JPH05120113A - 記憶制御方式 - Google Patents
記憶制御方式Info
- Publication number
- JPH05120113A JPH05120113A JP3305605A JP30560591A JPH05120113A JP H05120113 A JPH05120113 A JP H05120113A JP 3305605 A JP3305605 A JP 3305605A JP 30560591 A JP30560591 A JP 30560591A JP H05120113 A JPH05120113 A JP H05120113A
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- Japan
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- write
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 記憶装置のリードリクエストのスループット
の向上を図り、記憶部へのアクセスにおけるリード、ラ
イトのアドレス比較による待ち時間を短縮する。 【構成】 1.スタック回路1は、リードリクエスト選
択時ライトリクエストの有無情報をもアクセス制御回路
8に伝える。アクセス制御回路8は、ライトリクエスト
が無しのリードリクエストの選択を受けると、比較回路
5からの比較結果を待たずに、記憶部9に対してリード
動作を起動する。2.アクセス制御回路8は、リードリ
クエスト選択を受けると記憶部9に対して選択回路6か
らのリードアドレスを使用してアドレス制御を開始し、
その後、比較回路5からの比較結果を受けてそれが不一
致の場合、リード動作を続行し、一致の場合、ライト動
作に切り替える。
の向上を図り、記憶部へのアクセスにおけるリード、ラ
イトのアドレス比較による待ち時間を短縮する。 【構成】 1.スタック回路1は、リードリクエスト選
択時ライトリクエストの有無情報をもアクセス制御回路
8に伝える。アクセス制御回路8は、ライトリクエスト
が無しのリードリクエストの選択を受けると、比較回路
5からの比較結果を待たずに、記憶部9に対してリード
動作を起動する。2.アクセス制御回路8は、リードリ
クエスト選択を受けると記憶部9に対して選択回路6か
らのリードアドレスを使用してアドレス制御を開始し、
その後、比較回路5からの比較結果を受けてそれが不一
致の場合、リード動作を続行し、一致の場合、ライト動
作に切り替える。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報処理装置等におけ
る記憶制御方式に係り、特に、リード動作時のスループ
ットを向上させるために使用して好適な記憶制御方式に
関する。
る記憶制御方式に係り、特に、リード動作時のスループ
ットを向上させるために使用して好適な記憶制御方式に
関する。
【0002】
【従来の技術】記憶装置に対するリード動作時のスルー
プットの向上を図ることのできる記憶制御方式に関する
従来技術として、例えば、特開平2−128249号公
報等に記載された技術が知られている。
プットの向上を図ることのできる記憶制御方式に関する
従来技術として、例えば、特開平2−128249号公
報等に記載された技術が知られている。
【0003】この従来技術は、記憶装置をアクセスする
場合、先着のライトリクエストを追い越して、後着のリ
ードリクエストを実行可能とし、かつ、両者のアドレス
が一致したとき、先着のライトリクエストのライトデー
タを後着のリードリクエストのリードデータとし、記憶
部に対してはライト動作を実行するものである。
場合、先着のライトリクエストを追い越して、後着のリ
ードリクエストを実行可能とし、かつ、両者のアドレス
が一致したとき、先着のライトリクエストのライトデー
タを後着のリードリクエストのリードデータとし、記憶
部に対してはライト動作を実行するものである。
【0004】図4は従来技術により記憶装置がアクセス
される場合の動作を説明するタイムチャートである。
される場合の動作を説明するタイムチャートである。
【0005】図4において、時刻T1にリードリクエス
トR1があり、このリクエストに対する記憶部の動作終
