JP4062924B2 - カラー画像処理方法及びカラー画像処理装置 - Google Patents

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    • H04N1/6019Conversion to subtractive colour signals using look-up tables

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はカラー画像処理方法及びカラー画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、プリントシステムの開発が進み、フィルムをスキャナで読み取って画像データに変換し、そしてこの画像データを用いて画像処理してプリンタでプリントするシステムが用いられるようになってきている。この種のシステムをミニラボと呼んでいる。この種のシステムは、フィルム(ネガフィルム)が基本になっており、測色的な概念はなく、従来のアナログ写真と同じ考え方で構成することができる。即ち、色素量空間を用いている。
【0003】
このシステムの実現のために、入力した画像データを階調変換して濃度領域(色素量領域)に変換し、マトリクスや階調を修正して再びプリントする手法が用いられてきている。図9は従来システムの概念である。図に示すシステムは、R,G,B信号をスキャナ信号として入力し、階調変換して再度C,M,Yプリンタ信号を作り出すものである。
【0004】
図において、1フィルムをスキャナでスキャンして得られた画像データのうち、レッド(R)を入力して階調変換する階調変換部、2は同じくスキャナ信号のうちグリーン(G)を入力して階調変換する階調変換部、3は同じくスキャナ信号のうちブルー(B)を入力して階調変換する階調変換部である。
【0005】
4はこれら階調変換部1〜3の出力を受けてマトリクス変換を行なうマトリクス変換部、5は該マトリクス変換部4の出力を受けて階調変換してシアン(C)信号を出力する階調変換部、6はマトリクス変換部4の出力を受けて階調変換してマゼンタ(M)信号を出力する階調変換部、7はマトリクス変換部4の出力を受けて階調変換してイエロー(Y)信号を出力する階調変換部である。
【0006】
このように構成されたシステムの動作を説明すれば、以下の通りである。
スキャナ(図示せず)は、ネガフィルム(図示せず)をスキャンしてR,G,Bのスキャナ信号を出力する。これらスキャナ信号R,G,Bは、それぞれの階調変換部1〜3に入り、階調変換され濃度領域(色素量領域)に変換される。変換された画像信号は、マトリクス変換部4に入り、マトリクス変換される。マトリクス変換された信号は、それぞれ階調変換部5〜7に入って階調変換され、プリンタ用のプリンタ信号C,M,Yとして出力される。プリンタ(図示せず)はこのプリンタ信号に基づいてカラー画像をプリントする。
【0007】
一方、信号処理の過程で発生したディジタル信号をCD−R等の電子メディアに書き込み、ディスプレイ上で鑑賞したいという要求がある。ある画像をいったん電子メディアに書き込み、再びその電子メディアからプリントした場合に、ネガフィルムから直接プリントした場合と同じ色再現になるという利点がある。しかしながら、同時にそのディジタル信号はディスプレイに表示された時に正しい色に見える必要がある。A.Yoda et al.,Color Image Processing in Fujifilm’s Digital Imaging Servers,IS&T’s PICS Coloference(2001)では、基準プリンタを中心に色変換することが示されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
色素量を用いた手法では、測色的な基準がないため、CRTや液晶ディスプレイへの表示等、他のメディアに表示しようとした時には、正しい色再現がされない場合がある。例えば、プリンタへ送付すべき信号をそのままCD−Rに記録した場合、CRT等の表示ディスプレイにはプリントされた時の色が表示されないという問題がある。
【0009】
また、記録されたメディアからプリントする場合、例えばsRGB規格(standard RGB規格:IEC61966−2−1で規定)のディスプレイに表示した時に、正しい色を示すように記録されていた場合、このシステムを用いた場合のプリントは適切に行われないという問題があった。
