JP2007078752A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】 拍車の清掃を用紙と接触しない位置で行うので、拍車の清掃時に用紙上の未定着画像を乱すことがない画像形成装置を提供する。
【解決手段】 用紙の先端が定着ローラ16と加圧ローラ17の間に進入した後、拍車15は移動機構20により用紙7と接触しない位置に移動する。この時、拍車15の上部が拍車清掃部材21に接触する。拍車15には、用紙7通過時に用紙7上に形成された画像と接触した際、微量の未定着トナーが付着するが、その後位置を移動し、拍車清掃部材21に接触することで未定着トナーが除去される。
【選択図】 図2
【解決手段】 用紙の先端が定着ローラ16と加圧ローラ17の間に進入した後、拍車15は移動機構20により用紙7と接触しない位置に移動する。この時、拍車15の上部が拍車清掃部材21に接触する。拍車15には、用紙7通過時に用紙7上に形成された画像と接触した際、微量の未定着トナーが付着するが、その後位置を移動し、拍車清掃部材21に接触することで未定着トナーが除去される。
【選択図】 図2
Description
本発明は、シート状媒体にトナー画像を形成する画像形成装置や、シート状媒体にインク画像を形成する画像形成装置に関する。
転写紙等のシート状媒体上に形成されたトナー像を固定する手段として現在最も一般的なものは熱定着方式であり、熱源を有したローラ、ベルト類で転写紙を挟持搬送して定着動作を行っている。ここで定着ローラ類のニップに転写紙が進入する際、転写紙先端の進入状態が乱れるとシワが発生してしまう。そこでニップ直前において非画像面側に配置された搬送ガイド板と画像面側に配置された拍車で、転写紙を定着ニップに先端の乱れなくガイドすることでシワの発生を防止している。
しかしながら、点接触とはいえ拍車は転写紙上の未定着トナーと接触しているので、経時的に先端部分にトナーが付着、堆積して、これらが転写紙上の未定着トナーを剥離したり、画像のない部分にトナーを再転写させてしまったりすることになる。
この不具合の元凶となる拍車へのトナー付着を防止するため、拍車にクリーニング部材を接触させてトナーを清掃する方法がある。例えば拍車にブラシ・ローラ等を常時接触させて清掃を行なう方法がある(特許文献1参照)。
特許文献2においては、画像が記録された画像記録媒体を搬送する拍車に駆動を伝達するローラ部材が拍車クリーニング部材である構成が提案されている。特許文献3においては、拍車近傍の空気を吸引すること、及び拍車に空気を吹付けることで拍車清掃を行なう方法が提案されている。また特許文献4では、拍車材料をトナーと同極性の帯電特性を持つ樹脂のシートにして、静電的にトナーを付着しにくくする方法も提案されている。
しかしながらクリーニング部材が、固定されているパッド状の物やブラシであると、拍車の自由な回転が阻害され、転写紙上の未定着トナーが線状に剥ぎ取られてしまうことがある。またクリーニング部材が回転可能なローラ状の物の場合でもやはり拍車の自由な回転は阻害されて、先の従来例と同様の不具合が発生する。
特許文献2においては、上記回転可能なクリーニング部材に駆動を与え、拍車外周速度を転写紙速度と同じにする方法が提案されているが、転写紙がロール紙の様にカール状態の場合、カール部が拍車・ガイド板間に進入すると、転写紙速度が拍車速度より速くなったり遅くなったりして、未定着トナーを剥ぎ取ってしまう不具合が発生する。
特許文献3においては、拍車近傍の空気を吸引すること、及び拍車に空気を吹付けることで拍車清掃を行なう方法が提案されているが、送風ファン及びダクトを追加することになり、コストアップは避けられず、またレイアウト的に広いスペースを要するので、機械の小形化が難しくなってしまう。更に定着ニップ部で空気の流れに乱れが生じ、転写紙のシワに対しては不利である。
特許文献4においては、拍車材料をトナーと同極性の帯電特性を持つ樹脂のシートにして、静電的にトナーを付着しにくくする方法も提案されているが、経時的にはトナーの付着は避けられない。また定着ニップの近くでは熱による変形の恐れもある。
なお定着ニップ直前に配置される拍車の目的は、転写紙先端のニップへのスムーズなガイドであるため、転写紙先端が定着ニップに進入した後は、拍車を転写紙と接触しない位置に移動させることも可能であり、こうすることで拍車と未定着トナーの接触時間を減少させることができ、拍車は汚れにくくなる。しかしながらこの方法を用いても、経時的にはトナーの付着は避けられない。
特開昭61−188167号公報
特開2000−318899号公報
特開平11−265095号公報
特開2001−10755号公報
そこで本発明は、上記不具合を解消するため、拍車の清掃が用紙と接触しない位置で行えるようにし、拍車清掃時に用紙上の未定着画像を乱すことがない画像形成装置を提供することを目的とする。
本発明の請求項1に係る画像形成装置は、トナー像形成手段により形成されたトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているトナー像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シート状媒体に転写されたトナー像を定着する定着手段とを有し、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート状媒体の搬送路に、前記シート状媒体の被転写面に接触して回転し得る拍車と、該拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させる退避手段を設けた画像形成装置において、前記拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させた時、前記拍車に接触する位置に清掃部材を配置して清掃可能としてなることを特徴とする。
