JP4259245B2 - 測色データ補正方法、変換テーブル作成方法及びプログラム - Google Patents

測色データ補正方法、変換テーブル作成方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷装置により印刷された複数色の色パッチを測色して得られる測色データを補正する方法と、その方法で補正された測色データを用いて入力カラー画像データを記録装置における記録用データに変換するための変換テーブルを作成する方法、及びプログラムに関する。
カラープリンタやカラー複写機等のカラー画像形成装置においては、入力されたカラー画像データ(例えばRGB値)を記録用のデータ(例えばCMY値)に変換して出力している。このカラー画像データ変換について、図13に基づいて説明する。
図13に示す如く、カラー画像入力信号として赤(R),緑(G),黒(B)それぞれのデータが入力されると、まずルックアップテーブル(LUT)41にて、記録用の各補色成分であるシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)のデータに変換する。このように変換されたCMY値は、下色除去部42にて下色除去が施されることによりC,M,Y,ブラック(K)の4色の成分に変換され、続くγ補正部43にてγ補正を行った後、ドットパターン生成部44にてドットパターンデータに変換される。
ここで、RGB値からCMY値への変換を行うLUT41は、例えば図14に示すように、RGB色空間内において各軸を等間隔に9個の格子点(グリッド)で区切ることにより得られる格子立方体の各グリッド(本例では9×9×9=729個)のRGB値に対応したCMY値が記憶されたものである。
このLUT41は、装置に依存したものであるため、一般には装置毎に作成するようにしており、その作成方法も広く知られている(例えば、特許文献1参照。)。
具体的には、まず図14で示したRGB空間内の729点の各グリッドそれぞれに対応した色を、実際に装置で印刷して、図15に示すような729色のカラーパッチを得る。このとき、各カラーパッチのCMY成分は、RGB値に対してそれぞれC=255−R,M=255−G,Y=255−Bで得られるものである。
そして、このカラーパッチの各色を測色器で測色することで、装置に依存しない色空間におけるデータを得る。このような色空間としては、いわゆるL*a*b*表色系が広く知られており、本例でも、測色器によってL*a*b*色空間内におけるデータ(以下「Lab値」という)が得られるものとする。
ここで、まずRGB値とLab値との対応関係は、既知のものである。そして、測色したことによってカラーパッチ各色のCMY値に対応したLab値が得られている。そのため、上記両者の対応関係から、RGB値とCMY値との対応関係を求め、これを結果としてLUT41とするのである。
特開平8−275007号公報
しかしながら、上記方法でLUT41を作成する場合、測色データに起因する問題が生じて精度の高いLUTが得られず、階調性の損なわれた記録結果が得られる場合があった。即ち、RGB空間の729点の各グリッドに対応した色を測色すると、理想的には、Lab色空間内において等間隔・連続性を有する測色データが得られるはずである。
ところが、実際には、印刷用紙の表面が完全に均一ではなく凸凹があったり、カラーパッチの印刷結果に横筋や縞模様が入ったりすること、或いは、測色する際の測色位置のバラツキや測色器そのもののバラツキなどによって、図3に例示するように、バラツキの多い測色データが得られる。そのため、このようにバラツキのある測色データを使用してLUTを作成すると、作成されたLUTのデータに特異点が発生し、そのようなLUTを使用してRGB→CMY変換を行うと、印刷結果の中に階調性が損なわれる領域が発生する場合があった。
具体的には、図10(a)に示すように、本来ならば、RGBの各グリッドNo.の変化に対して、M値は破線で示したように推移していくはずであるが、グリッドNo.10で、測色データのバラツキに起因する特異点が発生したことにより、このグリッドNo.10周囲で凹んだ特性となってしまっている。