了前の時刻T5、T6にライトリクエストW1、リード
リクエストR2が順次到達したとする。
トR1があり、このリクエストに対する記憶部の動作終
了前の時刻T5、T6にライトリクエストW1、リード
リクエストR2が順次到達したとする。
【0006】この場合、リードリクエストR1が到達し
たことにより、プライオリティ出力がリクエストR1の
処理を選択する。このとき、ライトリクエストは発行さ
れていないが、アドレス比較回路は、リードリクエスト
R1のアドレスと何もないライトリクエストのアドレス
とを比較する。この比較が不一致であることが確認され
た後、記憶部の動作が開始され、時刻T6までの間に、
リードリクエストR1の処理が終了する。
たことにより、プライオリティ出力がリクエストR1の
処理を選択する。このとき、ライトリクエストは発行さ
れていないが、アドレス比較回路は、リードリクエスト
R1のアドレスと何もないライトリクエストのアドレス
とを比較する。この比較が不一致であることが確認され
た後、記憶部の動作が開始され、時刻T6までの間に、
リードリクエストR1の処理が終了する。
【0007】このリードリクエストR1の処理の終了
時、ライトリクエストW1、リードリクエストR2が発
行されているが、プライオリティ出力は、後着のリード
リクエストR2を選択する出力となる。また、同時に、
アドレス比較回路は、リードリクエストR2のアドレス
とライトリクエストW1のアドレスとを比較する。
時、ライトリクエストW1、リードリクエストR2が発
行されているが、プライオリティ出力は、後着のリード
リクエストR2を選択する出力となる。また、同時に、
アドレス比較回路は、リードリクエストR2のアドレス
とライトリクエストW1のアドレスとを比較する。
【0008】この比較により両アドレスが一致していた
場合、リードリクエストR2に対するリードデータとし
て、ライトリクエストW1によるライトデータが直ちに
返送される。同時に、プライオリティ出力が、ライトリ
クエストW1を選択するように切り替わり、記憶部はラ
イトリクエストW1に対する処理を実行する。
場合、リードリクエストR2に対するリードデータとし
て、ライトリクエストW1によるライトデータが直ちに
返送される。同時に、プライオリティ出力が、ライトリ
クエストW1を選択するように切り替わり、記憶部はラ
イトリクエストW1に対する処理を実行する。
【0009】また、前記の比較により両アドレスが不一
致であった場合、プライオリティ出力は切り替えられ
ず、記憶部は、リードリクエストR2に対する処理を実
行し、その後に、ライトリクエストW1に対する処理を
実行する。
致であった場合、プライオリティ出力は切り替えられ
ず、記憶部は、リードリクエストR2に対する処理を実
行し、その後に、ライトリクエストW1に対する処理を
実行する。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】前述したような動作を
行う従来技術は、リードリクエストとライトリクエスト
とのアドレス比較のための待ち時間によるオーバヘッド
について配慮がなされておらず、リードリクエストの選
択後にアドレスの比較結果を待って記憶部に対するアク
セスを開始するため、記憶部の動作に無駄な待ち時間が
生じるという問題点を有している。
行う従来技術は、リードリクエストとライトリクエスト
とのアドレス比較のための待ち時間によるオーバヘッド
について配慮がなされておらず、リードリクエストの選
択後にアドレスの比較結果を待って記憶部に対するアク
セスを開始するため、記憶部の動作に無駄な待ち時間が
生じるという問題点を有している。
【0011】本発明の目的は、前記従来技術の問題点を
解決し、アドレスの比較のための待ち時間によるオーバ
ーヘッドを低減することができる記憶制御方式を提供す
ることにある。
解決し、アドレスの比較のための待ち時間によるオーバ
ーヘッドを低減することができる記憶制御方式を提供す
ることにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明によれば前記目的
は、先着の未処理のライトリクエストを追い越して、後
着のリードリクエストを選択する第1の手段と、前記両
リクエストのアドレスを比較する第2の手段と、前記ア
ドレスの比較結果が不一致のときにリード動作を、一致
