JP2004309569A - 定着装置および画像形成装置 - Google Patents

定着装置および画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2004309569A
JP2004309569A JP2003099380A JP2003099380A JP2004309569A JP 2004309569 A JP2004309569 A JP 2004309569A JP 2003099380 A JP2003099380 A JP 2003099380A JP 2003099380 A JP2003099380 A JP 2003099380A JP 2004309569 A JP2004309569 A JP 2004309569A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fixing
roller
cleaning
recording material
fixing device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2003099380A
Other languages
English (en)
Inventor
Takashi Narahara
隆史 楢原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2003099380A priority Critical patent/JP2004309569A/ja
Publication of JP2004309569A publication Critical patent/JP2004309569A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Fixing For Electrophotography (AREA)

Abstract

【課題】定着ローラに分離爪等が当接している部分にトナーや紙粉等が付着して弊害を生ずることを防止する。
【解決手段】未定着トナー像が形成された記録材を、定着ローラ50と加圧ローラ60の定着用回転体対により互いに圧接してなる定着ニップ間を通過させることにより、未定着トナー像を記録材上に永久定着させる定着装置において、定着ローラ50に定着分離爪54や温度検知素子35を当接している場合に、クリーニング時等に定着ローラ50を定着時における回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする。
【選択図】 図4

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子写真方式の複写機、レーザプリンタ等に用いられる定着装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、レーザビームプリンタ等の画像形成装置においては、レーザ光等によって描かれた潜像を現像する現像装置と、現像されたトナー像を記録材に転写する転写手段と、転写されたトナー像を記録材上に定着する定着器とを備えたものが主流となっている。
【0003】
この中で、転写されたトナー像を記録材に定着する定着器においては、ヒータと、温度センサによって所定の温度に保たれながら回転する定着ローラと、前記定着ローラに所定の押圧力で当接され、従動回転する加圧ローラとにより、熱および圧力をもって現像剤たるトナーを溶融させ、トナー像を記録材に定着する手法が主流である。
【0004】
上述した加熱定着装置としては、熱ローラ方式やフィルム加熱方式の装置が広く用いられているが、ここでは図12に示すような熱ローラ方式の定着装置について説明する。
【0005】
図12において、31は定着入口ガイドであり、転写後の記録材を定着ニップに導くために設けられている。
【0006】
50は定着ローラであり、一例として、アルミニウムや鉄などの芯金51上にPFA、PTFE等の離型性樹脂層52を設け、また、内部はヒータ53によって加熱されるようになっている。
【0007】
定着ローラ50の温度は、定着ローラ50に当接される温度検知素子35によって、定着ローラ50の表面温度として検出され、温度制御回路によってヒータ53を断続的に作動させることで、上記表面温度は所定の温度に制御される。54は定着分離爪であり、所定の押圧力で定着ローラに当接している。この定着分離爪54は、種々の記録材サイズに対応できるように長手方向に複数個設けられており、記録材が定着ローラ50に巻き付くのを防止する役割を果たしている。
【0008】
一方、60は上記定着ローラ50に圧接回転する加圧ローラであり、一例として、アルミニウムや鉄等の金属芯金61上に、耐熱性を有しかつ硬度の低いシリコンゴムやシリコンスポンジ等の弾性層62を設け、その表面にカーボンを添加した導電性PFA樹脂による離型層63を有した構造をなしている。55は加圧分離ガイドであり、記録材が加圧ローラに巻き付くのを防止する役割を果たしている。
【0009】
この一対のローラによって、定着が完了した記録材は、定着排出ローラ70により、搬送される。また、オフセット対策としては、定着ローラ50の芯金51にトナーと同極性のバイアスを印加するか、加圧ローラ60の芯金61もしくは表面にトナーと逆極性のバイアスを印加する方法がとられる。
【0010】
【特許文献1】
特開平5−158375号公報
【特許文献2】
特開2003−043845号公報
