JP2006076753A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 給紙ローラ11とレジストローラ対15間の用紙搬送路内に用紙表面の異物を除去する異物除去シート18を備えた画像形成装置。
【選択図】 図2
Description
また、異物がクリーニング装置に侵入してクリーニングブレードと像担持体の間に入り込んだり、クリーニングブレードが傷つくと転写後の残留トナーを除去できず、線状または帯状の欠陥画像が発生する。
そのため従来から、画像形成部(像担持体とその周囲の電子写真プロセスユニット)の上流に配置した搬送ローラ対の表面に掻き取り部材やブラシを当接させて、搬送ローラ対に付着した異物を除去する機構、用紙表面に接するブラシや回転するファーブラシを使って用紙上の異物を除去する機構、また、用紙に導電性ブラシを摺接させ静電的に異物を除去する機構、多孔質海綿状部材のローラ手段を設けた機構などが提案されている。
関連する技術として、特許文献1〜4などがある。
本発明は、駆動手段が不要で省スペース、低コストな異物除去機構を有する画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項2記載の発明では、異物除去シートは不織布で構成されている請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項3記載の発明では、用紙が異物除去シートに進入する角度が45度以下である請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項4記載の発明では、用紙の先端が異物除去シートに進入する部分に樹脂フィルムが配置されている請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項5記載の発明では、用紙が異物除去シートに突き当たる地点と給紙ローラ下流側近傍の搬送ローラ上側ローラの中心軸との距離Lは30mm以下に設定されている請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
請求項6記載の発明では、異物除去シートは、レジストローラ軸に着脱自在に取り付けられたホルダーに固定されている請求項1記載の画像形成装置を主要な特徴とする。
図1は本発明の実施の形態に係る画像形成装置の全体構成図である。本画像形成装置は、本体1と、本体1が設置される給紙バンク2と、本体1上に設置される排紙ユニット3とから構成されている。
図2は図1に示す給紙部Aの拡大構成図、図3は図2に示す給紙部Aの要部裏面斜視図である。図示しない給紙カセット先端(下流側端)には給紙ローラ11が配置されている。給紙ローラ11には摩擦パッド12がコイルバネ13により圧接されており、矢印方向から給紙される用紙を1枚ずつに捌くようになっている。
給紙ローラ11の下流側近傍には搬送ローラ対14が配置されており、さらにその下流側にはレジストローラ対15が配置されている。搬送ローラ対14とレジストローラ対15の間には用紙の搬送をガイドする搬送ガイド16がある。また搬送ガイド16の上部には、レジストローラ対15と同軸、かつ上流側端が揺動自在(上下動自在)となるように支持されたホルダー17が搬送用の空間を介して設けてある。
なお、レジストローラ対15の下流側には、画像形成部を構成する感光体と転写手段との間に形成される転写位置があり、この転写位置に用紙が供給されることにより、電子写真式プロセスによって感光体上のトナー像が用紙上に転写される。
ホルダー17の上流側端下部には、異物除去シート18の上流側端(上面)が両面テープで接着固定されている。異物除去シート18は異物の捕集・保持性に優れた不織布で構成されている。不織布は紙との摩擦係数が0.7以下に設定されている。また不織布はケミカルボンド法にて製造されている。
搬送ローラ対14のニップ部から給送されてきた用紙の先端は、地点Pで異物除去シート18の上流側端部近傍に突き当たるが、その進入角θを45度以下5度以上にすることで搬送抵抗を低減している。ここで地点Pと搬送ローラ対14の上側ローラの中心軸との距離Lは、30mm以下に設定すると用紙の搬送性能が向上する。
また、地点Pよりも異物除去シート18の上流側面には樹脂フィルム19が貼られている。この樹脂フィルム19によっても用紙先端の搬送抵抗を軽減することができる。樹脂フィルム19の材質としては、PET、ABS、PC、PPEなどを用いることができる。異物除去シート18の下流側は自由端状になっており、搬送ガイド16の上面に弾接している。
上述したように、異物除去シート18は下流側が搬送ガイド16に圧接しているので用紙は、異物除去シート18と搬送ガイド16との間に挟持されて搬送され、搬送過程に於いて異物除去シート18に摺接することになる。この過程で用紙表面に付着した異物は異物除去シート18により除去され、異物は該シート18により捕捉されることになる。
用紙ジャムが発生した場合は、ホルダー17の上流側端部を上側へ開放することで容易にジャムした用紙を除去できる。また、ホルダー17はレジストローラ軸にスナップフィットで取り付けられているため、異物除去シート18を交換するときはホルダー17ごと容易に交換できる。
14 搬送ローラ対
15 レジストローラ対
16 搬送ガイド
17 ホルダー
18 異物除去シート
19 樹脂フィルム
Claims (6)
- 給紙カセット内の用紙を取り出す給紙ローラと、該給紙ローラから給紙された用紙を画像形成部に向けて搬送する搬送ローラ対と、該搬送ローラ対によって搬送された用紙を画像形成部に供給するレジストローラ対と、を備えた画像形成装置において、
前記搬送ローラ対と前記レジストローラ対との間の用紙搬送路内に、用紙表面の異物を除去する異物除去シートを備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記異物除去シートは不織布で構成されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 前記用紙が前記異物除去シートに進入する角度が45度以下であることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 用紙の先端が異物除去シートに進入する部分に樹脂フィルムが配置されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 用紙が異物除去シートに突き当たる地点と給紙ローラ下流側近傍の搬送ローラ上側ローラの中心軸との距離Lは30mm以下に設定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
- 異物除去シートは、レジストローラ軸に着脱自在に取り付けられたホルダーに固定されていることを特徴とする請求項1記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2004264658A JP2006076753A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2004264658A JP2006076753A (ja) | 2004-09-10 | 2004-09-10 | 画像形成装置 |
Publications (1)
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JP2006076753A true JP2006076753A (ja) | 2006-03-23 |
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ID=36156529
Family Applications (1)
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Country | Link |
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JP (1) | JP2006076753A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US8417175B2 (en) | 2007-08-24 | 2013-04-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Unit for cleaning edge portion of recording material or image forming apparatus |
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2004
- 2004-09-10 JP JP2004264658A patent/JP2006076753A/ja active Pending
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US8417175B2 (en) | 2007-08-24 | 2013-04-09 | Canon Kabushiki Kaisha | Unit for cleaning edge portion of recording material or image forming apparatus |
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