JPH09270925A - 画像処理装置及び方法 - Google Patents

画像処理装置及び方法

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JPH09270925A
JPH09270925A JP8078759A JP7875996A JPH09270925A JP H09270925 A JPH09270925 A JP H09270925A JP 8078759 A JP8078759 A JP 8078759A JP 7875996 A JP7875996 A JP 7875996A JP H09270925 A JPH09270925 A JP H09270925A
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color
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Nobuo Yamamoto
信夫 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1の出力手段と第2の出力手段の色再現範
囲の違いに基づく、第1の出力手段で出力される画像を
確認するための第2の出力手段の画像を良好に再現する
ことを目的とする。 【解決手段】 対象画像を示す入力画像データを前記第
1の画像出力手段の色再現範囲内にマッピングする第1
の色空間圧縮処理を行う第1の色空間圧縮処理手段と、
前記第1の色空間圧縮処理が施された画像データを前記
第2の画像出力手段の色再現範囲内にマッピングする第
2の色空間圧縮処理を行う第2の色空間圧縮処理手段と
を有し、前記第1の色空間圧縮処理が施された画像デー
タは画像出力すべく前記第1の出力手段に出力し、前記
第2の色空間処理が施された画像データは前記第1の画
像出力手段で出力される画像のプレビュー画像を出力す
べく前記第2の出力手段に出力することを特徴とする画
像処理装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、出力画像を表示手
段に出力して確認することができるプレビュー処理を行
う画像処理装置及び方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、デジタルカラー複写機は高画質化
・高機能化し、出力画像の色味や編集処理に関してかな
りユーザーの期待に答えられるようになってきた。こう
した状況において、所望の出力画像を得る為に、何度も
紙に画像を出力するかわりに表示装置に画像を表示して
確認するという、いわゆるプレビュー機能を有した複写
機が製品化されはじめている。
【0003】その中には、白黒の液晶ディスプレイを用
いて読み取った原稿イメージを表示、確認する装置もあ
るが、本体がカラー複写機である場合は、やはり、出力
画像の色味確認ができないので、表示装置もフルカラー
表示のプレビューシステムであることが望ましい。
【0004】図7は提案されているフルカラー表示のプ
レビューシステムの一例で、11〜15のブロックがフ
ルカラー複写機を構成し、21〜26のブロックがプレ
ビューシステムを構成する。
【0005】上記構成において、まずフルカラー複写機
のブロックについて説明すると、図示しない原稿台上の
カラー原稿はスキャナー11にて読み取られ、RGB三
色各8ビットのデジタル信号が生成される。各色分解デ
ータは、LUT(Lookup Table)からなる
対数変換回路13にてRGB輝度信号からCMY濃度信
号へ変換され、マスキング・UCR(Under Co
lor Removal:下色除去)回路14にてプリ
ンタ特性に適したCMYK色信号が生成される。そし
て、プリンター15によってハードコピー出力される。
【0006】次にプレビューシステムのブロックについ
て説明すると、まず、カラー複写機側で画像に対して加
えられた処理を忠実にプレビュー画面に再現できるよ
う、プレビュー入力にはハードコピー出力直前のCMY
K画像信号を用いる。ハードコピー出力直前のCMYK
画像信号は、逆マスキング回路21および逆対数変換回
路22によってRGB信号に逆変換される。ところで、
ここで得られるRGB信号はスキャナーの色空間に基づ
くものであり、この信号をそのまま表示装置に出力して
も、表示装置の発色特性や非直線性の影響で元画像の色
を正しく再現することはできない。そこで、さらに画像
信号は3×3マトリックス変換回路24によってスキャ
ナーの色空間から表示装置の色空間へ変換され、ガンマ
補正回路25によって表示装置の非直線性が補正された
後、表示装置26に出力されるものである。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】図4に示すように、プ
リンターの色再現範囲101と表示装置の色再現範囲1
03は異なる。プリンターでは再現できるが表示装置で
は再現できない色が存在する。
【0008】したがって、上述のプレビューシステムで
