JPH0511948Y2 - - Google Patents

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JPH0511948Y2
JPH0511948Y2 JP3323288U JP3323288U JPH0511948Y2 JP H0511948 Y2 JPH0511948 Y2 JP H0511948Y2 JP 3323288 U JP3323288 U JP 3323288U JP 3323288 U JP3323288 U JP 3323288U JP H0511948 Y2 JPH0511948 Y2 JP H0511948Y2
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JP
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workpiece
spring
spherical
spherical surface
chuck
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JP3323288U
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JPH01138635U (ja
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  • Gripping On Spindles (AREA)
  • Feeding Of Workpieces (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、ワークチヤツキング時のワークを
精確に位置決めするための精密ワークプツシヤに
関する。更に詳しくは、ワークチヤツキング時の
平面度を向上させるための精密ワークプツシヤに
関する。
[従来技術] ワークを旋削するとき、ワークは爪チヤツクに
保持される。端面加工を行う薄いワークなどのと
きは、爪チヤツクに精確に保持しなければ、平面
度がでない。とくに、ワークの両端精度を厳密に
要求される場合には、平面度を向上させるため爪
チヤツクの爪にワークプツシヤで押しながら爪チ
ヤツクを作動させて固定している。第3図に示す
ものは、従来のワークプツシヤを示す。
チヤツク50の爪51にワークWを取り付け
る。刃物台または心押台に設けたプツシヤの押圧
部材53でワークWを押す。押圧部材53の前端
がワークWの端面を押してスプリング55が圧縮
され、ワークWの端面に倣つて押圧部材53が球
面部材の球面54に沿つて摺動し均等にワークW
を押圧する。
[考案が解決しようとする課題] しかし、小さいワークWで両端精度の要求が厳
しいものについては、スプリング力が強く球面部
材の動きが円滑でない。とくに、ワークWを押圧
するときのシヨツクでワークWの位置ずれなども
生じる。この考案は、これらの問題を解決するも
ので、次のような課題を達成する。
この考案の目的は、ワークチヤツクに取り付け
るワークの保持精度を向上させる精密ワークプツ
シヤを提供することにある。
この考案の他の目的は、ワークチヤツクに取り
付けるワークの平面度を向上させた精密ワークプ
ツシヤを提供することにある。
[前記課題を解決するための手段] 本考案は、前記課題を解決するため次のような
手段を採る。
軸と、該軸の先端に移動自在に設けられワーク
に接触して押す押圧部材と、該押圧部材の他端に
形成した球面と、該球面を摺動自在に支持する球
面を有する球面部材と、該球面部材の球面と反対
側に接触する弱バネと、該弱バネの他端に接触し
押圧方向に移動可能なバネ受材と、該バネ受材の
他端と軸との間に介在させられ前記弱バネより強
い強バネとからなる精密ワークプツシヤである。
この考案の最大の特徴は、弱バネと強バネの二
つのバネを備えたことにある。
[作用] チヤツクの爪にワークを取り付ける。刃物台ま
たは心押台に設けたプツシヤの押圧部材でワーク
を押す。押圧部材の前端面がワーク端面を押して
弱バネが圧縮される。更に、プツシヤを押すと、
強バネが押圧される。押圧部材は、ワーク端面に
倣つて球面部材に沿つて摺動する。
[実施例] 以下、本考案の実施例を図面にしたがつて説明
する。プツシヤ本体1は、刃物台に固定されるも
のである。このプツシヤ本体1は、ソールホルダ
ーを支持するブロツクと共通のものである。プツ
シヤ本体1の一端には、刃物台にボルトで固定す
るための保持部2が設けてある。プツシヤ本体1
の他端には、円形の穴である取付孔3が設けてあ
る。取付孔3内には、軸4が挿入され、ビス5に
より固定されている。軸4の先端には、小径部8
が形成してある。小径部8には、その外周で軸線
方向に二つの溝6,7が設けてある。
小径部8の外周で取付孔3内には、バネ受材1
0が移動自在に挿入されている。バネ受材10の