のときにライト動作を記憶部に対して実行する第3の手
段とを備え、リードリクエストの選択時に先着の未処理
のライトリクエストが無い場合に、前記第3の手段が、
直ちに記憶部に対してリード動作を開始するようにする
ことにより達成される。
は、先着の未処理のライトリクエストを追い越して、後
着のリードリクエストを選択する第1の手段と、前記両
リクエストのアドレスを比較する第2の手段と、前記ア
ドレスの比較結果が不一致のときにリード動作を、一致
のときにライト動作を記憶部に対して実行する第3の手
段とを備え、リードリクエストの選択時に先着の未処理
のライトリクエストが無い場合に、前記第3の手段が、
直ちに記憶部に対してリード動作を開始するようにする
ことにより達成される。
【0013】また、前記目的は、先着の未処理のライト
リクエストを追い越して、後着のリードリクエストを選
択する第1の手段と、前記両リクエストのアドレスを比
較する第2の手段と、前記アドレスの比較結果が不一致
のときにリード動作を、一致のときにはライト動作を記
憶部に対して実行する第3の手段とを備え、前記第3の
手段が、前記アドレス比較結果を待たずに記憶部に対す
るリード動作を開始し、前記比較の結果が一致したとき
に、直ちにライト動作に切り替えるようにすることによ
り達成される。
リクエストを追い越して、後着のリードリクエストを選
択する第1の手段と、前記両リクエストのアドレスを比
較する第2の手段と、前記アドレスの比較結果が不一致
のときにリード動作を、一致のときにはライト動作を記
憶部に対して実行する第3の手段とを備え、前記第3の
手段が、前記アドレス比較結果を待たずに記憶部に対す
るリード動作を開始し、前記比較の結果が一致したとき
に、直ちにライト動作に切り替えるようにすることによ
り達成される。
【0014】
【作用】リードリクエスト選択時に先着の未処理のライ
トリクエストが無い場合、前記第3の手段は、直ちに記
憶部に対してリード動作を開始させることにより、リー
ドリクエストが未処理のライトリクエストが無い時に到
着した場合に、アドレス比較のための待ち時間によるオ
ーバヘッドを無くすことができる。
トリクエストが無い場合、前記第3の手段は、直ちに記
憶部に対してリード動作を開始させることにより、リー
ドリクエストが未処理のライトリクエストが無い時に到
着した場合に、アドレス比較のための待ち時間によるオ
ーバヘッドを無くすことができる。
【0015】また、前記第3の手段が前記アドレス比較
結果を待たずに記憶部に対するリード動作を開始し、比
較の一致時に記憶部の動作を直ちにライト動作に切り替
えることにより、リード動作時のアドレス比較のための
待ち時間の低減を図ることができる。
結果を待たずに記憶部に対するリード動作を開始し、比
較の一致時に記憶部の動作を直ちにライト動作に切り替
えることにより、リード動作時のアドレス比較のための
待ち時間の低減を図ることができる。
【0016】これらの作用は、(a)記憶部を構成する
半導体記憶素子が、一般に、ライト動作時には、ライト
データおよびライトイネーブル信号より先にライトアド
レスが必要であること、(b)アドレスの比較一致時に
は、リードアドレスとライトアドレスとが等しいことを
利用して得ることができるものである。
半導体記憶素子が、一般に、ライト動作時には、ライト
データおよびライトイネーブル信号より先にライトアド
レスが必要であること、(b)アドレスの比較一致時に
は、リードアドレスとライトアドレスとが等しいことを
利用して得ることができるものである。
【0017】
【実施例】以下、本発明による記憶制御方式の一実施例
を図面により詳細に説明する。
を図面により詳細に説明する。
【0018】図1は本発明の一実施例の構成を示すブロ
ック図、図2、図3は本発明の実施例の動作例を説明す
るタイムチャートである。図1において、1はスタック
回路、2はリードアドレスバッファ、3はライトアドレ
スバッファ、4はライトデータバッファ、5は比較回
路、6、7は選択回路、8はアクセス制御回路、9は記
憶部、11はリードリクエストラッチ、12はライトリ
クエストラッチ、13はプライオリティ回路である。
ック図、図2、図3は本発明の実施例の動作例を説明す
るタイムチャートである。図1において、1はスタック
回路、2はリードアドレスバッファ、3はライトアドレ
