JP3080373B2 - 色分解画像修正方法および装置 - Google Patents

色分解画像修正方法および装置

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JP3080373B2 JP01046829A JP4682989A JP3080373B2 JP 3080373 B2 JP3080373 B2 JP 3080373B2 JP 01046829 A JP01046829 A JP 01046829A JP 4682989 A JP4682989 A JP 4682989A JP 3080373 B2 JP3080373 B2 JP 3080373B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、ビデオプリンタ、ディジタルカラーコピ
ーなどのカラー修正に適用して好適な色分解画像修正方
法および装置に関する。
[発明の背景] テレビ画像をビデオプリンタ、ディジタルカラーコピ
ー装置などを使用してハードコピーをする場合、それぞ
れの表色系が相違するので、再現色を一致させる目的で
色分解画像修正装置が使用される。
色分解画像修正装置の1つであるカラーマスキング装
置は、周知のようにトナー、インクなどの色材の副吸収
分をキャンセルして正しい色を再現するための装置であ
る。
例えば、第5図に示すカラーマスキング装置10から
は、入力されるR,G,Bの3原色画像データに対応した新
たな色修正データ(色修正後の画像データで、この例で
は、イエローY,マゼンタM,シアンCの画像データ)が出
力される。
この場合、色修正データは入力画像データを数値演算
することにより得ることができる。
例えば、入力画像データにより形成される色空間を複
数の基本格子(立方体)に分割し、入力画像データをこ
の基本格子ごとに決定されたマトリックス係数を用いて
マトリックス演算することにより色修正データを得るこ
とが提案されている(特開昭61−60068号公報参照)。
また、色修正データを予めルックアップテーブル(LU
T)に格納し、このLUTを参照して色修正データ得ること
が考えられるが、全ての色修正データを格納するために
は、LUTの容量が膨大となる。例えば、R,G,Bの画像デー
タがそれぞれ8ビットのデータであるとき、各画像デー
タの組み合わせは28・28・28=224となり、3つの色修
正データを得るには、 224×3=50.3 Mバイト もの、膨大なメモリ容量が必要となる。
そこで、本出願人は、メモリ容量の削減化を図るた
め、入力画像データにより形成される色空間を複数の基
本格子(立方体)に分割し、LUTにはその頂点に位置す
る入力画像データの組合わせに対する色修正データを格
納し、入力画像データに対応する色修正データが存在し
ないときには、この入力画像データ(補間点)が含まれ
る基本格子の頂点の色修正データの重み平均によって色
修正データを得ることを提案した(特願昭61−314636号
参照)。
さらに、補間処理時間の短縮化を図るため、基本格子
を分割した最小限の頂点数の分割空間(三角錐)の頂点
の色修正データの重み平均によって色修正データを得る
ことを提案した(特願昭63−238507号参照)。
[発明が解決しようとする課題] ところで、LUTに予め基本格子の頂点に位置する入力
画像データの組合わせに対する色修正データを格納し、
このLUTを参照して重み平均により色修正データを得る
ものにおいては、入力画像データを上位Nビット(入力
画像データで決まる補間点が含まれる基本格子を基準点
を表す)および下位Mビット(補間点の基本格子内の位
置を表す)に分離して、LUTに基本格子の頂点の色修正
データを格納する場合、各色に(2N+1)個のアドレス
が必要となる。例えば、入力画像データが8ビットであ
り、上位4ビットおよび下位4ビットに分離するときに
は、 0,16,32,…,224,240,256 の頂点の色修正データがLUTに格納され、各色に(24
1)=17個のアドレスが必要となる。
しかし、一般にメモリは2のべき乗バイトの容量を有
するので、このままではハードウエア化するときに効率
が悪く、メモリを有効に使えなかった。
そこで、これを回避するため、ディジタル値の大きい
ところ(または小さいところ)を近くの適当な値に丸め
る処理が行なわれている。例えば、上例において241〜2
55の値は240として扱い、24個のアドレスで処理するこ
とが行なわれている。しかし、これによれば、丸め処理