【0010】
前記引用文献の例では、直接プリントの場合でも、プリントスキャナ→基準プリンタ、更に基準プリンタ→プリンタの2度の処理が必要で、かつ可逆な(YMCK→RGB)LUTを作成する方法は、逆の色域マッピングを行なうとのみ記載されている。このため、計算負荷が高く、また、可逆なLUTの作成には、いちいち均等色空間への変換と、その中での色域マッピングを必要としていた。
【0011】
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであって、ネガをスキャナで読み込んだ場合に、プリントされた色とディスプレイに再現された色とがほぼ同じになるような画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的としている。また、ここでは可逆な関係のLUTを用いるが、その計算を正確かつ容易に行なうことができる画像処理方法及び画像処理装置を提供することを目的としている。また、画像データがこのシステムで記録された電子メディアでない場合、最適化された色変換が容易に適用できるようにすることができる画像処理方法及び画像処理装置を提供すること目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】
(1)請求項1記載の発明は、入力された画像データを第1の画像データに色変換する第1の色変換工程と、
前記第1の画像データに基づいて第1の画像出力手段で第1の画像を出力する第1の画像出力工程と、
前記第1の画像データを第2の画像データに色変換する第2の色変換工程と、前記第2の画像データを記憶するメモリ記憶工程と、前記第2の画像データに基づいて第2の画像出力手段で第2の画像を出力する第2の画像出力工程と、前記メモリ記憶工程で記憶された前記第2の画像データを第3の画像データに色変換する第3の色変換工程と、前記第3の画像データに基づいて前記第1の画像出力手段で第3の画像を出力する第3の画像出力工程と、を有し、前記第2の色変換工程は、前記第1の画像と前記第2の画像がほぼ同じになるような色変換を行ない、前記第3の色変換工程は、前記第2の色変換工程とほぼ可逆な関係にあり、前記第2の画像と、前記第3の画像とがほぼ同じになるように、前記メモリ記憶工程で記憶された前記第2の画像データを前記第3の画像データに色変換することを特徴とする。
【0013】
このように構成すれば、画像を直接出力装置用に変換する場合には最小限の色変換で済み、かつ、他のメディアで出力してCRT等で表示する時には、ほぼプリンタと似た色で再現でき、その電子メディアに書き込まれた画像をプリントする場合には、画像を直接プリントする場合と同等の色再現となり、安定した色再現が可能となる。
【0014】
(2)請求項2記載の発明は、前記入力画像データは、写真媒体をスキャンしてディジタル信号を得るスキャナから得られたものであることを特徴とする。
このように構成すれば、写真調の色再現を行なう場合に、他メディアとのやりとりが容易になる。
【0015】
(3)請求項3記載の発明は、前記メモリ記憶工程のメモリから読み出された画像データから自装置用のデータに色変換する場合において、前記第の色変換工程に相当する色変換で変換されたかどうかを調べ、該当しない場合には別の色変換方法を選択することを特徴とする。
【0016】
このように構成すれば、最適化されたLUTを自動的に利用することができるため、操作性の容易なプリンタを実現することができる。
(4)請求項4記載の発明は、前記可逆な関係を持つ色変換方法を作成する方法において、何れか片方を多次元LUTとして作成し、そのLUTに基づいて他方のLUTを作成することを特徴とする。
【0017】
ここで、多次元LUTとは、例えばY,M,C,K(この場合は4次元)等の次元の多いLUTを意味する。ここでは、特にLUTの次元がいくつであるかにはこだわらない。
【0018】
このように構成すれば、計算が単純化され、また復元精度も高くなる。
(5)請求項5記載の発明は、前記第の色変換工程はCMY系からRGB系へ色変換するものであり、前記第の色変換工程は、RGB系からCMY系へ色変換するものであることを特徴とする。
【0019】
このように構成すれば、CMY系からRGB系への変換と、RGB系からCMY系への変換において、これらの変換がほぼ可逆な関係になるようにすることができる。
【0020】