スバッファ、4はライトデータバッファ、5は比較回
路、6、7は選択回路、8はアクセス制御回路、9は記
憶部、11はリードリクエストラッチ、12はライトリ
クエストラッチ、13はプライオリティ回路である。
【0019】本発明の一実施例は、図1に示すように、
スタック回路1、各種バッファ2〜4、比較回路5、セ
レクタ6、7、アクセス制御部8及び記憶部9を備えて
構成されている。そして、スタック回路1は、リードリ
クエストラッチ11、ライトリクエストラッチ12及び
プライリオリティ回路13により構成される。
スタック回路1、各種バッファ2〜4、比較回路5、セ
レクタ6、7、アクセス制御部8及び記憶部9を備えて
構成されている。そして、スタック回路1は、リードリ
クエストラッチ11、ライトリクエストラッチ12及び
プライリオリティ回路13により構成される。
【0020】前述の構成において、受付けたリードリク
エストは、リードリクエストラッチ11に格納され、同
時にリードアドレスが、リードアドレスバッファ2に格
納される。同様に、受付けたライトリクエストは、ライ
トリクエストラッチ12に格納され、同時にライトアド
レスがライトアドレスバッファ3、ライトデータがライ
トデータバッファ4に格納される。
エストは、リードリクエストラッチ11に格納され、同
時にリードアドレスが、リードアドレスバッファ2に格
納される。同様に、受付けたライトリクエストは、ライ
トリクエストラッチ12に格納され、同時にライトアド
レスがライトアドレスバッファ3、ライトデータがライ
トデータバッファ4に格納される。
【0021】なお、前述において、図示されていない
が、ライト系のラッチ12、バッファ3、4は複数組用
意されている。
が、ライト系のラッチ12、バッファ3、4は複数組用
意されている。
【0022】スタック回路1におけるプライオリティ回
路13は、リードリクエストとライトリクエストとが時
間をおいて到着したときには受付けた順に該リクエスト
を選択するが、リードリクエストとライトリクエストと
が前後して到着した場合にはリードリクエストを優先し
て選択する。
路13は、リードリクエストとライトリクエストとが時
間をおいて到着したときには受付けた順に該リクエスト
を選択するが、リードリクエストとライトリクエストと
が前後して到着した場合にはリードリクエストを優先し
て選択する。
【0023】比較回路5は、リードアドレスバッファ2
のリードアドレスとライトアドレスバッファ3に格納さ
れている未処理(起動の抑止された)のライトリクエス
トの各ライトアドレスとを比較する回路である。
のリードアドレスとライトアドレスバッファ3に格納さ
れている未処理(起動の抑止された)のライトリクエス
トの各ライトアドレスとを比較する回路である。
【0024】選択回路6は、リードアドレスバッファ2
のリードアドレス、あるいは、ライトアドレスバッファ
3のライトアドレスのいずれかを選択する回路であり、
選択回路7は、ライトデータバッファ4のライトデー
タ、あるいは、記憶部9から読み出されるデータのいず
れかを選択する回路である。
のリードアドレス、あるいは、ライトアドレスバッファ
3のライトアドレスのいずれかを選択する回路であり、
選択回路7は、ライトデータバッファ4のライトデー
タ、あるいは、記憶部9から読み出されるデータのいず
れかを選択する回路である。
【0025】また、アクセス制御回路8は、記憶部9に
対しリードリクエスト、あるいは、ライトリクエストの
アクセス動作の制御を行う回路である。
対しリードリクエスト、あるいは、ライトリクエストの
アクセス動作の制御を行う回路である。
【0026】次に、前述のように構成される本発明の実
施例の動作を説明する。本発明の動作態様として、2種
の動作態様がある。
施例の動作を説明する。本発明の動作態様として、2種
の動作態様がある。
【0027】第1の動作態様は、スタック回路1がリー
ドリクエスト選択時に、ライトリクエストの有無情報を
も合わせて、アクセス制御回路8に選択情報を伝え、ア
クセス制御回路8がライトリクエストが無しのリードリ
クエスト選択の情報を受けると、比較回路5からの比較
結果を待たずに、記憶部9に対してリード動作を起動す
るものである。この場合の動作が図2のタイムチャート
に示されている。