【0011】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記構成の定着器においては、以下のようなトナーや紙粉などの付着物に起因した問題があった。
【0012】
(1)ローラ当接部材への付着物による記録材の画像汚れ
【0013】
プリント中にオフセットしたトナーや紙粉は、定着ローラ50に当接している部材のローラ回転方向の上流側に徐々に蓄積していく。この付着物がある程度の大きさになると、当接部材をすり抜けたり、蓄積されていた箇所から落下することがあり、記録材上の画像または裏面の汚れを発生させることがあった。
【0014】
また、定着分離爪54の付着物は、定着ローラ50の熱によって溶融し、図13中のT3で示したように、やがて定着分離爪54のローラ当接面側の懐にも流れ込むようになる。このような状態で、付着物が定着分離爪54の先端で固着すると、定着分離爪54の定着ローラ50への当接圧が小さくなり、記録材が定着ローラ50と定着分離爪54の間にもぐり込んで、分離不良を引き起こしてしまうおそれがあった。そして、記録材がローラの当接部材の下にもぐり込んで定着ジャムとなった場合は、ユーザがジャム処理を行うのは非常に困難である。
【0015】
さらに、図13中のT4で示したように、温度検知素子35の付着物がある程度の大きさになって温度検知素子35の下にもぐり込むと、温度検知素子35が定着ローラ50から浮き気味になり、定着ローラ温度を一定値にコントロールできなくなる可能性がある。
【0016】
(2)加圧ローラへのトナー付着による記録材の画像汚れ
【0017】
填料として炭酸カルシウムCaCOを含んだ記録材を多数枚通紙した場合には、プラスに帯電した炭酸カルシウム粉がオフセット防止の目的でマイナスの電位としている定着ローラ50の表面に電気的に吸着する。その結果、定着バイアスが相殺されて、記録材上の未定着トナーが定着ローラ表面に静電気的にオフセットする。さらに、炭酸カルシウム粉の付着により定着ローラ表面の離型性が低下することで、オフセットは悪化する。
【0018】
前記オフセットトナーは、記録材と記録材の搬送間隔において、離型性の差により定着ローラ50の表面から加圧ローラ60の表面に転移して加圧ローラ表面に蓄積する。このような過程で加圧ローラ60に付着・蓄積したトナーは記録材の裏面汚れや再び定着ローラ50に戻り記録材の表面汚れを引き起こす。
【0019】
従来、この画像汚れを防止するために、クリーニングシートを通紙することが行われている(以後、通常プリント以外に、定着器のクリーニングを目的として通紙する記録材のことを「クリーニングシート」と呼ぶ)。このクリーニングシートは、一定枚数通紙毎に、給送カセットに入っている記録材が自動的に給送・搬送されて、加圧ローラ60をクリーニングした後に排出される場合と、ユーザが任意のタイミングで給送カセットにクリーニングシートをセットして、マニュアル操作でクリーニングを行う場合がある。
【0020】
ユーザが手動で行う場合には、予め加圧ローラ60側にベタ黒を記録したクリーニングシートを通紙することにより、さらにクリーニング性を向上することができる。これは、クリーニングシートに記録したトナーと加圧ローラ60に付着したトナー同士の接着でより多くの加圧ローラ付着トナーがクリーニングシートに回収されるようになるためである。
【0021】
しかしながら、画像形成装置が高速機である場合、すなわちプロセススピードが速い場合には、記録材の搬送速度を速くするために、加圧ローラ60の外径も大きくする必要がある。加圧ローラ60の円周が大きくなると、1枚のクリーニングシートでは加圧ローラ60をクリーニングするための十分な面積が確保できないために、加圧ローラ60のクリーニングが不十分のままクリーニングが終了してしまう場合がある。
【0022】
この対策としては、一度排出されたクリーニングシートを再びユーザが給送カセットにセットして、再度クリーニングを行う方法があるが、ユーザビリティが著しく低下してしまう。また、複数枚のクリーニングシートを用いてクリーニングを行う方法も考えられるが、ユーザが購入した記録材の消費を早めてしまうことになる。
【0023】
本発明は上記課題を解決するものであり、その目的は、定着回転体に部材が当接している部分にトナーや紙粉等が付着して弊害を生ずることがなく、ユーザビリティを向上させることが可能な定着装置及び画像形成装置を提供するものである。
【0024】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するための本発明に係る代表的な構成は、未定着トナー像が形成された記録材を、定着部材と加圧部材の定着用回転体対により互いに圧接してなる定着ニップ間を通過させることにより、前記未定着トナー像を記録材上に永久定着させる定着装置において、前記定着部材または前記加圧部材の少なくとも一方に当接部材を設けている場合に、前記定着用回転体対を駆動手段によって定着時における回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする。
【0025】
上記構成にあっては、定着部材の逆回転時に定着部材への当接部材に付着したトナーや紙粉が剥離しやすくなり、定着部材付着物が加圧部材に転移して記録材に回収されることで、クリーニングを行うことができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
次に本発明の一実施形態に係る画像形成装置について、説明する。
【0027】
〔第1実施形態〕