そのため、従来は、作成されたLUTに対して、ピンポイント的に修正を施すようにしており、LUT作成に多大な労力・時間を要していた。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、カラーパッチを測色することにより得られる各色毎の測色データのバラツキを抑えて、信頼性の高い測色データを得ることを目的とする。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の測色データ補正方法は、印刷装置用の色空間における複数の座標点に対応した色が印刷された該各色毎の色パッチを各々測色器で測色することにより得られる、装置に依存しない標準色空間内の座標データで表される前記各色パッチ毎の測色データを補正する方法であって、前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間は三次元色空間であって、前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点は、前記入力色空間内において、該入力色空間を格子状に分割してなる格子立方体の各格子点に対応付けられるよう設定され、前記各格子点は、前記入力色空間内の各座標軸それぞれにおいて、所定の範囲を一定の間隔でn分割(但し、n≧2の整数)した座標により指定され、前記入力色空間及び前記標準色空間は、グレー軸を有する色空間である。
そして、前記各測色データを、各々、自身を含む少なくとも三つ以上の前記測色データに基づく補間演算によって補正し、前記入力色空間内における前記各格子点のうちグレー軸上の格子点に対応した前記測色データであるグレー軸測色データについては、前記補間演算による補正は行わず、前記標準色空間内において、該グレー軸測色データに対応する座標データを明度成分は保持したままグレー軸上へ移動させることによって、該移動後の座標データにより表される測色データを補正後の新たな測色データとすることを特徴とするものである。
入力色空間内の格子点としては、具体的には、例えば図1に示すような格子立方体における各格子点が考えられる。図1はあくまでも一例であり、各格子点が各軸方向それぞれにおいて等間隔で配置されている場合を示す。
この測色データ補正方法によれば、各測色データに対応する印刷装置用の色空間内での座標位置関係は予めわかっており、それに基づいて、各測色データの相対関係から補間演算を行うことができるため、測色データにバラツキが生じてもそれを緩和することが可能となり、信頼性の高い測色データを得ることができる。
また、入力色空間における格子立方体の各格子点に対応した印刷装置用の色空間内の座標点に対応した色パッチを生成して、測色データを得るようにしているため、測色データの補間演算を簡易的に行うことが可能となる。
また、グレー軸測色データについては上記のように標準色空間内において明度成分を保持したままグレー軸上へ移動させることにより補正するため、グレーに対応する印刷結果がグレーとして出力できるような色変換テーブルの作成が可能となり、ユーザ期待通りのグレーが再現できる。
請求項2記載の測色データ補正方法は、印刷装置用の色空間における複数の座標点に対応した色の色パッチを各々前記印刷装置で印刷し、該各色パッチを測色器で測色することにより装置に依存しない標準色空間内の座標データで表される該各色パッチ毎の測色データを取得して、前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点と前記測色データとの対応関係、及び、前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間内の座標点と前記標準色空間内の座標データとの対応関係に基づいて前記入力色空間内の任意の座標点を前記印刷装置用の色空間内の座標点に変換する色変換テーブルを作成するにあたり、前記測色データを補正する方法であって、前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間は三次元色空間であって、前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点は、前記入力色空間内において、該入力色空間を格子状に分割してなる格子立方体の各格子点に対応付けられるよう設定され、前記各格子点は、前記入力色空間内の各座標軸それぞれにおいて、所定の範囲を一定の間隔でn分割(但し、n≧2の整数)した座標により指定され、前記入力色空間及び前記標準色空間は、グレー軸を有する色空間である。
そして、前記各測色データを、各々、自身を含む少なくとも三つ以上の前記測色データに基づく補間演算によって補正し、前記入力色空間内における前記各格子点のうちグレー軸上の格子点に対応した前記測色データであるグレー軸測色データについては、前記補間演算による補正は行わず、前記標準色空間内において、該グレー軸測色データに対応する座標データを明度成分は保持したままグレー軸上へ移動させることによって、該移動後の座標データにより表される測色データを補正後の新たな測色データとすることを特徴とするものである。
この方法によっても、請求項1と同様、測色データにバラツキが生じてもそれを緩和することが可能となり、信頼性の高い測色データを得ることができる。そして、その補正後の測色データを用いて精度の高い色変換テーブルを作成することが可能となる。