ドリクエスト選択時に、ライトリクエストの有無情報を
も合わせて、アクセス制御回路8に選択情報を伝え、ア
クセス制御回路8がライトリクエストが無しのリードリ
クエスト選択の情報を受けると、比較回路5からの比較
結果を待たずに、記憶部9に対してリード動作を起動す
るものである。この場合の動作が図2のタイムチャート
に示されている。
【0028】図2において、時刻T1でリードリクエス
トR1が到着するとプライオリティ回路13は、該リー
ドリクエストR1を選択し、かつ、ライトリクエストラ
ッチ12が空きであることをアクセス制御回路8に伝え
る。選択回路6は、リードリクエスト選択の情報を受け
て、リードアドレスバッファ2のリードアドレスを選択
して記憶部に伝える。
トR1が到着するとプライオリティ回路13は、該リー
ドリクエストR1を選択し、かつ、ライトリクエストラ
ッチ12が空きであることをアクセス制御回路8に伝え
る。選択回路6は、リードリクエスト選択の情報を受け
て、リードアドレスバッファ2のリードアドレスを選択
して記憶部に伝える。
【0029】アクセス制御回路8は、ライトリクエスト
ラッチ12が空であるという情報と、リードリクエスト
R1の選択の情報を受けて、比較回路5からの比較結果
を待つことなく記憶部9に対してリード動作を起動す
る。
ラッチ12が空であるという情報と、リードリクエスト
R1の選択の情報を受けて、比較回路5からの比較結果
を待つことなく記憶部9に対してリード動作を起動す
る。
【0030】このリードリクエストR1の実行中の時刻
T4、T5に、ライトリクエストW1、及び、リードリ
クエストR2が前後して到着した場合、その動作は、こ
れらのリクエストのアドレスの一致、不一致時ともに従
来技術の場合と同様である。
T4、T5に、ライトリクエストW1、及び、リードリ
クエストR2が前後して到着した場合、その動作は、こ
れらのリクエストのアドレスの一致、不一致時ともに従
来技術の場合と同様である。
【0031】前述した本発明の実施例の第1の動作態様
によれば、ライトリクエストがラッチ12に無い状態の
場合に、記憶部9の特性に依らず、アドレス比較のため
の待ち時間によるオーバヘッドを削減することができ
る。
によれば、ライトリクエストがラッチ12に無い状態の
場合に、記憶部9の特性に依らず、アドレス比較のため
の待ち時間によるオーバヘッドを削減することができ
る。
【0032】また、第2の動作態様は、アクセス制御回
路8がリードリクエスト選択を受けると、記憶部9に対
して選択回路6からのリードアドレスを使用してアドレ
ス制御を開始し、その後、比較回路5からのアドレス比
較の結果を受けて、それが不一致の場合にリード動作を
続行し、一致の場合にライト動作に切り替えるようにす
るものである。この場合の動作が図3のタイムチャート
に示されている。
路8がリードリクエスト選択を受けると、記憶部9に対
して選択回路6からのリードアドレスを使用してアドレ
ス制御を開始し、その後、比較回路5からのアドレス比
較の結果を受けて、それが不一致の場合にリード動作を
続行し、一致の場合にライト動作に切り替えるようにす
るものである。この場合の動作が図3のタイムチャート
に示されている。
【0033】図3において、時刻1でリードリクエスト
R1が到着すると、プライオリィティ回路13は、該リ
ードリクエストR1を選択して、選択回路6及びアクセ
ス制御回路8にリードリクエストR1の選択を伝える。
選択回路6は、リードリクエストR1の選択を受けて、
リードアドレスバッファ2のリードアドレスを選択して
記憶部9に伝える。
R1が到着すると、プライオリィティ回路13は、該リ
ードリクエストR1を選択して、選択回路6及びアクセ
ス制御回路8にリードリクエストR1の選択を伝える。
選択回路6は、リードリクエストR1の選択を受けて、
リードアドレスバッファ2のリードアドレスを選択して
記憶部9に伝える。
【0034】アクセス制御回路8は、このリードリクエ
ストR1の選択を受けて、直ちに記憶部9に対するアド
レス制御を開始する。一方、比較回路5は、アドレス比
較を行う。この場合、ライトリクエストが到着していな
いので一致するものがなく、比較回路5は、比較の不一
致を報告する。アクセス制御回路8は、この報告を受け
て、開始していたアドレス制御に引き続いてリードリク
