON/OFFによる決定結果がONの各CLUTの組合せに関し、CLUTを合成し、
    個々の描画オブジェクトのそれぞれに対して、各描画オブジェクトの属性情報と各描画オブジェクトが関連付けられているCLUT合成ON/OFF決定結果とに基づいて、合成CLUTか未合成の複数CLUT群かのいずれか一方を参照して、色変換することを特徴とするカラー画像処理方法。
  21. 色変換は、合成CLUT記憶部に記憶されている複数のCLUT群の任意のCLUTと合成CLUTとの組合せを示す記憶内容に従って、描画オブジェクト毎に所定のCLUTを用いることを特徴とする請求項19または20に記載のカラー画像処理方法。
    を有することを特徴とする光ディスク装置。
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