また、入力色空間における格子立方体の各格子点に対応した印刷装置用の色空間内の座標点に対応した色パッチを生成して、測色データを得るようにしているため、測色データの補間演算を簡易的に行うことが可能となる。
また、グレー軸測色データについては上記のように標準色空間内において明度成分を保持したままグレー軸上へ移動させることにより補正するため、グレーに対応する印刷結果がグレーとして出力できるような色変換テーブルの作成が可能となり、ユーザ期待通りのグレーが再現できる。
請求項3記載の測色データ補正方法は、請求項1又は2記載の測色データ補正方法であって、前記測色データのうち、前記標準色空間内において前記グレー軸上へ移動させる補正を行った前記グレー軸測色データと同じ明度を有する他の測色データについても、該他の測色データに対応する前記標準色空間内の座標データを、前記グレー軸測色データに対応した座標データの前記移動と同様に移動させることを特徴とする。
このように、グレーだけを強制的にグレー軸に持っていくのではなく、同じ明度を持つ他の測色データについても同じように移動させることにより、グレーの色相ぶれを改善した上で、グレーとグレー近傍の階調飛びを防止することができる。
請求項4記載の測色データ補正方法は、請求項3記載の測色データ補正方法であって、前記他の測色データに対応する前記標準色空間内の座標データに対する前記移動の際は、該座標データと前記グレー軸測色データに対応した座標データとの距離が長いほどその移動距離が短くなるようにすることを特徴とする。
このように、同じ明度の測色データを全て同様に移動させるよりも、グレー軸との距 離が長いほど移動距離を小さくすることで、印刷装置の色域(色再現可能範囲)を維持することができ、異なる色が再現されることを防止できる。
補間演算としては、例えば最小二乗法を用いることで補間できたり、また例えば、請求項5のようにすることもできる。即ち、請求項5記載の発明は、請求項1〜4いずれかに記載の測色データ補正方法であって、前記補間演算による補正は、補正対象の前記測色データに対応した前記格子点である注目格子点を重心とする、該注目格子点と面との距離が前記一定間隔の整数倍である直方体を、補正用格子立体として、該補正用格子立体の表面上に位置する前記各格子点または該補正用格子立体に含まれる全ての前記各格子点に対応した前記各測色データの平均値を演算することにより前記補間演算を行い、該補間演算により得られた前記平均値を、前記補正対象の測色データの補正値として設定することにより行うことを特徴とするものである。
このようにすれば、補正対象の注目格子点を重心とする補正用格子立体の表面又は内部の各格子点に対応した測色データを平均するだけの、ごく簡単な方法で補正を行うことができる。
請求項6記載の測色データ補正方法は、請求項5記載の測色データ補正方法であって、前記補正用格子立体は、前記注目格子点と当該補正用格子立体の各面との距離がいずれも前記一定間隔の立方体であって、該立方体内に含まれる前記格子点は合計27点であることを特徴とする。このように、補正用格子立体を最小の立方体(27格子点からなる立方体)とすれば、補正精度が良好でありながら且つ演算も簡素化でき、より適した補正方法となる。
請求項7記載の測色データ補正方法は、請求項5又は6記載の測色データ補正方法であって、前記補正を行う際、次の(a)〜(c)のうち少なくともいずれか一つを実行することを特徴とする。
(a)前記格子立方体の頂点に位置する格子点に対応した測色データについては、前記補正を行わない。
(b)前記格子立方体の稜線内に位置する格子点であって前記頂点に位置する格子点以外の稜線上格子点に対応した測色データの補正の際は、前記注目格子点を中心とする前記稜線上の所定の範囲内に含まれる前記各格子点に対応した前記各測色データの平均値を演算することにより前記補間演算を行う。
(c)前記格子立方体の面上に位置する格子点であって前記頂点及び前記稜線上のいずれにも位置しない面上格子点に対応した測色データの補正の際は、前記面上において前記注目格子点を重心とする長方形の範囲内に含まれる前記各格子点に対応した前記各測色データの平均値を演算することにより前記補正演算を行う。
このように、(a)〜(c)の少なくともいずれかを採用することで、補正後の色域が狭くなるのを防ぐことができ、より適切な測色データの補正が可能となる。
請求項8記載の測色データ補正方法は、請求項7記載の方法であって、補正を行う際、前記(a)〜(c)の全てを実行することを特徴とする。このように、(a)〜(c)を全て採用することで、請求項7の効果をさらに高めることができる。