同請求項2に係るものは、請求項1記載の画像形成装置において、前記拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させる動作過程で、前記拍車の外周を前記清掃部材に接触させて前記拍車の清掃を可能としてなることを特徴とする。
同請求項3に係るものは、請求項2記載の画像形成装置において、前記拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させる動作の過程で前記拍車の外周に接触する前記清掃部材が、前記定着手段で前記シート状媒体を挟持搬送する時に定着を行なう挟持搬送部材を清掃する固定清掃部材であることを特徴とする。
同請求項4に係るものは、請求項1記載の画像形成装置において、前記拍車が前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置で、前記拍車の外周に回転可能な清掃部材を接触させ、前記拍車が1回転以上回転するように前記清掃部材を回転させ得ることを特徴とする。
同請求項5に係るものは、請求項4記載の画像形成装置において、回転可能な前記清掃部材が、前記定着手段で前記シート状媒体の挟持搬送時に定着を行なう挟持搬送部材を清掃する回転可能な清掃部材であることを特徴とする。
同請求項6に係るものは、請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記シート状媒体へのトナー画像形成に代えて、インク画像を形成するものであることを特徴とする。
本発明は、拍車の清掃を用紙と接触しない位置で行うので、拍車の清掃時に用紙上の未定着画像を乱すことがない。
以下本発明を実施するための最良の形態を、図に示す実施例を参照して説明する。
図1、2は本発明に係る画像形成装置の第1実施例を示す。原稿1は原稿搬送ローラ対2、2、同3、3により搬送され、読み取り部4で画像を読み取られる。読み取られた画像はLPH(LEDプリントヘッド:5)で、回転する感光体6に書き込まれる。ロール状に巻かれた用紙7は、給紙ローラ対8、8、給紙ローラ対9、9によりレジストローラ対10へ送られ、レジストセンサ11で用紙7先端を検知し、感光体6上の画像と位置を合わせて転写部12で画像転写され、感光体6から分離爪13で剥離され、搬送ガイド板14と拍車15間を通過した後、定着ローラ16、加圧ローラ17で挟持搬送しながら画像定着されて、排紙ローラ対18により図示しないスタッカーに排出される。
なお、用紙7はカッター19で所定の長さにカットされる。またなお用紙7先端が定着ローラ16、加圧ローラ17間に進入した後、拍車15は移動機構20により用紙7と接触しない位置に移動し、この時、拍車15上部が拍車清掃部材21に接触する。
拍車15には、用紙7通過時に用紙7上に形成された画像と接触した際、微量の未定着トナーが付着するが、その後位置を移動し、拍車清掃部材21に接触することで除去される。
ここで厳密にいえば拍車清掃部材21と接触しているのは拍車15外周上部のみであるが、もともと1枚の作像工程で付着するトナー量は微量であり、複数の作像工程を行なうことで拍車15の外周位置はランダムに変わり、ほぼ一様に清掃は行なわれることになる。
図3は本発明の第2実施例における拍車15周りの図である。全体構成図は図1の例と同じであり、また動作は拍車15移動動作以降が異なる。すなわち用紙7先端が定着ローラ16と加圧ローラ17間に進入した後、拍車15は移動機構20により拍車清掃部材22に接触しながら用紙7と接触しない位置まで移動する。この動作により拍車15外周全周に付着した微量の未定着トナーは除去される。
図4は本発明第3実施例における拍車15周りの図である。全体構成図は第1の例と同じであり、動作は第2の実施例と同じであるが、拍車清掃部材23が異なっている。すなわち拍車清掃部材23が、定着ローラ16表面を清掃する定着クリーニングパッドの一部を共用する形となっている。
図5は本発明第4の実施例における拍車15周りの図である。これも全体構成図は第1の例と同じであり、動作は拍車15移動動作以降が異なる。用紙7先端が定着ローラ16と加圧ローラ17間に進入した後、拍車15は移動機構20により用紙7と接触しない位置に移動し、この時、拍車15上部が拍車清掃部材24に接触する。拍車清掃部材24は図示しない駆動装置により回転しており、接触している拍車15も連れ回りする。なおこの時、拍車15は1回転以上回転させることとし、これにより拍車15外周全周に付着した微量の未定着トナーは除去される。
図6は本発明第5の実施例における拍車15周りの図である。これも全体構成図は第1の例と同じで、動作は拍車15移動動作以降が異なる。用紙7先端が定着ローラ16、加圧ローラ17間に進入した後、拍車15は移動機構20により用紙7と接触しない位置に移動し、この時、拍車15上部が拍車清掃部材25に接触する。ここで拍車清掃部材25は、定着ローラ16表面を清掃する定着クリーニングローラを兼ねている。定着クリーニングローラ、すなわち拍車清掃部材25は定着ローラ16と押圧接触しているために連れ回りしており、これと接触する拍車15も同様に連れ回りする。これにより拍車15外周全周に付着した微量の未定着トナーは除去される。
なお以上全て、拍車15が移動機構20により用紙7と接触する位置に戻るのは、次の用紙7先端が拍車15に到達する前までのタイミングであればよい。また拍車15が移動機構20により用紙7と接触しない位置に移動するタイミングは、用紙7全長が拍車15を通過した後でも構わない。
上述のように、本発明では、用紙と接触しない位置で拍車の清掃を行うため、用紙上の未定着画像を乱さないで拍車を清掃できる。また拍車全周の確実な清掃が行なえる。さらに、清掃部材が既存部品の一部を利用していることによりコストを抑制できる。
1:原稿
2、3 原稿搬送ローラ対
4 読み取り部
5 LPH(LEDプリントヘッド)
6 感光体
7 用紙
8、9 給紙ローラ対
10 レジストローラ対
11 レジストセンサ
12 転写部
13 分離爪
14 搬送ガイド板