は、例えば、ハードコピー出力では階調性よく表現でき
ていた空色が、表示装置上に表示すると階調性を失って
しまうというような改善の余地があった。
【0009】本発明は、第1の出力手段と第2の出力手
段の色再現範囲の違いに基づく、第1の出力手段で出力
される画像を確認するための第2の出力手段の画像を良
好に再現することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、第1の画像出力手段で出力される画像を、
第2の画像出力手段で予め確認する機能を有する画像処
理装置であって、対象画像を示す入力画像データを前記
第1の画像出力手段の色再現範囲内にマッピングする第
1の色空間圧縮処理を行う第1の色空間圧縮処理手段
と、前記第1の色空間圧縮処理が施された画像データを
前記第2の画像出力手段の色再現範囲内にマッピングす
る第2の色空間圧縮処理を行う第2の色空間圧縮処理手
段とを有し、前記第1の色空間圧縮処理が施された画像
データは画像出力すべく前記第1の出力手段に出力し、
前記第2の色空間処理が施された画像データは前記第1
の画像出力手段で出力される画像のプレビュー画像を出
力すべく前記第2の出力手段に出力することを特徴とす
る。
【0011】
【発明の実施の形態】
(実施形態1)図1は本発明の特徴を最もよく表すブロ
ック図であり、11〜15のブロックがフルカラー複写
機を構成し、21〜26がプレビューシステムを構成す
る。図1において図6と同一部分については同一符号を
用いた。
【0012】同図において、11は不図示の反射原稿を
RGB信号として画素ごとにデジタル的に読み取るスキ
ャナー、12は入力画像信号をプリンターの色再現範囲
に適合させる第一の色空間圧縮回路、13はRGB輝度
信号をCMY濃度信号に変換する対数変換回路、14は
プリンタの特性に色を合わせるマスキング・UCR回
路、15はレーザー露光方式またはインクジェット方式
のプリンターで、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラッ
クのトナーまたはインクの濃度を制御してフルカラー画
像をハードコピー出力する。また、21は14の逆変換
を実現する逆マスキング回路、22はCMY濃度信号を
RGB輝度信号に戻す逆対数変換回路、23は入力画像
信号をCRTモニターの色再現範囲に適合させる第二の
色空間圧縮回路、24はRBG画像信号をスキャナーの
色空間からCRTモニターの色空間へ変換する3×3マ
トリックス変換回路、25はモニターの非直線性を補正
するガンマ補正回路、26はCRTモニターである。
【0013】図1において、まずフルカラー複写機のブ
ロックについて説明すると、不図示の原稿台上の反射原
稿はスキャナー11によって読み取られ、TGB各8ビ
ットのディジタル信号が生成される。そして、第一の色
空間圧縮回路12にて入力ディジタル信号をプリンター
の色再現範囲に適合するよう変換される。この変換につ
いて、図2を用いて詳しく説明する。
【0014】図2は、スキャナーとプリンターの色再現
範囲を、国際照明委員会(CIE)が1931年に定め
たCIE1931表色系(XYZ表色系)のxy色度図
上にプロットしたものであり、実線で囲まれた領域10
1がプリンターの色表現範囲、一点鎖線で囲まれた領域
102がスキャナーの色読み取り範囲である。ただし、
XYZ信号値と色度座標(x,y)との関係は、 x=X/(X+Y+Z) y=Y/(X+Y+Z) で与えられる。ここで、スキャナーによって読み取られ
た色がプリンターの色再現範囲外である場合、すなわち
xy色度図上でA点およびB点である場合、ハードコピ
ー出力される時点では両点とも出力可能な最近傍点Cに
変換される可能性が高い。よって、両点の輝度が等しい
場合、色の区別ができなくなってしまう。そこで、例え
ば輝度を保存したままA点をA点と白色点Wとを結ぶ直
線とプリンターの色再現範囲101の境界線との交点
A’に、同様にB点をB’点に変換するよう色空間圧縮
すれば、色の区別が可能となる。
【0015】この色空間圧縮は予めXYZ表色系におけ
る変換前後を対応付ける3次元LUTを格納しておくこ
とで実現できる。
【0016】スキャナー特性に依存したRGB画像信号
は、次式のような3行3列(3×3)の行列演算でデバ
イスに非依存であるXYZ表色系の信号に変換できる。
【0017】
【外1】 また、上式の逆変換によって、XYZ信号をRGB信号
に戻すことができる。
【0018】したがって、第一の色空間圧縮回路12は
図3のように構成される。
【0019】図1に戻って、色空間圧縮後のRGB信号
は、LUTからなる対数変換回路13にてCMY濃度信
号へ変換され、マスキング、UCR回路14にてプリン
タ特性に適したCMYK信号が生成される。なお、この
マスキング・UCR演算は、次式に示すような4×8行
列演算で与えられる。
【0020】
【外2】 ただし、 K0=min(C0,M0,Y0) である。