(6)請求項6記載の発明は、前記色変換におけるLUTの作成は、CMYを用いてプリンタでプリントした時の三刺激値乃至は三刺激値から派生した色彩値と、RGBを用いてディスプレイに表示した時の三刺激値乃至は三刺激値から派生した色彩値がほぼ等しくなるように作成するものであることを特徴とする。
【0021】
このように構成すれば、三刺激値乃至は三刺激値から派生した色彩値を基にLUTを作成することができる。
(7)請求項7記載の発明は、前記第1の色変換工程の画像出力手段はプリンタであり、前記第2の色変換工程の画像出力手段はディスプレイであることを特徴とする。
【0022】
このように構成すれば、自メディアから他メディアへ、及び他メディアから自メディアへのそれぞれの変換において、相互の関係がほぼ可逆な関係になるようにすることができる。
【0023】
(8)請求項8記載の発明は、入力された画像データを第1の画像データに色変換する第1の色変換手段と、
前記第1の画像データに基づいて第1の画像を出力する第1の画像出力手段と、
前記第1の画像データを第2の画像データに色変換する第2の色変換手段と、
前記第2の画像データを記憶するメモリ手段と、
前記第2の画像データに基づいて第2の画像を出力する第2の画像出力手段と、
記メモリ手段に記憶された前記第2の画像データを第3の画像データに色変換する第3の色変換手段と、を有し、
前記第2の色変換手段は、前記第1の画像と前記第2の画像がほぼ同じになるような色変換を行ない、
前記第3の色変換手段は、前記第2の色変換手段とほぼ可逆な関係にあり、前記第2の画像と、前記第3の画像データに基づいて前記第1の画像出力手段で出力された前記第3の画像とがほぼ同じになるように、前記メモリ手段に記憶された前記第2の画像データを前記第3の画像データに色変換することを特徴とする。
【0024】
このように構成すれば、画像を直接出力装置用に変換する場合には最小限の色変換で済み、かつ、他のメディアで出力してCRT等で表示する時には、ほぼプリンタと似た色で再現でき、その電子メディアに書き込まれた画像をプリントする場合には、画像を直接プリントする場合と同等の色再現となり、安定した色再現が可能となる。
【0025】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施の形態例を詳細に説明する。図1は本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図である。図において、10は原稿又はフィルム等をスキャンしてディジタル画像データを得るスキャナである。該スキャナ10からはカラー画像データとしてR,G,Bが出力される。11は該スキャナ10からのR,G,Bデータを入力して色変換を行なう第1の色変換部(以下色変換部1と呼ぶ)である。該色変換部1は、R,G,Bデータを例えばC,M,Yデータに変換する。
【0026】
12は色変換部1の出力を色変換する第2の色変換部(以下色変換部2と呼ぶ)、13は色変換部2の出力を記憶するメモリ装置である。該メモリ装置13としては、例えばハードディスク装置が用いられる。メモリ装置13の出力は、例えば表示装置に送られる。また、外部からの未知画像データが入力され、メモリ装置13に記憶される。
【0027】
14はメモリ装置13から読み出された画像データを色変換する第3の色変換部(以下色変換部3と呼ぶ)である。15は色変換部1又は色変換部3の出力である画像データを受けてプリントするプリンタである。このように構成された装置の動作を説明すれば、以下の通りである。
【0028】
スキャナ10はフィルム又は原稿等をスキャンしてディジタル画像信号(フィルムスキャナ信号)を出力する。このフィルムスキャナ信号は、続く色変換部1に入る。該色変換部1は、フィルムの種類その他に応じて濃度、カラーバランス等を調整し、プリンタに適当な色空間(色素量又はその階調変換された色空間)で出力される。
【0029】
ここで、フィルムの種類その他とは、白黒/ネガ/リバーサブルの区別、フィルムの銘柄、現像状態、オレンジベース濃度(ネガの場合)等をいう。このような情報を利用するのは、フィルムはその種類によって特性が大きく異なるためである。これらを全て自動処理するワンチャネル処理する場合もある。ここで、ワンチャネル処理とは、処理部分をブラックボックスと考え、如何なる種類のソースを入力しても、そのブラックボックス内で一括して処理できることをいう。
【0030】