請求項9記載の測色データ補正方法は、請求項7又は8記載の測色データ補正方法であって、前記(b)において、前記稜線上の所定の範囲内に含まれる前記各格子点は、前記注目格子点及びそれに隣接する二つの前記各格子点の合計3点であることを特徴とする。このようにすれば、補正精度が良好でありながら且つ演算も簡素化でき、より適した補正方法となる。
請求項10記載の測色データ補正方法は、請求項7又は8記載の測色データ補正方法であって、前記(c)において、前記長方形は、一辺の長さが前記一定間隔の2倍である正方形であって、該正方形内に含まれる前記格子点は合計9点であることを特徴とする。このようにしても、請求項9と同様の効果が得られる。
請求項11記載の測色データ補正方法は、請求項1〜10いずれかに記載の測色データ補正方法であって、前記入力色空間はRGB色空間であり、前記標準色空間はLab表色系の色空間であることを特徴とする。RGB、Labは最もよく使われる代表的な色空間であるため、特に効果的である。
請求項12記載の発明は、印刷装置用の色空間における複数の座標点に対応した色の色パッチを各々前記印刷装置で印刷し、該各色パッチを測色器で測色することにより装置に依存しない標準色空間内の座標データで表される該各色パッチ毎の測色データを取得する測色ステップと、前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点と前記測色データとの対応関係、及び、前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間内の座標点と前記標準色空間内の座標データとの対応関係に基づいて、前記入力色空間内の任意の座標点を前記印刷装置用の色空間内の座標点に変換する色変換テーブルを作成する変換テーブル作成ステップと、を有する変換テーブル作成方法であって、前記変換テーブル作成ステップにおいて用いられる前記測色データは、前記測色ステップにて得られた前記測色データを請求項1〜11いずれかに記載の測色データ補正方法によって補正したものである。
このように、本発明(請求項1〜11いずれか)の測色データ補正方法を用いて補正した測色データに基づいて色変換テーブルを作成することで、変換精度の高いテーブルが得られ、このテーブルを用いれば、階調性の優れた記録結果を得ることが可能となる。
また、本発明の測色データ補正方法(請求項1〜11)、及び変換テーブル作成方法(請求項12)は、例えば別途ハードウェアにより実現することができるなど、種々の方法により実現可能であるが、コンピュータがアプリケーションソフト(プログラム)を実行することにより実現することができる。
即ち、例えば請求項13に記載のように、請求項1〜11のいずれかに記載の測色データ補正方法を実行する機能をコンピュータの処理により実現させるためのプログラムを備え、コンピュータがそのプログラムを実行することにより、本発明の測色データ補正方法が実現されるのである。
一方、本発明の変換テーブル作成方法(請求項12)についても、測色データ補正方法と同様、コンピュータがアプリケーションソフト(プログラム)を実行することにより実現することができる。即ち、例えば請求項14に記載のように、請求項12に記載の変換テーブル作成方法を実行する機能を、コンピュータの処理により実現させるためのプログラムを備え、コンピュータがそのプログラムを実行することにより、本発明の変換テーブル作成方法が実現されるのである。
そして、コンピュータを本発明のWebサーバ或いは印刷装置として機能させるための各プログラムは、例えばフロッピー(登録商標)ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、メモリーカード、ハードディスク等のコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録し、必要に応じてコンピュータにロードして起動することにより用いることができる。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は、本実施形態の測色データ補正システムを示す概略構成図である。図2に示す如く、本実施形態の測色データ補正システムは、パーソナルコンピュータ(以下「PC」)という)10と、プリンタ20と、測色器31と、により構成される。
PC10は、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスクドライブ(HDD)14、入出力インタフェース(I/F)15などを備えた一般的な構成のものであり、本実施形態では、HDD14内に測色データ補正プログラムとLUT作成プログラムとが格納されており、必要に応じて、CPU11がそのプログラムに従った各種処理を行う。