15 拍車
16 定着ローラ
17 加圧ローラ
18 排紙ローラ対
19 カッター
20 移動機構
21〜25 拍車清掃部材
2、3 原稿搬送ローラ対
4 読み取り部
5 LPH(LEDプリントヘッド)
6 感光体
7 用紙
8、9 給紙ローラ対
10 レジストローラ対
11 レジストセンサ
12 転写部
13 分離爪
14 搬送ガイド板
15 拍車
16 定着ローラ
17 加圧ローラ
18 排紙ローラ対
19 カッター
20 移動機構
21〜25 拍車清掃部材
Claims (6)
- トナー像形成手段により形成されたトナー像を担持する像担持体と、前記像担持体に担持されているトナー像をシート状媒体に転写する転写手段と、前記シート状媒体に転写されたトナー像を定着する定着手段とを有し、前記転写手段と前記定着手段との間の前記シート状媒体の搬送路に、前記シート状媒体の被転写面に接触して回転し得る拍車と、該拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させる退避手段を設けた画像形成装置において、前記拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させた時、前記拍車に接触する位置に清掃部材を配置して清掃可能としてなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1記載の画像形成装置において、前記拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させる動作過程で、前記拍車の外周を前記清掃部材に接触させて前記拍車の清掃を可能としてなることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項2記載の画像形成装置において、前記拍車を前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置に退避させる動作の過程で前記拍車の外周に接触する前記清掃部材が、前記定着手段で前記シート状媒体を挟持搬送する時に定着を行なう挟持搬送部材を清掃する固定清掃部材であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1記載の画像形成装置において、前記拍車が前記シート状媒体の被転写面に接触しない位置で、前記拍車の外周に回転可能な清掃部材を接触させ、前記拍車が1回転以上回転するように前記清掃部材を回転させ得ることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項4記載の画像形成装置において、回転可能な前記清掃部材が、前記定着手段で前記シート状媒体の挟持搬送時に定着を行なう挟持搬送部材を清掃する回転可能な清掃部材であることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項1から5のいずれかに記載の画像形成装置において、前記シート状媒体へのトナー画像形成に代えて、インク画像を形成するものであることを特徴とする画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005263182A JP2007078752A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005263182A JP2007078752A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 画像形成装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
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JP2007078752A true JP2007078752A (ja) | 2007-03-29 |
Family
ID=37939195
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2005263182A Pending JP2007078752A (ja) | 2005-09-12 | 2005-09-12 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2007078752A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1976193A1 (en) | 2007-03-26 | 2008-10-01 | NEC Corporation | Communication device, communication control system, communication control method and recording medium recording communication control program |
-
2005
- 2005-09-12 JP JP2005263182A patent/JP2007078752A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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EP1976193A1 (en) | 2007-03-26 | 2008-10-01 | NEC Corporation | Communication device, communication control system, communication control method and recording medium recording communication control program |
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