まず、画像形成装置の全体構成について、図1を参照して概略説明する。なお、図1は第1実施形態に係る画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタの断面模式説明図である。
【0028】
{装置全体構成}
プリンタ本体(画像形成装置本体)内には、レーザスキャナ10、感光体ドラム11と、一次帯電器12と現像ローラ13を含むプロセスカートリッジ15、転写ローラ16、定着器30、搬送ローラ対18、給送カセット20と給送ローラ(ピックアップローラを含む)21等が設置されている。
【0029】
給送カセット20内に積載収納されたシート状の記録材Pは、回転する給送ローラ21により給送され、搬送板金22に導かれて搬送ローラ対18のニップ部へ送られる。
【0030】
次いで、記録材Pは搬送ローラ対18によって感光体ドラム11、転写ローラ16の間に送られる。感光体ドラム11は図1の時計回り方向に回転しており、一次帯電器12で均一に帯電されている。そして、その外周面には、レーザスキャナ10のレーザ光Lにより静電潜像が順次形成され、続いてその静電潜像が現像ローラ13で現像され、トナー像が形成される。感光体ドラム11と転写ローラ16との間に送られた記録材Pには、感光体ドラム11上のトナー像が転写ローラ16より順次転写される。
【0031】
このようにしてトナー像が転写された記録材Pは定着器30へ送られ、ここで加熱、加圧されてトナー像が記録材Pに定着する。この後、記録材Pは定着排出ローラ70により排出ローラ81へ送られ、次いで排出ローラ81によりプリンタ本体上面の排出トレイ80上に排出される。
【0032】
そして、この従来のレーザビームプリンタでは、プロセスカートリッジ15、定着器30等のユニットや、給送ローラ21、転写ローラ16等のローラ関係は、消耗部品であり、その製品のライフの中に数回の交換が必要である。
【0033】
{定着装置}
次に定着装置である本実施形態の定着器30の構成について説明する。なお、本実施形態では、定着ローラを定着時における回転方向と反対方向に回転させる場合の例を示す。
【0034】
図2に本実施形態である定着器30の断面図を示す。この定着器30は、A3(297mm)幅を最大通紙サイズとする記録材を装置の通紙中心を基準として搬送する中央基準の例であり、ヒータ53は120V入力時に800Wの定格出力がでるものを使用し、ヒータ配光も通紙基準に対して対称な分布になっている。
【0035】
本実施形態における定着部材としての定着ローラ50はアルミニウムを芯金51とする直径50mm、厚さ3.0mmのローラであり、表層にはPFAの離型性樹脂層52を被覆している。54は定着分離爪であり、長手方向6箇所の位置において、0.1Nの押圧力で定着ローラ50に当接することで、記録材Pが定着ローラ50から分離するのを促進している。
【0036】
定着ローラ50の温度は、定着ローラ中央部に当接される温度検知素子35によって、定着ローラ50の表面温度として検出され、温度制御回路によってヒータ53を断続的に作動させることで、上記表面温度は所定の温度に制御される。
【0037】
図3は定着ローラ50の長手方向の模式説明図である。通紙域に等間隔で6箇所に当接部材としての定着分離爪54が当接され、中央部には当接部材としての温度検知素子35が当接されている。
【0038】
次に加圧部材としての加圧ローラ60はステンレスの芯金61上にシリコンスポンジの弾性層62、表層にPFA樹脂による離型層63を有し、直径40mm、製品硬度60°のものを用いており、500Nの加圧力をかけることで定着ローラ50とで定着用回転体対を構成し、両ローラの間に7.0mmのニップ幅をつくることができる。
【0039】
上記一対のローラによって、定着が完了した記録材は、定着排出ローラ70により、搬送される。なお、プロセススピードは240mm/secであり、この構成においてA4横送りで50枚/分のプリントが可能である。
【0040】
トナーのオフセット対策として、図2に示すように、定着ローラ50の芯金51に定着バイアス−1.0(kV)を印加している。一方、加圧ローラ60は芯金61からダイオードを介してアースにすることで、表面がマイナスの電位になるのを防止している。しかしながら、オフセットを完全に防止することはできず、プリントを行う毎に、ごく僅かであるが、定着ローラ50にはオフセットトナーが付着する。このようなオフセットトナーや紙粉などが定着ローラ50に当接している定着分離爪54および温度検知素子35に徐々に蓄積していく。
【0041】
そこで、本実施形態では、図4(a)〜(d)に示した手順で定着分離爪54および温度検知素子35へ付着したトナーや紙粉などの付着物のクリーニングを実施するように構成している。
【0042】
{定着クリーニング構成}
次に図4に基づいて本実施形態におけるクリーニング方法について説明する。
【0043】
プリントが終了した時点で、図4(a)に示すように、定着分離爪54および温度検知素子35のローラ回転方向上流側における当接面にトナーや紙粉などの付着物T1およびT2が蓄積した状態になる。
【0044】
そこで、次のプリント開始前に不図示の定着ローラ駆動モータを記録材搬送方向に対して逆回転駆動する。ここで、図5(a)に示すように、定着ローラ50を正回転駆動した場合には、ローラ回転方向上流側に蓄積した付着物T1、T2は、定着分離爪54、温度検知素子35にせき止められて剥離しにくいが、図5(b)に示すように、定着ローラ50を逆回転駆動した場合には、剥離しやすくなる。
【0045】