ここで、色変換部1で色変換処理された信号は、プリンタ15に送られ、プリントアウトされる。この時のプリントの目標値は、当該ネガフィルムを直接プリントした色か、又は同時に撮影したリバーサル色が適当である。何れにしても、写真調に仕上げる。
【0031】
この色変換部1の構成は、図9に示すものと同じである。先ず、スキャナ信号は階調変換部1〜3で対数軸に変換される。そして、この出力は、同じ階調変換部1により、バイアスやゲインがコントロールされる。この階調変換部1〜3の出力を続くマトリクス変換部4で線形変換し、更に階調変換部5〜7で階調変換した後、プリンタ15に伝達する。
【0032】
ここで、色変換部1の出力である画像データをCD−R等のメモリ装置に書き込む。しかしながら、ここでそのまま書き込まれると、画像データは保存されるものの、記録された画像データを使用者がそのままCRT等の表示装置に表示すると、見かけの色がプリント出力とは合わなくなる。その理由は、プリンタの特性と、表示装置の色彩特性が異なるためである。
【0033】
そこで、色変換部2で示される3次元LUT補間手段を用いて、このデータを表示装置に合わせて変更する。3次元LUT補間装置の例は、特開昭53−123201号に示されている。ここで、示されている技術は概略以下の通りである。単位直方体の色空間を4面より構成される4面体に分割する。そして、目的とする色座標は、何れかの4面体のなかに必ず含まれる。そこで、4面体の内部に目的とする色座標が存在する場合には、4面体の頂点を構成する座標値を用いて4面体内部に存在する色座標を補間するものである。
(LUTの作成)
本発明で用いる色変換用のLUTの作成は、以下のようにして行なう。LUTの目標色は、プリンタ出力である。また、LUTの再現色は表示装置出力である。即ち、プリンタ15でプリントされた色と、表示装置(図示せず)に表示された表示色が同じになることが必要である。プリンタのキャラクタライゼーション(特性決定)では、プリンタ入力であるCMYを各色で5段階に分割した5×5×5の組み合わせをプリントアウトして、その色票を測色する。色票を測色するとは、色票の三刺激値(X,Y,Z)を求めることである。三刺激値とは、人間の眼の分光感度と等価な分光感度をいう。また、表示装置については、代表的なCRTの平均的な特性である前述したsRGBを用いる。
【0034】
図2はLUT作成の説明図である。図において、20はC,M,Yデータを入力して記録紙にプリントするプリンタである。該プリンタ20によりプリントされた画像の三刺激値がX,Y,Zであるものとする。一方、21はR,G,Bデータを入力して画面に表示するCRTである。このCRTの三刺激値がX’,Y’,Z’であるものとする。この三刺激値X,Y,ZとX’,Y’,Z’が同一値をとると、人間の眼にはプリンタ20でプリントされた色とCRT21に表示された色が同じ色として見える。
【0035】
ここで、CRT21の三刺激値がX,Y,Zとなったものとする。三刺激値がX,Y,ZとなるためのR,G,Bの入力データの値が分かれば、C,M,Yの値とR,G,Bの値とが対応付けられることになる。CRT21は、R,G,Bデータを受けてX,Y,Zを出力するために内部に関数fx(R,G,B)、fy(R,G,B)、fz(R,G,B)を持っているものと考えることができる。すると、これら関数の逆数をとることにより、X,Y,Zを出力するためのR,G,Bの入力値が逆演算により求まることになる。
【0036】
以上の演算処理により、C,M,Yと同じ三刺激値をとるR,G,Bのデータが求まったことになる。そこで、全てのC,M,YとR,G,Bの対応関係をテーブル化すると、色変換用のLUT、ここでは色変換部2のLUT(LUT2)が求まる。ここで、X,Y,Zの代わりに、均等色空間(例えばL***)を用いてもかまわない。
【0037】
この色変換LUT2を作成する上で問題となるのは、色域の違いである。図3はCRTとプリンタの色特性を示す図である。横軸は彩度、縦軸は明度である。明度軸(グレー軸)は大きな値をとるほど明るく、彩度軸は大きな値をとるほど彩やかになる。f1はCRTの特性を、f2はプリンタの特性を示している。双方の特性が同一でない領域が共に存在することが分かる。
【0038】
プリンタ色を目標にしてsRGBに再現する場合、特にマゼンタ、シアンのシャドー付近でプリンタの方が色域が広い。このため、プリンタの色域を圧縮する必要がある。また、逆にハイライト付近ではsRGBの方が色域が広いため、普通に色域マッピングすると、全色域を使いきれない。そこで、このような部分はプリンタの色域を拡張して整合させる。