プリンタ20は、PC10からの印刷データ(カラー画像データなど)やPC10にて作成されたLUTが入力される入出力I/F21と、入力された印刷データを印刷用のドットパターンデータに処理・変換する画像データ処理部22と、画像データ処理部22からのドットパターンデータに従って記録用紙への記録(出力)を行う記録部23とを備える。画像データ処理部22は、ハード構成的には、CPU26、ROM27,RAM28等がバスラインL2にて相互に接続された構成となっているが、その主な機能としては、既に説明した図13と全く同様、入力されるRGB値を最終的にドットパターンデータに変換する。そして、本実施形態では、プリンタ20で用いられるLUT41を、PC10にて作成する。
図5は、PC10にて実行されるLUT作成処理を示すフローチャートである。PC10では、CPU11がHDD14からLUT作成プログラムを読み出し、このプログラムに従って処理を実行する。
この処理が開始されると、まずステップ(以下「S」と略す)110にて、カラーパッチの出力をプリンタ20へ指示する。具体的には、図14で説明したRGB色空間における合計729個のグリッドに対応した色を記録用紙上に記録するよう、対応する色のRGB値を出力する。この指示(RGB値)を受けたプリンタ20は、図13におけるLUT41を通さずに、各RGB値に対応したCMY値によるカラーパッチ32を印刷する。このカラーパッチ32は、図15にその一部を記載したものである。
そして、続くS120にて、カラーパッチ32の測色を行う。具体的には、カラーパッチ32に印刷された729色の各パッチを、測色器31にて測色し、その結果としての測色データがPC10に取り込まれることになる。この測色データは本実施形態ではLab値である。そして、S130では、取り込まれた測色データの補正を行う。この補正処理の詳細については後述する。
S130で測色データの補正処理が行われると、バラツキの抑えられた測色データが生成され、その補正処理後の測色データに基づき、S140にてLUTの作成を行う。具体的な作成方法は、背景技術の欄で述べた方法と全く同じであり、測色したことによって得られた、カラーパッチ各色のCMY値とそれに対応する測色データであるLab値との対応関係、及び、予めわかっているRGB値とLab値との対応関係に基づいて、RGB値とCMY値との対応関係を求め、これを結果としてLUT41とするのである。
そして、S150にて、このようにして得られたLUT41をプリンタ20へ出力し、プリンタ20内のメモリ(図示しない揮発性ROMなど)に記憶させる。これにより、プリンタ20内部でLUT41が設定されたことになり、以後、入力されるRGB値に対してはその設定したLUT41を用いてCMY値への変換を行う。
次に、上記のLUT作成処理におけるS130の測色データ補正処理について説明する。本実施形態では、図14で説明したRGB各グリッドの各々について、対応する測色データの補正を行うが、具体的な補正方法は、補正対象のグリッド(以下「注目グリッド」という)に対応した測色データと、その注目グリッド近傍のたのグリッドに対応した測色データとの平均値演算によっておこなう。
ただし、729点の各グリッドに対しておなじように行うのではなく、グリッドの位置毎に平均値演算の方法を異なるものとしている。その平均値演算方法の概略について、まず図4に基づいて説明する。本実施形態では、各グリッドを結んでなる格子立方体において、その頂点に位置するグリッドと、その稜線上(但し頂点を除く)に位置するグリッドと、その面上(但し頂点及び稜線上を除く)に位置するグリッドと、その内部に位置するグリッドと、R=G=Bとなるグレー軸(但し頂点を除く)上のグリッドと、に場合分けして、それぞれ対応する測色データの補正方法(平均値演算方法)を変えるようにしている。
図4(a)に示す如く、まず、グリッドP1のように格子立方体の頂点に位置するグリッドについては、対応する測色データの補正は行わず、測色により得られた測色データをそのまま採用する。一方、グリッドP2のように稜線上に位置するグリッドについては、注目グリッド及びその両端のグリッドの合計3グリッドに対応した各測色データの平均値を演算することで補正を行う。また、グリッドP4のように面上に位置するグリッドについては、注目グリッド及びそれに隣接する周囲8グリッドの合計9グリッドに対応した各測色データの平均値を演算することで補正を行う。
そして、グリッドP5のように格子立方体内部に位置するグリッドについては、注目グリッド及びそれに三次元的に隣接する周囲26グリッドの合計27グリッドに対応した各測色データの平均値を演算することで補正を行う。但し、図4(b)に示すように、グレー軸上のグリッドについては、注目グリッド及びそれに隣接するグレー軸上の二つのグリッドの合計3グリッドに対応した各測色データの平均値を演算することで補正を行う。