エストR1に対するリード動作の制御を続行する。
ストR1の選択を受けて、直ちに記憶部9に対するアド
レス制御を開始する。一方、比較回路5は、アドレス比
較を行う。この場合、ライトリクエストが到着していな
いので一致するものがなく、比較回路5は、比較の不一
致を報告する。アクセス制御回路8は、この報告を受け
て、開始していたアドレス制御に引き続いてリードリク
エストR1に対するリード動作の制御を続行する。
【0035】このリードリクエストR1の実行中の時刻
T4、T5に、ライトリクエストW1、及び、リードリ
クエストR2が前後して到着した場合、前述と同様に、
これらのリクエストのアドレスの比較が行われるが、こ
の比較結果が不一致であれば、リードリクエストR2の
動作が、前述したリードリクエストR1の動作と同様に
行われ、このリードリクエストR2の処理終了後、ライ
トリクエストW1の処理が実行される。
T4、T5に、ライトリクエストW1、及び、リードリ
クエストR2が前後して到着した場合、前述と同様に、
これらのリクエストのアドレスの比較が行われるが、こ
の比較結果が不一致であれば、リードリクエストR2の
動作が、前述したリードリクエストR1の動作と同様に
行われ、このリードリクエストR2の処理終了後、ライ
トリクエストW1の処理が実行される。
【0036】ライトリクエストW1、及び、リードリク
エストR2のアドレスが一致している場合、その動作
は、次のようになる。
エストR2のアドレスが一致している場合、その動作
は、次のようになる。
【0037】プライオリィティ回路13は、まず、リー
ドリクエストR2を選択して、選択回路6及びアクセス
制御回路8にこの選択情報伝える。選択回路6は、リー
ドアドレスバッファ2のリードアドレスを選択し記憶部
9に伝える。アクセス制御回路8は、リードリクエスト
R2の選択を受けて、直ちに記憶部9に対するアドレス
制御を開始する。
ドリクエストR2を選択して、選択回路6及びアクセス
制御回路8にこの選択情報伝える。選択回路6は、リー
ドアドレスバッファ2のリードアドレスを選択し記憶部
9に伝える。アクセス制御回路8は、リードリクエスト
R2の選択を受けて、直ちに記憶部9に対するアドレス
制御を開始する。
【0038】一方、比較回路5は、アドレスの比較を行
い、比較の一致を報告する。アクセス制御回路8は、そ
の報告を受けて開始していたアドレス制御に引き続い
て、記憶部の動作をライト動作に対する制御に切り替
る。このとき、ライトデータバッファ4は、比較回路5
からの比較一致報告を受けて、一致のとれたライトアド
レスバッファ3内のアドレスに対応するライトデータが
前述ライトデータバッファ4から読み出され、記憶部9
に送られると共に、このライトデータが、選択回路7を
経由してリードリクエストR2のリードデータとして出
力される。
い、比較の一致を報告する。アクセス制御回路8は、そ
の報告を受けて開始していたアドレス制御に引き続い
て、記憶部の動作をライト動作に対する制御に切り替
る。このとき、ライトデータバッファ4は、比較回路5
からの比較一致報告を受けて、一致のとれたライトアド
レスバッファ3内のアドレスに対応するライトデータが
前述ライトデータバッファ4から読み出され、記憶部9
に送られると共に、このライトデータが、選択回路7を
経由してリードリクエストR2のリードデータとして出
力される。
【0039】前述した本発明の実施例の第2の動作態様
によれば、ライトリクエストを待たせた状態の場合に
も、アドレス比較のための待ち時間によるオーバヘッド
を削減することができる。
によれば、ライトリクエストを待たせた状態の場合に
も、アドレス比較のための待ち時間によるオーバヘッド
を削減することができる。
【0040】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、リ
ードリクエストのスループットの向上を図ることがで
き、アドレス比較のための待ち時間によるオーバヘッド
を削減して、処理時間の短縮を図ることができる。
ードリクエストのスループットの向上を図ることがで
き、アドレス比較のための待ち時間によるオーバヘッド
を削減して、処理時間の短縮を図ることができる。
【図1】本発明の一実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図2】本発明の実施例の動作例を説明するタイムチャ