したがって、この逆回転駆動により、図4(b)に示したように、付着物T1およびT2は、定着分離爪54および温度検知素子35から剥離して、離型性の差で定着ローラ50から加圧ローラ60に転移する。このとき、プリント開始前のローラ温度によって、定着分離爪54や温度検知素子35から付着物が剥離する量は異なるため、少なくとも定着ローラ50を2回転以上逆回転駆動させるのが望ましい。本実施形態においては、定着ローラ50が約5回転するように逆回転駆動時間を設定した。
【0046】
しかる後に、再び定着ローラ50の正回転駆動により通常プリントを行うことにより、図4(c)に示すように、加圧ローラ60に転移していた付着物T1、T2は記録材の裏面に付着して、図4(d)に示すように、定着ローラ50のクリーニングが終了する。
【0047】
図4(a)〜(d)のクリーニングは、プリント開始前に毎回実施しており、この段階では付着物の量はごく微量であるため、付着物を記録材の裏面で回収しても記録材の汚れとして目立たない。
【0048】
このように、毎回プリント開始前に定着ローラ50の逆回転駆動を行うことにより、定着分離爪54および温度検知素子35に蓄積した微量の付着物T1およびT2が剥離するため、大きな塊に成長することはない。したがって、付着物がある程度の大きさになって、当接部材をすり抜けたり、蓄積されていた箇所から落下することがなく、記録材上の画像または裏面の汚れが発生しない。また、付着物が定着分離爪54の先端で固着して分離不良を引き起こすことや、付着物が温度検知素子35の下にもぐり込んで定着ローラ50の温調に影響を及ぼすのを防止することができる。
【0049】
なお、上記構成において、定着分離爪54や温度検知素子35の当接部材を加圧ローラ60に当接するように構成している場合も同様の効果を得ることができる。
【0050】
〔第2実施形態〕
次に第2実施形態として、ジャム(紙詰まり)発生時に、定着ローラ50を定着時における回転方向と反対方向に回転させる場合の例を示す。本実施形態における画像形成装置および定着装置の基本的構成は、先に述べた第1実施形態と同様であるため、説明を省略する。
【0051】
本実施形態における画像形成装置は、定着ニップ後に設けられた不図示のジャム検知センサが所定のタイミングでON/OFFされなかった場合は、定着器内部に記録材が残留しているとみなし、直ちに不図示の制御部により定着ヒータ53への通電およびローラの回転駆動を停止するようにしている。すなわち、定着分離不良によるジャムが発生した場合は、記録材の先端が所定のタイミングでジャム検知センサを切ることができずに、ローラの回転駆動が停止する。このとき、図6(a)に示したように、記録材Pの先端は、少なくとも定着ニップからジャム検知センサまでの距離L5だけ、定着ニップ部を通過していることになる。
【0052】
しかしながら、この状態では、記録材Pの先端が定着分離爪54に引っ掛かっており、定着ローラ50を再度回転させても、記録材Pの先端が定着排出ローラ70に噛まないため、定着器外へ排出されずに、記録材が折り重なって定着ニップと定着排出ローラ70の隙間に詰まってしまう。
【0053】
さらに、折り重なった記録材によって、排出側からローラ当接部材が強く押され、ローラ表面を傷つけてしまうこともある。記録材搬入側からジャムシートを取り除く場合でも、本実施形態のように加圧力が大きい定着装置においては、定着ニップ部での記録材の挟持力が強いため、ジャムシートを引っ張って取り除くことは容易でない。
【0054】
そこで、本実施形態においては、図6(b)に示したように、ジャムを検知したときに定着ローラ50の逆回転駆動を行う。このとき、最大でも記録材Pの先端が定着ニップ位置を通過するまで逆回転を行えばよい。したがって、記録材PがL5だけ戻るように逆回転駆動時間を設定している。この逆回転駆動により、記録材Pの先端がニップ位置に戻り、ユーザは定着装置の記録材搬入側から、容易にジャムシートを取り除くことができる。
【0055】
このように、定着ジャム発生時に、定着ローラ50の逆回転駆動を行うことにより、ジャムシートの先端が定着ニップ位置まで戻り、ユーザがジャムシートを除去するのが容易になる。
【0056】
〔第3実施形態〕
次に第3実施形態では、クリーニングシート搬送中に、定着ローラ50の回転駆動を止め、逆回転駆動を行ったのちに、再び正回転駆動を行う場合の例を示す。なお、本実施形態における画像形成装置および定着装置の基本構成は、先に述べた第1実施形態と同様である。
【0057】
本実施形態では、図7(a)〜(c)に示した手順で定着分離爪54および温度検知素子35へ蓄積したトナーや紙粉などの付着物T1およびT2をクリーニングする。以下に、図7に基づいて本実施形態におけるクリーニング方法について説明する。
【0058】
本実施形態における画像形成装置は、画像形成装置内にプリント枚数をカウントする不図示のカウンタを設けており、1000枚プリントを行う毎に、給送カセット内にある記録材が1枚、クリーニングシートCとして、自動的に給送される。クリーニングシートCは、通常プリント時と同様の搬送路を通って、定着ニップへと搬送される。そして、図7(a)に示したように、クリーニングシートCの先端が定着ニップを通過してニップに噛んだ状態で定着駆動モータの回転を停止する。
【0059】
このとき、定着ニップを通過したクリーニングシートC先端の長さLは、図8に示したように、定着ローラ50のニップ形成位置P1と定着分離爪54の当接位置P2の2点を結ぶ円周の長さをL1、定着分離爪54の当接位置P2と温度検知素子35の当接位置P3の2点を結ぶ円周の長さをL2とすると、L1+L2よりも大きくなるように設定しておく(L>L1+L2)。