上記の要領で行われる測色データの補正処理(S130)は、より具体的には、図6に示す各処理に従って行われる。この処理が開始されると、まずS210〜S230にて変数K,J,Iがそれぞれ0にセットされる。この変数は、RGB色空間内において、IがR値に、JがG値に、KがB値に対応するものであり、I=0のときはR=0、I=1のときはR=32,I=2のときはR=64、・・・、I=8のときはR=255、というふうに、Iの各値はそれぞれR軸上のグリッドのR値に対応する。同様に、J,Kについても同様であり、J,K各値の0,1,2,・・・8は、それぞれG,B各値の0,32,64,・・・255、に対応する。
I,J,Kを全て0にセットして注目グリッドをRGB=(0,0,0)とした後、S240の補正処理0に進む。詳細は図7に示す通りであり、S310でn=0にセット後、S320でR値が0又は8か否か判断する。0又は8ならばS330に進んでnをインクリメントし、0又は8でなければそのままS340に進む。以下、J(G値)、K(B値)についても、同様にしてS380へ進む。
このとき、注目グリッドが格子立方体の内部にあるならば、nは0になっているはずであり、その場合、S390に進んで図示の補間演算式による平均値演算を行う。なお、Sijkは注目グリッドに対応した測色データの生の測定値であり、Dijkは、補正後の測色データである。また、i,j,kはそれぞれ上記のI,J,Kに対応する。
一方、注目グリッドが表面上にあるならば、nは1になっているはずであり、その場合はS410に進んで補正処理2を行う。また、注目グリッドが稜線上にあるならば、nは2になっているはずであり、その場合は、S430に進んで補正処理1を実行する。そして、注目グリッドが頂点に位置する場合は、nが3になっているはずであり、その場合はS440に以降して、測色データをそのまま補正後の測色データとする。
図8に、注目グリッドが稜線上にある場合の補正処理1(図7のS430)を示す。この場合に、注目グリッドの位置する稜線がB軸に平行な稜線ならば、I,Jいずれも0か8のはずであり、その場合はS650の平均値演算を行う。また、注目グリッドの位置する稜線がG軸に平行な稜線ならば、Iは0又は8だがJは0でも8でもないはずであり、その場合はS640の平均値演算を行う。また、注目グリッドの位置する稜線がR軸に平行な稜線ならば、Iは0でも8でもないはずであり、その場合はS620の平均値演算を行う。
図9に、注目グリッドが面上にある場合の補正処理2(図7のS410)を示す。注目グリッドの位置する面がGB平面に平行な面ならば、Iは0か8のはずであり、その場合はS520の平均値演算を行う。また、注目グリッドの位置する面がRB平面に平行な面ならば、Iは0でも8でもないがJは0のはずであり、その場合はS540の平均値演算を行う。また、注目グリッドの位置する面がRG平面に平行な面ならば、I,Jいずれも、0でも8でもないはずであり、その場合はS550の平均値演算を行う。
このようにして、注目グリッドの位置に応じた平均値演算を行った後は、図6のS250に進み、Iをインクリメントする。つまり、前回の注目グリッドに対してR値が32大きいグリッドを、新たな注目グリッドとするのである。そして、Iが9にインクリメントされるまでは、S240の補正処理0により新たな注目グリッドに対する補正が行われる。以後、Iが9になったらS270に進んでJをインクリメントし、S230に戻る。つまり、注目グリッドのG値を移動するのである。また、Jが9になったら、S290に進んでKをインクリメントし、S220に戻る。つまり、注目グリッドのB値を移動するのである。この処理を継続することで、729グリッド全てについて順次補正が行われる。
尚、本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、729グリッドのうちグレー軸に対応する測色データについては、上記のような平均値演算を行うのではなく、図11のように、測色データの色空間(Lab色空間)内において、彩度成分は変えずにそのままグレー軸Lに移動させるような補正を行っても良い。
またその場合、図12(a)に示したように、グレー軸に対応する測色データのみでなく、同じ明度の他の測色データについても、そのグレーの測色データと同じ方向に移動するようにしてもよい。その場合、すべて均一の移動量としてもよいが、図12(b)のように、L軸から遠い測色データほど移動量が少なくなるようにしてもよい。