による誤差が生じる欠点があった。
一方、入力画像データにより形成される色空間を複数
の基本格子に分割し、入力画像データをこの基本格子ご
とに決定されたマトリックス係数を用いてマトリックス
演算することにより色修正データを得るものによれば、
上述したようなLUTを用いるもののような欠点はない
が、入出力関係が非線形の場合、分割した基本格子の境
界面でマトリックス演算の係数が変るため、あるグラデ
ーションのような色の変化が滑らかにある場合、境界面
を通過するときの変化が非連続になってしまう欠点があ
った。
そこで、この発明では、上述欠点を除去することを目
的とするものである。
[課題を解決するための手段] 色分解画像修正方法は、任意のn色分解画像データ
(nは2以上の整数)により形成される色空間を最小限
の頂点数となるような三角面を有する錐体形状の色空間
に分割し、前記分割された錐体形状の色空間毎にマトリ
ックス係数を決定し、前記マトリックス係数を前記n色
分解画像データ及び定数項に演算することにより、色修
正した色分解データを得るに際して、少なくとも、2つ
の錐体形状が接する三角面に位置したn色分解画像デー
タに対して、どちらの錐体形状のマトリックス係数を演
算した場合にも、色分解データが同じ値となるように前
記マトリックス係数を予め決定することを特徴とするも
のである。
また、この発明に係る色分解画像修正装置は、任意の
ビット数のn色分解画像データ(nは2以上の整数)を
入力して色修正した色分解データを出力する色分解画像
修正装置において、前記n色分解画像データにより形成
される色空間を最小限の頂点数となるような三角面を有
する錐体形状の色空間に分割し、その後、前記分割され
た色空間毎に求めたマトリックス係数を記憶する記憶手
段と、前記n色分解画像データを上位ビットと下位ビッ
トに分離すると共に、前記上位ビットによって色空間を
基本格子に分割し、かつ、前記下位ビットによって前記
n色分解画像データが基本格子内の錐体形状の色空間の
どれに含まれるかを特定し、前記記憶手段からマトリッ
クス係数を読み出す手段と、前記マトリックス係数にn
色分解画像データ及び定数項を演算する演算手段とを備
え、前記記憶手段には、少なくとも、2つの錐体形状が
接する三角面に位置するn色分解画像データに対して、
どちらの錐体形状のマトリックス係数を演算した場合に
も、色分解データが同じ値となるようなマトリックス係
数が記憶されることを特徴とするものである。
[作 用] この発明の方法によれば、2つの錐体形状が接する三
角面に位置したn色分解画像データに対して、どちらの
錐体形状のマトリックス係数を演算した場合にも、色分
解データが同じ値となるようにマトリックス係数を予め
決定するので、n色分解画像データが非線形であって
も、また、分解された色空間が原点(黒)を通らない場
合であっても、分割空間同士の境界面でマトリックス係
数が変化しない。従って、分割された色空間の間での色
分解データの連続性及び整合性を良くすることができ
る。
また、この発明の装置によれば、2つの錐体形状が接
する三角面に位置するn色分解画像データに対して、ど
ちらの錐体形状のマトリックス係数を演算した場合に
も、色分解データが同じ値となるようなマトリックス係
数が記憶手段から読み出されると、演算手段では、その
マトリックス係数と、n色分解画像データ及び定数項と
が演算されるので、n色分解画像データが非線形であっ
ても、従来方式のルックアップテーブル(LUT)形式の
ような最大値あるいは最小値の丸め処理が行われないの
で、連続性かつ整合性の良い色分解データを得ることが
できる。
[実 施 例] 以下、この発明に係る色分解画像修正方法および装置
の一例について説明する。
本例においては、青B,緑G,赤Rの信号が入力され、イ
エローY,マゼンタM,シアンCの信号が出力される例であ
る。この場合、B,G,Rで形成される三次元の色空間は最
小限の頂点数となる分割空間、つまり三角錐に分割さ
れ、入力信号B,G,Rが三角錐ごとに決定されたマトリッ
クス係数を用いてマトリックス演算されて、出力信号Y,
M,Cが得られる。
まず、本例の原理について説明する。B,G,RおよびY,
M,Cの2空間がそれぞれ三角錐に分割され、その三角錐
の頂点同士が次のように対応するものとする(第1
図)。
B,G,R空間 Y,M,C空間 P1(B1,G1,R1) P1′(Y1,M1,C1) P2(B2,G2,R2) P2′(Y2,M2,C2) P3(B3,G3,R3) P3′(Y3,M3,C3) P4(B4,G4,R4) P4′(Y4,M4,C4) P5(B5,G5,R5) P5′(Y5,M5,C5) このとき、B,G,R空間の互いに接する2つの三角錐