【0021】なお、このマスキング、UCR係数は予め
複数用意されており、不図示の操作部からの指示に基づ
き、マスキング・UCR係数を切り替える。
【0022】最後に、こうして得られたCMYK画像信
号は、プリンター15によってハードコピー出力され
る。
【0023】次にプレビューシステムのブロックについ
て説明すると、ハードコピー出力をなるべく忠実にプレ
ビュー画像として再現するため、ハードコピー直前のC
1,M1,Y1,K3の4色の濃度情報が、逆マスキン
グ回路21によってC5,M5,Y5の3色の濃度情報
に変換される。この逆マスキングの演算は次式で与えら
れる。
【0024】
【外3】 その後、CMY信号はLUTからなる逆対数変換回路2
2によってRGB信号に逆変換される。そして、第二の
色空間圧縮回路23によってCRTモニターの色再現範
囲に適合するように変換される。この変換について、図
4を用いて詳しく説明する。
【0025】図4は、プリンターとCRTモニターの色
再現範囲をxy色度図上にプロットしたものであり、実
線で囲まれた領域101がプリンターの色表現範囲、破
線で囲まれた領域103がCRTモニターの色再現範囲
である。ここで、プリンターに出力される色がCRTモ
ニターの色再現範囲外である場合、これらの色はすべて
CRTモニターの色再現範囲103の境界線上に張り付
くことになり、ハードコピー出力で表現される階調性が
プレビュー画像では失われてしまう。
【0026】そこで、例えば、輝度を保存したままR点
をR点と白色点Wとを結ぶ直線上の点Sに移動する変換
によって、扇形WPQの領域を三角形WPQ内に圧縮す
るよう色空間圧縮すれば、CRTモニター上においても
階調性が再現できるようになる。この第2の色空間圧縮
も、第1の色空間圧縮と同様に三次元LUTによって実
現できる。よって、第二の色空間圧縮回路23の構成も
第一の色空間圧縮回路12と同様、図3に示すような構
成になる。
【0027】再び図1に戻って、色空間圧縮後のRGB
信号は、3×3マトリックス回路24によってスキャナ
ーの色空間からCRTモニターの色空間へと変換され
る。この3×3マトリックス演算は次式で与えられる。
【0028】
【外4】 最後に、LUTからなるガンマ補正回路24によってC
RTモニターの非直線性が補正された後、CRTモニタ
ー25にプレビュー画像が出力される。
【0029】ユーザは、このプレビュー画像を確認し
て、所望の出力画像が得られるようにマスキング・UC
R係数を操作部を用いて設定する。
【0030】以上のプレビュー処理を、所望の出力画像
を得ることができるマスキング・UCR係数を設定する
まで繰り返す。
【0031】そして、該設定されたマスキング・UCR
係数を用いて、ハードコピー出力を行う。
【0032】なお、本発明は上記実施例に限られるもの
ではない。例えば、図5に示すように、外部からRGB
信号を入力可能なシステムにも本発明を適用できる。ま
た、色空間圧縮の際に用いる色空間は、XYZ表色系に
限らず、CIE1976L*a*b*色空間や、他の色
空間を用いることもできる。
【0033】また、マスキング・UCR係数の他にガン
マ係数やフィルター係数等の他の色処理パラメータをユ
ーザが任意に設定できるようにしても構わない。
【0034】本実施形態によれば、ハードコピー出力と
プレビュー出力の両方の階調性が良好に再現でき、色味
も概略一致させることができる。
【0035】(実施形態2)実施形態1では色空間圧縮
アルゴリズムとして、色再現範囲外の入力画像信号を輝
度を保存したまま入力画像信号と白色点とを結ぶ直線と
プリンターの色再現範囲の境界線との交点にマッピング
する色空間圧縮アルゴリズムを用いた。
【0036】しかしながら、実施形態1に適用できる黒
空間圧縮アルゴリズムはこれに限られない。
【0037】例えば、色再現範囲外の画像信号間の階調
性を保存すべく、輝度と色相を保存したまま色再現範囲
内の画像信号を含む対象画像を示す画像信号を全体的に
色空間圧縮する色空間圧縮アルゴリズムでも構わない。
この色空間圧縮アルゴリズムは写真等の中間調を含む画
像に適している。
【0038】また、彩度をできるだけ保存すべく、色再
現範囲外の画像信号を色再現範囲内に色空間圧縮する色
空間圧縮アルゴリズムでも構わない。この色空間圧縮ア
ルゴリズムによれば、あざやかな画像を出力することが
できる。したがって、CGやグラフ等の画像に適してい
る。
【0039】また、測色的に近い画像信号にマッピング
する色空間圧縮アルゴリズムでも構わない。この色空間
圧縮アルゴリズムは特定色を忠実に再現するのに適して
いる。したがって、ロゴ等の画像に適している。
【0040】このように、画像の種類又はユーザの用途
に応じて最適な色空間圧縮アルゴリズムは異なる。
【0041】したがって、実施形態2では、第1の色空
間圧縮をユーザの操作部からのマニュアル指示に基づき
設定し、該設定に連動させて第2の色空間圧縮を設定す
る。
【0042】図6に実施形態2の構成の1例を示すブロ
ック図を示す。なお、図6の構成において図1と同一の