本発明の格子立方体の一例を示す説明図である。 本実施形態の測色データ補正システムを示す概略構成図である。 測色データのバラツキを説明するための説明図である。 本実施形態の測色データ補正処理における平均値演算の概略を説明するための説明図である。 LUT作成処理を示すフローチャートである。 図5のLUT作成処理におけるS130の測色データ補正処理を示すフローチャートである。 図6の測色データ補正処理におけるS240の補正処理0を示すフローチャートである。 図7の補正処理0におけるS430の補正処理1を示すフローチャートである。 図7の測色データ補正処理におけるS410の補正処理2を示すフローチャートである。 RGB色空間内のグリッドに対する変換後のCMY値を示すグラフである。 グレー軸に対応する測色データの補正例を示す説明図である。 グレー軸に対応する測色データの補正例を示す説明図である。 RGB値からCMY値への変換過程を示す説明図である。 RGB色空間における729点のグリッドを説明するための説明図である。 カラーパッチを示す説明図である。
符号の説明
20…プリンタ、22…画像データ処理部、23…記録部、31…測色器、32…カラーパッチ、41…LUT、42…下色除去部、43…γ補正部、44…ドットパターン生成部、11,26…CPU12,27…ROM13,28…RAM14…HDD

Claims (14)

  1. 印刷装置用の色空間における複数の座標点に対応した色が印刷された該各色毎の色パッチを各々測色器で測色することにより得られる、装置に依存しない標準色空間内の座標データで表される前記各色パッチ毎の測色データを補正する方法であって、
    前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間は三次元色空間であって、前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点は、前記入力色空間内において、該入力色空間を格子状に分割してなる格子立方体の各格子点に対応付けられるよう設定され、
    前記各格子点は、前記入力色空間内の各座標軸それぞれにおいて、所定の範囲を一定の間隔でn分割(但し、n≧2の整数)した座標により指定され、
    前記入力色空間及び前記標準色空間は、グレー軸を有する色空間であり、
    前記各測色データを、各々、自身を含む少なくとも三つ以上の前記測色データに基づく補間演算によって補正し、
    前記入力色空間内における前記各格子点のうちグレー軸上の格子点に対応した前記測色データであるグレー軸測色データについては、前記補間演算による補正は行わず、前記標準色空間内において、該グレー軸測色データに対応する座標データを明度成分は保持したままグレー軸上へ移動させることによって、該移動後の座標データにより表される測色データを補正後の新たな測色データとする
    ことを特徴とする測色データ補正方法。
  2. 印刷装置用の色空間における複数の座標点に対応した色の色パッチを各々前記印刷装置で印刷し、該各色パッチを測色器で測色することにより装置に依存しない標準色空間内の座標データで表される該各色パッチ毎の測色データを取得して、前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点と前記測色データとの対応関係、及び、前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間内の座標点と前記標準色空間内の座標データとの対応関係に基づいて前記入力色空間内の任意の座標点を前記印刷装置用の色空間内の座標点に変換する色変換テーブルを作成するにあたり、前記測色データを補正する方法であって、
    前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間は三次元色空間であって、前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点は、前記入力色空間内において、該入力色空間を格子状に分割してなる格子立方体の各格子点に対応付けられるよう設定され、
    前記各格子点は、前記入力色空間内の各座標軸それぞれにおいて、所定の範囲を一定の間隔でn分割(但し、n≧2の整数)した座標により指定され、
    前記入力色空間及び前記標準色空間は、グレー軸を有する色空間であり、
    前記各測色データを、各々、自身を含む少なくとも三つ以上の前記測色データに基づく補間演算によって補正し
    前記入力色空間内における前記各格子点のうちグレー軸上の格子点に対応した前記測色データであるグレー軸測色データについては、前記補間演算による補正は行わず、前記標準色空間内において、該グレー軸測色データに対応する座標データを明度成分は保持したままグレー軸上へ移動させることによって、該移動後の座標データにより表される測色データを補正後の新たな測色データとする
    ことを特徴とする測色データ補正方法。