が、それぞれP1,P2,P3,P4とP1,P2,P3,P5の頂点を用いて
形成されているとする。
この場合、B,G,R空間の頂点P1 P2 P3 P4で形成される
三角錐に対応するY,M,C空間の頂点P1′P2′P3′P4′で
形成される三角錐内の点(頂点を含む)は次のマトリッ
クス式で計算できる。
この(1)式は、次のようにして導出される。
すなわち、B,G,Rの空間の点Pi(Bi,Gi,Ri)とY,M,Cの
空間の点Pi′(Yi,Mi,Ci)との関係は次のマトリックス
演算で表すことができる。
このとき、未知数aijは12個あるので、4元連立1次
方程式とすれば、このaijを決定することができる。
そこで、B,G,R空間の三角錐が頂点P1 P2 P3 P4で形成
されるものであるとき、 となり、 この(4)式を、(2)式に代入し、マトリックス演
算の形式に書き直すと、(1)式が導出される。
ところで、Pi′(Yi,Mi,Ci)は、B,G,R空間で2つの
三角錐が接する面(三角形)上では、どちらの三角錐の
マトリックス係数で計算しても同じ値になる必要がある
が、(1)式がその条件を満たしていることを次に説明
する。
すなわち、第1図に示す例では、三角形P1 P2 P3が2
つの三角錐が接する面となる。このとき、三角系P1 P2
P3上の点は、三角錐P1 P2 P3 P4と、三角錐P1 P2 P3 P5
のどちらのマトリックス係数で計算しても同じ結果とな
ることを以下に示す。
三角形P1 P2 P3上の点Pは、 B=αB1+βB2+γB3 G=αG1+βG2+γG3 R=αR1+βR2+γR3 で表される。これを(1)式に代入して展開すると、 となり、(Y4,M4,C4)の項が消える。これは、Y4,M4,C4
をY5,M5,C5に入れ換えても同じであり、(1)式で計算
された三角錐の面上の点は、どちらの三角錐のマトリッ
クス係数を用いて計算しても同じ値になることが証明さ
れる。
本例においては、まず入力信号B,G,Rを上位ビットお
よび下位ビットに分離し、入力信号B,G,Rで形成される
色空間を基本格子(立方体)に分割する。この場合、基
本格子は上位ビットによって特定される。
次に、入力信号B,G,Rの下位ビットをそれぞれ比較
し、基本格子をさらに分割して作る6個の三角錐うちの
どれに含まれるかを特定する。
すなわち、第2図に示すように、頂点a〜hで構成さ
れる基本格子に対して、1点鎖線によって計6個の三角
錐が形成される。この6個の三角錐の頂点の座標(X,Y,
Z)は、それぞれ第3図に示すようになる。そして、入
力信号B,G,Rの空間の点Piが、6個の三角錐のうちのど
れに含まれるかを特定する条件は、入力信号B,G,Rの下
位ビットをそれぞれBL,GL,RLとすると、第3図に示す
ようになる、つまり、この条件を満足するか否かにより
三角錐が特定される。
つぎに、(6)式に従って入力信号B,G,Rに対応する
出力信号Y,M,Cが演算される。
∴ Y=c11B+c12G+c13R+c14 M=c21B+c22G+c23R+c24 C=c31B+c32G+c33R+c34 ・・・(7) ここで、マトリックス係数c11〜c34は、三角錐ごとに
予め決定されている。
(7)式から、1色につき3回の乗算と3回の加算に
よって、Y,M,Cを計算する。
第4図は上述したようにして、入力信号B,G,Rに対応
した出力信号Y,M,Cを得るカラーマスキング装置10の例
である。
端子11B,11G,11Rに供給される8ビットの入力信号B,
G,Rは、それぞれ上位4ビットおよび下位4ビットに分
離される。この場合、上位4ビットは入力信号B,G,Rが
含まれる基本格子(立方体)を表し、下位4ビットはそ
の基本格子内の位置を表すものとなる。
下位4ビットの信号BL,GL,RLは、選択的にコンパレ
ータ12〜14に供給される。コンパレータ12ではBL≧GL
かどうかが、コンパレータ13ではGL≧RLかどうかが、
コンパレータ14ではRL≧BLかどうかが判断され、満足
するときには高レベル“1"の信号が出力され、満足しな
いときには低レベル“0"の信号が出力される。これらコ
ンパレータ12〜14からの3ビットの信号により、入力信
号B,G,Rが基本格子内の6個の三角錐のうちのどの三角
錐に含まれるかが特定される。例えば、第3図に示すN
o.1の三角錐に含まれるときには、コンパレータ12,13の