【0039】
このようにすることで、色域を全て使いきるようなLUTを作ることができる。これにより、プリンタ→sRGBデバイスリンクLUTができる。この時の格子点は、例えば33×33×33になるが、16×16×16でもよい(この場合には255を余りなく割り切れる。割り切れるということは誤差が小さくなることを示す。)。
【0040】
色域の圧縮の方法には種々の方法がある。例えば、「[改訂]写真工学の基礎,コロナ社(1998)649〜651ページ」に詳しく記載されている。代表的には、色域表面の彩度に応じて、拡張・縮小して対応付けする。
【0041】
この実施の形態例では、色変換部3でも上述の3次元LUT補間手段を用いる。ここでのLUTは、色変換部2のLUTに基づいて以下のように計算して求める。先ず、LUT2(色変換部2内のLUTのこと)の出力値から逆演算する。LUT2の出力が0〜255なので、これを33段階に分割すると、0,8,16,……,232,240,248,255となる。このRGB色毎に33段階の値を組み合わせ、この値をrgbとした時に、LUT2の出力でRGBを囲む4点を見つける。
ここで、RGBを囲む点が4点であるのは、3次元の最も単純な組み合わせが三角錐であり、この三角錐の頂点が4個あり、この三角錐の内部に目的の点が存在することを考慮している。この4点を用いて、LUT2の入力値を計算する。
【0042】
すると、計算された入力値は0〜32の間の値になるので、これを255/8で正規化した値が、目標rgbに対するcmy値であり、LUT3(色変換部3内のLUTのこと)の入力の組み合わせの一つに対する答となる。これを33×33×33の全ての組み合わせで計算することにより、LUT2と反対の関係を持つLUT3を持つLUTを計算することができる。
【0043】
この手法は、Po−Chieh Hung,colorimetric characterization of electronic imagingdevices using a look−up−table modeland interpolations,Journal of Electronic Imaging,2(1),53−61(1993)に示されているものと同じ方法を利用することができる。このようにして、色変換部3のLUT(LUT3)を作成することができる。
【0044】
もし、上の組み合わせが見つからない場合(例えば3次元において4点で囲むデータが存在しない場合)には、最近傍の点に写像してもよく、上述の文献のように色立体の概中心に向かう直線と色域の交点に写像してもよい。図4は2次元における写像の説明図である。点Aのように目標点が格子点で囲まれた領域の外に存在する場合がある。そこで、この場合には、点Aを基も近傍の点に写像して点Aのデータを取り込むようにする。ここでは、3次元の場合について説明するが、2次元の場合と同様な問題が生じるので、3次元についても写像の問題が発生する。
【0045】
このようにして計算したLUT3は、任意の画像データをLUT2による変換後、LUT3により変換すると元のデータと、補間誤差を除き、ほぼ同一になるという可逆な関係になる。なお、この計算に収束演算(特許第2528463号に記載されている)を用いることもできるが、計算時間が長くなる。
【0046】
上述した説明で求めたLUT3の値が誤差を持つ場合は、前述のように指定点が見つからず、全色域が使用されるように対応付けされていない場合である。
この実施の形態例では、LUT2を計算してから、その逆になるLUT3を計算する場合について説明した。しかしながら、sRGB→プリンタのためのLUT3を先ず計算してから、LUT2を上述の逆演算で求めてもよい。sRGB→プリントの系は、ディジタルカメラからプリントする場合のLUTとして頻繁に使用されるため、こちらのマッピング方法を優先させるためには、先ずLUT3を作成するのが望ましい(逆に、フィルムスキャナからCRT表示する場合が多い時には、LUT2の作成を優先させるのが望ましい)。
【0047】
このように、本発明の実施の形態例によれば、可逆な関係を持つ色変換方法を作成する場合において、何れか一方を多次元LUTとして作成し、そのLUTに基づいて他方のLUTを作成することができる。このようにすれば、計算が単純化され、また復元精度も高くなる。
【0048】