構成については同一符号を付け説明を省略する。
【0043】第1の色空間圧縮34はスキャナー11に
よって得られたR000画像信号をプリンター15の
色再現範囲内に、操作部31で指示された色空間圧縮ア
ルゴリズムに対応するプロファイル格納部A32に格納
されているプロファイルに基づき変換する。
【0044】第2の色空間圧縮35は第1の色空間圧縮
34によってプリンター15の色再現範囲内に変換され
たR222画像信号をCRTモニター26の色再現範
囲内に変換する。この第2の色空間圧縮35は、第1の
色空間圧縮34で設定された色空間圧縮アルゴリズムに
対応するプロファイル格納部B33に格納されているプ
ロファイルに基づき変換を行う。
【0045】プロファイル格納部Aはスキャナー11の
色再現範囲とプリンター15の色再現範囲に対応した色
空間圧縮を行う上述した各種色空間圧縮アルゴリズムに
対応したプロファイルが格納されている。各プロファイ
ルには、図3におけるX000画像信号をX111
像信号に変換する際に用いる3次元LUTが格納されて
いる。
【0046】プロファイル格納部B33には、プリンタ
ー15の色再現範囲と、CRTモニター26の色再現範
囲に基づく、各種色空間圧縮アルゴリズムに対応したプ
ロファイルがプロファイル格納部Aと同様に格納されて
いる。
【0047】CPU36は操作部31におけるユーザの
指示に対応するプロファイルをプロファイル格納部A及
びプロファイル格納部Bから読み出し、第1の色空間圧
縮34及び第2の色空間圧縮35に設定する。
【0048】実施形態2によれば第1の色空間圧縮で用
いる色空間圧縮アルゴリズムに第2の色空間圧縮アルゴ
リズムを連動させるので、第1の色空間圧縮処理の内容
を反映したプレビュー画像を出力することができる。
【0049】例えば、上述の中間調を含む画像に適した
色空間圧縮アルゴリズムを第1の色空間圧縮で行い、上
述のCGやグラフ等の色空間圧縮アルゴリズムを第2の
色空間圧縮で行った場合、第1の色空間圧縮では階調を
重視した処理を行ったにもかかわらず、第2の色空間圧
縮において色再現範囲外の階調をつぶしてしまう。した
がって、プレビュー画像において階調がつぶれてしまっ
た部分がプレビュー画像の全体の雰囲気をこわしてしま
う可能性がある。
【0050】これに対し、実施形態2では、第1の色空
間圧縮と第2の色空間圧縮を連動させるので、階調の連
続性が保たれたプレビュー画像を表示することができ
る。
【0051】このように、実施形態2によれば、ユーザ
が重要視している部分(例えば画像の階調性等)が反映
されたプレビュー画像を表示することができる。
【0052】(実施形態3)実施形態2では、第1の色
空間圧縮と第2の色空間圧縮を連動させたが、実施形態
3では各色空間圧縮を独立に設定できるようにした。
【0053】即ち、操作部31で第1の色空間圧縮及び
第2の色空間圧縮の各々で用いる色空間圧縮アルゴリズ
ムを独立に設定する。
【0054】実施形態3によれば、プリンターで形成さ
れる形成画像において、ユーザが最も確認したい特徴に
対応した色空間圧縮をプレビュー画像に行うことができ
る。
【0055】したがって、ユーザが最も確認したい特徴
を反映したプレビュー画像を表示することができる。
【0056】なお、上述の各実施形態における色空間圧
縮アルゴリズムは上述のアルゴリズムに限らず、他の色
空間圧縮アルゴリズムに適用しても構わない。
【0057】また、上述の各実施形態では、プリンター
15で形成される画像をCRTモニター26に表示する
システムを用いているが、例えば、プリンター15で形
成される画像を、他のプリンターでプルーフするシステ
ムに適用しても構わない。即ち、ある画像出力装置の出
力画像を他の画像出力装置で予め確認するシステムなら
構わない。
【0058】なお、本発明は、複数の機器(例えばホス
トコンピュータ,インタフェイス機器,リーダ,プリン
タなど)から構成されるシステムに適用しても、一つの
機器からなる装置(例えば、複写機,ファクシミリ装置
など)に適用してもよい。
【0059】また、本発明の目的は、前述した実施形態
の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記
録した記憶媒体を、システムあるいは装置に供給し、そ
のシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPU
やMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを
読出し実行することによっても、達成されることは言う
までもない。この場合、記憶媒体から読出されたプログ
ラムコード自体が前述した実施形態の機能を実現するこ
とになり、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体で
本発明を構成することになる。プログラムコードを供給
するための記憶媒体としては、例えば、フロッピディス