出力は高レベル“1"、コンパレータ14の出力は低レベル
“0"となり、入力信号B,G,RがNo.1の三角錐に含まれる
ことがわかる。
これらコンパレータ12〜14からの3ビットの信号は、
LUT15〜18に供給される。また、これらLUT15〜18には上
位4ビットの信号BH,GH,RHが供給される。ここで、上
位4ビットの信号BH,GH,RHは上述したように基本格子
を表し、またコンパレータ12〜14からの3ビットの信号
は上述したように基本格子内の三角錐を表し、したがっ
て、これら上位4ビットの信号BH,GH,RHおよびコンパ
レータ12〜14からの3ビットの信号によって、入力信号
B,G,Rがどの基本格子のどの三角錐に含まれるかが特定
される。
LUT15〜18にはマトリックス係数が格納される。すな
わち、LUT15にはc11,c21,c31の係数が格納され、LUT16
にはc12,c22,c32の係数が格納され、LUT17にはc13,c23,
c33の係数が格納され、LUT18にはc14,c24,c34が格納さ
れる。この場合、マトリックス係数は三角錐ごとに決定
されるものであり、それぞれの係数c11〜c34は基本格子
の数×6個の種類を有することになる。
また、これらLUT15〜18には、端子19よりY,M,Cの色切
り換え信号が供給される。そして、1つの入力信号B,G,
Rが供給されると、LUT15〜18からは、その入力信号B,G,
Rの含まれる三角錐に対応して、まずYに係る係数c11〜
c14が参照され、次にMに係る係数c21〜c24が参照さ
れ、最後にCに係る係数c31〜c34が参照される。
また、LUT15〜17の出力信号はそれぞれ乗算器20〜22
に供給されて、それぞれ入力信号B,G,Rと乗算される。
そして、乗算器20および21の出力信号は加算器23に供給
されて加算され、この加算器23の出力信号は加算器25に
供給される。また、加算器22の出力信号およびLUT18の
出力信号は加算器24に供給されて加算され、この加算器
24の出力信号は加算器25に供給される。そして、加算器
25より出力端子26が導出される。
ここで、入力信号B,G,Rが供給されると、まずLUT15〜
18より係数c11〜c14が出力される。そのため、乗算器2
0,21,22からは、それぞれc11B,c12G,c13Rが出力され、
出力端子26には、(7)式に示すYの信号が得られる。
次にLUT15〜18より係数c21〜c24が出力される。そのた
め、乗算器20,21,22からは、それぞれc21B,c22G,c23Rが
出力され、出力端子26には、(7)式に示すMの信号が
得られる。最後にLUT15〜18より係数c31〜c34が出力さ
れる。そのため、乗算器20,21,22からは、それぞれc31
B,c32G,c33Rが出力され、出力端子26には、(7)式に
示すCの信号が得られる。つまり、1つの入力信号B,G,
Rが供給されるごとに、出力端子26からはY,M,Cの信号が
順次出力される。
このように本例によれば、三角錐ごとに決定されたマ
トリックス係数を用いてマトリックス演算をしてY,M,C
の信号を得るものであるので、入出力関係が非線形であ
っても境界面での整合性がよく、あるグラデーションの
ような色の変化が滑らかにある場合、境界面を通過する
ときに変化が非連続となってしまうということはない。
また、LUTに予め基本格子の頂点に位置する入力画像
データの組合わせに対する色修正データを格納し、この
LUTを参照して重み平均により色修正データを得るもの
でもないので、丸め処理による誤差を生じる等の欠点は
ない。
なお、第4図例においては、(7)式の計算を並列的
に行なうものであるが、これとは別に乗算累積器を用い
て、(7)式の各項ごとに順次演算するようにしてもよ
い。
また、第4図例においては、入力信号B,G,Rが8ビッ
トで上位4ビットおよび下位4ビットに分離して処理し
ているが、これに限定されるものでないことは勿論であ
る。
また、第4図例においては、3入力の場合であるが、
4入力等その他の場合でも、この発明を同様に適用する
ことができる。4入力の場合には、4次元の三角錐(超
三角錐)ごとにマトリックス係数が決定されることにな
る。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、任意のn色
分解画像データにより形成される色空間を最小限の頂点
数となるような三角面を有する錐体状の色空間に分割
し、その錐体状の色空間毎に決定されたマトリックス係