ートである。
ートである。
【図3】本発明の実施例の動作例を説明するタイムチャ
ートである。
ートである。
【図4】従来技術により記憶装置がアクセスされる場合
の動作を説明するタイムチャートである。
の動作を説明するタイムチャートである。
1 スタック回路 2 リードアドレスバッファ 3 ライトアドレスバッファ 4 ライトデータバッファ 5 比較回路 6、7 選択回路 8 アクセス制御回路 9 記憶部 11 リードリクエストラッチ 12 ライトリクエストラッチ 13 プライオリティ回路
Claims (2)
- 【請求項1】 先着の未処理のライトリクエストを追い
越して、後着のリードリクエストを選択する第1の手段
と、前記両リクエストのアドレスを比較する第2の手段
と、前記第2の手段によるアドレスの比較の結果が不一
致のときリード動作を、一致のときライト動作を記憶部
に対して実行する第3の手段とを備える記憶制御方式に
おいて、前記第3の手段は、前記第1の手段がリードリ
クエストを選択していて、先着の未処理のライトリクエ
ストが無い場合に、直ちに記憶部に対してリード動作の
実行を開始することを特徴とする記憶制御方式。 - 【請求項2】 先着の未処理のライトリクエストを追い
越して、後着のリードリクエストを選択する第1の手段
と、前記両リクエストのアドレスを比較する第2の手段
と、前記第2の手段によるアドレスの比較の結果が不一
致のときリード動作を、一致のときライト動作を記憶部
に対して実行する第3の手段とを備える記憶制御方式に
おいて、前記第3の手段は、前記第1の手段がリードリ
クエストを選択したとき、前記第2の手段によるアドレ
スの比較結果を待たずに記憶部に対するリード動作を開
始し、アドレス比較結果の一致が得られたとき、そのま
まライト動作に切り替えることを特徴とする記憶制御方
式。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305605A JPH05120113A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 記憶制御方式 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP3305605A JPH05120113A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 記憶制御方式 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05120113A true JPH05120113A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17947160
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP3305605A Pending JPH05120113A (ja) | 1991-10-25 | 1991-10-25 | 記憶制御方式 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH05120113A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2014068620A1 (en) | 2012-10-31 | 2014-05-08 | Hitachi, Ltd. | Storage system and access arbitration method |
JP2022058239A (ja) * | 2020-09-30 | 2022-04-11 | シャープセミコンダクターイノベーション株式会社 | メモリデバイス |
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1991
- 1991-10-25 JP JP3305605A patent/JPH05120113A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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