ク,ハードディスク,光ディスク,光磁気ディスク,C
D−ROM,CD−R,磁気テープ,不揮発性のメモリ
カード,ROMなどを用いることができる。
【0060】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば第
1の出力手段と第2の出力手段の色再現範囲の違いに基
づく、第1の出力手段で出力される画像を確認するため
の第2の出力手段の画像を良好に再現することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態1を実施したカラー画像処理装置のブ
ロック図。
【図2】第一の色空間圧縮を説明する図。
【図3】色空間圧縮回路の構成を説明するブロック図。
【図4】第二の色空間圧縮を説明する図。
【図5】変形例を実施したカラー画像処理装置のブロッ
ク図。
【図6】実施形態2を実施したカラー画像処理装置のブ
ロック図。
【図7】従来技術を表わすブロック図。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 // G09G 5/00 520 H04N 1/46 Z

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の画像出力手段で出力される画像
    を、第2の画像出力手段で予め確認する機能を有する画
    像処理装置であって、 対象画像を示す入力画像データを前記第1の画像出力手
    段の色再現範囲内にマッピングする第1の色空間圧縮処
    理を行う第1の色空間圧縮処理手段と、 前記第1の色空間圧縮処理が施された画像データを前記
    第2の画像出力手段の色再現範囲内にマッピングする第
    2の色空間圧縮処理を行う第2の色空間圧縮処理手段と
    を有し、 前記第1の色空間圧縮処理が施された画像データは画像
    出力すべく前記第1の出力手段に出力し、前記第2の色
    空間処理が施された画像データは前記第1の画像出力手
    段で出力される画像のプレビュー画像を出力すべく前記
    第2の出力手段に出力することを特徴とする画像処理装
    置。
  2. 【請求項2】 更に、前記第1の色空間圧縮処理が施さ
    れた画像データを前記第1の画像出力手段の出力特性に
    応じた濃度データに変換する変換手段と、 前記濃度データに対して前記第2の色空間圧縮処理を行
    うとともに、前記第2の出力手段の出力特性に応じた色
    処理を行うことを特徴とする請求項1記載の画像処理装
    置。
  3. 【請求項3】 前記プレビュー画像に基づき、前記変換
    手段の変換パラメータを変更することを特徴とする請求
    項2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の画像出力手段は記録媒体上に
    記録剤を用いて画像を形成し、 前記第2の画像出力手段は画像を表示することを特徴と
    する請求項1記載の画像処理装置。
  5. 【請求項5】 更に、前記第1の色空間圧縮手段及び前
    記第2の色空間圧縮手段における色空間圧縮処理方法を
    連動させて、該第1及び第2の色空間圧縮処理手段の各
    々に色空間圧縮処理方法を設定する色空間圧縮処理方法
    設定手段を有することを特徴とする請求項1記載の画像
    処理装置。
  6. 【請求項6】 前記色空間圧縮処理設定手段はユーザの
    マニュアル指示に基づき、前記色空間圧縮処理方法を設
    定することを特徴とする請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記第1の色空間圧縮手段及び前
    記第2の色空間圧縮手段における色空間圧縮処理方法を
    独立に設定する色空間圧縮処理方法設定手段を有するこ
    とを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 第1の画像出力手段で出力される画像
    を、第2の画像出力手段で予め確認する機能を有する画
    像処理方法であって、 対象画像を示す入力画像データを前記第1の画像出力手
    段の色再現範囲内にマッピングする第1の色空間圧縮処
    理を行う第1の色空間圧縮処理工程と、 前記第1の色空間圧縮処理が施された画像データを前記
    第2の画像出力手段の色再現範囲内にマッピングする第
    2の色空間圧縮処理を行う第2の色空間圧縮処理工程と
    を有し、 前記第1の色空間圧縮処理が施された画像データは画像
    出力すべく前記第1の出力手段に出力し、前記第2の色
    空間処理が施された画像データは前記第1の画像出力手
    段で出力される画像のプレビュー画像を出力すべく前記
    第2の出力手段に出力することを特徴とする画像処理方
    法。
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