JPH05119661A - 定着装置 - Google Patents
定着装置Info
- Publication number
- JPH05119661A JPH05119661A JP28300291A JP28300291A JPH05119661A JP H05119661 A JPH05119661 A JP H05119661A JP 28300291 A JP28300291 A JP 28300291A JP 28300291 A JP28300291 A JP 28300291A JP H05119661 A JPH05119661 A JP H05119661A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roller
- fixing
- fixing roller
- circumferential surface
- peripheral surface
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Abstract
(57)【要約】
【目的】 定着ローラ周面に付着するトナーを、周面を
傷付けることなく効果的に清掃することを目的とする。 【構成】 定着ローラ１の周面に配設されるクリーニン
グローラ４を、合成繊維を放射状に植設したブラシ部４
Ｂを有するローラとし、該クリーニングローラ４を定着
ローラ１の周面に対し僅かに圧接した状態にて定着ロー
ラ１の周面と等速で同方向に回転し、前記クリーニング
ローラ４の回転に伴うブラシ部４Ｂの合成繊維先端の撓
みを利用して定着ローラ１の周面の清掃を行うように構
成したことを特徴としている。
傷付けることなく効果的に清掃することを目的とする。 【構成】 定着ローラ１の周面に配設されるクリーニン
グローラ４を、合成繊維を放射状に植設したブラシ部４
Ｂを有するローラとし、該クリーニングローラ４を定着
ローラ１の周面に対し僅かに圧接した状態にて定着ロー
ラ１の周面と等速で同方向に回転し、前記クリーニング
ローラ４の回転に伴うブラシ部４Ｂの合成繊維先端の撓
みを利用して定着ローラ１の周面の清掃を行うように構
成したことを特徴としている。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、電子写真複写機等の画
像形成装置に使用される熱ローラ方式の定着装置に関す
る。
像形成装置に使用される熱ローラ方式の定着装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】熱ローラ方式の定着装置においては、高
温に加熱された定着ローラの圧着によって転写材のトナ
ーを溶着して画像の定着を行う関係から、定着ローラの
周面は事前にオイルを塗布されて離型性が高められてい
るものの、熔融したトナーの一部が僅かながら転移して
付着するのを避けることが出来ない。
温に加熱された定着ローラの圧着によって転写材のトナ
ーを溶着して画像の定着を行う関係から、定着ローラの
周面は事前にオイルを塗布されて離型性が高められてい
るものの、熔融したトナーの一部が僅かながら転移して
付着するのを避けることが出来ない。
【０００３】この定着ローラの周面に付着したトナー
は、続いて定着される転写材に再付着して画像を汚損す
ることがあるので、これを防止するため定着ローラの周
面にはブラシ状のクリーニングローラが設置され、定着
直後のローラ周面を清掃して付着したトナーを除去する
ようになっている。
は、続いて定着される転写材に再付着して画像を汚損す
ることがあるので、これを防止するため定着ローラの周
面にはブラシ状のクリーニングローラが設置され、定着
直後のローラ周面を清掃して付着したトナーを除去する
ようになっている。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかし従来用いられて
いるクリーニングローラは、定着ローラ周面との摩擦力
によって従動回転される形式がとられているために、定
着ローラとの間にスリップを生じることがあり、その結
果、クリーニングローラ上のトナーが定着ローラに再付
着したり定着ローラの周面に疵を発生させる原因となる
ことがあった。
いるクリーニングローラは、定着ローラ周面との摩擦力
によって従動回転される形式がとられているために、定
着ローラとの間にスリップを生じることがあり、その結
果、クリーニングローラ上のトナーが定着ローラに再付
着したり定着ローラの周面に疵を発生させる原因となる
ことがあった。
【０００５】この現象は光沢定着時に際して定着ローラ
の回転を低速にした時に多発する傾向があった。
の回転を低速にした時に多発する傾向があった。
【０００６】本発明はこの点を解決して改良した結果、
上記のようなトラブルを伴うことなく定着ローラを効果
的に清掃することの出来るクリーニングローラを備えた
定着装置の提供を目的としたものである。
上記のようなトラブルを伴うことなく定着ローラを効果
的に清掃することの出来るクリーニングローラを備えた
定着装置の提供を目的としたものである。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記目的は、定着ローラ
と該定着ローラに圧接する加圧ローラとから構成される
熱ローラ方式の定着装置において、前記定着ローラの周
面に、該定着ローラにより等しい周速をもって同方向に
駆動回転されるクリーニングローラを配設したことを特
徴とする定着装置によって達成される。
と該定着ローラに圧接する加圧ローラとから構成される
熱ローラ方式の定着装置において、前記定着ローラの周