上述したように、本発明の実施の形態例によれば、画像を直接出力装置用に変換する場合には最小限の色変換で済み、かつ、他のメディアで出力してCRT等で表示する場合には、ほぼプリンタと似た色で再現でき、その電子メディアに書き込まれた画像をプリントする場合には、画像を直接プリントする場合と同等の色再現となり、安定した色再現が可能となる。
【0049】
また、本発明の実施の形態例によれば、画像入力装置としてスキャナ10を用いることにより、写真調の色再現を行なう場合に、他メディアとのやりとりが容易になる。
(色域が使われない場合、又はより最適化する手法)
上述の説明で作成したLUT(LUT2、LUT3)では、色域マッピングがいびつな色域境界に依存するため、階調性が乱れるという問題が起きる場合がある。このような不具合の発生を回避するためには、できあがったLUTに対してスムージングをかける方法がある。ここでいうスムージングとは、注目画素に対して、それを含む周囲27点の平均をとり、注目点の値に置き換える作業をいう。
【0050】
図5はスムージングの説明図である。目的とする点(図中●で示す)を含む平面に9個のデータがあり、その上部に9個のデータ、その下部に9個のデータがあるため、目的とする点のスムージングは、27点の平均をとることになる。ただし、境界付近で外側に周囲の点が存在しない場合には、その方向のデータは採用しない。例えば、境界面に注目点がある場合には、9点の平均をとり、境界辺に注目点がある場合には3点の平均をとり、境界の角に注目点がある場合には平均処理を行わず、その値を用いる。
【0051】
このようにすると、原色点(色域境界の角の点)では縮退は発生しないものの、色域境界面の値によっては平均化処理により色域が縮退してしまう場合がある。図6は縮退の説明図である。1次元の場合について示す。図のf2のような特性をスムージングすると、f1に示すような特性となる。この場合、f2の特性が図中矢印で示す分だけ縮退したものとなる。3次元についても同様の縮退が発生する。この量が少ない場合には無視してもよい。
【0052】
もし、電子メディアに記録されていたデータをプリントする時、これがLUT2を用いて変換された場合には、LUT3で色変換してプリンタ15でプリントする。しかしながら、電子メディアに記録されていたデータが他の画像入力装置(例えばディジタルカメラやコンピュータグラフィクス)で記録されていた場合には、上述した色域マッピングではなく、異なる色域マッピングにより作成されたLUT(LUT3に対応するという意味でLUT3rと呼ぶ)を用いる。
【0053】
LUT3rは、予めsRGBからプリントする場合で、より代表的な画像データ源に最適化されたものを作成する。この最適化は、色域マッピング部分を調整することにより行なう。LUT2で書かれたか否かの判断は、LUT2で使用されない色域があれば、それをチェックする。又は、メディア書き込み時点で入力手段の判断フラグも書き込み、それの有無で判断することができる。典型的には、このシステムでの書き込みフラグがあれば、(LUT3)可逆的なLUTを用いて、別途最適化されたLUT3rを用いる。このようにすれば、最適化されたLUTを自動的に利用することができるため、操作性の容易なプリンタを実現することができる。なければ、別途最適化されたLUT3rを用いる。
【0054】
前述した色変換部2、色変換部3は、LUT補間方法が最も望ましいが、マトリクスや階調変換、又は好ましい色変換を行なうLUT等と組み合わせてもよい。
【0055】
図7は本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。この実施の形態例は、色変換部1の出力を色変換する色変換部16(以下色変換部4と呼ぶ)を設け、この色変換部4の出力で別のプリンタ17によりプリントを行なうようにしたものである。
【0056】
プリンタとして、インクジェットプリンタのような4色の出力(又は、特色プリンタのようにより多くの色数を持つもの)の場合には、図7に示すような構成にして、色変換部4は元にあるプリンタ15の色再現を目標にして作成することができる。この場合、元のプリンタ15の色域よりも広い色域が用いられることが多い。このため、色域マッピングはほぼ拡大することになる。又は、元のプリンタ15の特性として、色域の広いリバーサルフィルムライタ(フィルムの等価物、フィルムよりも色域が広い)を仮定しておくのもよい。
【0057】