【0060】
本実施形態における構成では、L1=30(mm)、L2=35(mm)であるため、L=80(mm)とした。そして、図7(a)の状態で定着ローラ50の回転駆動を停止したまま、定着ヒータ53を消灯して、180secの冷却を行う。
【0061】
次に、図7(b)に示したように、定着モータをシート搬送方向に対して逆回転駆動することによって、クリーニングシートCを転写側へ搬送する。このとき、クリーニングシートCの戻り長さが、定着ローラ50のニップ形成位置P1と温度検知素子35の当接位置P3の2点を結ぶ円周の長さL1+L2よりも大きく、かつクリーニングシートCが定着ニップから抜けないように逆回転駆動時間を設定しておく。本実施形態では、図7(a)でニップを通過した距離Lよりも10mm小さい70mmだけクリーニングシートCが戻るように設定した。
【0062】
このとき、定着分離爪54および温度検知素子35に蓄積した付着物T1およびT2は、図7(a)の定着ヒータ消灯により冷却された状態にあり、定着ローラ駆動時のショックで剥がれやすくなっている。したがって、定着ローラ50の逆回転駆動により、付着物T1およびT2は当接部材から剥離して容易にクリーニングシートCに回収される。
【0063】
しかる後に、図7(c)のように、再び定着モータの正回転駆動を行い、クリーニングシートCを排出することで、定着ローラ50のクリーニングは終了する。
【0064】
以上、図7(a)〜(c)の手順で定着ローラ50のクリーニングを行うことにより、定着分離爪54および温度検知素子35などの定着ローラ当接部材に蓄積した付着物のクリーニング性が向上する。なお、前記図7(a)と(b)の動作を繰り返し実行することで、さらにクリーニング性を高めるようにしてもよい。
【0065】
また、前記クリーニングシートCの搬送時にクリーニングシート先端部にベタ黒を記録することによって、さらにクリーニング性を高めることができる。すなわち、クリーニングシート搬送時にクリーニングシート先端から図7(b)に示した逆回転駆動終了時の定着ニップ形成位置直前までベタ黒を記録しておく。この範囲の記録であれば、クリーニングシートCは一度定着ニップを通過して定着が完了した後に停止するため、定着不良箇所が発生するなどの問題は生じない。
【0066】
これにより、定着ローラ50の定着分離爪当接位置P2および温度検知素子当接位置P3で蓄積した付着物T1,T2とクリーニングシートCに記録したトナーの接着で、クリーニングシートCに回収される付着物T1,T2の量が増加して、クリーニング性は向上する。
【0067】
本実施形態では、自動的にクリーニングが開始される場合の例を述べたが、ユーザが手動でクリーニングを行うようにしてもよい。すなわち、画像形成装置の不図示のオペレータ操作パネルで、ユーザが、キーを押すなどして任意のタイミングで定着ローラクリーニングモードを選択した場合に、本実施形態の定着ローラクリーニングが実施される。これにより、ユーザがクリーニングを行うタイミングを選択することができる。
【0068】
また、この場合には、ユーザが予めベタ黒を記録した紙をベタ黒面が定着ローラ側になるように給送カセットにセットすることで、より定着ローラ当接部材に蓄積した付着物のクリーニング性を高めることができる。
【0069】
例えば、図9(a)に示したように、クリーニングシート先端部に幅L3のベタ黒を記録するパターンが考えられる。ここで、L3は定着分離爪当接位置P2と温度検知素子当接位置P3間の長さL2よりも長くなるようにする。このとき、クリーニングシートCが定着ローラ50に巻き付くのを防止するために、先端余白mを10mm以上設けることが望ましい。
【0070】
また、図9(b)のように、定着ローラ50の定着分離爪54および温度検知素子35の当接箇所に対応するクリーニングシート位置のみにベタ黒を記録することで、クリーニングシート作成時のトナー消費量を少なくすることができる。なお、これらのクリーニングパターンは、画像形成装置内のパターンメモリに記憶させておき、カセット内にある記録材のサイズに応じて出力するようになっている。
【0071】
このように、クリーニングシート搬送中に定着ローラ50の回転駆動を止めて逆回転駆動を行うことにより、定着ローラ50への当接部材に付着したトナーや紙粉が剥離しやすくなり、定着ローラ50の当接部材に蓄積した付着物T1,T2がクリーニングシートCに回収されることで、クリーニング効果は大きくなる。
【0072】
〔第4実施形態〕
次に第4実施形態では、加圧ローラ60に付着したトナーを回収するためのクリーニングシート搬送中に、定着ローラ50の回転駆動を止め、逆回転を行ったのちに、再び正回転を行う場合の例を示す。なお、本実施形態における画像形成装置および定着装置の基本構成は、先に述べた第1実施形態と同様である。
【0073】
前述した第1および第3実施形態においては、定着分離爪54および温度検知素子35などの定着ローラ当接部材の付着物をクリーニングする方法について述べたが、本実施形態においては、加圧ローラ汚れをクリーニングする方法について述べる。
【0074】
本実施形態では、図10(a)〜(c)の手順で加圧ローラに付着したトナーをクリーニングする。以下に、図10に基づいて本実施形態におけるクリーニング方法について説明する。
【0075】
本実施形態における画像形成装置は、画像形成装置内にプリント枚数をカウントする不図示のカウンタを設けており、10000枚プリントを行う毎に、給送カセット内にある記録材が1枚、クリーニングシートとして、自動的に給送される。