  3. 前記測色データのうち、前記標準色空間内において前記グレー軸上へ移動させる補正を行った前記グレー軸測色データと同じ明度を有する他の測色データについても、該他の測色データに対応する前記標準色空間内の座標データを、前記グレー軸測色データに対応した座標データの前記移動と同様に移動させる
    ことを特徴とする請求項1又は2記載の測色データ補正方法。
  4. 前記他の測色データに対応する前記標準色空間内の座標データに対する前記移動の際は、該座標データと前記グレー軸測色データに対応した座標データとの距離が長いほどその移動距離が短くなるようにする
    ことを特徴とする請求項3記載の測色データ補正方法。
  5. 前記補間演算による補正は、
    補正対象の前記測色データに対応した前記格子点である注目格子点を重心とする、該注目格子点と面との距離が前記一定間隔の整数倍である直方体を、補正用格子立体として、該補正用格子立体の表面上に位置する前記各格子点または該補正用格子立体に含まれる全ての前記各格子点に対応した前記各測色データの平均値を演算することにより前記補間演算を行い、
    該補間演算により得られた前記平均値を、前記補正対象の測色データの補正値として設定することにより行う
    ことを特徴とする請求項1〜4いずれかに記載の測色データ補正方法。
  6. 前記補正用格子立体は、前記注目格子点と当該補正用格子立体の各面との距離がいずれも前記一定間隔の立方体であって、該立方体内に含まれる前記格子点は合計27点である
    ことを特徴とする請求項5記載の測色データ補正方法。
  7. 前記補正を行う際、次の(a)〜(c)のうち少なくともいずれか一つを実行することを特徴とする請求項5又は6記載の測色データ補正方法。
    (a)前記格子立方体の頂点に位置する格子点に対応した測色データについては、前記補正を行わない。
    (b)前記格子立方体の稜線内に位置する格子点であって前記頂点に位置する格子点以外の稜線上格子点に対応した測色データの補正の際は、前記注目格子点を中心とする前記稜線上の所定の範囲内に含まれる前記各格子点に対応した前記各測色データの平均値を演算することにより前記補間演算を行う。
    (c)前記格子立方体の面上に位置する格子点であって前記頂点及び前記稜線上のいずれにも位置しない面上格子点に対応した測色データの補正の際は、前記面上において前記注目格子点を重心とする長方形の範囲内に含まれる前記各格子点に対応した前記各測色データの平均値を演算することにより前記補正演算を行う。
  8. 前記補正を行う際、前記(a)〜(c)の全てを実行することを特徴とする請求項7記載の測色データ補正方法。
  9. 前記(b)において、前記稜線上の所定の範囲内に含まれる前記各格子点は、前記注目格子点及びそれに隣接する二つの前記各格子点の合計3点である
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の測色データ補正方法。
  10. 前記(c)において、前記長方形は、一辺の長さが前記一定間隔の2倍である正方形であって、該正方形内に含まれる前記格子点は合計9点である
    ことを特徴とする請求項7又は8記載の測色データ補正方法。
  11. 前記入力色空間はRGB色空間であり、前記標準色空間はLab表色系の色空間であることを特徴とする請求項1〜10いずれかに記載の測色データ補正方法。
  12. 印刷装置用の色空間における複数の座標点に対応した色の色パッチを各々前記印刷装置で印刷し、該各色パッチを測色器で測色することにより装置に依存しない標準色空間内の座標データで表される該各色パッチ毎の測色データを取得する測色ステップと、
    前記各色パッチに対応した前記印刷装置用の色空間内の各座標点と前記測色データとの対応関係、及び、前記印刷装置に入力されるカラー画像信号の各色成分に対応した入力色空間内の座標点と前記標準色空間内の座標データとの対応関係に基づいて、前記入力色空間内の任意の座標点を前記印刷装置用の色空間内の座標点に変換する色変換テーブルを作成する変換テーブル作成ステップと、
    を有する変換テーブル作成方法であって、
    前記変換テーブル作成ステップにおいて用いられる前記測色データは、前記測色ステップにて得られた測色データを請求項1〜11いずれかに記載の測色データ補正方法によって補正したものである
    ことを特徴とする変換テーブル作成方法。
  13. 請求項1〜11いずれかに記載の測色データ補正方法を実行する機能を、コンピュータの処理により実現させるためのプログラム。
  14. 請求項12記載の変換テーブル作成方法を実行する機能を、コンピュータの処理により実現させるためのプログラム。
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