面に、該定着ローラにより等しい周速をもって同方向に
駆動回転されるクリーニングローラを配設したことを特
徴とする定着装置によって達成される。
【０００８】
【実施例】本発明による定着装置の一実施例を図１およ
び図２に示す。
び図２に示す。
【０００９】図１は前記定着装置の断面構成を、また図
２はその要部の平面構成を示したものである。
２はその要部の平面構成を示したものである。
【００１０】１は定位置において回動自在に軸受支持さ
れる定着ローラで、その周面は弾性体の耐熱ゴムによっ
て形成されている。
れる定着ローラで、その周面は弾性体の耐熱ゴムによっ
て形成されている。
【００１１】２はヒータＨを内蔵する金属製の加圧ロー
ラで、前記定着ローラ１に圧接した状態で、画像形成装
置の駆動系により反時計方向に回転され、同時に前記定
着ローラ１を時計方向に従動回転させる。
ラで、前記定着ローラ１に圧接した状態で、画像形成装
置の駆動系により反時計方向に回転され、同時に前記定
着ローラ１を時計方向に従動回転させる。
【００１２】前記の定着ローラ１および加圧ローラ２の
各周面温度は温度センサＴＳ１およびＴＳ２によってそ
れぞれ検出されて画像形成装置の制御案により規定の温
度に管理される。
各周面温度は温度センサＴＳ１およびＴＳ２によってそ
れぞれ検出されて画像形成装置の制御案により規定の温
度に管理される。
【００１３】３は前記定着ローラ１の周面に圧接される
転写材の分離爪で、定着ローラ１の軸心に並行して複数
個配設される。
転写材の分離爪で、定着ローラ１の軸心に並行して複数
個配設される。
【００１４】４は本発明にかかわるクリーニングローラ
で、該クリーニングローラ４は芯金４Ａの外周に可撓性
の合成繊維を放射状に植設したブラシ部４Ｂから成るロ
ーラである。
で、該クリーニングローラ４は芯金４Ａの外周に可撓性
の合成繊維を放射状に植設したブラシ部４Ｂから成るロ
ーラである。
【００１５】前記クリーニングローラ４はブラシ部４Ｂ
の先端部を僅かに定着ローラ１の周面に圧接する状態で
軸受支持されていて、軸端の歯車Ｇ２を定着ローラ１の
歯車Ｇ１に噛合し、定着ローラ１の従動回転に伴って同
方向すなわちこの場合反時計方向に等しい周速をもって
回転される。
の先端部を僅かに定着ローラ１の周面に圧接する状態で
軸受支持されていて、軸端の歯車Ｇ２を定着ローラ１の
歯車Ｇ１に噛合し、定着ローラ１の従動回転に伴って同
方向すなわちこの場合反時計方向に等しい周速をもって
回転される。
【００１６】５はオイル供給装置であって、そのオイル
含浸部５Ａが常時定着ローラ１の周面に接して、シリコ
ンオイルを塗布し、定着ローラ１の離型性すなわち転写
材の分離性を向上させる。
含浸部５Ａが常時定着ローラ１の周面に接して、シリコ
ンオイルを塗布し、定着ローラ１の離型性すなわち転写
材の分離性を向上させる。
【００１７】上面にトナー像の転写を受けた転写材が前
記の定着装置内に搬送されると、転写材は定着ローラ１
と加圧ローラ２との挾着によって搬送される過程におい
て、トナー像は加熱と圧着を受けて定着材に溶着され
る。
記の定着装置内に搬送されると、転写材は定着ローラ１
と加圧ローラ２との挾着によって搬送される過程におい
て、トナー像は加熱と圧着を受けて定着材に溶着され
る。
【００１８】トナー像を溶着して画像の定着を終えた転
写材は、定着ローラ１の離型性により、その周面より自
然に分離するかもしくは前記分離爪３によって分離され
て直進し、搬送ガイド６を経たのち排紙ローラ７を介
し、さらに除電ブラシ８により帯電を除去されて装置外
部に排出される。
写材は、定着ローラ１の離型性により、その周面より自
然に分離するかもしくは前記分離爪３によって分離され
て直進し、搬送ガイド６を経たのち排紙ローラ７を介
し、さらに除電ブラシ８により帯電を除去されて装置外
部に排出される。
【００１９】一方転写材を分離した定着ローラ１は、ト
ナー像の溶着の際に転移した周面上のトナーを、前記ク
リーニングローラ４によって清掃、除去される。
ナー像の溶着の際に転移した周面上のトナーを、前記ク
リーニングローラ４によって清掃、除去される。
【００２０】前記クリーニングローラ４はその外周部
が、前述した如く、定着ローラ１の周面と等速でかつ同
方向に回転されているため、ブラシ部４Ｂの先端と定着
ローラ１の周面との間に大きなスリップが発生せず、ブ
ラシ部４Ｂの先端の撓みに伴う弾性反発力を効果的に作
用させて周面の清掃を行うことが出来る。
が、前述した如く、定着ローラ１の周面と等速でかつ同
方向に回転されているため、ブラシ部４Ｂの先端と定着
ローラ１の周面との間に大きなスリップが発生せず、ブ
ラシ部４Ｂの先端の撓みに伴う弾性反発力を効果的に作
用させて周面の清掃を行うことが出来る。
【００２１】従って定着ローラ１の周面は、柔軟で軽度
な清掃作用を間断なく受けることとなり、その結果定着
ローラ１の周面はスリ疵等の発生を見ることなく常に清
浄な状態にクリーニングされる。
な清掃作用を間断なく受けることとなり、その結果定着
ローラ１の周面はスリ疵等の発生を見ることなく常に清
浄な状態にクリーニングされる。
【００２２】
【発明の効果】本発明によって、定着ローラの周面を傷
付けることなく効率良く清掃することの出来るクリーニ
ングローラが実現され、その結果画像を汚損せず高品位
に定着することの出来る定着装置が提供されることとな
った。
付けることなく効率良く清掃することの出来るクリーニ
ングローラが実現され、その結果画像を汚損せず高品位
に定着することの出来る定着装置が提供されることとな
った。
【図１】本発明による定着装置の断面構成図である。
【図２】前記装置の要部を示す平面図である。