【0076】
クリーニングシートは、通常プリント時と同様の搬送路を通って、定着ニップへと搬送される。そして、図10(a)に示したように、クリーニングシートCの先端が定着ニップを通過してニップに噛んだ状態で定着駆動モータの回転を停止する。このとき、クリーニングシートCの先端が定着ニップに突入してから、加圧ローラ60が一周以上して、かつクリーニングシートCが定着ニップから抜けない位置で停止するように設定しておく。本実施形態における加圧ローラは、直径40mmであり、ローラ一周の長さは約125mmである。したがって、本実施形態では、A4サイズ(長さ210mm)のクリーニングシートCの先端から180mmの位置、すなわち後端部から30mmの位置が定着ニップの中心位置で停止するように設定している。
【0077】
この過程において、加圧ローラ60に付着したトナーがクリーニングシート裏面に回収され、一回目のクリーニングが実施される。
【0078】
次に、図10(b)に示したように、定着駆動モータをシート搬送方向に対して逆回転駆動したのちに停止する。このとき、加圧ローラ60が一周以上逆回転して、かつクリーニングシートCが定着ニップから抜けない位置で停止するように逆回転駆動時間を設定しておく。本実施形態では、A4サイズのクリーニングシートが150mmだけ転写側へ戻り、先端から30mmの位置、すなわち後端部から180mmの位置が定着ニップの中心位置で停止するように設定している。
【0079】
この過程において、クリーニングされずに加圧ローラ60上に残留したトナーがクリーニングシートCに回収され、二回目のクリーニングが実施されることになる。
【0080】
しかる後に、図10(c)に示したように、再び定着駆動モータの正回転駆動を行い、クリーニングシートCを排出する。この過程において、クリーニングされずに加圧ローラ60上に残留したトナーがクリーニングシートに回収され、三回目のクリーニングが実施されることになる。
【0081】
以上、図10(a)〜(c)の手順で加圧ローラのクリーニングを行うことにより、1枚のクリーニングシートによる加圧ローラ付着トナーのクリーニング性が向上する。また、(a)と(b)を繰り返し実行することで、さらにクリーニング性を高めることもできる。
【0082】
本実施形態では、自動的にクリーニングが開始される場合の例を述べたが、本実施形態にあっても前述した第3実施形態の場合と同様に、ユーザが手動でクリーニングを行ってもよい。すなわち、画像形成装置の不図示のオペレータ操作パネルで、ユーザが、キーを押すなどして任意のタイミングで加圧ローラクリーニングモードを選択した場合に、本実施形態の加圧ローラクリーニングが実施される。これにより、ユーザがクリーニングを行うタイミングを選択することができる。
【0083】
また、この場合には、ユーザが予めベタ黒を記録した紙をベタ黒面が加圧ローラ側になるように給送カセットにセットすることで、より加圧ローラ60のクリーニング性を高めることができる。例えば、図11(a)に示したように、クリーニングシートCの搬送方向先端部にm1、後端部にm2の余白を設けて、ベタ黒を記録するパターンが考えられる。
【0084】
定着装置によっても異なるが、余白を30mm以上とれば、クリーニングシートCが加圧ローラ60に巻き付くことはない。また、図11(b)や図11(c)のようなクリーニングパターンも考えられるが、いずれも定着ローラ50の正回転および逆回転により、双方向にクリーニングシートCを搬送してもクリーニングシートCが加圧ローラ60に巻き付かないように考慮したパターンである。なお、これらのクリーニングパターンは、画像形成装置内のパターンメモリに記憶させておき、カセット内にある記録材のサイズに応じて出力するようになっている。
【0085】
このように、加圧ローラ60に付着したトナーを回収するためのクリーニングシート搬送中に、定着ローラ50の回転駆動を止めて逆回転駆動を行うことにより、1枚のクリーニングシートCが定着ニップを通過する面積が大きくなり、加圧ローラ付着トナーのクリーニング性が向上する。また、1枚のクリーニングシートCで大幅にクリーニング性が改善されるため、複数枚のクリーニングシートを搬送する必要がなく、ユーザの手を煩わせることがなくなり、ユーザビリティの向上にもつながる。
【0086】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、定着用回転体対を通常の定着動作時とは逆方向に回転させることで、定着用回転体対に当接される部材の定着用回転体対の回転方向上流側当接部に蓄積したトナーや紙粉などの付着物を当接部材から剥ぎ取り、クリーニング性能を向上させることが可能である。したがって、クリーニングを定期的に実施することによって、記録材の画像汚れなどを防止することができると同時に定着装置の長寿命化も達成できる。
【0087】
また、定着ジャム発生時に実施することにより、ジャム処理を容易にすることができる。さらに、クリーニングシート搬送時に実施することにより、1枚のクリーニングシートが定着ニップを通過する面積が大きくなり、クリーニングシートによるクリーニング性が大幅に改善され、ユーザビリティの向上にもつながる。
【図面の簡単な説明】
【図1】画像形成装置の断面図である。
【図2】第1の実施形態を示す定着装置の断面図である。
【図3】第1の実施形態における定着ローラの当接部材の長手位置関係を示す図である。
【図4】第1の実施形態におけるクリーニング方法を示す図である。
【図5】定着ローラの回転駆動による付着物の剥離を示す図である。