外周には、ビス11がねじ込んである。ビス11
の先端には、ねじが形成されず円筒になつていて
溝6内に挿入されている。バネ受材10は、溝6
の長さ範囲で移動できる。バネ受材10と軸4と
の間には、コイルバネである強バネ12が設けて
ある。小径部8の先端には、円筒状の球面部材1
5が挿入されている。球面部材15の先端には、
凹球面16が形成されている。この凹球面16
は、後述する凸球面27により面積が大きい球面
が形成してある。
球面部材15の外周には、ビス17がねじ込ん
である。ビス17の先端は、円筒部になつていて
溝7内に挿入されている。球面部材15は、溝7
の長さだけ移動できる。球面部材15とバネ受材
10との間には、弱バネ20が設けてある。前記
した強バネ12のバネ強さ、すなわちバネ係数は
7弱バネ20のバネ係数より大きい。小径部8の
先端面には、ボルト25がねじ込んである。ボル
ト25の頭には、押圧部材26が係止してある。
押圧部材26の前端には、押圧面29が形成さ
れ後端には、凸球面27が形成してある。凸球面
27と凹球面16とは、接触して球面接触してい
る。したがつて、押圧部材26は、凹球面16上
を摺動して球面運動する。押圧部材26の先端に
は、3つの凹溝28が形成されている。
使用法 爪チヤツク50にロボツトなどでワークWを取
り付ける。ただし、この状態では爪チヤツク50
の爪51は移動せずクランプ状態ではない。刃物
台30に固定した精密ワークプツシヤを移動さ
せ、押圧部材26の押圧面29でワークWを爪チ
ヤツク50に押し付ける。押圧部材26は、ワー
クWの平面にならつて凹球面16に沿つて球面運
動してワークWに密着する。この球面運動と同時
に弱バネ20が圧縮される。弱バネ20のバネ圧
は比較的弱いものであるから、押圧部材26がワ
ークWに衝突しても衝撃は弱い。
最初に弱バネ20でワークWを爪チヤツク50
の爪51に押すので、ワークWは爪51の前端面
52に密着し、正しい姿勢に強制される。ワーク
Wが正しい姿勢にされた状態で、更に刃物台30
が爪チヤツク51側に押されて強バネ12が圧縮
される。強バネ12の押圧力は、弱バネ20より
強いので更にワークWを爪チヤツク50内に押し
込む。ワークWは、更に爪チヤツク51の爪51
の前端面52内に強制されて位置決めされる。爪
51が半径方向に移動しワークWは固定される。
[考案の効果] 以上詳記したように、本考案の精密形ワークプ
ツシヤはワークチヤツクに高精度で位置決めでき
る。とくに、平面度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は精密形ワークプツシヤの断面図、第2
図は押圧部材の正面図、第3図は従来技術を示
す。 1……プツシヤ本体、4……軸、12……強バ
ネ、15……球面部材、20……弱バネ、25…
…ボルト、26……押圧部材、29……押圧面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸と、該軸の先端に移動自在に設けられワーク
    に接触して押す押圧部材と、該押圧部材の他端に
    形成した球面と、該球面を摺動自在に支持する球
    面を有する球面部材と、該球面部材の球面と反対
    側に接触する弱バネと、該弱バネの他端に接触し
    押圧方向に移動可能なバネ受材と、該バネ受材の
    他端と軸との間に介在させられ前記弱バネより強
    い強バネとからなる精密ワークプツシヤ。
JP3323288U 1988-03-15 1988-03-15 Expired - Lifetime JPH0511948Y2 (ja)

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JP3323288U JPH0511948Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15

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JP3323288U JPH0511948Y2 (ja) 1988-03-15 1988-03-15

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JPH01138635U JPH01138635U (ja) 1989-09-21
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JP7245658B2 (ja) * 2019-01-21 2023-03-24 オークマ株式会社 旋盤のワーク押付け装置

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JPH01138635U (ja) 1989-09-21

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