【符号の説明】 １ 定着ローラ ２ 加圧ローラ ３ 分離爪 ４ クリーニングローラ ４Ａ 芯金 ４Ｂ ブラシ部 ５ オイル供給装置 ６ 搬送ガイド ７ 排紙ローラ Ｈ ヒータ ＴＳ１，ＴＳ２ 温度センサ Ｇ１，Ｇ２ 歯車
Claims (1)
- 【請求項１】 定着ローラと該定着ローラに圧接する加
圧ローラとから構成される熱ローラ方式の定着装置にお
いて、前記定着ローラの周面に、該定着ローラにより等
しい周速をもって同方向に駆動回転されるクリーニング
ローラを配設したことを特徴とする定着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28300291A JPH05119661A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 定着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP28300291A JPH05119661A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 定着装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05119661A true JPH05119661A (ja) | 1993-05-18 |
Family
ID=17659950
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP28300291A Pending JPH05119661A (ja) | 1991-10-29 | 1991-10-29 | 定着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH05119661A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004209798A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録装置 |
| US7251432B2 (en) | 2004-08-24 | 2007-07-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | System for collecting an unfixed developer with an airflow |
-
1991
- 1991-10-29 JP JP28300291A patent/JPH05119661A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2004209798A (ja) * | 2002-12-27 | 2004-07-29 | Konica Minolta Holdings Inc | インクジェット記録装置 |
| US7251432B2 (en) | 2004-08-24 | 2007-07-31 | Sharp Kabushiki Kaisha | System for collecting an unfixed developer with an airflow |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4711549A (en) | Contact fixing device with an improved cleaning mechanism | |
| JP3514134B2 (ja) | クリーニング装置および画像形成装置 | |
| JPH05119661A (ja) | 定着装置 | |
| JPH05158375A (ja) | 定着用回転体のクリーニング方法 | |
| US4693585A (en) | Contact fixing device with an improved cleaning roller | |
| JP2671148B2 (ja) | 画像形成装置用ローラのクリーニング方法 | |
| JPH05119662A (ja) | 定着装置 | |
| JPS61204670A (ja) | クリ−ニング装置 | |
| JPH0153465B2 (ja) | ||
| JP3009487U (ja) | 転写紙清掃装置 | |
| JP2918233B2 (ja) | 定着装置 | |
| JPH05210330A (ja) | 加熱ローラ定着装置の温度検知装置 | |
| JPH02284184A (ja) | 定着装置のクリーニング装置 | |
| JPH02262686A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPS5841544Y2 (ja) | 加熱融着装置のクリ−ニング装置 | |
| JPH01177066A (ja) | 画像形成装置のクリーニング装置 | |
| JPH0239080A (ja) | 定着装置 | |
| JPH06266259A (ja) | 定着装置 | |
| JP2003162171A (ja) | 定着装置のクリーニング装置 | |
| JPS61205968A (ja) | 電子写真用定着装置 | |
| JPS6167070A (ja) | 加熱定着装置 | |
| JPH02216171A (ja) | 定着装置 | |
| JPH08202196A (ja) | 定着装置 | |
| JP2007078752A (ja) | 画像形成装置 | |
| JPS63139382A (ja) | 定着装置 |