【図6】第2の実施形態におけるジャム処理の方法を示す図である。
【図7】第3の実施形態におけるクリーニング方法を示す図である。
【図8】クリーニングシートのニップ通過長さを示す図である。
【図9】第3の実施形態におけるクリーニングシートの記録パターンを示す図である。
【図10】第4の実施形態におけるクリーニング方法を示す図である。
【図11】第4の実施形態におけるクリーニングシートの記録パターンを示す図である。
【図12】従来の定着装置の断面図である。
【図13】定着ローラ当接部材に蓄積した付着物を示す図である。
【符号の説明】
C …クリーニングシート
P …記録材
T1,T2 …付着物
m …先端余白
10 …レーザスキャナ
11 …感光体ドラム
12 …一次帯電器
13 …現像ローラ
15 …プロセスカートリッジ
16 …転写ローラ
18 …搬送ローラ対
20 …給送カセット
21 …給送ローラ
22 …搬送板金
30 …定着器
31 …定着入口ガイド
35 …温度検知素子
50 …定着ローラ
51 …芯金
52 …離型性樹脂層
53 …定着ヒータ
54 …定着分離爪
55 …加圧分離ガイド
60 …加圧ローラ
61 …芯金
62 …弾性層
63 …離型層
70 …定着排出ローラ
80 …排出トレイ
81 …排出ローラ

Claims (10)

  1. 未定着トナー像が形成された記録材を、定着部材と加圧部材の定着用回転体対により互いに圧接してなる定着ニップ間を通過させることにより、前記未定着トナー像を記録材上に定着させる定着装置において、
    前記定着部材または前記加圧部材の少なくとも一方に当接部材を設けている場合に、
    前記定着用回転体対を駆動手段によって定着時における回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする定着装置。
  2. クリーニングに際し、前記定着用回転体対に前記当接部材が当接していた部位が少なくとも前記定着ニップ位置にくるまで、前記定着用回転体対を定着時における回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  3. 定着ジャムが発生した場合に、装置内に残留した記録材の先端位置が少なくとも前記定着ニップ位置を通過するまで戻すように、前記定着用回転体対を定着時における回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  4. 前記定着用回転体対をクリーニングするためのクリーニングシートを搬送してから、前記定着用回転体対を定着時における回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする請求項1記載の定着装置。
  5. 前記クリーニングシートを搬送する場合において、前記クリーニングシートが前記定着ニップ部を通過する途中に、前記定着用回転体対の回転駆動を停止したのちに、定着時における回転方向と反対方向に回転させることを特徴とする請求項4記載の定着装置。
  6. 前記定着用回転体対の回転駆動停止時に、前記定着部材または前記加圧部材の少なくとも一方を加熱するための熱源への通電を停止することを特徴とする請求項4又は請求項5に記載の定着装置。
  7. 前記クリーニングシートを搬送して前記定着用回転体対をクリーニングするに際し、所定位置に予め画像を形成したクリーニングシートを前記定着ニップへ搬送することを特徴とする請求項4乃至請求項6のいずれかに記載の定着装置。
  8. 前記当接部材は、前記定着部材または前記加圧部材の少なくとも一方に記録材の分離を行うために設けられた分離爪であることを特徴とする請求項1乃至請求項7のいずれかに記載の定着装置。
  9. 前記当接部材は、前記定着部材または前記加圧部材の少なくとも一方に設置した温度検知素子であることを特徴とする請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の定着装置。
  10. 記録材に画像形成手段で画像形成し、該画像を定着装置へ搬送して定着する画像形成装置において、
    前記定着装置として請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の定着装置を有することを特徴とする画像形成装置。
JP2003099380A 2003-04-02 2003-04-02 定着装置および画像形成装置 Pending JP2004309569A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003099380A JP2004309569A (ja) 2003-04-02 2003-04-02 定着装置および画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2003099380A JP2004309569A (ja) 2003-04-02 2003-04-02 定着装置および画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2004309569A true JP2004309569A (ja) 2004-11-04

Family

ID=33463861

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2003099380A Pending JP2004309569A (ja) 2003-04-02 2003-04-02 定着装置および画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2004309569A (ja)