また、別の構成例として、sRGB色空間を用いたカラーマネージメントの考え方を用いる方法もある。図8は本発明の第3の実施の形態例を示すブロック図である。図1と同一のものは、同一の符号を付して示す。図において、30はスキャナ10の出力を受けて色変換を行なう色変換部であり、色変換部31(色変換部1)と色変換部32(色変換部2)を含んでいる。ここでの、色変換部1と色変換部2は、図1に示す色変換部1と色変換部2にそれぞれ対応している。ここでは、色変換部1と色変換部2を一体として考える色変換部30を構成している。
【0058】
色変換部1には、図9に示す手法を用い、色変換部2には、色変換部1の出力を受けてsRGB規格に合ったCRTで表示した時に正しい色になるように変換する。実際の画像変換時には色変換部1と色変換部2は合成されていてもかまわない。これで変換された画像データは、sRGB色空間なので、電子メディア等にそのまま記録することができる。
【0059】
ただし、このような構成にした場合には、直接プリントする時に、スキャナからプリンタへ行く経路に色変換が複数存在することになり、複数回の色変換で精度低下につながるか、演算量の増加につながる。もし、色変換部1〜色変換部3を合成する場合には、色変換部1だけを用いる場合と等価になる。この場合、変換手段は一つで、画像データを切り換えて用いる。
【0060】
上述の実施の形態例で説明した、第1の実施の形態例(図1)、第2の実施の形態例(図7)、第3の実施の形態例(図8)における色変換の内容は、多次元のLUTと補間方法を一つで構成するのが最も簡単であるが、前後に階調変換やマトリクス演算等を付加してもかまわない。
【0061】
【発明の効果】
以上、説明したように、本発明によれば、以下の効果が得られる。
(1)請求項1記載の発明によれば、画像を直接出力装置用に変換する場合には最小限の色変換で済み、かつ、他のメディアで出力してCRT等で表示する時には、ほぼプリンタと似た色で再現でき、その電子メディアに書き込まれた画像をプリントする場合には、画像を直接プリントする場合と同等の色再現となり、安定した色再現が可能となる。
【0062】
(2)請求項2記載の発明によれば、写真調の色再現を行なう場合に、他メディアとのやりとりが容易になる。
(3)請求項3記載の発明によれば、最適化されたLUTを自動的に利用することができるため、操作性の容易なプリンタを実現することができる。
【0063】
(4)請求項4記載の発明によれば、計算が単純化され、また復元精度も高くなる。
(5)請求項5記載の発明によれば、CMY系からRGB系への変換と、RGB系からCMY系への変換において、これらの変換がほぼ可逆な関係になるようにすることができる。
【0064】
(6)請求項6記載の発明によれば、三刺激値乃至は三刺激値から派生した色彩値を基にLUTを作成することができる。
(7)請求項7記載の発明によれば、自メディアから他メディアへ、及び他メディアから自メディアへのそれぞれの変換において、相互の関係がほぼ可逆な関係になるようにすることができる。
【0065】
(8)請求項8記載の発明によれば、画像を直接出力装置用に変換する場合には最小限の色変換で済み、かつ、他のメディアで出力してCRT等で表示する時には、ほぼプリンタと似た色で再現でき、その電子メディアに書き込まれた画像をプリントする場合には、画像を直接プリントする場合と同等の色再現となり、安定した色再現が可能となる。
【0066】
このように、本発明によれば、ネガをスキャナで読み込んだ場合に、プリントされた色とディスプレイに再現された色とがほぼ同じになるような画像処理方法及び画像処理装置を提供することができる。また、ここでは可逆な関係のLUTを用いるが、その計算を正確かつ容易に行なうことができる画像処理方法及び画像処理装置を提供することができる。また、画像データがこのシステムで記録された電子メディアでない場合、最適化された色変換が容易に適用できるようにすることができる画像処理方法及び画像処理装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態例を示すブロック図である。
【図2】LUT作成の説明図である。
【図3】CRTとプリンタの色特性を示す図である。
【図4】写像の説明図である。
【図5】スムージングの説明図である。
【図6】縮退の説明図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態例を示すブロック図である。