数をn色分解画像データ及び定数項に演算することによ
り、色修正した色分解データを得るに際して、少なくと
も、2つの錐体形状が接する三角面に位置したn色分解
画像データに対して、どちらの錐体形状のマトリックス
係数を演算した場合にも、色分解データが同じ値となる
ようにマトリックス係数が予め決定されるものである。
この構成によって、n色分解画像データが非線形であ
っても、また、分割された色空間が原点(黒)を通らな
い場合であっても、分割空間同士の境界面でマトリック
ス係数が変化しないので、分割された色空間の間での色
分解データの連続性及び整合性を良くすることができ
る。
この発明の装置によれば、少なくとも、2つの錐体形
状が接する三角面に位置するn色分解画像データに対し
て、どちらの錐体形状のマトリックス係数を演算した場
合にも、色分解データが同じ値となるようなマトリック
ス係数を記憶した記憶手段が設けられるものである。
この構成によって、n色分解画像データが非線形であ
っても、従来方式のルックアップテーブル(LUT)形式
のような最大値あるいは最小値の丸め処理が行われない
ので、連続性かつ整合性の良い色分解データを得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図はこの発明の一実施例の説明のための
図、第5図はこの発明の背景の説明のための図である。 11B,11G,11R……入力端子 12〜14……コンパレータ 15〜18……ルックアップテーブル(LUT) 20〜22……乗算器 23〜25……加算器 26……出力端子
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 1/40 - 1/409 H04N 1/46 - 1/64 G06T 1/00

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】任意のn色分解画像データ(nは2以上の
    整数)により形成される色空間を最小限の頂点数となる
    ような三角面を有する錐体形状の色空間に分割し、 前記分割された錐体形状の色空間毎にマトリックス係数
    を決定し、 前記マトリックス係数を前記n色分解画像データ及び定
    数項に演算することにより、色修正した色分解データを
    得るに際して、 少なくとも、2つの錐体形状が接する三角面に位置した
    n色分解画像データに対して、どちらの錐体形状のマト
    リックス係数を演算した場合にも、色分解データが同じ
    値となるように前記マトリックス係数を予め決定するこ
    とを特徴とする色分解画像修正方法。
  2. 【請求項2】前記色空間を三角錐の空間形状に分割する
    ことを特徴とする請求項1に記載の色分解修正方法。
  3. 【請求項3】前記n色分解画像データをB,G,Rとし、 前記マトリクス係数をc11、c12、c13、c14、c21、c22、
    c23、c24、c31、c32、c33及びc34としたときに、 前記色分解データY,M,Cは、次式、すなわち、 により演算することを特徴とする請求項1に記載の色分
    解画像修正方法。
  4. 【請求項4】任意のビット数のn色分解画像データ(n
    は2以上の整数)を入力して色修正した色分解データを
    出力する色分解画像修正装置において、 前記n色分解画像データにより形成される色空間を最小
    限の頂点数となるような三角面を有する錐体形状の色空
    間に分割し、その後、前記分割された色空間毎に求めた
    マトリックス係数を記憶する記憶手段と、 前記n色分解画像データを上位ビットと下位ビットに分
    離すると共に、前記上位ビットによって色空間を基本格
    子に分割し、かつ、前記下位ビットによって前記n色分
    解画像データが基本格子内の錐体形状の色空間のどれに
    含まれるかを特定し、前記記憶手段からマトリックス係
    数を読み出す手段と、 前記マトリックス係数にn色分解画像データ及び定数項
    を演算する演算手段とを備え、 前記記憶手段には、少なくとも、2つの錐体形状が接す
    る三角面に位置するn色分解画像データに対して、どち
    らの錐体形状のマトリックス係数を演算した場合にも、
    色分解データが同じ値となるようなマトリックス係数が
    記憶されることを特徴とする色分解画像修正装置。
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