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304514A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 定着装置の接触型温度検知手段清掃方法、および画像形成装置
JP2010262186A (ja) * 2009-05-09 2010-11-18 Canon Inc 画像形成装置
US7957686B2 (en) 2007-12-19 2011-06-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and fuser unit cleaning method
JP2011232689A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Canon Inc 画像形成装置
JP2012048107A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2014021337A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014048484A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014126681A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Canon Finetech Inc 画像形成装置
JP2015187690A (ja) * 2014-03-14 2015-10-29 株式会社リコー 定着装置、および画像形成装置
JP2017107124A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008304514A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Ricoh Co Ltd 定着装置の接触型温度検知手段清掃方法、および画像形成装置
US7957686B2 (en) 2007-12-19 2011-06-07 Kabushiki Kaisha Toshiba Image forming apparatus and fuser unit cleaning method
JP2010262186A (ja) * 2009-05-09 2010-11-18 Canon Inc 画像形成装置
JP2011232689A (ja) * 2010-04-30 2011-11-17 Canon Inc 画像形成装置
JP2012048107A (ja) * 2010-08-30 2012-03-08 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP2014021337A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014048484A (ja) * 2012-08-31 2014-03-17 Ricoh Co Ltd 定着装置及び画像形成装置
JP2014126681A (ja) * 2012-12-26 2014-07-07 Canon Finetech Inc 画像形成装置
JP2015187690A (ja) * 2014-03-14 2015-10-29 株式会社リコー 定着装置、および画像形成装置
JP2017107124A (ja) * 2015-12-11 2017-06-15 富士ゼロックス株式会社 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4750462B2 (ja) 画像形成装置
JP2009271517A (ja) 画像形成装置、及び定着部クリーニング方法
JP2008122512A (ja) 画像形成装置
JP3624099B2 (ja) 画像形成装置
JP2004309569A (ja) 定着装置および画像形成装置
JP4992932B2 (ja) 画像形成装置
JP4064383B2 (ja) 定着装置およびそれを備える画像形成装置
JP4372691B2 (ja) 定着装置およびそれを備える画像形成装置
JPH07129017A (ja) 画像形成装置
JP2011028097A (ja) 定着装置及び画像形成装置
JP5292369B2 (ja) 画像形成装置
JP2004240447A (ja) 画像形成装置
JP2004317929A (ja) ローラクリーニング方法
JP4037508B2 (ja) 画像形成装置
JP2008304514A (ja) 定着装置の接触型温度検知手段清掃方法、および画像形成装置
JP2007183684A (ja) 画像形成装置
JP2001242730A (ja) 画像形成装置
JP5589723B2 (ja) 画像形成装置
US8265539B2 (en) Method of cleaning a toner image carrier
JP2005338709A (ja) 画像形成装置
JP2006343665A (ja) 画像形成装置
JP2006058792A (ja) 画像形成装置
JP2009020407A (ja) 定着装置及びこれを用いた画像形成装置
JP4834247B2 (ja) 定着装置
JP2003295731A (ja) 画像形成装置