【図8】本発明の第3の実施の形態例を示すブロック図である。
【図9】従来システムの概念図である。
【符号の説明】
10 スキャナ
11 色変換部1
12 色変換部2
13 メモリ装置
14 色変換部3
15 プリンタ

Claims (8)

  1. 入力された画像データを第1の画像データに色変換する第1の色変換工程と、
    前記第1の画像データに基づいて第1の画像出力手段で第1の画像を出力する第1の画像出力工程と、
    前記第1の画像データを第2の画像データに色変換する第2の色変換工程と、
    前記第2の画像データを記憶するメモリ記憶工程と、
    前記第2の画像データに基づいて第2の画像出力手段で第2の画像を出力する第2の画像出力工程と、
    記メモリ記憶工程で記憶された前記第2の画像データを第3の画像データに色変換する第3の色変換工程と、
    前記第3の画像データに基づいて前記第1の画像出力手段で第3の画像を出力する第3の画像出力工程と、
    を有し、
    前記第2の色変換工程は、前記第1の画像と前記第2の画像がほぼ同じになるような色変換を行ない、
    前記第3の色変換工程は、前記第2の色変換工程とほぼ可逆な関係にあり、前記第2の画像と、前記第3の画像とがほぼ同じになるように、前記メモリ記憶工程で記憶された前記第2の画像データを前記第3の画像データに色変換することを特徴とするカラー画像処理方法。
  2. 前記入力画像データは、写真媒体をスキャンしてディジタル信号を得るスキャナから得られたものであることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理方法。
  3. 前記メモリ記憶工程のメモリから読み出された画像データから自装置用のデータに色変換する場合において、前記第2の色変換工程に相当する色変換で変換されたかどうかを調べ、該当しない場合には別の色変換方法を選択することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理方法。
  4. 前記可逆な関係を持つ色変換方法を作成する方法において、何れか片方を多次元LUTとして作成し、そのLUTに基づいて他方のLUTを作成することを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理方法。
  5. 前記第2の色変換工程はCMY系からRGB系へ色変換するものであり、前記第3の色変換工程は、RGB系からCMY系へ色変換するものであることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理方法。
  6. 前記色変換におけるLUTの作成は、CMYを用いてプリンタでプリントした時の三刺激値乃至は三刺激値から派生した色彩値と、RGBを用いてディスプレイに表示した時の三刺激値乃至は三刺激値から派生した色彩値がほぼ等しくなるように作成するものであることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理方法。
  7. 前記第1の色変換工程の画像出力手段はプリンタであり、前記第2の色変換工程の画像出力手段はディスプレイであることを特徴とする請求項1記載のカラー画像処理方法。
  8. 入力された画像データを第1の画像データに色変換する第1の色変換手段と、
    前記第1の画像データに基づいて第1の画像を出力する第1の画像出力手段と、
    前記第1の画像データを第2の画像データに色変換する第2の色変換手段と、
    前記第2の画像データを記憶するメモリ手段と、
    前記第2の画像データに基づいて第2の画像を出力する第2の画像出力手段と、
    記メモリ手段に記憶された前記第2の画像データを第3の画像データに色変換する第3の色変換手段と、を有し、
    前記第2の色変換手段は、前記第1の画像と前記第2の画像がほぼ同じになるような色変換を行ない、
    前記第3の色変換手段は、前記第2の色変換手段とほぼ可逆な関係にあり、前記第2の 画像と、前記第3の画像データに基づいて前記第1の画像出力手段で出力された前記第3の画像とがほぼ同じになるように、前記メモリ手段に記憶された前記第2の画像データを前記第3の画像データに色変換することを特徴とするカラー画像処理装置。
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